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JP3231605U - 除菌装置 - Google Patents

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JP3231605U
JP3231605U JP2021000278U JP2021000278U JP3231605U JP 3231605 U JP3231605 U JP 3231605U JP 2021000278 U JP2021000278 U JP 2021000278U JP 2021000278 U JP2021000278 U JP 2021000278U JP 3231605 U JP3231605 U JP 3231605U
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啓之 西脇
啓之 西脇
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株式会社マッセ
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Abstract

【課題】人が出入りした閉鎖空間を無菌状態に維持することができる、除菌装置を提供する。【解決手段】除菌装置10は、不特定多数の人が出入りする閉鎖空間内において、無菌状態を維持するための装置である。除菌装置10は、閉鎖空間内に設置される設置部12に、除菌ミストシャワー装置150と、人の存在あるいは明るさを検知する手段と閉鎖空間内に人がいない状態で自動的に除菌ミストが噴霧されるように、除菌ミストシャワー装置150によりミストが発生するタイミングを制御する制御手段と、を備える。【選択図】図2

Description

この考案は、除菌装置に関し、特に、例えば、エレベーターやトイレなどの閉鎖空間内を無菌状態に維持することができる除菌装置に関する。
室内の照度によって除菌微粒子の発生を制御することで、室内の除菌を行い衛生的な空間を提供することができると言う除菌装置が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2011−240796号公報
現在、新型コロナなどのウイルスの感染症に強い空間づくりを求められている。特に、駅や介護施設などのエレベーターやトイレといった、不特定多数の人が出入りする閉鎖空間における無菌状態を維持することが求められている。
それゆえに、この考案の主たる目的は、かかる事情に鑑みてなされたもので、人が出入りした閉鎖空間を無菌状態に維持することができる、除菌装置を提供することである。
この除菌装置は、
不特定多数の人が出入りする閉鎖空間内おいて、無菌状態を維持するための除菌装置であって、
閉鎖空間内に設置される設置部に、除菌ミストシャワー装置と、人の存在あるいは明るさを検知する手段と、閉鎖空間内に人がいない状態で自動的に除菌ミストが噴霧されるように、除菌ミストシャワー装置によりミストが発生するタイミングを制御する制御手段と、を備える。
更に、手動で除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させる噴霧用ボタン、および/または、手をかざしたとき除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させる噴霧用検知手段を備えていてもよい。
更に、設置部の近傍に、閉鎖空間内の床の上に人が載っているか否かを検知するための、重量の検知手段を備えていてもよい。
制御手段は、設置部に配設された人の存在を検知する検知手段によって閉鎖空間内に人がいなくなったことを検知したとき、または、
設置部の近傍に配設された人の存在を検知する検知手段によって閉鎖空間内に人がいなくなったことを検知したとき、若しくは閉鎖空間内の明るさを検知する検知手段によって閉鎖空間内が暗くなったことを検知したとき、
除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えていてもよい。
制御手段は、人が噴霧用ボタンを押したとき、所定時間、除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えていてもよい。
制御手段は、所定時間をあけて、定期的に、除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えていてもよい。
離隔した複数の閉鎖空間のそれぞれに、除菌装置が配設され、各除菌装置がネットワークを介して制御手段により制御されて、所定の時間、除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えていてもよい。
除菌ミストシャワー装置は、除菌液を貯める貯水槽を備えており、貯水槽は、貯められた液体の残量を検知するための残量検知手段を備えており、制御手段が残量検知手段からの電気信号により、貯水槽に液体を供給するように警告する信号を発し、常に貯水槽に所定量の液体を貯めることができるように制御する手段を備えていてもよい。
制御手段は、エレベーターやトイレ等の閉鎖空間に人が入った後、入った人がその閉鎖空間から出た後、あるいは閉鎖空間を備える建物の消灯時において、除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えていてもよい。
設置部は、横断面方形または三角形であり、それを支える基礎部の上に連接され、設置部および基礎部の背面が閉鎖空間の壁面に対応した形状を備えていてもよい。
この考案によれば、人が出入りした閉鎖空間を無菌状態にすることができる除菌装置を提供できる。
この考案に係る除菌装置示す斜視図解図である。 図1に図示する除菌装置の内部を示す斜視図解図である。 図1に図示する除菌装置の背面図解図である。 図1に図示する除菌装置の横断面図解図である。 図1に図示する除菌装置利用方法を示す斜視図解図である。 除菌ミストシャワー装置を示す図解図である。 除菌装置の制御系統を示すブロック図である。 除菌装置の動作を示すフローチャートである。 図1に図示する除菌装置の変形例の正面図解図である。 図1に図示する除菌装置の変形例の背面図解図である。 図1に図示する除菌装置の変形例の横断面図解図である。 図1に図示する除菌装置の変形例の利用方法を示す斜視図解図である。 図1に図示する除菌装置の変形例の利用方法を示す斜視図解図である。 図9に図示する除菌装置とは別の変形例の斜視図解図である。 図9に図示する除菌装置とはさらに別の変形例の斜視図解図である。
以下、本考案に係る除菌装置について、図1ないし図8に示す考案を実施するための形態に基づいて説明する。
この考案にかかる一実施の形態における除菌装置10は、図5に示すように、不特定多数の人が出入りする閉鎖空間内おいて、無菌状態を維持するための除菌装置10であって、閉鎖空間内に設置される設置部12に、除菌ミストシャワー装置150と、人の存在を検知する手段14、16と、明るさを検知する手段18と、閉鎖空間内に人がいない状態で自動的に除菌ミストが噴霧されるように、除菌ミストシャワー装置150よりミストが発生するタイミングを制御する制御手段20と、を備えたことを特徴とする。
更に、この除菌装置20は、手動で除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させる噴霧用ボタン22、および/または、手をかざしたとき除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させる噴霧用検知手段24とを備えている。
更に、この除菌装置20は、設置部12の近傍に、閉鎖空間内の床の上に人が載っているか否かを検知するための重量の検知手段16を備えている。重量の検知手段16は、人の存在を検知する手段を構成している。
制御手段20は、設置部12に配設された人の存在を検知する手段14によって閉鎖空間内に人がいなくなったことを検知したとき、または、設置部12の近傍に配設された人の存在を検知する手段である、重量を検知する手段16によって閉鎖空間内に人がいなくなったことを検知したとき、若しくは閉鎖空間内の明るさを検知する手段18によって閉鎖空間が暗くなったことを検知したとき、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えている。
なお、設置される閉鎖空間によっては、噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24のいずれか一方が配設されていればよい。設置される閉鎖空間がトイレ等の場合は、衛生上、噴霧用検知手段24のみが配設される。また、本除菌装置10の設置される閉鎖空間によっては、噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24が配設されない場合もある。
また、明るさを検知する手段18を配設するか否かについては、設置空間の条件に応じて、適宜、選択される。
制御手段20は、人が噴霧用ボタン22を押したとき、または噴霧用検知手段24に手がかざされたとき、所定時間、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えている。
制御装置20は、所定時間をあけて、定期的に、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えている。
なお、離隔した複数の閉鎖空間のそれぞれに、除菌装置10が配設され、各除菌装置10がネットワークを介して制御手段20により制御されて、所定の時間、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えているようにされてもよい。
除菌ミストシャワー装置150は、除菌液を貯める貯水槽152を備える。なお、貯水槽152には、貯められた液体の残量を検知するための残量検知手段28を備えていてもよい。この場合、制御手段20は、残量検知手段28からの電気信号により、貯水槽152に液体を供給するように警告する信号を発し、常に貯水槽152に所定量の液体を貯めることができるように制御する手段を備えている。
制御装置20は、エレベーターやトイレ等の閉鎖空間に人が入った後、入った人がその閉鎖空間から出た後、あるいは閉鎖空間を備える建物の消灯時において、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えていてもよい。
人が乗っているか否かを検知するための重みを検知する手段16は、人の存在を検知する手段14を構成する人感センサーのみでは、閉鎖空間であるたとえばエレベーターの容積には大小があるので、人感センサーでは反応しない場合があることを補うために、設けられたものである。
重量を検知する手段16を備えることで、他の人感センサーと併用することで、確実に閉鎖空間の場に人がいなくなったことを検知することができる。その結果、比較的広い閉鎖空間において生ずる人が検知されない問題を解決することができる。
明るさを検知する手段18は、エレベーターやトイレなどの閉鎖空間が使用されないとき、消灯される節電モードになる空間が多い場合に対応するために設けられる。そして、節電モードになるときを利用して、明るさを検知する手段18を構成する光センサーは、閉鎖空間が消灯されていることを検知して、制御手段20により自動的に除菌ミストシャワー装置150を作動させて、除菌ミストが噴射されるように制御する手段を備えている。
本考案に係る除菌装置10によれば、許可なく、人の肌に除菌液をかけてはいけないので、人がいる状態で、自動的に、除菌ミストシャワー装置150が作動して除菌ミストが噴霧されることを完全に避けることができる。
また、本考案に係る除菌装置10によれば、3種類のセンサー、すなわち、人の存在を検知する手段14、人の存在を検知する手段を構成する重量を検知する手段16および明るさを検知する手段18を個別に作用させたり、あるいは併用したりすることにより、閉鎖空間内に、一度人が入ったことを確認し、その後閉鎖空間に入った人が閉鎖空間から外に出て行ったことを各センサーの作用によって確認した後に、除菌ミストシャワー装置150により確実に除菌ミストが噴霧される。
なお、人の存在を検知する手段14、重量を検知する手段16、ならびに手動で除菌ミストを噴霧させる噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24は、除菌装置10が設置される閉鎖空間の条件に応じて、適宜選択されて設けることができる。閉鎖空間の条件とは、たとえば、空間の容積、床面積の大きさ、閉鎖空間内を明るくするための手段に対する節電モードの有無等である。
この考案の一実施の形態である除菌装置10は、設置部12または基礎部102に、電源26を備えている。
電源26は、コンセントより直接通電されるように構成するか、または、バッテリーを設けることにより、除菌ミストシャワー装置150、人の存在を検知する手段14、重量を検知する手段16および明るさを検知する手段18を構成するセンサー、並びに、制御手段20に、電力を供給することができる。
設置部12は、横断面方形または三角形であり、それを支える基礎部102の上に連接される。そして、設置部12および基礎部102の背面の形状は、閉鎖空間の壁面に対応した形状を備えている。
前記基礎部102は、除菌ミストシャワー装置150を構成する貯水槽152、超音波振動装置154および送風装置160が配設され、前記基礎部102に配設された除菌ミストシャワー装置150には、貯水槽152の底部に設けられ、霧を発生させる超音波振動装置154および送風装置160により供給された空気を、貯水槽152の上部の霧が発生する空間に送るために接続される送風管162が配置され、設置部12に配設されたミストノズル158と貯水槽152の間には、吐出管164が配設され、吐出管164は、設置部12の中に形成された空洞部に配設されている。
設置部12は、背の高い大人の背丈より若干高い高さを備え、除菌ミストシャワー装置150のミストノズル158を、その上方から下方に渡って、複数個、配設されるように構成されている。
設置部12および該設置部12を支える基礎部102は、一体的に構成された角筒状であり、その背面および/またはその側面が、閉鎖空間の壁面に沿って配置できるような平面を備え、その壁面に密着できるように構成されている。
設置部12は、その前面に、複数のミストノズル158が配設され、ミストノズル158の間で、手の届きやすい場所に噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24が配設されている。なお、設置部12の前面には、噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24のうちのいずれか少なくとも一方が備えられていればよい。
設置部12は、設置部12の天板に、明るさを検知する手段18を構成する光センサーが配設されており、設置部12の天板と閉鎖空間の天井部分との間に一定の空間があり、光センサーにより閉鎖空間の明るさを検知することができるように構成されている。
設置部12は、図2および図4に示すように、中空状で、除菌ミストシャワー装置150の吐出管164等を収容できるように構成されている。
基礎部102は、設置部12を保持して、安定して閉鎖空間の床面に設置できるように構成されている。
この実施の形態においては、基礎部102は、設置部12とほぼ同じ断面形状を備えており、基礎部102と設置部12とは、図1に示すように、一体的に連結された角筒状体である。
(除菌ミストシャワー装置の構成)
図6は、本考案の一実施の形態に係る除菌ミストシャワー装置150の一例を示す図解図である。
本考案の第1の実施の形態に係る除菌ミストシャワー装置150は、貯水槽152と、超音波振動装置154と、噴霧用ボタン22と、ミストノズル158と、送風装置160とを備えている。
貯水槽152は、密閉型の容器であり、吐出管164により超音波振動装置154と接続されている。貯水槽152には、送風管162が上部に設けられ、この送風管162には送風装置160により送り込まれた空気が貯水槽152内の上部の霧が発生する空間に供給される。
貯水槽152の底部には、槽内に供給された除菌液に超音波振動を加えて霧化する超音波振動装置154(霧化手段)が設けられている。貯水槽152に貯留された除菌液は、超音波振動装置154の音圧により3μm以上10μm以下程度の霧(水粒)に微粒子化(霧化)される。貯水槽152内には霧化された霧は、送風管162から送り込まれる送風により吐出管164へ案内される。
送風装置160は、送風管162を介して貯水槽152に接続して、送風装置160からミストノズル158に空気を供給するようにしている。送風装置160は、例えば、外部より空気を取り込むためのモーターと、取り込まれた空気の流量を制御する流量制御バルブとなどで構成される。送風装置160により送風される空気は、貯水層152の上部の霧が発生する空間に送風管162を介してミストノズル158に供給されている。そして、ミストシャワー制御装置170によって制御することにより、送風装置160および超音波振動装置154により霧を発生させ、その発生した霧は、送風管162を介してミストノズル158より噴霧される。
この実施の形態においては、除菌ミストシャワー装置150は、それを構成する貯水槽152と、超音波振動装置154および噴霧用ボタン22と、送風装置160とを、基礎部102に、格納されている。
除菌ミストシャワー装置150は、それを構成するミストノズル158が、設置部12に、適宜な間隔を開けて三つ垂直方向に並列して、配設されている。
除菌ミストシャワー装置150は、ミストシャワー制御装置170、超音波振動装置154および送風装置160を作動する噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24が、設置部12のミストノズル158が設けられた外表面に配設されている。
ミストノズル158と貯水槽152との間に配設された吐出管164は、設置部12に適宜な間隔をあけて垂直方向に延伸して、配設されている。
この実施の形態における除菌ミストシャワー装置150によれば、除菌ミストの元となる除菌液として、例えば、殺菌効果の高い水成二酸化塩素を含む改質水から微細ミストを生成し、微細ミスト噴霧することができ、閉鎖空間の空気中に拡散することで、該閉鎖空間内を除菌することができる。なお、貯水槽152に供給される除菌液は、例えば、弱酸の次亜塩素酸水ナ等を用いることができ、人に影響を与えない低濃度の除菌液であることが好ましい。
続いて、除菌ミストシャワー装置150の動作について説明する。
まず、入場者は、除菌ミストシャワー装置150に対して、ミストノズル158から除菌ミストを噴霧させるための噴霧用ボタン22を、たとえば、1回、押圧するか、噴霧用検知手段24に手をかざすかする。入場者は、制御手段20によって制御することにより、ミストノズル158から噴霧されるミストシャワーを全身に浴びることにより、全身を除菌することができる。
続いて、任意に、除菌ミストシャワー装置150は、噴霧用ボタン22を押圧したか否かの情報を制御手段20により取得され、噴霧用ボタン22が押圧されたか否かの情報は、閉鎖空間に入った入場者の個人情報として記憶部(図示せず)に書き込まれる。
除菌ミストシャワー装置150は、図1に示すように、基礎部102の上に垂直状に伸びる柱状態の設置部12に設けられた、噴霧用ボタン22を押すことにより除菌ミストシャワー装置150を作動して、除菌ミストを噴霧するように構成されているが、それに替えて、基礎部102の周辺に設けられた、足踏み式噴霧スイッチ(図示せず)を足で踏むことにより除菌ミストシャワー装置150を作動して、除菌ミストを噴霧するように構成してもよい。
また、除菌ミストシャワー装置150は、基礎部102の上に垂直状に伸びる柱状態の設置部12にミストノズル158を設け、立った人の手や指の高さに設けられたミストノズル158から、人の手や指に向けて除菌ミストを噴霧するように構成してもよい。
本考案の一実施の形態である除菌装置10の制御系統について、制御系統を示すブロック図である図7に基づき、説明する。
制御手段20は、操作部200に電気的に接続されており、制御手段20の操作、および制御に必要な条件設定を操作部200によって入力することができるように構成されている。操作部200は、たとえば、タッチパネルを備えた入力手段により構成される。そして、制御手段20は、人の存在を検知する手段14、重量を検知する手段16、明るさを検知する手段18、噴霧用検知手段24および残量検知手段28に、電気的に接続されている。
制御手段20は、操作部200が使用者によって操作されると、この操作に応じて動作する。
人の存在を検知する手段14は、一例として光電センサー(非接触)あるいは近接センサー非接触)で構成され、制御手段20に電気的に接続される。
光電センサー(非接触)は、光の特性を利用して人を検知するセンサーであり、光を照射する投光部と受信する受光部で構成されており、センサーに使われる光線は、可視光若しくは赤外光である。
人の存在を検知する手段14は、除菌装置10が設置されたエレベーターやトイレなどの閉鎖空間に人が入ったこと、入った人がその閉鎖空間から出たことを検知するように構成されている。
人の存在を検知する手段である重量を検知する手段16は、一例として圧力センサー(接触)で構成され、制御手段20に電気的に接続される。圧力センサー(接触)は、人を感圧素子で計測し、制御手段20に信号として出力するよう構成されている。
重量を検知する手段16は、除菌装置10が配設されたエレベーターやトイレなどの閉鎖空間の床の上に設けられる。重量を検知する手段16は、除菌装置10の近傍に配設され、除菌装置10が配設された閉鎖空間に入った人の重量を検知し閉鎖空間に人が入ったことを検知し、入った人が閉鎖空間から出た時に重量を検知することが無くなったことで、人の存在を検知することができるように構成されている。
明るさを検知する手段18は、一例として照度センサー(非接触)で構成されており、制御手段20に電気的に接続されている。
照度センサーは、閉鎖空間内の照度を検出するように構成されている。エレベーターやトイレなどの閉鎖空間が使用されていないとき、消灯される節電モードになる場合があり、その時に、照度センサーが消灯を検知して、制御手段20が、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴霧させるように制御する手段を備えている。
噴霧用検知手段24は、一例として光電センサー(非接触)あるいは近接センサー(非接触)で構成され、制御手段20に電気的に接続されている。
光電センサー(非接触)は、光の持つ特性を利用して、閉鎖空間に入った人が除菌ミストを浴びたいと考えて手をかざしたときに、人の手を検知して、制御手段20が、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴射するように構成されている。
なお、設置される閉鎖空間によっては、噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24のいずれか一方が配置されていればよい。設置される閉鎖空間がトイレ等の場合は、衛生上、噴霧用検知手段24のみが配設される。
また、明るさを検知する手段18を配設するか否かについては、設置空間の条件に応じて、適宜、選択される。
残量検知手段28は、一例として水位センサー(非接触)で構成され、制御手段20に電気的に接続されている。
残量検知手段28を構成する液体検知センサーは、貯水槽152の外側に検出電極を設置し、液体の量、残液の量を検出できるように構成されている。
制御手段20は、水位センサーの検知結果に基づいて、貯水槽152に貯められた液の液面が予め設定された規定水位に達するように給水部および殺菌剤供給部(図示せず)を制御する手段を備えていてもよい。
除菌ミストシャワー装置150を作動させる制御手段20として機能する制御装置は、中央演算処理装置、ROM、RAM、記憶部を備えている。
制御装置は、ROMや記憶部等に記憶されている除菌ミスト噴射プログラムと入力手段から入力される各種指示とを、RAM内のワークメモリー展開する。
制御装置は、さらにこの入力指示および入力データに応じてワークメモリーに展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM内のワークメモリーに格納するとともに表示手段に表示する。そして、制御装置は、ワークメモリーに格納した処理結果を記憶部内の保存先に保存する。
記憶部は、例えばフラッシュメモリーのように磁気的、光学的記録媒体、または半導体メモリーなどの書き換え可能な不揮発性の記録媒体で構成されている。
重量を検知する手段16を構成する感圧センサーと制御手段20との間は、通常、有線により接続されるが、無線を用いた近距離無線通信手段によって接続してもよい。
近距離無線通信手段は、Bluetooth(登録商標)、WiFi(登録商標)による通信手段であり、例えば無線ルーターを介してサーバー装置と相互に通信可能である。
電源部26は、除菌ミストシャワー装置150、人の存在を検知する手段14を構成する人感センサー、重量を検知する手段16を構成する感圧センサー、明るさを検知する手段18を構成する光センサー、噴霧用検知手段24、残量検知手段28、そして制御手段20等に電力を供給するものであり、例えば、交流電源、リチウムイオン電池等により構成することができる。
次に、本考案の一実施の形態である除菌装置10の動作について、図8を参照しながら、説明する。
図8は、本考案の一実施の形態である除菌装置10の動作を示すフローチャートである。
なお、除菌装置10が動作を開始する前の時点においては、閉鎖空間であるエレベーターやトイレは、節電モードになっており、消灯した状態である。
そして、人が閉鎖空間に入るために、例えば、エレベーターのスイッチを押すか、あるいはトイレのドアを開けるかして、人が閉鎖空間に入った時、除菌装置10を作動させる人の存在を検知する手段14を構成する人感センサーあるいは人の存在を検知する手段である重量を検知する手段16を構成する床センサーの内、少なくともいずれか一方のセンサーが、入場者が入ってきたことを検知して、電気信号を制御手段20に送る(ステップS101)。
そして、制御手段20は、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴霧する準備をする。
次に、制御手段20は、閉鎖空間に入った人が噴霧用ボタン22を押すか、または噴霧用検知手段24が人を検知するかどうかの判定を行う(ステップS102)。
閉鎖空間に入った人が積極的に除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを浴びようとしたときには、噴霧用ボタン22を押す。制御手段20は、押された噴霧用ボタン22から送られてくる電気信号により除菌ミストシャワー装置150を作動させて、除菌ミストを人に向けて噴射するように、除菌ミストシャワー装置150に信号を送り、一定の時間、除菌ミストの噴射を行う(ステップS103)。
もしくは、閉鎖空間に入った人が積極的に噴霧用ボタン22を押さないで、噴霧用検知手段24に手をかざした場合、制御手段20は、噴霧用検知手段24が人により手をかざされたことを検知して、噴霧用検知手段24から送られる電気信号により、人が閉鎖空間に存在すると判定する。そして、制御手段20は、除菌ミストシャワー装置150を作動させて、除菌ミストを人に向けて噴霧するように電気信号を送り、除菌ミストを一定の時間行う(ステップS103)。
一方、人が噴霧用ボタン22を一定の時間押さない状態で経過し且つ噴霧用検知手段24が人の存在を検知することなく一定の時間を経過したとき、制御手段20は、人の存在を検知する手段14を構成する人感センサーおよび人の存在を検知する手段である重量を検知する手段16を構成する床センサーの内、少なくともいずれか一方のセンサーが入場者のいなくなったことを検知して送られてくる電気信号により、除菌ミストを噴射しないように判定する(ステップS104)。
このとき、除菌ミストシャワー装置150は、作動されない状態のまま継続する。
次に、制御手段20は、明るさを検知する手段18を構成する光センサーにより、閉鎖空間が節電モードになり消灯された状態になったことを検知して送られてくる電気信号により、閉鎖空間が消灯されていると判定する(ステップS105)。なお、除菌装置10に明るさを検知する手段18が備えていない場合は、ステップS105は、省略される。
そして、人の存在を検知する手段14を構成する人感センサーおよび重量を検知する手段16のうち少なくともいずれか一方のセンサーが入場者のいなくなったことを検知してから、または、明るさを検知する手段18を構成する光センサーが、閉鎖空間が暗い状態になったことを検知してから、それらのセンサーからの電気信号を受けた制御手段20は、待機時間をカウントし、所定時間後(例えば10秒後)、除菌ミストシャワー装置150を作動させて除菌ミストを噴霧して、閉鎖空間を除菌する(ステップS106)。
次に、本考案にかかる図1に図示する除菌装置の変形例である除菌装置について、主として図9ないし図13に基づいて説明する。
この変形例は、設置部および基礎部が、図1に図示する除菌装置と異なっているので、以下、それを中心に説明する。
設置部12は、背の高い大人の背丈より若干高い高さを備え、除菌ミストシャワー装置150のミストノズル158を、その上方から下方に渡って、複数個、配設されるように構成されている。
設置部12および該設置部12を支える基礎部102は、一体的に構成された、断面三角の角筒状であり、その背面が、閉鎖空間のコーナーの壁面に沿って配置できるような平面を備え、その壁面に密着できるように構成されている。
設置部12は、その前面に、複数のミストノズル158が配設され、ミストノズル158の間で、手の届きやすい場所に噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24が配設されている。
設置部12は、設置部12の天板に、明るさを検知する手段18を構成する光センサーが配設されており、設置部12の天板と閉鎖空間の天井部分との間に一定の空間があり、光センサーにより閉鎖空間の明るさを検知することができるように構成されている。
なお、設置される閉鎖空間によっては、噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段22のいずれか一方が配置されていればよい。設置される閉鎖空間がトイレ等の場合は、衛生上、噴霧用検知手段24のみが配設される。
また、明るさを検知する手段18を配設するか否かについては、設置空間の条件に応じて、適宜、選択される。
設置部12は、図11に示すように、中空状で、除菌ミストシャワー装置150の送風管162等を収容できるように構成されている。
基礎部102は、設置部12を保持して、安定して閉鎖空間の床面に設置できるように構成されている。
この実施の形態においては、基礎部102は、設置部12とほぼ同じ断面形状を備えており、基礎部102と設置部12とは、一体的に連結された、三角の角筒状体である。
なお、三角の角筒状体のサイズは、設置される閉鎖空間の大きさにより、適宜、変更される。
更に、本考案にかかる図1に図示する除菌装置の変形例である除菌装置について、主として図14に基づいて説明する。
この変形例は、設置部および基礎部並びに配設される検知手段が、図1に図示する除菌装置と異なっているので、以下、それらを中心に説明する。
設置部12は、背の高い大人の背丈より若干低い高さを備え、除菌ミストシャワー装置150のミストノズル158を、設置部12の正面の上方に、配設されるように構成されている。なお、設置部12の高さは、150cm程度が好ましいが、設置される閉鎖空間の大きさにより適宜選択される。
設置部12および該設置部12を支える基礎部102は、一体的に構成された、正面方形の直方体状で卓上型であり、その背面が、閉鎖空間のコーナーの壁面に沿って配置できるような平面を備え、その壁面に密着できるように構成されている。
設置部12は、その前面に、単数のミストノズル158が配設され、ミストノズル158の下方に、人の存在を検知できる場所に、人の存在を検知する手段14であるセンサーが設けられており、人の手が届き易い場所である位置に噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24が配設されている。
設置部12は、設置部12の天板に、明るさを検知する手段18を構成する光センサーが配設されており、設置部12の天板と閉鎖空間の天井部分との間に一定の空間があり、光センサーにより閉鎖空間の明るさを検知することができるように構成されている。
なお、設置される閉鎖空間によっては、噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段22のいずれか一方が配置されていればよい。設置される閉鎖空間がトイレ等の場合は、衛生上、噴霧用検知手段24のみが配設される。
また、明るさを検知する手段18を配設するか否かについては、設置空間の条件に応じて、適宜、選択される。
設置部12は、中空状で、除菌ミストシャワー装置150の送風管162等を収容できるように構成されている。
基礎部102は、設置部12を保持して、安定して閉鎖空間に有る卓上や棚の上に設置できるように構成されている。
この変形例においては、基礎部102は、卓上や棚の上面に載置できるように、設置部12の底部を構成している。
なお、図15に示されるように、小型化された除菌装置10では、人の存在を検知する手段14、重量を検知する手段16、ならびに手動で除菌ミストを噴霧させる噴霧用ボタン22および噴霧用検知手段24のうちの少なくとも1つと、除菌ミストシャワー装置150とを備えるものであってもよい。このような除菌装置10では、電源部26をバッテリーとすることで、持ち運びを可能とすることができる。この場合、ミストノズルの代わりに、たとえば、蛇腹状のミストノズル158が用いられる。
以上のように、本考案の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。
すなわち、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置または配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本考案に含まれるものである。
本考案は、例えば、エレベーターやトイレなどの閉鎖空間内を無菌状態に維持しうる除菌装置として好適に提供される。
10 除菌装置
12 設置部
14 人の存在を検知する手段
16 重量を検知する手段(人の存在を検知する手段)
18 明るさを検知する手段
20 制御手段
22 噴霧用ボタン
24 噴霧用検知手段
26 電源部
28 残量検知手段

102 基礎部

150 除菌ミストシャワー装置
152 貯水槽
154 超音波振動装置
158 ミストノズル
160 送風装置
162 送風管
164 吐出管

200 操作部

Claims (11)

  1. 不特定多数の人が出入りする閉鎖空間内おいて、無菌状態を維持するための除菌装置であって、
    前記閉鎖空間内に設置される設置部に、除菌ミストシャワー装置と、人の存在あるいは明るさを検知する手段と、前記閉鎖空間内に人がいない状態で自動的に除菌ミストが噴霧されるように、除菌ミストシャワー装置によりミストが発生するタイミングを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする、除菌装置。
  2. 更に、手動で前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させる噴霧用ボタン、および/または、手をかざしたとき前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させる噴霧用検知手段を備えた、請求項1に記載の除菌装置。
  3. 更に、前記設置部の近傍に、前記閉鎖空間内の床の上に人が載っているか否かを検知するための、重量の検知手段を備えた、請求項1または請求項2に記載の除菌装置。
  4. 前記制御手段は、前記設置部に配設された人の存在を検知する検知手段によって前記閉鎖空間内に人がいなくなったことを検知したとき、または、
    前記設置部の近傍に配設された人の存在を検知する検知手段によって前記閉鎖空間内に人がいなくなったことを検知したとき、若しくは前記閉鎖空間内の明るさを検知する検知手段によって前記閉鎖空間内が暗くなったことを検知したとき、
    前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えた、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の除菌装置。
  5. 前記制御手段は、人が噴霧用ボタンを押したとき、所定時間、前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えた、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の除菌装置。
  6. 前記制御手段は、所定時間をあけて、定期的に、前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えた、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の除菌装置。
  7. 離隔した複数の閉鎖空間のそれぞれに、前記除菌装置が配設され、各除菌装置がネットワークを介して制御手段により制御されて、所定の時間、前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えた、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の除菌装置。
  8. 前記除菌ミストシャワー装置は、除菌液を貯める貯水槽を備えており、前記貯水槽は、貯められた液体の残量を検知するための残量検知手段を備えており、前記制御手段が残量検知手段からの電気信号により、前記貯水槽に液体を供給するように警告する信号を発し、常に前記貯水槽に所定量の液体を貯めることができるように制御する手段を備えた、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の殺菌装置。
  9. 前記制御手段は、エレベーターやトイレ等の前記閉鎖空間に人が入った後、入った人がその前記閉鎖空間から出た後、あるいは前記閉鎖空間を備える建物の消灯時において、前記除菌ミストシャワー装置を作動させて除菌ミストを噴射させるように制御する手段を備えた、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の除菌装置。
  10. 前記設置部は、横断面方形または三角形であり、それを支える基礎部の上に連接され、前記設置部および前記基礎部の背面が前記閉鎖空間の壁面に対応した形状を備えたことを特徴とする、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の除菌装置。
  11. 無菌状態を維持するための除菌装置であって、
    前記除菌装置は、設置部を有し、
    前記設置部において、除菌ミストシャワー装置と、
    人の存在を検知する手段、重量を検知する手段、ならびに手動で除菌ミストを噴霧させる噴霧用ボタンおよび噴霧用検知手段のうちの少なくとも1つと、
    前記除菌ミストシャワー装置に接続され、前記除菌ミストを噴霧させるための蛇腹状のノズルと、
    を備えたことを特徴とする、除菌装置。
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