JP3367476B2 - 路上送信装置 - Google Patents
路上送信装置Info
- Publication number
- JP3367476B2 JP3367476B2 JP19348599A JP19348599A JP3367476B2 JP 3367476 B2 JP3367476 B2 JP 3367476B2 JP 19348599 A JP19348599 A JP 19348599A JP 19348599 A JP19348599 A JP 19348599A JP 3367476 B2 JP3367476 B2 JP 3367476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- vehicle
- antenna
- road
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/12—Frequency diversity
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/01—Reducing phase shift
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W56/00—Synchronisation arrangements
- H04W56/0035—Synchronisation arrangements detecting errors in frequency or phase
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
ナを道路に沿って配置し、道路にセルを形成することに
より路上と移動局との移動通信を可能にする路車間通信
システムに用いられる路上送信装置に関するものであ
る。
今後ますます増加する方向にある。特に高速道路におい
て、車両の運転者に負担をかけずに、かつ、互いに事故
を起こさないような道路走行を実現しようとすれば、道
路側の情報と車両側の情報とを頻繁にやり取りする必要
がある。このようなシステムを発展させていくと、道路
と車両との両方に各種センサやカメラを網羅し、道路側
と車両側とで緊密に連絡しあって車両が走行する自動運
転システムにつながっていく(例えば、特開平8−24
1495号公報参照)。
し、車両との間の通信を利用した運転支援システム(以
下「路車間通信システム」という)を構築するにあたっ
ては、道路上に通信エリア(セル)を設ける必要があ
る。そこで、道路に沿って漏洩同軸ケーブルを敷設する
ことが考えられるが、敷設工事が大掛かりになる上、漏
洩同軸ケーブルを地面から比較的低い位置に設置する必
要があるので、車線横断方向に電波の届く距離が短いと
いう欠点がある。
道路の各所に設置して通信を行うようにすれば、1つの
路上アンテナで比較的広いセルを確保することができ
る。この場合、路上アンテナは、光ファイバなどを介し
て道路管理者側の中央基地局にそれぞれ結合されてい
る。路上アンテナを設置した場合、大型車が小型車に接
近すると、小型車から路上アンテナを見通せなくなるこ
とがある。特に、周波数の高いマイクロ波やミリ波は回
折角が小さく、遮蔽されやすい。このため、路車間にお
いて通信が途絶えてしまって通信ができなくなる。
能にするため、固有の指向性を有する路上アンテナを、
道路に沿って複数配置し、各路上アンテナから同一周波
数、同一内容の電波を同一セル内に放射する、複局通信
の提案が行なわれている。複局通信システムの場合、放
射される電波の伝搬経路が複数あるので、車両がトラッ
クのような大型車の近傍を走行していても、電波の遮蔽
を回避でき、移動局と路上通信局との連続的な通信を良
好に行えるという利点がある。
式では、車両が走行すると、走行に伴うドップラー現象
が生じ、前方向と後ろ方向から電波を受ける受信アンテ
ナは、それぞれドップラー偏移に基づき異なった周波数
の電波を受ける。図9(a)は、複局通信方式の従来の路
上アンテナa,b,cの配置及びその下を走行する車両
を示し、車両は、受信アンテナ61と受信装置4を搭載
している。
信周波数のずれの推移を示すグラフである。受信アンテ
ナ61が路上アンテナaから受ける受信周波数のずれの
推移をa、受信アンテナ61が路上アンテナbから受け
る受信周波数のずれの推移をb、受信アンテナ61が路
上アンテナcから受ける受信周波数のずれの推移をcで
示している。
れの数値例を挙げる。路上アンテナの送信周波数をf
0,車速vとすると、ドップラー偏移Δfは、Δf=f0
v/c(cは光速)となる。車両が路上を走行し、路上
アンテナの地上からの高さをH、車両からの路上アンテ
ナまでの距離をLとしたときの、ドップラー偏移Δf
は、 Δf=f0 (v/c)L(L2+H2)-1/2 となる。f0=5.8GHz,v=100km/h,H=1
0(m)の数値を仮定すると、ドップラー偏移Δfは、 Δf=537・L(L2+H2)-1/2(Hz) となる。路上アンテナの間隔を50(m)としたとき、L
は、0(m)から最大50(m)までとるので、ドップラー偏
移Δfは、0から527(Hz)までの範囲をとる。中
間のL=25(m)の位置では、ドップラー偏移Δfは、
499(Hz)となる。
ように、車両の走行にともない、車両が路上アンテナの
ほぼ中間の位置を通過するたびに、受信周波数に飛びが
生じる。これは受信装置4の自動周波数制御(AFC)
が、受信電力の大きい方の周波数に引き込まれるからで
ある。この飛びのため、受信部において周波数制御の追
従が困難になり、その間、通信がとぎれるという事態が
生じていた。
信局とセル内の車載移動局との間で通信を行う路車間通
信システムにおいて、路上送信装置側でドップラー効果
を軽減する方策が望まれていた。
を達成するための請求項1記載の路上送信装置は、車両
の走行方向の指向性を有する第1の送信アンテナと、車
両の走行方向と逆の指向性を有する第2の送信アンテナ
と、第1の送信アンテナ及び第2の送信アンテナにそれ
ぞれつながれ、同一周波数の信号を出力する第1の送信
部及び第2の送信部と、周波数補正部とを備え、前記周
波数補正部は、第1の送信部に対して、第1の送信アン
テナに供給される信号の周波数を高くする正の周波数オ
フセットを与え、第2の送信部に対して、第2の送信ア
ンテナに供給される信号の周波数を低くする負の周波数
オフセットを与え、前記周波数補正部が与える正負の周
波数オフセット量の大きさは、車載移動局がセル内で受
ける最大ドップラー偏移の半分に設定されているもので
ある。
には、周波数を高くするオフセットを与え、車両の走行
方向と逆の電波には、周波数を低くするオフセットを与
えて送信する。したがって、車載受信装置にとっては、
ドップラー偏移に基づく受信周波数の変動が少なくな
り、自動周波数制御(AFC)の周波数制御に対する要
求が緩やかになる。したがって復調後データの品質の劣
化が緩和される。
M変調された電波を送信するものであってもよい(請求
項2)。伝送情報を副搬送波に分割して伝送するOFD
M変調方式を採用した場合、隣接する副搬送波同士の周
波数間隔は狭いため、周波数変位に対するビット誤り率
の感度が高い。したがって、図9に説明したような従来
の路車間通信システムでは、ドップラー周波数変化が大
きくなることにより、伝送特性の劣化が生じてしまう。
正をして、ドップラー周波数変化を緩和するので、OF
DM変調方式を採用した路車間通信システムに対して非
常に有効に働く。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、路車
間通信システムの構成を示す概念図である。この路車間
通信システムは、路上通信局と車両に搭載されている移
動局との間で道路交通情報を送受信するシステムであ
る。
の中又はその近傍には、送受信局2が間隔を置いて設置
されている。各送受信局2は、それぞれ車両の走行方向
に沿って前方向の指向性を有するアンテナ36aと、後
方向の指向性を有するアンテナ36bとを有している。
これらの前方向の指向性を有するアンテナ36aから
は、正側にオフセットされた周波数の電波がセル内に放
射され、後方向の指向性を有するアンテナ36bから
は、負側にオフセットされた周波数の電波がセル内に放
射される。
数は、オフセット分を除けば、同一周波数となってい
る。送受信局2は、中央基地局1から光ファイバや同軸
ケーブル等の有線伝送回線9(無線伝送回線でもよい。
以下「有線伝送回線9」を想定する)を介して送信デー
タを取得し、互いに直交する複数の搬送波(サブキャリ
ア)を使ってOFDM変調を施して、無線電波としてセ
ル内に送信するものである。また、送受信局2は、セル
内の車載移動局4からOFDM変調が施された無線電波
を受信し、OFDM復調して、中央基地局1に有線伝送
回線9を介して受信データを中央基地局1に送信するも
のである。
機能とを合わせて、「路上通信局」ということとする。
OFDM変調方式を採用する理由は、次のとおりであ
る。複局通信の場合、同一セル内に同じような送信電力
で複数の電波が放射されるので、マルチパスによるフェ
ージングが生じ、搬送波間干渉や符号間干渉が強く現
れ、その影響を取り除くことは、システム構築の上で必
須となる。
用いた移動体通信方式では、マルチパス遅延波による符
号間干渉の影響を受けやすい。そこで、キャリアを複数
のサブキャリアに分割して送信することができるOFD
M変調方式を採用することが提案されている。このOF
DM変調方式は、ガード時間の設定により遅延波の影響
を排除することができるという利点がある。
構成を示すブロック図である。送信装置2bは、S/P
(シリアルパラレル)変換回路31、fd設定回路3
2,逆フーリエ変換回路33、QPSK変調回路34
a,34b、アップコンバータ35a,35b等を有し
ている。逆フーリエ変換回路33は、S/P変換回路3
1からパラレルに供給される送信データに対して逆フー
リエ変換を施し、逆フーリエ変換したものを変換してシ
リアルに戻し、シリアルに戻されたシンボル列を時間圧
縮して、後ろのシンボルを前にもってくることでガード
時間を設定するという諸機能を実現する回路である。
子を周波数軸f、時間軸t上に図示したグラフである。
有効シンボル長はTSで表され、ガード時間はΔtで表
されている。時間圧縮比は、(TS+Δt)/TSで示さ
れる。サブキャリア数をn、伝送レートをm(Mbps)とす
ると、TSは、QPSKの場合TS=2n/m(μsec)で
表される。
ルチパスによる遅延時間よりも長くとる必要がある。こ
れにより、送受信局2や車載移動局4は、電波伝搬の経
路が複数あること(マルチパス)による伝搬遅延の悪影
響を受けることなく、シンボル間の干渉を回避して受信
信号を正確に復元することができる。図2を参照して、
QPSK変調回路34a,34bは、逆フーリエ変換回
路33から出力される位相0°,180°に対応する信
号、位相90°,270°に対応する信号をそれぞれD
/A変換し、sin波、cos波をかけて加算することによ
り、QPSK変調する回路である。
ることとしているが、これ以外に他の変調方式、例えば
QAM,BPSK,8PSK等を採用してもよいことは
もちろんである。しかし以下では、特に断らない限りQ
PSK変調を行うことを前提として、説明を進める。ア
ップコンバータ35a,35bは、無線周波数に周波数
変換する回路である。アップコンバータ35a,35b
の出力信号は、サーキュレータ、同軸ケーブルを通って
路上アンテナ36から電波として放射される。
周波数にオフセットを与える方法を説明する。fd設定
回路32は、オフセット周波数fdを設定する回路であ
り、この設定は、(1)道路を走行する車両の走行速度を
リアルタイムで検知して設定する、(2)予め定数として
与えておく、といった方法が考えられる。
えば、(1-1)セル内の各車両から自車の速度情報を送信
してもらい、この速度情報に基づいて車両の平均的な走
行速度を求める方法、(1-2)道路の超音波式速度感知器
やテレビカメラを設置して各車両の速度を検知し、平均
的な走行速度を求める方法、(1-3) 受信装置2aで自動
周波数制御(AFC)をするときに検出した受信電波の
ドップラーシフトΔfに基づき各車両の速度を検知し、
車両の平均的な走行速度を求める方法などがある。
該セルでの車両の走行速度を統計的又は経験的に求めて
おき、車両は常にこの走行速度で走行するものとみなす
ということである。車両が流れよく走行する道路では、
車両の走行速度をリアルタイムで検知しなくても、定数
として固定しておくほうが、走行速度検知手段が不要と
なり構成が簡単になる。
度で車両が走行した場合に、当該車両が受ける最大ドッ
プラー偏移Fdの半分(fd=Fd/2)とする。このよ
うにして設定されたオフセット周波数+fdに相当する
信号は、電圧制御発振回路(VCO)に供給される。そ
して、PLL発振器により、角周波数がω+2πfdの
信号が発生する。この角周波数がω+2πfdの信号
は、移相回路により90°の位相差が与えられてQPS
K変調回路34aに供給される。
信号は、電圧制御発振回路(VCO)に供給され、PL
L発振器により、角周波数がω−2πfdの信号が発生
する。この角周波数がω−2πfdの信号は、移相回路
により90°の位相差が与えられてQPSK変調回路3
4bに供給される。これにより、QPSK変調回路34
aから、+fdのオフセットのある周波数信号が得ら
れ、QPSK変調回路34bから、−fdのオフセット
のある周波数信号が得られる。
構成の変更例を示すブロック図である。この図4の回路
構成を、図2の回路構成と比べると、図2の回路構成で
は、角周波数ω±2πfdの信号を、QPSK変調回路
34の局部発振回路に供給してオフセットを与えていた
が、図4の回路構成では、QPSK変調回路34に入力
される同相成分の信号I、直交成分の信号Qに周波数補
正を施してオフセットを与えるところが違っている。
fd補正回路37である。図5は、fd補正回路37の内
部構成を示す回路図である。fd補正回路37は、fd設
定回路32から得られるオフセット周波数fdの情報に
基づいて cos(2πfdt), sin(2πfdt)の信号
を作る。そして、逆フーリエ変換回路33から出てくる
同相成分の信号I、直交成分の信号Qに、cos(2πfd
t), sin(2πfdt)をそれぞれ乗算して I cos(2πfdt), I sin(2πfdt), Q cos(2πfdt), Q sin(2πfdt) の4つの信号を得る。さらに、これら4つの信号の足し
算、引き算をして、Ia,Ib,Qa,Qbを得る。
b,QbをQPSK変調回路34bに供給する。
ら、+fdのオフセットのある周波数信号が得られ、Q
PSK変調回路34bから、−fdのオフセットのある
周波数信号が得られる。図6は、送受信局2の受信装置
2aの内部構成を示すブロック図である。受信装置2a
は、受信アンテナ21,ダウンコンバータ22、QPS
K復調回路23、フーリエ変換回路24、P/S(パラ
レルシリアル)変換回路26、Δf検出部27等を有し
ている。
無線周波数を中間周波数に変換する回路である。QPS
K復調回路23は、QPSK変調回路34とは逆にQP
SK復調する回路であって、2分配された信号の一方に
sin波をかけ、他方に90°位相の違うcos波をかけてそ
れぞれA/D変換する回路である。
回路23の同相成分I(cos波をかけた後の信号)、直
交成分Q(sin波をかけた後の信号)に基づいて受信周
波数のずれΔfを検出する回路である。受信周波数のず
れΔfは、サンプル時間間隔ごとに複素数I/Qの偏角
を計算し、現在のI/Qの偏角(I/Q)tと、1つ前
にサンプルした(I/Q)t-1の偏角との差に基づいて
求めることができる。
コンバータ22及びQPSK復調回路23にフィードバ
ックすることにより、受信周波数のずれΔfを補正する
機能を果たす。フーリエ変換回路24は、送信側の逆フ
ーリエ変換回路33と逆の処理をする回路で、QPSK
復調された信号を、有効シンボル長TSのウィンドウ長
でフーリエ変換することにより、復号信号を得る回路で
ある。
ラレル信号を、シリアル信号に変換する回路である。こ
のシリアル信号に変換されたデータは、中央基地局1に
送信される。次に、車両に搭載される車載移動局の構成
を説明する。図7は、車載移動局4の構成を示す概念図
である。車載移動局4は、送受信アンテナ61、受信
部、送信部、及び周波数制御部から構成される。
ーリエ変換回路49、QPSK変調回路50、アップコ
ンバータ51等を有している。この送信部の構成は公知
であり、図2に示した路上の送信装置2bの構成の主要
部分と同じなので動作説明を省略する。受信部は、無線
周波数を中間周波数に変換するダウンコンバータ66、
QPSK復調回路63、フーリエ変換回路64、P/S
変換回路65等を有している。受信部の構成も公知であ
り、図6を用いて説明した受信装置2aの構成と同様な
ので、説明は省略する。
れΔfを検出する機能を持つとともに、このずれΔfに
基づいて受信部の周波数制御を行う機能を備えている。
受信周波数のずれΔfを検出する機能については、図6
を用いて説明したΔf検出部27の機能と同様の説明が
できる。すなわち、QPSK復調回路63の同相成分I
(cos波をかけた後の信号)、直交成分Q(sin波をかけ
た後の信号)に基づいて、サンプル時間間隔ごとに複素
数I/Qの偏角を計算し、現在のI/Qの偏角(I/
Q)tと、1つ前にサンプルした(I/Q)t-1の偏角と
の差に基づいて受信周波数のずれΔfを検出する。
ウンコンバータ66の発振器にフィードバックすること
により、受信周波数のずれΔfを補正する機能を果た
す。 f=forg −Δf この式で、forgは、Δfが0のときに発振すべき周波
数である。
をグラフ化して示した図が、図8である。図8(a)は、
本発明の路上送信装置の路上アンテナa1,a2;b
1,b2;c1,c2の配置及びその下を走行する車両
を示す。車両4は、前述したように、送受信アンテナ
(以下「受信アンテナ」という)61と、車載移動局4
とを搭載している。
すグラフである。受信アンテナ61が路上アンテナa2
から受ける受信周波数のずれの推移をa2、受信アンテ
ナ61が路上アンテナb1から受ける受信周波数のずれ
