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JP3367913B2 - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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Publication number
JP3367913B2
JP3367913B2 JP07262399A JP7262399A JP3367913B2 JP 3367913 B2 JP3367913 B2 JP 3367913B2 JP 07262399 A JP07262399 A JP 07262399A JP 7262399 A JP7262399 A JP 7262399A JP 3367913 B2 JP3367913 B2 JP 3367913B2
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storage case
packaging
cushioning
packaging container
base
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次男 中園
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Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、OA端
末機及び広告表示装置などに使用する液晶表示装置等の
電子機器部品の包装に用いられる包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等の電子機器部品を包装す
る包装容器としては、従来から各種の包装容器が提供さ
れている。例えば特開平9−309525号では、台紙
の使用量が少なく、また耐衝撃性に優れ、組立ての容易
な包装容器として、一枚のカートン台紙その他の緩衝性
シートの組立てによって包装パーツを作成して全体を組
立てる包装容器が開示されている。
【0003】この包装容器は、図13の分解斜視図で示
すように、数種類の包装パーツ、すなわち、天押さえ4
9、中仕切り50、収納ケース51、緩衝性台52から
構成されており、これら各包装パーツは各々1枚の緩衝
性シートに切り込みや打ち抜きを入れ、また折曲線にお
いて折曲げることによって組み立てられている。
【0004】図14に示す通り、収納ケース51は、静
電気及び水分から保護するため帯電防止プラスチック袋
に収納した液晶表示装置を2個ずつ2列に収納可能な収
納部53を有しており、収納部上端の開口部には両側一
対の凹部54が形成され、また、両側部及び底面部には
緩衝性台52に固定するための突片55、56がそれぞ
れ形成されている。
【0005】この収納ケース51は、図15の展開図に
示す通り、1枚の緩衝性シートに実線で示す切り込みや
打ち抜きを入れ、また破線で示す折曲線において折曲げ
ることによって組み立てられる。
【0006】複数個の収納ケース51を並列状態で収納
する緩衝性台52は、図16の斜視図に示す通り、箱形
の側壁部57と底板58からなり、側壁部57及び底板
58には各々収納ケース51の突片55、56を差し込
んで固定するためのスリット59、60が形成されてい
る。箱形の側壁部57は緩衝性シートを3重に折り曲げ
て補強し、重ね面61、62を糊付けして構成されてい
る。
【0007】包装作業としては、帯電防止プラスチック
袋に収納した液晶表示装置を2個ずつ2列に収納ケース
51の収納部53に納め、次いで収納ケース51の突片
55を側壁部57のスリット59に合わせて緩衝性台5
2に収納するとともに、底面部の突片56を底板58の
スリット60に差し込んで、収納ケース51を緩衝性台
52に固定し、上端開口部の凹部54に天押さえ49を
嵌め込んで上部を固定し、中仕切り50を収納ケース5
1の中央部に形成されたスリットに嵌め込むことにより
収納ケース51内の液晶表示装置を固定していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の包装容器においては、次のような問題があった。
