JP3275586B2 - ホーニングシステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にホーニング装置 - Google Patents
ホーニングシステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にホーニング装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの被加工物におけ
る少くとも2つ以上の第1,第2,…第nボア内面又は
第1,第2,…第n被加工物における第1,第2,…第
nボア内面に対してホーニング加工を行うホーニングシ
ステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にはこ
のホーニングシステムの実施に使用するホーニング装置
に関する。
る少くとも2つ以上の第1,第2,…第nボア内面又は
第1,第2,…第n被加工物における第1,第2,…第
nボア内面に対してホーニング加工を行うホーニングシ
ステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にはこ
のホーニングシステムの実施に使用するホーニング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの被加工物における第1,第2,第
3ボア内面又は第1,第2,第3被加工物における第
1,第2,第3ボア内面に対してホーニング加工を行う
従来のホーニングシステムについて説明する。
3ボア内面又は第1,第2,第3被加工物における第
1,第2,第3ボア内面に対してホーニング加工を行う
従来のホーニングシステムについて説明する。
【0003】ホーニングシステムにおける第1,第2,
第3ホーニング装置は第1,第2,第3ホーニングヘッ
ドを備えており、第1,第2,第3ホーニングヘッドは
回転可能かつ軸方向へ往復移動可能にそれぞれ構成して
ある。第1,第2,第3ホーニングヘッドは、径方向へ
移動可能な複数の砥石を周方向へ適宜間隔を持たせてそ
れぞれ備えており、第1,第2,第3ホーニングヘッド
における複数の砥石は第1,第2,第3砥石作動装置の
作用により同期して外側径方向へ移動するものである。
第3ホーニング装置は第1,第2,第3ホーニングヘッ
ドを備えており、第1,第2,第3ホーニングヘッドは
回転可能かつ軸方向へ往復移動可能にそれぞれ構成して
ある。第1,第2,第3ホーニングヘッドは、径方向へ
移動可能な複数の砥石を周方向へ適宜間隔を持たせてそ
れぞれ備えており、第1,第2,第3ホーニングヘッド
における複数の砥石は第1,第2,第3砥石作動装置の
作用により同期して外側径方向へ移動するものである。
【0004】第1,第2,第3ボアの加工径をそれぞれ
測定するため、第1,第2,第3ホーニングヘッドは共
通のエア源に接続した第1,第2,第3エアノズルをそ
れぞれ備えると共に、適宜位置には第1,第2,第3エ
アノズルから噴射するエアの圧力変動又は流量変動を加
工径に対応した測定信号に変換する第1,第2,第3変
換器がそれぞれ設けてある。
測定するため、第1,第2,第3ホーニングヘッドは共
通のエア源に接続した第1,第2,第3エアノズルをそ
れぞれ備えると共に、適宜位置には第1,第2,第3エ
アノズルから噴射するエアの圧力変動又は流量変動を加
工径に対応した測定信号に変換する第1,第2,第3変
換器がそれぞれ設けてある。
【0005】したがって、第1,第2,第3ホーニング
ヘッドを軸方向へそれぞれ移動させて、第1,第2,第
3ボアにそれぞれ挿入せしめる。そして、第1,第2,
第3ホーニングヘッドをそれぞれ回転させると共にそれ
ぞれ軸方向へ往復移動させつつ、第1,第2,第3砥石
作動装置の駆動により第1,第2,第3ホーニングヘッ
ドにおける複数の砥石を同期して外側径方向へ移動させ
て第1,第2,第3ボア内面に対してそれぞれ圧接させ
る。これによって、第1,第2,第3ホーニングヘッド
により第1,第2,第3ボアに対してそれぞれホーニン
グ加工を行うことができる。
ヘッドを軸方向へそれぞれ移動させて、第1,第2,第
3ボアにそれぞれ挿入せしめる。そして、第1,第2,
第3ホーニングヘッドをそれぞれ回転させると共にそれ
ぞれ軸方向へ往復移動させつつ、第1,第2,第3砥石
作動装置の駆動により第1,第2,第3ホーニングヘッ
ドにおける複数の砥石を同期して外側径方向へ移動させ
て第1,第2,第3ボア内面に対してそれぞれ圧接させ
る。これによって、第1,第2,第3ホーニングヘッド
により第1,第2,第3ボアに対してそれぞれホーニン
グ加工を行うことができる。
【0006】第1,第2,第3ボアに対してそれぞれホ
ーニング加工を行った後は、第1,第2,第3ホーニン
グヘッドを軸方向へ移動させて第1,第2,第3ボアか
らそれぞれ退出せしめる。
ーニング加工を行った後は、第1,第2,第3ホーニン
グヘッドを軸方向へ移動させて第1,第2,第3ボアか
らそれぞれ退出せしめる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1,第
2,第3ボアに対してのホーニング加工が同時に終了す
ることはほとんどなく、第1,第2,第3ボアのうち例
えば第1ボアに対してホーニング加工が終了すると、第
1ホーニングヘッドを軸方向へ移動させて第1ボアから
退出せしめる一方、第1ボアから退出する前に、第1エ
アノズルからエアの噴出を停止せしめる。これは、第
1,第2,第3エアノズルを共通のエア源に接続したこ
とから、第1エアノズルからエアを噴射した状態で、第
1ホーニングヘッドを第1ボアから退出せしめると、第
1エアノズルから噴射されるエアの圧力又は流量変動が
第2,第3エアノズルから噴射されるエアの圧力又は流
量に影響を及ぼし、第2,第3ボアの加工径の測定精度
が悪化するからである。
2,第3ボアに対してのホーニング加工が同時に終了す
ることはほとんどなく、第1,第2,第3ボアのうち例
えば第1ボアに対してホーニング加工が終了すると、第
1ホーニングヘッドを軸方向へ移動させて第1ボアから
退出せしめる一方、第1ボアから退出する前に、第1エ
アノズルからエアの噴出を停止せしめる。これは、第
1,第2,第3エアノズルを共通のエア源に接続したこ
とから、第1エアノズルからエアを噴射した状態で、第
1ホーニングヘッドを第1ボアから退出せしめると、第
1エアノズルから噴射されるエアの圧力又は流量変動が
第2,第3エアノズルから噴射されるエアの圧力又は流
量に影響を及ぼし、第2,第3ボアの加工径の測定精度
が悪化するからである。
【0008】しかし、第1エアノズルからエアの噴射を
停止せしめるため切換え弁を用いており、この切換え弁
の操作時には、第2,第3エアノズルから噴射されるエ
アの圧力、流量に若干の影響が生じ、第2,第3ボアの
加工径の測定を完全には高精度に保つことができない。
停止せしめるため切換え弁を用いており、この切換え弁
の操作時には、第2,第3エアノズルから噴射されるエ
アの圧力、流量に若干の影響が生じ、第2,第3ボアの
加工径の測定を完全には高精度に保つことができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するため、本発明においては、第1の手段とし
