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JP3209120B2 - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JP3209120B2
JP3209120B2 JP28969496A JP28969496A JP3209120B2 JP 3209120 B2 JP3209120 B2 JP 3209120B2 JP 28969496 A JP28969496 A JP 28969496A JP 28969496 A JP28969496 A JP 28969496A JP 3209120 B2 JP3209120 B2 JP 3209120B2
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JP
Japan
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pressure sensor
electrode
package body
lid
concave portion
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JP28969496A
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JPH1062282A (ja
Inventor
貞幸 角
茂成 高見
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力を検出し電気
的信号に変換する圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来例に係る圧力センサを示す
略断面図である。8は、パッケージ本体で、その上部に
センサチップ3を収納するための凹部8aが形成され、
その凹部8aの底面には、圧力導入孔8bが形成されて
いる。また、9はパッケージ本体1と同時成型されたリ
ードフレームである。更に、5はセンサチップ3の表面
に形成された電極3bとリードフレーム9とを接続する
ワイヤであり、10は凹部8aの開口を塞ぐようにパッ
ケージ本体8に接合された蓋体である。図7に示す圧力
センサでは、圧力導入孔8bを介して、外部の圧力がセ
ンサチップ3に形成されたダイアフラム3bの裏側面に
伝達されるように構成されている。
【0003】上述の圧力センサにおいては、パッケージ
本体8の側面からリードフレーム9がでる形状であり、
実装面積としてパッケージ本体8の横断面積以上のもの
が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の圧力センサにお
いては、パッケージ本体8の側面からリードフレーム9
がでる形状であり、実装面積としてパッケージ本体8の
横断面積以上のものが必要であった。
【0005】また、図8に示すように、基板に実装した
際に、シールド効果を持たせるために圧力センサをシー
ルド金属板11で覆うようにすると、パッケージ本体1
の小型化を行っても、実際の実装面積(占有面積)はそ
のシールド金属板11の占有面積となる。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、小型化が図れる圧力
センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
MID成形基板技術を用いて底面または側面に圧力導入
孔を有するように形成された凹部を有するパッケージ本
体と、該パッケージ本体の外周側面に形成された複数の
第一電極と、ダイヤフラムと該ダイヤフラム上に形成さ
れた第二電極とを有するセンサチップと、前記パッケー
ジ本体の開口を塞ぐ蓋体とを有して成り、前記凹部に前
記センサチップをダイボンディングし、前記第一電極と
前記第二電極とのワイヤボンディングを行い、前記セン
サチップ上面を樹脂で覆い、前記パッケージ本体の開口
を塞ぐように前記蓋体を接合することにより形成された
圧力センサにおいて、前記蓋体を金属で形成するととも
に、外周端部に障壁を有する箱型形状とし、さらに前記
蓋体の内面に前記第一電極との導通を防止するための絶
縁性材料を形成したことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の圧
力センサにおいて、前記蓋体の障壁の所望の位置に開口
部を形成し、前記パッケージ本体の外周側面における前
記開口部に対応する位置に突起部を形成し、前記突起部
を前記開口部に挿入することにより前記蓋体を前記パッ
ケージ本体に固定するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の圧力センサにおいて、前記蓋体の内面にお
いて、少なくとも前記ワイヤボンディングを行った際に
形成されるループ近傍及び前記第一電極近傍に、前記
縁性材料を形成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の圧力センサにおいて、前記パッケージ本体の
前記凹部を構成している壁面の対向する箇所の所望の箇
所を除去したことを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の圧力センサにおいて、複数の前記第一電極間
の内、隣接する電極間に障壁を形成したことを特徴とす
るものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の圧力センサにおいて、前記蓋体の障壁の内、
所望の部分に、延設させた延設部を設けたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載の圧力センサにおいて、前記凹部底面のダイボ
ンディングを行う箇所に、溝部を形成したことを特徴と
するものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7記載の圧力センサにおいて、前記凹部側壁の上面
に、前記第一電極に接続するようにワイヤボンディング
用パッド部を形成したことを特徴とするものである。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求
項8記載の圧力センサにおいて、前記センサチップを前
記凹部底面にダイボンディングした際の前記センサチッ
プ上面の位置を、前記凹部側壁の上面よりも高い位置と
なるようにしたことを特徴とするものである。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項1乃至請
求項9記載の圧力センサにおいて、前記パッケージ本体
の外周面において、前記凹部底面に対向する面に、前記
第一電極と接続するように第三電極を形成したことを特
徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る圧力センサを示す模式図であり、(a)は側面か
ら見た状態を示す略側面図であり、(b)は側面から見
た状態を示す略断面図であり、(c)は下面から見た状
態を示す略平面図であり、図2は、本実施形態に係る圧
力センサの分解斜視図であり、図3は、本実施形態に係
るMID成形基板技術を用いて形成された成形樹脂基板
2を示す略斜視図であり、図4は、本実施形態に係るパ
ッケージ本体1の電解メッキ方法を示す模式図である。
本実施形態係る圧力センサの製造工程としては、樹脂成
形〜メッキ〜切断〜チップ実装である。なお、切断とチ
ップ実装とは工程が逆になることがある。
【0018】本実施形態おいては、先ず、図3に示すよ
うに、MID(Mold Interconnection Device)成形
基板技術を用いて、ガラス台座4を介してセンサチップ
3をダイボンディングするための複数の凹部1aと、凹
部1aの底面に形成された圧力導入孔1bと、凹部1a
を介して略対向するように形成された複数のスルーホー
ル1cとを有する成形樹脂基板2を樹脂成形し、凹部1
aの側壁上面,スルーホール1cの内面,隣接するスル
ーホール1c間及び成形樹脂基板2における凹部1aの
底面に対向する面とに、電解メッキを行うための給電配
線2aを形成し、給電配線2aに給電を行うことにより
銅メッキから成る電極1dを形成する。そして、A−
A’面及びB−B’面で切断を行うことにより、隣接す
る電極1d間に障壁1eを有するパッケージ本体1を形
成する。
【0019】続いて、パッケージ本体1の凹部1aの底
面に、ガラス台座4に接合されたセンサチップ3を角錐
コレット等(図示せず)を用いてダイボンドペースト等
によりダイボンディングを行う。このとき、センサチッ
プ3の上面の位置が、凹部1aの側壁上面の位置よりも
高い位置となるようにセンサチップ3が配置されてい
る。なお、本実施例に係るセンサチップ3は、単結晶シ
リコン基板の裏面の所望の位置を、水酸化カリウム(K
OH)水溶液等のアルカリ系のエッチャントを用いて異
方性エッチングを行うことにより薄肉部より成るダイヤ
フラム3aを形成し、ダイヤフラム3a上に電極3bが
形成された構成である。
【0020】次に、電極3bと凹部1aの側壁上面に形
成された電極1dとを、ワイヤボンド治具(図示せず)
を用いてワイヤ5によりワイヤボンディングを行い、セ
ンサチップ3のワイヤボンディングを行った面上にシリ
コン樹脂6を塗布してセンサチップ3の表面を保護して
いる。
【0021】ここで、本実施形態においては、パッケー
ジ本体1の開口を塞ぐ部材として、端部を折り曲げるこ
とにより障壁7aを形成して成る箱型形状の金属フタ7
を形成し、パッケージ本体1における凹部1aが形成さ
れた部分を金属フタ7で覆うように、パッケージ本体1
と金属フタ7とを接合して圧力センサを製造する。な
お、金属フタ7の内面全体あるいはワイヤ5及び電極1
dの近傍には、絶縁性の塗料またはテープ等が付けられ
ており、ワイヤ5及び電極1dと金属フタ7とが接触し
て導通してしまうのを防止している。また、金属フタ7
の障壁7aには、延設された延設部としての実装用端子
7bが形成されており、基板に実装する際には、基板の
状態に合わせて実装用端子7bを折り曲げたり等して実
装する。
【0022】従って、本実施形態においては、凹部1a
の底面にガラス台座4を介してセンサチップ3をダイボ
ンディングした際のセンサチップ3の上面を、凹部1a
の側壁上面の位置よりも高い位置としたので、角錐コレ
ットを用いてダイボンディングを行うことができ、セン
サチップ3の位置精度が高くなって、パッケージ本体1
の外壁寸法を決定するセンサチップダイボンドクリアラ
ンスを縮小することができるとともに、ワイヤボンド治
具やダイボンド治具がパッケージ本体1内に侵入するた
めの面積が削減できる。
【0023】また、金属フタ7を箱型形状とし、パッケ
ージ本体1における凹部1aの部分を覆うように金属フ
タ7とパッケージ本体1とを接合したので、金属フタ7
によりパッケージ本体1の開口を塞いで粉塵等を防止す
る効果と、シールド効果とを兼用することができ、基板
への実装の際の占有面積を小さくすることができる。
【0024】また、電極1dをパッケージ本体1の裏面
に形成するようにしたので、基板への実装時に、実装す
ると同時に基板上に形成されたパターンと電極1dとの
導通をとることができる。
【0025】また、電極1dが凹部1aの側壁上面に形
成されているので、ワイヤボンディングを容易に行うこ
とができる。
【0026】更に、隣接する電極1d間には、障壁1e
が形成されているので、隣接する電極1dが導通してし
まうのを防止することができる。
【0027】なお、本実施形態においては、凹部1aの
平らな底面にガラス台座4を介してセンサチップ3をダ
イボンディングするようにしたが、これに限定される必
要はなく、例えば、凹部1aの底面に溝を形成するよう
にすれば、ダイボンドクリアランスを小さくすることで
生じるダイボンドペーストの這い上がり(凹部1aの側
壁内面とセンサチップ3の外壁との隙間が狭いことか
ら、ダイボンドペーストの余剰分の逃げ道がないため、
ダイボンドペーストが少しでも余剰すると、センサチッ
プ3の表面に這い上がる現象)に対し、溝部8を設ける
ことによるペースト体積増加を図ることで、ダイボンド
ペーストの這い上がりを防止することができるともに、
パッケージ本体1を基板に実装する際に生じる熱応力を
緩和することができる。
【0028】また、凹部1aにおける側壁の対向する箇
所の所望の箇所を除去するようにすれば、パッケージ本
体1を基板に実装する際に生じる熱応力を緩和すること
ができる。
【0029】また、図5に示すように、金属フタ7の障
壁の所望の位置に開口部7cを形成し、パッケージ本体
1における外周側面の開口部7cに対応する位置に突起
部1fを形成し、突起部1fを開口部7cに挿入するよ
うにすれば、金属フタ7がパッケージ本体1から外れる
のを防止することができる。
【0030】更に、本実施形態においては、凹部1aの
横断面形状として四角形のものを形成したが、これに限
定される必要はなく、凹部の横断面形状として円形のも
のを形成するようにしても良い。
【0031】また、本実施形態においては、圧力導入孔
1bを凹部1aの底面に形成するようにしたが、これに
限定される必要はなく、例えば、図6に示すように、圧
力導入孔1bを凹部1aの側面に形成するようにしても
良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、MID成形基板
技術を用いて底面または側面に圧力導入孔を有するよう
に形成された凹部を有するパッケージ本体と、パッケー
ジ本体の外周側面に形成された複数の第一電極と、ダイ
ヤフラムとダイヤフラム上に形成された第二電極とを有
するセンサチップと、パッケージ本体の開口を塞ぐ蓋体
とを有して成り、凹部にセンサチップをダイボンディン
グし、第一電極と第二電極とのワイヤボンディングを行
い、センサチップ上面を樹脂で覆い、パッケージ本体の
開口を塞ぐように蓋体を接合することにより形成された
圧力センサにおいて、蓋体を金属で形成するとともに、
外周端部に障壁を有する箱型形状とし、さらに前記蓋体
の内面に前記第一電極との導通を防止するための絶縁性
材料を形成したので、蓋体によりパッケージ本体の開口
を塞いで粉塵等を防止する効果と、シールド効果とを兼
用することができ、基板への実装の際の占有面積を小さ
くすることができ、小型化が図れる圧力センサを提供す
ることができた。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項1記載の圧
力センサにおいて、蓋体の障壁の所望の位置に開口部を
形成し、パッケージ本体の外周側面における開口部に対
応する位置に突起部を形成し、突起部を開口部に挿入す
ることにより蓋体をパッケージ本体に固定するようにし
たので、蓋体がパッケージ本体から外れるのを防止する
ことができる。
【0034】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の圧力センサにおいて、蓋体の内面におい
て、少なくともワイヤボンディングを行った際に形成さ
れるループ近傍及び第一電極近傍に、前記絶縁性材料を
形成したので、ループ及び第一電極と蓋体とが接触して
導通してしまうのを防止している。
【0035】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の圧力センサにおいて、パッケージ本体の凹部
を構成している壁面の対向する箇所の所望の箇所を除去
したので、パッケージ本体を基板に実装する際に生じる
熱応力を緩和することができる。
【0036】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の圧力センサにおいて、複数の第一電極間の
内、隣接する電極間に障壁を形成したので、隣接する第
一電極が導通してしまうのを防止することができる。
【0037】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の圧力センサにおいて、蓋体の障壁の内、所望
の部分に、延設させた延設部を設けたので、基板に実装
する際に、基板の状態に合わせて延設部を折り曲げたり
等して実装することができる。
【0038】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載の圧力センサにおいて、凹部底面のダイボンデ
ィングを行う箇所に、溝部を形成したので、ダイボンド
クリアランスを小さくすることで生じるダイボンドペー
ストの這い上がりに対し、溝部を設けることによるペー
スト体積増加を図ることで、ダイボンドペーストの這い
上がりを防止することができるともに、パッケージ本体
を基板に実装する際に生じる熱応力を緩和することがで
きる。
【0039】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7記載の圧力センサにおいて、凹部側壁の上面に、第
一電極に接続するようにワイヤボンディング用パッド部
を形成したので、ワイヤボンディングを容易に行うこと
ができる。
【0040】請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求
項8記載の圧力センサにおいて、センサチップを凹部底
面にダイボンディングした際のセンサチップ上面の位置
を、凹部側壁の上面よりも高い位置となるようにしたの
で、角錐コレットを用いてダイボンディングを行うこと
ができ、センサチップの位置精度が高くなって、パッケ
ージ本体の外壁寸法を決定するセンサチップダイボンド
クリアランスを縮小することができるとともに、ワイヤ
ボンド治具やダイボンド治具がパッケージ本体内に侵入
するための面積が削減できる。
【0041】請求項10記載の発明は、請求項1乃至請
求項9記載の圧力センサにおいて、パッケージ本体の外
周面において、凹部底面に対向する面に、第一電極と接
続するように第三電極を形成したので、基板への実装時
に、実装すると同時に基板上に形成されたパターンと電
極との導通をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧力センサを示す模
式図であり、(a)は側面から見た状態を示す略側面図
であり、(b)は側面から見た状態を示す略断面図であ
り、(c)は下面から見た状態を示す略平面図である。
【図2】本実施形態に係る圧力センサの分解斜視図であ
る。
【図3】本実施形態に係るMID成形基板技術を用いて
形成された成形樹脂基板を示す略斜視図である。
【図4】本実施形態に係るパッケージ本体の電解メッキ
方法を示す模式図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る圧力センサを示す
模式図であり、(a)は側面から見た状態を示す略側面
図であり、(b)は金属フタ7を外した状態の上面から
見た状態を示す略平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る圧力センサの分解
斜視図である。
【図7】従来例に係る圧力センサを示す略断面図であ
る。
【図8】従来例に係る圧力センサの基板に実装した状態
を示す略断面図である。
【符号の説明】
1 パッケージ本体 1a 凹部 1b 圧力導入孔 1c スルーホール 1d 電極 1e 障壁 1f 突起部 2 成形樹脂基板 2a 給電配線 3 センサチップ 3a ダイヤフラム 3b 電極 4 ガラス台座 5 ワイヤ 6 シリコン樹脂 7 金属フタ 7a 障壁 7b 開口部 7c 実装用端子 8 パッケージ本体 8a 凹部 8b 圧力導入孔 9 リードフレーム 10 蓋体 11 シールド金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−97030(JP,A) 特開 昭61−184435(JP,A) 特開 平5−346361(JP,A) 特開 平6−21482(JP,A) 特開 平7−174654(JP,A) 特開 平5−149815(JP,A) 特開 平7−234244(JP,A) 実開 平2−55145(JP,U) 実開 平1−131138(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/04 H01L 29/84

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MID成形基板技術を用いて底面または
    側面に圧力導入孔を有するように形成された凹部を有す
    るパッケージ本体と、該パッケージ本体の外周側面に形
    成された複数の第一電極と、ダイヤフラムと該ダイヤフ
    ラム上に形成された第二電極とを有するセンサチップ
    と、前記パッケージ本体の開口を塞ぐ蓋体とを有して成
    り、前記凹部に前記センサチップをダイボンディング
    し、前記第一電極と前記第二電極とのワイヤボンディン
    グを行い、前記センサチップ上面を樹脂で覆い、前記パ
    ッケージ本体の開口を塞ぐように前記蓋体を接合するこ
    とにより形成された圧力センサにおいて、前記蓋体を金
    属で形成するとともに、外周端部に障壁を有する箱型形
    状とし、さらに前記蓋体の内面に前記第一電極との導通
    を防止するための絶縁性材料を形成したことを特徴とす
    る圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の障壁の所望の位置に開口部を
    形成し、前記パッケージ本体の外周側面における前記開
    口部に対応する位置に突起部を形成し、前記突起部を前
    記開口部に挿入することにより前記蓋体を前記パッケー
    ジ本体に固定するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の内面において、少なくとも前
    記ワイヤボンディングを行った際に形成されるループ近
    傍及び前記第一電極近傍に、前記絶縁性材料を形成した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の圧力セ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 前記パッケージ本体の前記凹部を構成し
    ている壁面の対向する箇所の所望の箇所を除去したこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の圧力センサ。
  5. 【請求項5】 複数の前記第一電極間の内、隣接する電
    極間に障壁を形成したことを特徴とする請求項1乃至請
    求項4記載の圧力センサ。
  6. 【請求項6】 前記蓋体の障壁の内、所望の部分に、延
    設させた延設部を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項5記載の圧力センサ。
  7. 【請求項7】 前記凹部底面のダイボンディングを行う
    箇所に、溝部を形成したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項6記載の圧力センサ。
  8. 【請求項8】 前記凹部側壁の上面に、前記第一電極に
    接続するようにワイヤボンディング用パッド部を形成し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の圧力セ
    ンサ。
  9. 【請求項9】 前記センサチップを前記凹部底面にダイ
    ボンディングした際の前記センサチップ上面の位置を、
    前記凹部側壁の上面よりも高い位置となるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項8記載の圧力セン
    サ。
  10. 【請求項10】 前記パッケージ本体の外周面におい
    て、前記凹部底面に対向する面に、前記第一電極と接続
    するように第三電極を形成したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項9記載の圧力センサ。
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