【0009】すなわち、収納ケース51は、図15で示
すように1枚の緩衝性シートに実線で示す切り込みや打
ち抜きを入れ、破線で示す折曲げ線において折曲げるこ
とにより組み立てられるが、収納ケース51の両側部に
突設される突片55を形成するために、図示の通り、略
U字型の切り込み63が形成されており、折曲げ線にお
いて折曲げて収納ケース51を組み立てた場合、図14
で示す通り、収納ケース51の側面部には底辺が厚み・
幅方向共に水平状をなす切り込み跡の開口部64が立体
的に現れることになる。
【0010】従って液晶表示装置を収納ケース51に挿
入する際、開口部64の底辺、特に厚み方向に水平状に
延びる底辺65に液晶表示装置の角部が当接して引っ掛
かり、収納作業に手間取ったり、場合によれば液晶表示
装置を破損するおそれがあった。 また、収納ケース5
1を並列状態で収納する緩衝性台52は、緩衝性シート
を3重に折り曲げて補強するとともに重ね面61、62
において糊付けを必要としていた。
【0011】さらにまた、収納ケース51は両側部及び
底面部に形成した突片55、56を緩衝性台52の側壁
部57及び底板58に形成したスリット59、60に差
し込んで収納していたが、突片とスリットの組み合わせ
のみでは固定性が悪く、外部からの衝撃に対して弱いの
で、搬送時に収納ケースが移動したり、衝撃が内部に収
納した液晶表示装置に伝わり、不良の発生が起こり易い
構造になっていた。収納ケースに複数の液晶表示装置を
収納する場合に、液晶表示装置間に緩衝材を設けていな
いので、外部からの衝撃に対する耐衝撃性が低いことも
問題の一つである。
【0012】また、収納されている液晶表示装置を収納
ケースから取り出す際、複数の液晶表示装置をまとめて
摘まむことにより、液晶表示装置が破損する懸念もあっ
た。そこで本発明の目的とするところは、1枚の緩衝性
シートから組み立てられる収納ケースと、1枚の緩衝性
シートから組み立てられる収納ケース収納用の緩衝性台
を備えた包装容器において、収納ケースの両側部に形成
される突片及び開口部を改良し、液晶表示装置等の包装
ユニットを容易に収納ケースに挿入することができ、包
装作業の効率を向上し得ると共に包装ユニットを破損す
るおそれのない包装容器を提供するところにある。
【0013】また、本発明の他の目的とするところは、
緩衝性台を1枚の緩衝性シートから糊付けを必要とせず
組立てる点にある。
【0014】さらにまた、本発明の他の目的とするとこ
ろは、収納ケースを緩衝性台に収納する際の固定性を高
め、外部からの衝撃に対する耐衝撃性を高める点にあ
る。
【0015】またさらに、本発明の他の目的とするとこ
ろは、複数の包装ユニットを収納ケースの収納部に収納
する際、包装ユニット間における衝合を緩和し耐衝撃性
を高めるとともに、包装ユニットの個別取り出しを容易
にする点にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、次の様な構成及び手段を採用するもの
である。
【0017】本発明の請求項1記載の包装容器は、1枚
の緩衝性シートから組み立てられ、包装ユニットの収納
部を有し、両側部及び底面部に外側に突出する突片を有
する収納ケースと、1枚の緩衝性シートから組み立てら
れ、収納ケースの突片の差し込み用スリットを側壁部と
底板に各々並列状に形成した収納ケース収納用の緩衝性
台を備えた包装容器において、緩衝性シートに切り込み
を入れて形成される収納ケースの両側部の突片の下方輪
郭が下り傾斜状をなし、収納ケースの組み立て後に側面
部に現れる切り込み跡の開口部における底辺も下り傾斜
状としたことを特徴としている。
【0018】このように収納ケースの両側部の突片の下
方輪郭を下り傾斜状とし、収納ケースの組み立て後に側
面部に現れる切り込み跡の開口部における底辺も下り傾
斜状に表れるようにすれば、液晶表示装置等の包装ユニ
ットを収納ケースの収納部に挿入する際、包装ユニット
の角部が開口部の底辺と接触しても面接触しないため接
触面積が小さくなり、また、傾斜面における滑り効果も
作用して包装ユニットが開口部底辺に引っ掛かりにくく
なり、包装ユニットを容易かつスムーズに収納ケースに
挿入することができ、包装作業の効率を向上し得ると共
に包装ユニットを破損するおそれもない。
【0019】また、請求項2に記載の包装容器は、請求
項1の包装容器において緩衝性台を1枚の緩衝性シート
から糊付けをすることなく組立て得るようにしたもの
で、緩衝性台が、角柱状に折曲げ形成された一対の底台
と、底台の内方折曲端から逆に折り曲げ形成されて両底
台間をつなぐ底板と、底台から連続して立上がる外面壁
を有し、外面壁に連続する部分を箱状に折り返して内方
折曲端を底台につながる底板端部上に沿わせた側壁部と
を備え、底台の内方折曲端と底板端部及び側壁部の内方
折曲端を、側壁部の外面壁から内方に向って切り起こさ
れた係止片に係合することにより糊付けすることなく組
立てられていることを特徴としている。
【0020】このように底台、底板及び側壁部からなる
緩衝性台を一枚の緩衝性シートから折曲げ形成するに際
し、底台の内方折曲端と底板端部及び側壁部の内方折曲
端を側壁部の外面壁から内方に向って切り起こされた係
止片に係合して固定するようにすれば、糊付けは一切必
要とせずに一枚の緩衝性シートから緩衝性台を組立てる
ことができる。
【0021】また、請求項3に記載の包装容器は、請求
項1又は2に記載の包装容器において、収納ケースと緩
衝性台の固定性を高めようとするもので、収納ケースの
両側部の突片に、緩衝性台の側壁部に形成した突片の差
し込み用スリットの終端部に係合する係止溝を形成した
ことを特徴としている。
【0022】すなわち、収納ケースは両側部及び底面部
に形成した突片を、緩衝性台の側壁部と底板に形成した
スリットに差し込むことによって固定されるが、収納ケ
ースの両側部の突片に係止溝を形成し、突片を緩衝性台
の側壁部に形成したスリットに差し込む際、スリットの
終端部に係止溝を係合させるようにしたもので、これに
よって収納ケースと緩衝性台の固定性が高められ、外部
から包装容器に加えられる力や振動、衝撃に対して収納
ケースの変形、移動等がなくなり、包装ユニットに直接
的な応力が係るのを防止し、機械的なダメージから保護
することが可能となる。
【0023】また、請求項4に記載の包装容器は、請求
項1、2又は3記載の包装容器において、収納ケースの
収納部に複数の包装ユニットを収納する際に包装ユニッ
ト間における衝合を緩和し耐衝撃性を高めようとするも
ので、複数の包装ユニットを上端略中央部に切り欠き部
を有するパーテーションを介して収納ケースの収納部に
収納するようにしたことを特徴としている。このように
パーテーションを包装ユニット間に介在させることによ
り包装ユニット間における衝合を緩和し得るとともに上
端略中央部に切り欠き部を設けておくことによって包装
ユニット間に指を入れて直接包装ユニットを摘み得るよ
うにしたもので、包装ユニットの個別取り出しを容易に
している。
【0024】また、請求項5に記載の包装容器は、請求
項4に記載の包装容器において、パーテーションに、包
装ユニットの背面側に突出する部品の逃げ用切り欠き部
を形成したことを特徴とするもので、包装ユニットを背
面同士重ねて収納部に収納する際、包装ユニット同士の
衝合を緩和すると共に包装ユニットの背面側に突出する
部品がある場合にも問題なく収納することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る包装容器の実
施形態について、図1ないし図10を参照して説明す
る。
【0026】図1は包装容器の全体斜視図、図2は包装
容器を詳細を示す分解斜視図で、包装パーツは収納ケー
ス1、緩衝性台2、天押さえ3、パーテーション4、サ
イドパッド5から構成され、後述の通り、いずれもダン
ボール紙のような緩衝性シートに切り込みや打ち抜きを
入れ、また折曲線において折曲げることによって組み立
てられており、最終的には包装外箱6に収納して出荷さ
れる。
【0027】図2では包装ユニット7として液晶表示装
置2台の間にパーテーション4を介在させて背面同士を
重ね、表示面を外向きにして収納ケース1の収納部8に
挿入し、緩衝性台2に収納する様子を示している。収納
ケース1は2つの収納部8を有し、パーテーション4を
