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JP3377599B2 - レイアウト情報記録可能なカメラ、レイアウト情報を用いたプリント装置及びレイアウト情報を用いた編集装置 - Google Patents

レイアウト情報記録可能なカメラ、レイアウト情報を用いたプリント装置及びレイアウト情報を用いた編集装置

Info

Publication number
JP3377599B2
JP3377599B2 JP13181494A JP13181494A JP3377599B2 JP 3377599 B2 JP3377599 B2 JP 3377599B2 JP 13181494 A JP13181494 A JP 13181494A JP 13181494 A JP13181494 A JP 13181494A JP 3377599 B2 JP3377599 B2 JP 3377599B2
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JP
Japan
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image
layout
layout information
recorded
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Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13181494A
Other languages
English (en)
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JPH07333736A (ja
Inventor
浩 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP13181494A priority Critical patent/JP3377599B2/ja
Publication of JPH07333736A publication Critical patent/JPH07333736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3377599B2 publication Critical patent/JP3377599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Landscapes

  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子映像手段
と結合した編集機能を有するレイアウト情報記録可能な
カメラそのレイアウト情報を用いたプリント装置及び
レイアウト情報を用いた編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩フィルムを用いたカメラと電
子映像装置とを結合させ、撮影した被写体画像をその場
で確認することができるカメラが種々、提案されてい
る。例えば、特開平1−133038号公報には、シャ
ッタ閉時にはハーフミラーで光束をファインダ光学系へ
分岐し、シャッタ開時にはハーフミラーを回動して光束
を撮像素子と感光材料へ分岐させることにより、撮影時
の被写体像を即時に確認できるようにしたカメラが提案
されている。
【0003】また、実開昭63−120241号公報に
は、光学レンズの光軸と交差するようにハーフミラーを
設け、このハーフミラーの透過光と反射光のうちの一方
を銀塩フィルム上に導くと共に、他方を電子撮像手段に
導くことにより銀塩フィルムに形成された画像そのもの
をその場で確認できるようにしたカメラが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−133038号公報、及び、実開昭63−12
0241号公報にて提案されている手法では、撮影時の
被写体像を即時に確認できるが、撮影した駒の編集、例
えば、アルバムシート上での撮影駒の並び換えなどの手
段は有していなかった。
【0005】従って、従来通り、現像済フィルムをプリ
ントした後に、それらプリントを選別して手作業でアル
バムシートに貼る必要があるため、ユーザの意図するア
ルバムが容易に作成できるものではなかった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、アルバム上のプリントのレイアウト変
更を容易に行えるようにすることにより、ユーザが写真
プリントを手作業で貼り付けてアルバムを作る必要のな
い、ユーザの意図するアルバムが容易に作成できるレイ
アウト情報記録可能なカメラそのレイアウト情報を用
いたプリント装置及びレイアウト情報を用いた編集装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のレイアウト情報記録可能なカメラ
は、1枚のシートに複数の静止画像を並べてプリントす
るために使用されるレイアウト情報記録可能なカメラに
おいて、被写体像を静止画像として記録する画像記録手
段と、上記画像記録手段に記録された複数の静止画像を
自動的にレイアウトしてプリントするか否かを指定する
レイアウト情報を上記画像記録手段に記録する記録手段
を具備したことを特徴とする。また、請求項2に記載
のレイアウト記録可能なカメラは、上記記録手段は、上
記複数の静止画像の中からプリントする静止画像とプリ
ントしない静止画像とを指定するための情報をさらに上
記画像記録手段に記録することを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に記載のレイアウト情報
を用いたプリント装置は、1枚のシートに複数の静止画
像を並べてプリントするために使用されるレイアウト情
報を用いたプリント装置において、被写体像を静止画像
として記録する画像記録手段と、上記画像記録手段に記
録された複数の静止画像を、自動的にレイアウトしてプ
リントするか否かを指定するレイアウト情報が上記画像
記録手段に記録されているか否かを判断し、上記レイア
ウト情報が記録されている場合には該レイアウト情報に
基づいて上記複数の静止画像を自動的にレイアウトして
プリントするプリント手段とを具備したことを特徴とす
る。 さらに、請求項4に記載のレイアウト情報を用いた
プリント装置は、上記プリント手段は、上記複数の静止
