JP3274025B2 - 電源装置およびその電力供給方法 - Google Patents
電源装置およびその電力供給方法Info
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Description
装置およびその電力供給方法に関する。
池電圧を検出し、該検出された電池電圧が設定電圧を下
回るとき電力供給を停止するものが知られている。
は内部インピーダンスがあるために負荷電流によって電
池電圧が変動し、電池残量の多寡にかかわらず負荷電流
が多いと電池電圧が下がってしまう。この場合、電池残
量が十分であっても電池電圧の低下により電力供給が停
止されて機器を使用することができなかったり、使用途
中で機器が中断してしまうといった問題があった。
使用する場合には、その機器を使用するときだけ負荷電
流値に応じて電池電圧を補正することも考えられるが、
予め負荷電流を知っていなければならないといった問題
があった。
ンタを駆動する場合に通常時で負荷電流が100mAで
あったものが、印字動作時には負荷電流が5Aにまで増
加する。このとき、電池残量は十分であるが、印字の度
に電池残量を警告して印字動作が中止してしまう。この
ような負荷の変動が大きい場合には補正することによっ
て却って過放電となる危険があった。
く電池残量が低下したことを検出し、その電力供給を適
正に停止できる電源装置およびその電力供給方法を提供
することを目的とする。
に、本発明の請求項1に係る電源装置は、電池電圧を検
出する電圧検出手段を備え、該検出された電圧が設定電
圧を下回るとき負荷への電力を停止する電源装置におい
て、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出手段と、
該検出された電流に応じて、前記電圧検出手段によって
検出された電圧を補正する電圧補正手段と、前記負荷に
流れる電流が設定された上限値を越えるとき、前記電圧
補正手段により補正される電圧を所定の電圧とする電圧
補正制限手段と、前記電圧補正手段及び前記電圧補正制
御手段により補正された電圧と設定電圧とを比較する電
圧比較手段と、該比較の結果、前記補正された電圧が前
記設定電圧を下回るとき前記負荷に供給する電力を停止
する供給停止手段とを備える。
は、電池電圧を検出し、該検出された電圧が設定電圧を
下回るとき負荷への電力を停止する電源装置の電源供給
方法において、前記負荷に流れる電流を検出し、該検出
された電流が上限値を越えない場合、前記検出した電流
に応じて、前記検出された電圧を補正し、前記検出され
た電流が前記上限値を越える場合、前記検出された電圧
を所定の電圧に補正し、該補正された電圧と前記設定電
圧とを比較し、該比較の結果、前記補正された電圧が前
記設定電圧を下回るとき前記負荷に供給する電力を停止
する。
給方法の実施例について説明する。図1は本実施例の電
源装置の構成を示す回路図である。図において、1は主
電源である電池、2は電源スイッチ、3は電源電圧を分
圧する分圧抵抗、4は電流検出抵抗、5は電流検出抵抗
4の両端に発生する電位差を制限するリミッタダイオー
ド、6は電流検出抵抗4の両端に発生する電位差I×R
を増幅する差動増幅器である。ダイオード5のカソード
側は基準電圧Vsを発生するレギュレータ7、負荷RL
および電源回路10に接続されている。負荷RLは図示
しないプリンタの印字部である。8は分圧抵抗3によっ
て分圧された電圧V2とレギュレータ7の基準電圧Vs
とを比較するコンパレータであり、基準電圧Vsに較べ
て分圧された電池電圧V2の方が低くなるとコンパレー
タ8の出力電圧VcはLレベルになり電池残量が少ない
ことを制御部9に知らせる。制御部9はプリンタの印字
動作を制御するもので、コンパレータ8の出力電圧Vc
がHレベルで印字動作を行ない、Lレベルで印字動作を
中止する。10は制御部9に安定化された電源電圧を供
給する電源回路である。
電圧をV1、電流検出抵抗4の抵抗値R、電流検出抵抗
4を流れる電流をI、分圧抵抗3によって分圧された電
圧をV2とすると、電圧V2は数式1で示される。
両端に発生する電位差I×Rをダイオードの順方向降下
電圧VFに制限し、順方向降下電圧VFを越える分の電
流はリミッタダイオード5を通って流れる。従って、I
×R<VFのときには電圧V2は数式1で示されるが、
I×R=VFに達するとそれ以上の電位差I×Rの増加
は起きないので、電圧V2は数式2で示される。
装置の電圧電流特性を示すタイミングチャートである。
図において、区間(A)は負荷電流Iを一定値に保持
し、電池電圧V1を一定の割合で減少させた場合を示
し、区間(B)は電池電圧V1を一定値に保持し、負荷
電流Iを一定の割合で増加させた場合を示している。
例して分圧抵抗3の電圧V2も下降し、電圧V2が時点
hで基準電圧Vsより低くなるとコンパレータ8の出力
電圧VcはLレベルとなる。このLレベルにより電池残
量が少ないことが検出される。
につれて電流検出抵抗4の両端に発生する電位差I×R
は増加する。このとき、電池電圧V1は一定であるが、
差動増幅器6に入力される電位差I×Rの増加に応じて
その出力電圧Vdは増加するので、分圧抵抗3の電圧V
2は増加補正される。増加補正された電圧V2は時点i
にて基準電圧Vsより高くなる。この結果、コンパレー
タ8の出力はHレベルとなる。この時点iにて電池残量
が十分であることが制御部9に知らせる。
でI×R=VFとなるが、その後に負荷電流Iを増加し
てもリミッタダイオード5によって電位差I×Rの増加
は抑えられ、増加補正は制限される。したがって、分圧
抵抗3の電圧V2は一定値に保持されて変化しなくな
る。
抗3の電圧V2は電位差I×Rの増加につれて増加補正
されるので、電池残量が少なく検出されることはなく、
電力の供給停止を防止できる。また、時点j以降では負
荷電流Iの増加につれて増加する電位差I×Rはリミッ
タダイオード5によって制限されるので、分圧抵抗3の
電圧V2をさらに増加する補正を抑えることで電池の過
放電を防止できる。
際に使用された場合について説明する。図3はプリンタ
の印字動作時における電圧、電流特性を示すタイミング
チャートである。印字をしないときに電流検出抵抗4を
流れる電流Iは通常100mAであるが、印字をすると
きには負荷電流が急激に多くなり、5A以上にまで増加
することがある(同図D、E、F参照)。同図D、Eの
場合には負荷電流、すなわち電流検出抵抗4を流れる負
荷電流Iが増加すると、分圧抵抗3の電圧V2を増加補
正するので、電池の内部インピーダンスによる電池電圧
V1の低下の割合に較べて分圧抵抗3の電圧V2の低下
を抑えることができる。したがって、電池残量が少なく
検出されてしまうことはなくなり、印字の度にプリンタ
が停止するといった不都合は回避される。
Iの増加があって、電流検出抵抗4の両端に発生する電
位差I×Rがリミッタダイオード5によって制限される
ので、それ以上の増加補正はなく電池の急激な過放電を
防止することができる。
応じて、電圧検出手段で検出された電圧を補正する際、
負荷に流れる電流が上限値を越える場合、補正値を一定
にすることにより、予め負荷電流を知らなくても正確に
電池残量の低下を検出でき、電池残量が十分であるにも
かかわらず使用途中で機器が停止してしまうことを回避
できるとともに、負荷の変動が大きいときに過放電とな
る危険を回避できる。
る。
ートである。
を示すタイミングチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 電池電圧を検出する電圧検出手段を備
え、該検出された電圧が設定電圧を下回るとき負荷への
電力を停止する電源装置において、 前記負荷に流れる電流を検出する電流検出手段と、 該検出された電流に応じて、前記電圧検出手段によって
検出された電圧を補正する電圧補正手段と、前記負荷に流れる電流が設定された上限値を越えると
き、前記電圧補正手段により補正される電圧を所定の電
圧とする電圧補正制限手段と、 前記電圧補正手段及び前記電圧補正制御手段により 補正
された電圧と設定電圧とを比較する電圧比較手段と、 該比較の結果、前記補正された電圧が前記設定電圧を下
回るとき前記負荷に供給する電力を停止する供給停止手
段とを備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 電池電圧を検出し、該検出された電圧が
設定電圧を下回るとき負荷への電力を停止する電源装置
の電源供給方法において、 前記負荷に流れる電流を検出し、 該検出された電流が上限値を越えない場合、前記検出し
た電流に応じて、前記検出された電圧を補正し、前記検
出された電流が前記上限値を越える場合、前記検出され
た電圧を所定の電圧に補正し、 該補正された電圧と前記設定電圧とを比較し、 該比較の結果、前記補正された電圧が前記設定電圧を下
回るとき前記負荷に供給する電力を停止することを特徴
とする電源装置の電力供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14709794A JP3274025B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電源装置およびその電力供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14709794A JP3274025B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電源装置およびその電力供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336881A JPH07336881A (ja) | 1995-12-22 |
JP3274025B2 true JP3274025B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=15422428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14709794A Expired - Fee Related JP3274025B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 電源装置およびその電力供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3274025B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4597596B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2010-12-15 | パイオニア株式会社 | 車両用電源装置 |
CN104698386A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-06-10 | 宁波三星电气股份有限公司 | 用于智能仪表电池功耗采样的硬件电路 |
JP6848756B2 (ja) * | 2017-08-01 | 2021-03-24 | 株式会社豊田自動織機 | 電池パック |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP14709794A patent/JP3274025B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07336881A (ja) | 1995-12-22 |
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