JP3218590U - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷感剤を有する吸収性物品であって、着用者が冷たさを早く感じ易い吸収性物品を提供する。
【解決手段】吸収性物品1は、冷感剤を有する。吸収性物品1は、吸収体20と、吸収体20よりも肌面側に配置されているトップシート30と、を備える。吸収性物品1は、トップシート30側から緑色に視認可能である着色領域CRを有する。
【選択図】図1
【解決手段】吸収性物品1は、冷感剤を有する。吸収性物品1は、吸収体20と、吸収体20よりも肌面側に配置されているトップシート30と、を備える。吸収性物品1は、トップシート30側から緑色に視認可能である着色領域CRを有する。
【選択図】図1
Description
本考案は、吸収性物品に関する。
特許文献1では、冷感剤を有する吸収性物品が開示されている。冷感剤には、例えば、皮膚の神経にある受容体活性化チャネル(TRPM8)に作用するものや、気化熱により周囲の温度を下げるものがある。着用者が吸収性物品を着用することで、このような冷感剤を、着用者の肌に触れさせることができる。これにより、着用者は、冷たさを感じることができる。
しかしながら、冷感剤が、皮膚の神経にある受容体活性化チャネル(TRPM8)に作用するものである場合、着用者の肌に直接触れるまでは、着用者に冷たさを感じさせることができない。また、冷感剤が、気化熱を利用するものである場合、冷感剤が皮膚から熱を奪うことによって、着用者が冷たさを感じることができる。従って、着用者は、吸収性物品を着用してから、冷感剤が実際に肌に触れるまでの間は、冷たさを感じ難いという問題がある。
そこで、冷感剤を有する吸収性であって、着用者が冷たさを早く感じ易い吸収性物品が望まれている。
本開示に係る吸収性物品は、冷感剤を有する。当該吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、前記前後方向及び前記幅方向に直交する厚さ方向と、吸収体と、前記吸収体よりも肌面側に配置されているトップシートと、を備える。前記トップシート側から緑色に視認可能である着色領域を有する。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る吸収性物品は、冷感剤を有する。当該吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、前記前後方向及び前記幅方向に直交する厚さ方向と、吸収体と、前記吸収体よりも肌面側に配置されているトップシートと、を備える。前記トップシート側から緑色に視認可能である着色領域を有する。
緑色は、ミントの葉に代表されるように涼感を想起させることができる色であるため、着用者が着色領域を視認することで、着用者に対して、涼感を想起させることができる。これにより、着用者は、吸収性物品が涼感を与えるものであることを認識するため、着用者の意識を吸収性物品に当接する肌へ向けさせ易くなる。着用者の意識により肌の感覚を敏感にすることができるため、無意識の場合と比べて、冷感剤による冷たさをすぐに感じることができる。
また、脳内でイメージされたことは、人間の感覚に対して影響を与えることが可能である。このため、着用者が吸収性物品を装着する前に、着用者に対して涼感を想起させることで、着用者に対して、着用前から冷たさを感じさせ易くすることができる。
さらに、緑色は、自然界で良く見られる色であり、天然の印象を与えたり、清潔感を与えたりする色であるため、トップシート側から着色領域が視認されても、着用者に不快感を与えることを抑制できる。
好ましい一態様によれば、前記着色領域は、着用者の肌に対向する前記トップシートに設けられた着色部である。トップシートに着色部が設けられているため、着用者は、着色部を直接視認することができ、着色領域を視認し易い。これにより、着用者に対して冷感をより想起させることができる。
好ましい一態様によれば、前記着色領域は、着用者の肌に対向する前記トップシートよりも非肌面側に設けられた着色部である。トップシートの肌面側の表面は、着用者の敏感な肌に当接する。着色部をトップシートよりも非肌面側に配置することで、着色部を着色した着色料が肌に直接接触することを抑制できるため、着用者に安心感を与えながら、着用者に冷たさを感じさせ易くできる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、少なくとも前記トップシートと前記着色部とが前記厚さ方向に圧縮された圧搾部を有する。前記厚さ方向の平面視において、前記着色領域には、前記圧搾部と前記厚さ方向に圧縮されていない非圧搾部とが配置されている。圧搾部は、圧縮されているため、非圧搾部における着色領域は、圧搾部における着色領域よりも肌面側に位置する。これにより、着用者は、着色領域を立体的に視認することができ、着用者が着色領域をより視認し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、包装シートにより個別に包装されている。前記包装シートを開封する前において、前記包装シートを介して前記着色領域を視認可能である。着用者が包装を開封する前から、着用者に対して冷感を想起させることで、着用者に対して、より早く冷たさを感じさせ易くすることができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記吸収体よりも非肌面側に配置されているバックシートを備える。