画像の中からプリントする静止画像とプリントしない静
止画像とを指定するための情報がさらに上記画像記録手
段に記録されているか否かを判断し、上記情報が上記画
像記録手段に記録されていると判断した場合、上記情報
に基づいて、プリントすると指定された静止画像のみを
プリントすることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項5に記載のレイアウト情報
を用いた編集装置は、1枚のシートに複数の静止画像を
並べてプリントするために使用されるレイアウト情報を
用いた編集装置において、被写体像を静止画像として記
録する画像記録手段と、上記画像記録手段に記録された
複数の静止画像を自動的にレイアウトしてプリントする
か否かを指定するレイアウト情報を上記画像記録手段に
記録する記録手段と、上記記録手段によって上記画像記
録手段に記録された上記レイアウト情報を編集する編集
手段とを具備したことを特徴とする。 さらに、請求項6
に記載のレイアウト情報を用いた編集装置は、上記記録
手段は、上記複数の静止画像の中からプリントする静止
画像とプリントしない静止画像とを指定するための情報
をさらに上記画像記録手段に記録することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明のレイアウト情報記録可能なカメラは、
1枚のシートに複数の静止画像を並べてプリントするた
めに使用されるレイアウト情報記録可能なカメラにおい
て、被写体像を静止画像として記録する画像記録手段
に、上記画像記録手段に記録された複数の静止画像を自
動的にレイアウトしてプリントするか否かを指定するレ
イアウト情報が記録手段によって記録されるまた、上
記記録手段は、上記複数の静止画像の中からプリントす
る静止画像とプリントしない静止画像とを指定するため
の情報も上記画像記録手段に記録する
【0011】さらに、本発明のレイアウト情報を用いた
プリント装置は、1枚のシートに複数の静止画像を並べ
てプリントするために使用されるレイアウト情報を用い
たプリント装置において、被写体像を静止画像として記
録する画像記録手段に、複数の静止画像を自動的にレイ
アウトしてプリントするか否かを指定するレイアウト情
報が記録されているか否かを判断し、レイアウト情報が
記録されている場合には、レイアウト情報に基づいて上
記複数の静止画像が自動的にレイアウトしてプリントす
るプリント手段を具備するさらに、上記プリント手段
は、上記複数の静止画像の中からプリントする静止画像
とプリントしない静止画像とを指定するための情報が上
記画像記録手段に記録されているか否かを判断し、この
判断の結果、上記プリントする静止画像とプリントしな
い静止画像とを指定するための情報が上記画像記録手段
内に記録されている場合には、このプリントする静止画
像とプリントしない静止画像とを指定するための情報に
基づいて、プリントすると指定された静止画像のみをプ
リントする。
【0012】さらに、本発明のレイアウト情報を用いた
編集装置は、1枚のシートに複数の静止画像を並べてプ
リントするために使用されるレイアウト情報記録可能な
カメラにおいて、被写体像を静止画像として記録する画
像記録手段に、上記画像記録手段に記録された複数の静
止画像を自動的にレイアウトしてプリントするか否かを
指定するレイアウト情報が記録手段によって記録され
る。また、このレイアウト情報記録手段に記録されたレ
イアウト情報は編集手段によって編集可能である。
た、上記記録手段は、上記複数の静止画像の中からプリ
ントする静止画像とプリントしない静止画像とを指定す
るための情報も上記画像記録手段に記録する
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る第1実施例のレイアウト情
報記録可能なカメラの構成を示す図である。
【0014】このカメラは、撮影レンズ1、絞り兼用の
シャッタ2、このシャツタ2を開閉させるシャッタ制御
部3、銀塩フィルム4に塗布された磁気記録層に情報を
記録するための磁気ヘッド等から成る磁気記録部5、上
記銀塩フィルム4面にピントを合わせるために上記撮影
レンズ1を駆動するレンズ制御部6から構成される。
【0015】さらに、上記カメラは、撮影レンズ1とは
別に設けられた撮像用のレンズ7、CCDやMOS等か
ら成る撮像部8、この撮像部8にピントを合わせるため
に上記レンズ7を駆動するレンズ制御部9、上記撮像部
8からの被写体の画像信号を処理する信号処理回路1
0、この信号処理回路10からの被写体像信号を記憶す
るメモリ11、上記撮像部8から出力される被写体像信
号または上記メモリ11に記憶された被写体像信号をモ
ニタ上に表示するための再生回路12、この再生回路1
2から出力される信号を表示する液晶表示装置(以下L
CDと記す)やCRT等から成る画像モニタ13、さら
に、銀塩フィルム4の撮影終了後に編集情報を入力する
ための編集情報入力部14、各駒のレイアウトに関する
機能を記憶している編集機能メモリ15、この編集機能
メモリ15中の編集モードを選んで入力する編集モード
入力回路16、上記編集情報入力部14で入力された各
駒に対応した編集情報を記憶しておく編集情報メモリ1
7、このカメラ全体の動作の制御を行うマイクロコンピ
ュータ等から成る制御回路18から構成される。
【0016】なお、上記編集情報は、不図示のカメラス
イッチ、例えば、トリミングスイッチ等のキー入力情報
や日付情報、露出情報等の編集にあたって使用される情
報である。
【0017】また、上記編集機能メモリ15は、編集機
能に関する制御プログラムが記憶されているものであ
り、例えば、ICカード、ROMパック、光カード、光
磁気カード、バーコード等である。
【0018】次に、本第1実施例のレイアウト情報記録
可能なカメラの動作について説明する。図2は、第1実
施例のカメラの動作を示すフローチャートである。
【0019】まず、ユーザは画像モニタ13を使って被
写体像を確認する。撮像部8上の被写体像は光電変換さ
れて信号処理回路10に送られる。この出力信号のコン
トラスト信号に基づいて、制御回路18はレンズ制御部
9を介してレンズ7を駆動し、撮像部8上にピントを合
わせる(ステップS1)。
【0020】次に、レリーズスイッチ(不図示)を押し
て撮影動作に入ると、レンズ制御部6はレンズ7の駆動
量に対応した量だけ、撮影レンズ1を駆動して銀塩フィ
ルム4上にピントを合わせる。
【0021】次に、制御回路18はシャッタ制御部3を
