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JP3367788B2 - 足場板 - Google Patents

足場板

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Publication number
JP3367788B2
JP3367788B2 JP13353895A JP13353895A JP3367788B2 JP 3367788 B2 JP3367788 B2 JP 3367788B2 JP 13353895 A JP13353895 A JP 13353895A JP 13353895 A JP13353895 A JP 13353895A JP 3367788 B2 JP3367788 B2 JP 3367788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
scaffold
frp
rubber bag
fiber
Prior art date
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Application number
JP13353895A
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English (en)
Other versions
JPH08326306A (ja
Inventor
哲至 佐藤
博之 佐藤
誠兒 前原
護 岡本
保夫 神野藤
恒 関本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP13353895A priority Critical patent/JP3367788B2/ja
Publication of JPH08326306A publication Critical patent/JPH08326306A/ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、構造物の建設、点検、
修理などに適用される足場板に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、構造物の建設、点検、修理などに
使用されている足場板は、木材、或いはアルミ引き抜き
材などで造られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
足場板は木材、或いはアルミ引き抜き材などで造られて
いるために重く、特に長尺の足場板などの場合は必要な
剛性が得られるように厚くなるために重量が増加して使
用し難い。また、足場板を互いに接続する場合も固縛す
るか、かすがいを打ち込むなどするために煩雑で時間を
要している。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明に係る足場板は上
記課題の解決を目的にしており、FRP製の角状パイプ
を複数本横方向に並べ、その上下面にFRP板をその繊
維方向が同角状パイプの長手方向になるように積層し、
その外周を樹脂含浸繊維で巻き込んで一体に拘束した一
対の板状体と、上記角状パイプの入口に合致する断面形
状の補強枠とその内部又はその周囲に設けたゴム袋体を
具えた接続継手とよりなり、上記一対の板状体の角状パ
イプ内に上記接続継手の端部を夫々挿入して、上記ゴム
袋体を膨張せしめることで上記板状体相互を連結するよ
うに構成されてなることを特徴とする。 【0005】 【作用】即ち、本発明に係る足場板においては、FRP
製の角状パイプを複数本横方向に並べ、その上下面にF
RP板をその繊維方向が同角状パイプの長手方向になる
ように積層し、その外周を樹脂含浸繊維で巻き込んで
体に拘束した一対の板状体と、上記角状パイプの入口に
合致する断面形状の補強枠とその内部又はその周囲に設
けたゴム袋体を具えた接続継手とよりなり、上記一対の
板状体の角状パイプ内に上記接続継手の端部を夫々挿入
して、上記ゴム袋体を膨張せしめることで上記板状体相
互を連結するようになっており、FRP製の角状パイプ
を複数本横方向に並べその上下面にFRP板を積層し
周を樹脂を含浸させた繊維で巻き込んで一体に拘束され
板状体と接続継手とにより足場板が形成され足場板
の曲げ剛性が確保され軽量化が可能となり、また板状
に形成された角状パイプと他の同様に板状体に形成され
た角状パイプとが、膨張するゴム袋体により密着する接
続継手の補強枠を介して互いに長手方向に継がれること
により足場板が簡便に接続される。 【0006】 【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る足
場板の説明図、図3は本発明の他の実施例に係る足場板
の説明図、図4はこれら足場板の使用説明図である。図
1および図2において、本実施例に係る足場板は構造物
の建設、点検、修理などに使用されるもので、図に示す
ように足場板の剛性を得るために足場板内部のリブとし
て軽くて丈夫なFRP製の角状パイプ1を複数本並べ、
その上下面に繊維の方向が一方向のFRP板2を繊維の
方向が角状パイプ1の長手方向となるように積層し、そ
の外側にフィラメントワインディング法などによりFR
P製の繊維3を巻き付けて樹脂で一体化し、傷付き防止
用に最外周を金属製の薄板4で覆った構造になってい
る。そして、この足場板の接続継手として内部を補強梁
9により補強するとともに中央部に空気導入部5を設け
たゴム袋10を一端づつそれぞれの角状パイプ1内に挿
入し、空気導入部5から圧縮空気を導入することにより
ゴム袋10を膨張させて角状パイプ1内面に密着させ、
足場板を互いに長手方向に接続するようになっている。 【0007】即ち、足場板の内部でリブとして作用する
角状パイプ1は図1に示すように複数本のFRP製の角
状パイプ1を板状に横に並べて接着剤などにより接着
し、その上下面に繊維の方向が一方向のFRP板2を繊
維の方向が角状パイプ1の長手方向になるように接着、
或いはフィラメントワインディング法により角状パイプ
1の長手方向に巻き付ける。そして、全体を一体化する
ために外周を樹脂を含侵させたFRP製の繊維3でフィ
ラメントワインディング法により巻き込み、さらにその
最外周を金属製の薄板4で覆った構造になっている。こ
の足場板の両端は互いの接続部として利用するようにな
っており、この接続継手として図2に示すように中央部
の空気導入部5にばね6により通常は閉となっているバ
