JP3362897B2 - 再生装置 - Google Patents
再生装置Info
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- JP3362897B2 JP3362897B2 JP03436593A JP3436593A JP3362897B2 JP 3362897 B2 JP3362897 B2 JP 3362897B2 JP 03436593 A JP03436593 A JP 03436593A JP 3436593 A JP3436593 A JP 3436593A JP 3362897 B2 JP3362897 B2 JP 3362897B2
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- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
産業上の利用分野
従来の技術(図3〜図11)
発明が解決しようとする課題(図3〜図11)
課題を解決するための手段(図1及び図2)
作用(図1及び図2)
実施例
(1)実施例の全体構成(図1)
(2)システムコントローラ(図2)
(3)実施例の効果
(4)他の実施例
発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は再生装置に関し、例えば
連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で離散的
に光磁気デイスクに記録し、この記録したオーデイオデ
ータを再生する場合に適用し得る。
連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で離散的
に光磁気デイスクに記録し、この記録したオーデイオデ
ータを再生する場合に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、光磁気デイスク装置においては、
連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で記録す
ることにより、このオーデイオデータを離散的に光磁気
デイスクに記録し得るようになされたものがある。
連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で記録す
ることにより、このオーデイオデータを離散的に光磁気
デイスクに記録し得るようになされたものがある。
【0004】すなわちこの光磁気デイスク装置において
は、順次入力されるオーデイオデータを音声圧縮回路に
入力し、所定周期でブロツク化し、各ブロツク単位で音
声圧縮処理する(以下この音声圧縮したデータのブロツ
クをサウンドグループと呼ぶ)。さらに光磁気デイスク
装置においては、このサウンドグループのオーデイオデ
ータについて、連続する11のブロツクで2つのセクタを
形成し、さらに36セクタで1つのクラスタを形成し、こ
れにより音声圧縮したオーデイオデータをこのセクタを
基準にしたクラスタ単位で記録し得るようになされてい
る。
は、順次入力されるオーデイオデータを音声圧縮回路に
入力し、所定周期でブロツク化し、各ブロツク単位で音
声圧縮処理する(以下この音声圧縮したデータのブロツ
クをサウンドグループと呼ぶ)。さらに光磁気デイスク
装置においては、このサウンドグループのオーデイオデ
ータについて、連続する11のブロツクで2つのセクタを
形成し、さらに36セクタで1つのクラスタを形成し、こ
れにより音声圧縮したオーデイオデータをこのセクタを
基準にしたクラスタ単位で記録し得るようになされてい
る。
【0005】すなわち図3にテーブルの形式で示すよう
に、この光磁気デイスク装置においては、各セクタに23
52バイトのデータを割り当て得るようになされ、このう
ち縦方向アドレス「0」〜「3」で表される領域をヘツ
ダに割り当てる。さらに光磁気デイスク装置において
は、このうち縦方向アドレス「0」〜「2」の領域、12
バイトを同期パターン(sync)に割り当て、ここにフオ
ーマツト化された所定の同期パターンを割り当て、続く
縦方向アドレス「3」の1バイト目及び2バイト目にク
ラスタのアドレスを記録する。
に、この光磁気デイスク装置においては、各セクタに23
52バイトのデータを割り当て得るようになされ、このう
ち縦方向アドレス「0」〜「3」で表される領域をヘツ
ダに割り当てる。さらに光磁気デイスク装置において
は、このうち縦方向アドレス「0」〜「2」の領域、12
バイトを同期パターン(sync)に割り当て、ここにフオ
ーマツト化された所定の同期パターンを割り当て、続く
縦方向アドレス「3」の1バイト目及び2バイト目にク
ラスタのアドレスを記録する。
【0006】ここで光磁気デイスク装置においては、こ
のセクタを光磁気デイスク上に連続して形成し、36の
セクタをグループ化してクラスタを形成するようになさ
れ、このクラスタ管理用のアドレスとして14ビツトのア
ドレスを割り当てるようになされている。さらに光磁気
デイスク装置においては、このクラスタのアドレスに続
いて、セクタのアドレスを割り当て、続いて光磁気デイ
スクのモードを記録するようになされている。
のセクタを光磁気デイスク上に連続して形成し、36の
セクタをグループ化してクラスタを形成するようになさ
れ、このクラスタ管理用のアドレスとして14ビツトのア
ドレスを割り当てるようになされている。さらに光磁気
デイスク装置においては、このクラスタのアドレスに続
いて、セクタのアドレスを割り当て、続いて光磁気デイ
スクのモードを記録するようになされている。
【0007】このヘツダに続いて光磁気デイスク装置に
おいては、2336バイトのメインデータエリアを形成し、
この領域にユーザの所望するデータを割り当て得るよう
になされている。
おいては、2336バイトのメインデータエリアを形成し、
この領域にユーザの所望するデータを割り当て得るよう
になされている。
【0008】すなわち図4に示すように、オーデイオ用
の光磁気デイスクにおいては、モードのデータとして0
2hのデータが割り当てられ、ヘツダに続いて00hの
データが4バイト連続し、続いてオーデイオデータを記
録するようになされている。
の光磁気デイスクにおいては、モードのデータとして0
2hのデータが割り当てられ、ヘツダに続いて00hの
データが4バイト連続し、続いてオーデイオデータを記
録するようになされている。
【0009】このようにして形成されるセクタに対して
光磁気デイスク装置においては、図5に示すようにサウ
ンドグループを割り当てる。すなわち偶数セクタにおい
ては、図3のテーブルに対応する縦方向アドレス「4」
の00hのデータに続くメインデータエリアについて、
縦方向アドレスで「105」の領域を単位にしてこのメ
インデータエリアを分割し、各領域にそれぞれ順次サウ
ンドグループのデータを割り当てる。
光磁気デイスク装置においては、図5に示すようにサウ
ンドグループを割り当てる。すなわち偶数セクタにおい
ては、図3のテーブルに対応する縦方向アドレス「4」
の00hのデータに続くメインデータエリアについて、
縦方向アドレスで「105」の領域を単位にしてこのメ
インデータエリアを分割し、各領域にそれぞれ順次サウ
ンドグループのデータを割り当てる。
【0010】さらにこのようにしてメインデータエリア
を分割して残る縦方向アドレスで「53」の領域を6番
目のサウンドグループ5に割り当て、続く奇数セクタの
縦方向アドレス「5」からの領域に6番目のサウンドグ
ループ5の残りのデータを記録する。
を分割して残る縦方向アドレスで「53」の領域を6番
目のサウンドグループ5に割り当て、続く奇数セクタの
縦方向アドレス「5」からの領域に6番目のサウンドグ
ループ5の残りのデータを記録する。
【0011】さらに光磁気デイスク装置においては、こ
の奇数セクタについては、縦方向アドレスで「105」
の領域を単位にして残りの領域を分割し、各領域にそれ
ぞれ残りのサウンドグループを割り当てる。
の奇数セクタについては、縦方向アドレスで「105」
の領域を単位にして残りの領域を分割し、各領域にそれ
ぞれ残りのサウンドグループを割り当てる。
【0012】これによりこの種の光磁気デイスク装置に
おいては、順次入力されるオーデイオデータを音声圧縮
処理してサウンドグループを形成し、このサウンドグル
ープでセクタを、さらにはこのセクタでクラスタを形成
し、このクラスタを単位にしてオーデイオデータを記録
し得るようになされている。
おいては、順次入力されるオーデイオデータを音声圧縮
処理してサウンドグループを形成し、このサウンドグル
ープでセクタを、さらにはこのセクタでクラスタを形成
し、このクラスタを単位にしてオーデイオデータを記録
し得るようになされている。
【0013】すなわちこのようにしてクラスタ単位でオ
ーデイオデータを記録する場合、大容量のメモリ回路を
バツフアメモリとして使用すれば、例えば記録中の振動
によりトラツクジヤンプした場合、トラツクジヤンプし
たクラスタを記録し直すことにより連続するオーデイオ
データを途切れることなく光磁気デイスクに記録するこ
とができる。
ーデイオデータを記録する場合、大容量のメモリ回路を
バツフアメモリとして使用すれば、例えば記録中の振動
によりトラツクジヤンプした場合、トラツクジヤンプし
たクラスタを記録し直すことにより連続するオーデイオ
データを途切れることなく光磁気デイスクに記録するこ
とができる。
【0014】さらに光磁気デイスク装置においては、光
磁気デイスクの内周側にオーデイオデータの管理用デー
