JP3340218B2 - 船外機用エンジンの排気装置 - Google Patents
船外機用エンジンの排気装置Info
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Description
機用エンジンに関し、詳細には通路抵抗によるエンジン
出力の低下を回避しながら、水の侵入による触媒の劣化
を確実に防止できるようにした排気装置の構造に関す
る。
進機(スクリュ)が配設されたロアケースの上部にアッ
パケース,トップカウルをそれぞれ接続するとともに、
該トップカウル内にエンジンを搭載し、該エンジンによ
り上記推進機を回転駆動するように構成されている。こ
の種の船外機用エンジンには、従来からクランク軸を縦
置きに配置してなる2サイクルエンジンが採用されてお
り、該エンジンの排気装置は、排気通路を上下方向に延
長するとともに該通路を下方に向けて開口させ、該開口
を上記ロアケースから外方に連通させた構造となってい
る。
は、排気ガスの浄化を図る観点から排気通路に触媒を配
設することが要請されている。しかし上記排気通路内に
単に触媒を配設すると、航走中等に排気通路から侵入し
た水によって触媒が劣化し易く、特に海での使用が多い
船外機の場合、海水の塩分によって触媒の性能劣化が著
しいという問題がある。
触媒を配置した構造のものが提案されている(特開昭6
1−283713号参照)。これは排気通路内に侵入す
る水の水位より高い位置に触媒を配置することによって
水との接触を回避するようにしたものである。
公報の排気口近傍に触媒を配置する構造では、該触媒が
通路抵抗となることからエンジン出力が低下するという
問題がある。
直方向に延びる構造であるから、その構造からして例え
ば急減速時等の船体の姿勢によっては水位が上昇して海
水が触媒に接触する場合があり、水の侵入を確実に阻止
する点での信頼性が低いという問題がある。
もので、エンジン出力の低下を回避しながら水の侵入に
よる触媒の劣化を確実に防止できる船外機用エンジンの
排気装置を提供することを目的としている。
方向に延び、かつ下方に向かって開口する排気通路を有
する船外機用エンジンの排気装置において、上記排気通
路の途中に、閉空間と、該閉空間から一旦上方に延びた
後下方に屈曲して延びる折返し部とを設け、上記閉空間
内に触媒を配置し、上記閉空間が、エンジンの下部を支
持するとともに排気通路の一部を形成するエキゾースト
ガイドの下面に接続固定された袋状のカバー体によって
構成されており、上記エキゾーストガイドが上記折返し
部に連通する連通孔を有し、該連通孔内に上記触媒が位
置決め固定されていることを特徴としている。
記折返し部が上記閉空間の上部から船体幅方向の面内に
おいて一旦上方に延びた後下方に屈曲していることを特
徴としている。
て、上記折返し部が、上記エキゾーストガイドの上面に
接続され、ここから上方に延びた後上記カバー体の外部
側方を下方に延びていることを特徴としている。
3の何れかにおいて、上記折返し部の屈曲部底面が、最
下部の気筒の排気ポートより上方に位置していることを
特徴としている。
れば、排気通路に閉空間と折返し部とを設け、該閉空間
内に触媒を配置したので、排気通路内に侵入した水は上
記折返し部によって閉空間への侵入が阻止されることか
ら、水面が触媒の位置まで上昇しても該触媒に水が触れ
ることはない。その結果、触媒の性能劣化を生じること
なく排気ガスの浄化を可能にできる。
置したので、従来公報のように気筒の排気口近傍に配置
する場合のような通路抵抗が大きくなることはほとんど
なく、エンジン出力の低下を回避できる。即ち、上記閉
空間を船外機内水面より下方に位置させることができる
ことから、上記折返し部上方空間及びエンジン下方空間
を利用して上記閉空間の容積を大きく設定でき、よって
触媒の配置による通路抵抗の増大を回避できる。
トガイドの下面にカバー体を接続固定して上記閉空間を
構成したので、該閉空間を形成する際の構造を簡単にで
き、かつ取付けを容易にできる。さらにまた、上記エキ
ゾーストガイドに折返し部に連通する連通孔を有し、該
連通孔内に触媒を位置決め固定したので、触媒の取付け
を簡単な構造で容易に行うことができる。
船体幅方向に向けたので、前後方向長さをコンパクト化
できる。
ーストガイドの上面に接続し、ここから上方に延びた後
上記カバー体の外部側方を下方に延長させたので、該カ
バー体と折返し部とのシールを不要にして構造を簡素化
できる。つまり上記カバー体内を貫通するように折返し
部を下方に延長した場合、該カバー体との間をシールす
る必要があり、このようにした場合は構造が複雑となる
問題が生じる。
し部の屈曲部底面を最下部の気筒の排気ポートより上方
に位置させたので、水の侵入をより確実に防止すること
ができる。
る。図1ないし図5は、本発明の一実施例による船外機
用エンジンの排気装置を説明するための図であり、図1
は船外機の左側面図、図2はその背面図、図3はその右
側面図、図4はそのアッパケース内部分の平面図(図1
のIV−IV線矢視図)、図5はエンジンの平面図である。
された船外機であり、これは推進機3が配設されたロア
ケース4の上部にアッパケース5を接続し、これの上部
にV型2サイクルエンジン6が収容されたカウル7を接
続して構成されている。上記船外機1は、スイベルアー
ム9にダンパ部材10を介して弾性支持されており、該
スイベルアーム9は船体2に固定されたクランプブラケ
ット8に上下方向に揺動自在に枢支されている。
されており、該推進軸11の後端部に上記推進機3がス
プライン結合されている。また上記エンジン6の出力軸
6aには垂直方向に延びる駆動シャフト12の上端が結
合されており、該シャフト12の下端には上記推進軸1
1に噛合するかさ歯車12bが結合されている。また上
記駆動シャフト12の途中には、後述のエンジン,及び
排気装置に冷却水を供給する冷却水ポンプ12aが配設
されている。
を航走時に略垂直をなす縦置きに配置し、3対の気筒1
4をそれぞれVバンクをなすように配設した構造のもの
で、上記各バンクの3つの気筒14の各排気ポートは各
バンク毎に合流した後エンジン6下面に形成された各排
気口6bに導出されている。
アルミ合金金型鋳造製のエキゾーストガイド20が配設
されており、該エキゾーストガイド20の上面に上記エ
ンジン6が搭載されている。このエキゾーストガイド2
0の周縁部下面には上記アーパケース5が、上面には上
記カウル7のボトムカウル7aがそれぞれボルト締め固
定されている。また上記ボトムカウル7aにはアッパカ
ウル7bが着脱可能に装着されている。
記ダンパ部材10が結合される取付け座10aが、また
該取付け座10aの後部には上記エンジン6の一対の排
気口6bに連通する一対の排気孔20aが形成されてい
る。またエキゾーストガイド20の上記排気孔20aよ
り後側の一側部には後述する連通孔20bが、さらに他
側部には折返し孔20cがそれぞれ形成されている。ま
た、上記エキゾーストガイド20の取付け座10aの下
側,及び各孔20b,20cの周囲には袋状の冷却通路
20dが形成されている。なお、上記取付け座10a下
側の冷却通路20dは上記ダンパ部材10のゴム材を冷
却するためのものである。
状のアルミ合金金型鋳造製のカバー体21が配設されて
いる。このカバー体21は上記各排気孔20a,及び連
通孔20bを覆っており、これの周縁フランジ部21a
は上記エキゾーストガイド20下面にボルト締め固定さ
れている。これによりエキゾーストガイド20とカバー
体21とで膨張室としての閉空間Aが形成されている。
排気孔20aには排気熱による溶損を防止すべく耐熱性
ステンレス鋼からなる排気管22が接続されており、該
両排気管22は閉空間A内に突出している。
実施例の特徴をなす折返し部23が配設されている。こ
の折返し部23は上記エキゾーストガイド20の上面か
ら一旦上方に延びた後下方に屈曲する略逆U字状のハイ
ライザ24と、上記エキゾーストガイド20の下面から
アッパケース5の下端部に延びるリターンパイプ25と
から構成されている。なお、このリターンパイプ25は
上記カバー体21と金型鋳造により一体鋳造されたもの
である。
は上記エキゾーストガイド20にボルト締め固定されて
おり、該ハイライザ24の上流側開口は上記連通孔20
bを介してカバー体21内に、また下流側開口は上記折
返し孔20cを介してリターンパイプ25に連通してい
る。
と屈曲部内壁24bとの間には袋状の冷却通路24d
が、また上記ハイライザ24の外壁24cには2重壁構
造による冷却通路24eがそれぞれ連通させて形成され
ており、上記冷却通路24eの頂部とエンジン6の冷却
ジャケット6cとは供給ホース26aで接続されてい
る。
れた供給管30は上方に延びて上記エキゾーストガイド
20中央部の冷却通路20dに接続されており、該通路
20dでエンジン側へ直接供給する図示しない通路とエ
キゾーストガイド20を介してハイライザ24に供給す
る通路とに分岐されている。
は一旦エンジン6に供給され、メイン通路からエキゾー
ストガイド20を通ってアッパケース5の周縁に形成さ
れた落下孔5aからカバー体21の外壁部に沿って落下
し、該カバー体21を冷却するようになっている。
底面aは、上記エンジン6の最下部の気筒14の排気ポ
ート14aより上方に位置している。また上記ハイライ
ザ24は船体2の幅方向に向いて屈曲しており、かつ上
記エンジン6のVバンク上部に配設された電装ユニット
28の下部に配置されている。これによりVバンク内の
デッドスペースを有効利用することによりコンパクト化
が図られている。
1の外部側方において下方に延びており、その外側壁の
一部はカバー体21と一体的に形成されている。またリ
ターンパイプ25の下端25aは上記ロアケース4内に
開口しており、該ロアケース4内を通って推進機3の後
端から外部に連通している。これにより上記エンジン6
からの排気ガスは閉空間Aで膨張した後、ハイライザ2
4及びリターンパイプ25を通ってロアケース4内に排
出され、ここから推進機3内を通って外部に放出される
ようになっている。
ル排気口31が形成されており、該排気口31は該リタ
ーンパイプ25内に形成された前部膨張室32に連通し
ている。また上記エキゾーストガイド20の後端部には
アイドルホール33が形成されており、該アイドルホー
ル33はエキゾーストガイド20に形成された後部膨張
室34に連通されている。そして上記両膨張室32,3
4は上記カバー体21とリターンパイプ25との境界壁
に形成されたアイドル通路35により連通されており、
これにより上記リターンパイプ25は排気口31,前部
膨張室32,アイドル通路35,後部膨張室34及びア
イドルホール33を介して外部に連通している。
触媒40が配置されている。この触媒40はこれの上部
を連通孔20b内に嵌合挿入し、該上部に固着されたリ
ング状の取付け部材41を上記エキゾーストガイド20
下面の連通孔20bの周縁部にボルト締め固定すること
によって固着されている。そして、上記触媒40はその
上端部が後方に位置するように(図1参照)、かつ幅方
向外側に位置するように(図2参照)傾斜した状態で取
付けられている。
船外機1の幅方向中心の一側に位置し、他側には上記リ
ターンパイプ25が位置しており、また触媒40はアッ
パケース5の上部拡がりとなった傾斜面に沿って傾斜配
置されており、このようにしてコンパクト化が図られて
いる。
る。本実施例の船外機1は、これのエンジン動力を駆動
シャフト12を介して推進軸11に伝達し、該推進軸1
1により推進機3を回転駆動するものである。上記エン
ジン6の排気ガスは排気管22から閉空間A内に導入さ
れ、ここで膨張し、この後触媒40で浄化されてハイラ
イザ24,リターンパイプ25を通って外部に排出され
る。
走姿勢により水位が、それぞれ高速船走時L1,停船時
L2,急減速時L3と変化しても、リターンパイプ25
内の水がカバー体21内に侵入することはない。
るエキゾーストガイド20の下面にカバー体21を接続
して閉空間Aを形成し、該閉空間Aに略逆U字状のハイ
ライザ24を接続するとともにこれに上下方向に延びる
リターンパイプ25を接続して折返し部23を構成した
ので、例えば急減速時のように船外機1内の水位L3が
触媒40の位置に達しても、閉空間A内に侵入すること
はない。その結果、水入りによる触媒40の性能劣化を
確実に防止できる。
空間A内に触媒40を配置したので、従来公報のような
通路抵抗の問題を解消でき、エンジン出力の低下を回避
できる。即ち、上述のように水の侵入の恐れがないの
で、上記カバー体21を例えば停船時の水位L2より下
方まで拡げることができ、それだけ閉空間Aの容積を大
きく設定することができる。これにより触媒40を膨張
室A内に配置しても上述のとおり通路抵抗の増大を回避
できる。
にカバー体21の下面フランジ21aをボルト締め固定
して上記閉空間Aを形成するようにしたので、簡単な構
造で閉空間Aを容易に構成することができる。
ーンパイプ25とで構成し、該リターンパイプ25をカ
バー体21の側壁に一体形成するとともに該カバー体2
1の外部側方にて下方に延長したので、カバー体21内
を通るようにリターンパイプ25を貫通させる場合のよ
うなシールを不要にでき、この点からも構造を簡略化で
きる。
ガイド20の連通孔20bに嵌合挿入するようにしたの
で、取付け部材41を上記エキゾーストガイド20にボ
ルト締めするだけで触媒40の取付け精度を確保でき、
かつ取付け作業を容易に行うことができる。
の屈曲部の底面aをエンジン6最下部の気筒14より上
部に位置させたので、この屈曲部底面aが急減速時の水
位L3よりさらに上方に位置することとなり、より確実
に水入りを防止することができる。
ジンについて説明したが、本発明は勿論クランク軸横置
エンジンにも適用できる。
ジンの排気装置によれば、排気通路の途中に閉空間を形
成し、該閉空間から一旦上方に延びた後下方に屈曲する
折返し部を上記閉空間に接続し、上記閉空間内に触媒を
配置したので、エンジン出力の低下を回避しながら水の
侵入による触媒の性能劣化を確実に防止できる効果があ
る。
体を接続固定して上記閉空間を構成したので、該閉空間
を形成する際の構造を簡単にでき、かつ取付けを容易に
できる効果がある。さらにまた、上記エキゾーストガイ
ドに折返し部に連通する連通孔を有し、該連通孔内に触
媒を位置決め固定したので、触媒の取付けを簡単な構造
で容易に行うことができる効果がある。
船体幅方向に向けたので、前後方向長さをコンパクト化
でき、また請求項3の発明によれば、上記折返し部をエ
キゾーストガイドから上方に延びた後上記カバー体の外
部側方を下方に延長させたので、該カバー体と折返し部
とのシールを不要にして構造を簡素化できる効果があ
る。
折返し部の屈曲部底面を最下部の気筒の排気ポートより
上方に位置させたので、水の侵入をより確実に防止する
ことができる効果がある。
気装置を説明するための左側面図である。
図)である。
Claims (4)
- 【請求項1】 上下方向に延び、かつ下方に向かって開
口する排気通路を有する船外機用エンジンの排気装置に
おいて、上記排気通路の途中に、閉空間と、該閉空間か
ら一旦上方に延びた後下方に屈曲して延びる折返し部と
を設け、上記閉空間内に触媒を配置し、上記閉空間が、
エンジンの下部を支持するとともに排気通路の一部を形
成するエキゾーストガイドの下面に接続固定された袋状
のカバー体によって構成されており、上記エキゾースト
ガイドが上記折返し部に連通する連通孔を有し、該連通
孔内に上記触媒が位置決め固定されていることを特徴と
する船外機用エンジンの排気装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記折返し部が上記
閉空間の上部から船体幅方向の面内において一旦上方に
延びた後下方に屈曲していることを特徴とする船外機用
エンジンの排気装置。 - 【請求項3】 請求項2において、上記折返し部が、上
記エキゾーストガイドの上面に接続され、ここから上方
に延びた後上記カバー体の外部側方を下方に延びている
ことを特徴とする船外機用エンジンの排気装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
記折返し部の屈曲部底面が、最下部の気筒の排気ポート
より上方に位置している ことを特徴とする船外機用エン
ジンの排気装置。
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- 1993-12-27 JP JP33235693A patent/JP3340218B2/ja not_active Expired - Fee Related
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