前記バックシート側から前記着色領域を視認可能である。着用者は、トップシート側からだけでなく、バックシート側からも着色領域を視認可能であるため、着用者が着色領域を視認する機会が増え、着用者に対してより冷感を想起させることができる。また、吸収性物品は、廃棄時において、トップシートが内側になり、バックシートが外側になるように畳まれる。このため、着用者は、使用後も、着色領域を視認できる。これにより、着用者に対して、使用後においても冷たさを感じさせ易くすることができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品には、冷感を想起可能である文字、色又はデザインの少なくともいずれかからなる想起情報が表示されている。前記想起情報を前記トップシート側、又は前記吸収体よりも非肌面側に配置されているバックシート側の少なくとも一方から視認可能である。これにより、着色領域だけでなく、想起情報によっても冷感を想起させることができ、着用者に対して冷感をさらに想起させることができる。
好ましい一態様によれば、前記想起情報を構成する前記色は、前記着色領域が視認される前記緑色と異なる色である。想起情報の色と着色領域の色とが異なることで、着用者が想起情報及び着色領域のそれぞれを視認し易くなる。これにより、着色領域だけでなく、想起情報によっても冷感を想起させることができ、着用者に対して冷感をさらに想起させることができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、包装シートに個別に包装されている。前記包装シートには、冷感を想起可能である文字、色又はデザインの少なくとも一方からなる包装想起情報が表示されている。前記包装シートを開封する前において、前記包装想起情報を視認可能である。着用者が包装を開封する前から、着用者が包装想起情報を視認できるため、着用者に対して、より早く冷たさを感じさせ易くすることができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記着色領域の周囲の領域であり、かつ前記トップシート側から視認可能である周囲領域を有する。前記厚さ方向の平面視において、前記着色領域と前記周囲領域との色差は、2以上である。着色領域と周囲領域との色差が2以上であるため、着色領域と周囲領域との境界が目立ち、着用者が着色領域をより視認し易くなる。
好ましい一態様によれば、前記着色領域は、前記吸収性物品を構成する部材に設けられた着色部である。前記部材の全ての領域に着色部が設けられている。これにより、着色領域となる着色部が広い面積に存在するため、着用者が着色領域CRを視認し易くなる。さらに、着色領域(着色部)の広い面積で涼感を想起させることで、着用者の意識を肌の広い範囲に向けさせ易くなるため、着用者に対して、着用前から冷たさを感じさせ易くすることができる。
好ましい一態様によれば、前記吸収性物品は、包装シートに個別に包装されている。前記包装シートには、前記緑色を想起可能である文字、色又はデザインの少なくともいずれかからなる緑想起情報が表示されている。前記包装シートを開封する前において、前記緑想起情報を視認可能である。これにより、着用者が包装を開封する前から、着用者が緑想起情報を視認できるため、着用者に対して、より早く涼感を想起させることができる。
(2)吸収性物品の概略構成
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品の概略ついて説明する。吸収性物品は、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド、糞便パッドのような吸収性物品であってよい。吸収性物品は、下着のような着用物品の内側に取り付けられて使用される物品であってよい。本実施の形態の吸収性物品1は、生理用ナプキンである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品の概略ついて説明する。吸収性物品は、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド、糞便パッドのような吸収性物品であってよい。吸収性物品は、下着のような着用物品の内側に取り付けられて使用される物品であってよい。本実施の形態の吸収性物品1は、生理用ナプキンである。
なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合がある。
図1は、実施形態に係る吸収性物品を肌面側から見た平面図である。図2は、図1に示すA−A線に沿った断面図である。図3は、実施形態に係る吸収性物品を肌面側から見た平面図である。図4は、実施形態に係る包装体200の平面図である。
なお、「肌面側」は、着用中(使用中)に着用者の肌に面する側に相当する。「非肌面側」は、着用中(使用中)に着用者の肌とは反対に向けられる側に相当する。
図1及び図2に示すように、吸収性物品1は、前後方向L及び幅方向Wを有する。前後方向Lは、着用者の前側(腹側)から後側(背側)に延びる方向、又は着用者の後側から前側に延びる方向である。幅方向Wは、前後方向Lと直交する方向である。吸収性物品は、肌面側T1と非肌面側T2に延びる厚さ方向Tを有する。
なお、本明細書において、外側縁は、幅方向における外側端であり、内側縁は、幅方向における内側端である。
図1に示すように、吸収性物品1は、中央域S3、前側域S1及び後側域S2を有する。中央域S3は、着用者の排泄口(例えば膣口)に当接する排泄口当接部を有する領域である。吸収性物品が着用物品(例えば、下着)に装着されたときに、中央域S3は、着用物品の股下部に位置する。つまり、中央域は、着用者の股下、すなわち着用者の両足の間に配置される領域である。前側域S1は、中央域S3よりも前後方向Lの前側に位置する。後側域S2は、中央域S3よりも前後方向Lの後側に位置する。前側域S1は、吸収性物品1を前後方向Lに3等分にすることで得られる前側の領域が、前側域S1であり、後側の領域が後側域S2であり、中央の領域が中央域S3である。
図1及び図2に示すように、吸収性物品1は、吸収体20、トップシート30を備える。吸収性物品1は、セカンドシート35、バックシート40、サイドシート50、粘着部70を備えてよい。
吸収体(吸収コア)20は、液体を吸収する吸収材料を含む。吸収材料は、例えば、親水性繊維、パルプ及び高吸水性高分子(SAP)から形成できる。吸収体20は、コアラップ(図示せず)によって包まれていてよい。コアラップは、少なくとも吸収体20よりも肌面側T1で吸収体20を覆っていればよい。具体的一例として、コアラップは、吸収体20よりも肌面側に配置されるシートと、吸収体20よりも非肌面側に配置されるシートと、を有していてよい。吸収体20は、コアラップによって覆われていなくてもよい。
吸収体20は、少なくとも中央域S3に配置されている。吸収体コアは、中央域S3から前側域S1まで延びてもよい。吸収体コアは、中央域S3から後側域S2まで延びてもよい。
トップシート30は、吸収体20よりも肌面側に配置される。トップシート30は、着用時に着用者の肌に対向し、肌対向面を有する。
トップシート30は、液透過性を有する。トップシート30は、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造を有する任意のシート状の材料から構成されてよい。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
セカンドシート35は、液透過性を有する。セカンドシート35は、吸収体20とトップシート30との間に配置されている。セカンドシート35は、トップシート30と同様の材料から構成することができる。セカンドシート35の親水度は、トップシート30の親水度よりも高くてもよい。
バックシート40は、吸収体20よりも非肌面側T2に配置されている。バックシート40は、液不透過性を有する。バックシート40は、ポリエチレンシート、ポリプロピレン等を主体としたラミネート不織布、通気性の樹脂フィルム、スパンボンド、又はスパンレース等の不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシートなどの材料から構成されてよい。
サイドシート50は、トップシート30の外側縁を覆ってよい。サイドシート50は、幅方向Wにおけるトップシート30の外側縁を覆い、トップシート30よりも幅方向Wの外側へ延びてよい。なお、吸収性物品1はサイドシート50を有さなくてもよい。
サイドシート50は、トップシート30と同様の材料から構成することができる。ただし、トップシート30に付着した体液が、サイドシート50を乗り越えて、幅方向Wにおいて吸収性物品1の外側へ漏れ出すことを防止するためには、サイドシート50は、疎水性又は撥水性を有してよい。サイドシート50は、幅方向Wにおける吸収体20の外側縁よりも外側に位置するウイング及びフラップ部に配置されてよい。
粘着部70は、吸収性物品1を着用物品に止めるための粘着剤が設けられた領域である。粘着部70は、バックシート40の非肌面側T2上に配置され、かつ着用物品(例えば、下着)に吸収性物品1を固定するためのものである。
吸収性物品1は、冷感剤を含む冷感層100を有する。これにより、吸収性物品1は、冷感剤を有する。
冷感剤は、例えば、皮膚の神経にある受容体活性化チャネル(TRPM8)に作用するものであってよい。このような冷感剤として、例えば、メントール(例えば、l−メントール)及びその誘導体(例えば、乳酸メンチル)、サリチル酸メチル、カンファー、キュウリエキス、植物(例えば、ミント、ユーカリ、ナツメグ)由来の精油等が挙げられる。また、冷感剤は、気化熱により周囲の温度を下げるものであってもよい。このような冷感剤として、例えば、アルコール、例えば、メタノール及びエタノールが挙げられる。
図2に示すように、冷感層100は、厚さ方向Tにおいて、トップシート30とセカンドシート35との間に配置されてよい。冷感層100は、トップシート30上に冷感剤が塗布されることにより設けられてもよい。冷感層100は、セカンドシート35上に冷感剤が塗布されることにより設けられてもよい。
吸収性物品1は、トップシート30側から緑色に視認可能である着色領域CRを有する。緑色は、ミントの葉に代表されるように涼感を想起させることができる色であるため、着用者が着色領域を視認することで、着用者に対して、涼感を想起させることができる。これにより、着用者は、吸収性物品1が涼感を与えるものであることを認識するため、着用者の意識を吸収性物品に当接する肌へ向けさせ易くなる。着用者の意識により肌の感覚を敏感にすることができるため、無意識の場合と比べて、冷感剤による冷たさをすぐに感じることができる。また、脳内でイメージされたことは、人間の感覚に対して影響を与えることが可能である。このため、着用者が吸収性物品を装着する前に、着用者に対して涼感を想起させることで、着用者に対して、着用前から冷たさを感じさせ易くすることができる。さらに、緑色は、自然界で良く見られる色であり、天然の印象を与えたり、清潔感を与えたりする色であるため、トップシート30側から着色領域が視認されても、着用者に不快感を与えることを抑制できる。
緑色は、JIS Z 8729に規定されるCIE1976(L*a*b*)色空間において、a*赤方向の軸を0度とした場合に、90度以上270度以下の色相角度hの範囲内の色である。従って、L*C*h色空間では、明度L*及び彩度C*は任意の値である。従って、色度a*は、0以下の値であり、明度L*及び色度b*の値は任意である。
なお、緑色は、100度以上、260度以下の色相角度hの範囲の色であることが好ましい。なお、緑色は、180度以下の色であってよく、135度以下の色であってよい。本明細書で規定される緑色の例として、例えば、PANTONE(登録商標)の色見本帳における358Cに該当する色が挙げられる。
本実施の形態では、着色領域CRは、冷感層100により構成される。従って、冷感層100が、着色された着色部である。従って、着色部である冷感層100は、上述の緑色に着色されてよい。なお、着色部は、上述の緑色でなくても、トップシート30側から視認された場合に緑色に視認されればよい。
図2に示すように、着色領域CRは、トップシート30よりも非肌面側T2に設けられた着色部であってよい。トップシート30の肌面側T1の表面は、着用者の敏感な肌に当接する。着色部をトップシートよりも非肌面側T2に配置することで、着色部を着色した着色料が肌に直接接触することを抑制できるため、着用者に安心感を与えながら、着用者に冷たさを感じさせ易くできる。
トップシート30よりも非肌面側T2に配置される部材のいずれかが着色されることにより、トップシート30よりも非肌面側T2に設けられた着色部が設けられてよい。着色部が設けられる部材は、吸収体20、コアラップ、セカンドシート35、バックシート40、サイドシート50の少なくともいずれかであってよい。着色部が設けられる部材では、部材の全ての領域が着色(例えば、緑色)されてもよい。これにより、着色領域CRとなる着色部が広い面積に存在するため、着用者が着色領域CRを視認し易くなる。さらに、着色領域CR(着色部)の広い面積で涼感を想起させることで、着用者の意識を肌の広い範囲に向けさせ易くなるため、着用者に対して、着用前から冷たさを感じさせ易くすることができる。なお、着色部が設けられる部材では、部材の一部の領域が着色(例えば、緑色)されてもよい。
着色領域CRは、トップシート30に設けられた着色部であってよい。従って、トップシート30が、着色部を有してよい。トップシート30に着色部が設けられているため、着用者は、着色部を直接視認することができ、着色領域CRを視認し易い。これにより、着用者に対して冷感をより想起させることができる。トップシート30の全てに着色部が設けられてもよい。すなわち、トップシート30の全ての領域が緑色であってもよい。トップシート30の一部に着色部が設けられてもよい。すなわち、トップシート30の一部の領域が緑色であってもよい。
なお、複数の部材に着色部が設けられてよい。複数の部材のそれぞれに設けられた各着色部が厚さ方向Tに重なる領域が、緑色に視認可能である着色領域CRを構成してもよい。従って、各着色部自体が、上述の緑色であってもよく、上述の緑色でなくてもよい。
着色部は、吸収性物品1を構成する上述の部材の表面に着色料(インク等)が塗布されることにより設けられてもよいし、当該部材に着色料を染み込ませることにより設けられてもよい。
吸収性物品1には、冷感を想起可能である文字又はデザインの少なくとも一方からなる想起情報5が表示されている。具体的には、吸収体20及びトップシート30の少なくとも一方には、想起情報5が表示されている。想起情報5は、トップシート30側から視認可能である。
着用者が吸収性物品1を装着する際に、トップシート30側から想起情報5を視認可能である。着用者が想起情報5を視認することで、着用者に対して冷感を想起させることができる。これにより、着用者は、吸収性物品1が冷感を与えるものであることを認識するため、着用者の意識を吸収性物品1に当接する肌へ向けさせ易くなる。着用者の意識により肌の感覚を敏感にすることができるため、無意識の場合と比べて、冷感剤が受容体活性化チャネルに作用すると冷たさすぐに感じることができる。また、脳内でイメージされたことは、人間の感覚に対して影響を与えることが可能である。このため、着用者が吸収性物品1を装着する前に、着用者に対して冷感を想起させることで、着用者に対して、着用前から冷たさを感じさせ易くすることができる。
なお、本明細書における「視認可能」とは、昼白色(色温度目安 4600〜5400 K(ケルビン))で明るく照明された室内(目安:500〜750 lx(ルクス))で約30〜50cmの距離で、良好な視力(1.0以上)を両眼に有する被験者が対象物を見たときに視認できる事を意味している。
想起情報5は、冷感を想起可能である文字又はデザインの少なくとも一方からなる。想起情報5は、図1に示すように、雪の結晶であってよい。雪の結晶は、文字と比較すると、着用者が直感的に冷感を想起できる。これにより、着用者が冷たさを早く感じ易くすることができる。
冷感を想起可能である文字として、雪、海、波、アイスクリーム、氷、「cool」などが挙げられる。冷感を想起可能であるデザインとして、雪だるま、波、アイスクリーム、氷などが挙げられる。
吸収性物品1は、少なくともトップシート30が厚さ方向Tに圧縮された圧搾部60を有してよい。トップシート30よりも非肌面側T2に冷感層を有するケースでは、圧搾部60におけるトップシートの厚さは、当該圧搾部60の周囲におけるトップシート30よりも薄いため、冷感層100に含まれる冷感剤が、圧搾部60を通じてトップシート30を通り抜け易い。これにより、冷感剤が、トップシート30よりも肌面側T1へ移動し易くなるため、着用者が冷たさを早く感じ易くすることができる。
圧搾部60は、厚さ方向Tにおいて冷感層100と重なってよい。これにより、冷感剤が、圧搾部60を通じてトップシート30を通り抜け易くなる。なお、圧搾部60が冷感層100と重なっていない場合であっても、揮発した冷感剤は、吸収性物品1の内部を移動して、圧搾部60を通じてトップシート30を通り抜けることが可能である。また、冷感剤は、圧縮されていない非圧搾部の繊維間を通り抜けてトップシート30の肌面側まで移動可能である。
図1に示すように、圧搾部60は、想起情報5を表示する想起圧搾部65を有してよい。従って、想起情報5は、圧搾部60により表示されてよい。想起情報5が、圧搾部60により表示されるため、想起情報5が立体感を有する。これにより、想起情報5を着用者に視認させ易くなる。着用者が想起情報5を視認することにより着用者に対して冷感を想起させることができるため、着用者が冷たさを早く感じ易くすることができる。
想起圧搾部65は、中央域S3には配置されずに、前側域S1及び後側域S2の少なくとも一方に配置されてよい。図1に示す吸収性物品1では、想起圧搾部65が前側域S1及び後側域S2の両方に配置されている。
着用者の排泄口付近の皮膚は敏感であるため、当該皮膚に冷感剤が短時間に大量に触れた場合、着用者にとって冷感剤による刺激が強すぎる可能性がある。中央域S3は、着用者の排泄口(例えば膣口)に当接するため、想起圧搾部65を中央域S3には配置しないことで、排泄口付近の皮膚における冷感剤による刺激を抑制できる。一方で、想起圧搾部65を前側域S1及び後側域S2の少なくとも一方に配置することで、排泄口から離れた皮膚へ冷感剤が触れ易くなる。これにより、敏感な部分への刺激を抑制しつつも、着用者が冷たさをより早く感じ易くすることができる。
図1及び図2に示すように、圧搾部60は、高圧搾部60Hと、高圧搾部60Hよりも厚さ方向Tの深さが浅い低圧搾部60Lとを含んでよい。高圧搾部60Hにおけるトップシート30の厚さは、低圧搾部60Lにおけるトップシート30の厚さよりも薄いため、冷感剤は、高圧搾部60Hを通じてトップシート30を通り抜けて、トップシート30よりも肌面側T1へより移動し易くなる。これにより、着用者が冷たさをより早く感じ易くすることができる。一方で、冷感剤は、低圧搾部60Lを通じてトップシート30を通り抜けつつも、高圧搾部60Hと比較するとトップシート30を通り抜け難い。このため、圧搾部60として高圧搾部60Hのみを設ける場合と比較して、冷感効果を持続させ易くなる。
図1に示すように、想起圧搾部65は、想起高圧搾部65Hと、想起高圧搾部65Hよりも厚さ方向Tの深さが浅い想起低圧搾部65Lとを含んでよい。想起情報5がさらに立体感を有し、想起情報5を着用者に視認させ易くなる。
圧搾部60は、トップシート30を貫通する開口を有してよい。冷感層100に含まれる冷感剤が、開口を通じてトップシート30を通り抜けて、トップシート30よりも肌面側T1へより移動し易くなる。これにより、着用者が冷たさをより早く感じ易くすることができる。
図3に示すように、吸収性物品1は、吸収体20を前後方向Lに3等分することで得られる第1前後領域1Rと、第2前後領域2Rと、第1前後領域1Rと第2前後領域2Rに間に位置する第3前後領域3Rとを有してよい。
第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積と、第2前後領域2Rにおける圧搾部60の面積とのそれぞれは、第3前後領域における圧搾部の面積よりも大きくてよい。
着用者の排泄口付近の皮膚は敏感であるため、当該皮膚に冷感剤が短時間に大量に触れた場合、着用者にとって冷感剤による刺激が強すぎる可能性がある。第2前後領域2Rは、着用者の排泄口(例えば膣口)に当接し易いため、第3前後領域3Rにおける圧搾部60の面積を小さくすることで、排泄口付近の皮膚における冷感剤による刺激を抑制できる。一方で、第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積と第2前後領域2Rにおける圧搾部の面積とのそれぞれを大きくすることで、排泄口から離れた皮膚へ冷感剤が触れ易くなる。これにより、敏感な部分への刺激を抑制しつつも、着用者が冷たさをより早く感じ易くすることができる。
第1前後領域1Rは、第3前後領域3Rよりも前側に配置されている。第2前後領域2Rは、第3前後領域3Rよりも後側に配置されている。第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積は、第2前後領域2Rにおける圧搾部の面積よりも大きくてよい。
第2前後領域2Rに位置する皮膚(すなわち、臀部における皮膚)は、一般的に、第1前後領域1Rに位置する皮膚よりも鈍感である。このため、第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積を大きくすることで、臀部における皮膚よりも敏感な皮膚に多くの冷感剤を触れ易くすることができる。これにより、着用者が冷たさをより早く感じ易くすることができる。
吸収性物品1は、吸収体20を幅方向Wに3等分することで得られる内側領域IRと、内側領域IRの外側に配置されている2つの外側領域ORとを有してよい。2つの外側領域ORのそれぞれにおける圧搾部60の面積は、内側領域IRにおける圧搾部60の面積よりも大きくてよい。
着用者の排泄口付近の皮膚は敏感であるため、当該皮膚に冷感剤が短時間に大量に触れた場合、着用者にとって冷感剤による刺激が強すぎる可能性がある。内側領域IRは、着用者の排泄口(例えば膣口)に当接するため、内側領域IRにおける圧搾部60の面積を小さくすることで、排泄口付近の皮膚における冷感剤による刺激を抑制できる。一方で、外側領域ORにおける圧搾部60の面積を大きくすることで、排泄口から離れた皮膚へ冷感剤が触れ易くなる。これにより、敏感な部分への刺激を抑制しつつも、着用者が冷たさをより早く感じ易くすることができる。
図2に示すように、吸収性物品1は、少なくともトップシート30と着色部(図2では冷感層100)とが厚さ方向Tに圧縮された圧搾部を有してよい。図1に示すように、厚さ方向Tの平面視において、着色領域CRには、圧搾部60と厚さ方向Tに圧縮されていない非圧搾部60Nとが配置されてよい。圧搾部60は、圧縮されているため、非圧搾部60Nにおける着色領域CRは、圧搾部60における着色領域CRよりも肌面側T1に位置する。これにより、着用者は、着色領域CRを立体的に視認することができ、着用者が着色領域CRをより視認し易くなる。
着色領域CRは、バックシート40側から視認可能であってよい。着用者は、トップシート30側からだけでなく、バックシート40側からも着色領域CRを視認可能であるため、着用者が着色領域CRを視認する機会が増え、着用者に対してより冷感を想起させることができる。また、吸収性物品1は、廃棄時において、トップシート30が内側になり、バックシート40が外側になるように畳まれる。このため、着用者は、使用後も、着色領域CRを視認できる。これにより、着用者に対して、使用後においても冷たさを感じさせ易くすることができる。
吸収性物品1は、着色領域CRの周囲の領域であり、かつトップシート30側から視認可能である周囲領域SRを有してよい。本実施の形態において、図2に示すように、周囲領域SRは、着色領域CRの周囲に位置し、着色部である冷感層100と厚さ方向Tに重ならない領域である。従って、周囲領域CRは、着色部(本実施の形態では、冷感層100)の外端縁よりも幅方向W及び前後方向Lの外側に位置する領域である。周囲領域SRは、例えば、前後方向Lにおいて吸収体20の外端縁よりも外側に位置するトップシート30の少なくとも一部であってよい。周囲領域SRは、サイドシート50の少なくとも一部であってよい。周囲領域SRは、例えば、白色であってよい。
厚さ方向Tの平面視において、着色領域CRと周囲領域SRとの色差(ΔE)は、2以上であってよい。着色領域CRと周囲領域SRとの色差が2以上であるため、着色領域CRと周囲領域SRとの境界が目立ち、着用者が着色領域CRをより視認し易くなる。着色領域CRをより視認し易くするために、着色領域CRと周囲領域SRとの色差は、3.2以上であってよく、4.2以上であってよい。
なお、着色領域CRと周囲領域SRとの色差ΔEは、測定対象となる2点(2つの領域)について市販の測色器を用いて測色を行い、JIS Z 8729に規定されるCIE1976(L*a*b*)色空間に基づいて数値化した値を比較することによって求めることができる。具体的に、測定対象たる2点間のL*値の差がΔL*、a*の差がΔa*、b*値の差がΔb*であるときに、色差ΔE=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2によって求められる。
図4に示すように、吸収性物品1の包装体200は、吸収性物品1と、吸収性物品1を個別に包装する包装シート250と、を有してよい。従って、吸収性物品1は、包装シート250により個別に包装されてよい。
包装シート250を開封する前において、包装シート250を介して着色領域CRを視認可能であってよい。着用者が包装を開封する前から、着用者に対して冷感を想起させることで、着用者に対して、より早く冷たさを感じさせ易くすることができる。
図4に示すように、包装シート250には、冷感を想起可能である文字、色又はデザインの少なくとも一方からなる包装想起情報255が表示されてよい。包装シート250を開封する前において、包装想起情報255を視認可能であってよい。着用者が包装を開封する前から、着用者が包装想起情報255を視認できるため、着用者に対して、より早く冷たさを感じさせ易くすることができる。
包装想起情報255における冷感を想起可能である文字及びデザインは、想起情報5と同様のものであってよい。冷感を想起可能である色は、青色であってよい。包装想起情報255は、涼感を想起可能である上述の緑色であってよい。
包装シート250には、緑色を想起可能である文字、色又はデザインの少なくともいずれからなる緑想起情報が表示されてよい。包装シート250を開封する前において、着用者が緑想起情報を視認可能であってよい。着用者が包装を開封する前から、着用者が緑想起情報を視認できるため、着用者に対して、より早く涼感を想起させることができる。
緑想起情報は、葉っぱ、木、林、森、自然などの文字及び/又はデザインであってよい。緑想起情報は、冷感剤の原材料を示す文字(例えば、キュウリエキス、ミント、ユーカリ、ナツメグ、植物由来の精油など)であってよい。
図4に示すように、吸収性物品1は、幅方向Wに延びる1以上の折り目を有してよい。吸収性物品1が包装シート250に包装された状態である包装状態において、折り目を基点として、吸収性物品1が折り畳まれてよい。図4では、2つの折り目FL1,FL2を基点として吸収性物品1が折り畳まれている。
想起情報5は、前後方向Lの最も外側に位置する折り目FL1よりも前後方向Lの外側に位置してよい。これにより、想起情報5が配置されている吸収性物品1の前後方向Lの一方の端部が厚さ方向Tの外側に位置する場合、折り目FL1(又は折り目FL2)を基点に展開することで、吸収性物品1から包装シート250を完全に剥がす前から想起情報5を視認することができる。これにより、着用者が包装体の開封によって、着用者が想起情報5をすぐに視認できるため、着用者に対して、より早く冷たさを感じさせ易くすることができる。
本実施の形態では、想起情報5は、折り目FL1よりも前後方向Lの外側に配置されており、折り目FL2よりも前後方向Lの外側に配置されている。このため、包装状態において、吸収性物品1の前後方向Lのどちらの端部が厚さ方向Tの外側に位置しても、折り目を基点に展開することで想起情報5を視認することができる。
(3)その他実施形態
以上、上述の実施形態を用いて本考案について詳細に説明したが、当業者にとっては、本考案が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本考案は、特許請求の範囲の記載により定まる本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本考案に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
以上、上述の実施形態を用いて本考案について詳細に説明したが、当業者にとっては、本考案が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本考案は、特許請求の範囲の記載により定まる本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本考案に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
上述の実施形態において、冷感層100は、トップシート30とセカンドシート35との間に配置されていたが、これに限られない。冷感層100は、吸収性物品1を構成する各部材の少なくともいずれかにより構成されてもよい。例えば、吸収体20、コアラップ、トップシート30、セカンドシート35、サイドシート50の少なくともいずれかの部材が冷感剤を含むことにより、冷感層100を構成してもよい。
想起情報5は、上述の実施形態のように、圧搾部60により、吸収体20及びトップシート30の両方に表示されてよいし、吸収体20にのみ表示されてもよく、トップシート30にのみ表示されてもよい。
上述の実施形態では、第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積と、第2前後領域2Rにおける圧搾部60の面積とのそれぞれは、第3前後領域3Rにおける圧搾部60の面積よりも大きかったが、これに限られない。第3前後領域3Rにおける圧搾部60の面積は、第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積より大きくてよく、第2前後領域2Rにおける圧搾部60の面積より大きくてよい。また、第2前後領域2Rにおける圧搾部60の面積は、第1前後領域1Rにおける圧搾部60の面積よりも大きくてよい。
また、2つの外側領域ORのそれぞれにおける圧搾部60の面積は、内側領域IRにおける圧搾部60の面積よりも大きかったが、これに限られない。内側領域IRにおける圧搾部60の面積は、2つの外側領域ORのそれぞれの圧搾部60の面積より大きくてよいし、2つの外側領域ORの一方の圧搾部60の面積より大きくてよい。
上述の実施形態において、想起情報5は、色からなってもよい。従って、吸収性物品1(例えば、トップシート30、バックシート40、サイドシート50など)は、冷感を想起可能である文字、色又はデザインの少なくともいずれかからなる想起情報5が表示されてよい。想起情報5が、をトップシート30側、又はバックシート40側の少なくとも一方から視認可能であってよい。これにより、着色領域CRだけでなく、想起情報5によっても冷感を想起させることができ、着用者に対して冷感をさらに想起させることができる。
想起情報5を構成する色は、着色領域CRが視認される緑色と異なる色であってよい。想起情報5の色と着色領域CRの色とが異なることで、着用者が想起情報5及び着色領域CRのそれぞれを視認し易くなる。これにより、着色領域CRだけでなく、想起情報5によっても冷感を想起させることができ、着用者に対して冷感をさらに想起させることができる。
想起情報5を構成する色は、着色領域CRが視認される緑色と同じ色であってよい。これにより、想起情報5によって、冷感及び涼感を想起させることができる。
上述の実施の形態では、吸収性物品1は、生理用ナプキンであったが、これに限られない。吸収性物品1は、例えば、テープ型又はパンツ型の使い捨ておむつであってよい。
上述の実施形態において、中央域S3は、着用者の脚回りに配置される脚回り開口部が設けられた領域であってよい。脚回り開口部は、幅方向の内側に向かうにつれ、吸収性物品の外側縁から幅方向の内側に凹む部分である。或いは、吸収性物品1が、吸収コアを含む場合、中央域S3は、幅方向の内側に向かうにつれ、吸収コアの外側縁から幅方向の内側に凹む部分が設けられる領域であってよい。或いは、中央域S3は、周囲の吸収コアよりも厚い領域である中高部が配置されている領域であってよい。
1 :吸収性物品
5 :想起情報
20 :吸収体
30 :トップシート
35 :セカンドシート
40 :バックシート
50 :サイドシート
60 :圧搾部
60H :高圧搾部
60L :低圧搾部
60N :非圧搾部
65 :想起圧搾部
65H :想起高圧搾部
65L :想起低圧搾部
70 :粘着部
100 :冷感層
200 :包装体
250 :包装シート
255 :包装想起情報
CR :着色領域
FL1 :折り目
FL2 :折り目
IR :内側領域
OR :外側領域
S1 :前側域
S2 :後側域
S3 :中央域
1R :第1前後領域
2R :第2前後領域
3R :第3前後領域
SR :周囲領域
T1 :肌面側
T2 :非肌面側
5 :想起情報
20 :吸収体
30 :トップシート
35 :セカンドシート
40 :バックシート
50 :サイドシート
60 :圧搾部
60H :高圧搾部
60L :低圧搾部
60N :非圧搾部
65 :想起圧搾部
65H :想起高圧搾部
65L :想起低圧搾部
70 :粘着部
100 :冷感層
200 :包装体
250 :包装シート
255 :包装想起情報
CR :着色領域
FL1 :折り目
FL2 :折り目
IR :内側領域
OR :外側領域
S1 :前側域
S2 :後側域
S3 :中央域
1R :第1前後領域
2R :第2前後領域
3R :第3前後領域
SR :周囲領域
T1 :肌面側
T2 :非肌面側
Claims (12)
- 冷感剤を有する吸収性物品であって、
前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、前記前後方向及び前記幅方向に直交する厚さ方向と、
吸収体と、
前記吸収体よりも肌面側に配置されているトップシートと、を備え、
前記トップシート側から緑色に視認可能である着色領域を有する吸収性物品。 - 前記着色領域は、着用者の肌に対向する前記トップシートに設けられた着色部である、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記着色領域は、着用者の肌に対向する前記トップシートよりも非肌面側に設けられた着色部である請求項1に記載の吸収性物品。
- 少なくとも前記トップシートと前記着色部とが前記厚さ方向に圧縮された圧搾部を有し、
前記厚さ方向の平面視において、前記着色領域には、前記圧搾部と前記厚さ方向に圧縮されていない非圧搾部とが配置されている請求項2又は3に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性物品は、包装シートにより個別に包装されており、
前記包装シートを開封する前において、前記包装シートを介して前記着色領域を視認可能である請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収体よりも非肌面側に配置されているバックシートを備え、
前記バックシート側から前記着色領域を視認可能である請求項1から5のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性物品には、冷感を想起可能である文字、色又はデザインの少なくともいずれかからなる想起情報が表示されており、
前記想起情報を前記トップシート側、又は前記吸収体よりも非肌面側に配置されているバックシート側の少なくとも一方から視認可能である請求項1から6のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記想起情報を構成する前記色は、前記着色領域が視認される前記緑色と異なる色である請求項7に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品は、包装シートに個別に包装されており、
前記包装シートには、冷感を想起可能である文字、色又はデザインの少なくとも一方からなる包装想起情報が表示されており、
前記包装シートを開封する前において、前記包装想起情報を視認可能である請求項1から8のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記着色領域の周囲の領域であり、かつ前記トップシート側から視認可能である周囲領域を有し、
前記厚さ方向の平面視において、前記着色領域と前記周囲領域との色差は、2以上である請求項1から9のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記着色領域は、前記吸収性物品を構成する部材に設けられた着色部であり、
前記部材の全ての領域に着色部が設けられている請求項1から10のいずれか1項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性物品は、包装シートに個別に包装されており、
前記包装シートには、前記緑色を想起可能である文字、色又はデザインの少なくともいずれかからなる緑想起情報が表示されており、
前記包装シートを開封する前において、前記緑想起情報を視認可能である請求項1から11のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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