タを記録する記録領域を形成し、この記録領域の外周側
にこのクラスタのデータでなるメインデータの記録領域
を形成する。これにより光磁気デイスク装置において
は、このメインデータの記録領域に順次クラスタ単位で
オーデイオデータを記録し得るようになされている。
磁気デイスクの内周側にオーデイオデータの管理用デー
タを記録する記録領域を形成し、この記録領域の外周側
にこのクラスタのデータでなるメインデータの記録領域
を形成する。これにより光磁気デイスク装置において
は、このメインデータの記録領域に順次クラスタ単位で
オーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0015】これに対してこの管理用データの記録領域
においては、UTOCデータでなる管理データが記録さ
れ、これにより光磁気デイスク装置においては、このU
TOCデータを参照して所望のオーデイオデータを再生
し得るようになされている。すなわちこのUTOCデー
タにおいては、メインデータと同様にセクタを単位にし
て管理用データが規定され、第1〜第4のセクタについ
て規格化されるようになされている。
においては、UTOCデータでなる管理データが記録さ
れ、これにより光磁気デイスク装置においては、このU
TOCデータを参照して所望のオーデイオデータを再生
し得るようになされている。すなわちこのUTOCデー
タにおいては、メインデータと同様にセクタを単位にし
て管理用データが規定され、第1〜第4のセクタについ
て規格化されるようになされている。
【0016】この第1〜第4のセクタのうち、第2〜第
4のセクタにおいては、オプシヨンとして規定され、第
1のセクタ(すなわちセクタ0でなる)においては、図
6に示すように、ヘツダに続いてクラスタのアドレスを
割り当てた後、続いて00hのデータを記録する。さら
にこの第1のセクタにおいては、所定のコードデータ
(Maker code、Model code)を割り当てた後、メインデ
ータの記録開始位置及び終了位置を表すデータ(First
TNO 、Last TNO)等が割り当てられるようになされてい
る。
4のセクタにおいては、オプシヨンとして規定され、第
1のセクタ(すなわちセクタ0でなる)においては、図
6に示すように、ヘツダに続いてクラスタのアドレスを
割り当てた後、続いて00hのデータを記録する。さら
にこの第1のセクタにおいては、所定のコードデータ
(Maker code、Model code)を割り当てた後、メインデ
ータの記録開始位置及び終了位置を表すデータ(First
TNO 、Last TNO)等が割り当てられるようになされてい
る。
【0017】この第1のセクタのうち、縦方向アドレス
「11」においては、デイスクの識別データを2バイト記
録し得るようになされ、続いてメインデータ記録領域の
欠陥領域の位置を表すポインタ(P-DFA )、メインデー
タ記録領域の未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P-
EMPTY )が割り当てられるようになされている。さらに
続く縦方向アドレス「12」においては、メインデータ記
録領域に記録されたメインデータの先頭位置を表すポイ
ンタ(P-FRA )が割り当てられ、続いて各データの記録
開始位置を表すポインタ(P-TNO1、……、P-TNO255)が
割り当てられるようになされている。
「11」においては、デイスクの識別データを2バイト記
録し得るようになされ、続いてメインデータ記録領域の
欠陥領域の位置を表すポインタ(P-DFA )、メインデー
タ記録領域の未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P-
EMPTY )が割り当てられるようになされている。さらに
続く縦方向アドレス「12」においては、メインデータ記
録領域に記録されたメインデータの先頭位置を表すポイ
ンタ(P-FRA )が割り当てられ、続いて各データの記録
開始位置を表すポインタ(P-TNO1、……、P-TNO255)が
割り当てられるようになされている。
【0018】これによりオーデイオ信号を記録再生する
光磁気デイスク装置においては、このポインタ(P-FRA
、P-TNO1、……、P-TNO255)でそれぞれ記録した各曲
の先頭位置を検出し得るようになされている。
光磁気デイスク装置においては、このポインタ(P-FRA
、P-TNO1、……、P-TNO255)でそれぞれ記録した各曲
の先頭位置を検出し得るようになされている。
【0019】すなわち続く縦方向アドレス「76」以下の
領域においては、メインデータの記録開始位置及び記録
終了位置を表すスタートアドレス(Start address )及
びエンドアドレス(End address )が記録されるように
なされ、ポインタ(P-FRA 、P-TNO1、……、P-TNO255)
においては、このスタートアドレスの記録位置を指示す
るようになされている。これにより光磁気デイスク装置
においては、ポインタで指定されるスタートアドレス及
びエンドアドレスを検出することにより、ユーザの指定
した曲について記録位置を検出し得るようになされてい
る。
領域においては、メインデータの記録開始位置及び記録
終了位置を表すスタートアドレス(Start address )及
びエンドアドレス(End address )が記録されるように
なされ、ポインタ(P-FRA 、P-TNO1、……、P-TNO255)
においては、このスタートアドレスの記録位置を指示す
るようになされている。これにより光磁気デイスク装置
においては、ポインタで指定されるスタートアドレス及
びエンドアドレスを検出することにより、ユーザの指定
した曲について記録位置を検出し得るようになされてい
る。
【0020】すなわちこのスタートアドレス及びエンド
アドレスにおいては、図7に示すように、それぞれクラ
スタのアドレスを14ビツト記録し、続いてセクタのアド
レスを6ビツト、サウンドグループのアドレスを4ビツ
ト記録するようになされ、これにより光磁気デイスク装
置においては、クラスタ単位で記録したオーデイオデー
タについて、クラスタ、セクタ、サウンドグレープを単
位にして曲の頭出し等の処理を実行し得るようになされ
ている。なおこの1組のスタートアドレス及びエンドア
ドレスで指定される記録単位をパーツと呼ぶ。
アドレスにおいては、図7に示すように、それぞれクラ
スタのアドレスを14ビツト記録し、続いてセクタのアド
レスを6ビツト、サウンドグループのアドレスを4ビツ
ト記録するようになされ、これにより光磁気デイスク装
置においては、クラスタ単位で記録したオーデイオデー
タについて、クラスタ、セクタ、サウンドグレープを単
位にして曲の頭出し等の処理を実行し得るようになされ
ている。なおこの1組のスタートアドレス及びエンドア
ドレスで指定される記録単位をパーツと呼ぶ。
【0021】さらにこのUTOCデータにおいては、こ
のスタートアドレスに続いて、各パーツの処理モードを
示すモードデータ(Track mode)が記録され、これによ
りコピー禁止データ、書き込み禁止データ、オーデイオ
データ、ステレオデータ、モノラルデータ等を識別し得
るようになされ、さらにはエンフアシス処理の有無等を
識別し得るようになされている。
のスタートアドレスに続いて、各パーツの処理モードを
示すモードデータ(Track mode)が記録され、これによ
りコピー禁止データ、書き込み禁止データ、オーデイオ
データ、ステレオデータ、モノラルデータ等を識別し得
るようになされ、さらにはエンフアシス処理の有無等を
識別し得るようになされている。
【0022】これに対してエンドアドレスにおいては、
続いてパーツの接続関係を表すリンクポインタ(Link-
P)が記録されるようになされ、このリンクポインタ(L
ink-P)でこのエンドアドレスに対応するスタートアド
レスの記録位置を指定し得るようになされている。すな
わち図8に示すように、何もオーデイオデータを記録し
ていない光磁気デイスクに始めてオーデイオデータを記
録した場合、光磁気デイスク装置においては、順次1曲
目、2曲目、……の演奏が連続するようにオーデイオデ
ータを記録することになる(図8(A))。
続いてパーツの接続関係を表すリンクポインタ(Link-
P)が記録されるようになされ、このリンクポインタ(L
ink-P)でこのエンドアドレスに対応するスタートアド
レスの記録位置を指定し得るようになされている。すな
わち図8に示すように、何もオーデイオデータを記録し
ていない光磁気デイスクに始めてオーデイオデータを記
録した場合、光磁気デイスク装置においては、順次1曲
目、2曲目、……の演奏が連続するようにオーデイオデ
ータを記録することになる(図8(A))。
【0023】この場合、各演奏のオーデイオデータにお
いては、それぞれ1組のスタートアドレス及びエンドア
ドレスで指定されるパーツP1、P2、P3、……で光
磁気デイスクに記録されることになる。
いては、それぞれ1組のスタートアドレス及びエンドア
ドレスで指定されるパーツP1、P2、P3、……で光
磁気デイスクに記録されることになる。
【0024】これに対してこの第2曲目及び第4曲目を
消去した後、演奏時間の長い5曲目の演奏を記録する場
合、この5曲目については、連続するオーデイオデータ
が分割されて第2及び第4のパーツP2及びP4で記録
されることになる。このような場合、光磁気デイスクに
おいては、ポインタでこの5曲目のスタートアドレスを
指定すると、このスタートアドレスで第2のパーツP2
