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JP3274438B2 - 画像形成装置のジャム処理手順表示装置 - Google Patents

画像形成装置のジャム処理手順表示装置

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Publication number
JP3274438B2
JP3274438B2 JP25065999A JP25065999A JP3274438B2 JP 3274438 B2 JP3274438 B2 JP 3274438B2 JP 25065999 A JP25065999 A JP 25065999A JP 25065999 A JP25065999 A JP 25065999A JP 3274438 B2 JP3274438 B2 JP 3274438B2
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JP
Japan
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jam
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moving image
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Prior art date
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JP25065999A
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Inventor
裕次 岡本
義門 山田
かおる 石倉
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP25065999A priority Critical patent/JP3274438B2/ja
Publication of JP2000089619A publication Critical patent/JP2000089619A/ja
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Publication of JP3274438B2 publication Critical patent/JP3274438B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機およびプリ
ンター等の画像形成装置に備えられ、ジャム処理につい
ての情報を表示する画像形成装置のジャム処理手順表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としての例えば複写
機では、用紙切れ、あるいは紙詰まり、即ちジャム等の
トラブルが発生したとき、操作パネルに備えられた表示
部においてそのトラブルを示すメッセージを表示し、あ
るいはそのトラブルが発生している個所を例えば表示ラ
ンプにて表示することにより、操作者による処理を促す
ようにしている。
【0003】しかしながら、単に上記メッセージあるい
はトラブル発生個所を表示するのみでは、これらに基づ
いてその複写機に不慣れな使用者がトラブル処理を容易
に行うことができない。この問題は、相対的に発生頻度
が高く、かつ処理が面倒な紙詰まりにおいて特に重大な
ものとなっている。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、特開平4−84174号においては、トラブル発生
時にこのトラブルの内容を表示部にメッセージとして表
示するとともに、これに連動して、上記トラブル発生箇
所を開放する動作を行う構成が提案されている。
【0005】具体的には、ジャムが発生したり、プロセ
スカートリッジの交換を要する事態が生じた際に、先ず
画像形成動作が停止する。次に、操作パネル上にトラブ
ルの内容がメッセージとして点滅表示され、これに連動
して、自動的に、プロセスカートリッジが退避位置に移
動するとともに、上部カバーが解放され、ジャム発生箇
所のユニット部材が矢印等の表示点滅サインによって直
接表示される。これにより、装置本体の上方よりジャム
になった転写材を容易に確認できかつ取り除くことがで
きるようになっている。
【0006】また、特開昭59−78372号において
は、ドアの開閉状態および故障の状態等の複写機の状
態、並びに複写機の各構成部品を含むグラフィック表示
を行うとともに、その状態のメッセージを表示する構成
が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平4−
84174号において提案されているように、トラブル
内容の表示に連動してトラブル発生箇所の開放動作が自
動的に開始されると、トラブル処理は容易にはなるもの
の、上記開放動作を行う開放機構を、例えば多数箇所で
の紙詰まりの発生が予想される複雑な構成の画像形成装
置に設けることは、特に構造上の面から実現し難いもの
である。また、上記開放動作を操作者が予測していない
場合には、操作者にとって危険な状態となるおそれもあ
る。
【0008】また、特開昭59−78372号の構成で
は、故障等の複写機の状態を、単に、静止画によって表
示するものであるため、ジャム処理のために複雑な操作
を要する今日の複写機、例えば多数枚の複写を高速で処
理可能な高速機においてジャムが生じた場合、上記の表
示に基づいて、その装置に不慣れな操作者がジャム処理
を容易に行うことができないという問題点を有してい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明にかかる画像形成装置のジャム処理手順表
示装置は、複数の用紙通過部におけるジャム検出手段
と、上記各用紙通過部でのジャム処理のための一連の操
作手順における一つの操作を複数のセルパターンからな
る動画データとして、各操作毎に記憶している動画デー
タ記憶手段と、ジャム処理手順の表示手段と、上記ジャ
ム検出手段にてジャムが検出されたときに、上記動画デ
ータ記憶手段に記憶されている一つの操作に係る動画デ
ータを操作すべき箇所を拡大した画像として、ジャム検
出手段にて用紙の残存が検出されている用紙通過部毎の
ジャム処理手順についての一連の操作手順として上記表
示手段に循環表示させる表示制御手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0010】上記の構成によれば、ジャムが発生したと
きに、ジャム検出手段にて用紙の残存が検出されている
用紙通過部でのジャム処理のための一連の操作手順にお
ける一つの操作が、複数のセルパターンからなる動画デ
ータとして操作すべき箇所を拡大した画像として、一連
の操作手順として表示手段に循環表示される。従って、
操作すべき部分、およびこの部分の操作の仕方が明確と
なる。これにより、操作者がその画像形成装置に不慣れ
な場合、ジャム処理に複雑な操作を要する画像形成装置
の場合、あるいはジャム処理の操作が分かり難い画像形
成装置の場合であっても、ジャム処理を容易かつ安全に
行うことができる。
【0011】
【0012】
【0013】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、上記動画データ記憶手段は、表示画像
の動かすべき部分とそれ以外の部分とが異なる状態で表
示されるように設定された動画データを記憶しているこ
とを特徴としている。
【0014】上記の構成によれば、ジャムに伴う処理を
表示する表示画像の動かすべき部分とそれ以外の部分と
が異なる状態で表示される。これにより、操作者は、ジ
ャム処理において操作すべき部分とそれ以外の部分とを
明確に認識することができ、さらにジャム処理に伴う操
作手順が分かり易くなり、誤操作も行い難くなる。
【0015】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、複数の用紙通過部におけるジャム検出
手段と、上記各用紙通過部でのジャム処理のための一連
の操作手順における一つの操作を複数のセルパターンか
らなる動画データとして、各操作毎に記憶している動画
データ記憶手段と、ジャム処理手順の表示手段と、上記
ジャム検出手段にてジャムが検出されたときに、上記動
画データ記憶手段に記憶されている一つの操作に係る動
画データを操作すべき箇所を拡大した画像として上記表
示手段に表示させる表示制御手段とを備え、上記動画デ
ータは、この動画データによる表示画像のジャム処理の
ために操作すべき操作指示部と、操作禁止部と、操作指
示部および操作禁止部の何れにも該当しない部分とが互
いに異なる状態で表示されるように設定されていること
を特徴としている。
【0016】上記の構成によれば、ジャム処理のために
操作すべき操作指示部が操作禁止部と異なる状態で表示
される。これにより、操作者は、操作指示部と操作禁止
部とを正確に把握でき、誤操作も行い難くなる。
【0017】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、ジャム処理のための操作手順を示すメ
ッセージデータを記憶しているデータROMを備え、上
記表示制御手段は、動画データと共にメッセージデータ
を表示手段に表示させることを特徴としている。
【0018】上記の構成によれば、動画データと共にメ
ッセージデータが表示手段に表示される。これにより、
操作者は、さらに操作手順が分かり易く、誤操作も行い
難くなる。
【0019】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、上記ジャム検出手段および表示制御手
段は、それぞれCPUを備え、それぞれの該CPUは、
通信インターフェースを介して互いに接続されているこ
とを特徴としている。
【0020】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、上記表示制御手段を含む表示制御部に