の推移をb1、受信アンテナ61が路上アンテナb2か
ら受ける受信周波数のずれの推移をb2、受信アンテナ
61が路上アンテナc1から受ける受信周波数のずれの
推移をc1で示している。
信装置2bの周波数オフセットfdのために、周波数の
ずれΔfは、図9の場合と比べると、ほぼ半分に減って
いる。例えば、b1を例にとれば、周波数オフセットf
dがなければ、車両は最大Fdのドップラー偏移を受ける
が、周波数オフセットfdが予め与えられているため
に、受けるドップラー偏移は路上アンテナa1,a2の
直下では半分になる。
間付近Aで発生する周波数の飛びはほぼ半分になること
がわかる。このため、自動周波数制御(AFC)を行う
場合、周波数制御の追従は十分可能であり、通信のとぎ
れは生じない。なお、車両が送受信局の直下Bを通過し
たとき、図9の場合は周波数の飛びは原則として生じな
いが、図8の場合は周波数の飛びが生じる。これは、本
発明では、1つの送受信局に指向性の違う2つのアンテ
ナを設けたので、車両が送受信局の直下Bを通過したと
き、それらのアンテナからの受信電波が入れ替わり、オ
フセット周波数の差の2倍分だけ周波数が飛ぶからであ
る。
であるが、本発明は前述の実施形態に限定されるもので
はない。本発明の範囲内で種々の設計変更を施すことが
可能である。
る。
ロック図である。
f、時間軸t上に図示したグラフである。
を示すブロック図である。
構成を示す回路図である。
ロック図である。
a1,a2;b1,b2;c1,c2の配置及びその下
を走行する車両を示す配置図であり、(b)は、車載受信
装置の受ける周波数のずれΔfの推移を示すグラフであ
る。
テナa,b,cの配置及びその下を走行する車両を示す
配置図であり、(b)は、受信周波数のずれの推移を示す
グラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】セルに配置された路上通信局とセル内の車
載移動局との間で通信を行う路車間通信システムに用い
られる路上送信装置であって、 車両の走行方向の指向性を有する第1の送信アンテナ
と、車両の走行方向と逆の指向性を有する第2の送信ア
ンテナと、第1の送信アンテナ及び第2の送信アンテナ
にそれぞれつながれ、同一周波数の信号を出力する第1
の送信部及び第2の送信部と、周波数補正部とを備え、 前記周波数補正部は、 第1の送信部に対して、第1の送信アンテナに供給され
る信号の周波数を高くする正の周波数オフセットを与
え、 第2の送信部に対して、第2の送信アンテナに供給され
る信号の周波数を低くする負の周波数オフセットを与え
るように補正するものであり、 前記周波数補正部が与える正負の周波数オフセット量の
大きさは、車載移動局がセル内で受ける最大ドップラー
偏移の半分に設定されている ことを特徴とする路上送信
装置。 - 【請求項2】前記第1の送信部及び第2の送信部は、直
交周波数分割多重 (OFDM;Orthogonal Frequency D
ivision Multiplex)変調された電波を送信するものであ
る請求項1記載の路上送信装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19348599A JP3367476B2 (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 路上送信装置 |
IL14170000A IL141700A0 (en) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | Roadside transmitter |
AT00939137T ATE453971T1 (de) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | Sender für strassenseite |
DE60043607T DE60043607D1 (de) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | Sender für strassenseite |
PCT/JP2000/004122 WO2001005065A1 (fr) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | Emetteur de bord de route |
US09/763,887 US6397067B1 (en) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | Roadside transmitter |
KR1020017002924A KR20010074982A (ko) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | 노상송신장치 |
EP00939137A EP1119115B1 (en) | 1999-07-07 | 2000-06-22 | Roadside transmitter |
IL141700A IL141700A (en) | 1999-07-07 | 2001-02-27 | Transmission deadline for use next to a road |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19348599A JP3367476B2 (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 路上送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001024576A JP2001024576A (ja) | 2001-01-26 |
JP3367476B2 true JP3367476B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=16308827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19348599A Expired - Fee Related JP3367476B2 (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 路上送信装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6397067B1 (ja) |
EP (1) | EP1119115B1 (ja) |
JP (1) | JP3367476B2 (ja) |
KR (1) | KR20010074982A (ja) |
AT (1) | ATE453971T1 (ja) |
DE (1) | DE60043607D1 (ja) |
IL (2) | IL141700A0 (ja) |
WO (1) | WO2001005065A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7120431B1 (en) * | 1999-02-12 | 2006-10-10 | Lucent Technologies Inc. | System and method for adjusting antenna radiation in a wireless network |
US7952511B1 (en) | 1999-04-07 | 2011-05-31 | Geer James L | Method and apparatus for the detection of objects using electromagnetic wave attenuation patterns |
JP3782330B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2006-06-07 | 富士通株式会社 | Ofdm受信方法及びofdm受信装置 |
EP1603254A4 (en) * | 2003-02-28 | 2008-04-02 | Nat Inst Inf & Comm Tech | RADIO COMMUNICATION SYSTEM |
TWI247490B (en) * | 2003-03-25 | 2006-01-11 | Buffalo Inc | Access point |
US7415243B2 (en) | 2003-03-27 | 2008-08-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | System, method and computer program product for receiving data from a satellite radio network |
US7849149B2 (en) | 2004-04-06 | 2010-12-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for controlling the exchange of vehicle related messages |
US7818380B2 (en) | 2003-12-15 | 2010-10-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for broadcasting safety messages to a vehicle |
US8041779B2 (en) | 2003-12-15 | 2011-10-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for facilitating the exchange of information between a vehicle and a remote location |
US7518530B2 (en) * | 2004-07-19 | 2009-04-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for broadcasting audio and visual display messages to a vehicle |
US7643788B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-01-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for broadcasting data messages to a vehicle |
US8370054B2 (en) * | 2005-03-24 | 2013-02-05 | Google Inc. | User location driven identification of service vehicles |
US7562049B2 (en) * | 2005-03-29 | 2009-07-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Payment system and method for data broadcasted from a remote location to vehicles |
US7949330B2 (en) | 2005-08-25 | 2011-05-24 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method for providing weather warnings and alerts |
US8046162B2 (en) * | 2005-11-04 | 2011-10-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Data broadcast method for traffic information |