の演奏開始位置を検出し得るようになされ、さらにこの
スタートアドレスと組をなすエンドアドレスでこのパー
ツP2の記録終了位置を検出し得るようになされてい
る。
消去した後、演奏時間の長い5曲目の演奏を記録する場
合、この5曲目については、連続するオーデイオデータ
が分割されて第2及び第4のパーツP2及びP4で記録
されることになる。このような場合、光磁気デイスクに
おいては、ポインタでこの5曲目のスタートアドレスを
指定すると、このスタートアドレスで第2のパーツP2
の演奏開始位置を検出し得るようになされ、さらにこの
スタートアドレスと組をなすエンドアドレスでこのパー
ツP2の記録終了位置を検出し得るようになされてい
る。
【0025】さらに光磁気デイスクにおいては、このエ
ンドアドレスに続くリンクポインタ(Link-P)で第4の
パーツP4のポインタ(P-FRA 、P-TNO1、……、P-TNO2
55)と同様にスタートアドレスを検出し得るようになさ
れ、これにより光磁気デイスク装置においては、記録消
去の処理を繰り返しても、その都度このUTOCを書き
換えることにより、光磁気デイスクの記録領域を有効に
利用してオーデイオデータを記録し得るようになされて
いる。かくしてこれによりポインタ(P-FRA 、P-TNO1、
……P-TNO255)においては、光磁気デイスクに記録した
各演奏に対応して形成され、対応するパーツをリンクポ
インタと共にそれぞれ指定することになる。
ンドアドレスに続くリンクポインタ(Link-P)で第4の
パーツP4のポインタ(P-FRA 、P-TNO1、……、P-TNO2
55)と同様にスタートアドレスを検出し得るようになさ
れ、これにより光磁気デイスク装置においては、記録消
去の処理を繰り返しても、その都度このUTOCを書き
換えることにより、光磁気デイスクの記録領域を有効に
利用してオーデイオデータを記録し得るようになされて
いる。かくしてこれによりポインタ(P-FRA 、P-TNO1、
……P-TNO255)においては、光磁気デイスクに記録した
各演奏に対応して形成され、対応するパーツをリンクポ
インタと共にそれぞれ指定することになる。
【0026】これに対してこのように連続して記録した
オーデイオデータのうち、第2曲目を消去したような場
合、光磁気デイスク装置においては、メインデータ記録
領域の未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P-EMPTY
)でこの消去された領域を指定する。すなわちこのポ
インタ(P-EMPTY )においては、ポインタ(P-FRA 、P-
TNO1、……、P-TNO255)と同様に対応するパーツのスタ
ートアドレスを指定するようになされ、これにより光磁
気デイスク装置においては、例えば2曲目及び4曲目を
消去したとき、それまでポインタ(P-TNO1、P-TNO2、…
…)でそれぞれ指定されていたパーツP2及びP4の指
定を、この未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P-EM
PTY )と、このポインタで指定されるスタートアドレス
と組をなすエンドアドレスのリンクポインタ(Link-P)
との指定に書き換え、これにより簡易にオーデイオデー
タを消去し得るようになされている(図8(B))。
オーデイオデータのうち、第2曲目を消去したような場
合、光磁気デイスク装置においては、メインデータ記録
領域の未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P-EMPTY
)でこの消去された領域を指定する。すなわちこのポ
インタ(P-EMPTY )においては、ポインタ(P-FRA 、P-
TNO1、……、P-TNO255)と同様に対応するパーツのスタ
ートアドレスを指定するようになされ、これにより光磁
気デイスク装置においては、例えば2曲目及び4曲目を
消去したとき、それまでポインタ(P-TNO1、P-TNO2、…
…)でそれぞれ指定されていたパーツP2及びP4の指
定を、この未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P-EM
PTY )と、このポインタで指定されるスタートアドレス
と組をなすエンドアドレスのリンクポインタ(Link-P)
との指定に書き換え、これにより簡易にオーデイオデー
タを消去し得るようになされている(図8(B))。
【0027】これにより光磁気デイスク装置において
は、このスタートアドレス及びエンドアドレスで指定さ
れるクラスタ間のオーデイオデータをクラスタ単位で再
生した後、セクタ単位でデータ処理することにより、ス
タートアドレス及びエンドアドレスのサウンドグループ
アドレスで指定される演奏を再生し得るようになされ、
これにより光磁気デイスクに離散的に記録したオーデイ
オデータを簡易に再生し得るようになされている。この
とき光磁気デイスク装置においては、このようにクラス
タ単位でオーデイオデータを記録し、クラスタ単位でオ
ーデイオデータを再生することにより、記録時と同様に
大容量のメモリ回路をバツフアメモリとして使用して、
再生時、トラツクジヤンプした場合でも、トラツクジヤ
ンプしたクラスタを再生し直して音飛びを未然に防止し
得るようになされている。
は、このスタートアドレス及びエンドアドレスで指定さ
れるクラスタ間のオーデイオデータをクラスタ単位で再
生した後、セクタ単位でデータ処理することにより、ス
タートアドレス及びエンドアドレスのサウンドグループ
アドレスで指定される演奏を再生し得るようになされ、
これにより光磁気デイスクに離散的に記録したオーデイ
オデータを簡易に再生し得るようになされている。この
とき光磁気デイスク装置においては、このようにクラス
タ単位でオーデイオデータを記録し、クラスタ単位でオ
ーデイオデータを再生することにより、記録時と同様に
大容量のメモリ回路をバツフアメモリとして使用して、
再生時、トラツクジヤンプした場合でも、トラツクジヤ
ンプしたクラスタを再生し直して音飛びを未然に防止し
得るようになされている。
【0028】ちなみに残りのセクタのうち、第2のセク
タ(セクタ1)においては、図9に示すように、第1の
セクタと同様にヘツダ、ポインタ(P-TNO1、P-TNO2、…
…)等が形成された後、スタートアドレス及びエンドア
ドレスに対応してASCIIコードでデイスク名、トラ
ツク名を割り当て得るようになされている。これに対し
て第3のセクタ(セクタ2)においては、図10に示す
ように、第1のセクタと同様にヘツダ等が形成された
後、第1のセクタのポインタ(P-TNO1、P-TNO2、……)
に対応してポインタ(P-TRD1、P-TRD2、……)が形成さ
れるようになされている。
タ(セクタ1)においては、図9に示すように、第1の
セクタと同様にヘツダ、ポインタ(P-TNO1、P-TNO2、…
…)等が形成された後、スタートアドレス及びエンドア
ドレスに対応してASCIIコードでデイスク名、トラ
ツク名を割り当て得るようになされている。これに対し
て第3のセクタ(セクタ2)においては、図10に示す
ように、第1のセクタと同様にヘツダ等が形成された
後、第1のセクタのポインタ(P-TNO1、P-TNO2、……)
に対応してポインタ(P-TRD1、P-TRD2、……)が形成さ
れるようになされている。
【0029】これにより第3のセクタ(セクタ2)にお
いては、第1のセクタのポインタ(P-TNO1、P-TNO2、…
…)に対応する各演奏について、ポインタ(P-TRD1、P-
TRD2、……)で記録時間(Track rec data and time )
等を記録し得るようになされている。さらに第4のセク
タ(セクタ4)においては、図11に示すように、同様
にポインタ(P-TNA1、P-TNA2、……)を形成し、デイス
ク名、トラツク名を漢字コードで記録し得るようになさ
れている。
いては、第1のセクタのポインタ(P-TNO1、P-TNO2、…
…)に対応する各演奏について、ポインタ(P-TRD1、P-
TRD2、……)で記録時間(Track rec data and time )
等を記録し得るようになされている。さらに第4のセク
タ(セクタ4)においては、図11に示すように、同様
にポインタ(P-TNA1、P-TNA2、……)を形成し、デイス
ク名、トラツク名を漢字コードで記録し得るようになさ
れている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光磁
気デイスク装置においては、このようにクラスタ単位で
オーデイオデータを再生することにより、再生速度を高
速度化して間欠的にオーデイオデータを再生し、再生し
たオーデイオデータを大容量のメモリ回路を介して連続
的に出力することにより、トラツクジヤンプした場合で
も、音飛びの発生を未然に回避することができる。
気デイスク装置においては、このようにクラスタ単位で
オーデイオデータを再生することにより、再生速度を高
速度化して間欠的にオーデイオデータを再生し、再生し
たオーデイオデータを大容量のメモリ回路を介して連続
的に出力することにより、トラツクジヤンプした場合で
も、音飛びの発生を未然に回避することができる。
【0031】この場合光磁気デイスク装置においては、
トラツクジヤンプして元の記録トラツクに復帰するまで
最大で1秒程度の時間を要することにより、1秒分のオ
ーデイオデータをこの種のメモリ回路に蓄積し得るよう
にすれば、その分単発的に発生するトラツクジヤンプに
よる音飛びを未然に回避することができる。これに対し
てこのメモリ回路の容量をさらに大きくすると、トラツ
クジヤンプが連続的に発生した場合でも、音飛びを未然
に回避することができる。
トラツクジヤンプして元の記録トラツクに復帰するまで
最大で1秒程度の時間を要することにより、1秒分のオ
ーデイオデータをこの種のメモリ回路に蓄積し得るよう
にすれば、その分単発的に発生するトラツクジヤンプに
よる音飛びを未然に回避することができる。これに対し
てこのメモリ回路の容量をさらに大きくすると、トラツ
クジヤンプが連続的に発生した場合でも、音飛びを未然
に回避することができる。
【0032】ところがこの場合、大容量化したメモリ回
路に再生したオーデイオデータをセクタ単位で予め格納
しておく必要があり、これに伴い各セクタのオーデイオ
データを何れのサウンドグループから音声伸長して出力
するかといつた再生したオーデイオデータを処理する為
に必要な管理データをも、各セクタ毎に何れかの記憶手
段に保持しておく必要がある。通常この種の管理データ
は、システムコントローラのバツフアメモリに格納保持
されるが、このようにオーデイオデータを格納するメモ
リ回路を大容量化すれば、その分このバツフアメモリも
大容量化する必要があり、その分全体構成が煩雑になる
問題がある。
路に再生したオーデイオデータをセクタ単位で予め格納
しておく必要があり、これに伴い各セクタのオーデイオ
データを何れのサウンドグループから音声伸長して出力
するかといつた再生したオーデイオデータを処理する為
に必要な管理データをも、各セクタ毎に何れかの記憶手
段に保持しておく必要がある。通常この種の管理データ
は、システムコントローラのバツフアメモリに格納保持
されるが、このようにオーデイオデータを格納するメモ
リ回路を大容量化すれば、その分このバツフアメモリも
大容量化する必要があり、その分全体構成が煩雑になる
問題がある。
【0033】また記録消去を繰り返せば、長さの短いパ
ーツが多数形成され、この複数のパーツにまたがつて演
奏が記録される場合もあり、この場合パーツの増加に伴
いこの種の管理データの記録のためにバツフアメモリの
記録領域が増大するようになる。
ーツが多数形成され、この複数のパーツにまたがつて演
奏が記録される場合もあり、この場合パーツの増加に伴
いこの種の管理データの記録のためにバツフアメモリの
記録領域が増大するようになる。
【0034】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、管理データを用いて所定のブロツク単位で記録した
情報を再生処理する場合において、全体構成を簡略化す
ることができる再生装置を提案しようとするものであ
る。
で、管理データを用いて所定のブロツク単位で記録した
情報を再生処理する場合において、全体構成を簡略化す
ることができる再生装置を提案しようとするものであ
る。
【0035】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定単位ブロツク毎にヘツダが付
加されてブロツク化された記録データが記録される記録
領域と、ブロツク化された記録データを管理する管理デ
ータが記録された管理領域とからなる記録媒体2を再生
する再生装置1において、記録媒体2の管理領域から管
理データを再生すると共に、記録媒体の記録領域から記
録データを再生する再生手段4〜10と、再生手段4〜
10によつて再生された管理データに基づいてサブデー
タを生成するサブデータ生成手段3、12と、再生手段
4〜10によつて再生されたブロツク化された記録デー
タ中のヘツダ部分に、サブデータ生成手段3、12によ
つて生成されたサブデータを割り当てる置換手段3、1
2と、置換手段3、12によつてサブデータが割り当て
られたブロツク化された記録データを一旦蓄積するメモ
リ手段13とを設けるようにした。
め本発明においては、所定単位ブロツク毎にヘツダが付
加されてブロツク化された記録データが記録される記録
領域と、ブロツク化された記録データを管理する管理デ
ータが記録された管理領域とからなる記録媒体2を再生
する再生装置1において、記録媒体2の管理領域から管
理データを再生すると共に、記録媒体の記録領域から記
録データを再生する再生手段4〜10と、再生手段4〜
10によつて再生された管理データに基づいてサブデー
タを生成するサブデータ生成手段3、12と、再生手段
4〜10によつて再生されたブロツク化された記録デー
タ中のヘツダ部分に、サブデータ生成手段3、12によ
つて生成されたサブデータを割り当てる置換手段3、1
2と、置換手段3、12によつてサブデータが割り当て
られたブロツク化された記録データを一旦蓄積するメモ
リ手段13とを設けるようにした。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【作用】記録媒体2の管理領域から再生した管理データ
に基づいてサブデータを生成し、ヘツダに代えてこのサ
ブデータが割り当てられたブロツク化された記録データ
をメモリ手段13に蓄積すれば、ヘツダの記録領域を有
効に活用して各ブロツク毎に各ブロツクの出力に必要な
サブデータを記憶することができる。
に基づいてサブデータを生成し、ヘツダに代えてこのサ
ブデータが割り当てられたブロツク化された記録データ
をメモリ手段13に蓄積すれば、ヘツダの記録領域を有
効に活用して各ブロツク毎に各ブロツクの出力に必要な
サブデータを記憶することができる。
【0040】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0041】(1)実施例の全体構成
図1において、1は全体として光磁気デイスク装置を示
し、光磁気デイスク2が装填されると、この光磁気デイ
スク2からUTOCデータを読み出した後、このUTO
Cデータに基づいて所望のオーデイオ信号を記録再生す
る。
し、光磁気デイスク2が装填されると、この光磁気デイ
スク2からUTOCデータを読み出した後、このUTO
Cデータに基づいて所望のオーデイオ信号を記録再生す
る。
【0042】すなわち光磁気デイスク装置1において
は、直径64〔mm〕の光磁気デイスク2が装填されると、
システムコントローラ3からサーボ回路4に制御信号を
送出し、これによりサーボ回路4でスピンンドルモータ
5を駆動し、光磁気デイスク2を所定の回転速度で回転
駆動する。
は、直径64〔mm〕の光磁気デイスク2が装填されると、
システムコントローラ3からサーボ回路4に制御信号を
送出し、これによりサーボ回路4でスピンンドルモータ
5を駆動し、光磁気デイスク2を所定の回転速度で回転
駆動する。
【0043】続いて光磁気デイスク装置1においては、
システムコントローラ3からサーボ回路4に制御信号を
出力し、これによりスレツド部6を駆動して光学ヘツド
7を光磁気デイスク2のUTOC記録領域に移動させ
る。このようにして光学ヘツド7を移動させると、光磁
気デイスク装置1においては、光学ヘツド7を駆動して
光ビームを光磁気デイスク2に照射し、その反射光を光
学ヘツド7で受光する。
システムコントローラ3からサーボ回路4に制御信号を
出力し、これによりスレツド部6を駆動して光学ヘツド
7を光磁気デイスク2のUTOC記録領域に移動させ
る。このようにして光学ヘツド7を移動させると、光磁
気デイスク装置1においては、光学ヘツド7を駆動して
光ビームを光磁気デイスク2に照射し、その反射光を光
学ヘツド7で受光する。
【0044】これにより光学ヘツド7においては、受光
結果をRFアンプ8を介してサーボ回路4に出力し、こ
れによりサーボ回路4においては、この受光結果に基づ
いて光学ヘツド7をトラツキング制御、フオーカス制御
する。さらに光学ヘツド7においては、RFアンプ8を
介して受光結果をアドレスデコーダ9に出力し、アドレ
スデコーダ9においては、受光結果に基づいてプリグル
ーブの蛇行を検出して光磁気デイスク2上に予め割り当
てられた各記録トラツクの位置情報を検出する。
結果をRFアンプ8を介してサーボ回路4に出力し、こ
れによりサーボ回路4においては、この受光結果に基づ
いて光学ヘツド7をトラツキング制御、フオーカス制御
する。さらに光学ヘツド7においては、RFアンプ8を
介して受光結果をアドレスデコーダ9に出力し、アドレ
スデコーダ9においては、受光結果に基づいてプリグル
ーブの蛇行を検出して光磁気デイスク2上に予め割り当
てられた各記録トラツクの位置情報を検出する。
【0045】これにより光磁気デイスク装置1において
は、この位置情報を基準にして所望の記録トラツクにオ
ーデイオデータを記録し、又は所望の記録トラツクから
オーデイオデータ等を再生し得るようになされている。
は、この位置情報を基準にして所望の記録トラツクにオ
ーデイオデータを記録し、又は所望の記録トラツクから
オーデイオデータ等を再生し得るようになされている。
【0046】このようにしてアドレスデコーダ9の位置
検出結果に基づいてUTOCデータを記録した記録トラ
ツクについて、記録データを再生し得る状態になると、
光磁気デイスク装置1においては、RFアンプ8の出力
信号をデータ処理回路10に出力する。ここでデータ処
理回路10においては、記録モードと再生モードとで動
作を切り換え、再生モードにおいて、順次RFアンプ8
の出力信号を復調して復調データを得、この復調データ
を誤り訂正処理する。
検出結果に基づいてUTOCデータを記録した記録トラ
ツクについて、記録データを再生し得る状態になると、
光磁気デイスク装置1においては、RFアンプ8の出力
信号をデータ処理回路10に出力する。ここでデータ処
理回路10においては、記録モードと再生モードとで動
作を切り換え、再生モードにおいて、順次RFアンプ8
の出力信号を復調して復調データを得、この復調データ
を誤り訂正処理する。
【0047】この誤り訂正処理は、オーデイオデータ等
に付加されて記録されたCIRC(cross interleave r
eed solomon code) 誤り訂正符号に基づいて誤り訂正処
理され、このためこの種の光磁気デイスク装置において
は、記録時、この誤り訂正符号を付加してオーデイオデ
ータ等を記録するようになされている。このようにして
UTOCデータの記録領域からUTOCに割り当てられ
た各セクタのデータを再生すると、光磁気デイスク装置
1においては、メモリコントローラ12を制御してこの
うち必要なUTOCデータをランダムアクセスメモリ回
路構成のメモリ回路13に格納する。
に付加されて記録されたCIRC(cross interleave r
eed solomon code) 誤り訂正符号に基づいて誤り訂正処
理され、このためこの種の光磁気デイスク装置において
は、記録時、この誤り訂正符号を付加してオーデイオデ
ータ等を記録するようになされている。このようにして
UTOCデータの記録領域からUTOCに割り当てられ
た各セクタのデータを再生すると、光磁気デイスク装置
1においては、メモリコントローラ12を制御してこの
うち必要なUTOCデータをランダムアクセスメモリ回
路構成のメモリ回路13に格納する。
【0048】このようにしてUTOCデータを読み込む
と、光磁気デイスク装置1においては、続いてキー14
の操作をシステムコントローラ3でモニタすることによ
り、ユーザのキー操作を検出し、このキー操作に応動し
て動作を切り換えると共に、必要に応じて表示部15の
表示を切り換える。
と、光磁気デイスク装置1においては、続いてキー14
の操作をシステムコントローラ3でモニタすることによ
り、ユーザのキー操作を検出し、このキー操作に応動し
て動作を切り換えると共に、必要に応じて表示部15の
表示を切り換える。
【0049】すなわちこの実施例において、キー14に
おいては、電源、イジエクト、再生、一時停止、停止、
選局、録音等の操作子が割り当てられ、システムコント
ローラ3においては、このキー操作に応動して全体の動
作を切り換えると共に、表示部15を介して光磁気デイ
スク2全体の総演奏時間、再生中の演奏の経過時間、再
生中の演奏の残りの演奏時間、全体の残りの演奏時間、
再生中の演奏のトラツクナンバ等を表示する。また光磁
気デイスク2に演奏の記録日時、デイスク名、トラツク
名等が記録されている場合、これらの情報もユーザの操
作に応動して表示する。
おいては、電源、イジエクト、再生、一時停止、停止、
選局、録音等の操作子が割り当てられ、システムコント
ローラ3においては、このキー操作に応動して全体の動
作を切り換えると共に、表示部15を介して光磁気デイ
スク2全体の総演奏時間、再生中の演奏の経過時間、再
生中の演奏の残りの演奏時間、全体の残りの演奏時間、
再生中の演奏のトラツクナンバ等を表示する。また光磁
気デイスク2に演奏の記録日時、デイスク名、トラツク
名等が記録されている場合、これらの情報もユーザの操
作に応動して表示する。
【0050】これに対してユーザの操作に応動して記録
モードに設定されると、光磁気デイスク装置1において
は、順次入力されるオーデイオ信号A1をアナログデイ
ジタル変換回路(A/D)16でサンプリング周波数4
4.1〔kHz 〕、量子化ビツト数16ビツトのデイジタル信
号に変換した後、音声圧縮エンコーダデコーダ17で所
定周期単位で音声圧縮処理し、これによりサウンドグル
ープを形成してデータ量をほぼ1/5に低減する。なお
この音声圧縮においては、変形DCT(modified deisc
reat cosine toransform)の手法を適用してオーデイオ
データをデータ圧縮するようになされている。
モードに設定されると、光磁気デイスク装置1において
は、順次入力されるオーデイオ信号A1をアナログデイ
ジタル変換回路(A/D)16でサンプリング周波数4
4.1〔kHz 〕、量子化ビツト数16ビツトのデイジタル信
号に変換した後、音声圧縮エンコーダデコーダ17で所
定周期単位で音声圧縮処理し、これによりサウンドグル
ープを形成してデータ量をほぼ1/5に低減する。なお
この音声圧縮においては、変形DCT(modified deisc
reat cosine toransform)の手法を適用してオーデイオ
データをデータ圧縮するようになされている。
【0051】さらに光磁気デイスク装置1においては、
メモリコントローラ12を介してこのオーデイオデータ
DAIをメモリ回路13に一旦格納した後、順次データ
処理回路10に出力する。なおメモリ回路13において
は、オーデイオ信号A1に換算して最大で3秒分のオー
デイオデータを格納し得るように、大容量のメモリが割
り当てられるようになされている。
メモリコントローラ12を介してこのオーデイオデータ
DAIをメモリ回路13に一旦格納した後、順次データ
処理回路10に出力する。なおメモリ回路13において
は、オーデイオ信号A1に換算して最大で3秒分のオー
デイオデータを格納し得るように、大容量のメモリが割
り当てられるようになされている。
【0052】ここでデータ処理回路10は、メモリ回路
13を使用して順次入力されるオーデイオデータを所定
のブロツクに分割して誤り訂正符号を生成した後、光磁
気デイスクの記録に適した変調方式(すなわちEFM変
調でなる8−14変調でなる)で変調し、その結果得られ
る記録データを磁気ヘツド駆動回路18に出力する。こ
のとき光磁気デイスク装置1においては、予め検出した
UTOCデータに基づいて、サーボ回路12を介してス
レツド6を駆動することにより、光学ヘツド7及び磁気
ヘツド19を未記録の記録トラツクに移動する。これに
より光磁気デイスク装置1においては、記録データに応
じて磁気ヘツド19を駆動し、この磁気ヘツド19が形
成する変調磁界を光磁気デイスク2の所望の記録トラツ
クに印加する。
13を使用して順次入力されるオーデイオデータを所定
のブロツクに分割して誤り訂正符号を生成した後、光磁
気デイスクの記録に適した変調方式(すなわちEFM変
調でなる8−14変調でなる)で変調し、その結果得られ
る記録データを磁気ヘツド駆動回路18に出力する。こ
のとき光磁気デイスク装置1においては、予め検出した
UTOCデータに基づいて、サーボ回路12を介してス
レツド6を駆動することにより、光学ヘツド7及び磁気
ヘツド19を未記録の記録トラツクに移動する。これに
より光磁気デイスク装置1においては、記録データに応
じて磁気ヘツド19を駆動し、この磁気ヘツド19が形
成する変調磁界を光磁気デイスク2の所望の記録トラツ
クに印加する。
【0053】この状態で光磁気デイスク装置1において
は、この変調磁界の印加位置に光学ヘツド7で間欠的に
光ビームを照射し、これにより熱磁気記録の手法を適用
して高密度にオーデイオデータを記録し得るようになさ
れている。さらに光磁気デイスク装置1においては、こ
の光ビームの反射光を光学ヘツド7で検出し、その検出
結果をRFアンプ8を介してアドレスデコーダ9に出力
するようになされ、これによりこのアドレスデコーダ9
で各記録トラツクに予め記録した位置情報を検出する。
これにより光磁気デイスク装置1においては、この位置
情報検出結果に基づいて所望の記録トラツクに順次オー
デイオデータを記録し得るようになされている。
は、この変調磁界の印加位置に光学ヘツド7で間欠的に
光ビームを照射し、これにより熱磁気記録の手法を適用
して高密度にオーデイオデータを記録し得るようになさ
れている。さらに光磁気デイスク装置1においては、こ
の光ビームの反射光を光学ヘツド7で検出し、その検出
結果をRFアンプ8を介してアドレスデコーダ9に出力
するようになされ、これによりこのアドレスデコーダ9
で各記録トラツクに予め記録した位置情報を検出する。
これにより光磁気デイスク装置1においては、この位置
情報検出結果に基づいて所望の記録トラツクに順次オー
デイオデータを記録し得るようになされている。
【0054】この記録の際、光磁気デイスク装置1にお
いては、データ処理回路10において、サウンドグルー
プのオーデイオデータにヘツダを付加してセクタを形成
し、このセクタでクラスタを形成するようになされ、こ
れによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録するよ
うになされている。
いては、データ処理回路10において、サウンドグルー
プのオーデイオデータにヘツダを付加してセクタを形成
し、このセクタでクラスタを形成するようになされ、こ
れによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録するよ
うになされている。
【0055】これにより光磁気デイスク装置1において
は、アドレスデコーダ9から得られれる位置情報検出結
果、さらには光学ヘツド7を介して得られるフオーカス
エラー信号等に基づいてトラツクジヤンプが検出される
と記録動作を停止制御して元の記録トラツクに復帰し、
このトラツクジヤンプした記録トラツクからオーデイオ
データの記録を再開する。このとき光磁気デイスク装置
1においては、メモリ回路13に格納したオーデイオデ
ータをクラスタ単位で改めて出力し直すようになされ、
これによりメモリ回路13をバツフアメモリとして使用
してオーデイオデータの欠落を回避し得るようになさ
