JP3354193B2 - 地上コイル取り付け構造 - Google Patents
地上コイル取り付け構造Info
- Publication number
- JP3354193B2 JP3354193B2 JP2222493A JP2222493A JP3354193B2 JP 3354193 B2 JP3354193 B2 JP 3354193B2 JP 2222493 A JP2222493 A JP 2222493A JP 2222493 A JP2222493 A JP 2222493A JP 3354193 B2 JP3354193 B2 JP 3354193B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground coil
- coil mounting
- bush
- insert
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electromagnets (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
料から成る超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル取り付け
部と、超電導磁気浮上式鉄道の軌道構造物に埋め込まれ
るインサートと、地上コイル取り付け部と軌道構造物と
を締結する締結手段とを備えた地上コイル取り付け構造
に関するものである。
に記載された従来の地上コイル取り付け構造を示す側面
図であり、図6は図5のA部の拡大図である。図5、図
6において、1は超電導磁気浮上式鉄道に用いられる地
上コイル、1aは地上コイル1を取り付けるための部分
であって、樹脂等の機械的強度の低い材料から成る地上
コイル取り付け部である。地上コイル取り付け部1aに
は開口部1bが形成されている。2は超電導磁気浮上式
鉄道の軌道構造物であり、コンクリートパネル又はコン
クリートビームから成る。3は軌道構造物2に埋め込ま
れ、内側に雌ねじが設けられたインサート、4は開口部
1bを貫通して雌ねじを有するインサート3に挿入され
るボルトである。ボルト4に座金5を介してナット6を
取り付けることにより、地上コイル取り付け部1aと軌
道構造物2とを締結する。ボルト4、座金5及びナット
6によって締結手段が構成される。
部1bが形成され、これらの開口部1bにおいて複数の
ボルト4等で地上コイル取り付け部1aを締結すること
により、地上コイル1を軌道構造物2に取り付ける。地
上コイル1は、ボルト4を締め付ける際の軸力に起因し
て、地上コイル取り付け部1aと軌道構造物2との間に
作用する摩擦力によって支持される。
付け構造は以上のように構成され、機械的強度の低い樹
脂から成る地上コイル取り付け部1aを直接、ボルト4
で締め付けるため、ボルト4の軸力を上げることができ
なかった。地上コイル1の取り付けは、ボルト4の締め
付けの軸力に対応する摩擦力によっているため、十分な
強度を得にくいという課題があった。また、摩擦力は接
触面の状態により大きく変化するため、地上コイル1の
取り付けが不安定になるという課題があった。さらに、
摩擦力を大きくしたいときにはボルト4の本数を多くし
ていたが、この場合には、ボルト4取り付け時の作業量
が増加するという課題があった。
ためになされたもので、取り付け時の作業量を増加させ
ることなく、安定した十分な強度で地上コイルを取り付
けることができる地上コイル取り付け構造を得ることを
目的とする。
口部内に配置されてインサートに当接し、機械的強度の
高い材料から成るブッシュは地上コイル取り付け部と一
体に成型されている。また、インサートには、ブッシュ
と組み合わさりブッシュがずれるのを防止するずれ防止
手段が設けられている。
より締結手段を十分に締め付けることができるように
し、また、ブッシュとインサートに形成されたずれ防止
手段とを組み合わせることによって、不安定な摩擦力に
頼らずに、地上コイルを軌道構造物に取り付ける。
を示す断面図であり、図5、図6と同一又は相当部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。図1におい
て、3aは従来とは形状が異なるインサートであり、図
3(a)にその詳細を示す。7は地上コイル取り付け部1
aの開口部1b内に配置されてインサート3aに当接
し、機械的強度の高い金属等の材料から成るブッシュで
あり、図2(a)にその詳細を示す。ブッシュ7は地上コ
イル取り付け部1aと一体に成型されている。また、イ
ンサート3aには、ブッシュ7と組み合わさってブッシ
ュ7がインサート3aに対してずれるのを防止する凹部
8が形成されている。
付け部1aに、金属から成るブッシュ7が配置されてい
るため、ボルト4を締め付ける際の軸力を大きくするこ
とができる。また、ブッシュ7を凹部8に嵌合すること
によって、ブッシュ7がインサート3aに対してずれる
のを防止し、ひいては、大きな外力が作用する地上コイ
ル1を強力に支持することができる。
2(a)のような単純な円筒形状としたが、図2(b)のよ
うな片側につば10aを有する形状のブッシュ7a、あ
るいは図2(c)に示すように両側につば10bを有する
形状のブッシュ7bとしてもよい。この場合には、つば
10a、10bと地上コイル取り付け部1aとの接触に
よって、ボルト4の軸方向の外力に対抗することができ
る。
ッシュ7、インサート3aとも円筒形状としたが、図4
に示すような矩形のブッシュ7c、及び、図3(b)、図
3(c)に示すような矩形のインサート3b、3cを用い
てもよい。インサート3b、3cのブッシュ7cが当接
する一面には、突出部9a、9bが形成されている。突
出部9a、9bはブッシュ7cと組み合うものであり、
ずれ防止手段を構成する。
り付け構造によれば、開口部内に配置されてインサート
に当接して機械的強度の高い材料から成るブッシュは地
上コイル取り付け部と一体に成型されているので、取り
付け時の作業量を増加させることなく安定した十分な強
度で地上コイルを取り付けることができるという効果が
ある。
を示す断面図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 超電導磁気浮上式鉄道の軌道構造物に取
り付けられる地上コイルを取り付けるための部分であっ
て、機械的強度の低い材料から成り、開口部を有する地
上コイル取り付け部と、 前記軌道構造物に埋め込まれるインサートと、 前記開口部を貫通して前記インサートに挿入することに
より、前記地上コイル取り付け部を前記軌道構造物とを
締結する締結手段とを含む地上コイル取り付け構造にお
いて、 前記開口部内に配置されて前記インサートに当接し、機
械的強度の高い材料から成るブッシュは前記地上コイル
取り付け部と一体に成型されていることを特徴とする地
上コイル取り付け構造。 - 【請求項2】 前記インサートには、前記ブッシュと組
み合わさり前記ブッシュがずれるのを防止するずれ防止
手段が設けられている請求項1に記載の地上コイル取り
付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222493A JP3354193B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 地上コイル取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2222493A JP3354193B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 地上コイル取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06236811A JPH06236811A (ja) | 1994-08-23 |
JP3354193B2 true JP3354193B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=12076836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2222493A Expired - Lifetime JP3354193B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 地上コイル取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354193B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP2222493A patent/JP3354193B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06236811A (ja) | 1994-08-23 |
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Legal Events
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