JP3205082B2 - 画像形成方法及び装置 - Google Patents
画像形成方法及び装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/485—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
- B41J2/505—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
- B41J2/5056—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements using dot arrays providing selective dot disposition modes, e.g. different dot densities for high speed and high-quality printing, array line selections for multi-pass printing, or dot shifts for character inclination
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2132—Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドの走査方向
にほぼ直交する方向に配設された複数の記録要素を備え
る記録ヘッドを走査して、入力した画像情報をもとに画
像を形成する画像形成方法及び装置に関するものであ
る。
にほぼ直交する方向に配設された複数の記録要素を備え
る記録ヘッドを走査して、入力した画像情報をもとに画
像を形成する画像形成方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】副走査方向に複数のノズルが配置されて
いるインクジェットヘッドをキャリッジに搭載し、その
キャリッジを主走査方向に走査して記録を行うインクジ
ェットプリンタが知られている。このようなインクジェ
ットヘッドを用いて記録を行うと、1回のキャリッジ走
査により、複数ラインの画像を同時に記録紙等の被記録
媒体上に形成することができる。このようにして記録さ
れた画像の記録幅は、一般にバンドと呼ばれている。
いるインクジェットヘッドをキャリッジに搭載し、その
キャリッジを主走査方向に走査して記録を行うインクジ
ェットプリンタが知られている。このようなインクジェ
ットヘッドを用いて記録を行うと、1回のキャリッジ走
査により、複数ラインの画像を同時に記録紙等の被記録
媒体上に形成することができる。このようにして記録さ
れた画像の記録幅は、一般にバンドと呼ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなイ
ンクジェットヘッドでは、例えば128個のノズルが約
60μm間隔に配置されており、どうしても各ノズルよ
りのインク吐出の精度にバラツキが発生する。このよう
な吐出精度のバラツキは、記録された画像における記録
濃度のムラとなって表われ、このような濃度ムラによ
り、記録画像の画像品位が低下するという問題があっ
た。
ンクジェットヘッドでは、例えば128個のノズルが約
60μm間隔に配置されており、どうしても各ノズルよ
りのインク吐出の精度にバラツキが発生する。このよう
な吐出精度のバラツキは、記録された画像における記録
濃度のムラとなって表われ、このような濃度ムラによ
り、記録画像の画像品位が低下するという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、このような濃度ムラを目立たなくするために、記録
ヘッドの1回の走査で形成可能な領域を、記録ヘッドの
1回の走査により形成する第1のモードと、複数の記録
要素を複数のブロックに分割し、各走査毎に使用するブ
ロックを切り換えて、その領域を記録ヘッドの複数回の
走査により形成する第2のモードとを選択して画像を形
成できる画像形成方法及び装置を提供することを目的と
する。
で、このような濃度ムラを目立たなくするために、記録
ヘッドの1回の走査で形成可能な領域を、記録ヘッドの
1回の走査により形成する第1のモードと、複数の記録
要素を複数のブロックに分割し、各走査毎に使用するブ
ロックを切り換えて、その領域を記録ヘッドの複数回の
走査により形成する第2のモードとを選択して画像を形
成できる画像形成方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録ヘッドの1回の走査で形成可能な領域に対応す
る画像情報の濃度が所定値以上である場合は、その領域
を1回の走査で形成し、画像情報の濃度が所定値未満で
ある場合は、その領域を複数回の走査で形成する画像形
成方法及び装置を提供することを目的とする。
で、記録ヘッドの1回の走査で形成可能な領域に対応す
る画像情報の濃度が所定値以上である場合は、その領域
を1回の走査で形成し、画像情報の濃度が所定値未満で
ある場合は、その領域を複数回の走査で形成する画像形
成方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は以下の様な構成を備える。即
ち、記録ヘッドの走査方向とは異なる方向に配設された
複数の記録要素を備える記録ヘッドを走査して、入力し
た画像情報をもとに画像を形成する画像形成装置であっ
て、前記記録ヘッドによる画像形成を制御する制御手段
を有し、前記制御手段は、前記記録ヘッドの1回の走査
で形成可能な領域を前記記録ヘッドの1回の走査により
形成する第1のモードと、前記複数の記録要素を複数の
ブロックに分割し、各走査毎に使用するブロックを切り
換えて、前記領域を前記記録ヘッドの複数回の走査によ
り形成する第2のモードとを実行可能で、前記領域に対
応する画像情報の濃度が所定値以上である場合は前記第
1のモードを選択し、前記領域に対応する画像情報の濃
度が所定値未満である場合は前記第2のモードを選択す
ることを特徴とする。上記目的を達成するために本発明
の画像形成装置は以下の様な構成を備える。即ち、記録
ヘッドの走査方向とは異なる方向に配設された複数の記
録要素を備える記録ヘッドを走査して、入力した画像情
報をもとに画像を形成する画像形成装置であって、前記
画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画
像を前記記録ヘッドの1回の走査により形成する第1の
形成手段と、前記複数の記録要素を複数のブロックに分
割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、前記
画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画
像を前記記録ヘッドの複数回の走査により形成する第2
の形成手段と、前記画像情報の濃度が所定値以上かどう
かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段により濃
度が所定値以上であると判定されると前記第1の形成手
段により画像を形成し、前記判定手段により濃度が所定
値未満であると判定されると前記第2の形成手段により
画像を形成することを特徴とする。
に本発明の画像形成装置は以下の様な構成を備える。即
ち、記録ヘッドの走査方向とは異なる方向に配設された
複数の記録要素を備える記録ヘッドを走査して、入力し
た画像情報をもとに画像を形成する画像形成装置であっ
て、前記記録ヘッドによる画像形成を制御する制御手段
を有し、前記制御手段は、前記記録ヘッドの1回の走査
で形成可能な領域を前記記録ヘッドの1回の走査により
形成する第1のモードと、前記複数の記録要素を複数の
ブロックに分割し、各走査毎に使用するブロックを切り
換えて、前記領域を前記記録ヘッドの複数回の走査によ
り形成する第2のモードとを実行可能で、前記領域に対
応する画像情報の濃度が所定値以上である場合は前記第
1のモードを選択し、前記領域に対応する画像情報の濃
度が所定値未満である場合は前記第2のモードを選択す
ることを特徴とする。上記目的を達成するために本発明
の画像形成装置は以下の様な構成を備える。即ち、記録
ヘッドの走査方向とは異なる方向に配設された複数の記
録要素を備える記録ヘッドを走査して、入力した画像情