介してシャッタ2を所定時間だけ開口する(ステップS
2)。同時に、銀塩フィルム4に露光するタイミングと
同じタイミングで、制御回路18は被写体像信号をメモ
リ11に記憶する。記憶された被写体像信号は画像モニ
タ13上に静止画像として表示される(ステップS
3)。
【0022】図3は、このときの画像モニタ13上に表
示される静止画像の一例を示す図であり、この画像モニ
タ13に使用されているLCDの1画面が、後述するア
ルバムシート1枚に相当する。
【0023】このアルバムシート1枚は、画面を6分割
しており、それぞれに写真1駒が対応している。つまり
Aが1駒目、Bが2駒目、Cが3駒目、Dが4駒目、E
が最新の5駒目である。Fには現在の被写体像が動画表
示されている。
【0024】続いて、編集情報の入力を行う。例えば、
最新の5駒目をアルバムシート上のEの位置に配置した
くない場合、キー操作(不図示)でこの5駒目を希望の
位置に移動する等の入力を行う(ステップS4)。
【0025】この編集情報入力が終了すると、制御回路
18はフィルム給送を開始させ(ステップS5)、アル
バムシート上のレイアウト位置等の上記編集情報を銀塩
フィルム4の磁気記録層に記録される(ステップS
6)。
【0026】なお、本第1実施例では、画像モニタ13
のLCDの画面を6分割して表示していたが、LCDの
画面の分割数については、それより多い分割数、また
は、少ない分割数としても良いし、通常撮影時は分割せ
ず現在の被写体像を大きく全画面で表示しておいて、編
集情報入力時のみ分割画面に切り換えても良い。
【0027】次に、本発明に係る第1実施例のラボラト
リ等にてプリント処理を行うレイアウト情報を用いたプ
リント装置について説明する。図4は、第1実施例のレ
イアウト情報を用いたプリント装置の構成を示す図であ
る。
【0028】このプリント装置は、現像処理済みの銀塩
フィルム19の磁気記録層に記録された編集情報を読み
取る磁気読取回路20、フィルム給送部21、銀塩フィ
ルム19のISO感度等を検出するフィルム情報検出回
路22、プリント露光のための赤(R)、緑(G)、青
(B)のランプ23、上記フィルム情報検出回路22の
情報に基づいて上記ランプ23を制御する光源制御回路
24、上記ランプ23の光を集光するレンズ25、上記
銀塩フィルム19の1駒分の開口を有するマスク26、
上記銀塩フィルム19を通過した光を印画紙27へ導く
レンズ28、写真1駒分の開口を有するマスク29、上
記印画紙27のサイズや、感光度等を読み取る印画紙情
報読取回路30、印画紙27をX、Y方向に移動し、所
定の位置にて露光するように制御する印画紙制御部3
1、このプリンタ装置全体の動作の制御を行うプリンタ
制御回路32から構成される。
【0029】次に、第1実施例のレイアウト情報を用い
たプリント装置の動作について説明する。図5は、第1
実施例のレイアウト情報を用いたプリント装置における
プリント処理の動作を示すフローチャートである。
【0030】銀塩フィルム19の磁気記録層に記録され
た編集情報に基づいて、プリント制御回路32は印画紙
27上の指定位置に1駒がプリントされるように、印画
紙制御部31により印画紙27を移動させ、プリント位
置を決定する(ステップS7)。
【0031】続いて、プリント制御回路32は光源制御
回路24によりランプ23のR、G、Bの各々の発光時
間を制御させ、1駒分露光させる(ステップS8)。さ
らに、プリント制御回路32はフィルム給送部21によ
り銀塩フィルム19を給送させ(ステップS9)、次の
駒も同様に、次の印画紙27上の指定位置にて露光させ
る。
【0032】そして、全駒の露光が終了したら(ステッ
プS10)、プリント制御回路32はフィルム給送部2
1を介して銀塩フィルム19をパトローネ内に巻き戻さ
せ(ステップS11)終了する。
【0033】以上のようにして、本プリント装置にてプ
リントしたのが、図6に示すアルバムシートである。次
に、第1実施例のレイアウト情報記録可能なカメラにお
ける編集情報入力のアルバムシートの編集例について説
明する。
【0034】図7は、上記編集例についての処理を示す
フローチャートである。上述した図2に示したフローチ
ャートにおける編集情報入力は、1駒撮影後、その都度
その場にて、アルバムシート上にその駒のレイアウト位
置を入力していた。
【0035】しかし、フィルム1本全部の撮影が終了し
た後、まとめて全駒各々のレイアウト位置を指定入力す
ることも可能であり、この編集例の処理を示すのがこの
フローチャートである。
【0036】まず、制御回路18はメモリ11内に記憶
された被写体像信号を呼び出し(ステップS12)、画
像モニタ13の画面分割数に応じた駒数を該画像モニタ
13のLCDに表示させる(ステップS13)。これ
が、アルバムシート1頁に相当する。
【0037】次に、上述した図2に示したフローチャー
トにおける編集情報入力と同様に、ユーザにより移動目
的の駒がアルバムシート上の希望とされるレイアウト位
置に移動される。
【0038】そして、このレイアウト位置の編集情報
は、一旦、メモリ11に記憶される(ステップS1
4)。次に、アルバムシート次頁目に相当する駒数を表
示し、同様にレイアウト位置を指定入力する。
【0039】このようにして、全駒のレイアウト位置の
指定入力が終了したら(ステップS15)、制御回路1
8は先程記憶したメモリ11内のレイアウト位置の編集
情報を銀塩フィルム4を給送させながら(ステップS1
6)、順次、対応した駒の磁気記録層に記録させる(ス
テップS17)。
【0040】この磁気記録終了後、銀塩フィルム4を巻
き戻し(ステップS18)、本処理を終了させる。な
お、本編集例では、ユーザが全撮影駒について全てマニ
ュアルでレイアウト位置を指定していたが、撮影された
順番にアルバムシート上に自動的にレイアウト位置を決
定していくような自動レイアウトを設定できるようにし
ておいて、自動的に各駒の磁気記録層にレイアウト位置
の編集情報を磁気記録するようにしても良い。
【0041】また、各駒の磁気記録層にレイアウト位置
の編集情報を記録する代りに、フィルムの1駒目より前
フィルムの先頭部分に自動レイアウトであることを指定
する情報を記録しておけば、ラボラトリではそのフィル
ムは自動レイアウト指定のフィルムであると確認し、ラ
ボラトリで撮影順番通りに自動レイアウトすることも可
能である。
【0042】また、上記自動レイアウトでも不要な駒を
指定し、その駒の磁気記録層に削除の情報を磁気記録し
ておけば、その駒を除外して自動レイアウトするように
