JP3203909B2 - A/d変換装置 - Google Patents
A/d変換装置Info
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/22—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
- H03K5/26—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being duration, interval, position, frequency, or sequence
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/244—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
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Description
A/D変換装置に関する。
4号公報,特開平3−220814号公報等に開示され
ているように、検出対象物の位置や回転速度等の物理量
を検出する物理量検出装置(センサ)として、検出対象
物の物理量の変化に応じて特性が変化する検出素子と、
検出素子の特性変化に応じて発振周波数が変化する発振
回路とからなる一対の発振装置を用いて、物理量の変化
に応じて位相差が変化する2個のパルス信号を生成し、
このパルス信号の位相差を、パルス位相差符号化回路
(時間A/D変換装置)により数値化して出力する物理
量検出装置が提案されている。
た時間A/D変換装置を用いて2個のパルス信号の位相
差を数値化する場合、電源電圧や周囲温度等の動作条件
が変動すると、A/D変換装置の動作特性が変化して、
数値化した値が実際とは異なる値になってしまうことが
あった。
物理量検出装置を自動車に搭載してエンジン制御等の各
種制御を行う場合、バッテリ出力が低下している状態で
スタータスイッチをオンしたり、電源供給ラインに誘導
ノイズが重畳されると、物理量検出装置の電源電圧が変
動するため、こうした電源電圧の変動時に物理量検出装
置により得られた値は実際の物理量とは対応しなくな
り、この状態ではエンジン等の制御対象を誤制御してし
まうことになる。
ので、動作条件の変動に伴い生じる数値化誤差を自己補
正可能なA/D変換装置を提供することを目的としてい
る。
めになされた請求項1に記載のA/D変換装置は、所定
の基準パルス信号を出力すると共に、該基準パルス信号
に対して第1入力信号の特性に応じた位相差を有する第
1パルス信号を出力する第1信号出力手段と、該第1信
号出力手段から出力される基準パルス信号に対して第2
入力信号の特性に応じた位相差を有する第2パルス信号
を出力する第2信号出力手段と、前記第1信号出力手段
から出力される基準パルス信号、第1パルス信号、及
び、前記第2信号出力手段から出力される第2パルス信
号が入力されると、前記基準パルス信号と前記第1パル
ス信号との位相差を数値化して第1数値化信号とし、さ
らに前記基準信号と前記第2パルス信号との位相差を数
値化して第2数値化信号とする時間A/D変換手段と、
該時間A/D変換手段にて数値化された前記第1数値化
信号及び前記第1数値化信号を夫々読み込み、該第1数
値化信号と第2数値化信号との比率を演算して、該演算
結果を出力する演算手段と、を備えたことを特徴として
いる。
請求項1に記載のA/D変換装置において、前記第1入
力信号及び第2入力信号は、同一の検出対象を異なる手
段で観測したときに得られる異なる検出信号であること
を特徴としている。
A/D変換装置においては、第1信号出力手段が、所定
の基準パルス信号を出力すると共に、この基準パルス信
号に対して第1入力信号の特性に応じた位相差を有する
第1パルス信号を出力し、第2信号出力手段が、第1信
号出力手段から出力される基準パルス信号に対して第2
入力信号の特性に応じた位相差を有する第2パルス信号
を出力する。
れる基準パルス信号、第1パルス信号、及び、第2パル
ス信号は、時間A/D変換手段に入力され、時間A/D
変換手段は、基準パルス信号と第1パルス信号との位相
差を数値化して第1数値化信号とし、さらに基準信号と
第2パルス信号との位相差を数値化して第2数値化信号
とする。
値化された第1数値化信号及び第1数値化信号は、演算
手段に入力され、演算手段は、これら各信号の比率を演
算して出力する。
件の変動によって時間A/D変換手段による数値化結果
に誤差が生じた場合、その誤差の比率は、数値化した信
号によらず一定となる。従って、時間A/D変換手段
に、値の異なる2種の信号の位相差を夫々数値化させた
場合、各数値化結果は、動作条件の変動によって誤差が
生じるものの、その比率は、動作条件の変動にかかわら
ず常に一定の値となる。
に、基準パルス信号と、この基準パルス信号に対して第
1入力信号の特性に応じた位相差を有する第1パルス信
号と、同じく基準パルス信号に対して第2入力信号の特
性に応じた位相差を有する第2パルス信号とを夫々入力
して、基準信号と第1パルス信号及び第2パルス信号と
の位相差を夫々第1数値化信号及び第2数値化信号とし
て数値化させ、これら各数値化信号の比率を演算手段に
て演算することにより、第1パルス信号と第2パルス信
号との比率、延いては、第1入力信号と第2入力信号と
の特性の比率、を表すA/D変換結果を得るようにして
いるのである。
換手段の動作条件が変動しても、第1入力信号と第2入
力信号との特性の比率を常に正確に数値化できることに
なり、その数値化データから、第1入力信号と第2入力
信号の特性の相対変化及びその変化量を、時間A/D変
換手段の動作条件の変化に影響されることなく、常に正
確に測定できるようになる。
なる特性(電圧、周波数、時間等)を有する第1入力信
号を入力し、第2信号出力手段に特性(第1入力信号に
対応した電圧、周波数、時間等)が不明な第2入力信号
を入力すれば、第2入力信号の基準特性に対する特性の
ずれを常に正確に数値化できる。
1入力信号及び第2入力信号として、同一の検出対象を
異なる手段で観測したときに得られる異なる検出信号を
入力するようにすれば、検出対象の特性変化やその変化
量を正確に測定できる。
る。まず図1は、本発明が適用された物理量検出装置の
構成を表わすブロック図である。なお、本実施例の物理
量検出装置は、時間A/D変換手段として特開平3−2
20814号公報に開示されたパルス位相差符号化回路
を備え、物理量として磁気の変化を検出するものであ
る。
置は、作用する磁気の強度に応じて抵抗値が変化する一
対の磁気抵抗素子12,14を備えている。これら各磁
気抵抗素子12,14は、同一形状を有し、同じ磁気の
変化に対して抵抗値が逆方向に変化するよう、互いに9
0度ずらせて配置されている。
は、夫々、各磁気抵抗素子12,14の抵抗変化に応じ
て発振周波数が変化する一対の発振器16,18に接続
されている。各発振器16,18は、波形整形回路を内
蔵しており、各磁気抵抗素子12,14の抵抗値によっ
て決定される発振周波数に等しい周波数のパルス信号C
KA,CKB(図5参照)を生成して、各パルス信号C
KA,CKBを、夫々、カウンタ・デコーダ部22,2
4に出力する。尚、カウンタ・デコーダ部22は、本発
明の第1信号出力手段に相当し、カウンタ・デコーダ部
24は、本hつめいの第2信号出力手段に相当する。
Aを受けるカウンタ・デコーダ部22は、図2に示す如
く、パルス信号CKAをカウントしてカウント信号C1
A 〜C4A を出力するカウンタ22aと、このカウン
ト信号C1A 〜C4A を受け、カウンタ22aによる計
数値が計数開始後所定値(本実施例では9)に達するま
での間、パルス信号PA(図5参照)を出力すると共
に、計数値が所定値(本実施例では8)に達したときに
パルス信号PC(図5参照)を出力するデコーダ22b
とから構成されている。
ルス信号CKBを受けるカウンタ・デコーダ部24は、
上記カウンタ・デコーダ部22と略同様に、パルス信号
CKBをカウントするカウンタと、このカウンタによる
計数値が所定値(本実施例では5)に達したときにパル
ス信号PC(図5参照)を出力するデコーダとから構成
されている。
ーダ22bは、パルス信号PA,PCを出力するだけで
なく、カウンタ22aによる計数値が所定値(本実施例
では9)に達したときに、カウンタ22a及びカウンタ
・デコード部24内のカウンタを共にリセットさせるリ
セット信号RSTを出力すると共に、これら両カウンタ
による次回の計数の開始の同期をとるために、発振器1
8に対して同期信号Syncを出力する。
2,24から出力されるパルス信号PA〜PCの内、パ
ルス信号PAは、パルス位相差符号化回路30にそのま
ま入力され、パルス信号PB及びPCは、OR回路26
を介して、パルス位相差符号化回路30及びレジスタ回
路40に入力される。
3に示す如く、NAND回路及び偶数個の反転回路(イ
ンバータ)をリング状に連結したリング遅延パルス発生
回路32と、カウンタ34と、パルスセレクタ36と、
エンコーダ38とから構成されており、パルス信号PA
は、リング遅延パルス発生回路32を構成するNAND
回路の一方に入力され、パルス信号PB及びPCは、パ
ルスセレクタ36に入力される。
平3−220814号に開示されたものと略同様であ
り、次のように動作する。まず、リング遅延パルス発生
回路32のNAND回路にはパルス信号PAが入力され
ているため、パルス信号PAがLow レベルであれば、N
AND回路の出力がHighレベルに固定される。次にパル
ス信号PAがHighレベルになると、NAND回路の出力
がHighレベルからLow レベルに反転し、その後、NAN
D回路の出力に連結されたインバータの出力が順次反転
して行く。またインバータは偶数段であるため、最終段
のインバータの出力はLow レベルとなり、NAND回路
にLow レベルの信号が入力される。この結果、NAND
回路の出力はLow レベルからHighレベルに反転し、再
度、NAND回路の出力に連結されたインバータの出力
が順次反転する。
は、パルス信号PAがHighレベルでなければ、各インバ
ータの出力が所定レベルに固定(リセット)され、パル
ス信号PAがHighレベルになると、リングを形成してい
る各回路による遅延時間を伴って、パルス信号PAが周
回することになる。
の経路の途中から、パルス信号PAが通過したNAND
回路及びインバータの段数によって遅延時間が決まると
ころの複数の遅延パルスを、パルスセレクタ36に出力
する。そして、パルスセレクタ36は、パルス信号P
B,PCが入力される度に、パルス信号PAが達してい
る段の遅延パルスを選択し、この選択した遅延パルスに
対応する信号をエンコーダ38に出力する。するとエン
コーダ38は、その入力に対応する2進数のデジタル信
号を出力する。
パルス信号PAの周回回数は、カウンタ34によりカウ
ントされ、カウンタ34は、そのカウント結果を、エン
コーダ38の出力の上位ビットとして出力する。なお、
このカウンタ34は、入力信号の立上がり及び立下がり
の両エッジでカウント動作する。
らは、パルス信号PAの立ち上がりからパルス信号PB
の立ち上がりまでの時間、及びパルス信号PAの立ち上
がりからパルス信号PCの立ち上がりまでの時間、に夫
々対応したデジタル値DB,DC(図5参照)が順次出
力されることになる。
介して入力されるパルス信号PB,PCを受けて、パル
ス位相差符号化回路30から順次出力されるデジタル値
DB,DCを夫々ラッチするものであり、パルス位相差
符号化回路30からのデジタル値を直接ラッチするレジ
スタ42と、このレジスタ42にラッチされたデジタル
値をラッチするレジスタ44とにより、所謂シフトレジ
スタとして構成されている。
ス位相差符号化回路30からデジタル値DBが出力され
ると、パルス信号PBによって、その値DBを一旦レジ
スタ42にラッチし、次にパルス位相差符号化回路30
からデジタル値DCが出力されると、パルス信号PCに
よって、その値DCをレジスタ42にラッチすると共
に、レジスタ42が今までラッチしていたデジタル値D
Bをレジスタ44にシフトさせる。
4がリセット信号RSTによりリセットされるタイミン
グでは、レジスタ42によりパルス信号PAとPCとの
位相差を表わすデジタル値DCがラッチされ、レジスタ
44によりパルス信号PAとPBとの位相差を表わすデ
ジタル値DBがラッチされることになる。
チされたデジタル値DB,DCは、除算器50に入力さ
れる。この除算器50は、デジタル値DBをデジタル値
DCにて除算(DD=DB/DC)し、その除算結果D
Dを、磁気抵抗素子12,14に作用している磁気の強
度を表わす値として出力するものであり、前述の演算手
段に相当する。
ッチされたデジタル値DB,DCの内、パルス信号PA
とパルス信号PBとの位相差を表わすデジタル値DB
は、発振器18から出力されるパルス信号CKBの5個
分の時間に対応し、発振器18の発振周波数,換言すれ
ば磁気抵抗素子14が検出した磁気強度に応じて変化す
るため、当該装置にて検出すべき磁気変化は、このデジ
タル値DBの変化から検出することができる。
の動作条件が変動すると、発振器18の発振周波数や、
パルス位相差符号化回路30内のNAND回路,インバ
ータ等の動作時間が変化して、パルス位相差符号化回路
30により得られるデジタル値DBも変動する。例え
ば、図5に示す如く、電源電圧VDDが変動した場合、実
際には磁気変化が生じていないにもかかわらず、デジタ
ル値DBが50から40へと変化することがある。従っ
て、デジタル値DBだけでは磁気変化を正確に検出する
ことができない。
件で動作する発振器16からのパルス信号CKAによ
り、パルス信号PAに対してパルス信号CKAの8個分
の時間に対応した位相差を有するパルス信号PCを生成
し、その位相差をパルス位相差符号化回路30にて数値
化することにより、動作条件の変動に応じてデジタル値
DBと同じ比率で変化するデジタル値DCを生成し、更
に除算器50において、デジタル値DBをデジタル値D
Cにて除算することにより、実際に磁気が変化した場合
にのみ変化するデジタル値DDを生成しているのであ
る。
圧VDDの変動によってデジタル値DBが50から40へ
と変化した場合には、デジタル値DCが100から80
へと同じ比率で変化し、除算器50にて得られるデジタ
ル値DDは一定値(0.5)となる。
振周波数,換言すれば磁気抵抗素子12が検出した磁気
強度に応じて変化するため、磁気変化が生じた場合に
は、デジタル値DBとは逆方向に変化する。従って、実
際に磁気変化が生じた場合には、デジタル値DDはその
変化量に応じて大きく変化することになる。
れたデジタル値DDは、デジタルコンパレータ60に入
力される。デジタルコンパレータ60は、図4に示す如
く、除算器50から入力されたデジタル値DDをラッチ
するラッチ回路62と、このラッチ回路62にてラッチ
された前回のデジタル値DD(i-1) と除算器50から今
回入力されたデジタル値DDとの差を演算する減算器6
4と、減算器64による演算結果が正か負かを表わす符
号ビット信号を、磁気変化を表わす検出信号POとして
出力するフリップフロップ回路66とから構成されてい
る。
は、除算器50にて得られた磁気の変化に応じて変化す
るデジタル値DDが増加から減少及び減少から増加へと
転じるときにレベルが反転する信号を生成して、これを
検出信号POとして外部に出力するのである。従って、
本実施例の物理量検出装置によれば、この検出信号PO
から磁気変化を検出することができるようになる。
出装置においては、発振器16,18から磁気変化に応
じて変化する発振周波数のパルス信号CKA,CKBを
出力させ、カウンタ・デコーダ部22,24により、こ
れら各パルス信号CKA,CKBに基づき、磁気変化に
対応して位相差が変化するパルス信号PA,PCとパル
ス信号PAに対して発振器16の発振周波数に応じた所
定の位相差を有するパルス信号PBとを生成し、パルス
位相差符号化回路30にて、パルス信号PAとPCとの
位相差、及びパルス信号PAとPBとの位相差を夫々数
値化して、除算器50により、その数値化されたデジタ
ル値DC,DBの比率DD(=DB/DC)を求め、こ
の値DDから磁気変化を検出するようにされている。
ば、図6に示す如く、電源電圧VDD等の変動によって、
パルス位相差符号化回路30によって数値化されたデジ
タル値DB,DCが変動しても、除算器50によって得
られるデジタル値DDが変動することはなく、デジタル
コンパレータ60から出力される磁気変化を表わす検出
信号POが変化することはない。
ス信号PAとパルス信号PBとの位相差を表わすデジタ
ル値DBが変化するため、デジタルコンパレータ60に
このデジタル値DBをそのまま入力すれば、磁気変化に
応じて変化する検出信号POを得ることができる。とこ
ろが、このようにすると、電源電圧VDD等の装置の動作
条件が変動したとき、その変動に応じてデジタル値DB
も変化するため、デジタルコンパレータ60から出力さ
れる検出信号POは、図6に点線で示すように、実際に
は磁気変化が生じていないにもかかわらず変化するよう
になり、この検出信号POを受ける制御装置は、制御対
象を誤制御してしまうことになる。しかし、本実施例で
は、電源電圧VDD等の装置の動作条件が変動しても、デ
ジタルコンパレータ60から出力される検出信号POは
変化せず、実際に磁気変化が生じた場合にだけ、検出信
号POが変化するようになるため、制御装置側で磁気変
化を正確に検知して制御対象を制御することができ、当
該装置の動作条件の変化による誤制御を確実に防止する
ことができるようになる。
気変化を検出するものであるとして説明したが、上記実
施例の検出回路を使用すれば、検出対象となる物理量が
磁気以外のものであっても、上記実施例と同様に検出す
ることができる。例えば、磁気抵抗素子12,14の代
わりに歪ゲージ抵抗線を使用すれば、物理量として歪を
検出することができる。
ロック図である。
わすブロック図である。
すブロック図である。
ブロック図である。
チャートである。
Bの補正動作を表わすタイムチャートである。
ルス発生回路 34…カウンタ 36…パルスセレクタ 38…エ
ンコーダ 40…レジスタ回路 50…除算器 60…デジタ
ルコンパレータ
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の基準パルス信号を出力すると共
に、該基準パルス信号に対して第1入力信号の特性に応
じた位相差を有する第1パルス信号を出力する第1信号
出力手段と、 該第1信号出力手段から出力される基準パルス信号に対
して第2入力信号の特性に応じた位相差を有する第2パ
ルス信号を出力する第2信号出力手段と、 前記第1信号出力手段から出力される基準パルス信号、
第1パルス信号、及び、前記第2信号出力手段から出力
される第2パルス信号が入力されると、前記基準パルス
信号と前記第1パルス信号との位相差を数値化して第1
数値化信号とし、さらに前記基準信号と前記第2パルス
信号との位相差を数値化して第2数値化信号とする時間
A/D変換手段と、 該時間A/D変換手段にて数値化された前記第1数値化
信号及び前記第1数値化信号を夫々読み込み、該第1数
値化信号と第2数値化信号との比率を演算して、該演算
結果を出力する演算手段と、 を備えたことを特徴とするA/D変換装置。 - 【請求項2】 前記第1入力信号及び第2入力信号は、
同一の検出対象を異なる手段で観測したときに得られる
異なる検出信号であることを特徴とする請求項1記載の
A/D変換装置。
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