US20070124306A1 (en) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for transmitting data to vehicles over limited data links |
JP2007194754A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Nec Corp | 移動体通信システム及びそれに用いるセル配置方法 |
JP4892286B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2012-03-07 | 京セラ株式会社 | 移動体無線通信装置及び送信周波数制御方法 |
US7668653B2 (en) | 2007-05-31 | 2010-02-23 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method for selectively filtering and providing event program information |
US8099308B2 (en) | 2007-10-02 | 2012-01-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Method and system for vehicle service appointments based on diagnostic trouble codes |
JPWO2009110053A1 (ja) * | 2008-03-03 | 2011-07-14 | 富士通株式会社 | 放送サービス信号送信方法 |
JP5843126B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2016-01-13 | 株式会社日立国際電気 | 列車無線通信システム、基地局装置及び無線通信方法 |
KR101458570B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2014-11-07 | 엠파이어 테크놀로지 디벨롭먼트 엘엘씨 | 교통 데이터를 사용하는 모델 기반 도플러 보상 |
CN107370698B (zh) * | 2016-05-13 | 2021-11-30 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种下行信号处理方法、装置及基站 |
US10490074B2 (en) | 2017-05-09 | 2019-11-26 | Qualcomm Incorporated | Frequency biasing for doppler shift compensation in wireless communications systems |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57181242A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-08 | Hitachi Denshi Ltd | Communication system for moving body |
DE3508069C2 (de) * | 1985-03-07 | 1993-12-02 | Aeg Mobile Communication | Gleichwellenfunkgerät mit nachgeregelter Senderfrequenz |
US5168887A (en) | 1990-05-18 | 1992-12-08 | Semitool, Inc. | Single wafer processor apparatus |
JPH03190331A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ受信装置 |
US5249303A (en) * | 1991-04-23 | 1993-09-28 | Goeken John D | Continuous reception by a mobile receiver unit of program channels transmitted by a series of transmitters |
DE4222236A1 (de) * | 1992-07-07 | 1994-01-13 | Sel Alcatel Ag | Verfahren und Schaltungsanordnung zur Kompensation einer Dopplerverschiebung |
JPH08241495A (ja) | 1995-03-02 | 1996-09-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 安全走行制御システム |
US5794119A (en) * | 1995-11-21 | 1998-08-11 | Stanford Telecommunications, Inc. | Subscriber frequency control system and method in point-to-multipoint RF communication system |
US5703595A (en) * | 1996-08-02 | 1997-12-30 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for erratic doppler frequency shift compensation |
JPH10107721A (ja) * | 1996-09-27 | 1998-04-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 車載通信機 |
US6011515A (en) * | 1996-10-08 | 2000-01-04 | The Johns Hopkins University | System for measuring average speed and traffic volume on a roadway |