することも可能である。
【0043】このように、自動レイアウトの場合は、本
第1実施例の電子映像部分であるレンズ7、レンズ制御
部9、撮像部8、信号処理回路10、メモリ11、再生
回路12、画面モニタ13は無くても良く、通常の銀塩
フィルムを用いるカメラの構成と磁気記録部のみでもレ
イアウト位置の編集情報は記録可能である。
【0044】また、図6に示したアルバムシートは片面
プリントであるが、両面プリントにすることも可能であ
る。次に、本発明に係る第1実施例のレイアウト情報記
録可能なカメラ及びそのレイアウト情報を用いたプリン
ト装置におけるアルバムシートの編集例について、図8
に示して説明する。
【0045】図8(a)は、撮影駒が縦位置、横位置に
混在している場合のアルバムシートの編集例を示す図で
ある。1本のフィルム中の撮影駒が縦位置や横位置に混
在している場合は、所定駒数を1枚のアルバムシートに
レイアウトしたとき、ある撮影駒の写真がアルバムシー
トからはみ出してしまうような場合が生じる。
【0046】このような場合は、プリンタ装置で自動的
に縦位置の写真、または、横位置の写真、または、両方
の写真のプリント倍率を変えて1枚のアルバムシートに
適格に納まるようにする。
【0047】図8(b)は、アルバムシートのサイズや
1冊のアルバムとして綴じるための穴径や穴位置を市販
のアルバムメーカ、例えば、ナカバヤシ社製の“フエル
アルバム(登録商標)”等のフォーマットに合わせた場
合の編集例を示す図である。
【0048】図8(c)は、写真1駒ごとに切り離せる
ように、ミシン目をアルバムシートに入れた編集例を示
す図である。この編集例によれば、同じ駒を複数個レイ
アウト指定しておけば、同じ写真を複数枚採取すること
ができ、焼増しと同様に使用することができる。
【0049】図8(d)は、アルバムシートとしてプリ
ントするときに、ラボラトリにて駒画面外に日付をプリ
ントした編集例を示す図である。なお、この編集例は1
駒1枚づつの写真の画面内に日付を入れるのと異なり、
駒画面外の余白部を有効に利用することができる。
【0050】また、このとき、日付以外のコメント等を
入れることも可能である。さらに、レイアウト位置の編
集情報以外の撮影情報を各駒の磁気記録層に記録してお
き、それら種々のデータをバーコードでプリントして置
き、利用することもできる。
【0051】図8(e)は、図8(c)にて示した例で
は各写真1駒づつが台紙ごとにミシン目で切り離せるよ
うにしていたが、本編集例は各写真1駒ごとを台紙から
はがせるようなシール状にした編集例を示す図である。
【0052】よって、この編集例によれば、各写真1駒
ごとが台紙からはがせるようなシール状になっているの
で、アルバムシートからはがして他の物に自由に貼る等
に利用することができる。
【0053】以上説明したように、本第1実施例によれ
ば、ユーザがアルバム作成後の写真駒の入れ換え等のレ
イアウト変更を特別な装置を用いることなく、ユーザ自
身によって行うことができる。
【0054】また、プリントする前にアルバムシート上
のレイアウトが確認できる。なお、本第1実施例によれ
ば、アルバムシート1枚の形にて編集していたが、数頁
綴じた1冊のアルバムの形で編集してユーザに戻しても
良い。
【0055】また、アルバムシート1頁の数倍の大きさ
の印画紙に焼きつけて、それを折りたたむことで、1冊
のアルバムをつくるようにしても良い。さらに、ラボラ
トリにおいてアルバムシートを作成していたが、ラボラ
トリに限らず、ビデオプリンタ等に代表される家庭用の
プリンタを用いて、銀塩画像→電子画像信号→紙へのプ
リントの流れで、家庭においても同様の処理を行うこと
ができる。
【0056】また、電子画像を記憶している上記メモリ
11から直接プリントすることも可能である。次に、本
発明に係る第2実施例の現像済フィルムから写真を編集
するレイアウト情報を用いたプリント装置について説明
する。
【0057】図9は、第2実施例のレイアウト情報を用
いたプリント装置の構成を示す図である。このプリント
装置は、現像処理済みの銀塩フィルム19を照射する光
源33、この光源33を制御する光源制御回路34、銀
塩フィルム19を介した光を集光するレンズ35、CC
D等から成る撮像部8、上記撮像部8からの被写体の画
像信号を処理する信号処理回路10、被写体像信号を記
憶するメモリ11、上記撮像部8に入射する被写体像信
号または上記メモリ11に記憶された被写体像信号をモ
ニタ上に表示するための再生回路12、この再生回路1
2から出力される信号を表示する液晶表示装置(以下L
CDと記す)やCRT等から成る画像モニタ13、さら
に、銀塩フィルム19に塗布された磁気記録層に情報を
記録するための磁気ヘッド等から成る磁気記録部5、こ
の磁気記録層に記録された編集情報を読み取る磁気読取
回路20、フィルム給送部21から構成される。
【0058】さらに、このプリント装置は、撮影終了後
に編集情報を入力するための編集情報入力部14、各駒
のレイアウトに関する機能を記憶している編集機能メモ
リ15、上記編集情報入力部14で入力された各駒に対
応した編集情報を記憶しておく編集情報メモリ17、ト
リミング、日付等の後処理情報を入力するための後処理
情報入力部36、このプリント装置全体の動作の制御を
行うマイクロコンピュータ等から成る制御回路18から
構成される。
【0059】なお、上記編集情報は、不図示のカメラス
イッチ、例えば、トリミングスイッチ等のキー入力情報
や日付情報、露出情報等の編集にあたって使用される情
報である。
【0060】また、上記編集機能メモリ15は、編集機
能に関する制御プログラムが記憶されているものであ
り、例えば、ICカード、ROMパック、光カード、光
磁気カード、バーコード等である。
【0061】次に、第2実施例のレイアウト情報を用い
たプリント装置の動作について説明する。基本的には第
1実施例の図2、図7に示したフローチャートとほぼ同
じであるが、さらに詳細に説明する。
【0062】図10は、第2実施例のレイアウト情報を
用いたプリント装置において、ユーザが好みのレイアウ
トでアルバムシートを作成するマニュアルレイアウトの
場合の編集作業の処理を示すフローチャートである。
【0063】ラボラトリより返却されたパトローネ入り
の現像済の銀塩フィルム19を本プリント装置にセット
する。まず、制御回路18は光源33をオンし(ステッ
プS21)、銀塩フィルム19を給送し(ステップS2
2)、1駒目の磁気情報を読み取り記憶しておく(ステ
