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JPH053415Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053415Y2
JPH053415Y2 JP1985142130U JP14213085U JPH053415Y2 JP H053415 Y2 JPH053415 Y2 JP H053415Y2 JP 1985142130 U JP1985142130 U JP 1985142130U JP 14213085 U JP14213085 U JP 14213085U JP H053415 Y2 JPH053415 Y2 JP H053415Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
bolt
resin
head
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985142130U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6249457U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985142130U priority Critical patent/JPH053415Y2/ja
Publication of JPS6249457U publication Critical patent/JPS6249457U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053415Y2 publication Critical patent/JPH053415Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の樹脂バンパをバンパステ
ーに取り付けるために該バンパにモールドされた
インサートボルトに関する。
(従来の技術) 第3図において、符号30は樹脂バンパのうち
のコーナバンパを示している。このコーナバンパ
30は、これにモールドされたインサートボルト
31,31によつて図示されないバンパステーに
固定される。
第4図に従来のインサートボルトの一例を示し
てあつて、このボルト31は、平坦な頭部33を
有するボルト本体32と、ボルト本体に挿通され
る孔34、頭部33を囲繞するカツプ状部35、
これの周囲に形成されたフランジ部36とからな
るリテーナ37とからなつている。すなわち、イ
ンサートボルト31は、二つの部品からなつてい
る。この二つの部品は、第5図に示すように、互
いに係合させられたのち、溶接されて一体化され
る。そして、一体化されたインサートボルト31
は、樹脂38にモールドされる。
(考案が解決しようとする問題点) ボルト本体とリテーナを一体化されたインサー
トボルト31をモールドすると、第5図に示すよ
うに、バンパ表面からの樹脂の肉厚の差によつ
て、ヒケ38a,38bが発生する。ヒケ38a
は、フランジ36と頭部33表面との間の段差に
より発生し、ヒケ38b,38bは、フランジ3
6に形成された回り止め用孔36a(第4図参照)
の存在により発生する。
その結果、バンパ表面には、ヒケによる凹みが
発生し、バンパの見栄えが悪くなる、という問題
点があつた。また、インサートボルトが二部品か
らなるため、コストが高いという問題点もあつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決する樹脂バンパの
インサートボルトを提供することを目的としてい
樹脂バンパの内部にモールドされると共にバンパ
表面側が平坦面を成す頭部と、この頭部のバンパ
裏面側に連設されると共にバンパ裏面に露出する
露出面を有する台座部と、上記露出面からバンパ
裏面側に突出するボルト本体とを備え、上記ボル
ト本体の軸線方向に直角な断面において上記台座
部は上記頭部よりも小さく形成されると共に上記
頭部と台座部の少なくとも一方は角形に形成され
ていることを特徴とする。
(作用) 一部品からなるインサートボルトをモールドす
ると、台座部のバンパ裏面側が露出し、且つバン
パ表面と該ボルトとの間には段差が生じない。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
第1図において、符号1は、本考案に係るイン
サートボルトを示してしる。インサートボルト1
は、ボルト本体2と、これと一体の頭部3とから
なつている。頭部3のボルト本体側には、図示の
例の場合、ボルトの軸線方向に直角に設けられて
いて、断面が正方形の台座部4が形成されてお
り、ボルト1が自身の軸線を中心として回転して
しまうことを防止している。台座部4は、当該ボ
ルトを軸線方向から見たとき、頭部3よりも小さ
く形成されており且つバンパ裏面に露出する露出
面6を有している。また、頭部3の表面3aは平
坦に形成されている。
かかるインサートボルト1は、第2図に示すよ
うに、バンパを構成する樹脂5にモールドされ
る。このとき、頭部3の表面が樹脂5のバンパ表
面5aと平行に位置させられること勿論である。
樹脂バンパは、ボルト本体2をバンパステーのよ
うな車体側部材に挿通されたのち、ナツト等の締
結部材で取り付けられるのであるが、このとき、
台座部4の露出面6がバンパステーに当接する。
従つて、ナツトを締め付けたとき、バンパの樹脂
部分が締め付けられることがなく、樹脂バンパが
変形や破損したり、これに伴なう締結部材の緩み
が発生しない。
なお、図示の実施例は、円板状の頭部3に断面
正方形の台座部4を連設してボルトが軸線を中心
として回転してしまうことを防止するよう構成さ
れているが、頭部3そのものの断面を多角形に形
成すれば、台座部4の断面を多角形にする必要は
なくなる。
(考案の効果) 以上のように、一つの部品からなる本考案のイ
ンサートボルトによれば、バンパ表面との間に段
差がないので、ヒケによる凹凸が発生せず、樹脂
製バンパの見栄えが悪くなることがない。また、
単体のインサートボルトであることは、樹脂バン
パのコストを下げることができる。また、樹脂バ
ンパを車体に取付けたとき、台座部の露出面が車
体側部材に当接するので、ボルト・ナツトの締め
付けによる樹脂部分の変形や破損が生ぜず、ボル
トが浮いてナツトが緩むこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインサートボルトの一実施例
を示す斜視図、第2図は樹脂にモールドされた状
態のインサートボルトを示す平断面図、第3図は
樹脂バンパのうちのコーナー部分を示す斜視図、
第4図は従来のインサートボルトの分解斜視図、
第5図は同上の樹脂にモールドされた状態を示す
平断面図である。 1……インサートボルト、2……ボルト本体、
3……頭部、4……台座部、5……樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂バンパの内部にモールドされると共にバン
    パ表面側が平坦面を成す頭部と、この頭部のバン
    パ裏面側に連設されると共にバンパ裏面に露出す
    る露出面を有する台座部と、上記露出面からバン
    パ裏面側に突出するボルト本体とを備え、上記ボ
    ルト本体の軸線方向に直角な断面において上記台
    座部は上記頭部よりも小さく形成されると共に上
    記頭部と台座部の少なくとも一方は角形に形成さ
    れていることを特徴とする樹脂バンパのインサー
    トボルト。
JP1985142130U 1985-09-18 1985-09-18 Expired - Lifetime JPH053415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985142130U JPH053415Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985142130U JPH053415Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6249457U JPS6249457U (ja) 1987-03-27
JPH053415Y2 true JPH053415Y2 (ja) 1993-01-27

Family

ID=31050564

Family Applications (1)

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JP1985142130U Expired - Lifetime JPH053415Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310235A (ja) * 2002-02-18 2002-10-23 Bridgestone Corp 防振装置
JP5115529B2 (ja) * 2008-12-05 2013-01-09 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156144B2 (ja) * 1978-03-06 1986-12-01 Tore Kk

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331637Y2 (ja) * 1984-09-19 1991-07-04

Patent Citations (1)

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JPS6156144B2 (ja) * 1978-03-06 1986-12-01 Tore Kk

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JPS6249457U (ja) 1987-03-27

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