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JP3206664U - 包装箱用トレイ - Google Patents

包装箱用トレイ Download PDF

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JP3206664U
JP3206664U JP2016003439U JP2016003439U JP3206664U JP 3206664 U JP3206664 U JP 3206664U JP 2016003439 U JP2016003439 U JP 2016003439U JP 2016003439 U JP2016003439 U JP 2016003439U JP 3206664 U JP3206664 U JP 3206664U
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純市 森田
純市 森田
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Abstract

【課題】包装箱に対する出し入れを容易にすることができる包装箱用トレイを提供する。【解決手段】包装箱用トレイ1は、天板11、第1側板13、第2側板、底板17、取手部、第1及び第2フラップ21,23、及び、糊代25を備えている。天板11、第1側板13、第2側板及び底板17が側壁37A,37Bを除く包装箱5の内壁に倣った形状にすることで、各板が包装箱5の内壁に近接乃至当接し、内壁に沿って案内され、適切に出し入れができる。また、第1側板13及び第2側板は、正面視で台形状をなして、平行な二辺のうちの長辺が天板11に接し、短辺が底板17に接することにより、包装箱5の側壁37Bに対向する面が斜面となるので、包装箱用トレイ1が包装箱5に収納された状態で、底板17の側壁37Bと対向する辺が開閉蓋から離間して包装箱5の奥方に位置することとなる。これにより、包装箱用トレイ1と側壁37Bのフラップ39との干渉を防ぐことができる。【選択図】図6

Description

本考案は、開閉蓋を備えた包装箱に対して出し入れ可能な、包装箱用トレイに関するものである。
従来から、包装箱に対して、収納品の出し入れを円滑に行うと共に、包装箱内での収納品の収まりを良くするために、トレイが用いられている。例えば、特許文献1には、開閉蓋を備えた直方体の包装箱に対して、収納品を保持する保持孔が形成された、断面視三角形状のトレイを備えた包装用容器が開示されている。
実用新案登録第3186621号
しかしながら、上記特許文献1に記載された包装用容器では、フラップを有する開閉蓋を備える包装箱にトレイを収納する際に、トレイの底部が包装箱の開閉蓋のフラップと干渉してしまい、トレイを包装箱内へと収納した後開閉蓋を閉めることが容易でないという問題がある。また、トレイは、包装箱に収納した際、包装箱の内壁に当接して箱内での位置の安定化が図れる反面、包装箱からトレイを取り出すことが難しいという問題がある。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的にするところは、包装箱への収納と取り出しが容易な包装箱用トレイを提供することにある。
(考案の態様)
以下の考案の態様は、本考案の態様を例示するものであり、本考案の多様な構成要素の理解を容易にするために、項分けして説明するものである。なお、以下の各項は、本考案の技術的範囲を限定するものではなく、本考案を実施する最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加した態様についても、本考案の一態様になり得るものである。
(1)直方体をなし対向する一対の側壁がフラップを有する開閉蓋として構成された包装箱に対し、出し入れ可能な包装箱用トレイであって、
天板、底板及び一対の側板を有し、
前記一対の側板は、正面視で台形状をなし、平行な二辺のうちの長辺が前記天板に接し、短辺が前記底板に接しており、前記天板に収納品を保持する保持孔が形成されている包装箱用トレイ(請求項1)。
本項に係る包装箱用トレイは、天板、底板及び一対の側板が、内壁に沿って案内され、適切に出し入れが可能となる。また、包装箱用トレイの一対の側板は、平行な二辺のうちの長辺が天板に接し、短辺が底板に接した正面視で台形状をなすことにより、包装箱の開閉蓋に対向する面が斜面となる。これにより、包装箱用トレイが包装箱に収納された状態で、包装箱用トレイの底板の包装箱の開閉蓋と対向する辺が、当該開閉蓋から離間して包装箱の奥方に位置することとなる。このため、包装箱の開閉蓋を閉じた状態でも、包装箱用トレイと開閉蓋のフラップとの干渉を防ぐフラップの逃げ代が構成され、フラップを包装箱内に容易に収納することができる。更に、包装箱用トレイの天板には、収納品(例えば、開口に沿ってフランジ部が形成されたハット状のカップ容器等)を保持するための保持孔が設けられている。保持孔は収納品の外形に倣った形に形成することで、収納品を保持孔に嵌め込んで、安定して保持することが可能となる。当該保持孔に保持された収納品は、通常その上方部分(前記ハット状のカップ容器の場合は、当該フランジ部の厚さの分だけ)が保持孔より上に突き出ることになる。その突き出る高さ分、天板と包装箱の天面内壁とは離間するように、包装箱用トレイの高さは設定される。このスペースが確保されているため、包装箱用トレイの天板は、包装箱の開閉蓋を閉めた場合でも、フラップと干渉することはない。
(2)上記(1)項において、前記天板に形成された保持孔が複数である包装箱用トレイ(請求項2)。
本項に係る包装箱用トレイでは、収納品(例えば、フランジ部が形成されたハット状のカップ容器等)の外形状に倣った保持孔を形成することで、収納品を保持孔に嵌め込み、収納品を安定して保持することが可能となる。保持孔は収納される収納品の数に応じて設けることができる。本項の考案においては、複数の保持孔が設けられる。
(3)上記(1)又は(2)項において、前記天板又は前記底板の少なくとも一方に、前記包装箱に収容された状態で、前記開閉蓋に対向する辺に延設された取手部を備える包装箱用トレイ(請求項3)。
本項に係る包装箱用トレイでは、包装箱に収容された状態で、包装箱の開閉蓋を構成する一対の側壁の一方側に対向するように、天板又は底板から延びる取手部を備える。これにより、包装箱の開閉蓋を開放して包装箱から包装箱用トレイを取り出す際、使用者は、取手部を把持して包装箱から引き出すことで、包装箱用トレイを容易に取り出すことが可能となる。
(4)上記(1)乃至(3)項のいずれかの項において、前記天板及び前記底板の各々から折り曲げ可能に延設され、互いに組み合うフラップを備える包装箱用トレイ(請求項4)。
本項に係る包装箱用トレイでは、天板及び底板の各々から折り曲げ可能に延びるフラップを組合せることにより、包装箱用トレイの立体形状、すなわち、断面視四角形状を維持させる機能を補強することが可能となる。これにより、包装箱用トレイは、包装箱内の内壁に倣った形状が維持され、包装箱の内壁との不用意な接触が防がれ、包装箱に対する出し入れが円滑に行える。また、取り出された包装箱用トレイは、その天板が上から押圧されても、これに抗して立体形状を維持することが可能となる。なお、当該フラップは、天板と底板の一方のみに延設されていてもよいし、両方に延設されていてもよい。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかの項において、前記天板に形成された前記保持孔と、前記天板と前記一対の側板との接辺とを繋ぐ切り欠きを備える包装箱用トレイ(請求項5)。
本項に係る包装箱用トレイでは、天板に、収納品(例えば前記カップ容器等)の形状に倣った保持孔と、天板と一対の側板との接辺とを繋ぐ切り欠きが形成されていることから、使用者は、切り欠きに指先等を差し込んで、収納品を天板から引き上げることで、収納品の取出しが容易になる。更に、切り欠きにより天板と側板との接辺における曲げ剛性が下がり、包装工程における包装機械(カートナー)等による包装箱用トレイの組立ての際の天板と側板との折り畳みが容易になる。なお、この折り畳みをより容易にするために、当該天板と側板の接辺(切り欠きのない部分)に、切り込みを設けることも可能である。
本考案は、以上のように構成したことにより、包装箱に対する包装箱用トレイの出し入れを容易に行うことができる。
本考案の一実施形態に係る包装箱用トレイの展開図である。 図1の包装箱用トレイの斜視図である。 図1の包装箱用トレイの平面図である。 図3のA−A線に沿った包装箱用トレイの断面図である。 包装箱から包装箱用トレイを引き出した状態の斜視図である。 図5のA’−A’線に沿った断面図であって、包装箱に包装箱用トレイを完全に収納した状態を示したものである。
