JP3342655B2 - デスク収納型コンセント - Google Patents
デスク収納型コンセントInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクの天板等に
埋め込んで使用するデスク収納型コンセントに関し、特
に、コンセントやコンセントに接続した差込プラグを、
デスクの天板等から突出することなく収納することがで
きるデスク収納型コンセントに関するものである。
埋め込んで使用するデスク収納型コンセントに関し、特
に、コンセントやコンセントに接続した差込プラグを、
デスクの天板等から突出することなく収納することがで
きるデスク収納型コンセントに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、パソコン等のＯＡ機器の利用の高
まりとともに、事務用のデスクにＯＡ機器用のコンセン
トを配設することが要請されている。
まりとともに、事務用のデスクにＯＡ機器用のコンセン
トを配設することが要請されている。
【０００３】ところで、従来のデスクには、コンセント
が配設されていなかったり、配設されていても、固定式
のコンセントであるため、コンセントやコンセントに接
続した差込プラグが、デスクの周囲や天板等から突出す
ることとなり、事務作業に支障をきたすだけでなく、物
や人がぶつかって、差込プラグがコンセントから抜けて
ＯＡ機器の電源が切れてしまったり、差込プラグやコー
ドが損傷を受ける等の問題があった。
が配設されていなかったり、配設されていても、固定式
のコンセントであるため、コンセントやコンセントに接
続した差込プラグが、デスクの周囲や天板等から突出す
ることとなり、事務作業に支障をきたすだけでなく、物
や人がぶつかって、差込プラグがコンセントから抜けて
ＯＡ機器の電源が切れてしまったり、差込プラグやコー
ドが損傷を受ける等の問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のデス
クに配設されるコンセントの有する問題点に鑑み、コン
セントやコンセントに接続した差込プラグを、デスクの
天板等から突出することなく収納することができ、事務
作業を効率的に行うことができるようにするとともに、
デザイン的にも優れたデスク収納型コンセントを提供す
ることを目的とする。
クに配設されるコンセントの有する問題点に鑑み、コン
セントやコンセントに接続した差込プラグを、デスクの
天板等から突出することなく収納することができ、事務
作業を効率的に行うことができるようにするとともに、
デザイン的にも優れたデスク収納型コンセントを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデスク収納型コンセントは、デスクに埋込
可能なコンセントボックスと、該コンセントボックス内
に水平状態と垂直状態に選択可能に収納されるコンセン
トと、コンセントボックスの上部開口を閉鎖する蓋とを
備え、コンセントボックスの両側の内側面に、コンセン
トを水平状態と垂直状態に選択可能に支持する２個１組
の突起を２組対向して形成するとともに、コンセントの
両側の側面に前記２組の突起のうちの１組の突起が選択
的に嵌入される２本の案内溝を長手方向に形成し、コン
セントを垂直状態で、コンセントボックス内に収納した
位置よりコンセントボックスから突出した位置までスラ
イド可能に構成し、前記案内溝内に、コンセントボック
スの内側面に形成した突起が嵌合して、コンセントを垂
直状態で、かつコンセントボックスから突出した状態に
設置するための凹凸部を形成したことを特徴とする。
め、本発明のデスク収納型コンセントは、デスクに埋込
可能なコンセントボックスと、該コンセントボックス内
に水平状態と垂直状態に選択可能に収納されるコンセン
トと、コンセントボックスの上部開口を閉鎖する蓋とを
備え、コンセントボックスの両側の内側面に、コンセン
トを水平状態と垂直状態に選択可能に支持する２個１組
の突起を２組対向して形成するとともに、コンセントの
両側の側面に前記２組の突起のうちの１組の突起が選択
的に嵌入される２本の案内溝を長手方向に形成し、コン