て、1つの被加工物における少くとも2つ以上の第1,
第2,…第nボア内面又は第1,第2,…第n被加工物
における第1,第2,…第nボア内面に対してホーニン
グ加工を行うホーニングシステムにおいて、第1,第
2,…第nホーニングヘッドを回転可能かつ軸方向へ往
復移動可能にそれぞれ設け、第1,第2,…第nホーニ
ングヘッドに径方向へ移動可能な複数の砥石を周方向へ
適宜間隔を持たせてそれぞれ備え、第1,第2,…第n
ホーニングヘッドにおける複数の砥石を同期して外側径
方向へ移動させる第1,第2…第n砥石作動装置をそれ
ぞれ設け、第1,第2,…第nボアの加工径をそれぞれ
測定するため、第1,第2,…第nホーニングヘッドに
共通のエア源に接続した第1,第2,…第nエアノズル
をそれぞれ備えると共に、第1,第2,…第nエアノズ
ルから噴射するエアの圧力変動又は流量変動を加工径に
対応した測定信号に変換する第1,第2,…第n変換器
をそれぞれ設け、第1,第2,…第nホーニングヘッド
が進入可能な第1,第2,…第n進入穴を備えた第1,
第2,…第n環状部材をそれぞれ設け、第1,第2,…
第n環状部材における第1,第2,…第n進入穴の内側
に所定の加工径と同じ内径を高精度に有する第1,第
2,…第nマスターリングをそれぞれ埋設し、第1,第
2,…第n環状部材に第1,第2,…第nボアの周縁部
に押圧される第1,第2,…第n弾性体をそれぞれ設け
てなることを特徴とする。
点を解決するため、本発明においては、第1の手段とし
て、1つの被加工物における少くとも2つ以上の第1,
第2,…第nボア内面又は第1,第2,…第n被加工物
における第1,第2,…第nボア内面に対してホーニン
グ加工を行うホーニングシステムにおいて、第1,第
2,…第nホーニングヘッドを回転可能かつ軸方向へ往
復移動可能にそれぞれ設け、第1,第2,…第nホーニ
ングヘッドに径方向へ移動可能な複数の砥石を周方向へ
適宜間隔を持たせてそれぞれ備え、第1,第2,…第n
ホーニングヘッドにおける複数の砥石を同期して外側径
方向へ移動させる第1,第2…第n砥石作動装置をそれ
ぞれ設け、第1,第2,…第nボアの加工径をそれぞれ
測定するため、第1,第2,…第nホーニングヘッドに
共通のエア源に接続した第1,第2,…第nエアノズル
をそれぞれ備えると共に、第1,第2,…第nエアノズ
ルから噴射するエアの圧力変動又は流量変動を加工径に
対応した測定信号に変換する第1,第2,…第n変換器
をそれぞれ設け、第1,第2,…第nホーニングヘッド
が進入可能な第1,第2,…第n進入穴を備えた第1,
第2,…第n環状部材をそれぞれ設け、第1,第2,…
第n環状部材における第1,第2,…第n進入穴の内側
に所定の加工径と同じ内径を高精度に有する第1,第
2,…第nマスターリングをそれぞれ埋設し、第1,第
2,…第n環状部材に第1,第2,…第nボアの周縁部
に押圧される第1,第2,…第n弾性体をそれぞれ設け
てなることを特徴とする。
【0010】第2の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、第1,第2,…第n進入穴の径を第1,第2,
…第nマスターリングの内径とほぼ同じにそれぞれ構成
してなることを特徴とする。
の他に、第1,第2,…第n進入穴の径を第1,第2,
…第nマスターリングの内径とほぼ同じにそれぞれ構成
してなることを特徴とする。
【0011】第3の手段として、第1又は第2の手段の
構成要件の他に、第1,第2,…第n弾性体が第1,第
2,…第nボアの周縁部に押圧されたときに、第1,第
2,…第n弾性体の内径が第1,第2,…第nマスター
リングの内径とほぼ同じになるようにそれぞれ構成して
なることを特徴とする。
構成要件の他に、第1,第2,…第n弾性体が第1,第
2,…第nボアの周縁部に押圧されたときに、第1,第
2,…第n弾性体の内径が第1,第2,…第nマスター
リングの内径とほぼ同じになるようにそれぞれ構成して
なることを特徴とする。
【0012】第4の手段として、第1の〜第3の手段の
うちいずれかの手段の構成要件の他に、第1,第2,…
第n弾性体はゴムであることを特徴とする。
うちいずれかの手段の構成要件の他に、第1,第2,…
第n弾性体はゴムであることを特徴とする。
【0013】第5の手段として、第1〜第4の手段のう
ちいずれかの手段の構成要件の他に、第1,第2,…第
nエアノズルから第1,第2,…第nマスターリング内
面にエアを噴射したときに、第1,第2,…第n変換器
により変換される所定の加工径に対応した測定信号をそ
れぞれ記憶すると共に、ホーニング加工を行っていると
きに、第1,第2,…第n変換器により所定の加工径に
対応した測定信号が変換されると、第1,第2,…第n
ホーニングヘッドにおける複数の砥石が外側径方向へ移
動することを停止するように第1,第2,…第n砥石作
動装置をそれぞれ制御する制御装置を設けてなることを
特徴とする。
ちいずれかの手段の構成要件の他に、第1,第2,…第
nエアノズルから第1,第2,…第nマスターリング内
面にエアを噴射したときに、第1,第2,…第n変換器
により変換される所定の加工径に対応した測定信号をそ
れぞれ記憶すると共に、ホーニング加工を行っていると
きに、第1,第2,…第n変換器により所定の加工径に
対応した測定信号が変換されると、第1,第2,…第n
ホーニングヘッドにおける複数の砥石が外側径方向へ移
動することを停止するように第1,第2,…第n砥石作
動装置をそれぞれ制御する制御装置を設けてなることを
特徴とする。
【0014】第6の手段として、第1〜第5の手段のう
ちいずれかの手段の構成要件からなるホーニングシステ
ムの使用方法において、第1,第2,…第nボアのうち
いずれか適宜のボアに対してホーニング加工が終了した
後に、適宜のエアノズルからエアを噴射した状態の下
で、適宜のホーニングヘッドを適宜のボアから退出せし
め、適宜のエアノズルが適宜の進入穴内に位置するよう
に適宜のホーニングヘッドを待機せしめ、全てのボアに
対してホーニング加工が終了するまで、適宜のエアノズ
ルからエアを継続して噴射してなることを特徴とする。
ちいずれかの手段の構成要件からなるホーニングシステ
ムの使用方法において、第1,第2,…第nボアのうち
いずれか適宜のボアに対してホーニング加工が終了した
後に、適宜のエアノズルからエアを噴射した状態の下
で、適宜のホーニングヘッドを適宜のボアから退出せし
め、適宜のエアノズルが適宜の進入穴内に位置するよう
に適宜のホーニングヘッドを待機せしめ、全てのボアに
対してホーニング加工が終了するまで、適宜のエアノズ
ルからエアを継続して噴射してなることを特徴とする。
【0015】第7の手段として、第1〜第5の手段のう
ちのいずれかの手段の構成要件からなるホーニングシス
テムの実施に使用するホーニング装置において、ボアを
備えた被加工物を支持固定するワーク固定装置を設け、
このワーク固定装置に対向する位置に、ホーニングヘッ
ドを回転可能かつ軸方向へ往復移動可能に設け、このホ
ーニングヘッドに径方向へ移動可能な複数の砥石を周方
向へ適宜間隔を持たせて備え、複数の砥石を同期して外
側径方向へ移動させる砥石作動装置を設け、ボアの加工
径を測定するため、ホーニングヘッドにエアノズルを備
えると共に、このエアノズルから噴射するエアの圧力変
動又は流量変動を加工径に対応した測定信号に変換する
変換器を設け、上記ホーニングヘッドが進入可能な進入
穴を備えた環状部材を設け、この環状部材における進入
穴の内側に所定の加工径と同じ内径を高精度に有するマ
スターリングを埋設し、上記環状部材にボアの周縁部に
押圧される弾性体を設けてなることを特徴とする。
ちのいずれかの手段の構成要件からなるホーニングシス
テムの実施に使用するホーニング装置において、ボアを
備えた被加工物を支持固定するワーク固定装置を設け、
このワーク固定装置に対向する位置に、ホーニングヘッ
ドを回転可能かつ軸方向へ往復移動可能に設け、このホ
ーニングヘッドに径方向へ移動可能な複数の砥石を周方
向へ適宜間隔を持たせて備え、複数の砥石を同期して外
側径方向へ移動させる砥石作動装置を設け、ボアの加工
径を測定するため、ホーニングヘッドにエアノズルを備
えると共に、このエアノズルから噴射するエアの圧力変
動又は流量変動を加工径に対応した測定信号に変換する
変換器を設け、上記ホーニングヘッドが進入可能な進入
穴を備えた環状部材を設け、この環状部材における進入
穴の内側に所定の加工径と同じ内径を高精度に有するマ
スターリングを埋設し、上記環状部材にボアの周縁部に
押圧される弾性体を設けてなることを特徴とする。
【0016】第8の手段として、第7の手段の構成要件
の他に、前記進入穴の径をマスターリングの内径とほぼ
同じに構成してなることを特徴とする。
の他に、前記進入穴の径をマスターリングの内径とほぼ
同じに構成してなることを特徴とする。
【0017】第9の手段として、第7又は第8の手段の
構成要件の他に、前記弾性体がボアの周縁部に押圧され
たときに、弾性体の内径がマスターリングの内径とほぼ
同じになるように構成してなることを特徴とする。
構成要件の他に、前記弾性体がボアの周縁部に押圧され
たときに、弾性体の内径がマスターリングの内径とほぼ
同じになるように構成してなることを特徴とする。
【0018】第10の手段として第7〜第9の手段のう
ちのいずれかの手段の構成要件の他に、前記弾性体はゴ
ムであることを特徴とする。
ちのいずれかの手段の構成要件の他に、前記弾性体はゴ
ムであることを特徴とする。
【0019】第11の手段として、第7〜第10の手段
のうちいずれかの手段の構成要件の他に、エアノズルか
らマスターリング内面にエアを噴射したときに、変換器
により変換される所定の加工径に対応した測定信号を記
憶すると共に、ホーニング加工を行っているときに、変
換器により所定の加工径に対応した測定信号が変換され
ると、複数の砥石が拡張することを停止するように砥石
作動装置をそれぞれ制御する制御装置を設けてなること
を特徴とする。
のうちいずれかの手段の構成要件の他に、エアノズルか
らマスターリング内面にエアを噴射したときに、変換器
により変換される所定の加工径に対応した測定信号を記
憶すると共に、ホーニング加工を行っているときに、変
換器により所定の加工径に対応した測定信号が変換され
ると、複数の砥石が拡張することを停止するように砥石
作動装置をそれぞれ制御する制御装置を設けてなること
を特徴とする。
【0020】
【作用】前記の構成において、第1,第2,…第n弾性
体が第1,第2,…第nボアの周縁部に押圧される。次
に、第1,第2,…第nホーニングヘッドを軸方向へそ
れぞれ移動させて、第1,第2,…第nボアにそれぞれ
挿入せしめる。
体が第1,第2,…第nボアの周縁部に押圧される。次
に、第1,第2,…第nホーニングヘッドを軸方向へそ
れぞれ移動させて、第1,第2,…第nボアにそれぞれ
挿入せしめる。
【0021】そして、第1,第2,…第nホーニングヘ
ッドを回転させると共に軸方向へ往復移動させつつ、第
1,第2,…第n砥石作動装置の駆動により第1,第
2,…第nホーニングヘッドにおける複数の砥石を同期
して外側径方向へ移動させて第1,第2,…第nボア内
面に対してそれぞれ圧接させる。これによって、第1,
第2,…第nホーニングヘッドにより第1,第2,…第
nボアに対してそれぞれホーニング加工を行うことがで
きる。
ッドを回転させると共に軸方向へ往復移動させつつ、第
1,第2,…第n砥石作動装置の駆動により第1,第
2,…第nホーニングヘッドにおける複数の砥石を同期
して外側径方向へ移動させて第1,第2,…第nボア内
面に対してそれぞれ圧接させる。これによって、第1,
第2,…第nホーニングヘッドにより第1,第2,…第
nボアに対してそれぞれホーニング加工を行うことがで
きる。
【0022】ホーニング加工の途中から、第1,第2,
…第nエアノズルから第1,第2,…第nボア内面に対
してエアをそれぞれ噴射せしめて、第1,第2,…第n
変換器によりエアの圧力変動又は流量変動を第1,第
2,…第nボアの加工径に対応した測定信号に変換する
ことにより、第1,第2,…第nボアの加工径をそれぞ
れ測定する。そして、第1,第2,…第n変換器のうち
例えば第1変換器より所定の加工径に対応した測定信号
が変換されると、制御装置により第1砥石作動装置を制
御して第1ホーニングヘッドにおける複数の砥石が外側
径方向へ移動することが停止せしめ、第1ボアに対して
のホーニング加工が最初に終了する。
…第nエアノズルから第1,第2,…第nボア内面に対
してエアをそれぞれ噴射せしめて、第1,第2,…第n
変換器によりエアの圧力変動又は流量変動を第1,第
2,…第nボアの加工径に対応した測定信号に変換する
ことにより、第1,第2,…第nボアの加工径をそれぞ
れ測定する。そして、第1,第2,…第n変換器のうち
例えば第1変換器より所定の加工径に対応した測定信号
が変換されると、制御装置により第1砥石作動装置を制
御して第1ホーニングヘッドにおける複数の砥石が外側
径方向へ移動することが停止せしめ、第1ボアに対して
のホーニング加工が最初に終了する。
【0023】第1ボアに対してのホーニング加工が終了
した後は、第1エアノズルからエアを噴射した状態の下
で、第1ホーニングヘッドを軸方向へ移動させて第1ボ
アから退出せしめて、第1エアノズルが第1進入穴内に
位置するように第1ホーニングヘッドを待機せしめてお
く。このとき、第1弾性体の作用により第1環状部材と
第1ボアの周縁部の間に間隙がないことにより、第2…
第nエアノズルより噴射されるエアの圧力、又は流量へ
の影響を極力押えることができる。更に、第2〜第6,
第8〜第11の手段によれば、第1進入穴の径が第1マ
スターリングの内径とほぼ同じに構成したことにより、
上述のエアの圧力又は流量への影響を確実に押えること
ができる。そして、第2,…第nボアに対してのホーニ
ング加工が終了するまで、第1エアノズルによりエアを
噴射した状態の下で、第1ホーニングヘッドを待機せし
めておく。
した後は、第1エアノズルからエアを噴射した状態の下
で、第1ホーニングヘッドを軸方向へ移動させて第1ボ
アから退出せしめて、第1エアノズルが第1進入穴内に
位置するように第1ホーニングヘッドを待機せしめてお
く。このとき、第1弾性体の作用により第1環状部材と
第1ボアの周縁部の間に間隙がないことにより、第2…
第nエアノズルより噴射されるエアの圧力、又は流量へ