報をもとに画像を形成する画像形成装置であって、前記
画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画
像を前記記録ヘッドの1回の走査により形成する第1の
形成手段と、前記複数の記録要素を複数のブロックに分
割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、前記
画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画
像を前記記録ヘッドの複数回の走査により形成する第2
の形成手段と、前記画像情報の濃度が所定値以上かどう
かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段により濃
度が所定値以上であると判定されると前記第1の形成手
段により画像を形成し、前記判定手段により濃度が所定
値未満であると判定されると前記第2の形成手段により
画像を形成することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために本発明の画像形
成方法は以下のような工程を備える。即ち、記録ヘッド
の走査方向とは異なる方向に配設された複数の記録要素
を備える記録ヘッドを走査して、入力した画像情報をも
とに画像を形成する画像形成方法であって、前記記録ヘ
ッドの1回の走査で形成可能な領域を前記記録ヘッドの
1回の走査により形成する第1のモードと、前記複数の
記録要素を複数のブロックに分割し、各走査毎に使用す
るブロックを切り換えて、前記領域を前記記録ヘッドの
複数回の走査により形成する第2のモードのうち、いず
れかのモードを選択する工程と、前記選択されたモード
を用いて前記領域に画像を形成する工程とを有し、前記
選択工程では、前記領域に対応する画像情報の濃度が所
定値以上である場合は前記第1のモードを選択し、前記
領域に対応する画像情報の濃度が所定値未満である場合
は前記第2のモードを選択することを特徴とする。上記
目的を達成するために本発明の画像形成方法は以下のよ
うな工程を備える。即ち、記録ヘッドの走査方向とは異
なる方向に配設された複数の記録要素を備える記録ヘッ
ドを走査して、入力した画像情報をもとに画像を形成す
る画像形成方法であって、前記画像情報の濃度が所定値
以上かどうかを判定し、前記判定された濃度が所定値未
満である場合は、前記複数の記録要素を複数のブロック
に分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、
前記画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅
の画像を前記記録ヘッドの複数回の走査により形成し、
前記判定された濃度が所定値以上である場合は、前記画
像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画像
を前記記録ヘッドの1回の走査により形成することを特
徴とする。
成方法は以下のような工程を備える。即ち、記録ヘッド
の走査方向とは異なる方向に配設された複数の記録要素
を備える記録ヘッドを走査して、入力した画像情報をも
とに画像を形成する画像形成方法であって、前記記録ヘ
ッドの1回の走査で形成可能な領域を前記記録ヘッドの
1回の走査により形成する第1のモードと、前記複数の
記録要素を複数のブロックに分割し、各走査毎に使用す
るブロックを切り換えて、前記領域を前記記録ヘッドの
複数回の走査により形成する第2のモードのうち、いず
れかのモードを選択する工程と、前記選択されたモード
を用いて前記領域に画像を形成する工程とを有し、前記
選択工程では、前記領域に対応する画像情報の濃度が所
定値以上である場合は前記第1のモードを選択し、前記
領域に対応する画像情報の濃度が所定値未満である場合
は前記第2のモードを選択することを特徴とする。上記
目的を達成するために本発明の画像形成方法は以下のよ
うな工程を備える。即ち、記録ヘッドの走査方向とは異
なる方向に配設された複数の記録要素を備える記録ヘッ
ドを走査して、入力した画像情報をもとに画像を形成す
る画像形成方法であって、前記画像情報の濃度が所定値
以上かどうかを判定し、前記判定された濃度が所定値未
満である場合は、前記複数の記録要素を複数のブロック
に分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、
前記画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅
の画像を前記記録ヘッドの複数回の走査により形成し、
前記判定された濃度が所定値以上である場合は、前記画
像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画像
を前記記録ヘッドの1回の走査により形成することを特
徴とする。
【0008】
【作用】以上の構成において、記録ヘッドの1回の走査
で形成可能な領域を記録ヘッドの1回の走査により形成
する第1のモードと、複数の記録要素を複数のブロック
に分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、
その領域を記録ヘッドの複数回の走査により形成する第
2のモードとを実行可能であり、その領域に対応する画
像情報の濃度が所定値以上である場合は第1のモードを
選択し、その領域に対応する画像情報の濃度が所定値未
満である場合は第2のモードを選択して、記録ヘッドに
よる画像形成を制御する。又本発明の構成によれば、画
像情報の濃度が所定値以上かどうかを判定し、その濃度
が所定値以上であると判定されると、画像情報の内の複
数の記録要素に応じた記録幅の画像を記録ヘッドの1回
の走査により形成し、その画像情報の濃度が所定値未満
であると判定されると、複数の記録要素を複数のブロッ
クに分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換え
て、画像情報の内の複数の記録要素に応じた記録幅の画
像を記録ヘッドの複数回の走査により形成する。
で形成可能な領域を記録ヘッドの1回の走査により形成
する第1のモードと、複数の記録要素を複数のブロック
に分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、
その領域を記録ヘッドの複数回の走査により形成する第
2のモードとを実行可能であり、その領域に対応する画
像情報の濃度が所定値以上である場合は第1のモードを
選択し、その領域に対応する画像情報の濃度が所定値未
満である場合は第2のモードを選択して、記録ヘッドに
よる画像形成を制御する。又本発明の構成によれば、画
像情報の濃度が所定値以上かどうかを判定し、その濃度
が所定値以上であると判定されると、画像情報の内の複
数の記録要素に応じた記録幅の画像を記録ヘッドの1回
の走査により形成し、その画像情報の濃度が所定値未満
であると判定されると、複数の記録要素を複数のブロッ
クに分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換え
て、画像情報の内の複数の記録要素に応じた記録幅の画
像を記録ヘッドの複数回の走査により形成する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例であるインクジ
ェットプリンタを用いたフルカラー複写機の内部構成を
示す構造断面図である。
ェットプリンタを用いたフルカラー複写機の内部構成を
示す構造断面図である。
【0011】本実施例のフルカラー複写機は、原稿を読
取る読取り部20(以下、スキャナと呼ぶ)と、記録紙
等の被記録媒体に原稿像を印刷するプリンタ部1とによ
り構成されている。スキャナ部20では、原稿載置用の
プラテンガラス21上の原稿を照明用ランプ23で照明
し、その反射光をレンズ24を介して、光電変換素子2
5上に結像している。この光電変換素子25は、その入
射された原稿画像に基づく電気信号を発生しており、こ
の電気信号に基づいて原稿情報を得ることができる。
尚、この光電変換素子25は、不図示のモータにより原
稿の下を図の右から左方向に移動して順次原稿画像を読
取っている。
取る読取り部20(以下、スキャナと呼ぶ)と、記録紙
等の被記録媒体に原稿像を印刷するプリンタ部1とによ
り構成されている。スキャナ部20では、原稿載置用の
プラテンガラス21上の原稿を照明用ランプ23で照明
し、その反射光をレンズ24を介して、光電変換素子2
5上に結像している。この光電変換素子25は、その入
射された原稿画像に基づく電気信号を発生しており、こ
の電気信号に基づいて原稿情報を得ることができる。
尚、この光電変換素子25は、不図示のモータにより原
稿の下を図の右から左方向に移動して順次原稿画像を読
取っている。
【0012】更に、この光電変換素子25は、微細な素
子が一列に配置されており、各素子にはそれぞれR,
G,Bのフィルタが取り付けられている。このようにし
て、3つの素子で1画素を表す画像信号を発生してい
る。尚、これら素子の解像度は、400ドット/インチ
で、これら素子の総数は144画素分(144×3=4
32個)である。この光電変換素子25は、図面の左右
方向に1往復した後、図1の奥方向に、その読取った
(プリントした)画素幅分だけ移動して、原稿画像の次
のラインを読む。このような動作を原稿の大きさ分繰り
返して原稿全体の画像信号を得ている。そして、この光
電変換素子25により得られた画像信号は、色見合わせ
等の画像処理を施され、輝度−濃度変換されて濃度補正
され、プリンタのインクの色であるシアン(C),マゼ
ンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の2値の
信号となって、プリンタ部1の記録ヘッドに送られる。
子が一列に配置されており、各素子にはそれぞれR,
G,Bのフィルタが取り付けられている。このようにし
て、3つの素子で1画素を表す画像信号を発生してい
る。尚、これら素子の解像度は、400ドット/インチ
で、これら素子の総数は144画素分(144×3=4
32個)である。この光電変換素子25は、図面の左右
方向に1往復した後、図1の奥方向に、その読取った
(プリントした)画素幅分だけ移動して、原稿画像の次
のラインを読む。このような動作を原稿の大きさ分繰り
返して原稿全体の画像信号を得ている。そして、この光
電変換素子25により得られた画像信号は、色見合わせ
等の画像処理を施され、輝度−濃度変換されて濃度補正
され、プリンタのインクの色であるシアン(C),マゼ
ンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の2値の
信号となって、プリンタ部1の記録ヘッドに送られる。
【0013】プリンタ部1では、用紙カセット3の記録
紙Pを給紙ローラ5で給紙し、給紙センサ19,給紙ガ
イド6,7の間を通って、搬送ローラ8,9に到達す
る。搬送ローラ8,9により搬送された記録紙はプラテ
ン15に達する。こうしてスキャナ部20からの画像情
報に基づいて、プラテン15上に搬送された記録紙上に
記録ヘッド2aによりインクタンク2内のインクがノズ
ルより吐出され、原稿画像に応じた画像が形成される。
この記録ヘッド2aは、記録ヘッド2aの走査方向に直
交する方向に128個のノズルが一列に配置されてお
り、記録ヘッド2aの1回の走査により画像を記録でき
る。即ち、記録ヘッド2aはスキャナ部1の光電変換素
子25による読取り動作と同期して、図1の奥の方に走
査しながら記録を行って、1バンド分(約8mm幅)の画
像を記録紙上に形成する。
紙Pを給紙ローラ5で給紙し、給紙センサ19,給紙ガ
イド6,7の間を通って、搬送ローラ8,9に到達す
る。搬送ローラ8,9により搬送された記録紙はプラテ
ン15に達する。こうしてスキャナ部20からの画像情
報に基づいて、プラテン15上に搬送された記録紙上に
記録ヘッド2aによりインクタンク2内のインクがノズ
ルより吐出され、原稿画像に応じた画像が形成される。
この記録ヘッド2aは、記録ヘッド2aの走査方向に直
交する方向に128個のノズルが一列に配置されてお
り、記録ヘッド2aの1回の走査により画像を記録でき
る。即ち、記録ヘッド2aはスキャナ部1の光電変換素
子25による読取り動作と同期して、図1の奥の方に走
査しながら記録を行って、1バンド分(約8mm幅)の画
像を記録紙上に形成する。
【0014】こうして1バンド分の画像の記録が終了す
ると、記録紙を1バンド分、搬送ローラ8,9,10,
13により搬送して、次のバンドの記録に備える。そし
て原稿1枚分の記録が終了すると、その記録済みの記録
紙は搬送路11を通って排紙トレイ12上に排紙され
る。16は排紙センサで、搬送路11上の記録紙の有無
を検知している。
ると、記録紙を1バンド分、搬送ローラ8,9,10,
13により搬送して、次のバンドの記録に備える。そし
て原稿1枚分の記録が終了すると、その記録済みの記録
紙は搬送路11を通って排紙トレイ12上に排紙され
る。16は排紙センサで、搬送路11上の記録紙の有無
を検知している。
【0015】図2〜図4は、複数のノズルを有するイン
クジェットヘッド(マルチノズルヘッド)における記録
のムラを説明するための図である。
クジェットヘッド(マルチノズルヘッド)における記録
のムラを説明するための図である。
【0016】図2は、このようなインクジェットヘッド
によるインク吐出の状態を示す図である。図2に示すよ
うに、マルチノズルヘッドの出力は、インクジェットヘ
ッドの製造上の精度や材質のインクの経時変化等によ
り、201で示すように吐出されたインク滴の大きさに
ばらつきが発生したり、ヘッド面に対して垂直に吐出し
ないために、202で示すようにドット同士が重なる等
の問題がある。
によるインク吐出の状態を示す図である。図2に示すよ
うに、マルチノズルヘッドの出力は、インクジェットヘ
ッドの製造上の精度や材質のインクの経時変化等によ
り、201で示すように吐出されたインク滴の大きさに
ばらつきが発生したり、ヘッド面に対して垂直に吐出し
ないために、202で示すようにドット同士が重なる等
の問題がある。
【0017】このようなインクジェットヘッドを用いて
1バンドを記録すると、図3に示すように、インク滴の
小さいところや、ヘッドに対して垂直にインクが吐出さ
れないために生ずるドット間隔が空いた箇所は薄い帯状
になり、逆にインク滴の大きいところや、インクドット
が重なった部分は濃い帯状の画像になったりする。この
ような帯状の部分は、画像における濃度ムラになって見
える(尚、本実施例では、このような走査方法をシング
ルスキャンと呼ぶ)。
1バンドを記録すると、図3に示すように、インク滴の
小さいところや、ヘッドに対して垂直にインクが吐出さ
れないために生ずるドット間隔が空いた箇所は薄い帯状
になり、逆にインク滴の大きいところや、インクドット
が重なった部分は濃い帯状の画像になったりする。この
ような帯状の部分は、画像における濃度ムラになって見
える(尚、本実施例では、このような走査方法をシング
ルスキャンと呼ぶ)。
【0018】そこで、図4に示すように、1バンド幅を
記録する場合に、記録ヘッド2aを複数回走査し、使用
するノズルを一画素記録するたびに変えて行けば、イン
クの濃い/薄いが分散されるので、前述したような濃度
ムラが目立たなくなる。本実施例では、このような記録
方法をシーケンシャル・マルチスキャンと呼んでいる。
但し、上記の濃度ムラは、インク滴を打ったり、打たな
かったりするハーフトーンの記録の時に目立ち、毎回イ
ンクを吐出するような濃い画像の場合は、インクの滲み
等により濃度ムラが余り目立たなくなる。
記録する場合に、記録ヘッド2aを複数回走査し、使用
するノズルを一画素記録するたびに変えて行けば、イン
クの濃い/薄いが分散されるので、前述したような濃度
ムラが目立たなくなる。本実施例では、このような記録
方法をシーケンシャル・マルチスキャンと呼んでいる。
但し、上記の濃度ムラは、インク滴を打ったり、打たな
かったりするハーフトーンの記録の時に目立ち、毎回イ
ンクを吐出するような濃い画像の場合は、インクの滲み
等により濃度ムラが余り目立たなくなる。
【0019】図5は、本実施例におけるシーケンシャル
・マルチスキャンを模式的に示す図である。
・マルチスキャンを模式的に示す図である。
【0020】ここでは、まず記録ヘッド2aのノズルを
4つのブロックに分ける。図5に示すように、ノズルの
ブロックAによる記録された画像は×で表わし、ブロッ
クBのノズルによる記録ドットは四角□、ブロックCの
ノズルによる記録ドットは三角△、ブロックDのノズル
による記録ドットは円○で表わす。まず、1回目の走査
でブロックDのノズルを使って、主走査方向に4画素毎
に記録する。この1回目のスキャンによる記録は、50
1で示されている。
4つのブロックに分ける。図5に示すように、ノズルの
ブロックAによる記録された画像は×で表わし、ブロッ
クBのノズルによる記録ドットは四角□、ブロックCの
ノズルによる記録ドットは三角△、ブロックDのノズル
による記録ドットは円○で表わす。まず、1回目の走査
でブロックDのノズルを使って、主走査方向に4画素毎
に記録する。この1回目のスキャンによる記録は、50
1で示されている。
【0021】次に、記録紙を32画素分、副走査方向に
搬送し(本実施例の記録ヘッド2aは128画素なの
で、全ノズルの1/4だけ搬送すると32画素分とな
る)、2スキャン目はブロックCのノズルを用いて、ブ
ロックDのノズルによる記録ドットに対して主走査方向
に1画素ずれた箇所に、主走査方向に4画素おきにドッ
トを記録する(この様にして記録された画像を502で
示す)。次に3スキャン目において、ブロックBのノズ
ルを使用して2スキャン目と同様にして記録を行い(5
03で示す)、更に4スキャン目ではブロックAのノズ
ルを用いて、同様に記録する(504で示す)ことによ
り、1バンド幅の記録が終了する。
搬送し(本実施例の記録ヘッド2aは128画素なの
で、全ノズルの1/4だけ搬送すると32画素分とな
る)、2スキャン目はブロックCのノズルを用いて、ブ
ロックDのノズルによる記録ドットに対して主走査方向
に1画素ずれた箇所に、主走査方向に4画素おきにドッ
トを記録する(この様にして記録された画像を502で
示す)。次に3スキャン目において、ブロックBのノズ
ルを使用して2スキャン目と同様にして記録を行い(5
03で示す)、更に4スキャン目ではブロックAのノズ
ルを用いて、同様に記録する(504で示す)ことによ
り、1バンド幅の記録が終了する。
【0022】図6は、本実施例のフルカラー複写機の概
略構成を示すブロック図で、以下、この構成に基づいて
説明する。
略構成を示すブロック図で、以下、この構成に基づいて
説明する。
【0023】CPU401は、ROM402に記憶され
た、図7のフローチャートで示される制御プログラムに
基づいて各種制御を実行している。また、RAM403
は、CPU401の動作に伴う各種作業用データを格納
している。406は操作部で、複写動作の開始を指示す
るコピースタートキー601や、シーケンシャル・マル
チスキャンによる記録を行うかどうかの選択キー602
(高画質モードキーと呼ぶ)等の各種機能の設定を行う
ための各種キー、更にはオペレータへの各種メッセージ
を表示するためのディスプレイ等を備えている。
た、図7のフローチャートで示される制御プログラムに
基づいて各種制御を実行している。また、RAM403
は、CPU401の動作に伴う各種作業用データを格納
している。406は操作部で、複写動作の開始を指示す
るコピースタートキー601や、シーケンシャル・マル
チスキャンによる記録を行うかどうかの選択キー602
(高画質モードキーと呼ぶ)等の各種機能の設定を行う
ための各種キー、更にはオペレータへの各種メッセージ
を表示するためのディスプレイ等を備えている。
【0024】I/O404,I/O405は、各駆動部
分の制御を行う入出力回路で、I/O404には、スキ
ャナ部20の照明用ランプ23や、カラーセンサ25を
移動するための主走査モータ416,副走査モータ41
7が接続されており、これらがCPU401により制御
されている。また、I/O405には、プリンタ部20
の記録ヘッドの移動を行う主走査モータ418や、記録
紙を移動するための副走査モータ419,更には排紙セ
ンサ16や給紙センサ等の各種センサが接続されてお
り、CPU401よりのモータ駆動信号を対応するモー
タに出力したり、各種センサよりの信号をCPU401
のバスに出力している。
分の制御を行う入出力回路で、I/O404には、スキ
ャナ部20の照明用ランプ23や、カラーセンサ25を
移動するための主走査モータ416,副走査モータ41
7が接続されており、これらがCPU401により制御
されている。また、I/O405には、プリンタ部20
の記録ヘッドの移動を行う主走査モータ418や、記録
紙を移動するための副走査モータ419,更には排紙セ
ンサ16や給紙センサ等の各種センサが接続されてお
り、CPU401よりのモータ駆動信号を対応するモー
タに出力したり、各種センサよりの信号をCPU401
のバスに出力している。
【0025】このバスには更に、前述した濃度−輝度変
換や下色除去等の各種画像処理を行う画像処理回路30
1や、多値画像信号を2値画像信号に変換する2値化回
路306等が接続されており、これらはCPU401の
制御の基に動作している。カラーセンサ25からは、各
色8ビットで構成されるRGB信号が出力され、この画
像信号は画像処理回路301において、輝度−濃度変換
である対数変換、色見合わせのマスキング処理、黒色を
くっきり出すための黒生成、更には変倍等の処理が行な
われ、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K
(黒)からなる各8ビットの信号に変換している。そし
て、これらCMYK信号は更に2値化回路306で2値
データに変換された後、ヘッド駆動回路307を経て各
色に対応したインクジェットヘッド310〜313に出
力され、各インクジェットヘッドより、その画像信号に
応じたインクが吐出されて記録が行われる。尚、このヘ
ッド駆動回路307では、CPU401によりインクジ
ェットヘッドの全ノズルを用いて全画素吐出するか、何
画素おきに記録するか、或いは全然インクを吐出しない
かなどの、各種設定ができるようになっている。
換や下色除去等の各種画像処理を行う画像処理回路30
1や、多値画像信号を2値画像信号に変換する2値化回
路306等が接続されており、これらはCPU401の
制御の基に動作している。カラーセンサ25からは、各
色8ビットで構成されるRGB信号が出力され、この画
像信号は画像処理回路301において、輝度−濃度変換
である対数変換、色見合わせのマスキング処理、黒色を
くっきり出すための黒生成、更には変倍等の処理が行な
われ、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K
(黒)からなる各8ビットの信号に変換している。そし
て、これらCMYK信号は更に2値化回路306で2値
データに変換された後、ヘッド駆動回路307を経て各
色に対応したインクジェットヘッド310〜313に出
力され、各インクジェットヘッドより、その画像信号に
応じたインクが吐出されて記録が行われる。尚、このヘ
ッド駆動回路307では、CPU401によりインクジ
ェットヘッドの全ノズルを用いて全画素吐出するか、何
画素おきに記録するか、或いは全然インクを吐出しない
かなどの、各種設定ができるようになっている。
【0026】図7は、本実施例の複写機におけるコピー
動作を示すフローチャートで、この処理を実行する制御
プログラムはROM402に記憶されている。
動作を示すフローチャートで、この処理を実行する制御
プログラムはROM402に記憶されている。
【0027】まずステップS1で、操作部406のコピ
ースタートキー601が押下されて、コピー動作の開始
が指示されたかをチェックし、コピースタートキー60
1が押された場合はステップS2に進み、給紙カセット
3より記録紙Pを装置内に給紙する。こうして搬送ロー
ラ8,9により記録紙がプラテン15の位置に達っした
ことがセンサにより検知されるとステップS3に進み、
シーケンシャル・マルチスキャンモードか否か、即ち、
操作部406で高画質モードキー602が押されている
かをチェックする。この高画質モードキー602の状態
に応じて、ヘッド駆動回路307に画素の記録モード
(4画素おきか、或いは全画素記録か)を設定する。
ースタートキー601が押下されて、コピー動作の開始
が指示されたかをチェックし、コピースタートキー60
1が押された場合はステップS2に進み、給紙カセット
3より記録紙Pを装置内に給紙する。こうして搬送ロー
ラ8,9により記録紙がプラテン15の位置に達っした
ことがセンサにより検知されるとステップS3に進み、
シーケンシャル・マルチスキャンモードか否か、即ち、
操作部406で高画質モードキー602が押されている
かをチェックする。この高画質モードキー602の状態
に応じて、ヘッド駆動回路307に画素の記録モード
(4画素おきか、或いは全画素記録か)を設定する。
【0028】即ち、シーケンシャル・マルチスキャンモ
ードが設定されている(高画質モードキーが押下されて
いる)時はステップS4に進み、前述の図5に示すよう
に、インクジェットヘッド310〜313の各ヘッドの
ノズルを4分割し、主走査方向に4画素毎に記録するモ
ードを設定する。また、シーケンシャル・マルチスキャ
ンモードでない時はステップS5に進み、各インクジェ
ットヘッドの全ノズルを同時に駆動して記録を行う通常
の記録モードを設定する。
ードが設定されている(高画質モードキーが押下されて
いる)時はステップS4に進み、前述の図5に示すよう
に、インクジェットヘッド310〜313の各ヘッドの
ノズルを4分割し、主走査方向に4画素毎に記録するモ
ードを設定する。また、シーケンシャル・マルチスキャ
ンモードでない時はステップS5に進み、各インクジェ
ットヘッドの全ノズルを同時に駆動して記録を行う通常
の記録モードを設定する。
【0029】こうしてステップS6に進み、原稿画像の
読取り及び、その読取りに同期した画像の印刷を行う。
ここでは、プリンタ部1における記録紙の給紙の時に
は、スキャナ部20において原稿画像信号に対するシェ
ーディング等の画像処理は終了しているので、原稿画像
の読取りとインクジェットヘッド310〜313による
印刷処理とを、スキャナ部20とプリンタ部1との同期
を取りながら行うことができる。こうして1バンド分の
原稿読取り、及びプリント処理からなるコピー処理を行
うことができる。
読取り及び、その読取りに同期した画像の印刷を行う。
ここでは、プリンタ部1における記録紙の給紙の時に
は、スキャナ部20において原稿画像信号に対するシェ
ーディング等の画像処理は終了しているので、原稿画像
の読取りとインクジェットヘッド310〜313による
印刷処理とを、スキャナ部20とプリンタ部1との同期
を取りながら行うことができる。こうして1バンド分の
原稿読取り、及びプリント処理からなるコピー処理を行
うことができる。
【0030】こうして1バンド幅分のコピー処理が終了
するとステップS7に進み、再びステップS3と同様に
して、シーケンシャル・マルチスキャンモードかどうか
を判定し、その判定結果に応じて記録紙の搬送量を制御
する。即ち、シーケンシャル・マルチスキャンモードの
時はステップS8に進み、記録紙及び読取りセンサ25
をそれぞれ32画素分副走査方向に搬送し、そうでない
時はステップS9に進み、記録紙及び読取りセンサ25
をそれぞれ128画素分(インクジェットヘッドの記録
幅分)移動する。
するとステップS7に進み、再びステップS3と同様に
して、シーケンシャル・マルチスキャンモードかどうか
を判定し、その判定結果に応じて記録紙の搬送量を制御
する。即ち、シーケンシャル・マルチスキャンモードの
時はステップS8に進み、記録紙及び読取りセンサ25
をそれぞれ32画素分副走査方向に搬送し、そうでない
時はステップS9に進み、記録紙及び読取りセンサ25
をそれぞれ128画素分(インクジェットヘッドの記録
幅分)移動する。
【0031】こうしてステップS10に進み、記録紙の
後端の検知や、スキャナ部20における読取り領域の大
きさ等により、原稿1枚分のコピー処理が終了したか否
かをチェックし、1枚分のコピー処理が終了していなけ
ればステップS3に戻り、原稿の読取り処理と、プリン
タ部1におけるプリント動作をコピー終了まで繰り返
す。
後端の検知や、スキャナ部20における読取り領域の大
きさ等により、原稿1枚分のコピー処理が終了したか否
かをチェックし、1枚分のコピー処理が終了していなけ
ればステップS3に戻り、原稿の読取り処理と、プリン
タ部1におけるプリント動作をコピー終了まで繰り返
す。
【0032】また、ステップS10で1枚のコピーが終
了するとステップS11に進み、記録済みの記録紙を機
外に排出し、ステップS12で読取りセンサ25やイン
クジェットヘッド310〜313をホームポジションに
戻して、コピー処理を終了する。
了するとステップS11に進み、記録済みの記録紙を機
外に排出し、ステップS12で読取りセンサ25やイン
クジェットヘッド310〜313をホームポジションに
戻して、コピー処理を終了する。
【0033】前述の実施例では、操作部406の高画質
モードキー602の設定により、シングルスキャンモー
ドでコピーするか、シーケンシャル・マルチスキャンモ
ードでコピーするかを選択できるようにしたが、エリア
指定の機能等と組み合わせ、その指定された領域だけを
シーケンシャル・マルチスキャンにより印刷し、他の領
域はシングルスキャンモードで印刷するようにもでき
る。又、その逆に、指定された領域をシングルスキャン
モードで印刷し、他の領域をシーケンシャル・マルチス
キャンにより印刷するようにも設定できる。
モードキー602の設定により、シングルスキャンモー
ドでコピーするか、シーケンシャル・マルチスキャンモ
ードでコピーするかを選択できるようにしたが、エリア
指定の機能等と組み合わせ、その指定された領域だけを
シーケンシャル・マルチスキャンにより印刷し、他の領
域はシングルスキャンモードで印刷するようにもでき
る。又、その逆に、指定された領域をシングルスキャン
モードで印刷し、他の領域をシーケンシャル・マルチス
キャンにより印刷するようにも設定できる。
【0034】以上説明したように本実施例によれば、1
ラインの全画素をある特定のノズルで打つシングルスキ
ャンモードと、同一ラインの画素を複数のノズルを使用
して印刷するシーケンシャル・マルチスキャンモードを
選択できるようにしたことにより、ムラが目立ちやすい
フルカラーの画像は、シーケンシャル・マルチスキャン
モードで印刷を行い、濃い画像や文字原稿等のような画
像はシングルスキャンモードで印刷することにより、印
刷速度を上げることができる。
ラインの全画素をある特定のノズルで打つシングルスキ
ャンモードと、同一ラインの画素を複数のノズルを使用
して印刷するシーケンシャル・マルチスキャンモードを
選択できるようにしたことにより、ムラが目立ちやすい
フルカラーの画像は、シーケンシャル・マルチスキャン
モードで印刷を行い、濃い画像や文字原稿等のような画
像はシングルスキャンモードで印刷することにより、印
刷速度を上げることができる。
【0035】図8は本発明の他の実施例のフルカラー複
写機によりコピー処理を示すフローチャートで、この処
理を実行する制御プログラムはROM402に記憶され
ている。この他の実施例の複写機の構成は、図1及び図
6に示す構成と同様であるため、それらの説明を省略す
る。
写機によりコピー処理を示すフローチャートで、この処
理を実行する制御プログラムはROM402に記憶され
ている。この他の実施例の複写機の構成は、図1及び図
6に示す構成と同様であるため、それらの説明を省略す
る。
【0036】まずステップS21で、操作部406のコ
ピーキーが押下されたか否かをチェックし、コピーキー
が押下されるとステップS22に進み、給紙カセット3
よりの記録紙Pの給紙を開始する。記録紙Pがプラテン
15の位置に到達するとステップS23において、読取
りセンサ25を走査して1バンド幅分の原稿画像を読み
取る。次にステップS24に進み、CMYKのいずれか
の色の画像データのうち、濃度が160以上の画素がバ
ンドの長さの半分以上あったかどうかにより、記録する
画像の濃度が濃いかどうかを判定している。濃い画像の
場合は、前述のノズルのインク吐出ムラによる画像ムラ
が目立たないので、インクジェットヘッドの全ノズルに
よる画像記録を行うシングルスキャンモードを、ヘッド
駆動回路307にセットしている。
ピーキーが押下されたか否かをチェックし、コピーキー
が押下されるとステップS22に進み、給紙カセット3
よりの記録紙Pの給紙を開始する。記録紙Pがプラテン
15の位置に到達するとステップS23において、読取
りセンサ25を走査して1バンド幅分の原稿画像を読み
取る。次にステップS24に進み、CMYKのいずれか
の色の画像データのうち、濃度が160以上の画素がバ
ンドの長さの半分以上あったかどうかにより、記録する
画像の濃度が濃いかどうかを判定している。濃い画像の
場合は、前述のノズルのインク吐出ムラによる画像ムラ
が目立たないので、インクジェットヘッドの全ノズルに
よる画像記録を行うシングルスキャンモードを、ヘッド
駆動回路307にセットしている。
【0037】これに対して薄い画像であると判断した場
合はステップS25に進み、マルチスキャンフラグをオ
ンにし、ステップS26で前述した図5に示すように、
主走査方向の4画素毎に記録するシーケンシャル・マル
チスキャンモードをヘッド駆動回路307にセットして
いる。これは濃度の薄い画像の場合は、前述したノズル
ムラによる画像品位の低下が目立つので、より高品位の
画像を記録するために、前述の図5に示すように、イン
クジェットヘッド310〜313の各ヘッドのノズルを
4分割し、主走査方向に4画素毎に記録するモードを設
定するものである。
合はステップS25に進み、マルチスキャンフラグをオ
ンにし、ステップS26で前述した図5に示すように、
主走査方向の4画素毎に記録するシーケンシャル・マル
チスキャンモードをヘッド駆動回路307にセットして
いる。これは濃度の薄い画像の場合は、前述したノズル
ムラによる画像品位の低下が目立つので、より高品位の
画像を記録するために、前述の図5に示すように、イン
クジェットヘッド310〜313の各ヘッドのノズルを
4分割し、主走査方向に4画素毎に記録するモードを設
定するものである。
【0038】こうしてステップS28に進み、原稿画像
の読取り及び、その読取りに同期した画像の印刷を行
う。ここでは、プリンタ部1における記録紙の給紙の時
には、スキャナ部20において原稿画像信号に対するシ
ェーディング等の画像処理は終了しているので、原稿画
像の読取りとインクジェットヘッド310〜313によ
る印刷処理とを、スキャナ部20とプリンタ部1との同
期を取りながら行うことができる。こうして1バンド分
の原稿読取り、及びプリント処理からなるコピー処理を
行うことができる。
の読取り及び、その読取りに同期した画像の印刷を行
う。ここでは、プリンタ部1における記録紙の給紙の時
には、スキャナ部20において原稿画像信号に対するシ
ェーディング等の画像処理は終了しているので、原稿画
像の読取りとインクジェットヘッド310〜313によ
る印刷処理とを、スキャナ部20とプリンタ部1との同
期を取りながら行うことができる。こうして1バンド分
の原稿読取り、及びプリント処理からなるコピー処理を
行うことができる。
【0039】こうして1走査幅分のコピー処理が終了す
るとステップS29に進み、マルチスキャンフラグの内
容をチェックしてマルチスキャンモードか判定し、その
判定結果に応じて記録紙の搬送量を制御する。即ち、シ
ーケンシャル・マルチスキャンモードの時はステップS
30に進み、記録紙及び読取りセンサ25をそれぞれ3
2画素分副走査方向に搬送し、ステップS32で128
ノズル分の記録及び搬送が終了したか、即ち、1バンド
分のコピー処理が終了したかどうかを調べ、そうでない
時はステップS28に戻り、32画素分搬送された原稿
の読取り及び記録処理を行う。またステップS29でシ
ーケンシャル・マルチスキャンモードでない時はステッ
プS31に進み、記録紙及び読取りセンサ25をそれぞ
れ128画素分(インクジェットヘッドの記録幅分)移
動してステップS34に進む。
るとステップS29に進み、マルチスキャンフラグの内
容をチェックしてマルチスキャンモードか判定し、その
判定結果に応じて記録紙の搬送量を制御する。即ち、シ
ーケンシャル・マルチスキャンモードの時はステップS
30に進み、記録紙及び読取りセンサ25をそれぞれ3
2画素分副走査方向に搬送し、ステップS32で128
ノズル分の記録及び搬送が終了したか、即ち、1バンド
分のコピー処理が終了したかどうかを調べ、そうでない
時はステップS28に戻り、32画素分搬送された原稿
の読取り及び記録処理を行う。またステップS29でシ
ーケンシャル・マルチスキャンモードでない時はステッ
プS31に進み、記録紙及び読取りセンサ25をそれぞ
れ128画素分(インクジェットヘッドの記録幅分)移
動してステップS34に進む。
【0040】こうしてステップS32で、128ノズル
分(1バンド分)の記録、原稿読取りを終了するとステ
ップS33に進み、そのマルチスキャンフラグをオフに
し、ステップS34で、記録紙の後端の検知や、スキャ
ナ部20における読取り領域の大きさ等により、原稿1
枚分のコピー処理が終了したか否かをチェックし、1枚
分のコピー処理が終了していなければステップS24に
戻り、原稿の読取り処理と、プリンタ部1におけるプリ
ント動作をコピー終了まで繰り返す。
分(1バンド分)の記録、原稿読取りを終了するとステ
ップS33に進み、そのマルチスキャンフラグをオフに
し、ステップS34で、記録紙の後端の検知や、スキャ
ナ部20における読取り領域の大きさ等により、原稿1
枚分のコピー処理が終了したか否かをチェックし、1枚
分のコピー処理が終了していなければステップS24に
戻り、原稿の読取り処理と、プリンタ部1におけるプリ
ント動作をコピー終了まで繰り返す。
【0041】また、ステップS34で1枚のコピーが終
了するとステップS35に進み、記録済みの記録紙を機
外に排出し、ステップS35で読取りセンサ25やイン
クジェットヘッド310〜313をホームポジションに
戻して、コピー処理を終了する。
了するとステップS35に進み、記録済みの記録紙を機
外に排出し、ステップS35で読取りセンサ25やイン
クジェットヘッド310〜313をホームポジションに
戻して、コピー処理を終了する。
【0042】尚、この他の実施例では、原稿のバンド毎
の画像濃度により、1バンドのコピーをシングルスキャ
ンモードでコピーするか、或いはシーケンシャル・マル
チスキャンモードでコピーするかを切り換えるようにし
たが、エリア指定の機能等を用いて、オペレータがエリ
ア毎に指定できるようにしても良い。
の画像濃度により、1バンドのコピーをシングルスキャ
ンモードでコピーするか、或いはシーケンシャル・マル
チスキャンモードでコピーするかを切り換えるようにし
たが、エリア指定の機能等を用いて、オペレータがエリ
ア毎に指定できるようにしても良い。
【0043】また、この実施例では、画像の濃度に応じ
て走査方法を切り換えたが、文字情報の判定を行い、そ
の結果により記録モードを切り換えるようにしても良
い。
て走査方法を切り換えたが、文字情報の判定を行い、そ
の結果により記録モードを切り換えるようにしても良
い。
【0044】更にまた、解像度の低い読取りセンサによ
り、原稿全体をプリスキャンして、いずれかのモードで
コピーするかどうかを決定した後、コピーを行うように
しても良い。
り、原稿全体をプリスキャンして、いずれかのモードで
コピーするかどうかを決定した後、コピーを行うように
しても良い。
【0045】また前述の実施例では、バックスキャン時
に画像の濃度を判定したが、通常より早い速度でプリス
キャンを行って判定するようにしても良い。
に画像の濃度を判定したが、通常より早い速度でプリス
キャンを行って判定するようにしても良い。
【0046】尚、本実施例では、複写機の場合で説明し
たが、このような印刷モードをホスト等から指示され、
その指示に従ってホストよりの画像の記録方法を制御す
るプリンタ装置や、或いは通信機能を有するファクシミ
リ装置等の各種プリンタ装置にも適用できる。
たが、このような印刷モードをホスト等から指示され、
その指示に従ってホストよりの画像の記録方法を制御す
るプリンタ装置や、或いは通信機能を有するファクシミ
リ装置等の各種プリンタ装置にも適用できる。
【0047】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0048】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0049】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、優れた記録を行うことができる。
【0050】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としても良い。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成とすることもで
きる。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としても良い。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成とすることもで
きる。
【0051】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0052】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0053】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0054】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0055】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0056】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0057】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、上述のようなワードプロセッサやコンピュ
ータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または
別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を取るものであっても良い。
態としては、上述のようなワードプロセッサやコンピュ
ータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または
別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を取るものであっても良い。
【0058】以上説明したように、本発明の他の実施例
によれば、1バンド画像の濃度を判定して、1ラインの
全画像をある特定のノズルで印刷するシングルスキャン
モードと、複数のノズルを使用してインクを吐出するシ
ーケンシャル・マルチスキャンモードとを切り換えるよ
うにしたことにより、1枚の原稿の中でもムラが目立ち
易いフルカラーの画像はシーケンシャル・マルチスキャ
ンモードで印刷する。そして、文字部分のような濃い濃
度部分を印刷する際には、シングルスキャンモードで印
刷しても、記録された画像における濃度ムラが目立たな
くなり、印刷速度もそれほど遅くならない、使い易い、
マルチノズルヘッドを使用した複写機を提供できる。
によれば、1バンド画像の濃度を判定して、1ラインの
全画像をある特定のノズルで印刷するシングルスキャン
モードと、複数のノズルを使用してインクを吐出するシ
ーケンシャル・マルチスキャンモードとを切り換えるよ
うにしたことにより、1枚の原稿の中でもムラが目立ち
易いフルカラーの画像はシーケンシャル・マルチスキャ
ンモードで印刷する。そして、文字部分のような濃い濃
度部分を印刷する際には、シングルスキャンモードで印
刷しても、記録された画像における濃度ムラが目立たな
くなり、印刷速度もそれほど遅くならない、使い易い、
マルチノズルヘッドを使用した複写機を提供できる。
【0059】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
のような濃度ムラを目立たなくするために、記録ヘッド
の1回の走査で形成可能な領域を、記録ヘッドの1回の
走査により形成する第1のモードと、複数の記録要素を
複数のブロックに分割し、各走査毎に使用するブロック
を切り換えて、その領域を記録ヘッドの複数回の走査に
より形成する第2のモードとを選択して画像を形成する
ので、濃度ムラが目立ちにくい高濃度領域は1パスで画
像形成することにより画像形成に要する時間を短くする
ことができ、また濃度ムラが目立ちやすい低濃度領域は
複数パスで画像形成することにより、濃度ムラを低減し
て高品位の画像を形成できるという効果がある。
のような濃度ムラを目立たなくするために、記録ヘッド
の1回の走査で形成可能な領域を、記録ヘッドの1回の
走査により形成する第1のモードと、複数の記録要素を
複数のブロックに分割し、各走査毎に使用するブロック
を切り換えて、その領域を記録ヘッドの複数回の走査に
より形成する第2のモードとを選択して画像を形成する
ので、濃度ムラが目立ちにくい高濃度領域は1パスで画
像形成することにより画像形成に要する時間を短くする
ことができ、また濃度ムラが目立ちやすい低濃度領域は
複数パスで画像形成することにより、濃度ムラを低減し
て高品位の画像を形成できるという効果がある。
【0061】また本発明によれば、記録ヘッドの1回の
走査で形成可能な領域に対応する画像情報の濃度が所定
値以上である場合は、その領域を1回の走査で形成し、
画像情報の濃度が所定値未満である場合は、その領域を
複数回の走査で形成することにより、濃度ムラが目立ち
にくい高濃度領域は1パスで画像形成することにより画
像形成に要する時間を短くすることができ、また濃度ム
ラが目立ちやすい低濃度領域は複数パスで画像形成する
ことにより濃度ムラを低減して高品位の画像を形成でき
るという効果がある。
走査で形成可能な領域に対応する画像情報の濃度が所定
値以上である場合は、その領域を1回の走査で形成し、
画像情報の濃度が所定値未満である場合は、その領域を
複数回の走査で形成することにより、濃度ムラが目立ち
にくい高濃度領域は1パスで画像形成することにより画
像形成に要する時間を短くすることができ、また濃度ム
ラが目立ちやすい低濃度領域は複数パスで画像形成する
ことにより濃度ムラを低減して高品位の画像を形成でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の複写機の内部構成を示す構
造断面図である。
造断面図である。
【図2】インクジェットヘッドによるインク吐出状態を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図3】図2に示す特性を有するインクジェットヘッド
を用いた画像記録例を示す図である。
を用いた画像記録例を示す図である。
【図4】図2に示す特性を有するインクジェットヘッド
を用いて、シーケンシャル・マルチスキャンにより記録
した画像記録例を示す図である。
を用いて、シーケンシャル・マルチスキャンにより記録
した画像記録例を示す図である。
【図5】本実施例の複写機におけるシーケンシャル・マ
ルチスキャンにより記録する過程を示す模式図である。
ルチスキャンにより記録する過程を示す模式図である。
【図6】本実施例のフルカラー複写機の概略構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】本発明の第1実施例のカラー複写機におけるコ
ピー処理を示すフローチャートである。
ピー処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例のカラー複写機におけるコ
ピー処理を示すフローチャートである。
ピー処理を示すフローチャートである。
1 プリンタ部 2 インクカートリッジ 2a 記録ヘッド 20 スキャナ部 25 カラー読取りセンサ 301 画像処理回路 306 2値化回路 307 ヘッド駆動回路 401 CPU 402 ROM 403 RAM 406 操作部 601 コピースタートキー 602 高画質モードキー
Claims (7)
- 【請求項1】 記録ヘッドの走査方向とは異なる方向に
配設された複数の記録要素を備える記録ヘッドを走査し
て、入力した画像情報をもとに画像を形成する画像形成
装置であって、前記記録ヘッドによる画像形成を制御する制御手段を有
し、 前記制御手段は、前記記録ヘッドの1回の走査で形成可
能な領域を 前記記録ヘッドの1回の走査により形成する
第1のモードと、前記複数の記録要素を複数のブロック
に分割し、各走査毎に使用するブロックを切り換えて、
前記領域を前記記録ヘッドの複数回の走査により形成す
る第2のモードとを実行可能で、 前記領域に対応する画像情報の濃度が所定値以上である
場合は前記第1のモードを選択し、前記領域に対応する
画像情報の濃度が所定値未満である場合は前記第2のモ
ードを選択する ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 記録ヘッドの走査方向とは異なる方向に
配設された複数の記録要素を備える記録ヘッドを走査し
て、入力した画像情報をもとに画像を形成する画像形成
装置であって、 前記画像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅
の画像を前記記録ヘッドの1回の走査により形成する第
1の形成手段と、 前記複数の記録要素を複数のブロックに分割し、各走査
毎に使用するブロックを切り換えて、前記画像情報の内
の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画像を前記記録
ヘッドの複数回の走査により形成する第2の形成手段
と、 前記画像情報の濃度が所定値以上かどうかを判定する判
定手段とを備え、 前記判定手段により濃度が所定値以上であると判定され
ると前記第1の形成手段により画像を形成し、前記判定
手段により濃度が所定値未満であると判定されると前記
第2の形成手段により画像を形成することを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項3】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
を備えていることを特徴とする請求項1又は2のいずれ
か1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 記録ヘッドの走査方向とは異なる方向に
配設された複数の記録要素を備える記録ヘッドを走査し
て、入力した画像情報をもとに画像を形成する画像形成
方法であって、 前記記録ヘッドの1回の走査で形成可能な領域を前記記
録ヘッドの1回の走査により形成する第1のモードと、
前記複数の記録要素を複数のブロックに分割し、各走査
毎に使用するブロックを切り換えて、前記領域を前記記
録ヘッドの複数回の走査により形成する第2のモードの
うち、いずれかのモードを選択する工程と、前記選択されたモードを用いて前記領域に 画像を形成す
る工程とを有し、 前記選択工程では、前記領域に対応する画像情報の濃度
が所定値以上である場合は前記第1のモードを選択し、
前記領域に対応する画像情報の濃度が所定値未満である
場合は前記第2のモードを選択する ことを特徴とする画
像形成方法。 - 【請求項5】 記録ヘッドの走査方向とは異なる方向に
配設された複数の記録要素を備える記録ヘッドを走査し
て、入力した画像情報をもとに画像を形成する画像形成
方法であって、 前記画像情報の濃度が所定値以上かどうかを判定し、 前記 判定された濃度が所定値未満である場合は、前記複
数の記録要素を複数のブロックに分割し、各走査毎に使
用するブロックを切り換えて、前記画像情報の内の前記
複数の記録要素に応じた記録幅の画像を前記記録ヘッド
の複数回の走査により形成し、 前記判定された 濃度が所定値以上である場合は、前記画
像情報の内の前記複数の記録要素に応じた記録幅の画像
を前記記録ヘッドの1回の走査により形成することを特
徴とする画像形成方法。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
を備えていることを特徴とする請求項4又は5に記載の
画像形成方法。 - 【請求項7】 前記画像情報の濃度が所定値以上かどう
かの判定は、前記記録ヘッドの1回の走査で形成可能な
領域に記録されるべき複数の画素の濃度に基づいてなさ
れることを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27412292A JP3205082B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 画像形成方法及び装置 |
US08/133,303 US6318830B1 (en) | 1992-10-13 | 1993-10-08 | Image printing method, and apparatus thereof |
DE69315951T DE69315951T2 (de) | 1992-10-13 | 1993-10-13 | Bild-Druckverfahren und Vorrichtung dafür |
EP93308172A EP0593283B1 (en) | 1992-10-13 | 1993-10-13 | Image printing method, and apparatus thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27412292A JP3205082B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 画像形成方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06122211A JPH06122211A (ja) | 1994-05-06 |
JP3205082B2 true JP3205082B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17537331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27412292A Expired - Fee Related JP3205082B2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 画像形成方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6318830B1 (ja) |
EP (1) | EP0593283B1 (ja) |
JP (1) | JP3205082B2 (ja) |
DE (1) | DE69315951T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2001191567A (ja) * | 1999-11-04 | 2001-07-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録方法及び記録装置 |
JP3539342B2 (ja) * | 2000-04-13 | 2004-07-07 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録方法、及びインクジェット式記録装置 |
JP3651359B2 (ja) * | 2000-05-16 | 2005-05-25 | セイコーエプソン株式会社 | ノズルのずれと副走査送りのずれとに基づいて記録モードを選択して行う印刷 |
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CN111703218B (zh) * | 2020-07-10 | 2024-03-19 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种打印扫描一体装置及其工作方法 |
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US4345262A (en) | 1979-02-19 | 1982-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method |
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US4313124A (en) | 1979-05-18 | 1982-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid jet recording process and liquid jet recording head |
DE3022128C2 (de) | 1980-06-10 | 1983-12-08 | Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf | Druckkopf zum Erzeugen von Druckzeichen nach dem Matrix-Druckverfahren |
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