介在させて背面同士を重ねた2つの包装ユニット7がそ
れぞれの収納部8に収納される。この例では5つの収納
ケース1が緩衝性台2に収納されている。
【0028】収納ケース1の詳細は図3に示す通りで、
1枚の緩衝性シートから組み立てられ、包装ユニット7
の収納部8を有し、両側部9及び底面部10に外側に突
出する突片11、12を有している。突片11、12は
いずれも切り込みや打ち抜きを形成した緩衝性シートを
折曲げて形成されており、収納ケース1の組み立て後に
は両側部9に切り込み跡の開口部13が現れている。
【0029】突片11は図示の通り、下方輪郭14が下
り傾斜状をなし、収納ケース1の組み立て後に両側部9
に現れる切り込み跡の開口部13における底辺15も下
り傾斜状となっている。従って、収納ケース1の収納部
8に包装ユニット7を収納する際、包装ユニット7の角
部が開口部13の底辺15と接触しても面接触しないた
め接触面積が小さくなり、また、傾斜面における滑り効
果も作用して包装ユニット7が開口部底辺15に引っ掛
かりにくくなり、包装ユニット7を容易かつスムーズに
収納部8に挿入することができ、包装作業の効率を向上
し得ると共に包装ユニット7を破損をするおそれをなく
している。
【0030】収納ケース1の2つの収納部8は、外壁部
16と中仕切り17によって構成され、外壁部16には
図2で示す通り、天押さえ3を上から嵌合するための凹
部18が形成され、収納部8に包装ユニット7を収納し
て緩衝性台2に収納した後、この凹部18に天押さえ3
を嵌合することによって複数の収納ケース1をまとめて
固定するようにしている。中仕切り17は天押さえ3が
嵌合するだけのスペースが中央部に形成されている。ま
た、外壁部16には凹部18に連続して半円状の切り抜
き部19が形成されており、収納部8に収納した包装ユ
ニット7を取り出す場合に包装ユニット7を把持し易く
している。さらにまた、中仕切り17、凹部18及び切
り抜き部19の各角部20にはコーナーカットが施さ
れ、包装ユニット7を収納部8に収納する際の引っ掛か
りを減らし、包装ユニット7の保護及び収納作業の効率
化を図っている。
【0031】図4は、収納ケース1の展開図で、略長方
形状をした1枚の緩衝性シートに実線で示す切り込みや
打ち抜きを入れ、破線で示す折曲線で折曲げることによ
って組立てるようにしたもので、長手方向両端部に凹部
18と半円状の切り抜き部19を形成する切り込み21
が形成され、中央部には底面部10の底板22と突片1
2を突出させるための打ち抜き23が形成されている。
山折りする左右の折曲線a、bにおいて折曲線bに接し
た切り込み端から折曲線aをやや超える位置まで切り込
んだ水平切り込み線イとアールを介して垂直に延ばした
垂直切り込み線ロ並びに折曲線bに復帰する下り傾斜状
の切り込み線ハによって突片11を形成するための切り
込み部11´が上下4か所に形成されている。これによ
り、下り傾斜状の切り込み線ハと折曲線bの交点部分に
位置する切り込み部11´の頂点、及び切り込み部11
´を起こすことにより表れる開口部の該当部分は鋭角状
をなしている。
【0032】底板22を区画する折曲線cと折曲線aに
よって囲まれる部分16´が各収納部8の外壁部16を
構成し、折曲線aと折曲線bで囲まれる部分が各収納部
8の側壁を構成し、折曲線bから外側よりで打ち抜き2
3の上下辺の延長線によって囲まれる部分17´が中仕
切り17を構成し、延長線によって囲まれ、中央部に谷
折りする折曲線dを有する部分12´が突片12を構成
する。
【0033】収納ケース1を組立てるには、折曲線a、
bにおいて山折りし、折曲線dを谷折りしながら折曲線
cを山折りすることによって上下対称部分を合わせれば
図3に示す収納ケース1を組立てることができる。従っ
て、突片11、12及び中仕切り17は二枚重ねの構造
となっている。
【0034】図5は、上記収納ケース1を収納する緩衝
性台2の詳細を示す斜視図で、1枚の緩衝性シートから
糊付けをすることなく組み立てられている。この緩衝性
台2は、図示の通り、箱状の側壁部24と、側壁部24
の下部に位置する底台25と、底台間をつなぐ底板26
で構成され、側壁部24及び底板26には収納ケース1
を収納する際、両側部9及び底面部10から突出する突
片11、12を差し込むスリット27、28が形成され
ており、収納ケース1の固定を図っている。
【0035】底台25は、緩衝性シートの一部を角柱状
に折曲げて形成され、その内方折曲端29から逆に折曲
げ形成して両底台25間をつなぐ底板26が形成され、
底台25の一方端から連続して外面壁30を立ち上げ、
外面壁30に連続する部分を箱状に折り返して内方折曲
端31を底台25につながる底板端部32上に沿わせる
ことにより箱状の側壁部24を形成している。そして図
6に示す通り、底台25の内方折曲端29と底板端部3
2及び側壁部24の内方折曲端31を、側壁部24の外
面壁30から内方に向って切り起こされた係止片33に
係合することによって組立て状態の補強、特に底台25
部分の補強を図り、糊付けを一切必要とせず1枚の緩衝
性シートから緩衝性台2を組立てている。
【0036】また、この例では外面壁30の両側部に略
L字型の折込み片34を有し、箱状側壁部24の両側開
口部に、この折込み片34を折り込む構成としており、
折込み片34の端部に形成した切り欠き35を底台25
の内方折曲端29と底板端部32及び側壁部24の内方
折曲端31の重なり部分の両端部に係合することにより
さらに補強が図られている。
【0037】図7は、上記緩衝性台2の展開図で、1枚
の緩衝性シートに実線で示す切り込みや打ち抜きを入
れ、破線で示す折曲線で折曲げることによって組立てる
ようにしたもので、中央部分にスリット28が形成され
た底板26が位置しており、谷折りされる折曲線e、山
折りされる折曲線f、g、hを介して箱状の側壁部24
を構成する部分が連設されている。
【0038】すなわち、折曲線e、f、g、hにおいて
折り曲げることにより角柱状の底台25が形成されると
ともに、側壁部24の一部をなす外面壁30が底台25
の一方端から立上がり、スリット27が形成された外面
壁30に連続する部分を山折りの折曲線i、j、kで箱
状に折曲げることにより、折曲線kの外部に位置する内
方折曲端31が底台25につながる底板端部32上に沿
わせられ箱状の側壁部24を形成する。
【0039】折曲線e上に位置して透孔36が形成され
ており、折曲線eにおいて谷折りすることにより底台2
5の内方折曲端29と底板端部32の重なり部分に端部
から切り込んだ状態の係止用スリット37が形成され
る。前記折曲線kの外部に位置する内方折曲端31の端
部には、底板端部32上に沿わせた際に前記係止用スリ
ット37に対応する位置において係止用スリット38が
形成されている。係止用スリット37が形成された底台
25の内方折曲端29と底板端部32の重なり部分並び
に係止用スリット38を形成した内方折曲端31を係止
するために外面壁30の下端部に位置して係止片33が
形成されている。
【0040】この係止片33は、折曲線h上に一辺を接
して打ち抜いたスリット39とT字形の切り込み40で
前記係止用スリット37及係止用スリット38に対応し
た位置で外面壁30から内方に向って起立可能に形成さ
れ、中央部の端部には係止用切り欠き41が形成されて
いる。従って、底台25の内方折曲端29と底板端部3
2の重なり部分並びに側壁部24の内方折曲端31に形
成された係止用スリット37、38と係止片33の係止
用切り欠き41を相互にかみ合わせて係合することによ
り組立て状態の補強、特に底台25部分の補強を達成し
ている。
【0041】外面壁30の両側部には山折りの折曲線
l、mを介して略L字形に折り込む折込み片34が形成
され、箱状に組立てた側壁部24の両側開口部に折り込
む構成としており、底台25の内方折曲端29と底板端
部32並びに側壁部24の内方折曲端31の重なり部分
の両端部に係合する切り欠き35が形成されている。
【0042】このようにして組立てた緩衝性台2に対
し、前記収納ケース1を収納するが、収納ケース1の両
側部9及び底面部10から突出する突片11、12を緩
衝性台2の側壁部24及び底板26に形成したスリット
27、28に差し込んで収納ケース1の固定を図ってい
ることは前述の通りであるが、収納ケース1のより確実
な固定を達成するため、収納ケース1の両側部9から突
出する突片11と緩衝性台2の側壁部24に形成したス
リット27との係合状態をより確実なものとする手段と
して、図3及び図4に示す通り、突片11に緩衝性台2
の側壁部24に形成した差し込み用スリット27の終端
部42に係合する係止溝43を形成している。
【0043】すなわち、図5に示す通り、緩衝性台2の
側壁部24に形成したスリット27は底板26よりも上
方位置で終端しており、この終端部42に係合する係止
溝43を設けることによって単なるスリット27に対す
る突片11の差し込みよりもより確実な固定を達成して
いるものである。これによって外部から包装容器に加え
られる力や振動、衝撃に対して収納ケースの変形、移動
等がなくなり、包装ユニットに直接的な応力が係るのを
防止し、機械的なダメージから保護することが可能とな
る。
【0044】図8は、収納ケース1の収納部8に複数の
包装ユニット7を収納する際に包装ユニット間における
衝合を緩和し耐衝撃性を高めるために使用するパーテー
ション4を示しており、包装ユニット7を背面同士重ね
て収納部8に収納する際、両者間に介在させることによ
り耐衝撃性を高めるようにしている。このパーテーショ
ン4には上端略中央部に切り欠き部44を形成してお
り、包装ユニット7を取り出す場合に包装ユニット7間
に指を入れて直接包装ユニット7を摘み得るようにした
もので、包装ユニット7の個別取り出しを容易にしてい
る。
【0045】また、切り欠き部44の左右には包装ユニ
ット7を背面同士重ねる際、包装ユニット7の背面側に
くる部品の逃げ用切り欠き部45を形成している。例え
ば図9で示す通り、包装ユニット7が液晶表示装置の場
合、ランプハーネス部46が背面部から突出している
が、逃げ用切り欠き部45を形成しておけば、ランプハ
ーネス部46がパーテーション4と衝合することなく納
めることができる。
【0046】なお、パーテーション4の下端部において
破線で示した切取り線47は、液晶表示装置の背面側か
ら電解コンデンサー等の回路部品が突出している場合
に、この切取り線47において切り取ることによって回
路部品逃げ用のスペースを形成するためである。
【0047】このようなパーテーションを用いれば、液
晶表示装置のような包装ユニット7を収納する場合に、
突出した部品を逃がして背面同士を重ねた状態で効率良
く収納ケース1の収納部8に収納することができる。な
お、重ねる液晶表示装置間に空間を必要とする場台は、
パーテーシヨン4を複数枚重ねることにより対応するこ
ともできる。包装ユニット7が液晶表示装置の場合、図
2及び図9に示す通り、帯電防止プラスチック袋48に
収納した上でパーテション4を介在させ、収納ケース1
の収納部8に収納される。
【0048】図10は、サイドパッド5の展開図で、折
曲線nにおいて同一方向に折曲げることにより凹型に形
作られ、図2に示す通り、緩衝性台2の両側壁部24間
に位置して複数個の収納ケース1を両側から挟むように
設置することによって外部からの衝撃から収納ケース1
及び内部に納めた包装ユニット7を保護している。図1
1は、図2で示した天押さえ3の展開図で、折曲線oに
おいて同一方向に折曲げることにより凹型に形作られ、
収納ケース1の外壁部16に形成した凹部18に上から
嵌合することによって複数の収納ケース1をまとめて固
定するようにしている。
【0049】上記各包装パーツは、一枚のダンボール紙
のような緩衝性シートを、金属製の刃物を埋め込んだ抜
き型で一度に打ち抜いて切り込みや打ち抜き及び折曲線
を形成すれば簡単に準備できる。また、各パーツの展開
図において示す通り、各パーツに4桁の番号が付されて
いるが、このように共通の製造管理番号を付しておけ
ば、製造された包装容器を番号管理する際に便利であ
る。
【0050】この実施形態に基づく包装容器は、図2に
示すX、Y、Z方向において、収納ケース1の突片11
と緩衝性台2の側壁部24に形成されたスリット27と
の係合によってY方向が固定され、さらにスリット27
の終端部42と突片11の係止溝43の係合によって
X、Y方向が固定され、収納ケース1の突片12と緩衝
性台2の底板26に形成したスリット28との係合によ
ってX方向が固定され、サイドパッド5によってY方向
が固定され、天押さえ3によってZ方向が固定されてお
り、収納部8に収納された2個の包装ユニット7はパー
テーション4によって緩衝性をもって収納されているも
のである。
【0051】従って外部から包装容器に振動、衝撃が加
わった場合にも、緩衝性シートにより作成された緩衝性
台2が力を吸収し、その力が包装ユニット7に直接伝わ
るのを防止するとともに、収納ケース1が確実に固定さ
れているため収納ケース1の変形、移動等がなくなり、
しかも複数の包装ユニット7間には緩衝性シートにより
作成されたパーテーション4を介在させているので、外
部からの耐衝撃性を高めることができたのであり液晶表
示装置等の包装ユニット7が機械的ダメージを受けるお
それが殆どない包装容器を提供し得るものである。
【0052】
【発明の効果】以上詳述の通り、本発明に係る包装容器
は、1枚の緩衝性シートから組み立てられた収納ケース
と1枚の緩衝性シートから組み立てられた収納ケース収
納用の緩衝性台を備え、収納ケースの両側部及び底面部
に突設した突片を、緩衝性台の側壁部と底板に形成した
差し込み用スリットに差し込んで組立てる包装容器にお
いて、収納ケースの両側部の突片の下方輪郭を下り傾斜
状とし、収納ケースの両側部に現れる開口部における底
辺も下り傾斜状としたので、液晶表示装置等の包装ユニ
ットを収納ケースの収納部に挿入する際、包装ユニット
の角部が開口部の底辺と接触しても面接触しないため接
触面積が小さくなり、また、傾斜面における滑り効果も
作用して包装ユニットが開口部底辺に引っ掛かりにく
く、包装ユニットを容易かつスムーズに収納ケースに挿
入することができ、包装作業の効率を向上し得ると共に
包装ユニットを破損するおそれも少ない包装容器を提供
し得たのである。
【0053】また、緩衝性台を請求項2のように構成す
れば、糊付けは一切必要とせずに一枚の緩衝性シートか
ら緩衝性台を組立てることができる。
【0054】また、請求項3に記載する包装容器におい
ては、収納ケースと緩衝性台を単に突片をスリットに差
し込んで組立てるだけではなく、収納ケースの両側部の
突片に係止溝を形成し、この係止溝とスリット終端部と
を係合させているので、収納ケースと緩衝性台の固定性
が高められ、外部から包装容器に加えられる力や振動、
衝撃に対して収納ケースの変形、移動等がなくなり、包
装ユニットに直接的な応力が係るのを防止し、包装ユニ
ットを機械的なダメージから有効に保護し得るものであ
る。
【0055】また、請求項4に記載のパーテーションを
使用した包装容器においては、収納ケースに収納された
複数の包装ユニット間に、パーテーションを介在させた
ので、包装ユニット間の衝合が緩和され、より一層対衝
撃緩和性が高められるとともに、このパーテーションの
上端略中央部には切り欠き部が設けられているので、包
装ユニットの個別取り出しも容易であり、複数の包装ユ
ニットを収納部に収納する場合に最適の包装容器となし
得たのである。
【0056】また、請求項5に記載の包装容器において
は、包装ユニット間に介在させるパーテーションに、包
装ユニットの背面側に突出する部品の逃げ用切り欠き部
を形成しているので、背面側に部品が突出する包装ユニ
ットであっても、背面同士を重ねて効率良く収納し得る
包装容器となし得たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装容器の一形態を示す全体斜視
図。
【図2】 同包装容器の詳細を示す分解斜視図。
【図3】 同包装容器に使用する収納ケースの斜視
図。
【図4】 同収納ケースの展開図。
【図5】 同包装容器に使用する緩衝性台の斜視図。
【図6】 同緩衝性台の部分拡大断面図。
【図7】 同緩衝性台の展開図。
【図8】 同包装容器に使用するパーテーションの正
面図。
【図9】 同パーテーションと包装ユニットの一例と
しての液晶表示装置との組み合わせ状態を示す斜視図。
【図10】 同包装容器に使用するサイドパッドの展開
図。
【図11】 同包装容器に使用する天押さえの展開図。
【図12】 従来の包装容器に液晶表示装置を収納した
状態を示す斜視図。
【図13】 従来の包装容器の分解斜視図。
【図14】 従来の収納ケースの斜視図。
【図15】 従来の収納ケースの展開図。
【図16】 従来の緩衝性台の斜視図。
【符号の説明】
1…収納ケース 2…緩衝性台 3…天押さえ 4…パーテーション 5…サイドパッド 6…包装外箱 7…包装ユニット 8…収納部 9…両側部 10…底面部 11、12…突片 13…開口
部 14…下方輪郭 15…底辺 16…外壁
部 17…中仕切り 18…凹部 19…半円
状切り抜き部 20…角部 21…切り込み 22…底板 23…打ち抜き 24…側壁部 25…底台 26…底板 27、28…スリット 29…
内方折曲端 30…外面壁 31…内方折曲端 32…
底板端部 33…係止片 34…折込み片 35…
切り欠き 36…透孔 37…係止用スリット 38…
係止用スリット 39…スリット 40…T字形切り込み 41…
係止用切り欠き 42…差し込み用スリット27の終端部 43…
係止溝 44…切り欠き部 45…部品の逃げ用切り欠き部 46…ランプハーネス部 47…切取り線 48…帯電防止プラスチック袋 a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、k、l、
m、n、o…折曲線 イ…水平切り込み線 ロ…垂直切り込み線 ハ…下
り傾斜状切り込み線 11´…切り込み部 16´…部分 17´…部分
12´…部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−309525(JP,A) 特開 平9−77087(JP,A) 特開 平7−41079(JP,A) 特開 平10−139070(JP,A) 実開 平1−158422(JP,U) 実開 昭54−13624(JP,U) 実開 平4−124986(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/86

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の緩衝性シートから組み立てられ、
    包装ユニットの収納部を有し、両側部及び底面部に外側
    に突出する突片を有する収納ケースと、1枚の緩衝性シ
    ートから組み立てられ、収納ケースの突片の差し込み用
    スリットを側壁部と底板に各々並列状に形成した収納ケ
    ース収納用の緩衝性台を備えた包装容器において、緩衝
    性シートに切り込みを入れて形成される収納ケースの両
    側部の突片の下方輪郭が下り傾斜状をなし、収納ケース
    の組み立て後に両側部に現れる切り込み跡の開口部にお
    ける底辺も下り傾斜状としたことを特徴とする包装容
    器。
  2. 【請求項2】 前記緩衝性台が、角柱状に折曲げ形成さ
    れた一対の底台と、底台の内方折曲端から逆に折り曲げ
    形成されて両底台間をつなぐ底板と、底台から連続して
    立上がる外面壁を有し、外面壁に連続する部分を箱状に
    折り返して内方折曲端を底台につながる底板端部上に沿
    わせた側壁部とを備え、底台の内方折曲端と底板端部及
    び側壁部の内方折曲端を、側壁部の外面壁から内方に向
    って切り起こされた係止片に係合することにより糊付け
    することなく組立てられていることを特徴とする請求項
    1記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記収納ケースの両側部の突片に、緩衝
    性台の側壁部に形成した突片の差し込み用スリットの終
    端部に係合する係止溝を形成したことを特徴とする請求
    項1、2記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 複数の包装ユニットを上端略中央部に切
    り欠き部を有するパーテーションを介して収納ケースの
    収納部に収納するようにした請求項1、2又は3記載の
    包装容器。
  5. 【請求項5】 前記パーテーションに、包装ユニットの
    背面側に突出する部品の逃げ用切り欠き部が形成されて
    いる請求項4記載の包装容器。
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