ップS23)。
【0064】次に、制御回路18は上記光源33で照射
された画像をレンズ35を介して、撮像部8にて電気信
号に変換させ、信号処理回路10、再生回路12により
上記画像を画像モニタ13に再生させる(ステップS2
4)。
【0065】ユーザにより、この再生された画像がレイ
アウト変更を目的とする画像か否かが判断され(ステッ
プS25)、目的の画像でなければメモリ11に格納後
(ステップS34)、ステップS22へ戻り次の駒に進
む。
【0066】一方、目的の画像であれば、次に、レイア
ウト以外の後処理情報、例えば、トリミング、日付、露
出補正、色補正等の書き換えを行うか否かが判断され
(ステップS26)、書き換えを行う場合はステップS
36へ移行し、書き換えを行わない場合はステップS2
7へ移行する。
【0067】まず、後処理情報の書き換えを行う場合の
ステップ36からステップS41までの処理について説
明する。制御回路18は先に読み取った旧後処理情報を
文字情報として画像モニタ13に画像と合わせて表示さ
せ(ステップS36)、書き換えを行う場合はステップ
S38へ移行し、書き換えを行わない場合はステップS
27へ移行する。
【0068】ステップS38では、ユーザは書き換え情
報をキーボードやマウス(不図示)等で指定し、新たな
後処理情報として入力する(ステップS38)。入力が
終了すると、制御回路18は銀塩フィルム19を給送さ
せながら(ステップS39)、入力された後処理情報を
上記銀塩フィルム19の磁気記録層に磁気記録させる
(ステップS40)。
【0069】後処理情報の書き換えが終了したときはス
テップS27へ移行し、終了していないときはステップ
S36へ戻る(ステップS41)。次に、後処理情報の
書き換えを行わない場合のステップ27からステップS
32までの処理について説明する。
【0070】ユーザによりアルバムシート上のレイアウ
ト変更を行うか否かが判断され(ステップS27)、レ
イアウト変更を行わない場合はメモリ11に格納後(ス
テップS35)、ステップS22へ戻る。
【0071】一方、レイアウト変更を行う場合は、一
度、メモリ11に格納し(ステップS28)、このデー
タを用いて1駒画像を画像モニタ13上でキーボードや
マウス(不図示)等を用いて希望する位置まで移動させ
る(ステップS29)。
【0072】図11は、このときの画像モニタ13上の
様子を示す図である。なお、ここでは移動前に1駒画像
をメモリ11に格納しているが、信号処理回路10から
の画像信号が画像モニタ13上の希望の位置にくるよう
に再生回路12で偏移処理して表示しておいて、後でメ
モリ11に格納するようにしても良い。
【0073】次に、レイアウト位置が決定したら(ステ
ップS30)、制御回路18は銀塩フィルム19を給送
させながら(ステップS31)、レイアウト変更後の編
集情報を上記銀塩フィルム19の磁気記録層に磁気記録
させる(ステップS32)。
【0074】続けて編集を行う場合は次の駒に進むため
にステップS22へ戻り、編集を行わない場合は本処理
を終了する(ステップS33)。次に、第2実施例のレ
イアウト情報を用いたプリント装置における自動レイア
ウトの編集作業について説明する。
【0075】図12は、第2実施例のレイアウト情報を
用いたプリント装置における自動レイアウトの編集作業
の処理を示すフローチャートである。この自動レイアウ
トは、ユーザが各駒のレイアウトを全て指示しなくて
も、自動的にレイアウト情報を磁気記録していく場合で
ある。例えば、駒画像を撮影順にアルバムシート上に左
上からレイアウトしていくなどの決まりに従ってレイア
ウトする場合である。
【0076】現像済の銀塩フィルム19をセット後、制
御回路18は光源33をオンする(ステップS51)。
次に、銀塩フィルム19中の全ての駒を自動レイアウト
する全自動レイアウトか否かが判断され(ステップS5
2)、全自動レイアウトの場合は、制御回路18は銀塩
フィルム19を給送させながら(ステップS60)、全
ての駒に対応する上記銀塩フィルム19の磁気記録層に
編集情報を一括して磁気記録させて(ステップS6
1)、本処理を終了する。
【0077】一方、全自動レイアウトでない場合、すな
わち、全ての駒をレイアウトせず、不要な駒を削除して
自動レイアウトする場合は、銀塩フィルム19を給送し
(ステップS53)、1駒目の磁気情報を読み取り記憶
しておく(ステップS54)。
【0078】次に、制御回路18は上記光源33で照射
された画像をレンズ35を介して、撮像部8にて電気信
号に変換させ、信号処理回路10、再生回路12により
上記画像を画像モニタ13に再生させる(ステップS5
5)。
【0079】ユーザにより、この再生された画像が削除
を行う画像か否かが判断され(ステップS56)、削除
を行わない画像であればステップS52へ戻り、次の駒
に進む。
【0080】一方、削除を行う画面であれば、制御回路
18は銀塩フィルム19を給送させながら(ステップS
57)、その駒の磁気記録層に削除のデータを磁気記録
させる(ステップS58)。
【0081】次に、上記自動レイアウトが終了か否かが
判断され(ステップS59)、終了でない場合はステッ
プ53へ戻り、次の駒へ進み、終了の場合は本処理を終
了させる。
【0082】以上説明したように、本第2実施例では、
プリントする前にアルバムシート上のレイアウトが確認
できる。なお、本第2実施例では、マニュアルレイアウ
トの場合と自動レイアウトの場合の処理を示したが、フ
ィルム1本の途中でマニュアルレイアウトから自動レイ
アウトに切り換えて作業することも可能である。
【0083】また、本第2実施例では、メモリ11を用
いて画像モニタ13上のアルバムシートワク内に複数の
撮影駒を表示してレイアウトするようにしたが、ここで
画像モニタ13上の表示を現在光源にて照射されている
駒のみにして、規定の位置に対応したレイアウト情報を
その都度磁気記録するようにすれば、メモリ11は不要
である。
【0084】さらに、画像モニタ13、再生回路12、
制御回路18、編集情報入力部14や後処理情報入力部
36等の編集情報の入力部等を市販のパーソナルコンピ
ュータやファミリーコンピュータ等を使用し、レイアウ
ト機能をパーソナルコンピュータソフト、ファミリーコ
ンピュータソフト等で制御するようにしても良い。
【0085】次に、本発明に係る第3実施例の現像済フ
ィルムから写真を編集するレイアウト情報を用いたプリ
ント装置について説明する。図13は、第3実施例のレ
イアウト情報を用いたプリント装置の構成を示す図であ
る。
【0086】上記第2実施例では、現像済の銀塩フィル
ム19の画像を画像モニタ13で確認しながら編集情報
を入力するようにしたが、本第3実施例はモニタを使用
せずに編集情報を入力するものであり、ほぼ図9に示し
た第2実施例の構成から画像再生手段を削除した構成と
なっている。
【0087】このプリント装置は、現像処理済みの銀塩
フィルム19、この銀塩フィルム19に塗布された磁気
記録層に情報を記録するための磁気ヘッド等から成る磁
気記録部5、この磁気記録層に記録された編集情報を読
み取る磁気読取回路20、フィルム給送部21から構成
される。
【0088】さらに、このプリント装置は、撮影終了後
に編集情報を入力するための編集情報入力部14、この
編集情報を表示する表示器37、このプリント装置全体
の動作の制御を行うマイクロコンピュータ等から成る制
御回路18から構成される。
【0089】なお、上記編集情報は、不図示のカメラス
イッチ、例えば、トリミングスイッチ等のキー入力情報
や日付情報、露出情報等の編集にあたって使用される情
報である。
【0090】また、銀塩フィルム19に撮影されている
内容が確認できるような写真、または、文字で表示され
ており、通常、現像済の銀塩フィルム19と共にユーザ
に返却されるインデックスシート38、作成されるアル
バムシートの見本となる見本シート39を必要とする。
【0091】次に、第3実施例のレイアウト情報を用い
たプリント装置におけるレイアウトの編集作業の処理に
ついて説明する。図14(a)は、第3実施例のプリン
ト装置におけるレイアウトの編集作業の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0092】ラボラトリより返却されたパトローネ入り
の現像済の銀塩フィルム19を本プリント装置にセット
する。まず、インデックスシート38を見ながら、希望
駒まで銀塩フィルム19を給送する(ステップS7
1)。
【0093】駒情報は銀塩フィルム19の磁気記録層に
記録されているので、磁気読取回路20により読み取る
ことで自動的に希望駒を選ぶことができる。さらに、銀
塩フィルム19の磁気記録層に記録されている旧編集情
報を読み取り(ステップS72)、表示器37の、例え
ば、ドットマトリクスタイプのLCDやLED等に表示
する(ステップS73)。
【0094】図14(b)は、このときの表示器37の
表示例を示す図である。ここで、ユーザにより上記旧編
集情報をオーバーライト(上書き)するか否かが判断さ
れ(ステップS74)、オーバーライトしない場合は、
ステップS71へ戻り、オーバーライトする場合は、そ
の駒をアルバムシートのどの位置にレイアウトするかが
決定され入力される(ステップS75)。
【0095】図14(c)は、このときに用いられるア
ルバム見本シート39を示す図である。例えば、2駒目
をアルバムシート上のBの位置にレイアウトしたいとき
は、2Bと編集情報入力部より入力する。
【0096】次に、制御回路18は銀塩フィルム19を
給送させながら(ステップS76)、その駒の磁気記録
層に編集情報を磁気記録させる(ステップS77)。続
けて編集を行う場合は次の駒に進むためにステップS7
1へ戻り、編集を行わない場合は本処理を終了する(ス
テップS78)。
【0097】図15は、第3実施例のレイアウト情報を
用いたプリント装置におけるレイアウトの編集作業の処
理の変形例を示すフローチャートである。このレイアウ
トの処理は、図14(a)に示したレイアウトの処理に
おいて、旧編集情報の読み取り、表示を行わない場合で
あり、ステップS72〜ステップS74を削除した処理
である。
【0098】ラボラトリより返却されたパトローネ入り
の現像済の銀塩フィルム19を本プリント装置にセット
する。まず、インデックスシート38を見ながら、希望
駒まで銀塩フィルム19を給送する(ステップS8
1)。
【0099】駒情報は銀塩フィルム19の磁気記録層に
記録されているので、磁気読取回路20により読み取る
ことで自動的に希望駒を選ぶことができる。ここで、ユ
ーザによりこの希望駒をアルバムシートのどの位置にレ
イアウトするかが決定され入力される(ステップS8
2)。
【0100】続いて、制御回路18は銀塩フィルム19
を給送させながら(ステップS83)、その駒の磁気記
録層に編集情報を磁気記録させる(ステップS84)。
続けて編集を行う場合は、次の駒に進むためにステップ
S81へ戻り、編集を行わない場合は本処理を終了する
(ステップS85)。
【0101】次に、本発明に係る第4実施例の特別な装
置なしにアルバムシートを作る場合について説明する。
図16(a)は、第4実施例の特別な装置を使用せずに
アルバムシートを作る場合の構成を示す図である。
【0102】この第4実施例の構成は、インデックスシ
ート38、現像済の銀塩フィルム19、裏側等に駒No
が付記された1駒ずつプリントされたプリント(写真)
40、アルバムシートを注文する時に使用するアルバム
注文用紙41から構成される。
【0103】そして、この結果、作成されるのがアルバ
ムシート42である。まず、ユーザはインデックスシー
ト38、または、現像済の銀塩フィルム19、または、
駒No付きのプリント40を見ながら、希望する駒及び
その駒の希望するレイアウト位置をアルバム注文用紙4
1に手書きで書き込む。
【0104】図16(b)は、このときのアルバム注文
用紙41の一例を示す図である。次に、ユーザはこのア
ルバム注文用紙41と現像済の銀塩フィルム19を合わ
せてラボラトリに提出すれば、ラボラトリにて上述の第
2実施例、第3実施例等の装置を用いて希望位置に写真
がレイアウトされたアルバムシート42が作成され、ユ
ーザはそのアルバムシート42を受け取ることができ
る。
【0105】なお、本発明の上記実施態様によれば、以
下のごとき構成が得られる。 (1) 被写体像を銀塩フィルムに露光するための露光
手段と、上記銀塩フィルム上の情報記録部に、2以上の
静止画像を1枚のシートにプリントするためのレイアウ
ト情報を記録するための情報記録手段と、を具備したこ
とを特徴とするカメラ。
【0106】上記(1)に記載のカメラによれば、撮影
時にレイアウト情報を記録することができ、このレイア
ウト情報に従って1枚のシートにプリントすることが可
能となるので、手作業でプリントをアルバムに貼る必要
がなくなる。 (2) 撮像手段とこの撮像手段によって取り込まれた
画像を表示するためのモニタ手段を有する上記(1)に
記載のカメラ。
【0107】上記(2)に記載のカメラによれば、モニ
タ画面にてレイアウト情報を見ることが可能となる。 (3) 上記レイアウト情報を手動入力するための手段
を有することを特徴とする上記(1)または(2)に記
載のカメラ。
【0108】上記(3)に記載のカメラによれば、撮影
者の好みに応じて撮影した被写体像を自在にレイアウト
変更することができる。 (4) 被写体像を静止画像として記録する画像記録手
段と、上記画像記録手段に記録された静止画像を写真と
してプリントするプリンタ手段と、を具備し、上記プリ
ンタは少なくとも2つ以上の上記静止画像を1枚のシー
トにプリントすることを特徴とするプリント装置。
【0109】上記(4)に記載のプリント装置によれ
ば、1枚のシートにプリントすることが可能となるの
で、手作業でプリントをアルバムに貼る必要がなくな
る。 (5) 被写体像を静止画像として記録する銀塩フィル
ムと、上記銀塩フィルムに画像以外の情報を記録する情
報記録手段と、上記銀塩フィルムに記録された静止画像
を写真としてプリントするプリンタ手段と、とを具備
し、上記プリンタは上記情報記録手段によって記録され
たレイアウト情報に基づいて少なくとも2つ以上の上記
静止画像を1枚のシートにプリントするプリント装置。
【0110】上記(5)に記載のプリント装置によれ
ば、情報記録手段によって銀塩フィルム上に記録された
レイアウト情報に従ってプリントすることができる。 (6) 上記レイアウト情報が無効もしくは未記録の場
合は自動的に撮影順にレイアウトする制御回路を有する
上記(5)に記載のプリント装置。
【0111】上記(6)に記載のプリント装置によれ
ば、銀塩フィルムに記録された静止画像のプリントの自
動レイアウトができる。 (7) 銀塩フィルム上に被写体像を結像させるための
第1光学系と、上記被写体像を記録するための撮像素子
と、上記撮像素子上に上記被写体像を結像させるために
上記第1光学系とは別に設けられるか、もしくは上記第
1光学系と一部を共用した第2光学系と、撮影動作に連
動して上記銀塩フィルム上に露光を行う露出手段と、上
記撮影動作に連動して上記撮像素子上の上記被写体像を
記憶するメモリと、上記メモリに記憶された上記被写体
像を再生するモニタと、上記銀塩フィルム上に情報を記
録するための情報記録手段と、上記銀塩フィルムを現
像、プリントし1枚のアルバムシートにする時に必要な
レイアウト情報を上記情報記録手段を用いて記録させる
制御手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0112】上記(7)に記載のカメラによれば、カメ
ラにおいてレイアウト情報を撮影時に記録することが可
能となる。 (8) 上記制御手段は、上記銀塩フィルムを現像、プ
リントし1枚のアルバムシートにする時に必要なレイア
ウト情報を上記モニタ上に再生された被写体像から決定
し上記情報記録手段を用いて記録させることを特徴とす
る上記(7)に記載のカメラ。
【0113】上記(8)に記載のカメラによれば、モニ
タ画面を見ながらプリントのレイアウト編集を行うこと
ができる。 (9) 上記レイアウト情報に基づいて上記アルバムシ
ートをプリントするプリンタ手段を具備し、上記レイア
ウト情報が無効もしくは未入力の場合でも自動的にレイ
アウトする制御回路を具備することを特徴とする上記
(7)に記載のプリント装置。
【0114】上記(9)に記載のプリント装置によれ
ば、カメラを用いてレイアウト情報を記録した場合に、
レイアウト情報が無効もしくは未入力であっても自動的
にプリント装置においてレイアウト編集を行うことがで
きる。 (10) 情報記録部を有し、被写体像を静止画像とし
て記録された銀塩フィルムを使用する編集装置におい
て、複数の静止画像を1枚のシートにプリントする際に
必要なレイアウト情報を設定する設定手段と、この設定
手段によって設定された上記レイアウト情報を上記情報
記録部に記録する情報記録手段と、を具備したことを特
徴とする編集装置。
【0115】上記(10)に記載の編集装置によれば、
カメラからフィルムを取り出した後であっても、プリン
トのレイアウト編集を行うことができる。 (11) 上記銀塩フィルムに記録された上記静止画像
をモニタ上に再生する画像再生手段を具備する上記(1
0)に記載の編集装置。
【0116】上記(11)に記載の編集装置によれば、
モニタ画面を見ながらレイアウト編集を行うことができ
る。 (12) 上記画像再生手段は、現像済フィルムの静止
画像を撮像素子上に結像させるための光学系と、上記撮
像素子からのイメージ信号に基づいてモニタに画像を表
示する表示手段とを具備する上記(11)に記載の編集
装置。
【0117】上記(12)に記載の編集装置によれば、
現像済フィルムを用いてプリントのレイアウト編集を行
うことができる。 (13) 被写体像を静止画像として記録する銀塩フィ
ルムと、上記銀塩フィルム上の磁気記録層に画像以外の
情報を記録する情報記録手段と、上記銀塩フィルムの現
像済静止画像を撮像素子上に結像させるための光学系
と、上記撮像素子上の静止画像を再生するモニタと、上
記静止画像をプリントし、1枚のアルバムシートにする
時に必要なレイアウト情報を上記情報記録手段に入力す
るための入力手段を具備し、上記レイアウト情報は撮影
順または指定駒を除いて撮影順に自動レイアウトするこ
とを特徴とする編集装置。
【0118】上記(13)に記載の編集装置によれば、
自動的にレイアウト編集を行うことができる。 (14) 被写体像を静止画像として記録する画像記録
手段と、上記画像記録手段に記録された静止画像を写真
としてプリントするプリンタ手段と、アルバム上の写真
レイアウト位置を指定するレイアウト指定手段と、を具
備し、上記プリンタ手段は上記レイアウト指定手段に基
づいて少なくとも2以上の静止画像を1枚のシートにプ
リントすることを特徴とする編集装置。
【0119】上記(14)に記載のプリント装置によれ
ば、2つ以上の静止画像がプリントされた1枚のシート
を得ることができる。 (15) 上記レイアウト指定手段は、紙に書かれたレ
イアウト情報を手動で入力されることを特徴とする上記
(14)に記載の編集装置。上記(15)に記載のプリ
ント装置によれば、特別な装置を持たなくてもプリント
のレイアウト情報を入力することができる。
【0120】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アル
バム上のプリントのレイアウト変更を容易に行えるよう