ルブ7を設け、このバルブ7から導入される圧縮空気を
空気通路8を通じて足場板の角状パイプ1内部に挿入さ
れ内部に補強梁9を設けたゴム袋10内に導いてゴム袋
10を膨張させ、角状パイプ1内面に密着させて足場板
を互いに長手方向に接続するようになっている。このゴ
ム袋10内部の補強梁9は同図(c),(d)に示す何
れの形状でもよい。また、ゴム袋10は図3に示すよう
に補強枠11周囲にゴム膜12を接着した構造にしても
よい。また、これらの接続継手は図4に示すように隣合
う足場板に互い違いにまたがるように用いることによ
り、複数の足場板を横方向にも接続することが可能であ
る。 【0008】足場板の内面リブとして用いられる角状パ
イプ1は、主に長手方向のせん断力を受け持たせるよう
にFRP製の繊維3を角状パイプ1の長手方向にフィラ
メントワインディング法により45°の傾斜を持たせ、
互いに90°の交差をなすように巻き付けて製作する。
角状パイプ1の上下面に積層されるFRP板2には足場
板の曲げ荷重により上面側に圧縮の、下面側に引張りの
応力がそれぞれ発生するため、最も効果的に作用するよ
うにFRP板2をFRP板2の一方向を向く繊維の方向
が足場板の長手方向を向くように積層する。その外周に
フィラメントワインディング法により巻き付けるFRP
製の繊維3は、全体の角状パイプ1が分解しないように
巻き付けるものである。なお、角状パイプ1の上下面お
よびフィラメントワインディング法により巻き付けるF
RP製の繊維3の上下面における長手方向の分力は、繊
維の方向が一方向を向くFRP板2による繊維積層部と
同様に曲げ荷重に対しても有効である。さらに、最外周
を金属製の薄板4で覆うことにより取り扱い時に傷付く
のが防止される。また、接続継手は圧縮空気によりゴム
袋10が膨張して角状パイプ1内全面に密着することに
より、ゴム袋10内部の補強梁9と足場板とが一体化
し、中央の空気導入部5を介して前後2枚の足場板が互
いに結合される。 【0009】従来の足場板は木材、或いはアルミ引き抜
き材などで造られているために重く、特に長尺の足場板
などの場合は必要な剛性が得られるように厚くなるため
に重量が増加して使用し難い。また、足場板を互いに接
続する場合も固縛するか、かすがいを打ち込むなどする
ために煩雑で時間を要している。また、一般のFRP材
は表面を保護されていないと落下物や火花などに対する
耐性が低いが、本足場板は内部にFRP製の複数の角状
パイプ1を設けてせん断補強部材とし、その上下面に繊
維が一方向のFRP板2、FRP製の繊維3を積層して
曲げ剛性を確保することにより、足場板の軽量化を可能
としている。また、空気圧によりゴム袋10を膨張させ
て足場板内部の角状パイプ1に密着させる構造の接続継
手を採用することにより、接続継手の脱着が容易で足場
板の接続時間を大幅に短縮させている。また、これらの
FRP製構造材の最外周を金属製の薄板4で覆うことに
より、取り扱い時の傷付き防止、落下物に対する耐衝撃
性、耐火性などを向上させている。また、足場板の両端
を足場板長手方向の接続部として利用することにより、
足場板の長尺化を可能としている。 【0010】 【発明の効果】本発明に係る足場板は前記のように構成
されており、足場板の曲げ剛性が確保され足場板が軽量
化されるので足場板の使用が容易になるとともに、足場
板が膨張するゴム袋体により密着する接続継手の補強枠
を介して簡便に接続されるので足場板の接続時間が大幅
に短縮される。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係る足場板の
斜視図、同図(b)は同図(a)におけるB−B矢視断
面図である。 【図2】図2(a)はその接続継手の平面図、同図
(b)は同図(a)におけるB−B矢視断面図、同図
(c),(d)は同図(b)におけるC−C矢視断面図
である。 【図3】図3(a)は本発明の他の実施例に係る足場板
の接続継手の断面図、同図(b)は同図(a)における
B−B矢視断面図である。 【図4】図4はこれらの作用説明図である。 【符号の説明】 1 足場板の角状パイプ 2 足場板のFRP板 3 FRP製の繊維 4 金属製の薄板 5 接続継手の空気導入部 6 バルブのばね 7 空気導入用のバルブ 8 接続継手の空気通路 9 ゴム袋内部の補強梁 10 接続継手のゴム袋 11 接続継手の補強枠 12 接続継手のゴム膜 13 空気導入部の蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前原 誠兒 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 岡本 護 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 神野藤 保夫 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 関本 恒 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (56)参考文献 特開 平5−18017(JP,A) 特開 平2−286918(JP,A) 実開 昭50−143325(JP,U) 実開 昭56−144814(JP,U) 実公 昭47−15181(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 5/08 E04G 7/20 E04B 1/58

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 FRP製の角状パイプを複数本横方向に
    並べ、その上下面にFRP板をその繊維方向が同角状パ
    イプの長手方向になるように積層し、その外周を樹脂含
    浸繊維で巻き込んで一体に拘束した一対の板状体と、上
    記角状パイプの入口に合致する断面形状の補強枠とその
    内部又はその周囲に設けたゴム袋体を具えた接続継手と
    よりなり、上記一対の板状体の角状パイプ内に上記接続
    継手の端部を夫々挿入して、上記ゴム袋体を膨張せしめ
    ることで上記板状体相互を連結するように構成されてな
    ことを特徴とする足場板。
JP13353895A 1995-05-31 1995-05-31 足場板 Expired - Fee Related JP3367788B2 (ja)

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