の影響を極力押えることができる。更に、第2〜第6,
第8〜第11の手段によれば、第1進入穴の径が第1マ
スターリングの内径とほぼ同じに構成したことにより、
上述のエアの圧力又は流量への影響を確実に押えること
ができる。そして、第2,…第nボアに対してのホーニ
ング加工が終了するまで、第1エアノズルによりエアを
噴射した状態の下で、第1ホーニングヘッドを待機せし
めておく。
【0024】なお、第1ホーニングヘッドによるホーニ
ング加工が終了した後において、例えば第2ホーニング
ヘッドによるホーニング加工が終了した場合でも、上述
と同様の操作を第2ホーニングヘッドに対して行う。
ング加工が終了した後において、例えば第2ホーニング
ヘッドによるホーニング加工が終了した場合でも、上述
と同様の操作を第2ホーニングヘッドに対して行う。
【0025】
【実施例】図1を参照するに、本実施例のホーニングシ
ステム1は、第1,第2,第3被加工物Wa,Wb,W
cにおける第1,第2,第3ボア内面Sa,Sb,Sc
に対してホーニング加工を行うものであり、ホーニング
システム1は第1,第2,第3ホーニング装置3a,3
b,3cを備えている。以下、ホーニングシステム1の
概略について説明し、ホーニング装置3a,3b,3c
の詳細については後述する。
ステム1は、第1,第2,第3被加工物Wa,Wb,W
cにおける第1,第2,第3ボア内面Sa,Sb,Sc
に対してホーニング加工を行うものであり、ホーニング
システム1は第1,第2,第3ホーニング装置3a,3
b,3cを備えている。以下、ホーニングシステム1の
概略について説明し、ホーニング装置3a,3b,3c
の詳細については後述する。
【0026】ホーニングシステム1における第1,第
2,第3ホーニングヘッド5a,5b,5cは回転可能
かつ軸方向へ往復移動可能にそれぞれ設けてあり、第
1,第2,第3被加工物Wa,Wb,Wcを支持固定す
る第1,第2,第3ワーク固定装置7a,7b,7cの
上方(図1において上方)に位置している。第1,第
2,第3ホーニングヘッド5a,5b,5cは径方向へ
移動可能な複数の砥石Gを周方向へ適宜間隔を持たせて
それぞれ備えており、第1,第2,第3ホーニングヘッ
ド5a,5b,5cにおける複数の砥石Gは砥石作動シ
リンダ9a,9b,9cの駆動に同期して外側径方向へ
移動するものである。
2,第3ホーニングヘッド5a,5b,5cは回転可能
かつ軸方向へ往復移動可能にそれぞれ設けてあり、第
1,第2,第3被加工物Wa,Wb,Wcを支持固定す
る第1,第2,第3ワーク固定装置7a,7b,7cの
上方(図1において上方)に位置している。第1,第
2,第3ホーニングヘッド5a,5b,5cは径方向へ
移動可能な複数の砥石Gを周方向へ適宜間隔を持たせて
それぞれ備えており、第1,第2,第3ホーニングヘッ
ド5a,5b,5cにおける複数の砥石Gは砥石作動シ
リンダ9a,9b,9cの駆動に同期して外側径方向へ
移動するものである。
【0027】第1,第2,第3ボアのHa,Hb,Hc
の加工径をそれぞれ測定するため、第1,第2,第3ホ
ーニングヘッド5a,5b,5cは、共通のエア源11
にエア通路13a,13b,13cを介して接続した第
1,第2,第3エアノズル15a,15b,15cをそ
れぞれ備えると共に、エア通路13a,13b,13c
の途中には、第1,第2,第3エアノズル15a,15
b,15cから噴射するエアの圧力変動(又は流量変
動)を加工径に対応した測定信号に変換する第1,第
2,第3A/E変換器17a,17b,17cがそれぞ
れ配設してある。第1,第2,第3A/E変換器17
a,17b,17cは図4に示すように制御装置19に
接続してあり、この制御装置19には第1,第2,第3
砥石作動シリンダ9a,9b,9cが接続してある。そ
して、制御装置19は、それぞれ第1,第2,第3A/
E変換器17a,17b,17cより所定の加工径に対
応した測定信号が変換されると、第1,第2,第3ホー
ニングヘッド5a,5b,5cにおける複数の砥石Gが
外側径方向へ移動することを停止するように第1,第
2,第3砥石作動シリンダ9a,9b,9cをそれぞれ
制御するものである。
の加工径をそれぞれ測定するため、第1,第2,第3ホ
ーニングヘッド5a,5b,5cは、共通のエア源11
にエア通路13a,13b,13cを介して接続した第
1,第2,第3エアノズル15a,15b,15cをそ
れぞれ備えると共に、エア通路13a,13b,13c
の途中には、第1,第2,第3エアノズル15a,15
b,15cから噴射するエアの圧力変動(又は流量変
動)を加工径に対応した測定信号に変換する第1,第
2,第3A/E変換器17a,17b,17cがそれぞ
れ配設してある。第1,第2,第3A/E変換器17
a,17b,17cは図4に示すように制御装置19に
接続してあり、この制御装置19には第1,第2,第3
砥石作動シリンダ9a,9b,9cが接続してある。そ
して、制御装置19は、それぞれ第1,第2,第3A/
E変換器17a,17b,17cより所定の加工径に対
応した測定信号が変換されると、第1,第2,第3ホー
ニングヘッド5a,5b,5cにおける複数の砥石Gが
外側径方向へ移動することを停止するように第1,第
2,第3砥石作動シリンダ9a,9b,9cをそれぞれ
制御するものである。
【0028】固定部21a,21b,21cには第1,
第2,第3ホーニングヘッド5a,5b,5cが進入可
能な第1,第2,第3進入穴23a,23b,23cを
備えた第1,第2,第3環状部材25a,25b,25
cがそれぞれ設けてあり、第1,第2,第3環状部材2
5a,25b,25cにおける第1,第2,第3進入孔
23a,23b,23c内側には所定の加工径と同じ内
径を高精度に有する第1,第2,第3マスターリング2
7a,27b,27cがそれぞれ埋設してある。
第2,第3ホーニングヘッド5a,5b,5cが進入可
能な第1,第2,第3進入穴23a,23b,23cを
備えた第1,第2,第3環状部材25a,25b,25
cがそれぞれ設けてあり、第1,第2,第3環状部材2
5a,25b,25cにおける第1,第2,第3進入孔
23a,23b,23c内側には所定の加工径と同じ内
径を高精度に有する第1,第2,第3マスターリング2
7a,27b,27cがそれぞれ埋設してある。
【0029】そして、第1,第2,第3エアノズル15
a,15b,15cから第1,第2,第3マスターリン
グ27a,27b,27c内面にエアを噴射したとき
に、第1,第2,第3A/E変換器17a,17b,1
7cにより変換される所定の加工径に対応した測定信号
は、前記制御装置19にそれぞれ記憶されるようになっ
ている。
a,15b,15cから第1,第2,第3マスターリン
グ27a,27b,27c内面にエアを噴射したとき
に、第1,第2,第3A/E変換器17a,17b,1
7cにより変換される所定の加工径に対応した測定信号
は、前記制御装置19にそれぞれ記憶されるようになっ
ている。
【0030】第1,第2,第3環状部材25a,25
b,25cの下側には第1,第2,第3ボアHa,H
b,Hc周縁部に押圧される第1,第2,第3弾性体
(シリコンゴム)29a,29b,29cがそれぞれ設
けてある。ここで、第1,第2,第3の進入穴23a,
23b,23cの径は第1,第2,第3マスターリング
27a,27b,27cの内径とほぼ同じにそれぞれ構
成してあり、また第1,第2,第3弾性体29a,29
b,29cが第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcの
周縁部に押圧されたときに、第1,第2,第3弾性体2
9a,29b,29cの内径が第1,第2,第3マスタ
ーリング27a,27b,27cの内径とほぼ同じにな
るようにそれぞれ構成してある。
b,25cの下側には第1,第2,第3ボアHa,H
b,Hc周縁部に押圧される第1,第2,第3弾性体
(シリコンゴム)29a,29b,29cがそれぞれ設
けてある。ここで、第1,第2,第3の進入穴23a,
23b,23cの径は第1,第2,第3マスターリング
27a,27b,27cの内径とほぼ同じにそれぞれ構
成してあり、また第1,第2,第3弾性体29a,29
b,29cが第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcの
周縁部に押圧されたときに、第1,第2,第3弾性体2
9a,29b,29cの内径が第1,第2,第3マスタ
ーリング27a,27b,27cの内径とほぼ同じにな
るようにそれぞれ構成してある。
【0031】次に、ホーニングシステム1におけるホー
ニング装置3a,3b,3cについて詳細に説明する。
なお、便宜上a,b,cの符号は省略する。
ニング装置3a,3b,3cについて詳細に説明する。
なお、便宜上a,b,cの符号は省略する。
【0032】図2,図3を参照するに、ホーニング装置
3における本体フレーム31の下部(図2において下
部、図3において紙面に向って裏部)には、前述のごと
くワーク固定装置7が設けてあり、このワーク固定装置
7は、傾斜面33を有する支持台35と、被加工物Wの
端部をクランプするクランプ装置37を備えている。上
記傾斜面33は前側(図2において紙面に向って表側、
図3において下側)が後側よりも低くなるように構成し
てあって、この傾斜面33に沿って被加工物Wを後方向
へ移動させることにより、被加工物Wを上昇せしめ、弾
性体29がボアHの周縁部に押圧される。
3における本体フレーム31の下部(図2において下
部、図3において紙面に向って裏部)には、前述のごと
くワーク固定装置7が設けてあり、このワーク固定装置
7は、傾斜面33を有する支持台35と、被加工物Wの
端部をクランプするクランプ装置37を備えている。上
記傾斜面33は前側(図2において紙面に向って表側、
図3において下側)が後側よりも低くなるように構成し
てあって、この傾斜面33に沿って被加工物Wを後方向
へ移動させることにより、被加工物Wを上昇せしめ、弾
性体29がボアHの周縁部に押圧される。
【0033】本体フレーム31の上部におけるワーク固
定装置33の上方位置には、前述のごとくホーニングヘ
ッド5が回転可能かつ軸方向(上下方向)へ往復移動可
能に設けてある。
定装置33の上方位置には、前述のごとくホーニングヘ
ッド5が回転可能かつ軸方向(上下方向)へ往復移動可
能に設けてある。
【0034】本体フレーム31の上部におけるワーク固
定装置7の上方には筒状の回転スリーブ39が支持部材
41を介して回転自在に設けてある。この回転スリーブ
39を回転させるため、本体フレーム31の上部適宜位
置にはヘッド回転用モータ43が設けてあり、このヘッ
ド回転用モータ43の回転軸が回転スリーブ39にスプ
ロケット45,47、チェン49を介して連結してあ
る。上記回転スリーブ39にはスピンドル51が上下方
向へ移動自在に設けてあり、このスピンドル51はキー
又はスプラインの作用によって回転スリーブ39に対し
て回転不能である。上記スピンドル51を上下方向へ移
動させるため、本体フレーム31の上部には上下方向へ
移動可能なピストンロッド53を備えたヘッド軸移動用
シリンダ55が設けてあり、このピストンロッド53の
先端部がスピンドル51の上端部に適宜手段を介して回
転自在に連結してある。そして、上記スピンドル51の
下端にはホーニングヘッド5における通常のヘッド本体
57が一体的に連結してある。
定装置7の上方には筒状の回転スリーブ39が支持部材
41を介して回転自在に設けてある。この回転スリーブ
39を回転させるため、本体フレーム31の上部適宜位
置にはヘッド回転用モータ43が設けてあり、このヘッ
ド回転用モータ43の回転軸が回転スリーブ39にスプ
ロケット45,47、チェン49を介して連結してあ
る。上記回転スリーブ39にはスピンドル51が上下方
向へ移動自在に設けてあり、このスピンドル51はキー
又はスプラインの作用によって回転スリーブ39に対し
て回転不能である。上記スピンドル51を上下方向へ移
動させるため、本体フレーム31の上部には上下方向へ
移動可能なピストンロッド53を備えたヘッド軸移動用
シリンダ55が設けてあり、このピストンロッド53の
先端部がスピンドル51の上端部に適宜手段を介して回
転自在に連結してある。そして、上記スピンドル51の
下端にはホーニングヘッド5における通常のヘッド本体
57が一体的に連結してある。
【0035】上記構成により、ヘッド回転用モータ43
の駆動により回転スリーブ39をスプロケット45,4
7、チェン49を介して回転させることにより、スピン
ドル51及びホーニングヘッド5を一体的に回転させる
ことができる。また、ヘッド軸移動用シリンダ55の駆
動によりスピンドル51を軸方向(上下方向)へ移動さ
せることにより、ホーニングヘッド5を一体的に軸方向
へ移動させることができる。
の駆動により回転スリーブ39をスプロケット45,4
7、チェン49を介して回転させることにより、スピン
ドル51及びホーニングヘッド5を一体的に回転させる
ことができる。また、ヘッド軸移動用シリンダ55の駆
動によりスピンドル51を軸方向(上下方向)へ移動さ
せることにより、ホーニングヘッド5を一体的に軸方向
へ移動させることができる。
【0036】上記ホーニングヘッド5は、前述のごとく
複数の砥石Gを周方向へ適宜間隔を持たせて備えてお
り、複数の砥石Gは径方向へ移動可能である。
複数の砥石Gを周方向へ適宜間隔を持たせて備えてお
り、複数の砥石Gは径方向へ移動可能である。
【0037】より詳細には、筒状のヘッド本体57には
複数のスリット59が周方向へ適宜間隔を持たせて設け
てあり、各スリット59には外側に砥石Gを備えた砥石
シュー61がそれぞれ径方向へ移動可能に設けてある。
複数の砥石シュー61の上端部及び下端部には複数の砥
石シュー61を内側径方向へ付勢可能なリング状のスプ
リング63が設けてある。
複数のスリット59が周方向へ適宜間隔を持たせて設け
てあり、各スリット59には外側に砥石Gを備えた砥石
シュー61がそれぞれ径方向へ移動可能に設けてある。
複数の砥石シュー61の上端部及び下端部には複数の砥
石シュー61を内側径方向へ付勢可能なリング状のスプ
リング63が設けてある。
【0038】複数の砥石Gを同期して外側径方向へ移動
させるため、ヘッド本体57内には複数の砥石シュー6
1を外側径方向へ押圧する複数のテーパコーン65を備
えた作動ロッド67が上下方向へ移動可能に設けてあ
る。この作動ロッド67を上下動させるため、上記スピ
ンドル25の内部には作動ロッド67を上方向から押圧
可能なピストンロッド69を備えた前記砥石作動シリン
ダ9が設けてあり、この作動ロッド67は適宜に設けた
スプリング71の作用によって上方向へ付勢されてい
る。
させるため、ヘッド本体57内には複数の砥石シュー6
1を外側径方向へ押圧する複数のテーパコーン65を備
えた作動ロッド67が上下方向へ移動可能に設けてあ
る。この作動ロッド67を上下動させるため、上記スピ
ンドル25の内部には作動ロッド67を上方向から押圧
可能なピストンロッド69を備えた前記砥石作動シリン
ダ9が設けてあり、この作動ロッド67は適宜に設けた
スプリング71の作用によって上方向へ付勢されてい
る。
【0039】上記構成により、砥石作動シリンダ9の駆
動によりピストンロッド69を下方向へ移動させて上方
向から作動ロッド67を押圧することにより、作動ロッ
ド67をスプリング71の付勢力に抗して下方向へ移動
させて、テーパコーン65の作用によって複数の砥石シ
ュー61を同期してスプリング63の付勢力に抗しつつ
外側径方向へ押圧移動せしめる。これによって、複数の
砥石Gを同期して外側径方向へ移動させることができ
る。
動によりピストンロッド69を下方向へ移動させて上方
向から作動ロッド67を押圧することにより、作動ロッ
ド67をスプリング71の付勢力に抗して下方向へ移動
させて、テーパコーン65の作用によって複数の砥石シ
ュー61を同期してスプリング63の付勢力に抗しつつ
外側径方向へ押圧移動せしめる。これによって、複数の
砥石Gを同期して外側径方向へ移動させることができ
る。
【0040】また、砥石作動シリンダ9の駆動によりピ
ストンロッド69を上方向へ移動させて作動ロッド67
の押圧状態を解除することにより、作動ロッド67をス
プリング71の付勢力も相まって上方向へ移動させて、
複数の砥石シュー61を同期してスプリング63の付勢
力も相まって内側径方向へ移動せしめる。これによっ
て、複数の砥石Gを同期して内側径方向へ移動させるこ
とができる。
ストンロッド69を上方向へ移動させて作動ロッド67
の押圧状態を解除することにより、作動ロッド67をス
プリング71の付勢力も相まって上方向へ移動させて、
複数の砥石シュー61を同期してスプリング63の付勢
力も相まって内側径方向へ移動せしめる。これによっ
て、複数の砥石Gを同期して内側径方向へ移動させるこ
とができる。
【0041】ヘッド本体57には、スリット59の他
に、複数の超硬ガイド73が周方向へ適宜間隔を持たせ
て設けてあり、複数の超硬ガイド73はヘッド本体57
を被加工物WのボアHに対して案内する作用を有してい
る。複数の超硬ガイド73のうち適数の超硬ガイド73
にはボア内面Sに対してエアを噴射する前記エアノズル
15が設けてある。
に、複数の超硬ガイド73が周方向へ適宜間隔を持たせ
て設けてあり、複数の超硬ガイド73はヘッド本体57
を被加工物WのボアHに対して案内する作用を有してい
る。複数の超硬ガイド73のうち適数の超硬ガイド73
にはボア内面Sに対してエアを噴射する前記エアノズル
15が設けてある。
【0042】次に、ホーニングシステム1の使用方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0043】第1,第2,第3弾性体29a,29b,
29cが第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcの周縁
部に押圧される。次に、第1,第2,第3ホーニングヘ
ッド5a,5b,5cを軸方向へそれぞれ移動させて、
第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcにそれぞれ挿入
せしめる。
29cが第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcの周縁
部に押圧される。次に、第1,第2,第3ホーニングヘ
ッド5a,5b,5cを軸方向へそれぞれ移動させて、
第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcにそれぞれ挿入
せしめる。
【0044】そして、第1,第2,第3ホーニングヘッ
ド5a,5b,5cを回転させると共に軸方向へ往復移
動させつつ、第1,第2,第3砥石作動シリンダ9a,
9b,9cの駆動により第1,第2,第3ホーニングヘ
ッド5a,5b,5cにおける複数の砥石Gを同期して
外側径方向へ移動させて第1,第2,第3ボア内面S
a,Sb,Scに対してそれぞれ圧接させる。これによ
って、第1,第2,第3ホーニングヘッド5a,5b,
5cにより第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcに対
してそれぞれホーニング加工を行うことができる。
ド5a,5b,5cを回転させると共に軸方向へ往復移
動させつつ、第1,第2,第3砥石作動シリンダ9a,
9b,9cの駆動により第1,第2,第3ホーニングヘ
ッド5a,5b,5cにおける複数の砥石Gを同期して
外側径方向へ移動させて第1,第2,第3ボア内面S
a,Sb,Scに対してそれぞれ圧接させる。これによ
って、第1,第2,第3ホーニングヘッド5a,5b,
5cにより第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcに対
してそれぞれホーニング加工を行うことができる。
【0045】ホーニング加工の途中から、第1,第2,
第3エアノズル15a,15b,15cから第1,第
2,第3ボア内面Sa,Sb,Scに対してエアをそれ
ぞれ噴射せしめて、第1,第2,第3A/E変換器17
a,17b,17cによりエアの圧力変動(又は流量変
動)を第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcの加工径
に対応した測定信号に変換することにより、第1,第
2,第3ボアHa,Hb,Hcの加工径をそれぞれ測定
する。そして、第1,第2,第3A/E変換器17a,
17b,17cのうち例えば第1A/E変換器に17a
より所定の加工径に対応した測定信号が変換されると、
制御装置19により第1砥石作動シリンダ9aを制御し
て第1ホーニングヘッド5aにおける複数の砥石7が外
側径方向へ移動することが停止せしめ、第1ボアHaに
対してのホーニング加工が最初に終了する。
第3エアノズル15a,15b,15cから第1,第
2,第3ボア内面Sa,Sb,Scに対してエアをそれ
ぞれ噴射せしめて、第1,第2,第3A/E変換器17
a,17b,17cによりエアの圧力変動(又は流量変
動)を第1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcの加工径
に対応した測定信号に変換することにより、第1,第
2,第3ボアHa,Hb,Hcの加工径をそれぞれ測定
する。そして、第1,第2,第3A/E変換器17a,
17b,17cのうち例えば第1A/E変換器に17a
より所定の加工径に対応した測定信号が変換されると、
制御装置19により第1砥石作動シリンダ9aを制御し
て第1ホーニングヘッド5aにおける複数の砥石7が外
側径方向へ移動することが停止せしめ、第1ボアHaに
対してのホーニング加工が最初に終了する。
【0046】第1ボアHaに対してのホーニング加工が
終了した後は、第1エアノズル15aからエアを噴射し
た状態の下で第1ホーニングヘッド5aを軸方向へ移動
させて第1ボアHaから退出せしめて、第1エアノズル
15aが第1進入穴23a内に位置するように第1ホー
ニングヘッド5aを待機せしめておく。このとき、第1
弾性体29aの作用により第1環状部材25aと第1ボ
アHaの周縁部の間には間隙がないことにより、第2,
第3エアノズル15b,15cより噴射されるエアの圧
力又は流量への影響を極力押えることができる。更に、
第1進入穴23aの径が第1マスターリング27aの内
径とほぼ同じに構成したことにより、上述のエアの圧力
又は流量への影響を確実に押えることができる。そし
て、第2,第3ボアHb,Hcに対してのホーニング加
工が終了するまで、第1エアノズル15aによりエアを
噴射した状態の下で、第1ホーニングヘッド5aを待機
せしめておく。
終了した後は、第1エアノズル15aからエアを噴射し
た状態の下で第1ホーニングヘッド5aを軸方向へ移動
させて第1ボアHaから退出せしめて、第1エアノズル
15aが第1進入穴23a内に位置するように第1ホー
ニングヘッド5aを待機せしめておく。このとき、第1
弾性体29aの作用により第1環状部材25aと第1ボ
アHaの周縁部の間には間隙がないことにより、第2,
第3エアノズル15b,15cより噴射されるエアの圧
力又は流量への影響を極力押えることができる。更に、
第1進入穴23aの径が第1マスターリング27aの内
径とほぼ同じに構成したことにより、上述のエアの圧力
又は流量への影響を確実に押えることができる。そし
て、第2,第3ボアHb,Hcに対してのホーニング加
工が終了するまで、第1エアノズル15aによりエアを
噴射した状態の下で、第1ホーニングヘッド5aを待機
せしめておく。
【0047】なお、第1ボアHaに対してホーニング加
工が終了した後において、例えば第2ボアHbに対して
ホーニング加工が終了した場合でも、上述と同様の操作
を第2ホーニングヘッド5bに対して行う。
工が終了した後において、例えば第2ボアHbに対して
ホーニング加工が終了した場合でも、上述と同様の操作
を第2ホーニングヘッド5bに対して行う。
【0048】以上のごとき本実施例の発明によれば、第
1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcのうち例えば第1
のボアHaに対してホーニング加工が終了した場合にお
いて、第1エアノズル15aからエアを噴射した状態の
下で、第1エアノズル15aが適宜の進入穴23a内に
位置するように第1のホーニングヘッド5aを待機せし
めておくことにより、第2,第3エアノズル15b,1
5cにより噴射されるエアの圧力又は流量への影響を極
力押えることができ、第1,第2ボアHb,Hcの加工
径の測定を確実かつ完全に高精度に保つことができる。
1,第2,第3ボアHa,Hb,Hcのうち例えば第1
のボアHaに対してホーニング加工が終了した場合にお
いて、第1エアノズル15aからエアを噴射した状態の
下で、第1エアノズル15aが適宜の進入穴23a内に
位置するように第1のホーニングヘッド5aを待機せし
めておくことにより、第2,第3エアノズル15b,1
5cにより噴射されるエアの圧力又は流量への影響を極
力押えることができ、第1,第2ボアHb,Hcの加工
径の測定を確実かつ完全に高精度に保つことができる。
【0049】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、本発明によれば、第1,第2,…第nボア
のうち適宜のボアに対してホーニング加工が終了した場
合において、適宜のエアノズルからエアを噴射した状態
の下で、適宜のエアノズルが適宜の進入穴内に位置する
ように適宜のホーニングヘッドを待機せしめておくこと
により、他のエアノズルにより噴射されるエアの圧力又
は流量への影響を圧力押えることができ、他のボアの加
工径の測定を確実かつ完全に高精度に保つことができ
る。特に、請求項2〜請求項6,請求項8〜請求項11
に記載の発明によれば、進入穴の径をマスターリングの
内径とほぼ同じに構成したことにより上述の効果はより
一層向上するものである。
れるように、本発明によれば、第1,第2,…第nボア
のうち適宜のボアに対してホーニング加工が終了した場
合において、適宜のエアノズルからエアを噴射した状態
の下で、適宜のエアノズルが適宜の進入穴内に位置する
ように適宜のホーニングヘッドを待機せしめておくこと
により、他のエアノズルにより噴射されるエアの圧力又
は流量への影響を圧力押えることができ、他のボアの加
工径の測定を確実かつ完全に高精度に保つことができ
る。特に、請求項2〜請求項6,請求項8〜請求項11
に記載の発明によれば、進入穴の径をマスターリングの
内径とほぼ同じに構成したことにより上述の効果はより
一層向上するものである。
【図1】本実施例のホーニングシステムを示す図であ
る。
る。
【図2】上記ホーニングシステムの実施に使用するホー
ニング装置を示す図である。
ニング装置を示す図である。
【図3】ホーニングヘッドの横断面図である。
【図4】本実施例の制御ブロック図である。
1 ホーニングシステム 3a.3b.3c 第1,第2,第3ホーニング装置 5a.5b.5c 第1,第2,第3ホーニングヘッド 9a.9b.9c 第1,第2,第3砥石作動シリンダ 11 エア源 15a.15b.15c 第1,第2,第3エアノズル 17a.17b.17c 第1,第2,第3 A/E変
換器 19 制御装置 23a.23b.23c 第1,第2,第3進入穴 25a.25b.25c 第1,第2,第3環状部材 27a.27b.27c 第1,第2,第3マスターリ
ング 29a.29b.29c 第1,第2,第3弾性体
換器 19 制御装置 23a.23b.23c 第1,第2,第3進入穴 25a.25b.25c 第1,第2,第3環状部材 27a.27b.27c 第1,第2,第3マスターリ
ング 29a.29b.29c 第1,第2,第3弾性体
Claims (11)
- 【請求項1】 1つの被加工物における少くとも2つ以
上の第1,第2,…第nボア内面又は第1,第2,…第
n被加工物における第1,第2,…第nボア内面に対し
てホーニング加工を行うホーニングシステムにおいて、 第1,第2,…第nホーニングヘッドを回転可能かつ軸
方向へ往復移動可能にそれぞれ設け、第1,第2,…第
nホーニングヘッドに径方向へ移動可能な複数の砥石を
周方向へ適宜間隔を持たせてそれぞれ備え、第1,第
2,…第nホーニングヘッドにおける複数の砥石を同期
して外側径方向へ移動させる第1,第2,…第n砥石作
動装置をそれぞれ設け、 第1,第2,…第nボアの加工径をそれぞれ測定するた
め、第1,第2,…第nホーニングヘッドに共通のエア
源に接続した第1,第2,…第nエアノズルをそれぞれ
備えると共に、第1,第2,…第nエアノズルから噴射
するエアの圧力変動又は流量変動を加工径に対応した測
定信号に変換する第1,第2,…第n変換器をそれぞれ
設け、 第1,第2,…第nホーニングヘッドが進入可能な第
1,第2,…第n進入穴を備えた第1,第2,…第n環
状部材をそれぞれ設け、第1,第2,…第n環状部材に
おける第1,第2,…第n進入穴の内側に所定の加工径
と同じ内径を高精度に有する第1,第2,…第nマスタ
ーリングをそれぞれ埋設し、 第1,第2,…第n環状部材に第1,第2,…第nボア
の周縁部に押圧される第1,第2,…第n弾性体をそれ
ぞれ設けてなることを特徴とするホーニングシステム。 - 【請求項2】 第1,第2,…第n進入穴の径を第1,
第2,…第nマスターリングの内径とほぼ同じにそれぞ
れ構成してなることを特徴とする請求項1に記載のホー
ニングシステム。 - 【請求項3】 第1,第2,…第n弾性体が第1,第
2,…第nボアの周縁部に押圧されたときに、第1,第
2,…第n弾性体の内径が第1,第2,…第nマスター
リングの内径とほぼ同じになるようにそれぞれ構成して
なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホ
ーニングシステム。 - 【請求項4】 第1,第2,…第n弾性体はゴムである
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいずれか
の請求項に記載のホーニングシステム。 - 【請求項5】 第1,第2,…第nエアノズルから第
1,第2,…第nマスターリング内面にエアを噴射した
ときに、第1,第2,…第n変換器により変換される所
定の加工径に対応した測定信号をそれぞれ記憶すると共
に、ホーニング加工を行っているときに、第1,第2,
…第n変換器により所定の加工径に対応した測定信号が
変換されると、第1,第2,…第nホーニングヘッドに
おける複数の砥石が外側径方向へ移動することを停止す
るように第1,第2,…第n砥石作動装置をそれぞれ制
御する制御装置を設けてなることを特徴とする請求項1
〜請求項4のうちのいずれかの請求項に記載のホーニン
グシステム。 - 【請求項6】 第1,第2,…第nボアのうちいずれか
適宜のボアに対してホーニング加工が終了した後に、適
宜のエアノズルからエアを噴射した状態の下で、適宜の
ホーニングヘッドを適宜のボアから退出せしめ、適宜の
エアノズルが適宜の進入穴内に位置するように適宜のホ
ーニングヘッドを待機せしめ、 全てのボアに対してホーニング加工が終了するまで、適
宜のエアノズルからエアを継続して噴射してなることを
特徴とする請求項1〜請求項5のうちのいずれかの請求
項に記載のホーニングシステムの使用方法。 - 【請求項7】 ボアを備えた被加工物を支持固定するワ
ーク固定装置を設け、このワーク固定装置に対向する位
置に、ホーニングヘッドを回転可能かつ軸方向へ往復移
動可能に設け、このホーニングヘッドに径方向へ移動可
能な複数の砥石を周方向へ適宜間隔を持たせて備え、複
数の砥石を同期して外側径方向へ移動させる砥石作動装
置を設け、 ボアの加工径を測定するため、ホーニングヘッドにエア
ノズルを備えると共に、このエアノズルから噴射するエ
アの圧力変動又は流量変動を加工径に対応した測定信号
に変換する変換器を設け、 上記ホーニングヘッドが進入可能な進入穴を備えた環状
部材を設け、この環状部材における進入穴の内側に所定
の加工径と同じ内径を高精度に有するマスターリングを
埋設し、 上記環状部材にボアの周縁部に押圧される弾性体を設け
てなることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちのい
ずれかの請求項に記載のホーニングシステムの実施に使
用するホーニング装置。 - 【請求項8】 前記進入穴の径をマスターリングの内径
とほぼ同じに構成してなることを特徴とする請求項7記
載のホーニング装置。 - 【請求項9】 前記弾性体がボアの周縁部に押圧された
ときに、弾性体の内径がマスターリングの内径とほぼ同
じになるように構成してなることを特徴とする請求項7
又は請求項8に記載のホーニング装置。 - 【請求項10】 前記弾性体はゴムであることを特徴と
する請求項7〜請求項9のうちのいずれかの請求項にに
記載のホーニング装置。 - 【請求項11】 エアノズルからマスターリング内面に
エアを噴射したときに、変換器により変換される所定の
加工径に対応した測定信号を記憶すると共に、ホーニン
グ加工を行っているときに、変換器により所定の加工径
に対応した測定信号が変換されると、複数の砥石が外側
径方向へ移動することを停止するように砥石作動装置を
それぞれ制御する制御装置を設けてなることを特徴とす
る請求項7〜請求項10のうちのいずれかの請求項に記
載のホーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29936794A JP3275586B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ホーニングシステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にホーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29936794A JP3275586B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ホーニングシステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にホーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08155820A JPH08155820A (ja) | 1996-06-18 |
JP3275586B2 true JP3275586B2 (ja) | 2002-04-15 |
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ID=17871649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29936794A Expired - Fee Related JP3275586B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ホーニングシステム及びこのホーニングシステムの使用方法更にホーニング装置 |
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JP (1) | JP3275586B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101982301A (zh) * | 2010-08-30 | 2011-03-02 | 兰州瑞德实业集团有限公司 | 紧凑型灵敏气缸 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29936794A patent/JP3275586B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH08155820A (ja) | 1996-06-18 |
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