にすることにより、ユーザが写真プリントを手作業で貼
り付けてアルバムを作る必要のない、ユーザの意図する
アルバムが容易に作成できるレイアウト情報記録可能な
カメラそのレイアウト情報を用いたプリント装置及び
レイアウト情報を用いた編集装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のレイアウト情報記録可能なカメラ
の構成を示す図である。
【図2】第1実施例のレイアウト情報記録可能なカメラ
の編集作業の処理を示すフローチャートである。
【図3】第1実施例での画像モニタ13上に静止画像と
して表示される一例を示す図である。
【図4】第1実施例のレイアウト情報を用いたプリント
装置の構成を示す図である。
【図5】第1実施例のレイアウト情報を用いたプリント
装置のプリント処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第1実施例のプリント装置にてプリントしたア
ルバムシートの一例を示す図である。
【図7】第1実施例のレイアウト情報記録可能なカメラ
の編集作業の他の処理例を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例のカメラ及びプリント装置でのアル
バムシートの編集例を示す図である。
【図9】第2実施例のレイアウト情報を用いたプリント
装置の構成を示す図である。
【図10】第2実施例のレイアウト情報を用いたプリン
ト装置でのマニュアルレイアウトの編集作業の処理を示
すフローチャートである。
【図11】第2実施例のレイアウト情報を用いたプリン
ト装置でのマニュアルレイアウトの編集作業時の画像モ
ニタ13の表示を示す図である。
【図12】第2実施例のレイアウト情報を用いたプリン
ト装置での自動レイアウトの編集作業の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図13】第3実施例のレイアウト情報を用いたプリン
ト装置の構成を示す図である。
【図14】第3実施例のレイアウト情報を用いたプリン
ト装置でのレイアウトの編集作業の処理を示すフローチ
ャートと、このときの表示器35の表示例を示す図であ
る。
【図15】第3実施例のレイアウト情報を用いたプリン
ト装置でのレイアウトの編集作業の処理の変形例を示す
フローチャートである。
【図16】第4実施例の特別な装置を使用せずにアルバ
ムシートを作る場合の構成を示す図と、ここで使用され
るアルバム注文用紙41の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…撮影レンズ、2…シャッタ、3…シャッタ制御回
路、4…銀塩フィルム、5…磁気記録部、6…レンズ制
御部、7…レンズ、8…撮像部、9…レンズ制御部、1
0…信号処理回路、11…メモリ、12…再生回路、1
3…画像モニタ、14…編集情報入力部、15…編集機
能メモリ、16…編集モード入力回路、17…編集情報
メモリ、18…制御回路、19…銀塩フィルム、20…
磁気読取回路、21…フィルム給送部、22…フィルム
情報検出回路、23…ランプ、24…光源制御回路、2
5…レンズ、26…マスク、27…印画紙、28…レン
ズ、29…マスク、30…印画紙情報読取回路、31…
印画紙制御部、32…プリンタ制御回路。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚のシートに複数の静止画像を並べて
    プリントするために使用されるレイアウト情報記録可能
    なカメラにおいて、 被写体像を静止画像として記録する画像記録手段と、 上記画像記録手段に記録された複数の静止画像を自動的
    にレイアウトしてプリントするか否かを指定するレイア
    ウト情報を上記画像記録手段に記録する記録手段と、 を具備したことを特徴とするレイアウト情報記録可能な
    カメラ。
  2. 【請求項2】 上記記録手段は、上記複数の静止画像の
    中からプリントする静止画像とプリントしない静止画像
    とを指定するための情報をさらに上記画像記録手段に記
    録することを特徴とする請求項1に記載のレイアウト情
    報記録可能なカメラ。
  3. 【請求項3】 1枚のシートに複数の静止画像を並べて
    プリントするために使用されるレイアウト情報を用いた
    プリント装置において、 被写体像を静止画像として記録する画像記録手段と、 上記画像記録手段に記録された複数の静止画像を、自動
    的にレイアウトしてプリントするか否かを指定するレイ
    アウト情報が上記画像記録手段に記録されているか否か
    を判断し、上記レイアウト情報が記録されている場合に
    は該レイアウト情報に基づいて上記複数の静止画像を自
    動的にレイアウトしてプリントするプリント手段と、 を具備したことを特徴とするレイアウト情報を用いたプ
    リント装置。
  4. 【請求項4】 上記プリント手段は、上記複数の静止画
    像の中からプリントする静止画像とプリントしない静止
    画像とを指定するための情報がさらに上記画像記録手段
    に記録されているか否かを判断し、上記情報が上記画像
    記録手段に記録されていると判断した場合、上記情報に
    基づいて、プリントすると指定された静止画像のみをプ
    リントすることを特徴とする請求項3に記載のレイアウ
    ト情報を用いたプリント装置。
  5. 【請求項5】 1枚のシートに複数の静止画像を並べて
    プリントするために使用されるレイアウト情報を用いた
    編集装置において、 被写体像を静止画像として記録する画像記録手段と、 上記画像記録手段に記録された複数の静止画像を自動的
    にレイアウトしてプリントするか否かを指定するレイア
    ウト情報を上記画像記録手段に記録する記録手段と、 上記記録手段によって上記画像記録手段に記録された上
    記レイアウト情報を編集する編集手段と、 を具備したことを特徴とするレイアウト情報を用いた編
    集装置。
  6. 【請求項6】 上記記録手段は、上記複数の静止画像の
    中からプリントする静止画像とプリントしない静止画像
    とを指定するための情報をさらに上記画像記録手段に記
    録することを特徴とする請求項5に記載のレイアウト情
    報を用いた編集装置。
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