れ、光磁気デイスク装置1全体が振動等した場合でも、
連続的にオーデイオ信号を記録し得るようになされてい
る。
は、アドレスデコーダ9から得られれる位置情報検出結
果、さらには光学ヘツド7を介して得られるフオーカス
エラー信号等に基づいてトラツクジヤンプが検出される
と記録動作を停止制御して元の記録トラツクに復帰し、
このトラツクジヤンプした記録トラツクからオーデイオ
データの記録を再開する。このとき光磁気デイスク装置
1においては、メモリ回路13に格納したオーデイオデ
ータをクラスタ単位で改めて出力し直すようになされ、
これによりメモリ回路13をバツフアメモリとして使用
してオーデイオデータの欠落を回避し得るようになさ
れ、光磁気デイスク装置1全体が振動等した場合でも、
連続的にオーデイオ信号を記録し得るようになされてい
る。
【0056】これに対して再生モードにおいて、光磁気
デイスク装置1においては、UTOCデータを再生する
場合と同様に、光学ヘツド7から出力される光ビームの
光量を低減し、光磁気デイスク2から得られる反射光の
偏波面の変化を検出することにより、カー効果を利用し
て光磁気デイスク2の記録データを再生する。すなわち
光磁気デイスク装置1においては、RFアンプ8の出力
信号をデータ処理回路10で復調して誤り訂正処理等し
た後、メモリコントローラ12に出力する。
デイスク装置1においては、UTOCデータを再生する
場合と同様に、光学ヘツド7から出力される光ビームの
光量を低減し、光磁気デイスク2から得られる反射光の
偏波面の変化を検出することにより、カー効果を利用し
て光磁気デイスク2の記録データを再生する。すなわち
光磁気デイスク装置1においては、RFアンプ8の出力
信号をデータ処理回路10で復調して誤り訂正処理等し
た後、メモリコントローラ12に出力する。
【0057】ここで光磁気デイスク装置1においては、
記録時と同様にメモリ回路12をバツフアメモリとして
使用し、再生したオーデイオデータを音声圧縮エンコー
ダデコーダ17に出力し、ここで音声伸長処理する。こ
れにより光磁気デイスク装置1においては、この音声圧
縮エンコーダデコーダ17でオーデイオデータSDOを
デイジタルオーデイオ信号AOに復調した後、デイジタ
ルアナログ変換回路(D/A)20を介してアナログ信
号の形式で出力するようになされている。
記録時と同様にメモリ回路12をバツフアメモリとして
使用し、再生したオーデイオデータを音声圧縮エンコー
ダデコーダ17に出力し、ここで音声伸長処理する。こ
れにより光磁気デイスク装置1においては、この音声圧
縮エンコーダデコーダ17でオーデイオデータSDOを
デイジタルオーデイオ信号AOに復調した後、デイジタ
ルアナログ変換回路(D/A)20を介してアナログ信
号の形式で出力するようになされている。
【0058】さらにこの再生時、光磁気デイスク装置1
においては、メインデータに付加されたサブデータの連
続性をモニタすることにより、トラツクジヤンプを検出
するようになされ、この検出結果に基づいて必要に応じ
て同一の記録トラツクからクラスタ単位でオーデイオデ
ータを繰り返し再生するようになされている。これによ
り光磁気デイスク装置1においては、再生時、トラツク
ジヤンプした場合でも、音切れを未然に防止してオーデ
イオ信号を再生し得るようになされている。
においては、メインデータに付加されたサブデータの連
続性をモニタすることにより、トラツクジヤンプを検出
するようになされ、この検出結果に基づいて必要に応じ
て同一の記録トラツクからクラスタ単位でオーデイオデ
ータを繰り返し再生するようになされている。これによ
り光磁気デイスク装置1においては、再生時、トラツク
ジヤンプした場合でも、音切れを未然に防止してオーデ
イオ信号を再生し得るようになされている。
【0059】(2)システムコントローラ
システムコントローラ3においては、再生時、データ処
理回路10から出力されるオーデイオデータをメモリ回
路13に格納する際、各セクタのヘツダを書き換えるよ
うになされ、これにより各セクタに管理データを割り当
てるようになされている。
理回路10から出力されるオーデイオデータをメモリ回
路13に格納する際、各セクタのヘツダを書き換えるよ
うになされ、これにより各セクタに管理データを割り当
てるようになされている。
【0060】すなわちシステムコントローラ3において
は、ユーザが指定した演奏を再生する際、メモリ回路1
3に格納したUTOCデータ(この実施例の場合、セク
タ0のUTOCデータのみ選択的に格納する)をアクセ
スすることにより、ユーザの選択したポインタ(P-TNO
1、P-TNO2、……)を検出すると、続いてそのポインタ
(P-TNO1、P-TNO2、……)で指定されるスタートアドレ
ス及びエンドアドレスを検出する。続いてシステムコン
トローラ3においては、このスタートアドレスで指定さ
れるクラスタの記録位置に光学ヘツドを移動させた後、
このクラスタから再生を開始し、その結果得られる再生
データをデータ処理回路10でデータ処理する。
は、ユーザが指定した演奏を再生する際、メモリ回路1
3に格納したUTOCデータ(この実施例の場合、セク
タ0のUTOCデータのみ選択的に格納する)をアクセ
スすることにより、ユーザの選択したポインタ(P-TNO
1、P-TNO2、……)を検出すると、続いてそのポインタ
(P-TNO1、P-TNO2、……)で指定されるスタートアドレ
ス及びエンドアドレスを検出する。続いてシステムコン
トローラ3においては、このスタートアドレスで指定さ
れるクラスタの記録位置に光学ヘツドを移動させた後、
このクラスタから再生を開始し、その結果得られる再生
データをデータ処理回路10でデータ処理する。
【0061】さらにシステムコントローラ3において
は、このスタートアドレスで指定されるセクタを検出
し、このセクタから連続するオーデイオデータをデータ
処理回路10からメモリコントローラ12に出力し、こ
れによりユーザの指定した演奏について連続するオーデ
イオデータをクラスタ単位で順次メモリ回路13に格納
する。
は、このスタートアドレスで指定されるセクタを検出
し、このセクタから連続するオーデイオデータをデータ
処理回路10からメモリコントローラ12に出力し、こ
れによりユーザの指定した演奏について連続するオーデ
イオデータをクラスタ単位で順次メモリ回路13に格納
する。
【0062】かくしてクラスタ単位でオーデイオデータ
を処理する際、システムコントローラ3においては、対
応するエンドアドレスのクラスタアドレス、セクタアド
レスに従つてサーボ回路4、データ処理回路10、メモ
リコントローラ12の動作を制御することにより、各パ
ーツについてセクタ単位で順次オーデイオデータをメモ
リ回路13に格納するようになされている。
を処理する際、システムコントローラ3においては、対
応するエンドアドレスのクラスタアドレス、セクタアド
レスに従つてサーボ回路4、データ処理回路10、メモ
リコントローラ12の動作を制御することにより、各パ
ーツについてセクタ単位で順次オーデイオデータをメモ
リ回路13に格納するようになされている。
【0063】このときエンドアドレスで指定されるクラ
スタを再生すると、システムコントローラ3において
は、続いてリンクポインタで指定されるスタートアドレ
スが存在するか否か判断し、必要に応じてリンクポイン
タで指定されるスタートアドレスをアクセスした後、こ
のスタートアドレスで指定されるクラスタについて同様
の処理を実行する。さらにシステムコントローラ3にお
いては、各パーツの最後のクラスタを再生する際、エン
ドアドレスで指定されるセクタでデータ処理回路10か
らのデータの送出を中止し、必要に応じてリンクポイン
タで指定されるスタートアドレスのクラスタについて、
このスタートアドレスで指定されるセクタからデータの
送出を継続する。
スタを再生すると、システムコントローラ3において
は、続いてリンクポインタで指定されるスタートアドレ
スが存在するか否か判断し、必要に応じてリンクポイン
タで指定されるスタートアドレスをアクセスした後、こ
のスタートアドレスで指定されるクラスタについて同様
の処理を実行する。さらにシステムコントローラ3にお
いては、各パーツの最後のクラスタを再生する際、エン
ドアドレスで指定されるセクタでデータ処理回路10か
らのデータの送出を中止し、必要に応じてリンクポイン
タで指定されるスタートアドレスのクラスタについて、
このスタートアドレスで指定されるセクタからデータの
送出を継続する。
【0064】このとき、システムコントローラ3におい
ては、各セクタ毎に音声圧縮エンコーダデコーダ17に
送出を開始するサウンドグループ及び送出を中止するサ
ウンドグループを検出し、このサウンドグループのデー
タをメモリコントローラ12に送出することにより、こ
のデータを対応するセクタのヘツダに割り当てる。
ては、各セクタ毎に音声圧縮エンコーダデコーダ17に
送出を開始するサウンドグループ及び送出を中止するサ
ウンドグループを検出し、このサウンドグループのデー
タをメモリコントローラ12に送出することにより、こ
のデータを対応するセクタのヘツダに割り当てる。
【0065】すなわち図2に示すように、システムコン
トローラ3においては、縦方向アドレス「0」の1バイ
ト目に音声圧縮エンコーダデコーダ17に送出を開始す
るサウンドグループのデータ(スタートSG)を割り当
て、続く2バイト目に音声圧縮エンコーダデコーダ17
に送出を終了するサウンドグループのデータ(エンドS
G)を割り当てる。これにより各セクタにおいて、パー
ツの先頭に割り当てられたセクタにおいては、この1バ
イト目にスタートアドレスで指定されるサウンドグルー
プのアドレスが記録されるのに対し、続くセクタから
は、第1番目のサウンドグループを指定するアドレスが
記録されることになる。
トローラ3においては、縦方向アドレス「0」の1バイ
ト目に音声圧縮エンコーダデコーダ17に送出を開始す
るサウンドグループのデータ(スタートSG)を割り当
て、続く2バイト目に音声圧縮エンコーダデコーダ17
に送出を終了するサウンドグループのデータ(エンドS
G)を割り当てる。これにより各セクタにおいて、パー
ツの先頭に割り当てられたセクタにおいては、この1バ
イト目にスタートアドレスで指定されるサウンドグルー
プのアドレスが記録されるのに対し、続くセクタから
は、第1番目のサウンドグループを指定するアドレスが
記録されることになる。
【0066】これに対してエンドSGにおいては、連続
して第11番目のサウンドグループを指定するアドレス
が記録された後、パーツの最後に割り当てられたセクタ
において、エンドアドレスで指定されるサウンドグルー
プのアドレスが記録される。
して第11番目のサウンドグループを指定するアドレス
が記録された後、パーツの最後に割り当てられたセクタ
において、エンドアドレスで指定されるサウンドグルー
プのアドレスが記録される。
【0067】さらにシステムコントローラにおいては、
このスタートSG及びエンドSGのデータに加えて、セ
クタ0のUTOCデータで規定されるトラツクモード
(Track mode)のデータをメモリコントローラ12に出
力し、これによりこのトラツクモードをエンドSGに続
く3バイト目に割り当てる。すなわちこの種の光磁気デ
イスク2においては、各パーツ毎にトラツクモードを切
り換え得る場合があり、このため各セクタのオーデイオ
データを音声圧縮エンコーダデコーダ17を介して出力
する際、処理モードを切り換える必要がある。
このスタートSG及びエンドSGのデータに加えて、セ
クタ0のUTOCデータで規定されるトラツクモード
(Track mode)のデータをメモリコントローラ12に出
力し、これによりこのトラツクモードをエンドSGに続
く3バイト目に割り当てる。すなわちこの種の光磁気デ
イスク2においては、各パーツ毎にトラツクモードを切
り換え得る場合があり、このため各セクタのオーデイオ
データを音声圧縮エンコーダデコーダ17を介して出力
する際、処理モードを切り換える必要がある。
【0068】このためこの実施例においては、スタート
SG及びエンドSGに加えてこのトラツクモードのデー
タも併せてヘツダに割り当てることにより、再生したデ
ータの処理に必要な管理データをヘツダに割り当てるよ
うになされている。さらにシステムコントローラ3にお
いては、ポインタで指定される演奏順番でなるトラツク
ナンバのデータをメモリコントローラ12に出力し、同
様にこのトラツクナンバのデータをヘツダの4バイト目
に割り当てる。
SG及びエンドSGに加えてこのトラツクモードのデー
タも併せてヘツダに割り当てることにより、再生したデ
ータの処理に必要な管理データをヘツダに割り当てるよ
うになされている。さらにシステムコントローラ3にお
いては、ポインタで指定される演奏順番でなるトラツク
ナンバのデータをメモリコントローラ12に出力し、同
様にこのトラツクナンバのデータをヘツダの4バイト目
に割り当てる。
【0069】さらにシステムコントローラ12において
は、ポインタで指定されるスタートアドレスを基準にし
て各セクタの記録位置を検出し、この記録位置をトラツ
クの相対位置アドレスとしてメモリコントローラ12に
出力し、この相対位置アドレスを縦方向アドレス「1」
の1バイト及び2バイトに割り当てる。これにより光磁
気デイスク装置1においては、オーデイオデータを音声
圧縮エンコーダデコーダ17から出力する際、この相対
位置アドレスを基準にして、出力中のオーデイオデータ
について演奏開始からの時間を検出し得るようになされ
ている。
は、ポインタで指定されるスタートアドレスを基準にし
て各セクタの記録位置を検出し、この記録位置をトラツ
クの相対位置アドレスとしてメモリコントローラ12に
出力し、この相対位置アドレスを縦方向アドレス「1」
の1バイト及び2バイトに割り当てる。これにより光磁
気デイスク装置1においては、オーデイオデータを音声
圧縮エンコーダデコーダ17から出力する際、この相対
位置アドレスを基準にして、出力中のオーデイオデータ
について演奏開始からの時間を検出し得るようになされ
ている。
【0070】システムコントローラ3においては、この
ようにしてセクタ単位で管理データをヘツダに割り当て
ると共に、音声圧縮エンコーダデコーダ17にオーデイ
オデータを送出する際、このヘツダに割り当てた管理デ
ータをアクセスし、この管理データに従つてメモリコン
トローラ12、音声圧縮エンコーダデコーダ17の動作
を切り換える。
ようにしてセクタ単位で管理データをヘツダに割り当て
ると共に、音声圧縮エンコーダデコーダ17にオーデイ
オデータを送出する際、このヘツダに割り当てた管理デ
ータをアクセスし、この管理データに従つてメモリコン
トローラ12、音声圧縮エンコーダデコーダ17の動作
を切り換える。
【0071】すなわちシステムコントローラにおいて
は、メモリコントローラ12を制御してスタートSG及
びエンドSGで指定されるサウンドグループを基準にし
て各セクタのオーデイオデータを音声圧縮エンコーダデ
コーダ17に出力し、さらにトラツクモードに応じて音
声圧縮エンコーダデコーダ17の動作を切り換える。さ
らにシステム制御回路3においては、ユーザの操作に応
動してトラツクの相対アドレスに基づいて演奏開始から
の演奏時間を算出し、この演奏時間をトラツクナンバと
共に表示する。
は、メモリコントローラ12を制御してスタートSG及
びエンドSGで指定されるサウンドグループを基準にし
て各セクタのオーデイオデータを音声圧縮エンコーダデ
コーダ17に出力し、さらにトラツクモードに応じて音
声圧縮エンコーダデコーダ17の動作を切り換える。さ
らにシステム制御回路3においては、ユーザの操作に応
動してトラツクの相対アドレスに基づいて演奏開始から
の演奏時間を算出し、この演奏時間をトラツクナンバと
共に表示する。
【0072】これにより光磁気デイスク装置1において
は、ヘツダの記録領域を有効に利用して管理データを記
憶するようになされ、システムコントローラ3において
は、メモリ回路13にオーデイオデータをいくら蓄積し
ても、ワークエリアの減少を未然に防止することができ
る。従つてシステムコントローラ3においては、その分
少ないメモリ回路を使用して全体の動作を制御すること
ができ、光磁気デイスク装置1においては、その分全体
構成を簡略化することができる。
は、ヘツダの記録領域を有効に利用して管理データを記
憶するようになされ、システムコントローラ3において
は、メモリ回路13にオーデイオデータをいくら蓄積し
ても、ワークエリアの減少を未然に防止することができ
る。従つてシステムコントローラ3においては、その分
少ないメモリ回路を使用して全体の動作を制御すること
ができ、光磁気デイスク装置1においては、その分全体
構成を簡略化することができる。
【0073】さらにこのように各セクタにトラツクの相
対アドレスを付加したことにより、各クラスタの何れの
セクタについても、正しい演奏時間を検出することがで
き、さらにこの検出を音声圧縮エンコーダデコーダ17
に出力する際に検出し得ることにより、メモリ回路13
にオーデイオデータをいくら蓄積しても、正しい演奏時
間を検出することができる。
対アドレスを付加したことにより、各クラスタの何れの
セクタについても、正しい演奏時間を検出することがで
き、さらにこの検出を音声圧縮エンコーダデコーダ17
に出力する際に検出し得ることにより、メモリ回路13
にオーデイオデータをいくら蓄積しても、正しい演奏時
間を検出することができる。
【0074】さらにこのように各セクタにスタートSG
及びエンドSGをそれぞれ付加すれば、メモリコントロ
ーラ12からオーデイオデータを出力する際、パーツの
切り換わり、演奏の切り換わりで処理を切り換える必要
がなく、また切り換えの処理に必要なデータをシステム
コントローラ3側でバツフアリングする必要もなく、そ
の分全体の構成及び処理を簡略化することができる。
及びエンドSGをそれぞれ付加すれば、メモリコントロ
ーラ12からオーデイオデータを出力する際、パーツの
切り換わり、演奏の切り換わりで処理を切り換える必要
がなく、また切り換えの処理に必要なデータをシステム
コントローラ3側でバツフアリングする必要もなく、そ
の分全体の構成及び処理を簡略化することができる。
【0075】(3)実施例の効果
以上の構成によれば、各セクタ毎にスタートSG及びエ
ンドSGをヘツダに割り当てて再生したオーデイオデー
タをメモリ回路に蓄積することにより、ヘツダの記録領
域を有効に利用して管理データを記憶することができ、
これによりメモリ回路にオーデイオデータをいくら蓄積
しても、システムコントローラのワークエリアの減少を
未然に防止することができ、その分少ないメモリ回路で
全体の動作を制御して全体構成を簡略化することができ
る。
ンドSGをヘツダに割り当てて再生したオーデイオデー
タをメモリ回路に蓄積することにより、ヘツダの記録領
域を有効に利用して管理データを記憶することができ、
これによりメモリ回路にオーデイオデータをいくら蓄積
しても、システムコントローラのワークエリアの減少を
未然に防止することができ、その分少ないメモリ回路で
全体の動作を制御して全体構成を簡略化することができ
る。
【0076】(4)他の実施例
なお上述の実施例においては、スタートSG及びエンド
SGをヘツダに割り当ててオーデイオデータをメモリ回
路に蓄積する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、スタートSGと送出するサウンドグループ数を割
り当ててもよく、さらにはこのサウンドグループ数に代
えて音声圧縮エンコーダデコーダに出力する転送バイト
量を記録するようにしてもよい。
SGをヘツダに割り当ててオーデイオデータをメモリ回
路に蓄積する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、スタートSGと送出するサウンドグループ数を割
り当ててもよく、さらにはこのサウンドグループ数に代
えて音声圧縮エンコーダデコーダに出力する転送バイト
量を記録するようにしてもよい。
【0077】さらに上述の実施例においては、スタート
SG及びエンドSG、相対アドレス等をヘツダに割り当
てる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要
はメモリ回路に蓄積したデータを出力するために必要な
管理データを記録すればよく、必要に応じて種々のデー
タを適用することができる。
SG及びエンドSG、相対アドレス等をヘツダに割り当
てる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要
はメモリ回路に蓄積したデータを出力するために必要な
管理データを記録すればよく、必要に応じて種々のデー
タを適用することができる。
【0078】さらに上述の実施例においては、オーデイ
オデータを記録する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えばコンピユータの外部記憶装置として
使用してコンピユータから出力されるデータを記録再生
する場合等に広く適用することができる。
オデータを記録する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えばコンピユータの外部記憶装置として
使用してコンピユータから出力されるデータを記録再生
する場合等に広く適用することができる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定単位
ブロツク毎にヘツダが付加されてブロツク化された記録
データを再生し、当該再生した記録データをメモリ手段
に蓄積して出力する際、記録媒体の管理領域から再生し
た管理データに基づいてサブデータを生成し、ヘツダに
代えてこのサブデータが割り当てられたブロツク化され
た記録データをメモリ手段に蓄積することにより、ヘツ
ダの記録領域を有効に活用してサブデータを記憶するこ
とができ、これにより再生した記録データをメモリ手段
にいくら蓄積しても、この種の管理データの記録のため
にバツフアメモリの記録領域が減少する状態を有効に回
避し得、これにより少ないメモリ手段で全体の動作を制
御して全体として簡易な構成の再生装置を得ることがで
きる。
ブロツク毎にヘツダが付加されてブロツク化された記録
データを再生し、当該再生した記録データをメモリ手段
に蓄積して出力する際、記録媒体の管理領域から再生し
た管理データに基づいてサブデータを生成し、ヘツダに
代えてこのサブデータが割り当てられたブロツク化され
た記録データをメモリ手段に蓄積することにより、ヘツ
ダの記録領域を有効に活用してサブデータを記憶するこ
とができ、これにより再生した記録データをメモリ手段
にいくら蓄積しても、この種の管理データの記録のため
にバツフアメモリの記録領域が減少する状態を有効に回
避し得、これにより少ないメモリ手段で全体の動作を制
御して全体として簡易な構成の再生装置を得ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例による光デイスク装置を示す
ブロツク図である。
ブロツク図である。
【図2】そのオーデイオデータの処理の説明に供する図
表である。
表である。
【図3】メインデータの記録フオーマツトの説明に供す
る図表である。
る図表である。
【図4】そのメインデータがオーデイオデータの場合を
示す図表である。
示す図表である。
【図5】サウンドグループの説明に供する略線図であ
る。
る。
【図6】セクタ0のUTOCの説明に供する図表であ
る。
る。
【図7】スタートアドレス及びエンドアドレスの説明に
供する略線図である。
供する略線図である。
【図8】パーツの説明に供する略線図である。
【図9】セクタ1のUTOCの説明に供する図表であ
る。
る。
【図10】セクタ2のUTOCの説明に供する図表であ
る。
る。
【図11】セクタ4のUTOCの説明に供する図表であ
る。
る。
1……光磁気デイスク装置、2……光磁気デイスク、4
……サーボ回路、10……データ処理回路、12……メ
モリコントローラ、13……メモリ回路、15……表示
部、17……音声圧縮エンコーダデコーダ。
……サーボ回路、10……データ処理回路、12……メ
モリコントローラ、13……メモリ回路、15……表示
部、17……音声圧縮エンコーダデコーダ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−137843(JP,A)
特開 平3−263148(JP,A)
特開 平2−253734(JP,A)
特開 平2−23741(JP,A)
特開 平2−14619(JP,A)
特開 平1−209552(JP,A)
特開 昭60−52960(JP,A)
特開 昭57−62676(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 27/10
G11B 27/00
Claims (5)
- 【請求項1】所定単位ブロツク毎にヘツダが付加されて
ブロツク化された記録データが記録される記録領域と、
上記ブロツク化された記録データを管理する管理データ
が記録された管理領域とからなる記録媒体を再生する再
生装置において、 上記記録媒体の管理領域から上記管理データを再生する
と共に、上記記録媒体の記録領域から上記記録データを
再生する再生手段と、 上記再生手段によつて再生された上記管理データに基づ
いてサブデータを生成するサブデータ生成手段と、 上記再生手段によつて再生された上記ブロツク化された
記録データ中のヘツダ部分に、上記サブデータ生成手段
によつて生成された上記サブデータを割り当てる置換手
段と、 上記置換手段によつて上記サブデータが割り当てられた
上記ブロツク化された記録データを一旦蓄積するメモリ
手段と を具えることを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】上記サブデータ生成手段によつて生成され
たサブデータは、上記ブロツク化された記録データの上
記記録領域における記録位置である ことを特徴とする請
求項1に記載の再生装置。 - 【請求項3】上記サブデータ生成手段によつて生成され
たサブデータは、上記ブロツク化された記録データのト
ラツク番号である ことを特徴とする請求項1に記載の再
生装置。 - 【請求項4】上記サブデータ生成手段によつて生成され
たサブデータは、上記ブロツク化された記録データのト
ラツクモードである ことを特徴とする請求項1に記載の
再生装置。 - 【請求項5】 上記サブデータ生成手段によつて生成され
たサブデータは、上記ブロツク化さ れた記録データのト
ラツクの相対位置アドレスである ことを特徴とする請求
項1に記載の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03436593A JP3362897B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03436593A JP3362897B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06223540A JPH06223540A (ja) | 1994-08-12 |
JP3362897B2 true JP3362897B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=12412145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03436593A Expired - Fee Related JP3362897B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362897B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100462989B1 (ko) * | 2002-10-07 | 2004-12-23 | 엘지전자 주식회사 | 음성 프롬프트 보드의 음성 토큰 관리 방법 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP03436593A patent/JP3362897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06223540A (ja) | 1994-08-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |