JP3358942B2 - エラストマ押出し装置 - Google Patents
エラストマ押出し装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の押出し機を
用いて多層に成形されるエラストマ製品を精度よく成形
でき、特に厚さ5mm以下の薄厚の製品の成形に対して
好適に利用しうるエラストマ押出し装置に関する。
用いて多層に成形されるエラストマ製品を精度よく成形
でき、特に厚さ5mm以下の薄厚の製品の成形に対して
好適に利用しうるエラストマ押出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる物性を有する複数のエラストマ材
料を重ね合わせて多層のエラストマ製品を成形するに
は、複数の押出し機を並列した多重押出し装置が用いら
れる。
料を重ね合わせて多層のエラストマ製品を成形するに
は、複数の押出し機を並列した多重押出し装置が用いら
れる。
【0003】このような多重押出し機は、従来、例えば
特開昭61−291115号公報に開示される如く、複
数の押出し機の各ヘッドから押出されるエラストマ材料
を1つのノズルに集約しかつ吐出され複数層の帯状体を
連続して成形するよう構成されている。
特開昭61−291115号公報に開示される如く、複
数の押出し機の各ヘッドから押出されるエラストマ材料
を1つのノズルに集約しかつ吐出され複数層の帯状体を
連続して成形するよう構成されている。
【0004】しかし、前記構成の装置を用いて形成した
場合、例えば空気入りタイヤのインナーゴム等の薄厚の
エラストマ製品を成形した場合には、押出し成形された
エラストマ製品の寸法、精度を確保することが困難であ
るという問題がある。
場合、例えば空気入りタイヤのインナーゴム等の薄厚の
エラストマ製品を成形した場合には、押出し成形された
エラストマ製品の寸法、精度を確保することが困難であ
るという問題がある。
【0005】他方、特公平6−22848号公報には、
図11に示す如く、前記装置の押出し端にカレンダーロ
ールを設け、このカレンダーロールによって製品の精
度、特に厚み精度を向上させる装置を開示している。
図11に示す如く、前記装置の押出し端にカレンダーロ
ールを設け、このカレンダーロールによって製品の精
度、特に厚み精度を向上させる装置を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この装置においては、
各押出し機から押出される各エラストマ材料E1、E2
が、ダイの途中に設ける合流点Pで合流し重なり合って
押し進む合流流路Fを具えるとともに、合流流路Fの下
流には、ヘッドHとローラROとの間の小間隙からなる
仕上げ室Gを形成している。
各押出し機から押出される各エラストマ材料E1、E2
が、ダイの途中に設ける合流点Pで合流し重なり合って
押し進む合流流路Fを具えるとともに、合流流路Fの下
流には、ヘッドHとローラROとの間の小間隙からなる
仕上げ室Gを形成している。
【0007】しかしながら、合流流路Fにあっては、2
つのエラストマE1、E2は略同じ速度で進むのである
が、前記仕上げ室Gにおいては、下のエラストマ材料E
2はローラR0に接触しているため、このローラR0の
回転に引きずられ上のエラストマE1の速度V1に比べ
て速い速度V2で送られることとなる。
つのエラストマE1、E2は略同じ速度で進むのである
が、前記仕上げ室Gにおいては、下のエラストマ材料E
2はローラR0に接触しているため、このローラR0の
回転に引きずられ上のエラストマE1の速度V1に比べ
て速い速度V2で送られることとなる。
【0008】特に合流流路Fと仕上げ室Gとが直結した
際には、仕上げ室Gの入り口付近で流れ方向が急激に変
化するとともに、仕上げ室Gの断面積が狭くなるためヘ
ッドHから受ける流過抵抗が大となる。このため、速度
差がさらに大となって、2つのエラストマE1、E2の
間に歪が生じ、押出された製品の寸法に狂いが生じ易く
なる。又この装置では、流過抵抗が大となるため、エラ
ストマを仕上げ室Gから押し出すために比較的高い圧力
を付加する必要があるが、この装置内外の圧力差が高い
分、エラストマは押し出された後の膨張量を増し、製品
精度をさらに損ねることとなる。
際には、仕上げ室Gの入り口付近で流れ方向が急激に変
化するとともに、仕上げ室Gの断面積が狭くなるためヘ
ッドHから受ける流過抵抗が大となる。このため、速度
差がさらに大となって、2つのエラストマE1、E2の
間に歪が生じ、押出された製品の寸法に狂いが生じ易く
なる。又この装置では、流過抵抗が大となるため、エラ
ストマを仕上げ室Gから押し出すために比較的高い圧力
を付加する必要があるが、この装置内外の圧力差が高い
分、エラストマは押し出された後の膨張量を増し、製品
精度をさらに損ねることとなる。
【0009】本発明は、合流流路の開口部と仕上げ室と
の間に、比較的断面高さを大としたユニフォーム室を介
在させることを基本として、ヘッド側から受ける流過抵
抗を減じることができ、薄厚のエラストマ製品であって
も精度よく、かつエラストマの層間分離を招くことなく
強度の安定性を保持した高品質の製品を形成しうるエラ
ストマ押出し装置の提供を目的としている。
の間に、比較的断面高さを大としたユニフォーム室を介
在させることを基本として、ヘッド側から受ける流過抵
抗を減じることができ、薄厚のエラストマ製品であって
も精度よく、かつエラストマの層間分離を招くことなく
強度の安定性を保持した高品質の製品を形成しうるエラ
ストマ押出し装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のエラストマ押出
し装置は、エラストマ材料を押出す複数の押出し機本体
が連結されるヘッド基体と、このヘッド基体との間で押
出し空間を形成する外周面を有しかつ被動されて回転す
るローラとからなり、前記ヘッド基体は、各押出し機本
体から押出されるエラストマ材料が個別に通る複数の個
別流路と、この複数の個別流路が合流する合流点と、こ
の合流点の下流側に設けられかつ前記合流点を通過した
各個別流路のエラストマ材料が重ねられた重なり材料と
なって流過するとともに前記押出し空間で途切れてこの
押出し空間に開口する開口部を有する合流流路とを該ヘ
ッド基体内に具えるとともに、前記ヘッド基体と前記ロ
ーラとの間で形成される前記押出し空間は、前記開口部
から流出する重なり材料が前記ローラとともに回転方向
に進みかつ前記開口部の押出し端側の縁から仕上げ室ま
での間のユニフォーム室と、このユニフォーム室に段差
を介することなく連なりかつユニフォーム室の上面から
断面高さを減じる斜面状の絞り部の前端に、重なり材料
を実質的な最終断面形状に成形する押出し端を具える仕
上げ室とを具え、しかも前記仕上げダイの押出し端の巾
方向両側部に、切断用の薄肉部βを介して膨らみ部αを
形成したことを特徴としている。
し装置は、エラストマ材料を押出す複数の押出し機本体
が連結されるヘッド基体と、このヘッド基体との間で押
出し空間を形成する外周面を有しかつ被動されて回転す
るローラとからなり、前記ヘッド基体は、各押出し機本
体から押出されるエラストマ材料が個別に通る複数の個
別流路と、この複数の個別流路が合流する合流点と、こ
の合流点の下流側に設けられかつ前記合流点を通過した
各個別流路のエラストマ材料が重ねられた重なり材料と
なって流過するとともに前記押出し空間で途切れてこの
押出し空間に開口する開口部を有する合流流路とを該ヘ
ッド基体内に具えるとともに、前記ヘッド基体と前記ロ
ーラとの間で形成される前記押出し空間は、前記開口部
から流出する重なり材料が前記ローラとともに回転方向
に進みかつ前記開口部の押出し端側の縁から仕上げ室ま
での間のユニフォーム室と、このユニフォーム室に段差
を介することなく連なりかつユニフォーム室の上面から
断面高さを減じる斜面状の絞り部の前端に、重なり材料
を実質的な最終断面形状に成形する押出し端を具える仕
上げ室とを具え、しかも前記仕上げダイの押出し端の巾
方向両側部に、切断用の薄肉部βを介して膨らみ部αを
形成したことを特徴としている。
【0011】なお前記ユニフォーム室は、ほぼ一定の断
面形状を有して前記開口部の押出し端側の縁から仕上げ
室までのびる主部を有することが好ましい。又主部の長
さLを、該主部の断面高さTの少なくとも1.5倍とす
ることが好ましい。
面形状を有して前記開口部の押出し端側の縁から仕上げ
室までのびる主部を有することが好ましい。又主部の長
さLを、該主部の断面高さTの少なくとも1.5倍とす
ることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1〜9においてエラストマ押
出し装置1は、エラストマ材料EA、EBを押出す複数
の、本例では2組の第1、第2の押出し機本体2A、2
Bと、これらの押出し機2A、2Bが連結されるヘッド
基体3と、このヘッド基体3との間で小間隙を隔てて配
することによって、押出し空間Aを形成しうる外周面4
Sを有するローラ4とからなる。
図面に基づき説明する。図1〜9においてエラストマ押
出し装置1は、エラストマ材料EA、EBを押出す複数
の、本例では2組の第1、第2の押出し機本体2A、2
Bと、これらの押出し機2A、2Bが連結されるヘッド
基体3と、このヘッド基体3との間で小間隙を隔てて配
することによって、押出し空間Aを形成しうる外周面4
Sを有するローラ4とからなる。
【0013】2つの押出し機本体2A、2Bは、夫々略
同様に構成され、図1に示す如く、垂直面内で斜めに交
差して配されるとともに、各先端を前記ヘッド基体3に
固定している。各押出し機本体2A、2Bは、投入口2
1から投入されるエラストマ材料EA、EBを電動機M
により減速機を介して駆動されるスクリュー軸23の回
転によって混練、溶融させるとともにヘッド基体3に向
かって送り出す周知の構成を具える。
同様に構成され、図1に示す如く、垂直面内で斜めに交
差して配されるとともに、各先端を前記ヘッド基体3に
固定している。各押出し機本体2A、2Bは、投入口2
1から投入されるエラストマ材料EA、EBを電動機M
により減速機を介して駆動されるスクリュー軸23の回
転によって混練、溶融させるとともにヘッド基体3に向
かって送り出す周知の構成を具える。
【0014】ヘッド基体3は、前記押出し機本体2A、
2Bが取付く基台部11と、基台部11の先端に、取付
け、取外し自在に取付くダイ金具12とからなる。又前
記ヘッド基体3は、各押出し機本体2A、2Bに通じか
つ前記基台部11及びダイ金具12を貫通して前方にの
びる流路5を具え、この流路5の前端は、押出し空間A
に連なる開口部9を形成している。
2Bが取付く基台部11と、基台部11の先端に、取付
け、取外し自在に取付くダイ金具12とからなる。又前
記ヘッド基体3は、各押出し機本体2A、2Bに通じか
つ前記基台部11及びダイ金具12を貫通して前方にの
びる流路5を具え、この流路5の前端は、押出し空間A
に連なる開口部9を形成している。
【0015】前記流路5は、図3に示すように、前記第
1の押出し機2Aに接続する第1の個別流路6Aと、第
2の押出し機2Bに接続する第2の個別流路6Bと、各
個別流路6A、6Bが一つに合流する合流点Pと、この
合流点Pの下流側に設けられかつ前記合流点Pを通過し
たエラストマ材料EA、EBが重なり材料EFとなって
流過する合流流路7とから形成される。
1の押出し機2Aに接続する第1の個別流路6Aと、第
2の押出し機2Bに接続する第2の個別流路6Bと、各
個別流路6A、6Bが一つに合流する合流点Pと、この
合流点Pの下流側に設けられかつ前記合流点Pを通過し
たエラストマ材料EA、EBが重なり材料EFとなって
流過する合流流路7とから形成される。
【0016】このように、基台部11内に前記個別流路
6A、6Bが形成されるとともに、ダイ金具12内に合
流点Pと合流流路7とが形成され、又ダイ金具12とロ
ーラ4との間に押出し空間Aを形成している。なお図4
は、押出し空間Aにおける、エラストマ材料の流れ状態
を示している。
6A、6Bが形成されるとともに、ダイ金具12内に合
流点Pと合流流路7とが形成され、又ダイ金具12とロ
ーラ4との間に押出し空間Aを形成している。なお図4
は、押出し空間Aにおける、エラストマ材料の流れ状態
を示している。
【0017】前記合流点P及びその近傍は、ダイ本体1
4の後端に着脱自在に取付くプリフォーマダイ13によ
って形成される。このように合流点P近傍の流路形状を
決定するプリフォーマダイ13を、着脱自在とすること
によって、エラストマ材料EA、EBの押出し形状、寸
法の設定及び各流路6A、6B、7における流過速度の
調整が容易となる。これによって押出される製品の品質
を一層安定させうる。
4の後端に着脱自在に取付くプリフォーマダイ13によ
って形成される。このように合流点P近傍の流路形状を
決定するプリフォーマダイ13を、着脱自在とすること
によって、エラストマ材料EA、EBの押出し形状、寸
法の設定及び各流路6A、6B、7における流過速度の
調整が容易となる。これによって押出される製品の品質
を一層安定させうる。
【0018】又前記押出し空間Aは、前記開口部9から
流出する重なり材料EFが前記ローラ4とともに回転方
向に進むユニフォーム室17と、このユニフォーム室1
7の上面([0031])に段差を介することなく連な
りかつ前記重なり材料EFを実質的な最終断面形状に成
形する仕上げ室16とを具える。前記仕上げ室16は、
ダイ本体14に取付く仕上げダイ15とローラ4の外周
面4Sとの間で形成される小間隔部分であって、本例で
は、回転方向(押出方向)に向かって断面高さを減じる
斜面状の絞り部16Aの前端に、製品形状を決定する押
出し端10を具えている。
流出する重なり材料EFが前記ローラ4とともに回転方
向に進むユニフォーム室17と、このユニフォーム室1
7の上面([0031])に段差を介することなく連な
りかつ前記重なり材料EFを実質的な最終断面形状に成
形する仕上げ室16とを具える。前記仕上げ室16は、
ダイ本体14に取付く仕上げダイ15とローラ4の外周
面4Sとの間で形成される小間隔部分であって、本例で
は、回転方向(押出方向)に向かって断面高さを減じる
斜面状の絞り部16Aの前端に、製品形状を決定する押
出し端10を具えている。
【0019】なお、本実施例では、前記ヘッド基体3の
基台部11に、ダイ本体14及び仕上げダイ15をとも
に係止する押え金具32を設けている。
基台部11に、ダイ本体14及び仕上げダイ15をとも
に係止する押え金具32を設けている。
【0020】前記押え金具32は、図2に示すように、
基台部11に固着されたシリンダー31のロッドの先端
に取付けられ、このロッドの伸縮により、押え金具32
を進退させることが出来る。ロッドの伸長により押え金
具32は、仕上げダイ15及びダイ本体14の各外向き
面に当接し、該仕上げダイ15及びダイ本体14をとも
に係止する。又ロッドを半縮少することにより、仕上げ
ダイ15のみ取外すことが出来る。さらに前記ロッドを
全縮少することによって、ダイ本体14を、仕上げダイ
15及び前記プリフォーマダイ13とともに取外すこと
が可能となる。
基台部11に固着されたシリンダー31のロッドの先端
に取付けられ、このロッドの伸縮により、押え金具32
を進退させることが出来る。ロッドの伸長により押え金
具32は、仕上げダイ15及びダイ本体14の各外向き
面に当接し、該仕上げダイ15及びダイ本体14をとも
に係止する。又ロッドを半縮少することにより、仕上げ
ダイ15のみ取外すことが出来る。さらに前記ロッドを
全縮少することによって、ダイ本体14を、仕上げダイ
15及び前記プリフォーマダイ13とともに取外すこと
が可能となる。
【0021】又前記ローラ4は、図7に示すように、押
出し空間Aの軸方向の最大巾Wをこえる長さを有する円
柱部を具え、ダイ金具12との間隙を一定に保ってい
る。なお本実施例では、前記円柱部は、ローラ4の略全
域に亘って設けられており、従ってローラ4は直円柱状
をなす。前記ローラ4は、本実施例では、図1において
時計と反対方向、即ち左廻りの向きに駆動されて回転す
る。
出し空間Aの軸方向の最大巾Wをこえる長さを有する円
柱部を具え、ダイ金具12との間隙を一定に保ってい
る。なお本実施例では、前記円柱部は、ローラ4の略全
域に亘って設けられており、従ってローラ4は直円柱状
をなす。前記ローラ4は、本実施例では、図1において
時計と反対方向、即ち左廻りの向きに駆動されて回転す
る。
【0022】又図3に示すように、前記押出し空間Aの
ユニフォーム室17は、開口部9の押出し端側の縁e1
から仕上げ室16の絞り部16Aまでの間に、主部18
を具え、この主部18は、その全長に亘りほぼ一定の断
面形状を有して形成される。
ユニフォーム室17は、開口部9の押出し端側の縁e1
から仕上げ室16の絞り部16Aまでの間に、主部18
を具え、この主部18は、その全長に亘りほぼ一定の断
面形状を有して形成される。
【0023】従って、第1の個別流路6Aを通って第1
の押出し機本体2Aから送り出されるエラストマ材料E
A、及び第2の個別流路6Bを通って第2の押出し機本
体2Bから送り出されるエラストマ材料EBは、合流点
Pにおいて合流する。又この合流点Pよりも下流側にお
いては、互いに重なり合う重なり材料EFとなって合流
流路7を通り、開口部9から押出し空間Aに向かって押
出される。
の押出し機本体2Aから送り出されるエラストマ材料E
A、及び第2の個別流路6Bを通って第2の押出し機本
体2Bから送り出されるエラストマ材料EBは、合流点
Pにおいて合流する。又この合流点Pよりも下流側にお
いては、互いに重なり合う重なり材料EFとなって合流
流路7を通り、開口部9から押出し空間Aに向かって押
出される。
【0024】又前記押出し空間Aに流入した重なり材料
EFは、エラストマ材料EA、EBが互いに重なり合っ
た状態でユニフォーム室17を通りかつ仕上げ室16に
おいて最終成形されたのちエラストマ製品EGを形成す
る。
EFは、エラストマ材料EA、EBが互いに重なり合っ
た状態でユニフォーム室17を通りかつ仕上げ室16に
おいて最終成形されたのちエラストマ製品EGを形成す
る。
【0025】ここで本実施例におけるエラストマ製品E
Gは、図9に示す如く、物性が異なる2種類のエラスト
マ材料を重ね合わせて形成されたタイヤ用部材、例えば
インナーゴムであり、その最大厚さToを約2.0mmと
した薄厚帯状の弾性体である。
Gは、図9に示す如く、物性が異なる2種類のエラスト
マ材料を重ね合わせて形成されたタイヤ用部材、例えば
インナーゴムであり、その最大厚さToを約2.0mmと
した薄厚帯状の弾性体である。
【0026】第1の押出し機本体2Aによって上層材R
を、第2の押出し機本体2Bによって下層材Sをそれぞ
れ成形する。なお上層材Rに比して下層材Sの容積が大
である時には、第2の押出し機本体2Bのスクリュー軸
23を第1の押出機2Aのそれよりも大とする。
を、第2の押出し機本体2Bによって下層材Sをそれぞ
れ成形する。なお上層材Rに比して下層材Sの容積が大
である時には、第2の押出し機本体2Bのスクリュー軸
23を第1の押出機2Aのそれよりも大とする。
【0027】個別流路6A、6Bにおいては、下流に向
かって流路の断面形状を変化させ、各エラストマ材料E
A、EBがこの個別流路6A、6Bを通る間、粗成形さ
れている。
かって流路の断面形状を変化させ、各エラストマ材料E
A、EBがこの個別流路6A、6Bを通る間、粗成形さ
れている。
【0028】なお図8(A)、(B)、(C)に、各流
路におけるエラストマ材料の断面形状の変化を示す。
図8(A)は、各エラストマ材料EA、EBが、各個別
流路6A、6Bのダイ金具12入口部分を流過する時の
断面形状を示す。この時、エラストマ材料EA、EB
は、製品に占める厚みの比率を考慮して設定される断面
形状に予成形される。
路におけるエラストマ材料の断面形状の変化を示す。
図8(A)は、各エラストマ材料EA、EBが、各個別
流路6A、6Bのダイ金具12入口部分を流過する時の
断面形状を示す。この時、エラストマ材料EA、EB
は、製品に占める厚みの比率を考慮して設定される断面
形状に予成形される。
【0029】図8(B)は、合流流路7を流過する時の
各エラストマ材料EA、EBの断面形状を示す。合流流
路7においては、エラストマ材料EA、EBが重なり合
い一体の重なり材料EFとなる。一方、押出機により圧
力が掛かった状態でエラストマ材料EA、EBが合体形
成されることから、層間Qの接着を強固にする。
各エラストマ材料EA、EBの断面形状を示す。合流流
路7においては、エラストマ材料EA、EBが重なり合
い一体の重なり材料EFとなる。一方、押出機により圧
力が掛かった状態でエラストマ材料EA、EBが合体形
成されることから、層間Qの接着を強固にする。
【0030】図8(C)は、ユニフォーム室17の主部
18における重なり材料EFの断面形状を示し、本例で
は、前記合流流路7の開口部9における断面形状とほぼ
同じとしている。
18における重なり材料EFの断面形状を示し、本例で
は、前記合流流路7の開口部9における断面形状とほぼ
同じとしている。
【0031】前記ユニフォーム室17では、図6に示す
如く、一面(下面)はローラ4の外周面4Sによって構
成されているため、重なり材料EFは、ローラ4の回転
に引張られつつ走行することとなる。この時、ユニフォ
ーム室17が、一定の断面形状を有し、さらにその長さ
Lがユニフォーム室17の断面高さTの1.5倍以上と
なってのびるため、他面(上面)から受ける流過抵抗が
大巾に緩和される。その結果、エラストマ材料EA、E
B間の送り速度が略同一となり、しかもユニフォーム室
17は、安定した状態で仕上げ室16に入って行くこと
となり、層間Qの歪をより一層抑制できる。
如く、一面(下面)はローラ4の外周面4Sによって構
成されているため、重なり材料EFは、ローラ4の回転
に引張られつつ走行することとなる。この時、ユニフォ
ーム室17が、一定の断面形状を有し、さらにその長さ
Lがユニフォーム室17の断面高さTの1.5倍以上と
なってのびるため、他面(上面)から受ける流過抵抗が
大巾に緩和される。その結果、エラストマ材料EA、E
B間の送り速度が略同一となり、しかもユニフォーム室
17は、安定した状態で仕上げ室16に入って行くこと
となり、層間Qの歪をより一層抑制できる。
【0032】又ローラ4による引張力が、ユニフォーム
室17の長さ全体に亘って適正に作用し、これが押出し
力として機能する。その結果、装置の内圧を低く抑えな
がら、エラストマを押出し端10から容易に押し出すこ
とが可能となる。またこの内圧の低減によって、エラス
トマ製品EGは、押出し端10から押出された後の、減
圧に基づく膨張が減じられる。従って、この膨張に起因
する形状変化も少なく、寸法精度、接合力等にさらに優
れた高品質のエラストマ製品EGを形成しうる。又、こ
の内圧の低減は、内部温度の低下にも役立ち、ゴム焼け
の発生を防止でき、材料の特性を良好な状態に保持で
き、エラストマ製品の寸法安定性の向上に結び付く。
室17の長さ全体に亘って適正に作用し、これが押出し
力として機能する。その結果、装置の内圧を低く抑えな
がら、エラストマを押出し端10から容易に押し出すこ
とが可能となる。またこの内圧の低減によって、エラス
トマ製品EGは、押出し端10から押出された後の、減
圧に基づく膨張が減じられる。従って、この膨張に起因
する形状変化も少なく、寸法精度、接合力等にさらに優
れた高品質のエラストマ製品EGを形成しうる。又、こ
の内圧の低減は、内部温度の低下にも役立ち、ゴム焼け
の発生を防止でき、材料の特性を良好な状態に保持で
き、エラストマ製品の寸法安定性の向上に結び付く。
【0033】又本実施例では、前記ユニフォーム室17
の主部18の長さLを、前記主部18の断面高さTの
1.5以上としており、重なり材料EFに対しての有効
な引張力を発揮している。1.5倍未満では、なかには
前記効果を発揮できないことがある。又前記長さLの上
限は150mm以下であることが好ましい。それをこえて
大きくなれば、前記効果のさらなる向上が見込まれず、
又ヘッド3が大型となり、コスト高を招き、かつ作業性
が悪化する。より好ましくは100mm以下である。なお
主部18の断面形状が、製品形状に準じた非矩形状をな
すときには、主部18の断面形状における最大高さをも
って断面高さTとする。
の主部18の長さLを、前記主部18の断面高さTの
1.5以上としており、重なり材料EFに対しての有効
な引張力を発揮している。1.5倍未満では、なかには
前記効果を発揮できないことがある。又前記長さLの上
限は150mm以下であることが好ましい。それをこえて
大きくなれば、前記効果のさらなる向上が見込まれず、
又ヘッド3が大型となり、コスト高を招き、かつ作業性
が悪化する。より好ましくは100mm以下である。なお
主部18の断面形状が、製品形状に準じた非矩形状をな
すときには、主部18の断面形状における最大高さをも
って断面高さTとする。
【0034】又仕上げダイ15の押出し端10での形状
において、図7に示すように、巾方向両側部に、薄肉部
βを介して膨らみ部αを形成している。
において、図7に示すように、巾方向両側部に、薄肉部
βを介して膨らみ部αを形成している。
【0035】エラストマ材料は、前記仕上げダイ15を
通過することによって、図9に一点鎖線で示す膨らみ部
α、α及び薄肉部β、βを含めた形状に押出された後、
薄肉部βをナイフ等の刃具を用いて切断することにより
エラストマ製品EGの巾寸法を精度よく形成することが
出来、このように薄肉部βは切断用として形成されてい
る。
通過することによって、図9に一点鎖線で示す膨らみ部
α、α及び薄肉部β、βを含めた形状に押出された後、
薄肉部βをナイフ等の刃具を用いて切断することにより
エラストマ製品EGの巾寸法を精度よく形成することが
出来、このように薄肉部βは切断用として形成されてい
る。
【0036】膨らみ部αの巾寸法Wαは5〜25mmが好
ましく、5mm未満では膨らみ部αを除去する際に切れや
すくなり、又25mmをこえると除去されるエラストマが
増えかつ押出し時のエラストマ材料EA、EBの重量が
増すなど作業性に不利となる。
ましく、5mm未満では膨らみ部αを除去する際に切れや
すくなり、又25mmをこえると除去されるエラストマが
増えかつ押出し時のエラストマ材料EA、EBの重量が
増すなど作業性に不利となる。
【0037】又薄肉部βの厚みtβは切断の容易性を配