は、ジャム処理のための操作手順を示す動画データとメ
ッセージデータとを一時的に書き込むV−RAMが2つ
備えられていることを特徴としている。
【0021】上記の構成によれば、ジャム検出手段およ
び表示制御手段は、それぞれCPUを備え、それぞれの
該CPUは、通信インターフェースを介して互いに接続
されている。これにより、操作者がその画像形成装置に
不慣れな場合、ジャム処理に複雑な操作を要する場合、
あるいはジャム処理の操作が分かり難い場合であって
も、ジャム処理を容易かつ安全に行うことができること
に加えて、ジャム検出手段と表示制御手段とは、通信イ
ンターフェースを介して互いに接続されているので、表
示制御手段の制御動作をジャム検出手段からの入力に従
って行わせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔実施例1〕本発明の一実施例を
図1ないし図40に基づいて以下に説明する。本実施例
のジャム処理手順表示装置を備えた画像形成装置として
の複写機は、図2に示すように、複写機本体1と、この
複写機本体1の上に設けられた自動原稿給送手段として
の自動原稿循環装置(以下、RDH:Recirculating Do
cumentHandlerと称する) 2とを備えている。
【0023】RDH2は原稿を原稿読取り位置としての
原稿露光部3に給送したのちにセットされた元の位置に
戻すように構成されており、使用時に原稿露光部3を覆
うように、原稿露光部3に対して開閉自在となってい
る。
【0024】複写機本体1は上面部に上記原稿露光部3
を備えている。この原稿露光部3は原稿を光走査する領
域を形成するものであり、透明なガラスを含んでいる。
原稿露光部3の下方にはミラー4〜9、ズームレンズ1
0およびコピーランプ11からなる露光光学系12が配
置されている。露光光学系12はコピーランプ11の出
射光を原稿に照射して光走査を行うとともに、原稿から
の反射光を、露光光学系12の下方に配置されている感
光体ドラム13に導くようになっている。
【0025】この感光体ドラム13の周囲には帯電器1
4、現像装置15、転写器16、剥離器17、クリーニ
ング装置18および除電器19等が配設されている。ま
た、感光体13からの用紙搬送方向には、搬送装置20
および定着装置21が配設されている。上記クリーニン
グ装置18は感光体ドラム13に接触して残留トナーを
かき落とすクリーニングブレード18aを備えている。
【0026】複写機本体1では、上記感光体ドラム1
3、その周囲の上記各手段、および上記搬送装置20お
よび定着装置21にて複写プロセス部22が構成されて
いる。この複写プロセス部22は、周知のように、露光
光学系12にて導かれた原稿からの反射光により感光体
ドラム13に形成された静電潜像を、現像装置15によ
り現像してトナー像とし、給紙トレイ23〜25等から
供給される用紙に、上記トナー像を転写するようになっ
ている。さらに、複写プロセス部22は、剥離器17に
より感光体13表面から剥離された用紙を搬送装置20
により定着装置21まで搬送し、定着装置21で用紙上
のトナー像を加熱及び加圧して用紙に定着させるように
なっている。
【0027】現像装置15の下方には給紙トレイ23が
配置される一方、給紙トレイ23に隣接して給紙トレイ
24・25が配置されている。各給紙トレイ23〜25
には図示しない用紙残量検出装置が設けられ、これによ
り検出された各トレイ23〜25の用紙残量は、操作パ
ネル101に表示される。また、現像装置15の側方に
は手差給紙トレイ26が配置されている。上記給紙トレ
イ23〜25は用紙を多量に収容可能であり、給紙ベル
ト27〜29により各々一定サイズの用紙を最上部のも
のから順次給送するものである。一方、手差給紙トレイ
26は、異なるサイズの少量の用紙を受け入れ可能であ
り、この用紙を順次給紙するものである。
【0028】上記給紙トレイ23〜25、手差給紙トレ
イ26、および給紙トレイ24上方の中間トレイ37か
ら送出された用紙は、搬送路30にて感光体ドラム13
の位置まで搬送される。感光体ドラム13への給紙は、
レジストローラ31により所定のタイミングで行われ
る。
【0029】定着装置21の出紙側にはゲートフラッパ
35を備えた搬送切換部32が設けられている。上記ゲ
ートフラッパ35は、片面コピーを行う場合に用紙をフ
ィニッシャ33へ導く一方、両面コピーを行う場合に用
紙を反転搬送路34へ導くようになっている。上記フィ
ニッシャ33は、用紙を排出トレイ36に排出する他、
必要に応じて用紙に対しステープルにより綴じ込み処理
を施すものである。排紙トレイ36はフィニッシャ33
により綴じ込み処理が施された用紙を複数部受けること
ができるように上下に駆動可能である。
【0030】上記反転搬送路34は用紙を搬送切換部3
2から中間トレイ37へ導くものである。中間トレイ3
7上の用紙は、搬送ベルト38にて送出され、表裏反転
して感光体13に供給される。
【0031】RDH2は、図2に示した構成を簡略化し
て模式的に示すと図3のようになる。このRDH2は、
下取り上戻し方式による循環式原稿送給モード(以下、
RDHモードと称する)による原稿送り動作と、手差し
による個別原稿送給モード(以下、SDFモードと称す
る)とによる原稿送り動作が可能である。
【0032】即ち、RDHモードにおいて、回収位置と
しての原稿積載部51に積み重ねられて載置された原稿
Dは、原稿積載部51の真下位置に設けられた送り出し
ベルト52により、最下位置のものから順に送り出さ
れ、送り出しベルト52の下流側に設けられた一対の送
り出しローラ53・53により搬送路54を搬送され
る。さらに、原稿Dは、搬送ローラ55および搬送ベル
ト56により、原稿露光部3上の読取位置に配される。
その後、原稿Dは、露光光学系12による走査が終了す
ると、搬送ベルト56により上記読取位置から送り出さ
れ、給紙ローラ57により反転されて搬送路58を搬送
され、搬送ローラ59・59により上記原稿積載部51
における最上部位置の原稿D上に戻される。また、SD
Fモードにおいて、原稿載置部69に配された1枚の原
稿Dは、搬送ローラ55と搬送ベルト56とにより搬送
されて上記読取位置に配され、その後、RDHモードと
同様、原稿積載部51上に排出される。
【0033】上記搬送ローラ55はモータ60により、
また給紙ローラ57はモータ65により回転駆動され
る。搬送ベルト56は、モータ61により回転駆動され
る駆動ローラ62と、この駆動ローラ72に対向して設
けられる従動ローラ63と、これら両ローラ62・63
に張架された無端状のベルト64とからなる。この搬送
ベルト56は、ベルト64に形成された通気孔から図示
しない空気吸引装置により空気を吸引し、原稿Dをベル
ト64の面に吸着することにより、滑りの無い状態で原
稿Dを搬送するようになっている。
【0034】このRDH2において、RDHモードによ
る両面原稿から両面コピーを得る両面モードの際、第1
循環目の原稿は、原稿積載部51から搬送路54に送り
込まれ、その後端部がA位置に達したときに、搬送ロー
ラ55の逆転により、搬送路66を通って裏面が原稿露
光部3と対向する状態で上記読取り位置に送られ、その
後原稿積載部51に戻される。また、第2循環目の原稿
は、原稿積載部51から搬送路54のみを通って表面が
原稿露光部3と対向する状態で上記読取り位置に送ら
れ、その後原稿積載部51に戻される。即ち、原稿の第
1循環目は、原稿積載部51上の全原稿の裏面コピーの
みが行われ、この裏面コピー済の用紙が中間トレイ38
にストックされ、第2循環目は、中間トレイ38より送
出された用紙の表面に対して原稿の表面がコピーされ
る。従って、本複写機においては、RDHモードによる
両面モードの際、原稿積載部51に載置された複数枚の
原稿からなる1部としての原稿に対して複数部のコピー
を行う場合、1部ずつコピーが完了することになる。
【0035】また、上記原稿積載部51にはリサイクル
センサ67が設けられている。リサイクルセンサ67
は、検出部67aを原稿積載部51における最上部原
稿、即ち先頭頁の原稿の上に配することにより、原稿の
一巡を検出するものであり、原稿積載部51上の最終原
稿、および原稿の二重送り等も検出することができる。
上記検出部67aを最上部原稿の上に配する動作は、原
稿送りの一巡毎に必要に応じて行われる。上記検出部6
7aの上下の原稿における裏表方向は、片面モード時に
同一である一方、両面モード時に逆となる。尚、上記片
面モードは、片面原稿を用紙の片面にコピーする処理、
および片面原稿を順次用紙の両面にコピーする処理を行
うものである。
【0036】また、上記RDH2は、図2に示す状態に
おいて紙面垂直方向の奥側の端部を中心として、図11
に示すように、原稿露光部3に対し全体が開閉自在とな
っている。さらに、RDH2は、上記搬送路58を開放
するため、図10に示すように、上カバー68が開放自
在となっている。
【0037】また、複写機本体1には、ジャム検出手段
としての多数の用紙センサが設けられている。この用紙
センサとして、搬送路30およびその付近には、図5に
示すように、給紙トレイ23〜25から搬送路30への
入紙を検出する給紙センサSa1 〜Sa3 、中間トレイ
37から搬送路30への入紙を検出する給紙センサSa
4 、搬送路30における給紙トレイ25から入紙した用
紙の搬送を検出する用紙センサSa5 、搬送路30にお
ける各トレイから入紙した用紙の搬送を検出する用紙セ
ンサSa6 、およびレジストローラ前における搬送路3
0での用紙の搬送を検出する用紙センサSa7 が設けら
れている。
【0038】また、上記用紙センサとして、搬送装置2
0には、感光体13からの剥離後の用紙の搬送を検出す
る用紙剥離センサSa8 が設けられ、定着装置21から
の出紙側には用紙センサSa9 が設けられ、反転搬送路
34には用紙センサSa10が設けられている。また、中
間トレイ37およびその付近には、中間トレイ37への
入紙を検出する中間トレイ入紙センサSa11、および中
間トレイ37上における用紙の有無を検出する中間トレ
イ用紙センサSa12が設けられている。また、フィニッ
シャ33には、フィニッシャ33での用紙の搬送を検出
する用紙センサSa13、フィニッシャ33の図示しない
ステープル処理部での用紙の有無を検出するステープル
処理部用紙センサSa14、ステープルトレイ33a上で
の用紙の有無を検出するステープルトレイ用紙センサS
15、およびステープルトレイから排紙トレイ36上へ
の用紙の排出を検出する排紙センサSa16が設けられて
いる。
【0039】また、複写機本体1には、ジャム処理等の
ために操作された各部の状態を検出する操作有無検出手
段としての多数の状態センサが設けられている。この状
態センサとして、複写機本体1の上部には、図6にも示
すように、複写機の前面側の一部を開閉する第1ドア3
9の開放にてOFFとなり、閉成にてONとなるドアス
イッチSb1 、および複写機の前面側の残りの部分を開
閉する第2ドア40の開放にてOFFとなり、閉成にて
ONとなるドアスイッチSb2 が設けられている。ま
た、上記の状態センサとして、複写機本体1の排紙側の
側面における排紙トレイ36の下方には、図7にも示す
ように、この下方部分を開閉する第3ドア41の開放に
てOFFとなり、閉成にてONとなるドアスイッチSb
3 が設けられている。
【0040】また、上記の状態センサとして、定着装置
21には、図5に示すように、この定着装置21の装着
の有無に応じてON/OFFする定着装置装着スイッチ
Sb4 が設けられ、フィニッシャ33取付け位置には、
複写機本体1に対するフィニッシャ33の着脱を検出す
るフィニッシャ着脱センサSb5 が設けられている。
【0041】また、上記の状態センサとして、図6に示
すように、搬送部開閉レバー42の位置には、このレバ
ー42の操作の有無を検出する搬送部開閉レバー操作検
出スイッチSb6 が設けられ、このスイッチSb6 の近
傍には、複写機本体1からの搬送ユニット43の引き抜
きと装着とを検出する搬送ユニット引抜き検出スイッチ
Sb7 が設けられ、反転搬送路34には、反転搬送路3
4の開放可能な用紙ガイドの開放を検出する図5にも示
す用紙ガイド開検出スイッチSb8 が設けられている。
上記搬送部開閉レバー操作検出スイッチSb6 は、図8
に示すように、各搬送路等を開放するために搬送部開閉
レバー42を回転させることによりONされるものであ
る。また、上記用紙ガイド開検出スイッチSb8 は、反
転搬送路34の開放可能な図34に示す用紙ガイド34
aの開放を検出するものである。
【0042】一方、RDH2には、複写機本体1の用紙
センサと同様の機能をするジャム検出手段としての多数
の原稿センサが設けられている。この原稿センサとし
て、搬送ローラ55付近には、図9に示すように、原稿
が原稿積載部51から搬送ローラ55に達したことを検
出する原稿センサSc1 、原稿が反転予備給紙位置に達
したことを検出する反転予備給紙位置原稿センサS
2 、および原稿が予備給紙位置に達したことを検出す
る予備給紙位置原稿センサSc3 が設けられている。ま
た、上記の原稿センサとして、原稿載置部69には、手
差し給紙により原稿が載置されたことを検出する原稿載
置部原稿センサSc4 が設けられている。
【0043】また、上記の原稿センサとして、搬送ベル
ト56からの搬送方向側には、原稿が原稿露光部3上に
達したことを検出する原稿センサSc5 が設けられ、給
紙ローラ57付近には、原稿が給紙ローラ57に達した
ことを検出する原稿センサSc6 が設けられている。
【0044】また、RDH2には、複写機本体1の状態
センサと同様の機能を有する多数の状態センサが設けら
れている。この状態センサとして、搬送ローラ55付近
には、図9に示すように、図5に示すRDH2における
開閉可能な開閉カバー2aの開放にてOFFし、閉成に
てONするカバー開閉スイッチSd1 が設けられてい
る。上記開閉カバー2aは、ジャム処理のために搬送ロ
ーラ55付近を開閉するものである。また、上記の状態
センサとして、給紙ローラ57付近には、図10にも示
すように、開閉可能な開閉カバー2bの開閉にてOFF
/ONするカバー開閉スイッチSd2 が設けられてい
る。上記開閉カバー2bは、ジャム処理のために搬送路
58付近を開閉するものである。また、RDHにおける
原稿露光部3との対向面には、図11に示すように、原
稿露光部3に対するRDH2の開閉にてOFF/ONす
るRDH開閉スイッチSd3 が設けられている。
【0045】また、本複写機は、図4に示す操作パネル
101を備えている。この操作パネル101には、表示
手段としての液晶表示装置(以下、LCD: Liquid Cr
ystal Display と称する)102、順送りキー103、
自動順送りキー104、操作ガイドキー105、コピー
設定数表示部106、コピー完了数表示部107、0〜
9の数字を入力するための枚数セットキー108、枚数
セットキー108による設定数をクリアするためのクリ
アキー109、およびコピーの開始を指令するコピース
タートキー110が設けられている。さらに、操作パネ
ル101には、フィニッシャ33での処理を設定するフ
ィニッシャ機能設定部111、前記両面モードおよび片
面モード等のコピーモードを設定するためのコピーモー
ド設定部112、並びに綴じ代を確保したコピーおよび
その他、各種の機能によるコピーを設定するための機能
設定部113等が設けられている。
【0046】また、本複写機は図12に示す制御回路を
備えている。同図において、センサ121は、前記用紙
センサSa・Scおよび状態センサSb・Sdを含むセ
ンサ類であり、キー122は操作パネル101に設けら
れた各種のキー類である。これらセンサ121およびキ
ー122は、入出力(I/O)インターフェイス123
を介して、動作制御部124のCPU(Central Process
ing Unit) 125と接続されている。このCPU125
には、ROM(Read Only Memory)126およびRAM(R
andom Access Memory)127が接続されるとともに、I
/Oインターフェイス123を介して、表示制御部12
8、モータドライバ129およびクラッチドライバ13
0が接続されている。
【0047】ROM126はCPU125の制御用プロ
グラムを予め記憶しており、CPU125は、このプロ
グラムに従い、センサ121およびキー122からの入
力に基づいて、接続されている上記各手段の動作を制御
するものである。即ち、画像形成プロセス、紙搬送動作
および定着動作といったコピー動作全体等を制御するも
のである。RAM127はバッファ用メモリや複写制御
等に必要となるフラグその他の演算用領域として使用さ
れる。モータドライバ129により駆動されるモータ1
30は、複写機本体1およびRDH2に設けられている
各モータを含むものである。また、クラッチドライバ1
31により駆動されるクラッチ132は、上記モータ1
30と各手段との間に設けられた電磁クラッチ等であ
る。表示制御部128は、上記のキー122により設定
された数値、複写条件、複写機能、またはジャム発生等
の複写機状態およびその処理手順等を、内部に備えてい
る表示ドライバを制御して、LCD102、およびその
他、操作パネル101に設けられているコピー設定数表
示部106、コピー完了数表示部107等に表示させる
ものである。
【0048】LCD102を制御する上記表示制御部1
28は、本実施例のジャム処理手順表示装置の構成を示
す図1に示すように、プログラムROM141、データ
ROM142、CPU143、アトリビュートRAM1
44、V−RAM145・146、キャラクタジェネレ
ータROM(以下、CG−ROMと称する)147、動
画データ記憶手段および画像データ記憶手段としてのグ
ラフィックROM148、カラーパレット149、およ
びLCDコントローラ150を備えている。
【0049】プログラムROM141は、CPU143
およびLCDコントローラ150と共に表示制御手段を
構成するものであり、CPU143の制御用プログラム
を予め記憶している。データROM142は、複写機本
体1およびRDH2の各部でのジャム処理のための一連
の操作手順を示す文字によるメッセージのデータ、並び
にグラフィックROM148における動画データの格納
アドレスおよび表示色情報等を予め記憶している。CP
U143は、通信インターフェースを介して動作制御部
124のCPU125と接続されており、このCPU1
25からの入力に従い、プログラムROM141のプロ
グラムに基づく制御動作を行う。アトリビュートRAM
144は、このRAM144に書き込まれた表示データ
について、LCDコントローラ150にLCD102で
の表示において、表示画像の点滅および白黒反転等を指
示するものである。このようなアトリビュートRAM1
44を備えたLCDコントローラとしては、例えば、日
立製のHD63645FもしくはHD64645Fを使
用することができる。V−RAM145・146は、L
CD102に表示するための動画データおよび上記メッ
セージデータ等の表示データを一時的に書き込むメモリ
である。CG−ROM147には各文字のフォントが格
納されている。グラフィックROM148は、複写機本
体1およびRDH2の各部でのジャム処理のための一連
の操作手順を示す動画のデータを予め記憶している。
【0050】LCDコントローラ150は、V−RAM
145・146に書き込まれている表示データをCG−
ROM147およびグラフィックROM148を介して
取り出し、LCD102に表示させるものである。この
場合、上記動画データは動画として表示される。この動
画表示は、プログラムROM141の内部のタイマによ
り、V−RAM145・146における、グラフィック
ROM148の動画像のセルパターンが格納されている
アドレスを、適切なタイミングで変更することにより実
現することができる。この適切なタイミングとは、LC
D表示の場合、残像が残らないような70〜200ms
のタイミングである。また、動画像のセルパターンは、
グラフィックROM148の容量を抑制するため、ジャ
ム処理操作において移動させる部分に相当する部分のデ
ータのみを変更するように設定され、非移動部分は1つ
のパターンのみのデータとしている。また、LCDコン
トローラ150は、V−RAM145・146に格納さ
れている表示データをLCD102に表示させる際、表
示データにおけるLCD102での表示箇所のカラー情
報に基づいて、カラーパレット149から表示色を取り
出して、カラー表示させるようになっている。
【0051】また、表示制御部128には、上記LCD
102の他、操作パネル101に設けられたLED(Li
ght Emitting Diode) 表示部151、およびキーマトリ
クス152が接続されている。
【0052】上記の構成において、本複写機では、コピ
ー動作中に、紙詰まり、即ちジャムが発生すると、コピ
ー動作が停止する。この場合、定着装置21での定着ロ
ーラの加熱も停止する。このとき、操作者により操作パ
ネル101の操作ガイドキー105がONされると、操
作パネル101のLCD102においては、図13に示
すジャム処理のための操作ガイダンス表示が行われる。
【0053】同図において、ジャムの発生(S1)は、
複写機本体1のセンサSa1 〜Sa16もしくはRDH2
のセンサSc1 〜Sc6 にて検出される。これらセンサ
にてジャムが検出されると、動作制御部124は、通信
インターフェースを介して、表示制御部128にジャム
表示を行うように指示する。これを受けてCPU143
では、データROM142から表示すべきメッセージの
データを読み出すとともに、表示すべき画像についての
グラフィックROM148における格納アドレス、表示
色情報を読み出し、これらをV−RAM145・146
に書き込む。
【0054】次に、LCDコントローラ150は、V−
RAM145・146に格納されているデータをCG−
ROM147およびグラフィックROM148を介して
読み出し、LCD102に表示させる。
【0055】この場合、LCD102においては、先
ず、図14に示すジャム発生のメッセージ表示と、複写
機でのジャム位置をシルエットで示したジャムシルエッ
トのグラフィック表示とを行う(S2)。同図におい
て、逆三角形のマークは、ジャム位置を示すものであ
る。ここでは、1箇所でジャムが発生した場合の状態を
示している。このジャムは、図5に示す例えば用紙剥離
センサSa8 にて検出されたものであり、後述の用紙搬
送ユニットでのジャムである。
【0056】ところで、例えば高速処理を行う複写機に
おいては、用紙搬送経路の下流側でジャムが発生した場
合、その上流側に通常複数の用紙が残存する。このた
め、ジャム処理を要する位置、即ちジャム位置は、通
常、複数となり、ジャム処理においては、複数のジャム
位置において用紙を除去する必要がある。従って、本複
写機でのジャム処理は、真にジャムが発生した部分での
用紙の除去処理、およびジャム発生に伴って搬送中の用
紙が残存することになった部分での用紙の除去処理を含
んでいる。
【0057】この状態で操作者により操作ガイドキー1
05がONされると、LCD102の表示は、ドアオー
プンガイダンスの表示に切り換わる(S3)。この表示
は、図6に示す第1ドア39と第2ドア40との開放を
指示するメッセージと、図15に示すように、第1およ
び第2ドア39・40の開放動作を示す動画とを表示す
るものである。
【0058】この動画は、第1および第2ドア39・4
0の開放動作をグラフィック表示するものであり、図1
6ないし図33に示すセル1からセル18を遷移時間t
によりアニメーション化したものである。この動画表示
を行うために、プログラムROM141には、複写機の
外形を表わすデータの他、ドア開閉動画に使用するドア
動作の上記セルが格納されており、プログラムにて動き
のあるドア部分のみを書き換えるように制御されてい
る。ここで、上記遷移時間tとしては、動画がスムーズ
なものとなるように、先にも示した70〜200ms程
度の値が適している。
【0059】次に、順送りキー103がONされると、
用紙が存在している部分でのジャムガイダンスをLCD
102に表示する。このジャムガイダンスは、その部分
に残存している用紙を除去するための一連の処理手順
を、この処理手順を示すメッセージ、および操作すべき
部分の動画によって表示するものである。この動画は、
上記ドアオープンガイダンスと同様の動作によって行わ
れる。また、用紙が残存している各部のジャムガイダン
スは、順送りキー103がONされる毎に順次切り換わ
る。
【0060】本実施例において、各ジャムガイダンスと
しては、図13に示すように、上記ドアオープンガイダ
ンスの他、搬送切換部32を含む用紙反転パス系に残存
している用紙を除去するための、即ちジャム処理のため
の反転パス系ガイダンス(S4)、手差給紙トレイ26
でのジャム処理のための給紙トレイガイダンス(S
5)、ユニット化されている定着装置21およびここか
らの排紙部でのジャム処理のための定着/排紙ユニット
ガイダンス(S6)、ユニット化されている反転搬送路
34および搬送路30を含む部分でのジャム処理のため
の用紙搬送ユニットガイダンス(S7)、中間トレイ3
7を含むユニットである両面ユニットガイダンス(S
8)、および排紙トレイ36の部分にソーターが取り付
けられている場合にこの部分でのジャム処理のためのソ
ーターガイダンス(S9)が設定されている。
【0061】例えば、S4の反転パス系ガイダンスは、
図34に示す用紙ガイド34aの開放操作を指示するメ
ッセージと、同図に示すように、第1および第2ドア3
9・40が開放された状態の複写機本体1の上部のみを
拡大した画像による上記用紙ガイド34aの開放動作を
示す動画とを表示するものである。
【0062】また、S5の給紙トレイガイダンスは、例
えば、図35に示す圧力解除ボタン44の押込み操作、
および用紙Pの引き出し操作を指示するメッセージと、
同図に示すように、押し込み方向への圧力解除ボタン4
4の移動動作、および引き出し方向への用紙Pの移動動
作を示す動画とを表示するものである。
【0063】また、S7の用紙搬送ユニットガイダンス
は、複写機本体1からの図36に示す搬送ユニット43
の引き出し操作を指示するメッセージと、図36の状態
から、図37の状態を経て図38の状態に至る、複写機
本体1からの搬送ユニット43の引き出し動作を示す動
画とを表示するものである。
【0064】上記各ジャムガイダンスの表示は、順送り
キー103の操作によって一巡した後、用紙が残存して
いれば、順送りキー103の操作によって循環的に再度
表示することができる。また、操作ガイドキー105が
再度ONされた場合、LCD102の表示は、S2のジ
ャムシルエットの表示に戻るようになっている。
【0065】以上の表示動作をフローチャートによって
示すと図39のようになる。即ち、ジャム発生後、操作
ガイドキー105がONされると(S11)、ジャム用
紙の除去が完了していなければ(S12)、順送りキー
103の操作に応じて、各用紙残存部における、用紙除
去のための動画による一連のジャムガイダンスをLCD
102に循環表示する(S14)。その後、残存用紙の
除去が完了するか(S12)、あるいは操作ガイドキー
105が再度ONされると(S13)、ジャムガイダン
ス表示を終了し、通常表示を行う(S15)。
【0066】上記S15での通常表示は、前記ジャムシ
ルエット表示である。また、上記S12でのジャム用紙
除去完了の判断は、第1および第2ドア39・40の閉
成動作によるドアスイッチSb1 ・Sb2 のON動作に
基づいて行ってもよい。
【0067】また、本複写機では、図40に示すよう
に、ジャムが発生して(S1)、ジャムシルエット表示
が行われ(S2)、その後、自動順送りキー104がO
Nされると、ドアオープンガイダンス(S3)からソー
ターガイダンス(S9)のうち、用紙が残存している部
分のジャムガイダンスを、順次自動的に切り換えて表示
する。この場合、各ジャムガイダンスは、操作ガイドキ
ー105がONされるまで、自動的に循環表示され、操
作ガイドキー105がONされると、LCD102の表
示は、通常表示、即ち上記ジャムシルエット表示に切り
換わる。
【0068】上記のように、本複写機のジャム処理手順
表示装置では、ジャム処理のための各部の移動操作が動
画にて表示されるので、操作すべき部分、およびこの部
分の操作の仕方が明確となる。また、ジャム処理のため
の一連の操作が順次表示されるので、個々のジャム位置
でのジャム処理操作全体を容易に把握することができ
る。従って、操作者がその複写機に不慣れな場合、ジャ
ム処理に複雑な操作を要する複写機の場合、あるいはジ
ャム処理の操作が分かり難い複写機の場合であっても、
ジャム処理を容易かつ安全に行うことができる。
【0069】また、順送りキー103の操作によってジ
ャム位置でのジャムガイダンスを順次切り換えていく場
合には、各ジャム位置単位でのジャム処理の進行に応じ
てジャムガイダンスを表示することができる。従って、
個々のジャム位置でのジャム処理操作の把握が容易とな
り、操作者は確実な操作を行うことができる。
【0070】また、ジャム発生後、先ず、自動順送りキ
ー104を操作した場合には、全ジャム発生位置での一
連のジャム処理手順が、順次自動的に表示されるので、
操作者はジャム処理のために行うべき全ての操作を予め
把握することができる。従って、操作者は、不安感を持
つことなく、ジャム処理を安全かつ効率良く行うことが
できる。
【0071】尚、本実施例においては、複写機本体1の
ジャムガイダンス表示のみについて説明したが、本実施
例の構成は、RDH2のジャムガイダンス表示も同様に
可能である。
【0072】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図1、
図6、図13、図15、図36ないし図38、および図
40に基づいて以下に説明する。尚、説明の便宜上、前
記の実施例に示した手段と同一の機能を有する手段には
同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0073】本実施例のジャム処理手順表示装置では、
各ジャム位置での前記ジャムガイダンス表示が、その一
連のジャム処理手順における個々の操作が行われる毎に
次の操作を示す表示に順次自動的に切り換えられるもの
となっている。即ち、このジャムガイダンス表示では、
LCD102に動画により表示されている操作すべき部
分が操作され、この操作が前記の各状態センサSb・S
dにて検出されたときに、先に表示されていた上記動画
が、次に行うべき移動操作の動画に切り換えられ、この
ような表示動作によって、そのジャム位置における一連
のジャム処理手順が表示される。
【0074】この場合、一連のジャム処理手順における
各操作の有無は、図1に示す状態センサである本体部セ
ンサSbおよびRDH部センサSdからの入力に基づい
て動作制御部124のCPU125にて判定される。次
に、その操作が実行されていれば、表示制御部128の
CPU143が、次の操作を指示するメッセージと動画
とのデータとをV−RAM145・146に書き込む。
次に、LCDコントローラ150が、上記データをV−
RAM145・146からCG−ROM147およびグ
ラフィックROM148を介して読み出し、LCD10
2に表示させる。
【0075】上記表示動作を、例えば、ジャム位置が前
記搬送ユニット43である場合について説明する。LC
D102に、先ず図15に示す第1および第2ドア39
・40の開放動作が表示されている状態において、この
操作を実行すると、この操作は図6に示すドアスイッチ
Sb1 ・Sb2 にて検出される。これにより、LCD1
02の表示は、図36および図37に示す搬送ユニット
43の移動操作を示すものに切り換わる。次に、この操
作を実行すると、この操作は図6に示す搬送ユニット引
抜き検出スイッチSb7 にて検出される。これにより、
LCD102の表示は、図38に示す蓋の開放操作を示
すものに切り換わる。これにより、搬送ユニット43内
から用紙を除去することが可能となる。
【0076】上記のようなジャムガイダンス表示によれ
ば、表示されている操作の完了により、表示が次に行う
べき操作に自動的に切り換わるので、さらに操作手順が
分かり易く、誤操作も行い難くなる。これにより、操作
者がその複写機に不慣れな場合、ジャム処理に複雑な操
作を要する複写機の場合、あるいはジャム処理の操作が
分かり難い複写機の場合であっても、ジャム処理を容易
かつ安全に行うことができる。
【0077】また、上記のような点から、LCD102
での表示は、上記動画であればよりジャム処理が容易で
あるものの、静止画であっても十分にその機能を果たす
ことができる。静止画での表示においては、例えば、各
移動操作における最終の状態を示す動画セルのみがLC
D102に表示されるようにすればよい。
【0078】尚、上記ジャムガイダンス表示動作は、前
記実施例1における図13あるいは図40に示した動作
手順におけるジャムガイダンス表示動作に組み込んで使
用することができる。
【0079】また、本実施例においては、複写機本体1
のジャムガイダンス表示のみについて説明したが、本実
施例の構成は、RDH2のジャムガイダンス表示も同様
に可能である。
【0080】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例を
図1、図13、図36ないし図38、および図41ない
し図58に基づいて以下に説明する。尚、説明の便宜
上、前記の実施例に示した手段と同一の機能を有する手
段には同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0081】本実施例のジャム処理手順表示装置では、
実施例1または2に示したジャムガイダンス表示におけ
る表示画像において、動画における操作者が移動操作す
べき操作指示部をその他の非操作指示部とは異なる色に
て表示するものとなっている。
【0082】上記のような動作を行うため、図1に示し
たLCD102は、カラー表示が可能なものとなってい
る。また、LCDコントローラ150は、V−RAM1
45・146に格納されている表示データをLCD10
2に表示させる際、表示データにおけるLCD102で
の表示箇所のカラー情報に基づいて、カラーパレット1
49から表示色を取り出して、カラー表示させるように
なっている。
【0083】上記の表示動作を、例えば、図13に示し
たドアオープンガイダンスについて示すと、図41ない
し図58に示すものとなる。同図での斜線部である第1
および第2ドア39・40は、本ジャムガイダンスにお
いての操作指示部である。LCD102での実際の表示
画面において、上記斜線部は例えば赤色で表示され、そ
れ以外の複写機形状部分は例えば黒色で表示される。
【0084】また、その他のジャムガイダンス表示、例
えば図35に示す給紙トレイガイダンス表示において
は、圧力解除ボタン44と用紙Pとが同様に赤色で表示
され、それ以外の複写機形状部分は黒色で表示される。
また、図36ないし図38に示す用紙搬送ユニットガイ
ダンス表示においては、搬送ユニット43が赤色で表示
され、それ以外の複写機形状部分は黒色で表示される。
【0085】上記のようなジャムガイダンス表示によれ
ば、ジャム処理において操作すべき操作指示部とそれ以
外の非操作指示部とが明確に区別されて表示されるの
で、操作者は、さらに操作手順が分かり易くなり、誤操
作も行い難くなる。これにより、操作者がその複写機に
不慣れな場合、ジャム処理に複雑な操作を要する複写機
の場合、あるいはジャム処理の操作が分かり難い複写機
の場合であっても、ジャム処理を容易かつ安全に行うこ
とができる。
【0086】尚、上記ジャムガイダンス表示における操
作指示部と非操作指示部との色の設定は、赤色と黒色と
に限定されることなく、適宜行うことができる。また、
上記ジャムガイダンス表示での操作指示部と非操作指示
部との表示は、これら両者を明確に区別できればよいの
で、上記異なる色の表示に限定されることなく、例えば
異なる濃度による表示、斜線部と非斜線部とによる表
示、あるいは点滅と非点滅とによる表示等、異なる状態
で表示できればよい。このような表示を行う場合、LC
D102は白黒表示のみ可能なものであってもよい。
【0087】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例を
図1および図59に基づいて以下に説明する。尚、説明
の便宜上、前記の実施例に示した手段と同一の機能を有
する手段には同一の符号を付記し、その説明を省略す
る。
【0088】本実施例のジャム処理手順表示装置では、
実施例1または2に示したジャムガイダンス表示におけ
る表示画像において、少なくとも、操作者が移動操作す
べき操作指示部と操作禁止部とを異なる色にて表示する
ものとなっている。
【0089】上記のような動作を行うため、図1に示し
たLCD102は、カラー表示が可能なものとなってい
る。また、LCDコントローラ150は、V−RAM1
45・146に格納されている表示データをLCD10
2に表示させる際、表示データにおけるLCD102で
の表示箇所のカラー情報に基づいて、カラーパレット1
49から表示色を取り出して、カラー表示させるように
なっている。
【0090】上記の表示例を図59に示す。同図での斜
線部である回転操作ノブ45・46は操作指示部である
一方、網目部である定着装置21の筐体部は高温注意箇
所、即ち操作禁止部である。LCD102での実際の表
示画面において、上記斜線部は例えば青色で表示され、
網目部は例えば赤色で表示され、これら以外の複写機形
状は例えば黒色で表示される。尚、回転操作ノブ45は
定着装置21の定着ローラを回転させるノブであり、回
転操作ノブ46は搬送ローラを回転させるノブである。
【0091】上記のようなジャムガイダンス表示によれ
ば、ジャム処理において操作すべき操作指示部と操作禁
止部とが明確に区別されて表示されるので、操作者は、
操作指示部と操作禁止部とを正確に把握でき、誤操作も
行い難くなる。これにより、操作者がその複写機に不慣
れな場合、ジャム処理に複雑な操作を要する複写機の場
合、あるいはジャム処理の操作が分かり難い複写機の場
合であっても、ジャム処理を容易かつ安全に行うことが
できる。
【0092】尚、上記ジャムガイダンス表示における操
作指示部と操作禁止部との色の設定は、青色と赤色とに
限定されることなく、適宜行うことができる。また、上
記ジャムガイダンス表示での操作指示部と操作禁止部と
の表示は、これら両者を明確に区別できればよいので、
上記異なる色の表示に限定されることなく、例えば異な
る濃度による表示、斜線部と非斜線部とによる表示、あ
るいは点滅と非点滅とによる表示等、異なる状態で表示
できればよい。このような表示を行う場合、LCD10
2は白黒表示のみ可能なものであってもよい。
【0093】〔実施例5〕本発明のさらに他の実施例を
図1、図3、図4、および図60ないし図66に基づい
て以下に説明する。尚、説明の便宜上、前記の実施例に
示した手段と同一の機能を有する手段には同一の符号を
付記し、その説明を省略する。
【0094】本実施例のジャム処理手順表示装置は、R
DH2を使用しての複数枚の原稿のコピー中、即ちRD
Hモードでのコピー中において、複写機本体1での用紙
のジャム、またはRDH2での原稿のジャムが発生した
場合に、原稿戻しガイダンス表示を行うものとなってい
る。
【0095】上記原稿戻しガイダンスは、RDH2の図
3に示す原稿積載部51への原稿の戻し方法を指示する
ものである。即ち、RDH2モードによるコピーの場合
には、ジャムによりコピー動作が停止したとき、原稿積
載部51の原稿を初期の状態に戻す必要がある。尚、コ
ピー再開後、コピー済の原稿については、再度コピーす
ることなく空送りとなり、未コピーの原稿からコピーが
行われる。この動作を行うため、通常、複写機本体1あ
るいはRDH2には、RDH2により給送された原稿数
を係数するカウンタが設けられ、この係数値に基づい
て、コピー動作が制御される。
【0096】ジャム発生時の原稿戻し方法は、両面原稿
を用紙の両面にコピーする処理を行う両面モードの場合
と、片面原稿を用紙の片面にコピーする処理、または片
面原稿を順次用紙の両面にコピーする処理を行う片面モ
ードの場合とで異なる。また、RDH2は、原稿積載部
51に1頁目が表面を上にして最上部に位置する状態で
配された複数の原稿に対し、最下部の原稿の裏面からコ
ピーが行われるように原稿循環動作を行うものである。
従って、原稿戻し方法は、両面モードにおいても第1循
環目、即ち裏面コピー中でのジャム(第1循環目ジャ
ム)の場合と、第2循環目、即ち裏面コピー後の表面コ
ピー中でのジャム(第2循環目ジャム)の場合とで異な
る。従って、原稿戻しガイダンス表示は、図60に示す
ように、上記の各場合に応じたものとなる。また、上記
各モードの設定は、図4に示した操作パネル101のコ
ピーモード設定部112の操作により行われる。
【0097】上記片面モードでのジャムの場合の原稿戻
し方法は、原稿の反転がないので、図60に示すよう
に、リサイクルセンサ67の検出部67a上におけるコ
ピー済の原稿群Aを単純に検出部67a下における未コ
ピーの原稿群Bの下に戻す操作でよい。
【0098】両面モードにおける第1循環目ジャムの場
合の原稿戻し方法は、検出部67a上の、裏面をコピー
済で裏面が上向きとなっている原稿群Aについて、先
ず、上下方向の並びが逆となるように、即ち最上部の原
稿が最下部となるように並べ替え、その後、この原稿群
A全体を裏表反転させて、検出部67a下の未コピーの
原稿群Bの下に戻す操作となる。
【0099】両面モードにおける第2循環目ジャムの場
合の原稿戻し方法は、検出部67a下の、裏面のみをコ
ピー済で裏面が上向きとなっている原稿群Bについて、
先ず、上下方向の並びが逆となるように並べ替え、その
後、この原稿群B全体を裏表反転させて、検出部67a
上の裏面および表面をコピー済の原稿群Aの上に戻す操
作となる。
【0100】上記リサイクルセンサ67は、コピーがス
タートすると、検出部67aが原稿積載部51に積載さ
れた原稿群の最上部へ移動するようになっており、これ
により、RDH2の原稿循環給送動作において、原稿給
送の一巡を検出している。
【0101】上記のような表示動作を行うために、図1
に示すデータROM142は、さらに原稿戻し処理のた
めの一連の操作手順を示す文字によるメッセージのデー
タを予め記憶している。また、グラフィックROM14
8は、さらに原稿戻し処理のための一連の操作手順を示
す動画のデータを予め記憶している。具体的には、RD
H2の外形を表わすデータの他、原稿操作についての例
えば図61および図62に示すセルパターン、および図
63ないし図65に示すセルパターン等を記憶してい
る。そして、CPU143およびLCDコントローラ1
50は、これらに基づき、前記実施例に示したものと同
様の動作により、原稿戻しガイダンスをLCD102に
表示させる。
【0102】上記の構成において、本装置では、図60
に示すように、前記ジャムガイダンスが終了した後(S
21)、図4に示す順送りキー103が操作されると、
片面モードでのジャムの場合、両面モードの第1循環目
ジャムの場合、両面モードの第2循環目ジャムの場合に
応じて、それぞれの原稿戻しガイダンス表示を行う(S
22)。
【0103】例えば、片面モードでのジャムの場合の原
稿戻しガイダンスにおいては、図61(a)〜(d)お
よび図62(a)〜(f)に示すように、原稿操作を指
示するメッセージと、原稿の移動操作を示すセル1〜1
0の動画とが表示される。これら表示は、上述した原稿
戻し方法の手順を示すものであり、図61(a)〜
(c)は、原稿群AをRDH2の原稿積載部51から取
り上げる操作を示している。また、同図(d)および図
62(a)・(b)は原稿積載部51から原稿群Bを取
り上げる操作を示し、同図(c)・(d)は原稿群Aを
原稿群Bの下に配する操作を示し、同図(e)・(f)
は一体となった原稿群B・Aを原稿積載部51上に配す
る操作を示している。
【0104】尚、原稿操作を示すメッセージは、上記図
面上において図61(a)のみに表示されたものとなっ
ているが、実際のLCD102での表示においては、そ
の他の図の状態においても表示される。
【0105】また、例えば、両面モードにおける第1循
環目ジャムの場合の原稿戻しガイダンスにおいては、図
63(a)〜(f)、図64(a)〜(f)および図6
5(a)〜(d)に示すように、原稿操作を指示するメ
ッセージ(図示せず)と、原稿の移動操作を示すセル1
〜16の動画とが表示される。これら表示は、上述した
原稿戻し方法の手順を示すものであり、図63(a)・
(b)は、原稿群AをRDH2の原稿積載部51から取
り上げる操作を示している。同図(c)〜(f)および
図64(a)は原稿群Aの上下方向を並べ替える操作を
示し、図64(b)・(c)は原稿群Aを表裏反転させ
る操作を示している。さらに、同図(d)〜(f)は原
稿積載部51から原稿群Bを取り上げる操作を示し、図
65(a)・(b)は原稿群Aを原稿群Bの下に配する
操作を示し、同図(c)・(d)は一体となった原稿群
B・Aを原稿積載部51上に配する操作を示している。
【0106】尚、原稿操作を示すメッセージは、上記図
面上には示していないが、片面モードでのジャムの場合
と同様、実際のLCD102での表示においては、上記
各図の状態において表示される。また、両面モードにお
ける第2循環目ジャムの場合の原稿戻しガイダンスにつ
いても、同様にして表示される。
【0107】また、原稿戻し方法の一連の操作手順を示
す上記の原稿戻しガイダンスは、複写操作の入力キーが
操作されるまで繰り返し循環表示される。この複写操作
の入力キーとは、例えば図4に示すコピースタートキー
110、あるいはコピーモード設定部112の各キーで
ある。
【0108】以上の動作をフローチャートによって示す
と図66に示すものとなる。即ち、前記ジャムガイダン
ス表示の終了後、例えは順送りキー103がONされる
と上記原稿戻しガイダンス表示を開始し(S31)、こ
のガイダンス表示の循環表示を行う(S32)。その
後、原稿戻し動作が終わって上記複写操作の入力キーが
ONされると(S33)、原稿戻しガイダンス表示を終
了し、通常表示に切り換える(S34)。
【0109】上記の原稿戻しガイダンスによれば、RD
H2を使用した各コピーモードでのジャムの場合に、原
稿戻し操作を容易かつ正確に行うことができる。即ち、
原稿戻し方法が、単に、メッセージあるいは静止画像の
みで表示されている場合、操作者は、原稿戻し方法を理
解し難く、また誤った操作を行い易くなる。この問題
は、上記の複雑な処理が要求される両面モードでのジャ
ム処理において特に顕著となる。これに対し、本原稿戻
しガイダンス表示のように、原稿戻し手順を動画にて表
示すれば、操作者はその処理手順を容易に理解すること
ができ、かつ正確な操作を行うことができる。
【0110】また、上記原稿戻しガイダンスは、ジャム
ガイダンスに引き続いて同一のLCD102に表示可能
となっているので、ジャム処理に伴う複写機本体1側か
らRDH2側に至る一連の処理を容易かつ効率良く行う
ことができる。
【0111】〔実施例6〕本発明のさらに他の実施例を
図1、および図67ないし図71に基づいて以下に説明
する。尚、説明の便宜上、前記の実施例に示した手段と
同一の機能を有する手段には同一の符号を付記し、その
説明を省略する。
【0112】本実施例のジャム処理手順表示装置では、
実施例5に示した原稿戻しガイダンス表示における表示
画像において、動画における操作者が移動操作すべき部
分、即ち原稿をその他の非移動部とは異なる色にて表示
するものとなっている。
【0113】上記のような動作を行うため、図1に示し
たLCD102は、カラー表示が可能なものとなってい
る。また、LCDコントローラ150は、V−RAM1
45・146に格納されている表示データをLCD10
2に表示させる際、表示データにおけるLCD102で
の表示箇所のカラー情報に基づいて、カラーパレット1
49から表示色を取り出して、カラー表示させるように
なっている。
【0114】上記の表示動作を、例えば、図61および
図62に示した原稿戻しガイダンスについて示すと、図
67および図68に示すものとなる。同図での斜線部で
示した原稿は、本原稿戻しガイダンスにおいての移動操
作すべき部分である。LCD102での実際の表示画面
において、上記斜線部は例えば赤色で表示され、それ以
外の原稿およびRDH2形状部分は例えば黒色で表示さ
れる。
【0115】また、上記の表示動作を、例えば、図63
ないし図65に示した原稿戻しガイダンスについて示す
と、図69ないし図71に示すものとなる。同図での右
上がりの斜線部で示した原稿は、本原稿戻しガイダンス
においての移動操作すべき原稿である一方、右下がりの
斜線部で示した原稿は、移動操作しない原稿である。L
CD102での実際の表示画面において、上記右上がり
斜線部は例えば赤色で表示され、右下がり斜線部は例え
ば青色で表示され、それ以外のRDH2形状部分は例え
ば黒色で表示される。
【0116】上記のような原稿戻しガイダンス表示によ
れば、原稿戻し処理において操作すべき操作指示部、即
ち操作すべき原稿とそれ以外の非操作指示部、即ち操作
しない原稿とが明確に区別されて表示されるので、操作
者は、さらに操作手順が分かり易くなり、誤操作も行い
難くなる。これにより、操作者はジャム発生に伴う原稿
戻し操作をさらに容易かつ正確に行うことができる。
【0117】尚、上記原稿戻しガイダンス表示における
操作指示部と非操作指示部との色の設定は、赤色と黒色
とに限定されることなく、適宜行うことができる。ま
た、上記原稿戻しガイダンス表示での操作指示部と非操
作指示部との表示は、これら両者を明確に区別できれば
よいので、上記異なる色の表示に限定されることなく、
例えば異なる濃度による表示、斜線部と非斜線部とによ
る表示、あるいは点滅と非点滅とによる表示等、異なる
状態で表示できればよい。このような表示を行う場合、
LCD102は白黒表示のみ可能なものであってもよ
い。
【0118】〔実施例7〕本発明のさらに他の実施例を
図1、および図72ないし図74に基づいて以下に説明
する。尚、説明の便宜上、前記の実施例に示した手段と
同一の機能を有する手段には同一の符号を付記し、その
説明を省略する。
【0119】本実施例のジャム処理手順表示装置では、
実施例5または6に示した原稿戻しガイダンス表示にお
ける表示画像において、RDH2側で原稿のジャムが生
じた場合に、さらに、ジャムを引き起こした原稿の頁、
即ち給送順序から数えた頁番号をメッセージにて操作者
に知らせるものとなっている。
【0120】上記のような動作を行うため、図1に示し
た動作制御部124のCPU125は、内部に原稿の給
送枚数を係数するカウンタを備え、ジャム発生時にその
係数値を表示制御部128のCPU143に伝送するよ
うになっている。また、データROM142には、上記
頁をメッセージで表示するためのデータが格納されてい
る。そして、CPU143は、RDH2での原稿のジャ
ム発生時に上記頁数のデータを読み出してV−RAM1
45・146に書き込み、LCDコントローラ150
は、V−RAM145・146に格納されている上記頁
数のデータを原稿戻し手順を示す前記動画と共に、LC
D102に表示させるようになっている。
【0121】上記の表示動作を、例えば、図63ないし
図65に示した原稿戻しガイダンスについて示すと、図
72ないし図74に示すものとなる。同図においては、
第5枚目の原稿がジャム原稿となった場合について示し
ている。図72(a)以外には明示していないが、ジャ
ム原稿を表示するメッセージは、他の図においても同一
内容のものが表示されている。
【0122】上記のような原稿戻しガイダンス表示によ
れば、操作者は、原稿戻し処理の際に、ジャムを生じた
原稿の状態を確認することができるので、例えば、この
原稿におけるジャムの原因となる状態、例えばカール、
しわ等を矯正することもできる。従って、ジャムの再発
を防止することができるとともに、原稿戻し操作がさら
に容易となる。
【0123】
【発明の効果】本発明にかかる画像形成装置のジャム処
理手順表示装置は、以上のように、ジャム検出手段にて
ジャムが検出されたときに、動画データ記憶手段に記憶
されている一つの操作に係る動画データを操作すべき箇
所を拡大した画像として、ジャム検出手段にて用紙の残
存が検出されている用紙通過部毎のジャム処理手順につ
いての一連の操作手順として表示手段に循環表示させる
表示制御手段を備えている構成である。
【0124】これにより、操作者がその画像形成装置に
不慣れな場合、ジャム処理に複雑な操作を要する画像形
成装置の場合、あるいはジャム処理の操作が分かり難い
画像形成装置の場合であっても、ジャム処理を容易かつ
安全に行うことができるという効果を奏する。
【0125】
【0126】
【0127】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、以上のように、表示画像の動かすべき
部分とそれ以外の部分とが異なる状態で表示されるよう
に設定された動画データを記憶している構成である。
【0128】これにより、操作者は、ジャム処理におい
て操作すべき部分とそれ以外の部分とを明確に認識する
ことができ、さらにジャム処理に伴う操作手順が分かり
易くなり、誤操作も行い難くなるという効果を奏する。
【0129】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、以上のように、動画データによる表示
画像のジャム処理のために操作すべき操作指示部と、
作禁止部と、操作指示部および操作禁止部の何れにも該
当しない部分とが互いに異なる状態で表示されるように
設定されている構成である。
【0130】これにより、操作者は、操作指示部と操作
禁止部とを正確に把握でき、誤操作も行い難くなるとい
う効果を奏する。
【0131】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、以上のように、動画データと共にメッ
セージデータを表示手段に表示させる構成である。
【0132】これにより、操作者は、さらに操作手順が
分かり易く、誤操作も行い難くなるという効果を奏す
る。
【0133】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、以上のように、ジャム検出手段および
表示制御手段は、それぞれCPUを備え、それぞれの該
CPUは、通信インターフェースを介して互いに接続さ
れている構成である。
【0134】本発明にかかる画像形成装置のジャム処理
手順表示装置は、以上のように、表示制御手段を含む表
示制御部には、ジャム処理のための操作手順を示す動画
データとメッセージデータとを一時的に書き込むV−R
AMが2つ備えられている構成である。
【0135】これにより、操作者がその画像形成装置に
不慣れな場合、ジャム処理に複雑な操作を要する場合、
あるいはジャム処理の操作が分かり難い場合であって
も、ジャム処理を容易かつ安全に行うことができること
に加えて、ジャム検出手段と表示制御手段とは、通信イ
ンターフェースを介して互いに接続されているので、表
示制御手段の制御動作をジャム検出手段からの入力に従
って行わせることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるジャム処理手順表示
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ジャム処理手順表示装置を備えた複写機の
内部構造を示す正面図である。
【図3】図2に示したRDHの構成を示す概略の説明図
である。
【図4】図2に示した複写機本体が備える操作パネルの
正面図である。
【図5】上記複写機本体内のセンサの配設位置を示す説
明図である。
【図6】上記複写機本体の第1および第2ドア内方にお
ける各センサの配設位置を示す説明図である。
【図7】上記複写機本体の第3ドア位置におけるセンサ
の配設位置を示す説明図である。
【図8】上記複写機本体における搬送部開閉レバー操作
検出スイッチSb6 の配設位置を示す説明図である。
【図9】図2に示したRDHにおける各センサの配設位
置を示す説明図である。
【図10】上記RDHにおけるカバー開閉スイッチSd
2 の配設位置を示す説明図である。
【図11】上記RDHにおけるRDH開閉スイッチSd
3 の配設位置を示す説明図である。
【図12】図1に示した構成を概略的に示すブロック図
である。
【図13】本実施例のジャム処理手順表示装置における
ジャムガイダンス表示動作であって、図4に示した順送
りキーの操作による表示動作を示す概略のフローチャー
トである。
【図14】図13に示したジャムシルエット表示(S
2)の説明図である。
【図15】図13に示したドアオープンガイダンス表示
(S3)の説明図である。
【図16】上記ドアオープンガイダンス表示を行うため
のセル1を示す説明図である。
【図17】同セル2を示す説明図である。
【図18】同セル3を示す説明図である。
【図19】同セル4を示す説明図である。
【図20】同セル5を示す説明図である。
【図21】同セル6を示す説明図である。
【図22】同セル7を示す説明図である。
【図23】同セル8を示す説明図である。
【図24】同セル9を示す説明図である。
【図25】同セル10を示す説明図である。
【図26】同セル11を示す説明図である。
【図27】同セル12を示す説明図である。
【図28】同セル13を示す説明図である。
【図29】同セル14を示す説明図である。
【図30】同セル15を示す説明図である。
【図31】同セル16を示す説明図である。
【図32】同セル17を示す説明図である。
【図33】同セル18を示す説明図である。
【図34】図13に示した反転パス系ガイダンスにおけ
る動画表示の説明図である。
【図35】図13に示した給紙トレイガイダンスにおけ
る動画表示の説明図である。
【図36】図13に示した用紙搬送ユニットガイダンス
における動画表示の説明図である。
【図37】図36に示した動画表示に続く動画表示の説
明図である。
【図38】図37に示した動画表示に続く動画表示の説
明図である。
【図39】図13に示した動作をまとめて示すジャムガ
イダンスのフローチャートである。
【図40】本実施例のジャム処理手順表示装置における
ジャムガイダンス表示動作であって、図4に示した自動
順送りキーの操作による表示動作を示す概略のフローチ
ャートである。
【図41】本発明のさらに他の実施例のジャム処理手順
表示装置におけるドアオープンガイダンス表示を行うた
めのセル1を示す説明図である。
【図42】同セル2を示す説明図である。
【図43】同セル3を示す説明図である。
【図44】同セル4を示す説明図である。
【図45】同セル5を示す説明図である。
【図46】同セル6を示す説明図である。
【図47】同セル7を示す説明図である。
【図48】同セル8を示す説明図である。
【図49】同セル9を示す説明図である。
【図50】同セル10を示す説明図である。
【図51】同セル11を示す説明図である。
【図52】同セル12を示す説明図である。
【図53】同セル13を示す説明図である。
【図54】同セル14を示す説明図である。
【図55】同セル15を示す説明図である。
【図56】同セル16を示す説明図である。
【図57】同セル17を示す説明図である。
【図58】同セル18を示す説明図である。
【図59】本発明のさらに他の実施例のジャム処理手順
表示装置におけるジャムガイダンス表示の表示例を示す
説明図である。
【図60】本発明のさらに他の実施例のジャム処理手順
表示装置における原稿戻しガイダンス動作を示すフロー
チャートである。
【図61】同図(a)は上記原稿戻しガイダンス表示を
行うためのセル1を示す説明図、同図(b)は同セル2
を示す説明図、同図(c)は同セル3を示す説明図、同
図(d)は同セル4を示す説明図である。
【図62】同図(a)は図61(d)に示したセル4に
続くセル5を示す説明図、同図(b)は同セル6を示す
説明図、同図(c)は同セル7を示す説明図、同図
(d)は同セル8を示す説明図、同図(e)は同セル9
を示す説明図、同図(f)は同セル10を示す説明図で
ある。
【図63】同図(a)は、図61および図62に示した
原稿戻しガイダンス表示とは異なる原稿戻しガイダンス
表示を行うためのセル1を示す説明図、同図(b)は同
セル2を示す説明図、同図(c)は同セル3を示す説明
図、同図(d)は同セル4を示す説明図、同図(e)は
同セル5を示す説明図、同図(f)は同セル6を示す説
明図である。
【図64】同図(a)は、図63(f)に示したセル6
に続くセル7を示す説明図、同図(b)は同セル8を示
す説明図、同図(c)は同セル9を示す説明図、同図
(d)は同セル10を示す説明図、同図(e)は同セル
11を示す説明図、同図(f)は同セル12を示す説明
図である。
【図65】同図(a)は、図64(f)に示したセル1
2に続くセル13を示す説明図、同図(b)は同セル1
4を示す説明図、同図(c)は同セル15を示す説明
図、同図(d)は同セル16を示す説明図である。
【図66】上記ジャム処理手順表示装置における原稿戻
しガイダンスの表示動作を示す概略のフローチャートで
ある。
【図67】同図(a)は、本発明のさらに他の実施例の
ジャム処理手順表示装置における原稿戻しガイダンス表
示を行うためのセル1を示す説明図、同図(b)は同セ
ル2を示す説明図、同図(c)は同セル3を示す説明
図、同図(d)は同セル4を示す説明図である。
【図68】同図(a)は図67(d)に示したセル4に
続くセル5を示す説明図、同図(b)は同セル6を示す
説明図、同図(c)は同セル7を示す説明図、同図
(d)は同セル8を示す説明図、同図(e)は同セル9
を示す説明図、同図(f)は同セル10を示す説明図で
ある。
【図69】同図(a)は、図67および図68に示した
原稿戻しガイダンス表示とは異なる原稿戻しガイダンス
表示を行うためのセル1を示す説明図、同図(b)は同
セル2を示す説明図、同図(c)は同セル3を示す説明
図、同図(d)は同セル4を示す説明図、同図(e)は
同セル5を示す説明図、同図(f)は同セル6を示す説
明図である。
【図70】同図(a)は、図69(f)に示したセル6
に続くセル7を示す説明図、同図(b)は同セル8を示
す説明図、同図(c)は同セル9を示す説明図、同図
(d)は同セル10を示す説明図、同図(e)は同セル
11を示す説明図、同図(f)は同セル12を示す説明
図である。
【図71】同図(a)は、図70(f)に示したセル1
2に続くセル13を示す説明図、同図(b)は同セル1
4を示す説明図、同図(c)は同セル15を示す説明
図、同図(d)は同セル16を示す説明図である。
【図72】同図(a)は、本発明のさらに他の実施例の
ジャム処理手順表示装置における原稿戻しガイダンス表
示を行うためのセル1を示す説明図、同図(b)は同セ
ル2を示す説明図、同図(c)は同セル3を示す説明
図、同図(d)は同セル4を示す説明図である。
【図73】同図(a)は、図72(c)に示したセル4
に続くセル5を示す説明図、同図(b)は同セル6を示
す説明図、同図(c)は同セル7を示す説明図、同図
(d)は同セル8を示す説明図、同図(e)は同セル9
を示す説明図、同図(f)は同セル10を示す説明図で
ある。
【図74】同図(a)は、図73(f)に示したセル1
0に続くセル11を示す説明図、同図(b)は同セル1
2を示す説明図、同図(c)は同セル13を示す説明
図、同図(d)は同セル14を示す説明図、同図(e)
は同セル15を示す説明図、同図(f)は同セル16を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 複写機本体(画像形成装置本体) 2 RDH(自動原稿給送手段) 3 原稿露光部(原稿読取り位置) 21 定着装置(操作禁止部) 45 回転操作ノブ(操作指示部) 46 回転操作ノブ(操作指示部) 51 原稿積載部(回収位置) 101 操作パネル 102 液晶表示装置(表示手段) 103 順送りキー 104 自動順送りキー 141 プログラムROM(表示制御手段) 143 CPU(表示制御手段) 148 グラフィックROM(動画データ記憶手段、
画像データ記憶手段) 150 LCDコントローラ(表示制御手段) Sa 本体部センサ(ジャム検出手段) Sb 本体部センサ(操作有無検出手段) Sc RDH部センサ(ジャム検出手段) Sd RDH部センサ(操作有無検出手段) Sa1 給紙センサ(ジャム検出手段) Sa2 給紙センサ(ジャム検出手段) Sa3 給紙センサ(ジャム検出手段) Sa4 給紙センサ(ジャム検出手段) Sa5 用紙センサ(ジャム検出手段) Sa6 用紙センサ(ジャム検出手段) Sa7 用紙センサ(ジャム検出手段) Sa8 用紙剥離センサ(ジャム検出手段) Sa9 用紙センサ(ジャム検出手段) Sa10 用紙センサ(ジャム検出手段) Sa11 中間トレイ入紙センサ(ジャム検出手段) Sa12 中間トレイ用紙センサ(ジャム検出手段) Sa13 用紙センサ(ジャム検出手段) Sa14 ステープル処理部用紙センサ(ジャム検出手
段) Sa15 ステープルトレイ用紙センサ(ジャム検出手
段) Sa16 排紙センサ(ジャム検出手段) Sb1 ドアスイッチ(操作有無検出手段) Sb2 ドアスイッチ(操作有無検出手段) Sb3 ドアスイッチ(操作有無検出手段) Sb4 定着装置装着スイッチ(操作有無検出手段) Sb5 フィニッシャ着脱センサ(操作有無検出手段) Sb6 スイッチ(操作有無検出手段) Sb7 搬送ユニット引抜き検出スイッチ(操作有無検
出手段) Sb8 用紙ガイド開検出スイッチ(操作有無検出手
段) Sc1 原稿センサ(ジャム検出手段) Sc2 反転予備給紙位置原稿センサ(ジャム検出手
段) Sc3 予備給紙位置原稿センサ(ジャム検出手段) Sc4 原稿載置部原稿センサ(ジャム検出手段) Sc5 原稿センサ(ジャム検出手段) Sc6 原稿センサ(ジャム検出手段) Sd1 カバー開閉スイッチ(操作有無検出手段) Sd2 カバー開閉スイッチ(操作有無検出手段) Sd3 RDH開閉スイッチ(操作有無検出手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−16309(JP,A) 特開 平4−356070(JP,A) 特開 平6−59840(JP,A) 特開 平2−103623(JP,A) 特開 平6−164812(JP,A) 特開 平2−58070(JP,A) 特開 昭60−230163(JP,A) 実開 昭63−43147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 - 21/04 G03G 21/14 B41J 29/42 B41J 29/46 - 29/48 G06F 3/14 - 3/153

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の用紙通過部におけるジャム検出手段
    と、 上記各用紙通過部でのジャム処理のための一連の操作手
    順における一つの操作を複数のセルパターンからなる動
    画データとして、各操作毎に記憶している動画データ記
    憶手段と、 ジャム処理手順の表示手段と、 上記ジャム検出手段にてジャムが検出されたときに、上
    記動画データ記憶手段に記憶されている一つの操作に係
    る動画データを操作すべき箇所を拡大した画像として、
    ジャム検出手段にて用紙の残存が検出されている用紙通
    過部毎のジャム処理手順についての一連の操作手順とし
    て上記表示手段に循環表示させる表示制御手段とを備え
    ていることを特徴とする画像形成装置のジャム処理手順
    表示装置。
  2. 【請求項2】上記動画データ記憶手段は、表示画像の動
    かすべき部分とそれ以外の部分とが異なる状態で表示さ
    れるように設定された動画データを記憶していることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のジャム処理
    手順表示装置。
  3. 【請求項3】複数の用紙通過部におけるジャム検出手段
    と、 上記各用紙通過部でのジャム処理のための一連の操作手
    順における一つの操作を複数のセルパターンからなる動
    画データとして、各操作毎に記憶している動画データ記
    憶手段と、 ジャム処理手順の表示手段と、 上記ジャム検出手段にてジャムが検出されたときに、上
    記動画データ記憶手段に記憶されている一つの操作に係
    る動画データを操作すべき箇所を拡大した画像として上
    記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、 上記動画データは、この動画データによる表示画像のジ
    ャム処理のために操作すべき操作指示部と、操作禁止部
    と、操作指示部および操作禁止部の何れにも該当しない
    部分とが互いに異なる状態で表示されるように設定され
    ていることを特徴とする画像形成装置のジャム処理手順
    表示装置。
  4. 【請求項4】ジャム処理のための操作手順を示すメッセ
    ージデータを記憶しているデータROMを備え、 上記表示制御手段は、動画データと共にメッセージデー
    タを表示手段に表示させることを特徴とする請求項1か
    ら3の何れかに記載の画像形成装置のジャム処理手順表
    示装置。
  5. 【請求項5】上記ジャム検出手段および表示制御手段
    は、それぞれCPUを備え、それぞれの該CPUは、通
    信インターフェースを介して互いに接続されていること
    を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の画像形成
    装置のジャム処理手順表示装置。
  6. 【請求項6】上記表示制御手段を含む表示制御部には、
    ジャム処理のための操作手順を示す動画データとメッセ
    ージデータとを一時的に書き込むV−RAMが2つ備え
    られていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成
    装置のジャム処理手順表示装置。
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