JP3366225B2 (ja) * | 1997-07-09 | 2003-01-14 | 本田技研工業株式会社 | ナビゲーション装置及び車両制御装置 |
US6091355A (en) * | 1998-07-21 | 2000-07-18 | Speed Products, Inc. | Doppler radar speed measuring unit |
-
1999
- 1999-07-07 JP JP19348599A patent/JP3367476B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-22 IL IL14170000A patent/IL141700A0/xx active IP Right Grant
- 2000-06-22 EP EP00939137A patent/EP1119115B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-22 KR KR1020017002924A patent/KR20010074982A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-06-22 DE DE60043607T patent/DE60043607D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-22 WO PCT/JP2000/004122 patent/WO2001005065A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2000-06-22 US US09/763,887 patent/US6397067B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-22 AT AT00939137T patent/ATE453971T1/de not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-02-27 IL IL141700A patent/IL141700A/en not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IL141700A (en) | 2006-12-31 |
ATE453971T1 (de) | 2010-01-15 |
EP1119115A4 (en) | 2004-10-20 |
KR20010074982A (ko) | 2001-08-09 |
WO2001005065A1 (fr) | 2001-01-18 |
EP1119115B1 (en) | 2009-12-30 |
DE60043607D1 (de) | 2010-02-11 |
JP2001024576A (ja) | 2001-01-26 |
US6397067B1 (en) | 2002-05-28 |
IL141700A0 (en) | 2002-03-10 |
EP1119115A1 (en) | 2001-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3367476B2 (ja) | 路上送信装置 | |
JP3127918B1 (ja) | 路車間通信システム並びに路上通信局及び車載移動局 | |
US20040180650A1 (en) | Roadway communication system | |
JP4761845B2 (ja) | 移動体の無線伝送方法、無線伝送装置及び無線伝送システム | |
US7720598B2 (en) | System and method for determining a position of a vehicle with compensation for noise or measurement error | |
JP2004080420A (ja) | 車載無線端末 | |
Maier et al. | Packet detection and frequency synchronization with antenna diversity for IEEE 802.11 p based on real-world measurements | |
JP2004120081A (ja) | 車載無線端末 | |
JP3045167B1 (ja) | 路車間通信システム | |
JP2001028576A (ja) | 車載受信装置 | |
JP3008946B2 (ja) | 路車間通信システム | |
JP3067751B2 (ja) | 路車間通信システム | |
JP3362726B2 (ja) | 路車間通信システム | |
JP2001016157A (ja) | 路上送信システム及び路上受信システム | |
JP4134410B2 (ja) | 路車間通信システム | |
JP3289717B2 (ja) | 車両位置検出システム | |
JP2620350B2 (ja) | 車載アンテナ制御方式 | |
JPH11196444A (ja) | 路車間通信システム | |
JP2004241840A (ja) | 車載用通信装置 | |
JP2003288666A (ja) | 路車間通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071108 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111108 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111108 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121108 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |