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JP3284682B2 - 放送信号受信機およびその内部時計の時刻設定方法 - Google Patents

放送信号受信機およびその内部時計の時刻設定方法

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Publication number
JP3284682B2
JP3284682B2 JP21060593A JP21060593A JP3284682B2 JP 3284682 B2 JP3284682 B2 JP 3284682B2 JP 21060593 A JP21060593 A JP 21060593A JP 21060593 A JP21060593 A JP 21060593A JP 3284682 B2 JP3284682 B2 JP 3284682B2
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JP
Japan
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time
information
internal clock
extracted
broadcast signal
Prior art date
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Application number
JP21060593A
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JPH0766785A (ja
Inventor
朋幸 花井
喜三雄 角頼
賢治 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to DE69411469T priority patent/DE69411469T2/de
Priority to US08/293,917 priority patent/US5557585A/en
Priority to EP94306167A priority patent/EP0640897B2/en
Priority to CA002130711A priority patent/CA2130711C/en
Priority to KR1019940020991A priority patent/KR100340371B1/ko
Publication of JPH0766785A publication Critical patent/JPH0766785A/ja
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  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばタイマー機能
を有するVCR(ビデオカセットレコーダ)等の放送信
号受信機およびその内部時計の時刻設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VCR等のようにタイマー機能を
持った機器を使用する場合、ユーザはコマンダ(リモコ
ン送信機)上の表示、あるいはモニタTVの画面表示等
を確認しながら、自分で内部時計の時刻設定を行なう必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、V
CR等の内部時計の時刻設定をユーザ自身が行なう必要
があり、時刻設定ができないユーザにとっては、タイマ
ーを使用した機能(例えば、VCRのタイマ予約録画機
能等)を利用できなかった。
【0004】また、一旦内部時計の時刻設定を行なった
としても、電源コードが抜かれて時刻が狂った場合、時
間経過に伴って時刻が狂った場合、さらにはサマータイ
ムのある国でサマータイムと通常タイムとの間の変更に
よって時刻が狂った場合等には、内部時計の時刻設定を
ユーザ自身が再度行なわなければならず、煩わしいもの
であった。
【0005】そこで、この発明は、内部時計の時刻設定
が自動的に行なわれるようにし、ユーザの時刻設定の煩
わしさを解消することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る放送信
号受信機は、受信された放送信号の垂直ブランキング期
間の所定ラインに含まれる時刻情報およびサマータイム
か否かの情報を抽出する情報抽出手段と、受信機本体の
パワーオフのタイミングで情報抽出手段で抽出た時刻
情報によって内部時計の時刻を設定する時刻設定手段と
を備え、時刻設定手段はね時刻設定動作が最初の設定か
否かを判断し、最初の設定である場合には抽出した時刻
情報によって内部時計の時刻を設定し、最初の設定でな
い場合には、抽出た時刻情報による時刻と内部時計の
時刻とが所定時間以上ずれていると判断し、かつ抽出し
たサマータイムか否かの情報と内部時計に保持されてい
るサマータイムか否かの情報とを比較して変更がないと
のみ内部時計の時刻設定動作を行わないようにした
のである。
【0007】第2の発明に係る放送信号受信機は、ビデ
オ機器と外部チューナとを有し、ビデオ機器は、外部チ
ューナを制御して垂直ブランキング期間の所定ラインに
時刻情報およびサマータイムか否かの情報が含まれる放
送信号を受信させる選局制御手段と、外部チューナで受
信された放送信号に含まれる時刻情報およびサマータイ
ムか否かの情報を抽出する情報抽出手段と、パワーオフ
のタイミングで情報抽出手段で抽出した時刻情報によっ
て内部時計の時刻を設定する時刻設定手段とを備え、時
刻設定手段は、時刻設定動作が最初の設定か否かを判断
し、最初の設定である場合には抽出した時刻情報によっ
て内部時計の時刻を設定し、最初の設定でない場合に
は、抽出た時刻情報による時刻と内部時計の時刻とが
所定時間以上ずれていると判断し、かつ抽出したサマー
タイムか否かの情報と内部時計に保持されているサマー
タイムか否かの情報とを比較して変更がないときのみ
部時計の時刻設定動作を行わないようにしたものであ
る。
【0008】第3の発明に係る放送信号受信機の内部時
計の時刻設定方法は、受信された放送信号の垂直ブラン
キング期間の所定ラインに含まれる時刻情報およびサマ
ータイムか否かの情報を抽出し、受信機本体のパワーオ
フのタイミングで抽出た時刻情報によって内部時計の
時刻を設定する方法であって、時刻設定動作が最初の設
定か否かを判断し、最初の設定である場合には抽出した
時刻情報によって内部時計の時刻を設定し、最初の設定
でない場合には、抽出た時刻情報による時刻と内部時
計の時刻とが所定時間以上ずれていると判断し、かつ
出したサマータイムか否かの情報と内部時計に保持され
ているサマータイムか否かの情報とを比較して変更がな
いときのみ内部時計の時刻設定動作を行わないようにし
ものである。
【0009】
【0010】
【作用】第1および第3の発明においては、受信された
放送信号より抽出された時刻情報によって受信機本体の
内部時計の時刻設定がパワーオフのタイミングで自動的
に行われるため、ユーザの時刻設定の煩わしさを解消す
ることが可能となると共に、抽出された時刻情報による
時刻と内部時計の時刻とが所定時間以上ずれており、か
つサマータイムと通常タイムとの間の変更がないときは
内部時計の時刻設定を行なわないため、サマータイムと
通常タイムとの間の変更を考慮して、誤った時刻設定を
防止することが可能となる。
【0011】第2の発明においては、外部チューナで受
信された放送信号より抽出された時刻情報によってビデ
オ機器の内部時計の時刻設定がパワーオフのタイミング
で自動的に行われるため、ユーザの時刻設定の煩わしさ
を解消することが可能となると共に、抽出された時刻情
報による時刻と内部時計の時刻とが所定時間以上ずれて
おり、かつサマータイムと通常タイムとの間の変更がな
いときは内部時計の時刻設定を行なわないため、サマー
タイムと通常タイムとの間の変更を考慮して、誤った時
刻設定を防止することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、クローズド・キャプシ
ョン・システムに適用した例である。
【0013】図1において、1はCATV信号に対する
選局処理、デスクランブル処理等を行なうためのケーブ
ルボックスである。ケーブル(図示せず)で伝送されて
きた複数チャネルのCATV信号は入力端子11を介し
てチューナ12に供給される。チューナ12ではチュー
ナ制御用マイコン13の制御によって選局が行なわれ、
チューナ12からは選局されたチャネルのビデオ信号が
出力される。なお、チューナ12はデスクランブラを備
えており、スクランブル処理されているビデオ信号のデ
スクランブル処理も行なわれる。
【0014】14はリモコン信号受信部であり、このリ
モコン信号受信部14には後述する赤外線発光部より出
力されるリモコン信号(赤外線信号)が供給される。そ
して、リモコン信号受信部14よりマイコン13に選局
やパワーオンオフ等の情報が供給される。
【0015】チューナ12より出力されるビデオ信号は
RF変調器15に供給されて所定チャネルの放送信号に
変換されてVCR2のチューナ20に供給される。チュ
ーナ20ではチューナ/時計制御用マイコン22の制御
によって、ケーブルボックス1のRF変調器15より出
力される放送信号のチャネルが選局される。
【0016】チューナ20より出力されるNTSC方式
のビデオ信号はデータデコーダ21に供給される。この
ビデオ信号の垂直ブランキング期間の所定ラインには、
キャプションデータ(字幕データ)が挿入されている。
キャプションデータは、図2Aに示すように7周期(5
03KHz)のクロックランイン信号と、2ビット(S
1,S2)の論理レベル“0”の後の1ビット(S3)の
論理レベル“1”のスタートビットと、16ビットのN
RZデータ(データコード)で構成される。クロックラ
ンイン信号はデータコードを解読するための同期信号で
あり、このクロックランイン信号とデータコードとは位
相が同期している。また、16ビットのNRZデータ
は、7ビットのアスキーコードb1〜b7と1ビットのパ
リティコードの組み合わせが2組で構成されている。な
お、図2Aにおいて、HDは水平同期信号、SCはカラ
ーバースト信号である。
【0017】チューナ20より出力されるビデオ信号の
垂直ブランキング期間の所定ラインにキャプションデー
タが多重化されているときは、データデコーダ21で1
6ビットのNRZデータが抽出され、ヘキサコードより
BCDコードにデコードされた後に字幕データとしてマ
イコン22に供給される。この場合、例えば文章の切れ
目毎に所定フレームを単位として画面に字幕が表示され
るので、マイコン22内のRAM(図示せず)には所定
フレームを単位として字幕データが格納される。
【0018】そして、マイコン22のRAMより字幕デ
ータが読み出されて表示制御回路23に供給され、キャ
ラクタデータ(ドットデータ)に変換される。この表示
制御回路23にはマイコン22より表示位置を示す制御
信号も供給される。表示制御回路23では画面の表示位
置のタイミングでキャラクタデータに応じたスーパーイ
ンポーズ信号が形成され、チューナ20より記録/再生
信号処理回路24を介して供給されるビデオ信号に重畳
される。
【0019】表示制御回路23より出力されるビデオ信
号はRF変調器25に供給されて所定チャネルの放送信
号に変換された後にTVモニタ3に供給される。これに
より、チューナ20より出力されるビデオ信号にキャプ
ションデータが多重化されているときは、TVモニタ3
の画面上の所定位置に字幕表示が行なわれる。
【0020】26はケーブルボックス制御ドライバであ
る。マイコン22によってドライバ26が制御され、こ
れによって赤外線発光部4よりケーブルボックス1に所
定のリモコン信号が供給され、VCR2側からケーブル
ボックス1のパワーオンオフや選局動作等が制御され
る。
【0021】27はヘッド駆動系、リール駆動系、テー
プ走行系等の動作を制御するためのメカ制御用マイコン
である。
【0022】なお、VCR2において、録画時には、チ
ューナ20より出力されるビデオ信号が信号処理回路2
4で処理されて記録信号が形成され、この記録信号が磁
気ヘッド28に供給されて磁気テープ29に記録され
る。また、再生時には、磁気テープ29より磁気ヘッド
28で再生された信号が信号処理回路24で処理されて
再生ビデオ信号が形成され、この再生ビデオ信号が表示
制御回路23およびRF変調器25を介してTVモニタ
3に供給され、このTVモニタ3に再生画面が表示され
る。
【0023】ところで、ビデオ信号の垂直ブランキング
期間の所定ラインに、キャプションデータが多重化され
ないとき、例えばそのラインを使用して所定の情報(以
下、「VBIデータ」という)を伝送することが考えら
れる。例えば、現在時刻、サマータイムか否かの情報、
現在送られている或はこれから送られてくる番組の開始
時間、経過時間、内容等番組に関する種々の情報、番組
を送っている放送局の情報、天気や災害の情報等であ
る。
【0024】図2Bに示すように、VBIデータは、例
えばキャプションデータと同じ信号フォーマットでもっ
て定義し得る。一連のVBIデータは複数ラインを使用
して伝送される。各ラインのVBIデータは、キャプシ
ョンデータと同様に1ビットのスタートビットに続く1
6ビットのNRZデータ(7ビットのコードb1〜b7と
1ビットのパリティコードの組み合わせが2組)で構成
されている。
【0025】ここで、一連のVBIデータが伝送される
複数ラインの最初のラインでは、前半の7ビットコード
を利用してVBIデータのクラス(種類)別のスタート
コードが伝送され、後半の7ビットコードを利用してV
BIデータのタイプを示すコードが伝送される。そし
て、第2ライン以下では第1および第2の7ビットコー
ドを利用して、第1ラインで指定されたクラスおよびタ
イプのデータが順次伝送される。
【0026】上述したように、VBIデータはキャプシ
ョンデータが送られていないときに送られるものであ
り、一連のVBIデータの全てが送られる前にキャプシ
ョンデータの伝送が開始されるときはVBIデータの伝
送が中断され、キャプションデータの伝送が終了するの
を待ってVBIデータの伝送が再開される(図2B参
照)。伝送再開後の最初のラインでは、前半の7ビット
コードを利用してVBIデータのクラス(種類)別の継
続コードが伝送され、後半の7ビットコードを利用して
VBIデータのタイプを示すコードが伝送される。
【0027】また、一連のVBIデータが伝送される複
数ラインの最後のラインでは、前半の7ビットコードを
利用してエンドコードが伝送され、後半の7ビットコー
ドを利用してチェックサムが伝送される。
【0028】ここで、クラス(種類)およびタイプの例
を説明する。
【0029】クラス(種類)が「現在送られている番組
の説明」または「後に送られてくる番組の説明」である
とき、タイプは「番組のスタート時刻」、「番組の予定
の長さ/番組の経過時間」、「番組タイトル」、「番組
のタイプ」、「番組の対象視聴者」等である。クラスが
「現在送られているチャネルに関する番組でない特別な
情報」であるとき、タイプは「選局されたローカル局と
関係付けられたネットワーク名」、「ステーションI
D」、「ローカル局のネットワーク番組の定期的なテー
プディレイの時間と分の数字」等である。クラスが「他
の情報の説明」であるとき、タイプは「グリニッジ標準
時」、「標準時に対する時間ずれおよびサマータイムか
否かの情報」等である。クラスが「天気予報やメッセー
ジのような公共サービスのメッセージやデータの転送」
であるとき、タイプは「天気予報サービス」等である。
【0030】本例において、VCR2のマイコン22
は、上述したようにVBIデータとして伝送される時刻
情報を抽出し、その時刻情報に基づいて内部時計の時刻
設定を自動的に行なうようにされる。
【0031】図3は、VCR2のパワーオフのタイミン
グで、内部時計の時刻設定動作を行なう場合のマイコン
22の動作を示すフローチャートである。
【0032】VCR2がパワーオフとなると、ステップ
ST1で、ドライバ26を制御して赤外線発光部4より
ケーブルボックス1をオンとするためのリモコン信号を
発生させて、ケーブルボックス1をオンとする。
【0033】次に、ステップST2で、ドライバ26を
制御して赤外線発光部4よりVBIデータが多重化され
ている放送信号のチャネルを選局するためのリモコン信
号を発生させて、ケーブルボックス1のチューナ12で
VBIデータが多重化されている放送信号のチャネルを
選局させる。
【0034】次に、ステップST3で、ケーブルボック
ス1のチューナ12で選局されたチャネルの放送信号に
対応してVCR2のチューナ20より出力されるビデオ
信号の垂直ブランキング期間の所定ラインに多重化され
ているVBIデータより時刻データを抽出する。ここ
で、時刻データを抽出し得るVBIデータは、上述した
ようにクラスが「他の情報の説明」であり、タイプが
「グリニッジ標準時」、「標準時に対する時間ずれおよ
びサマータイムか否かの情報」ということになる。つま
り、グリニッジ標準時のデータと、これに対する時間ず
れのデータがわかれば、当該地方の時刻データを得るこ
とができる。
【0035】次に、ステップST4で、マイコン22に
備えられたVCR2の内部時計の時刻を抽出された時刻
データによる時刻(抽出時刻)に設定し、ステップST
5でケーブルボックス1をオフにして時刻設定の動作を
終了する。
【0036】上述せずも、VCR2のマイコン22は常
にオンの状態におかれるが、この時刻設定動作時には、
チューナ20、データデコーダ21およびドライバ26
はオンとされる。例えば、ステップST1の前にオンと
され、ステップST5の後にオフとされる。
【0037】なお、VCR2のオン時に内部時計の時刻
設定をするときには、ケーブルボックス1のチューナ2
で選局されるチャネルが変化するおそれがあり、例えば
ビデオ信号の記録動作に悪影響を与える等の不都合があ
るが、図3の例のようにVCR2のパワーオフのタイミ
ングで内部時計の設定動作をすることで、そのような不
都合を回避することができる。
【0038】図4も、VCR2のパワーオフのタイミン
グで、内部時計の時刻設定動作を行なう場合のマイコン
22の動作を示すフローチャートである。この例は、抽
出時刻と内部時計の時刻との差が所定時間以上となると
きは、原則として内部時計の時刻設定動作を行なわない
ようにしたものである。この図4のフローチャートのス
テップにおいて、図3のフローチャートのステップと対
応する部分には同一符号を付して示している。
【0039】本例においては、ステップST3で、時刻
データを抽出した後、ステップST6で最初の設定か否
かを判断し、最初の設定であるときはステップST4で
VCR2の内部時計の時刻を抽出時刻に設定した後、ス
テップST5でケーブルボックス1をオフにして時刻設
定動作を終了する。
【0040】ステップST6で、最初の設定でないとき
は、ステップST7に進んで抽出時刻と現時刻(内部時
計の時刻)との差が所定時間T、例えば10分より小さ
いか否かを判断する。差が所定時間Tより小さいとき
は、ステップST4に進んでVCR2の内部時計の時刻
を抽出時刻に設定した後、ステップST5でケーブルボ
ックス1をオフにして時刻設定動作を終了する。
【0041】ステップST7で、差が所定時間T以上で
あるときは、ステップST8に進んでサマータイムから
通常タイムへ、あるいは通常タイムからサマータイムへ
の変更があったか否か判断する。例えば、ステップST
3の時刻データ抽出時に、同様にサマータイムか否かの
情報を抽出しておき、その情報に基づいてサマータイム
と通常タイムとの間の変更を判断する。
【0042】ステップST8で、変更があったときは、
ステップST4に進んでVCR2の内部時計の時刻を抽
出時刻に設定した後、ステップST5でケーブルボック
ス1をオフにして時刻設定動作を終了する。一方、ステ
ップST8で、変更がなかったときは、ステップST5
に進んでケーブルボックス1をオフにして時刻設定動作
を終了する。
【0043】図4の例では、抽出時刻と内部時計の時刻
との差が所定時間T以上となるときは、原則として内部
時計の時刻設定動作が行なわれないため、ノイズ等で抽
出時刻が誤っている場合に誤った時刻設定が行なわれる
ことを防止できる。また、差が所定時間T以上であって
も、サマータイムと通常タイムとの間の変更があったと
きは時刻設定動作が行なわれるようにしたので、サマー
タイムトと通常タイムとの間の変更があるときは良好に
対処できる。
【0044】図5も、VCR2のパワーオフのタイミン
グで、内部時計の時刻設定動作を行なう場合のマイコン
22の動作を示すフローチャートである。この例は、V
CR2がタイマー予約による録画動作開始前の所定時間
以内は内部時計の時刻設定動作をしないようにし、内部
時計の時刻設定によって予約イベントの開始時刻を飛び
越すことで、予約イベントの録画が行なわれなくなるの
を防止するようにしたものである。この図5のフローチ
ャートのステップにおいて、図4のフローチャートのス
テップと対応する部分には同一符号を付して示してい
る。
【0045】本例においては、ステップST1に進む前
に、ステップST9でタイマー予約による録画動作開始
前t0以内、例えば5分以内であるか否かを判断する。
0以内であるときは、内部時計の時刻設定動作をせず
に終了する。一方、t0以内でないときは、ステップS
T1に進み、図4の例と同様の動作をする。
【0046】図5の例においては、タイマー予約による
録画動作に着目したものであるが、タイマー機能によっ
てその他の動作をさせる場合にも、ステップST9と同
様の判断ステップを挿入することで、内部時計の時刻設
定動作によるタイマー動作への悪影響を防止することが
できる。
【0047】なお、上述実施例においては、VCR2の
パワーオフのタイミングで内部時計の時刻設定動作を行
なうものであるが、VCR2のパワーオンオフに拘らず
に、ある決められた時刻に時刻設定動作を行なうように
してもよく、またVCR2がパワーオフ状態で、かつあ
る決められた時刻に時刻設定動作を行なうようにしても
よい。
【0048】また、上述実施例においては、ケーブルボ
ックス1のチューナ12で選局されたチャネルの放送信
号がVCR2のチューナ20に供給される構成のものを
示したが、VCR2のチューナ20に、アンテナ5(図
1に破線図示)、あるいはケーブル(図示せず)より放
送信号が直接供給される構成のもの、つまりVCR2の
単体のものにも、この発明を同様に適用することができ
る。その場合、内部時計の時刻設定時には、マイコン2
2でチューナ20を制御して、VBIデータが多重化さ
れている放送信号のチャネルを選局することになる。
【0049】また、上述実施例においては、ビデオ信号
の垂直ブランキング期間に多重化されたVBIデータよ
り時刻データを抽出するものを示したが、ビデオ信号の
垂直ブランキング期間以外の部分に時刻情報が挿入され
ている場合には、その時刻情報を利用するようにしても
よい。
【0050】また、上述実施例は、VCR2を有するク
ローズド・キャプション・システムに適用した例を示し
たが、ビデオ信号やオーディオ信号等の放送信号に時刻
情報が多重化されていれば、受信機本体がVCRではな
く、テレビジョン受像機、ラジオ受信機、衛星音楽放送
の受信機等であっても同様にこの発明を適用できること
は勿論である。
【0051】また、上述実施例においては、VBIデー
タのフォーマットがキャプションデータと同様の構成と
されるものを示したが、これに限定されるものではな
く、別個のフォーマット構成とすることもできる。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、受信された放送信号
より抽出された時刻情報によって受信機本体の内部時計
の時刻設定がパワーオフのタイミングで自動的に行なわ
れるため、ユーザの時刻設定の煩わしさを解消できる。
これにより、例えば時刻設定ができないユーザであって
もタイマーを使用した機能を良好に利用することが可能
となる。
【0053】また、外部チューナを使用する場合にも、
内部チューナを使用する場合と同様に受信機本体によっ
て外部チューナを制御することで、内部時計の時刻設定
を同様に行なうことができる。
【0054】また、内部時計の時刻設定動作を受信機本
体のパワーオフのタイミングで行なうことによって、通
常の使用に支障を来さないようにできる。
【0055】また、抽出時刻と内部時計の時刻との差が
所定時間以上であるときは、時刻設定動作をしないよう
にすることで、誤った時刻設定を防止することができ
る。ただし、その差が所定時間以上であっても、サマー
タイムと通常タイムとの間の変更があるときは時刻設定
が行なわれるようにすることで、サマータイムがある場
合にも良好に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる放送信号受信機の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】放送信号に多重化されたVBIデータを説明す
るための図である。
【図3】内部時計の時刻設定動作の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】内部時計の時刻設定動作の他の例を示すフロー
チャートである。
【図5】内部時計の時刻設定動作の他の例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ケーブルボックス 2 VCR(ビデオカセットレコーダ) 3 TVモニタ 4 赤外線発光部 12,20 チューナ 13 チューナ制御用マイコン 14 リモコン信号受信部 15,25 RF変調器 21 データデコーダ 22 チューナ/時計制御用マイコン 23 表示制御回路 24 記録/再生信号処理回路 26 ケーブルボックス制御ドライバ 28 磁気ヘッド 29 磁気テープ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−107789(JP,A) 特開 昭53−20366(JP,A) 特開 平3−190432(JP,A) 特開 平4−283688(JP,A) 特開 昭60−56286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04H 1/00 - 3/00 G04G 5/00 H04N 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信された放送信号の垂直ブランキング
    期間の所定ラインに含まれる時刻情報およびサマータイ
    ムか否かの情報を抽出する情報抽出手段と、受信機本体のパワーオフのタイミングで上記 情報抽出手
    段で抽出た時刻情報によって内部時計の時刻を設定す
    る時刻設定手段とを備え、 上記時刻設定手段は、時刻設定動作が最初の設定か否かを判断し、最初の設定
    である場合には上記抽出した時刻情報によって上記内部
    時計の時刻を設定し、 最初の設定でない場合には、 上記抽出た時刻情報によ
    る時刻と上記内部時計の時刻とが所定時間以上ずれて
    ると判断し、かつ上記抽出したサマータイムか否かの情
    報と内部時計に保持されているサマータイムか否かの情
    報とを比較して変更がないときのみ上記内部時計の時刻
    設定動作を行わないようにしたことを特徴とする放送信
    号受信機。
  2. 【請求項2】 ビデオ機器と外部チューナとを有し、 上記ビデオ機器は、上記外部チューナを制御して垂直ブ
    ランキング期間の所定ラインに時刻情報およびサマータ
    イムか否かの情報が含まれる放送信号を受信させる選局
    制御手段と、上記外部チューナで受信された放送信号に
    含まれる上記時刻情報および上記サマータイムか否かの
    情報を抽出する情報抽出手段と、パワーオフのタイミン
    グで上記情報抽出手段で抽出した時刻情報によって内部
    時計の時刻を設定する時刻設定手段とを備え、 上記時刻設定手段は、時刻設定動作が最初の設定か否かを判断し、最初の設定
    である場合には上記抽出した時刻情報によって上記内部
    時計の時刻を設定し、 最初の設定でない場合には、 上記抽出た時刻情報によ
    る時刻と上記内部時計の時刻とが所定時間以上ずれて
    ると判断し、かつ上記抽出したサマータイムか否かの情
    報と内部時計に保持されているサマータイムか否かの情
    報とを比較して変更がないときのみ上記内部時計の時刻
    設定動作を行わないようにしたことを特徴とする放送信
    号受信機。
  3. 【請求項3】 受信された放送信号の垂直ブランキング
    期間の所定ラインに含まれる時刻情報およびサマータイ
    ムか否かの情報を抽出し、受信機本体のパワーオフのタ
    イミングで上記抽出た時刻情報によって内部時計の時
    刻を設定する方法であって、時刻設定動作が最初の設定か否かを判断し、最初の設定
    である場合には上記抽出した時刻情報によって上記内部
    時計の時刻を設定し、 最初の設定でない場合には、 上記抽出た時刻情報によ
    る時刻と上記内部時計の時刻とが所定時間以上ずれて
    ると判断し、かつ上記抽出したサマータイムか否かの情
    報と内部時計に保持されているサマータイムか否かの情
    報とを比較して変更がないときのみ上記内部時計の時刻
    設定動作を行わないようにしたことを特徴とする放送信
    号受信機の内部時計の時刻設定方法。
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