セントを垂直状態で、コンセントボックス内に収納した
位置よりコンセントボックスから突出した位置までスラ
イド可能に構成し、前記案内溝内に、コンセントボック
スの内側面に形成した突起が嵌合して、コンセントを垂
直状態で、かつコンセントボックスから突出した状態に
設置するための凹凸部を形成したことを特徴とする。
【０００６】このデスク収納型コンセントは、コンセン
トをコンセントボックス内に水平状態と垂直状態に選択
可能に収納するようにしているので、コンセントやコン
セントに接続した差込プラグを、デスクの天板等から突
出することなく収納することができる。また、コンセン
トをコンセントボックスから突出した位置までスライド
可能に構成したことにより、コンセントからの差込プラ
グを引き抜や他の差込プラグを接続する作業を容易にす
るとともに、通常の差込プラグのほか、アダプタと一体
となった差込プラグ等の特殊な形状の差込プラグにも対
応することができる。
トをコンセントボックス内に水平状態と垂直状態に選択
可能に収納するようにしているので、コンセントやコン
セントに接続した差込プラグを、デスクの天板等から突
出することなく収納することができる。また、コンセン
トをコンセントボックスから突出した位置までスライド
可能に構成したことにより、コンセントからの差込プラ
グを引き抜や他の差込プラグを接続する作業を容易にす
るとともに、通常の差込プラグのほか、アダプタと一体
となった差込プラグ等の特殊な形状の差込プラグにも対
応することができる。
【０００７】さらに、案内溝内に、コンセントボックス
の内側面に形成した突起が嵌合して、コンセントを垂直
状態で、かつコンセントボックスから突出した状態に設
置するための凹凸部を形成することにより、コンセント
のコンセントボックスへの収納状態を多様化することが
でき、特殊な形状の差込プラグにも容易に対応すること
ができる。
の内側面に形成した突起が嵌合して、コンセントを垂直
状態で、かつコンセントボックスから突出した状態に設
置するための凹凸部を形成することにより、コンセント
のコンセントボックスへの収納状態を多様化することが
でき、特殊な形状の差込プラグにも容易に対応すること
ができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデスク収納型コン
セントの実施の形態を図面に基づいて説明する。図１〜
図７に、本発明のデスク収納型コンセントの一実施例を
示す。
セントの実施の形態を図面に基づいて説明する。図１〜
図７に、本発明のデスク収納型コンセントの一実施例を
示す。
【０００９】このデスク収納型コンセントは、デスクの
天板Ｄに埋込可能なコンセントボックス１と、このコン
セントボックス１内に水平状態と垂直状態に選択可能に
収納されるコンセント２と、コンセントボックス１の上
部開口を閉鎖する蓋３とから構成される。
天板Ｄに埋込可能なコンセントボックス１と、このコン
セントボックス１内に水平状態と垂直状態に選択可能に
収納されるコンセント２と、コンセントボックス１の上
部開口を閉鎖する蓋３とから構成される。
【００１０】コンセントボックス１は、図５等に示すよ
うに、上部及び下部を開口した直方体の本体１０の上縁
に、デスクの天板Ｄに係止する鍔１１を一体に形成し、
長手方向の一方の内側面に沿って仕切板１２を形成し、
本体１０の一方の内側面と仕切板１２との間にスリット
状の蓋収納部１３を形成し、蓋収納部１３内に蓋３の両
端をガイドしながら、蓋３を垂直にした状態で差し込む
ようにして収納することができるようにし、本体１０の
他方の内側面と仕切板１２との間の空間１４内にコンセ
ント２を収納するように構成する。
うに、上部及び下部を開口した直方体の本体１０の上縁
に、デスクの天板Ｄに係止する鍔１１を一体に形成し、
長手方向の一方の内側面に沿って仕切板１２を形成し、
本体１０の一方の内側面と仕切板１２との間にスリット
状の蓋収納部１３を形成し、蓋収納部１３内に蓋３の両
端をガイドしながら、蓋３を垂直にした状態で差し込む
ようにして収納することができるようにし、本体１０の
他方の内側面と仕切板１２との間の空間１４内にコンセ
ント２を収納するように構成する。
【００１１】本体１０の他方の内側面と仕切板１２に
は、コンセント２を水平状態と垂直状態に選択可能に支
持する突起１５ａ，１６ａ及び突起１５ｂ，１６ｂを対
向して形成する。
は、コンセント２を水平状態と垂直状態に選択可能に支
持する突起１５ａ，１６ａ及び突起１５ｂ，１６ｂを対
向して形成する。
【００１２】また、本体１０の外側面には、デスクの天
板Ｄに形成した埋込用孔Ｈ内にコンセントボックス１を
挿入したとき、埋込用孔Ｈ内にコンセントボックス１を
固定する弾性を備えた係止爪１７を形成する。
板Ｄに形成した埋込用孔Ｈ内にコンセントボックス１を
挿入したとき、埋込用孔Ｈ内にコンセントボックス１を
固定する弾性を備えた係止爪１７を形成する。
【００１３】蓋３は、コンセントボックス１の上部開口
を閉鎖することができる大きさに形成し、蓋収納部１３
内に、蓋３の両端をガイドしながら、蓋３を垂直にした
状態で差し込むようにして収納することができるよう
に、蓋３の両端の角部に、抜け止めと開閉時の支軸を兼
ねた突起３１，３１を突設し、この突起３１，３１を、
蓋収納部１３の両端部に形成したガイド溝１８，１８内
に嵌入するようにする。これにより、蓋３は、突起３１
がガイド溝１８内を移動することにより、蓋収納部１３
内に収納したり、引き出すことができ、また、蓋３を引
き出した位置で、突起３１，３１を支軸として回転し、
コンセントボックス１の上部開口を閉鎖することができ
るようにされている。また、蓋３には、コンセント２に
接続した差込プラグＰのコードＣを導出するための切欠
３２を形成するとともに、この切欠３２を閉鎖する閉鎖
片３３を配設するようにする。
を閉鎖することができる大きさに形成し、蓋収納部１３
内に、蓋３の両端をガイドしながら、蓋３を垂直にした
状態で差し込むようにして収納することができるよう
に、蓋３の両端の角部に、抜け止めと開閉時の支軸を兼
ねた突起３１，３１を突設し、この突起３１，３１を、
蓋収納部１３の両端部に形成したガイド溝１８，１８内
に嵌入するようにする。これにより、蓋３は、突起３１
がガイド溝１８内を移動することにより、蓋収納部１３
内に収納したり、引き出すことができ、また、蓋３を引
き出した位置で、突起３１，３１を支軸として回転し、
コンセントボックス１の上部開口を閉鎖することができ
るようにされている。また、蓋３には、コンセント２に
接続した差込プラグＰのコードＣを導出するための切欠
３２を形成するとともに、この切欠３２を閉鎖する閉鎖
片３３を配設するようにする。
【００１４】コンセント２は、複数個（本実施例におい
ては、２個）の差込プラグを接続することができるもの
で、電源に接続するための差込プラグＰを備えた電源コ
ードＣが接続されるとともに、両側面に、それぞれ、そ
の長手方向に２本の案内溝２１，２２を形成し、この案
内溝２１，２２に、本体１０の他方の内側面と仕切板１
２に形成した突起１５ａ，１６ａ又は突起１５ｂ，１６
ｂを嵌入して、コンセント２を、コンセントボックス１
の空間１４内に水平状態と垂直状態に選択可能に収納で
きるようにする。
ては、２個）の差込プラグを接続することができるもの
で、電源に接続するための差込プラグＰを備えた電源コ
ードＣが接続されるとともに、両側面に、それぞれ、そ
の長手方向に２本の案内溝２１，２２を形成し、この案
内溝２１，２２に、本体１０の他方の内側面と仕切板１
２に形成した突起１５ａ，１６ａ又は突起１５ｂ，１６
ｂを嵌入して、コンセント２を、コンセントボックス１
の空間１４内に水平状態と垂直状態に選択可能に収納で
きるようにする。
【００１５】このうち、案内溝２１には、突起１５ａ，
１５ｂを嵌入し、突起１５ａが、主としてコンセント２
を水平方向及び垂直方向にスライド及び回転させる際に
支軸となって、コンセント２をコンセントボックス１の
空間１４内で円滑にスライド及び回転できるようにす
る。また、案内溝２１と交わるように案内溝２４を形成
し、コンセント２を回転させる際に、突起１５ｂが案内
溝２１から抜け出るようにする。また、案内溝２１の閉
鎖端側の近傍位置には、コンセント２を垂直状態に固定
するために、突起１５ａに当接して抜け止めとなるスト
ッパ用突起２１Ｓ１を形成する。また、案内溝２１の開
放端側の適宜位置には、コンセント２を垂直方向にスラ
イドした場合に、突起１５ａに当接して抜け止めとなる
ストッパ用突起２１Ｓ２を形成する。
１５ｂを嵌入し、突起１５ａが、主としてコンセント２
を水平方向及び垂直方向にスライド及び回転させる際に
支軸となって、コンセント２をコンセントボックス１の
空間１４内で円滑にスライド及び回転できるようにす
る。また、案内溝２１と交わるように案内溝２４を形成
し、コンセント２を回転させる際に、突起１５ｂが案内
溝２１から抜け出るようにする。また、案内溝２１の閉
鎖端側の近傍位置には、コンセント２を垂直状態に固定
するために、突起１５ａに当接して抜け止めとなるスト
ッパ用突起２１Ｓ１を形成する。また、案内溝２１の開
放端側の適宜位置には、コンセント２を垂直方向にスラ
イドした場合に、突起１５ａに当接して抜け止めとなる
ストッパ用突起２１Ｓ２を形成する。
【００１６】また、案内溝２２には、突起１６ａを嵌入
し、突起１６ａが、コンセント２を垂直状態にして、垂
直方向にスライドさせる際に、案内溝２２内の底部に、
その略全長に亘って略等間隔に形成した多数の凹凸部２
２Ｓと嵌合して、コンセント２をコンセントボックス１
の空間１４内で垂直状態で、かつコンセントボックス１
から突出した状態を含む任意の位置に設置できるように
する。
し、突起１６ａが、コンセント２を垂直状態にして、垂
直方向にスライドさせる際に、案内溝２２内の底部に、
その略全長に亘って略等間隔に形成した多数の凹凸部２
２Ｓと嵌合して、コンセント２をコンセントボックス１
の空間１４内で垂直状態で、かつコンセントボックス１
から突出した状態を含む任意の位置に設置できるように
する。
【００１７】コンセント２には、コンセント２を水平方
向及び垂直方向にスライド及び回転させる際に、コンセ
ント２を保持し易くするためのつまみ部２５を形成す
る。
向及び垂直方向にスライド及び回転させる際に、コンセ
ント２を保持し易くするためのつまみ部２５を形成す
る。
【００１８】次に、このデスク収納型コンセントをデス
クの天板Ｄに取り付ける工程について、図６及び図７に
基づいて説明する。
クの天板Ｄに取り付ける工程について、図６及び図７に
基づいて説明する。
【００１９】デスクの天板Ｄに形成した埋込用孔Ｈ内に
コンセントボックス１を挿入する（図６（１））。コン
セントボックス１を埋込用孔Ｈ内に挿入すると、鍔１１
と係止爪１７により、コンセントボックス１は、固定さ
れる。この状態で、蓋３の一端側を押して（図６（１）
）、蓋３を回転させて開き（図６（１））、蓋３を
垂直にした後、蓋収納部１３内に収納する（図６（１）
）。
コンセントボックス１を挿入する（図６（１））。コン
セントボックス１を埋込用孔Ｈ内に挿入すると、鍔１１
と係止爪１７により、コンセントボックス１は、固定さ
れる。この状態で、蓋３の一端側を押して（図６（１）
）、蓋３を回転させて開き（図６（１））、蓋３を
垂直にした後、蓋収納部１３内に収納する（図６（１）
）。
【００２０】その後、コンセント２をコンセントボック
ス１の空間１４内に、上方より略水平の状態で挿入する
（図６（２））。この場合、コンセント２を強く押し下
げることにより、突起１５ａ，１５ｂを案内溝２１に嵌
入させる（図１参照）。
ス１の空間１４内に、上方より略水平の状態で挿入する
（図６（２））。この場合、コンセント２を強く押し下
げることにより、突起１５ａ，１５ｂを案内溝２１に嵌
入させる（図１参照）。
【００２１】この状態で、コンセント２にＯＡ機器等の
差込プラグＰを接続して、そのまま使用することもでき
るが、通常は、コンセントボックス１の空間１４内にコ
ンセント２を水平に挿入した状態で、コンセント２にＯ
Ａ機器等の差込プラグＰを接続し（図６（３））、コン
セント２を、突起１５ａが案内溝２１の閉鎖端に当接す
るまで、水平方向にスライドする（図２参照）。
差込プラグＰを接続して、そのまま使用することもでき
るが、通常は、コンセントボックス１の空間１４内にコ
ンセント２を水平に挿入した状態で、コンセント２にＯ
Ａ機器等の差込プラグＰを接続し（図６（３））、コン
セント２を、突起１５ａが案内溝２１の閉鎖端に当接す
るまで、水平方向にスライドする（図２参照）。
【００２２】そして、コンセント２の案内溝２１の開放
端側の端部を押し下げることにより、突起１５ａを支軸
として、コンセント２を垂直方向に回転させる（図６
（４））。このとき、案内溝２１に嵌入されていた突起
１５ｂは、案内溝２１から案内溝２４を介して抜け出る
ものとなる。
端側の端部を押し下げることにより、突起１５ａを支軸
として、コンセント２を垂直方向に回転させる（図６
（４））。このとき、案内溝２１に嵌入されていた突起
１５ｂは、案内溝２１から案内溝２４を介して抜け出る
ものとなる。
【００２３】これにより、コンセント２は、垂直状態と
なり（図６（５））、突起１５ａが案内溝２１の閉鎖端
に、また、案内溝２２に嵌入した突起１６ａが案内溝２
２の閉鎖端に当接した状態で、安定して設置される（図
３参照）。この場合、案内溝２１の閉鎖端側の近傍位置
に形成したストッパ用突起２１Ｓ１が、突起１５ａに当
接して抜け止めとなり、コンセント２を垂直状態に安定
して固定することができる。この状態では、コンセント
２やコンセント２に接続した差込プラグＰを、デスクの
天板Ｄから突出することなく、デスク内の空間を含むコ
ンセントボックス１の空間１４内に収納することがで
き、コンセント２やコンセント２に接続した差込プラグ
Ｐが、デスクの周囲や天板Ｄ等から突出することがなく
なり、事務作業を効率的に行うことができるとともに、
物や人がぶつかって、差込プラグＰがコンセント２から
抜けてＯＡ機器の電源が切れたり、差込プラグＰやコー
ドＣが損傷を受ける等の事故を確実に防止することがで
きるものとなる。
なり（図６（５））、突起１５ａが案内溝２１の閉鎖端
に、また、案内溝２２に嵌入した突起１６ａが案内溝２
２の閉鎖端に当接した状態で、安定して設置される（図
３参照）。この場合、案内溝２１の閉鎖端側の近傍位置
に形成したストッパ用突起２１Ｓ１が、突起１５ａに当
接して抜け止めとなり、コンセント２を垂直状態に安定
して固定することができる。この状態では、コンセント
２やコンセント２に接続した差込プラグＰを、デスクの
天板Ｄから突出することなく、デスク内の空間を含むコ
ンセントボックス１の空間１４内に収納することがで
き、コンセント２やコンセント２に接続した差込プラグ
Ｐが、デスクの周囲や天板Ｄ等から突出することがなく
なり、事務作業を効率的に行うことができるとともに、
物や人がぶつかって、差込プラグＰがコンセント２から
抜けてＯＡ機器の電源が切れたり、差込プラグＰやコー
ドＣが損傷を受ける等の事故を確実に防止することがで
きるものとなる。
【００２４】この状態で、必要に応じて、コンセントボ
ックス１の上部開口を蓋３により閉鎖するようにする
（図６（６））。この場合、まず、蓋３を蓋収納部１３
より引き出し（図６（６））、コンセント２に接続し
た差込プラグＰのコードＣを天板Ｄの上面に導出するた
めに、蓋３に形成した切欠３２を閉鎖していた閉鎖片３
３を外し（図６（６））、切欠３２からコードＣを導
出した後、蓋３を回転させて閉鎖するようにする（図６
（６））。
ックス１の上部開口を蓋３により閉鎖するようにする
（図６（６））。この場合、まず、蓋３を蓋収納部１３
より引き出し（図６（６））、コンセント２に接続し
た差込プラグＰのコードＣを天板Ｄの上面に導出するた
めに、蓋３に形成した切欠３２を閉鎖していた閉鎖片３
３を外し（図６（６））、切欠３２からコードＣを導
出した後、蓋３を回転させて閉鎖するようにする（図６
（６））。
【００２５】また、差込プラグＰを引き抜く場合、又は
他の差込プラグを接続する場合は、蓋３の一端側を押し
て（図６（１）参照）、蓋３を回転させて開き（図６
（１）参照）、垂直状態に設置されているコンセント
２のつまみ部２５を持って任意の位置まで引き上げるよ
うにする（図７）。このとき、突起１６ａが、コンセン
ト２の案内溝２２内の底部に、その略全長に亘って略等
間隔に形成した多数の凹凸部２２Ｓのいずれかと嵌合す
ることにより、コンセント２を、コンセントボックス１
の空間１４内で垂直状態で、かつコンセントボックス１
から突出した任意の位置に固定することができるものと
なる。これにより、コンセント２から差込プラグＰを引
き抜いたり、他の差込プラグを接続する作業を容易に行
うことができるものとなる。そして、コンセント２から
差込プラグＰを引き抜いたり、他の差込プラグを接続し
た後は、コンセント２を定位置まで押し下げ、必要に応
じて、コンセントボックス１の上部開口を蓋３により閉
鎖するようにする（図６（６）参照）。
他の差込プラグを接続する場合は、蓋３の一端側を押し
て（図６（１）参照）、蓋３を回転させて開き（図６
（１）参照）、垂直状態に設置されているコンセント
２のつまみ部２５を持って任意の位置まで引き上げるよ
うにする（図７）。このとき、突起１６ａが、コンセン
ト２の案内溝２２内の底部に、その略全長に亘って略等
間隔に形成した多数の凹凸部２２Ｓのいずれかと嵌合す
ることにより、コンセント２を、コンセントボックス１
の空間１４内で垂直状態で、かつコンセントボックス１
から突出した任意の位置に固定することができるものと
なる。これにより、コンセント２から差込プラグＰを引
き抜いたり、他の差込プラグを接続する作業を容易に行
うことができるものとなる。そして、コンセント２から
差込プラグＰを引き抜いたり、他の差込プラグを接続し
た後は、コンセント２を定位置まで押し下げ、必要に応
じて、コンセントボックス１の上部開口を蓋３により閉
鎖するようにする（図６（６）参照）。
【００２６】また、コンセント２が垂直になった状態で
は、突起１５ａ，１６ａが案内溝２１，２２にそれぞれ
嵌入され、コンセント２を垂直方向にスライドすること
ができるとともに、コンセント２をコンセントボックス
１から突出した状態を含む任意の位置に設置することが
できるため、コンセント２のコンセントボックス１への
収納状態を多様化することができ、アダプタと一体とな
った差込プラグ等の特殊な形状の差込プラグにも容易に
対応することができるものとなる。
は、突起１５ａ，１６ａが案内溝２１，２２にそれぞれ
嵌入され、コンセント２を垂直方向にスライドすること
ができるとともに、コンセント２をコンセントボックス
１から突出した状態を含む任意の位置に設置することが
できるため、コンセント２のコンセントボックス１への
収納状態を多様化することができ、アダプタと一体とな
った差込プラグ等の特殊な形状の差込プラグにも容易に
対応することができるものとなる。
【００２７】なお、垂直状態に設置されているコンセン
ト２のつまみ部２５を持ってさらに引き上げると、案内
溝２１の開放端側に形成したストッパ用突起２１Ｓ２が
突起１５ａに当接して抜け止めとなるが、コンセント２
をさらに強く引き上げると、コンセント２を、コンセン
ト２をコンセントボックス１の空間１４内から引き出す
ことができる（図４参照）。
ト２のつまみ部２５を持ってさらに引き上げると、案内
溝２１の開放端側に形成したストッパ用突起２１Ｓ２が
突起１５ａに当接して抜け止めとなるが、コンセント２
をさらに強く引き上げると、コンセント２を、コンセン
ト２をコンセントボックス１の空間１４内から引き出す
ことができる（図４参照）。
【００２８】本実施例においては、本体１０の他方の内
側面と仕切板１２に、コンセント２を水平状態と垂直状
態に選択可能に支持する突起１５ａ，１６ａ及び突起１
５ｂ，１６ｂを２組形成するようにしているため、コン
セント２の向きを１８０°変更してコンセントボックス
１の空間１４内に収納することができる。
側面と仕切板１２に、コンセント２を水平状態と垂直状
態に選択可能に支持する突起１５ａ，１６ａ及び突起１
５ｂ，１６ｂを２組形成するようにしているため、コン
セント２の向きを１８０°変更してコンセントボックス
１の空間１４内に収納することができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明のデスク収納型コンセントによれ
ば、コンセントをコンセントボックス内に水平状態又は
垂直状態に選択可能に収納するようにしているので、コ
ンセントやコンセントに接続した差込プラグを、デスク
の天板等から突出することなく収納することができ、コ
ンセントやコンセントに接続した差込プラグが、デスク
の周囲や天板等から突出することがなくなり、事務作業
を効率的に行うことができるとともに、物や人がぶつか
って、差込プラグがコンセントから抜けてＯＡ機器の電
源が切れたり、差込プラグやコードが損傷を受ける等の
事故を確実に防止することができ、また、デザイン的に
も優れたものである。また、コンセントをコンセントボ
ックスから突出した位置までスライド可能に構成したこ
とにより、コンセントからの差込プラグを引き抜や他の
差込プラグを接続する作業を容易にするとともに、通常
の差込プラグのほか、アダプタと一体となった差込プラ
グ等の特殊な形状の差込プラグにも対応することができ
る。また、コンセントを水平状態と垂直状態に選択可能
に支持する２組の突起を形成するようにしているため、
コンセントの向きを１８０°変更してコンセントボック
スの空間内に収納することができる。
ば、コンセントをコンセントボックス内に水平状態又は
垂直状態に選択可能に収納するようにしているので、コ
ンセントやコンセントに接続した差込プラグを、デスク
の天板等から突出することなく収納することができ、コ
ンセントやコンセントに接続した差込プラグが、デスク
の周囲や天板等から突出することがなくなり、事務作業
を効率的に行うことができるとともに、物や人がぶつか
って、差込プラグがコンセントから抜けてＯＡ機器の電
源が切れたり、差込プラグやコードが損傷を受ける等の
事故を確実に防止することができ、また、デザイン的に
も優れたものである。また、コンセントをコンセントボ
ックスから突出した位置までスライド可能に構成したこ
とにより、コンセントからの差込プラグを引き抜や他の
差込プラグを接続する作業を容易にするとともに、通常
の差込プラグのほか、アダプタと一体となった差込プラ
グ等の特殊な形状の差込プラグにも対応することができ
る。また、コンセントを水平状態と垂直状態に選択可能
に支持する２組の突起を形成するようにしているため、
コンセントの向きを１８０°変更してコンセントボック
スの空間内に収納することができる。
【００３０】さらに、案内溝内に、コンセントボックス
の内側面に形成した突起が嵌合して、コンセントを垂直
状態で、かつコンセントボックスから突出した状態に設
置するための凹凸部を形成することにより、コンセント
のコンセントボックスへの収納状態を多様化することが
でき、特殊な形状の差込プラグにも容易に対応すること
ができる。
の内側面に形成した突起が嵌合して、コンセントを垂直
状態で、かつコンセントボックスから突出した状態に設
置するための凹凸部を形成することにより、コンセント
のコンセントボックスへの収納状態を多様化することが
でき、特殊な形状の差込プラグにも容易に対応すること
ができる。
【図１】本発明のデスク収納型コンセントの一実施例
で、コンセントの水平状態を示し、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は左半分を破断した正面図である。
で、コンセントの水平状態を示し、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は左半分を破断した正面図である。
【図２】同コンセントを水平方向にスライドした状態を
示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は左半分を破断した正面
図である。
示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は左半分を破断した正面
図である。
【図３】同コンセントの垂直状態を示し、（Ａ）は右半
分を破断した平面図、（Ｂ）は左半分を破断した正面図
である。
分を破断した平面図、（Ｂ）は左半分を破断した正面図
である。
【図４】同コンセントを垂直方向に引き上げた状態を示
す右半分を破断した正面図である。
す右半分を破断した正面図である。
【図５】コンセントボックスの平面図である。
【図６】本発明のデスク収納型コンセントをデスクの天
板に取り付ける工程を示す説明図である。
板に取り付ける工程を示す説明図である。
【図７】本発明のデスク収納型コンセントをデスクの天
板に取り付ける工程を示す説明図である。
板に取り付ける工程を示す説明図である。
１ コンセントボックス １０ 本体 １１ 鍔 １２ 仕切板 １３ 蓋収納部 １４ 空間 ２ コンセント ２１ 案内溝 ２１Ｓ１ ストッパ用突起 ２１Ｓ２ ストッパ用突起 ２２ 案内溝 ２２Ｓ 凹凸部 ２４ 案内溝 ３ 蓋 ３１ 突起 ３２ 切欠 Ｄ 天板 Ｈ 孔 Ｃ コード Ｐ 差込プラグ
Claims (1)
- 【請求項１】 デスクに埋込可能なコンセントボックス
（１）と、該コンセントボックス（１）内に水平状態と
垂直状態に選択可能に収納されるコンセント（２）と、
コンセントボックス（１）の上部開口を閉鎖する蓋
（３）とを備え、コンセントボックス（１）の両側の内
側面に、コンセント（２）を水平状態と垂直状態に選択
可能に支持する２個１組の突起を２組（１５ａ，１６
ａ）（１５ｂ，１６ｂ）対向して形成するとともに、コ
ンセント（２）の両側の側面に前記２組の突起（１５
ａ，１６ａ）（１５ｂ，１６ｂ）のうちの１組の突起が
選択的に嵌入される２本の案内溝（２１，２２）を長手
方向に形成し、コンセント（２）を垂直状態で、コンセ
ントボックス（１）内に収納した位置よりコンセントボ
ックス（１）から突出した位置までスライド可能に構成
し、前記案内溝（２２）内に、コンセントボックス
（１）の内側面に形成した突起（１６ａ）（１６ｂ）が
嵌合して、コンセント（２）を垂直状態で、かつコンセ
ントボックス（１）から突出した状態に設置するための
凹凸部（２２Ｓ）を形成したことを特徴とするデスク収
納型コンセント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35237297A JP3342655B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | デスク収納型コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35237297A JP3342655B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | デスク収納型コンセント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164738A JPH11164738A (ja) | 1999-06-22 |
| JP3342655B2 true JP3342655B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=18423623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35237297A Expired - Fee Related JP3342655B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | デスク収納型コンセント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342655B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105071163A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-11-18 | 美力达电子（昆山）有限公司 | 一种滚动排插 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP35237297A patent/JP3342655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11164738A (ja) | 1999-06-22 |
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