以下、本考案の一実施形態に係る包装箱用トレイの構成を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。なお、便宜上、図1における矢印Xを長手方向Xと、図1における矢印Yを短手方向Yとそれぞれ定義する。
本考案の包装箱用トレイ1は、収納品3を保持しつつ、包装箱5から出し入れ可能に収納されるものである。収納品3の形状は特に限定されるものではないが、フランジ部が形成されたハット状のカップ容器(図5及び図6参照)や、円柱状あるいは逆円錐台状のもの等が想定される。この包装箱用トレイ1は、天板11と、第1側板13と、第2側板15と、底板17と、取手部19と、第1フラップ21(フラップ)と、第2フラップ23(フラップ)と、糊代25と、を備えている。
天板11は、平面視で略矩形をなし、両長辺(長手方向Xに延びる辺)に折り線27a,27b(図1の破線参照)を介して第1及び第2側板13,15が連設され、一方の短辺(短手方向Yに延びる辺)に折り線27c(図1の破線参照)を介して取手部19が連設され、他方の短辺に折り線27d(図1の破線参照)を介して第1フラップ21が連設されている(図1参照)。また、天板11には、並列に配置された、収納品3の形状に倣った1つ又は複数の保持孔29(図1では、7つ)と、第1及び第2側板13,15との接辺とを繋ぐ切り欠き31と、が形成されている。取手部19は、平面視で山形状等の把持しやすい形状をなし、使用者が包装箱用トレイ1を包装箱5から取り出す際に把持するものであり、長手方向Xの外側、すなわち、包装箱5の開閉蓋を構成する一方の側壁37Aに向かって(図5参照)、天板11の一方側(図1及び図2では、右側)の側辺に折り曲げ可能に延設されている(図2の二点鎖線の折り曲げられた状態図参照)。第1フラップ21は、包装箱5の他方の側壁37Bに向かって(図5参照)、天板11の他方側(図1及び図2では、左側)の側辺に折り曲げ可能に延設され(図6参照)、基部33aと、長手方向Xに突出する突出部33bと、を備えている。
第1側板13は、平面視で台形状をなし、平行な二辺のうちの長辺13aが折り線27aを介して天板11に連接され、また、図2に示される組立てられた状態で短辺13bが糊代25を介して底板17に連接されている。そして、長辺13a及び短辺13bを繋ぐ側辺13c,13dのうち一方の側辺13cのみが斜辺を形成するものである(図1参照)。第2側板15は、平面視で台形をなし、平行な二辺のうち長辺15aが折り線27bを介して天板11に連接され、短辺15bが折り線27e(図1の破線参照)を介して底板17に連接されている。そして、長辺15a及び短辺15bを繋ぐ側辺15c,15dがいずれも斜辺を形成するものである(図1参照)。第1側板13及び第2側板15は、包装箱用トレイ1が組み立てられたときは、正面視でそれぞれ台形状の形状をなすことになる(図2参照)。
底板17は、平面視で矩形状をなし、折り線27e(すなわち、第2側板15の短辺15b)を介して第2側板15と連接された長辺の反対側の長辺が折り線27f(図1の破線参照)を介して糊代25に連設されている。また、底板17の短辺の一方(図1の左側の短手方向に延びる辺)には、折り線27g(図1の破線参照)を介して第2フラップ23が連設されている。更に、底板17は、短手方向Y(すなわち短辺)の長さが天板11の短手方向Y(すなわち短辺)の長さと同じであるが、長手方向X(すなわち長辺)の長さが天板11の長手方向X(すなわち長辺)の長さよりも短く、天板11の面積より小さい面積(保持孔29がないとした場合。以下同じ)で形成されている(図1参照)。第2フラップ23は、平面視で略矩形をなし、折り線27gとの反対側の辺が凹状をなすことにより、基部35aと、この基部35aの両側から長手方向Xに延びる一対の突出部35b,35cとを備え、凹部35dが形成される。第2フラップ23の凹部35dには、第1フラップ21の突出部33bが組み合わされる(図6参照)。
糊代25は、平面視で台形状をなし、長辺が折り線27fを介して底板17に連接されている(図1参照)。糊代25の表面(図1の紙面の手前側の面)は、包装箱用トレイ1を組み立てる際、第1側板13の裏面(図1の紙面の奥側の面)に接着される(図2参照)。
次に、収容品3及び包装箱5について、図5及び6に基づいて説明する。
収納品3は、例えば、液状の内容物(図示せず)を収容するものであり、ハット状の有底カップ容器である。この収納品3は、収納本体部3aと、蓋部3bと、を備えている。容器本体部3aは、上縁にフランジ部3cが形成されている。蓋部3bは、収納本体部3aの開口部(図示せず)を覆って、内容物が漏れないようにシールするものである。
包装箱5は、図5及び6に示すように、包装箱用トレイ1を収容するものであり、直方形体の箱である。この包装箱5は、開閉可能な一対の側壁37A,37B(開閉蓋)を備えており、一対の側壁37A,37Bは、それぞれフラップ39を有している。
次に、本実施形態の包装箱用トレイ1の組立てについて、図1〜図4を参照して説明する。
まず、天板11、第1及び第2側板13,15、底板17及び糊代25を互いに対して直角になるように、各折り線27a,27b,27e,27fに沿って折り曲げる。その後、接着剤によって糊代25の表面を第1側板13の裏面に接着させて、角筒状に形成する。
そして、取手部19及び第1及び第2フラップ21,23を各折り線27c,27d,27gに沿って折り曲げる。このとき、第1フラップ21の突出部33bを、第2フラップ23の凹部35dから第2フラップ23の裏面側に挿入する。また、第2フラップ23の一対の突出部35b,35cを、第1フラップ21の突出部33bを挟むようにして、第1フラップ21の裏面側に挿入する(図6参照)。これにより、第1フラップ21と第2フラップ23とが係合し、包装箱用トレイ1の組立てが完了する。
次に、本実施形態の包装箱用トレイ1の使用方法について、図5及び図6を参照して説明する。
図5を参照して、まず、包装箱用トレイ1を包装箱5から取出す場合には、使用者は、包装箱5の側壁37A(開閉蓋)を開き、折り畳まれた取手部19を把持して、長手方向Xに引張り、収容品3が外部に露出するまで引き出す。このとき、包装箱用トレイ1は、包装箱3の内壁に沿って案内されながら引き出される。そして、使用者は、必要とするだけの収容品3を包装箱用トレイ1の保持孔29から取り出す。
包装箱用トレイ1を包装箱5内に収容する場合、第1及び第2フラップ21,23を包装箱5の側壁37B(開閉蓋)に対向するように、第1及び第2フラップ21,23の面を先頭にして、包装箱用トレイ1を包装箱5内に向かって押込む。このとき、包装箱用トレイ1の側壁37Bに対向する面は、斜面となっているので(図6参照)、底板17の側壁37Bとの対向辺が、側壁37Bから離間して包装箱5の奥方に位置しており、包装箱用トレイ1とフラップ39との間に空間41(逃げ代)が形成され、包装箱用トレイ1とフラップ39との干渉が避けられる。そして、包装箱用トレイ1が完全に収容された状態で、広げられた取手部19を折り畳み、開いている側壁37Aを閉じる。
上記構成を有する本考案の一実施形態の包装箱用トレイ1によると、天板11、一対の側板13,15及び底板17が開閉蓋を構成する一対の側壁37A,37Bを除く包装箱5の内壁に倣った断面視で四角形をなすことで、天板11、一対の側板13,15及び底板17が包装箱5の内壁に近接乃至当接し、内壁に沿って案内され、適切に出し入れされるものとなる。
また、包装箱用トレイ1によると、包装箱用トレイ1の第1及び第2側板13,15は、長辺が天板11に接し、短辺が底板17に接した正面視で台形状をなすことにより、包装箱5の側壁37A,37Bに対向する面が斜面となる。このため、包装箱用トレイ1が包装箱5に収納された状態で、底板17の側壁37Bと対向する辺が、側壁37Bから離間して包装箱5の奥方に位置することとなる。これにより、包装箱用トレイ1と側壁37Bとの間に空間41が形成され、包装箱用トレイ1と側壁37Bのフラップ39との干渉を防ぎ、フラップ39を包装箱5内に容易に収納することが可能となる。
更に、包装箱用トレイ1によると、包装箱用トレイ1の天板11の面積は、底板17の面積より大きくなるため、例えば、開口に沿ってフランジ部3cが形成されたハット状の収納品3を保持した際、天板11にフランジ部3cを載置するスペースを確保しつつ、底板17にフラップ39の逃げ代(空間41)が構成されるものとなる。
また、包装箱用トレイ1は、天板11に収納品3の外形状に倣った保持孔29を形成することで、収納品3を保持孔29に嵌め込み、収納品3を安定して保持するものとなる。
また、包装箱用トレイ1は、包装箱5に収容された状態で、包装箱5の開閉蓋を構成する一対の側壁37A,37Bの一方側に対向するように、天板の側辺に延設された取手部19を備えることから、側壁37Aを開放した状態で包装箱5の開口に取手部19が配置されることとなる。これにより、包装箱5から包装箱用トレイ1を取り出す際、使用者は、取手部19を把持して包装箱5から引き出すことで、包装箱用トレイ1を容易に取り出すことが可能となる。
また、包装箱用トレイ1は、第1フラップ21と第2フラップ23とを組合せることにより、包装箱用トレイ1の立体形状、すなわち、断面視四角形状を自律的に維持する機能を補強することが可能となる。これにより、包装箱用トレイ1は、包装箱5内の内壁に倣った形状を維持して、包装箱5の内壁との不用意な接触を防ぎ、包装箱5に対する出し入れを円滑にすることが可能となる。
また、包装箱用トレイ1は、天板11に、収納品の形状に倣った保持孔29と、天板11と第1及び第2側板13,15との接辺とを繋ぐ切り欠き31が形成されていることから、使用者は、切り欠き31に指等を差し込んで、収納品3を天板11から引き上げることで、収納品11の取出しが容易となる。更に、保持孔29と切り欠き31とを繋げることで、天板11と第1及び第2側板13,15との接辺における曲げ剛性を意図的に下げ、包装工程時、包装機械(カートナー)等による包装箱用トレイ1の組立ての際の、天板11と第1及び第2側板13,15との折り畳みをし易くするものとなる。
なお、本実施形態に係る包装箱用トレイ1は、天板11の一方の短辺に取手部19を設けているが、底板17の一方の短辺に取手部19を設けるようにしてもよい。
また、天板11には、収納品を交互に並列に並べるように複数の保持孔29を設けているが、必要に応じて、保持孔29を直列に配置してもよい。また、保持孔は1つであってもよい。
更に、図示の例では、糊代25は平面視で台形をなしているが、他の形状、例えば、平面視で矩形をなしてもよい。
また、第1フラップ21は、天板11の短辺に連接され、第2フラップ23は、底板17の短辺に連接されているが、第1フラップ21を底板17の短辺に連接させ、第2フラップ23を天板11の短辺に連接させてもよい。また、第1及び第2フラップ21,23の代わりに、糊代を連接させた側板を天板11又は底板17の短辺に連接させて、糊代の表面を天板11又は底板17の裏面に接着させてもよく、又は、包装箱の開閉蓋に類似するフラップを天板11又は底板17の他方の短辺に連接させ、このフラップを包装箱の開閉蓋を閉じるのと同様に閉じることで、包装箱用トレイ1の組立て形状を自律的に維持させることとしてもよい。
更に、第1フラップ21の突出部33bを、第2フラップ23の凹部35dから第2フラップ23の裏面側に挿入し、第2フラップ23の一対の突出部35b,35cを第1フラップ21の裏面側に挿入して、第1フラップ21と第2フラップ23とを組合せているが、第1及び第2フラップ21,23を単に重ねあわせて、接着させてもよい。具体的には、第1及び第2フラップ21,23を平面視で単純な矩形、台形又は三角形等の形状をなして、かつ、両者の先端部に重ね代を設けて、この重ね代で両者を接着させてもよい。
1…包装箱用トレイ、3…収容品、5…包装箱、11…天板、13…第1側板(一対の側板)、15…第2側板(一対の側板)、17…底板、29…保持孔、37A…側壁(一対の側壁)、37B…側壁(一対の側壁)

Claims (5)

  1. 直方体をなし対向する一対の側壁がフラップを有する開閉蓋として構成された包装箱に対し、出し入れ可能な包装箱用トレイであって、
    天板、底板及び一対の側板を有し、
    前記一対の側板は、正面視で台形状をなし、前記側板の平行な二辺のうちの長辺は前記天板に接し、短辺は前記底板に接しており、
    前記天板に収納品を保持する保持孔が形成されていることを特徴とする包装箱用トレイ。
  2. 前記天板に形成された保持孔が複数であることを特徴とする請求項1に記載の包装箱用トレイ。
  3. 前記天板又は前記底板の少なくとも一方に、前記包装箱に収容された状態で、前記開閉蓋に対向する辺に延設された取手部を備えることを特徴する請求項1又は2に記載の包装箱用トレイ。
  4. 前記天板及び前記底板の各々から折り曲げ可能に延設され、互いに組み合うフラップを備えることを特徴する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の包装箱用トレイ。
  5. 前記天板に形成された前記保持孔と、前記天板と前記一対の側板との接辺とを繋ぐ切り欠きを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装箱用トレイ。
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