JP3296697B2 - 反発磁気回路型スピーカ - Google Patents
反発磁気回路型スピーカInfo
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- JP3296697B2 JP3296697B2 JP22450595A JP22450595A JP3296697B2 JP 3296697 B2 JP3296697 B2 JP 3296697B2 JP 22450595 A JP22450595 A JP 22450595A JP 22450595 A JP22450595 A JP 22450595A JP 3296697 B2 JP3296697 B2 JP 3296697B2
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- JP
- Japan
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- magnetic circuit
- circuit type
- type speaker
- repulsion
- repulsion magnetic
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Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、反発磁気回路型スピー
カに係り、特に放熱効果を高めるように構成した反発磁
気回路型スピーカに関する。
カに係り、特に放熱効果を高めるように構成した反発磁
気回路型スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図2に示すように、2つのマ
グネット12,12を同極同士が対向するように配置す
ると共に両マグネット12,12間に磁性材からなるセ
ンタープレート13を配置して反発磁気回路部11を構
成し、センタープレート13の外周に生じる反発磁界内
にボイスコイル15を配置してなる反発磁気回路型スピ
ーカがあり、ドーナツ型をなすマグネット12,12と
センタープレート13はホルダー14の支柱部14aに
挿入されて固定ネジN等で固定されている。なお、図
中、16はスピーカフレーム、17は振動板、18はダ
ンパー、19はエッジ、20はセンターキャップであ
る。
グネット12,12を同極同士が対向するように配置す
ると共に両マグネット12,12間に磁性材からなるセ
ンタープレート13を配置して反発磁気回路部11を構
成し、センタープレート13の外周に生じる反発磁界内
にボイスコイル15を配置してなる反発磁気回路型スピ
ーカがあり、ドーナツ型をなすマグネット12,12と
センタープレート13はホルダー14の支柱部14aに
挿入されて固定ネジN等で固定されている。なお、図
中、16はスピーカフレーム、17は振動板、18はダ
ンパー、19はエッジ、20はセンターキャップであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような反発磁気
回路型スピーカは、磁気回路部がホルダーやボイスコイ
ルボビン等で囲まれた構造であるため、磁気回路部が高
温になってしまうおそれがあるが、従来の反発磁気回路
型スピーカは放熱手段については何ら考慮されていない
ものであった。一般に、マグネットは高温になると減磁
して本来の磁力が得られなくなるし、ボイスコイル部が
焦げて最悪の場合には延焼するおそれもある。
回路型スピーカは、磁気回路部がホルダーやボイスコイ
ルボビン等で囲まれた構造であるため、磁気回路部が高
温になってしまうおそれがあるが、従来の反発磁気回路
型スピーカは放熱手段については何ら考慮されていない
ものであった。一般に、マグネットは高温になると減磁
して本来の磁力が得られなくなるし、ボイスコイル部が
焦げて最悪の場合には延焼するおそれもある。
【0004】本発明の目的は、前記のような従来の欠点
を解消し、磁気回路部の放熱効果をより高めることがで
きるようにした反発磁気回路型スピーカを提供すること
にある。
を解消し、磁気回路部の放熱効果をより高めることがで
きるようにした反発磁気回路型スピーカを提供すること
にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の反発磁気回路
型スピーカは、磁気回路部を固定するためのホルダーに
設けられた放熱フィンと、振動板の振幅に伴う呼吸作用
により強制空冷するように、スピーカフレームにて放熱
フィンに向けて開口して設けられたダクトとを備える。
型スピーカは、磁気回路部を固定するためのホルダーに
設けられた放熱フィンと、振動板の振幅に伴う呼吸作用
により強制空冷するように、スピーカフレームにて放熱
フィンに向けて開口して設けられたダクトとを備える。
【0006】
【0007】
【発明の実施の態様】図1は本発明に係る反発磁気回路
型スピーカの実施例を示す要部の半截断面図であり、2
つのマグネット2,2を同極同士が対向するように配置
すると共に両マグネット2,2間に磁性材からなるセン
タープレート3を配置して磁気回路部1が構成され、該
センタープレート3の外周に生じる反発磁界内にボイス
コイル5を配置してなる反発磁気回路型スピーカであ
り、前記マグネット2,2及びセンタープレート3で構
成される前記磁気回路部1を固定するためのホルダー4
に放熱フィン4bを設けて放熱効果を高めるように構成
したものである。
型スピーカの実施例を示す要部の半截断面図であり、2
つのマグネット2,2を同極同士が対向するように配置
すると共に両マグネット2,2間に磁性材からなるセン
タープレート3を配置して磁気回路部1が構成され、該
センタープレート3の外周に生じる反発磁界内にボイス
コイル5を配置してなる反発磁気回路型スピーカであ
り、前記マグネット2,2及びセンタープレート3で構
成される前記磁気回路部1を固定するためのホルダー4
に放熱フィン4bを設けて放熱効果を高めるように構成
したものである。
【0008】前記ホルダー4はアルミニューム等の非磁
性材で形成され、ドーナツ型をなすマグネット2,2と
センタープレート3はホルダー4に設けた支柱部4aに
挿入されて固定ネジN等で固定されている。このホルダ
ー4は鍔4cを備えており、周壁部の外周面に前記放熱
フィン4bが設けられる。
性材で形成され、ドーナツ型をなすマグネット2,2と
センタープレート3はホルダー4に設けた支柱部4aに
挿入されて固定ネジN等で固定されている。このホルダ
ー4は鍔4cを備えており、周壁部の外周面に前記放熱
フィン4bが設けられる。
【0009】図中、6はフレームであり、このフレーム
6には、通常、仮想線で示すような抜き穴6aが設けら
れているが、この抜き穴6aの上縁部を切り落とさない
で下方に屈曲させることによりダクト片6bを形成し、
前記放熱フィン6bに向けて開口する強制空冷用のダク
トHを設ける。
6には、通常、仮想線で示すような抜き穴6aが設けら
れているが、この抜き穴6aの上縁部を切り落とさない
で下方に屈曲させることによりダクト片6bを形成し、
前記放熱フィン6bに向けて開口する強制空冷用のダク
トHを設ける。
【0010】7は振動板、8はダンパー、9はエッジ、
10はセンターキャップであり、振動板7の振幅に伴う
呼吸作用によりダクトHを通じて通風させることによ
り、前記放熱フィン4bを介してホルダー4を強制空冷
して放熱効果を更に高め、磁気回路部1の昇温を阻止す
るようになっている。
10はセンターキャップであり、振動板7の振幅に伴う
呼吸作用によりダクトHを通じて通風させることによ
り、前記放熱フィン4bを介してホルダー4を強制空冷
して放熱効果を更に高め、磁気回路部1の昇温を阻止す
るようになっている。
【0011】
【作用】ボイスコイル5の駆動により振動板7が振幅動
作をするとその呼吸作用により空気がフレーム6に設け
られたダクトHに集約、圧縮され、流速が増して、ホル
ダー4に設けられた放熱フィン4bに吹きつけられ、空
冷されて放熱効果が向上する。
作をするとその呼吸作用により空気がフレーム6に設け
られたダクトHに集約、圧縮され、流速が増して、ホル
ダー4に設けられた放熱フィン4bに吹きつけられ、空
冷されて放熱効果が向上する。
【0012】
【実施例】なお、実施例では構造上、ホルダー4とフレ
ーム6が別部材となっているが、これが一体形成された
ものであってもよいことは勿論である。また、図1の実
施例では反発磁気回路型スピーカに実施した例である
が、一般的なスピーカにおける外磁型磁気回路部のヨー
ク、トッププレート又はマグネットの外周に放熱フィン
を設けると共にスピーカフレームにダクトを設ける構成
としても放熱効果を期待することができる。
ーム6が別部材となっているが、これが一体形成された
ものであってもよいことは勿論である。また、図1の実
施例では反発磁気回路型スピーカに実施した例である
が、一般的なスピーカにおける外磁型磁気回路部のヨー
ク、トッププレート又はマグネットの外周に放熱フィン
を設けると共にスピーカフレームにダクトを設ける構成
としても放熱効果を期待することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、磁気回路部の放熱効果
を高めることができ、マグネットの昇温による減磁、ボ
イスコイルの焼け焦げ、延焼、周辺部材の熱変形、高温
となることによる音質の劣化等を防止できる。
を高めることができ、マグネットの昇温による減磁、ボ
イスコイルの焼け焦げ、延焼、周辺部材の熱変形、高温
となることによる音質の劣化等を防止できる。
【0014】
【図1】本発明の反発磁気回路型スピーカの実施例を示
す要部の半截断面図。
す要部の半截断面図。
【図2】従来の反発磁気回路型スピーカの例を示す要部
の半截断面図。
の半截断面図。
1 磁気回路部 2 マグネット 3 センタープレート 4 ホルダー 4b 放熱フィン 5 ボイスコイル 6 フレーム 6a 抜き穴 6b ダクト片 7 振動板 H ダクト 8 ダンパー 9 エッジ 10 センターキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/00 H04R 1/00 310 H04R 9/02 101 H04R 9/02 102
Claims (1)
- 【請求項1】 2つのマグネットを同極同士が対向する
ように配置すると共に両マグネット間に磁性体からなる
センタープレートを配置して磁気回路部が構成され、該
センタープレートの外周に生じる反発磁界内にボイスコ
イルを配置してなる反発磁気回路型スピーカにおいて、上記 磁気回路部を固定するためのホルダーに設けられた
放熱フィンと、 上記振動板の振幅に伴う呼吸作用により強制空冷するよ
うに、上記スピーカフレームにて上記放熱フィンに向け
て開口して設けられたダクトと、 を備える ことを特徴とする反発磁気回路型スピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22450595A JP3296697B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 反発磁気回路型スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22450595A JP3296697B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 反発磁気回路型スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955996A JPH0955996A (ja) | 1997-02-25 |
JP3296697B2 true JP3296697B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=16814856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22450595A Expired - Lifetime JP3296697B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 反発磁気回路型スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3296697B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002017676A1 (fr) * | 2000-08-24 | 2002-02-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Haut-parleur et circuit magnetique correspondant utilise |
KR100775200B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2007-11-12 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 스피커 및 이에 사용하는 자기회로 |
JP2006229520A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置用のフレーム及びスピーカー装置 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP22450595A patent/JP3296697B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0955996A (ja) | 1997-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020305 |