JP3343800B2 - 動弁系への給油通路の配設構造 - Google Patents
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- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダーヘッドに動
弁機構を備える内燃機関において同動弁機構にオイルを
供給する給油通路の配設構造に関する。
弁機構を備える内燃機関において同動弁機構にオイルを
供給する給油通路の配設構造に関する。
【0002】
【従来技術】この種の内燃機関は、クランクケース内の
クランクシャフトやトランスミッション等の所要軸受け
箇所にオイルを供給し潤滑するとともにシリンダを隔て
てその上部のシリンダーヘッドに配設される動弁機構に
もオイルを供給すべくクランクケース側オイル供給路か
らシリンダヘッド内部の動弁機構に連通するオイル通路
が必要とされる。
クランクシャフトやトランスミッション等の所要軸受け
箇所にオイルを供給し潤滑するとともにシリンダを隔て
てその上部のシリンダーヘッドに配設される動弁機構に
もオイルを供給すべくクランクケース側オイル供給路か
らシリンダヘッド内部の動弁機構に連通するオイル通路
が必要とされる。
【0003】かかるオイル通路を備えた内燃機関は特公
昭59−24281号公報等に例があり、二輪用4サイ
クルの内燃機関における従来の一例を図4および図5に
図示し説明する。同内燃機関01はシリンダヘッド04およ
びヘッドカバー05内にカムシャフト07が配設されるオー
バヘッドカムOHCエンジンであり、シリンダブロック
03のシリンダより上方に位置するカムシャフト07はクラ
ンクケース02内のクランクシャフト06から離れるためカ
ムシャフト07を駆動するのに両シャフト間にカムチェー
ン08が架け渡されている。
昭59−24281号公報等に例があり、二輪用4サイ
クルの内燃機関における従来の一例を図4および図5に
図示し説明する。同内燃機関01はシリンダヘッド04およ
びヘッドカバー05内にカムシャフト07が配設されるオー
バヘッドカムOHCエンジンであり、シリンダブロック
03のシリンダより上方に位置するカムシャフト07はクラ
ンクケース02内のクランクシャフト06から離れるためカ
ムシャフト07を駆動するのに両シャフト間にカムチェー
ン08が架け渡されている。
【0004】クランクケース02に組み込まれたオイルポ
ンプ09により圧送されるオイルは、クランクシャフト06
やトランスミッションのメインシャフト010 ,カウンタ
シャフト011 内のオイル通路等を介してコネクティング
ロッド012 やギア等の軸受部等に供給されるとともにク
ランクケース02に設けられたオイル通路に接続されたオ
イルパイプ015 が外部に延出してシリンダブロック03お
よびシリンダヘッド04の外表面に沿って上方に向かいシ
リンダヘッド04およびヘッドカバー05内のオイル室016
に連通されている。
ンプ09により圧送されるオイルは、クランクシャフト06
やトランスミッションのメインシャフト010 ,カウンタ
シャフト011 内のオイル通路等を介してコネクティング
ロッド012 やギア等の軸受部等に供給されるとともにク
ランクケース02に設けられたオイル通路に接続されたオ
イルパイプ015 が外部に延出してシリンダブロック03お
よびシリンダヘッド04の外表面に沿って上方に向かいシ
リンダヘッド04およびヘッドカバー05内のオイル室016
に連通されている。
【0005】オイル室016 はカムシャフト07の端部に配
設され、カムシャフト07内に形成されたオイル通路07a
にオイルを供給する。同オイル通路07aは外周面に向か
い分岐路07bを複数有し軸受部やロッカーアーム017 の
摺接面にオイルを送るようになっている。
設され、カムシャフト07内に形成されたオイル通路07a
にオイルを供給する。同オイル通路07aは外周面に向か
い分岐路07bを複数有し軸受部やロッカーアーム017 の
摺接面にオイルを送るようになっている。
【0006】以上のようにクランクケース02からシリン
ダヘッド04にオイルを供給するのに内燃機関01の外部に
配設されたオイルパイプ015 により行っている。オイル
パイプ015 が内燃機関の外部に配設されているので、シ
リンダや燃焼室等の熱源を避けるとともに空冷効果が期
待でき、オイルを加熱することなく動弁機構に供給する
ことができる。
ダヘッド04にオイルを供給するのに内燃機関01の外部に
配設されたオイルパイプ015 により行っている。オイル
パイプ015 が内燃機関の外部に配設されているので、シ
リンダや燃焼室等の熱源を避けるとともに空冷効果が期
待でき、オイルを加熱することなく動弁機構に供給する
ことができる。
【0007】
【解決しようとする課題】しかし別途オイルパイプ015
を必要とし、部品点数が増えその組付け作業も要し製造
コスト上不利である。本発明はかかる点に鑑みなされた
もので、その目的とする処は部品点数を減らしコストの
低減を図ることができる動弁系への給油通路の配設構造
を供する点にある。
を必要とし、部品点数が増えその組付け作業も要し製造
コスト上不利である。本発明はかかる点に鑑みなされた
もので、その目的とする処は部品点数を減らしコストの
低減を図ることができる動弁系への給油通路の配設構造
を供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、内燃機関の動弁系への給油通
路をシリンダブロックおよびシリンダヘッドに一体に形
成し、かつシリンダライナーおよび燃焼室に対しカムチ
ェーンを配設する空間を隔てて反対側で外表面に沿って
配設した動弁系への給油通路の配設構造とした。
成するために、本発明は、内燃機関の動弁系への給油通
路をシリンダブロックおよびシリンダヘッドに一体に形
成し、かつシリンダライナーおよび燃焼室に対しカムチ
ェーンを配設する空間を隔てて反対側で外表面に沿って
配設した動弁系への給油通路の配設構造とした。
【0009】動弁系への給油通路をシリンダブロックお
よびシリンダヘッドに一体に形成したので、別途オイル
パイプ等の部品が必要とされず部品点数が削減される。
また該給油通路はシリンダライナーおよび燃焼室に対し
カムチェーンを配設する空間を隔てて反対側に位置する
ので熱源による直接の加熱を避けるとともに、該給油通
路は外表面に沿って形成さているため空冷効果があり、
オイルを加熱することなく動弁機構に供給することがで
きる。
よびシリンダヘッドに一体に形成したので、別途オイル
パイプ等の部品が必要とされず部品点数が削減される。
また該給油通路はシリンダライナーおよび燃焼室に対し
カムチェーンを配設する空間を隔てて反対側に位置する
ので熱源による直接の加熱を避けるとともに、該給油通
路は外表面に沿って形成さているため空冷効果があり、
オイルを加熱することなく動弁機構に供給することがで
きる。
【0010】カムチェーンの配設される空間が前記給油
通路をシリンダライナーや燃焼室から隔てることにな
り、該給油通路が外表面に沿っていることと相俟って空
冷も効果的に働く。
通路をシリンダライナーや燃焼室から隔てることにな
り、該給油通路が外表面に沿っていることと相俟って空
冷も効果的に働く。
【0011】
【実施例】以下図1ないし図3に図示した本発明の一実
施例について説明する。本実施例の内燃機関1は二輪用
1気筒4サイクルのOHVエンジンである。クランクケ
ース2内にクランクシャフト3およびその後方にトラン
スミッション4が収められており、トランスミッション
4はメインシャフト5に嵌合されたギア群とカウンター
シャフト6に嵌合されたギア群とが適宜噛み合う構成で
あり、カウンターシャフト6の下方にはキックシャフト
9が位置している。メインシャフト5の端部にはクラッ
チ7が配設され、クランクシャフト3の端部にはACジ
ェネレータ8が配設されている。
施例について説明する。本実施例の内燃機関1は二輪用
1気筒4サイクルのOHVエンジンである。クランクケ
ース2内にクランクシャフト3およびその後方にトラン
スミッション4が収められており、トランスミッション
4はメインシャフト5に嵌合されたギア群とカウンター
シャフト6に嵌合されたギア群とが適宜噛み合う構成で
あり、カウンターシャフト6の下方にはキックシャフト
9が位置している。メインシャフト5の端部にはクラッ
チ7が配設され、クランクシャフト3の端部にはACジ
ェネレータ8が配設されている。
【0012】シリンダブロック10のシリンダライナー11
内をピストン12が摺動し、ピストン12とクランクシャフ
ト3のクランクピン3bとをコネクティングロッド13が
連結している。
内をピストン12が摺動し、ピストン12とクランクシャフ
ト3のクランクピン3bとをコネクティングロッド13が
連結している。
【0013】シリンダブロック10に連なるシリンダヘッ
ド15はシリンダライナー11の上方に燃焼室16を形成し、
上部にカムシャフト17の軸受を有しヘッドカバー18側の
軸受とともにカムシャフト17を上下から挟み、カムシャ
フト17の両端部はシール効果を有するベアリング19を介
してカムシャフト17を回転自在に支持している。
ド15はシリンダライナー11の上方に燃焼室16を形成し、
上部にカムシャフト17の軸受を有しヘッドカバー18側の
軸受とともにカムシャフト17を上下から挟み、カムシャ
フト17の両端部はシール効果を有するベアリング19を介
してカムシャフト17を回転自在に支持している。
【0014】ヘッドカバー18には前後に一対のロッカー
シャフト20が架設されており、同ロッカーシャフト20に
軸支されたロッカーアーム21がその揺動端を前記カムシ
ャフト17のカム周面に摺接している。
シャフト20が架設されており、同ロッカーシャフト20に
軸支されたロッカーアーム21がその揺動端を前記カムシ
ャフト17のカム周面に摺接している。
【0015】クランクシャフト3からシリンダを間にし
て離れた位置にあるカムシャフト17に動力を伝達するの
にカムチェーン22が用いられており、シリンダブロック
10のシリンダ側壁に穿設されたチェーン路10aおよびそ
の延長に当たるシリンダヘッド15のチェーン路15aに挿
入されてカムチェーン22がクランクシャフト3のスプロ
ケット23とカムシャフト17のスプロケット24とに架け渡
されている。
て離れた位置にあるカムシャフト17に動力を伝達するの
にカムチェーン22が用いられており、シリンダブロック
10のシリンダ側壁に穿設されたチェーン路10aおよびそ
の延長に当たるシリンダヘッド15のチェーン路15aに挿
入されてカムチェーン22がクランクシャフト3のスプロ
ケット23とカムシャフト17のスプロケット24とに架け渡
されている。
【0016】クランクシャフト3の右側下方にオイルポ
ンプ30が組み込まれており、クランクシャフト3に嵌着
されたオイルポンプドライブギア29がポンプ駆動軸30a
に嵌着されたオイルポンプドリブンギア31に噛み合って
オイルポンプ30が駆動される。
ンプ30が組み込まれており、クランクシャフト3に嵌着
されたオイルポンプドライブギア29がポンプ駆動軸30a
に嵌着されたオイルポンプドリブンギア31に噛み合って
オイルポンプ30が駆動される。
【0017】図2および図3に示すようにクランクケー
ス2の底部に溜まるエンジンオイルはオイルフィルター
33を経てオイル通路t1 を通り、オイルポンプ30のスカ
ベンジ側30aによりオイル通路t2 に圧送され、オイル
通路t2 は接続部材34を介して内燃機関1の外部のオイ
ルパイプ35に連通しオイルタンクに至るので、クランク
ケース2の底部に溜まったオイルは以上の経路を経てオ
イルタンクに戻される。
ス2の底部に溜まるエンジンオイルはオイルフィルター
33を経てオイル通路t1 を通り、オイルポンプ30のスカ
ベンジ側30aによりオイル通路t2 に圧送され、オイル
通路t2 は接続部材34を介して内燃機関1の外部のオイ
ルパイプ35に連通しオイルタンクに至るので、クランク
ケース2の底部に溜まったオイルは以上の経路を経てオ
イルタンクに戻される。
【0018】そしてオイルタンク内のオイルは、オイル
パイプ36より接続部材37を経てオイル通路t3 を通りオ
イルポンプ30のフィード側30bによりオイル通路t4 に
圧送され、オイルポンプ30の若干斜め上方に位置するオ
イルフィルター38に連通するオイル通路t5 を経て円筒
状のオイルフィルター38の外周に送り込まれ、その内周
から出口ポート38aに出たオイルは下方に向かうオイル
通路t6 と上方に向かうオイル通路t7 に分岐して圧送
される。
パイプ36より接続部材37を経てオイル通路t3 を通りオ
イルポンプ30のフィード側30bによりオイル通路t4 に
圧送され、オイルポンプ30の若干斜め上方に位置するオ
イルフィルター38に連通するオイル通路t5 を経て円筒
状のオイルフィルター38の外周に送り込まれ、その内周
から出口ポート38aに出たオイルは下方に向かうオイル
通路t6 と上方に向かうオイル通路t7 に分岐して圧送
される。
【0019】下方に向かうオイル通路t6 に流れたオイ
ルはクランクシャフト3の大端部に至り、クランクシャ
フト3内のオイル通路3aに入り、クランクピン3b内
に送られコネクティングロッド13との摺動部にオイルが
供給される。
ルはクランクシャフト3の大端部に至り、クランクシャ
フト3内のオイル通路3aに入り、クランクピン3b内
に送られコネクティングロッド13との摺動部にオイルが
供給される。
【0020】一方オイルフィルター38の出口ポート38a
から上方に向かうオイル通路t7 に流れたオイルは途中
の分岐部でクランクケース2の上壁に沿って後方に向か
うオイル通路t8 とシリンダブロック10の外壁に沿って
上昇するオイル通路t11に分かれて流れる。
から上方に向かうオイル通路t7 に流れたオイルは途中
の分岐部でクランクケース2の上壁に沿って後方に向か
うオイル通路t8 とシリンダブロック10の外壁に沿って
上昇するオイル通路t11に分かれて流れる。
【0021】オイル通路t8 に流れたオイルは途中分岐
したオイル通路t9 に入るとメインシャフト5に向か
い、メインシャフト5の内部オイル通路5aに至り各種
ギアの軸受部にオイルが供給され、オイル通路t9 に入
らなかったオイルはカウンタシャフト6に向かうオイル
通路t10に入りカウンタシャフト6内のオイル通路6a
に至り各種ギアの軸受部にオイルが供給され潤滑を行
う。
したオイル通路t9 に入るとメインシャフト5に向か
い、メインシャフト5の内部オイル通路5aに至り各種
ギアの軸受部にオイルが供給され、オイル通路t9 に入
らなかったオイルはカウンタシャフト6に向かうオイル
通路t10に入りカウンタシャフト6内のオイル通路6a
に至り各種ギアの軸受部にオイルが供給され潤滑を行
う。
【0022】他方オイル通路t11は、図1に示すように
シリンダブロック10の側壁を貫通するチェーン路10aと
外表面との間に穿設されており、同オイル通路t11はさ
らにシリンダヘッド15の側壁を貫通するチェーン路15a
とその外表面との間に穿設されたオイル通路t12に連な
り、オイル通路t12はカムシャフト17の端部に設けられ
たオイル室40に連通している。
シリンダブロック10の側壁を貫通するチェーン路10aと
外表面との間に穿設されており、同オイル通路t11はさ
らにシリンダヘッド15の側壁を貫通するチェーン路15a
とその外表面との間に穿設されたオイル通路t12に連な
り、オイル通路t12はカムシャフト17の端部に設けられ
たオイル室40に連通している。
【0023】カムシャフト17の端部はシール性のベアリ
ングで支持され、内部のオイル通路17aがオイル室40に
開口している。したがってオイル通路t11,t12を上昇
したオイルはオイル室40に入り、オイル室40からカムシ
ャフト17の内部オイル通路17aに入り、オイル通路17a
から放射方向に分岐した分岐路17bを通って軸受部およ
びロッカーアーム21の摺接部にオイルが供給される。
ングで支持され、内部のオイル通路17aがオイル室40に
開口している。したがってオイル通路t11,t12を上昇
したオイルはオイル室40に入り、オイル室40からカムシ
ャフト17の内部オイル通路17aに入り、オイル通路17a
から放射方向に分岐した分岐路17bを通って軸受部およ
びロッカーアーム21の摺接部にオイルが供給される。
【0024】シリンダヘッド15の上部に集まるオイルは
カムチェーン22のチェーン路15a,10aを通ってクラン
クケース2の底部に溜まり、この溜まったオイルは前記
したようにオイルフィルター33を経てオイル通路t1 を
通り、オイルポンプ30のスカベンジ側30aによりオイル
パイプ35を介してオイルタンクに至る。オイルは以上の
ように循環する。
カムチェーン22のチェーン路15a,10aを通ってクラン
クケース2の底部に溜まり、この溜まったオイルは前記
したようにオイルフィルター33を経てオイル通路t1 を
通り、オイルポンプ30のスカベンジ側30aによりオイル
パイプ35を介してオイルタンクに至る。オイルは以上の
ように循環する。
【0025】ここにシリンダ上方に離れて位置するカム
シャフト17等の動弁機構にオイルを供給するオイル通路
t11,t12をシリンダブロック10,シリンダヘッド15に
一体に形成しているので、別途オイルパイプ等の部品を
必要とせず、その組付け作業も不要なので、製造コスト
を低減することができる。
シャフト17等の動弁機構にオイルを供給するオイル通路
t11,t12をシリンダブロック10,シリンダヘッド15に
一体に形成しているので、別途オイルパイプ等の部品を
必要とせず、その組付け作業も不要なので、製造コスト
を低減することができる。
【0026】またカムチェーン22の配設されるチェーン
路10a,15aの空間が、オイル通路t11,t12を内燃機
関1の熱源である燃焼室16やシリンダライナー11から隔
てているので、燃焼熱等がオイル通路t11,t12に伝わ
り難くカムシャフト17等の動弁機構に供給されるオイル
の昇温を抑えることができ、かつオイル通路t11,t12
はシリンダブロック10およびシリンダヘッド15の外表面
に沿って形成されているので空冷効果が期待でき、加熱
されたオイルを動弁機構に供給することを回避すること
ができる。
路10a,15aの空間が、オイル通路t11,t12を内燃機
関1の熱源である燃焼室16やシリンダライナー11から隔
てているので、燃焼熱等がオイル通路t11,t12に伝わ
り難くカムシャフト17等の動弁機構に供給されるオイル
の昇温を抑えることができ、かつオイル通路t11,t12
はシリンダブロック10およびシリンダヘッド15の外表面
に沿って形成されているので空冷効果が期待でき、加熱
されたオイルを動弁機構に供給することを回避すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、動弁系への給油通路をシリン
ダブロックおよびシリンダヘッドに一体に形成したの
で、別途オイルパイプ等の部品が必要とされず組付け作
業も削減されてコストの低減を図ることができる。また
該給油通路はシリンダライナーおよび燃焼室に対し動弁
系駆動伝達装置を隔てて反対側に位置するので熱源によ
る直接の加熱を避けるとともに、該給油通路は外表面に
沿って形成されているため冷却効果があり、オイルを加
熱することなく動弁機構に供給することができる。
ダブロックおよびシリンダヘッドに一体に形成したの
で、別途オイルパイプ等の部品が必要とされず組付け作
業も削減されてコストの低減を図ることができる。また
該給油通路はシリンダライナーおよび燃焼室に対し動弁
系駆動伝達装置を隔てて反対側に位置するので熱源によ
る直接の加熱を避けるとともに、該給油通路は外表面に
沿って形成されているため冷却効果があり、オイルを加
熱することなく動弁機構に供給することができる。
【0028】前記動弁系駆動伝達装置をクランクシャフ
トの回転を動弁系のカムシャフトに伝達するカムチェー
ンとすることで、同カムチェーンの配設される空間が前
記給油通路をシリンダライナーや燃焼室から隔てること
になり、熱源の熱が該給油通路に伝わり難く、空冷も効
果的に働き動弁機構に供給されるオイルの昇温を回避す
ることができる。
トの回転を動弁系のカムシャフトに伝達するカムチェー
ンとすることで、同カムチェーンの配設される空間が前
記給油通路をシリンダライナーや燃焼室から隔てること
になり、熱源の熱が該給油通路に伝わり難く、空冷も効
果的に働き動弁機構に供給されるオイルの昇温を回避す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る内燃機関の断面図であ
る。
る。
【図2】オイルポンプおよびその近傍のオイル循環路の
断面を特に示す内燃機関の断面図である。
断面を特に示す内燃機関の断面図である。
【図3】一部断面としクランクケース内部をカバーを外
して示した内燃機関の側面図である。
して示した内燃機関の側面図である。
【図4】従来の内燃機関の断面図である。
【図5】同内燃機関の一部断面とし一部省略して図示し
た側面図である。
た側面図である。
1…内燃機関、2…クランクケース、3…クランクシャ
フト、4…トランスミッション、5…メインシャフト、
6…カウンタシャフト、7…クラッチ、8…ACジェネ
レータ、10…シリンダブロック、11…シリンダライナ
ー、12…ピストン、13…コネクティングロッド、15…シ
リンダヘッド、16…燃焼室、19…ベアリング、20…ロッ
カーアームシャフト、21…ロッカーアーム、22…カムチ
ェーン、23,24…スプロケット、29…オイルポンプドラ
イブギア、30…オイルポンプ、31…オイルポンプドリブ
ンギア、33…オイルフィルター、34…接続部材、35,36
…オイルパイプ、37…接続部材、38…オイルフィルタ、
40…オイル室。
フト、4…トランスミッション、5…メインシャフト、
6…カウンタシャフト、7…クラッチ、8…ACジェネ
レータ、10…シリンダブロック、11…シリンダライナ
ー、12…ピストン、13…コネクティングロッド、15…シ
リンダヘッド、16…燃焼室、19…ベアリング、20…ロッ
カーアームシャフト、21…ロッカーアーム、22…カムチ
ェーン、23,24…スプロケット、29…オイルポンプドラ
イブギア、30…オイルポンプ、31…オイルポンプドリブ
ンギア、33…オイルフィルター、34…接続部材、35,36
…オイルパイプ、37…接続部材、38…オイルフィルタ、
40…オイル室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01M 1/06 F01L 1/02 F01L 1/12 F01M 9/10
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の動弁系への給油通路をシリン
ダブロックおよびシリンダヘッドに一体に形成し、かつ
シリンダライナーおよび燃焼室に対しカムチェーンを配
設する空間を隔てて反対側で外表面に沿って配設したこ
とを特徴とする動弁系への給油通路の配設構造。
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- 1994-12-28 JP JP33758894A patent/JP3343800B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1995-06-07 US US08/476,571 patent/US5588405A/en not_active Expired - Lifetime
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