慮し、2.5mm以下とするのが好ましい。なお、膨らみ
部αの高さtαは1.5tβ〜5.0tβが好ましく、
1.5tβ未満では除去する際に膨らみ部αが切れやす
く、又5.0tβをこえると、エラストマ材料の歩留り
が増し又作業性が低下する。
慮し、2.5mm以下とするのが好ましい。なお、膨らみ
部αの高さtαは1.5tβ〜5.0tβが好ましく、
1.5tβ未満では除去する際に膨らみ部αが切れやす
く、又5.0tβをこえると、エラストマ材料の歩留り
が増し又作業性が低下する。
【0038】なお、図10は、仕上げ室16の絞り部1
6Aを、段差とした場合を単に例示している。
6Aを、段差とした場合を単に例示している。
【0039】
【発明の効果】叙上の如く本発明のエラストマ押出し装
置は、押出し空間にユニフォーム室を設けたため、ヘッ
ド側から受ける流過抵抗を大巾に減じるとともに、従来
の装置に比して小さな押出し力によって押出し成形する
ことができ、薄厚のエラストマ製品であっても精度よ
く、かつエラストマの層間分離を招くことなく強度の安
定性を保持した高品質の製品を形成しうる。従って、特
に厚さ5mm以下のタイヤ部材など薄厚のエラストマ製
品の加工に対して好適に採用することができる。
置は、押出し空間にユニフォーム室を設けたため、ヘッ
ド側から受ける流過抵抗を大巾に減じるとともに、従来
の装置に比して小さな押出し力によって押出し成形する
ことができ、薄厚のエラストマ製品であっても精度よ
く、かつエラストマの層間分離を招くことなく強度の安
定性を保持した高品質の製品を形成しうる。従って、特
に厚さ5mm以下のタイヤ部材など薄厚のエラストマ製
品の加工に対して好適に採用することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
る。
【図2】そのヘッド基体とローラとを示す断面図であ
る。
る。
【図3】各流路及び押出し空間を示す断面図である。
【図4】各流路及び押出し空間を、エラストマ材料とと
もに示す断面図である。
もに示す断面図である。
【図5】プリフォーマダイを示す斜視図である。
【図6】そのユニフォーム室を示す断面図である。
【図7】その仕上室を示す斜視図である。
【図8】(A)は個別流路内でのエラストマ材料の断面
形状を示す断面図である。(B)は合流流路内でのエラ
ストマ材料の断面形状を示す断面図である。(C)はユ
ニフォーム室内でのエラストマ材料の断面形状を示す断
面図である。
形状を示す断面図である。(B)は合流流路内でのエラ
ストマ材料の断面形状を示す断面図である。(C)はユ
ニフォーム室内でのエラストマ材料の断面形状を示す断
面図である。
【図9】本装置を用いて成形されたエラストマ製品を示
す断面図である。
す断面図である。
【図10】仕上げ部の他の形状を単に例示する断面図で
ある。
ある。
【図11】従来技術を示す断面図である。
2A、2B 押出し機本体 3 ヘッド基体 4 ローラ 4S 外周面 6A、6B 個別流路 7 合流流路 9 開口部 10 押出し端 11 基台部 12 ダイ金具 13 プリフォーマダイ 14 ダイ本体 15 仕上げダイ 16 仕上げ室 17 ユニフォーム室 18 ユニフォーム室の主部 A 押出し空間 EA、EB エラストマ材料 EF 重なり材料 L 長さ P 合流点 T 断面高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96
Claims (5)
- 【請求項1】エラストマ材料を押出す複数の押出し機本
体が連結されるヘッド基体と、このヘッド基体との間で
押出し空間を形成する外周面を有しかつ被動されて回転
するローラとからなり、 前記ヘッド基体は、 各押出し機本体から押出されるエラストマ材料が個別に
通る複数の個別流路と、 この複数の個別流路が合流する合流点と、 この合流点の下流側に設けられかつ前記合流点を通過し
た各個別流路のエラストマ材料が重ねられた重なり材料
となって流過するとともに前記押出し空間で途切れてこ
の押出し空間に開口する開口部を有する合流流路とを該
ヘッド基体内に具えるとともに、 前記ヘッド基体と前記ローラとの間で形成される前記押
出し空間は、前記開口部から流出する重なり材料が前記
ローラとともに回転方向に進みかつ前記開口部の押出し
端側の縁から仕上げ室までの間のユニフォーム室と、こ
のユニフォーム室に段差を介することなく連なりかつユ
ニフォーム室の上面から断面高さを減じる斜面状の絞り
部の前端に、重なり材料を実質的な最終断面形状に成形
する押出し端を具える仕上げ室とを具え、 しかも前記仕上げダイの押出し端の巾方向両側部に、切
断用の薄肉部βを介して膨らみ部αを形成したことを特
徴とするエラストマ押出し装置。 - 【請求項2】前記ユニフォーム室は、ほぼ一定の断面形
状を有して前記開口部の回転方向側の端縁から仕上げ室
までのびる主部を有することを特徴とする請求項1記載
のエラストマ押出し装置。 - 【請求項3】前記ユニフォーム室の主部は、この主部の
断面高さTの少なくとも1.5倍の長さLを有すること
を特徴とする請求項2記載のエラストマ押出し装置。 - 【請求項4】前記ヘッド基体は、前記個別流路を形成す
る基台部、および前記合流点と合流流路とを形成しかつ
前記押出し空間を前記ローラの外周面との間で形成する
ダイ金具とからなることを特徴とする請求項1又は2記
載のエラストマ押出し装置。 - 【請求項5】前記ダイ金具は、前記合流点を形成するプ
リフォーマダイと、前記合流流路とユニフォーム室とを
形成するダイ本体と、前記仕上げ室を形成する仕上げダ
イとからなることを特徴とする請求項4記載のエラスト
マ押出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18074196A JP3358942B2 (ja) | 1995-07-13 | 1996-07-10 | エラストマ押出し装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-177673 | 1995-07-13 | ||
JP17767395 | 1995-07-13 | ||
JP18074196A JP3358942B2 (ja) | 1995-07-13 | 1996-07-10 | エラストマ押出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0985802A JPH0985802A (ja) | 1997-03-31 |
JP3358942B2 true JP3358942B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=26498150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18074196A Expired - Fee Related JP3358942B2 (ja) | 1995-07-13 | 1996-07-10 | エラストマ押出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3358942B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2775220A1 (fr) * | 1998-02-26 | 1999-08-27 | Michelin & Cie | Pneumatique conducteur d'electricite et appareillage d'extrusion d'un profile avec insert conducteur |
KR100649908B1 (ko) * | 1998-02-26 | 2006-11-27 | 꽁빠니 제네랄 드 에따블리세망 미쉘린-미쉘린 에 씨 | 전도성 타이어 및 전도성 섹션을 압출하는 장치 |
JP6324846B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-05-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | ゴム部材の製造装置及び製造方法 |
JP6712214B2 (ja) * | 2016-11-09 | 2020-06-17 | Toyo Tire株式会社 | ゴム押出成型用ダイ |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18074196A patent/JP3358942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0985802A (ja) | 1997-03-31 |
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