JPH0646560A - スイッチング電源の電圧検出回路 - Google Patents
スイッチング電源の電圧検出回路Info
- Publication number
- JPH0646560A JPH0646560A JP9907092A JP9907092A JPH0646560A JP H0646560 A JPH0646560 A JP H0646560A JP 9907092 A JP9907092 A JP 9907092A JP 9907092 A JP9907092 A JP 9907092A JP H0646560 A JPH0646560 A JP H0646560A
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- Japan
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- output voltage
- shunt regulator
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- resistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】入力電圧の投入時などに発生する過電圧を防止
する。 【構成】電圧検出回路1は出力電圧102を分圧する抵
抗器11,12と、抵抗器12の両端の電圧を入力とす
るシャントレギュレータ15と、シャントレギュレータ
15の負荷となるホトカプラ13と抵抗器14ととから
構成され、特にシャントレギュレータ15のカソード電
圧を制御するトランジスト20と、トランジスタ20へ
動作電圧を供給するツェナーダイオード19、抵抗器1
8、19とが付加されている。出力電圧102が過電圧
となった時、トランジスタ20は即時に動作しシャント
レギュレータ15のカソード電圧を強制的に下げる。こ
れにより制御回路3は出力電圧102を下げる方向に制
御する。これにより起動時などにおいて発生する出力電
圧102のオーバーシュート電圧を抑圧している。
する。 【構成】電圧検出回路1は出力電圧102を分圧する抵
抗器11,12と、抵抗器12の両端の電圧を入力とす
るシャントレギュレータ15と、シャントレギュレータ
15の負荷となるホトカプラ13と抵抗器14ととから
構成され、特にシャントレギュレータ15のカソード電
圧を制御するトランジスト20と、トランジスタ20へ
動作電圧を供給するツェナーダイオード19、抵抗器1
8、19とが付加されている。出力電圧102が過電圧
となった時、トランジスタ20は即時に動作しシャント
レギュレータ15のカソード電圧を強制的に下げる。こ
れにより制御回路3は出力電圧102を下げる方向に制
御する。これにより起動時などにおいて発生する出力電
圧102のオーバーシュート電圧を抑圧している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源の出力
電圧制御系を構成する出力電圧検出用の電圧検出回路に
関する。
電圧制御系を構成する出力電圧検出用の電圧検出回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチング電源の電圧
検出回路として図2に示すものがある。図2は従来例の
回路図を示す。スイッチング電源は入力電圧をスイッチ
ングし電圧変換して出力電圧を出力するスイッチング回
路2と、出力電圧の電圧変化を検出する電圧検出回路4
と、電圧検出回路4の検出電圧によりスイッチッグ回路
2のスイッチングパルス幅を制御し出力電圧を一定にす
る制御回路3とから構成される。
検出回路として図2に示すものがある。図2は従来例の
回路図を示す。スイッチング電源は入力電圧をスイッチ
ングし電圧変換して出力電圧を出力するスイッチング回
路2と、出力電圧の電圧変化を検出する電圧検出回路4
と、電圧検出回路4の検出電圧によりスイッチッグ回路
2のスイッチングパルス幅を制御し出力電圧を一定にす
る制御回路3とから構成される。
【0003】電圧検出回路4は出力電圧を分圧する抵抗
器41,42と、抵抗器42の両端の電圧を入力とする
シャントレギュレータ45と、シャントレギュレータ4
5の負荷となるホトカプラ43と抵抗器44とから構成
される。この電圧検出回路4の動作を以下に説明する。
仮に出力電圧が上昇した場合、抵抗器44の両端の電圧
は上昇するので、この電圧を入力とするシャントレギュ
レータ45は内部の基準電圧と比較し、出力であるカソ
ード電圧を降下させる。その直列負荷であるホトカプラ
43の入力ダイオード電流は、この分逆に増加し出力ト
ランジスタの出力電圧である検出電圧を上げる。電圧制
御回路3はこの検出電圧を受けて、スイッチッグパルス
幅を狭くして出力電圧を下げる方向に制御する。また出
力電圧が低下した場合は、以上と逆の動作をして出力電
圧を上昇する方向に制御し、常に出力電圧を一定に保つ
ように動作する。
器41,42と、抵抗器42の両端の電圧を入力とする
シャントレギュレータ45と、シャントレギュレータ4
5の負荷となるホトカプラ43と抵抗器44とから構成
される。この電圧検出回路4の動作を以下に説明する。
仮に出力電圧が上昇した場合、抵抗器44の両端の電圧
は上昇するので、この電圧を入力とするシャントレギュ
レータ45は内部の基準電圧と比較し、出力であるカソ
ード電圧を降下させる。その直列負荷であるホトカプラ
43の入力ダイオード電流は、この分逆に増加し出力ト
ランジスタの出力電圧である検出電圧を上げる。電圧制
御回路3はこの検出電圧を受けて、スイッチッグパルス
幅を狭くして出力電圧を下げる方向に制御する。また出
力電圧が低下した場合は、以上と逆の動作をして出力電
圧を上昇する方向に制御し、常に出力電圧を一定に保つ
ように動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例にお
いては、出力電圧の変動を検出回路のシャントレギュレ
ータで検出しているが、このシャントレギュレータはそ
の入力電圧の変動に対して出力電圧の応答が僅かである
が遅れる。このためスイッチング電源は急激な出力電圧
の変動に対してこれを制御するまで僅かではあるが遅れ
ることになる。従って入力電源の投入時など出力電圧が
急激に上昇するので、これを制御するまでの間過電圧
(オーバーシュート)が発生し、負荷側の装置を破壊す
るという問題がある。
いては、出力電圧の変動を検出回路のシャントレギュレ
ータで検出しているが、このシャントレギュレータはそ
の入力電圧の変動に対して出力電圧の応答が僅かである
が遅れる。このためスイッチング電源は急激な出力電圧
の変動に対してこれを制御するまで僅かではあるが遅れ
ることになる。従って入力電源の投入時など出力電圧が
急激に上昇するので、これを制御するまでの間過電圧
(オーバーシュート)が発生し、負荷側の装置を破壊す
るという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源の電圧検出回路は、スイッチング回路の出力電圧を分
圧する第1および第2の抵抗器と、前記第1および第2
の抵抗器の接続点の電圧を入力し内部の基準電圧と比較
しその差電圧を出力するシャントレギュレータと、前記
シャントレギュレータの出力電圧と前記スイッチング回
路の出力電圧とを直列にした電圧を第3の抵抗器を介し
て入力しその出力電圧を制御回路へ出力するホトカプラ
とを備えるスイッチング電源の電圧検出回路において、
前記スイッチング回路の出力電圧を入力とするそれぞれ
直列に接続されたツェナーダイオードと第4および第5
の抵抗器と、前記第5の抵抗器の両端の電圧を入力しそ
の出力で前記シャントレギュレータの出力電圧を制御す
るトランジスタとを備えている。
源の電圧検出回路は、スイッチング回路の出力電圧を分
圧する第1および第2の抵抗器と、前記第1および第2
の抵抗器の接続点の電圧を入力し内部の基準電圧と比較
しその差電圧を出力するシャントレギュレータと、前記
シャントレギュレータの出力電圧と前記スイッチング回
路の出力電圧とを直列にした電圧を第3の抵抗器を介し
て入力しその出力電圧を制御回路へ出力するホトカプラ
とを備えるスイッチング電源の電圧検出回路において、
前記スイッチング回路の出力電圧を入力とするそれぞれ
直列に接続されたツェナーダイオードと第4および第5
の抵抗器と、前記第5の抵抗器の両端の電圧を入力しそ
の出力で前記シャントレギュレータの出力電圧を制御す
るトランジスタとを備えている。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。スイッチング電源は入力電圧101をスイッチン
グし電圧変換して出力電圧102を出力するスイッチン
グ回路2と、出力電圧102の電圧変化を検出する電圧
検出回路1と、電圧検出回路1の検出電圧によりスイッ
チッグ回路2のスイッチングパルス幅を制御し出力電圧
102を一定にする制御回路3とから構成される。
て説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。スイッチング電源は入力電圧101をスイッチン
グし電圧変換して出力電圧102を出力するスイッチン
グ回路2と、出力電圧102の電圧変化を検出する電圧
検出回路1と、電圧検出回路1の検出電圧によりスイッ
チッグ回路2のスイッチングパルス幅を制御し出力電圧
102を一定にする制御回路3とから構成される。
【0007】電圧検出回路1は出力電圧102を分圧す
る抵抗器11,12と、抵抗器12の両端の電圧を入力
とするシャントレギュレータ15と、シャントレギュレ
ータ15の負荷となるホトカプラ13と抵抗器14と、
シャントレギュレータ15のカソード電圧を制御するト
ランジスト20と、トランジスタ20へ動作電圧を供給
するツェナーダイオード19、抵抗器18、19とから
構成される。
る抵抗器11,12と、抵抗器12の両端の電圧を入力
とするシャントレギュレータ15と、シャントレギュレ
ータ15の負荷となるホトカプラ13と抵抗器14と、
シャントレギュレータ15のカソード電圧を制御するト
ランジスト20と、トランジスタ20へ動作電圧を供給
するツェナーダイオード19、抵抗器18、19とから
構成される。
【0008】次にこの電圧検出回路4の動作を説明す
る。仮に出力電圧102が上昇した場合、抵抗器14の
両端の電圧は上昇するので、この電圧を入力とするシャ
ントレギュレータ15は内部の基準電圧と比較し、出力
であるカソード電圧を降下させる。その直列負荷である
ホトカプラ13の入力ダイオード電流は、この分逆に増
加し出力トランジスタの出力電圧である検出電圧を上げ
る。この検出電圧を電圧制御回路3が受けて、スイッチ
ッグパルス幅を狭くして出力電圧102を下げる方向に
制御する。また出力電圧102が低下した場合は、以上
と逆の動作をして出力電圧102を上昇する方向に制御
し、常に出力電圧102を一定に保つように動作する。
る。仮に出力電圧102が上昇した場合、抵抗器14の
両端の電圧は上昇するので、この電圧を入力とするシャ
ントレギュレータ15は内部の基準電圧と比較し、出力
であるカソード電圧を降下させる。その直列負荷である
ホトカプラ13の入力ダイオード電流は、この分逆に増
加し出力トランジスタの出力電圧である検出電圧を上げ
る。この検出電圧を電圧制御回路3が受けて、スイッチ
ッグパルス幅を狭くして出力電圧102を下げる方向に
制御する。また出力電圧102が低下した場合は、以上
と逆の動作をして出力電圧102を上昇する方向に制御
し、常に出力電圧102を一定に保つように動作する。
【0009】一方、トランジスタ20は抵抗器19の両
端の電圧を入力し動作するが、この入力電圧は出力電圧
102が過電圧となった時にツェナーダイオード17に
より発生する。即ち出力電圧102が過電圧となった
時、トランジスタ20は即時に動作しシャントレギュレ
ータ15のカソード電圧を強制的に下げる。これにより
制御回路3は出力電圧102を下げる方向に制御する。
この制御により起動時などにおいて発生する出力電圧1
02のオーバーシュート電圧を抑圧している。
端の電圧を入力し動作するが、この入力電圧は出力電圧
102が過電圧となった時にツェナーダイオード17に
より発生する。即ち出力電圧102が過電圧となった
時、トランジスタ20は即時に動作しシャントレギュレ
ータ15のカソード電圧を強制的に下げる。これにより
制御回路3は出力電圧102を下げる方向に制御する。
この制御により起動時などにおいて発生する出力電圧1
02のオーバーシュート電圧を抑圧している。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、簡単な回
路で出力電圧の過電圧を強制的に抑圧しているので、電
源の起動時などにおいて発生するオーバーシュート電圧
を防止することができる。したがって負荷側の装置を破
壊することがないという効果がある。
路で出力電圧の過電圧を強制的に抑圧しているので、電
源の起動時などにおいて発生するオーバーシュート電圧
を防止することができる。したがって負荷側の装置を破
壊することがないという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
1 電圧検出回路 2 スイッチング回路 3 制御回路 11,12,14,18,19 抵抗器 13 ホトカプラ 15 シャントレギュレータ 16 コンデンサ 17 ツェナーダイオード 20 トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチング回路の出力電圧を分圧する
第1および第2の抵抗器と、前記第1および第2の抵抗
器の接続点の電圧を入力し内部の基準電圧と比較しその
差電圧を出力するシャントレギュレータと、前記シャン
トレギュレータの出力電圧と前記スイッチング回路の出
力電圧とを直列にした電圧を第3の抵抗器を介し入力し
その出力電圧を制御回路へ出力するホトカプラとを備え
るスイッチング電源の電圧検出回路において、前記スイ
ッチング回路の出力電圧を入力とするそれぞれ直列に接
続されたツェナーダイオードと第4および第5の抵抗器
と、前記第5の抵抗器の両端の電圧を入力しその出力で
前記シャントレギュレータの出力電圧を制御するトラン
ジスタとを備えることを特徴とするスイッチング電源の
電圧検出回路
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9907092A JPH0646560A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | スイッチング電源の電圧検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9907092A JPH0646560A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | スイッチング電源の電圧検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646560A true JPH0646560A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=14237602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9907092A Withdrawn JPH0646560A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | スイッチング電源の電圧検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646560A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000245146A (ja) * | 1999-02-17 | 2000-09-08 | Tdk Corp | 車載用電源装置及び車載装置 |
EP2206534A1 (de) * | 2008-10-09 | 2010-07-14 | c-a-i-r biosciences GmbH | Dibenzocycloheptanonderivate und pharmazeutische Mittel, welche diese Verbindungen enthalten |
CN109728719A (zh) * | 2017-10-31 | 2019-05-07 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP9907092A patent/JPH0646560A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000245146A (ja) * | 1999-02-17 | 2000-09-08 | Tdk Corp | 車載用電源装置及び車載装置 |
EP2206534A1 (de) * | 2008-10-09 | 2010-07-14 | c-a-i-r biosciences GmbH | Dibenzocycloheptanonderivate und pharmazeutische Mittel, welche diese Verbindungen enthalten |
CN109728719A (zh) * | 2017-10-31 | 2019-05-07 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
CN109728719B (zh) * | 2017-10-31 | 2021-03-12 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |