JP3270624B2 - 振り出し容器 - Google Patents
振り出し容器Info
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- JP3270624B2 JP3270624B2 JP11466194A JP11466194A JP3270624B2 JP 3270624 B2 JP3270624 B2 JP 3270624B2 JP 11466194 A JP11466194 A JP 11466194A JP 11466194 A JP11466194 A JP 11466194A JP 3270624 B2 JP3270624 B2 JP 3270624B2
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- JP
- Japan
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- top wall
- lid
- container
- container body
- locking cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/26—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts
- B65D47/261—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having a rotational or helicoidal movement
- B65D47/265—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having a rotational or helicoidal movement between planar parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は振り出し容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種容器として、円筒状の周壁上端縁
より頂壁を延設するとともに、頂壁の偏心位置に振り出
し用の透孔を穿設した容器体と、該容器体の周壁外周上
端部に回動可能且つ上方への抜け出しが不能に周壁を嵌
合させ、該周壁上端縁より上記容器体頂壁上面を摺動可
能に閉塞し且つ偏心位置に振り出し用の透孔を穿設した
頂壁を延設してなる蓋体とからなるものがある。
より頂壁を延設するとともに、頂壁の偏心位置に振り出
し用の透孔を穿設した容器体と、該容器体の周壁外周上
端部に回動可能且つ上方への抜け出しが不能に周壁を嵌
合させ、該周壁上端縁より上記容器体頂壁上面を摺動可
能に閉塞し且つ偏心位置に振り出し用の透孔を穿設した
頂壁を延設してなる蓋体とからなるものがある。
【０００３】これ等は、非使用時は蓋体をその振り出し
孔が容器体の振り出し孔と一致しない位置に止めてお
き、使用の際蓋体を回動させて両振り出し孔を一致させ
て内容物を振り出す如く構成したものである。
孔が容器体の振り出し孔と一致しない位置に止めてお
き、使用の際蓋体を回動させて両振り出し孔を一致させ
て内容物を振り出す如く構成したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記容器は蓋体を回動
させるだけで振り出しが可能となり、また、使用後は再
び蓋体を回動させれば振り出し孔が閉じるという極めて
簡単な操作で内容物の振り出し、或いは振り出し孔の閉
塞を行える便利なものである。
させるだけで振り出しが可能となり、また、使用後は再
び蓋体を回動させれば振り出し孔が閉じるという極めて
簡単な操作で内容物の振り出し、或いは振り出し孔の閉
塞を行える便利なものである。
【０００５】しかしながら、蓋体が容器体に対して回動
するため、使用前に振り出し孔の開口が可能であり、そ
の点に不都合がある。そのため、消費者に渡る前には一
般に容器全体をシュリンク包装したり、或いは、蓋体と
容器体とを掛け渡して紙製等のシール材でシールしたり
することが行われているが、シュリンク包装はその設備
も必要でまたフィルム等のコストもかかり、一方紙製等
のシールでも改めて貼着等しなければならず、また、こ
れらは衝撃等により破損し易いという不都合もある。
するため、使用前に振り出し孔の開口が可能であり、そ
の点に不都合がある。そのため、消費者に渡る前には一
般に容器全体をシュリンク包装したり、或いは、蓋体と
容器体とを掛け渡して紙製等のシール材でシールしたり
することが行われているが、シュリンク包装はその設備
も必要でまたフィルム等のコストもかかり、一方紙製等
のシールでも改めて貼着等しなければならず、また、こ
れらは衝撃等により破損し易いという不都合もある。
【０００６】そこで、本発明の目的の一つは、開封前は
確実に蓋体の回動を防止出来て振り出し孔が開くのを防
止出来、しかも、余分なコストもかからず、製造上の便
利があり、また、衝撃等により破断して開封することが
なく、しかも開封に際しては簡単に行える優れた振り出
し容器を提案するものである。
確実に蓋体の回動を防止出来て振り出し孔が開くのを防
止出来、しかも、余分なコストもかからず、製造上の便
利があり、また、衝撃等により破断して開封することが
なく、しかも開封に際しては簡単に行える優れた振り出
し容器を提案するものである。
【０００７】また、従来の容器は密閉性がすぐに悪くな
る虞れがあった。即ち、従来のものは容器体頂壁上面と
蓋体頂壁下面とを単に当接させたもので、その係止は蓋
体周壁の容器体周壁への嵌合のみで行っているため、両
頂壁間に隙間が生じ易い。また、振り出し容器の内容物
は粉体，粒体等の固体であるため、振り出し後に振り出
し孔を塞ぐために蓋体を回動させた際に、蓋体頂壁下面
と容器体頂壁上面との摺動面に少しでも隙間が生ずると
内容物が押し込まれ、隙間を更に拡大して蓋体振り出し
孔を介して外部と連通してしまう虞れが多かった。
る虞れがあった。即ち、従来のものは容器体頂壁上面と
蓋体頂壁下面とを単に当接させたもので、その係止は蓋
体周壁の容器体周壁への嵌合のみで行っているため、両
頂壁間に隙間が生じ易い。また、振り出し容器の内容物
は粉体，粒体等の固体であるため、振り出し後に振り出
し孔を塞ぐために蓋体を回動させた際に、蓋体頂壁下面
と容器体頂壁上面との摺動面に少しでも隙間が生ずると
内容物が押し込まれ、隙間を更に拡大して蓋体振り出し
孔を介して外部と連通してしまう虞れが多かった。
【０００８】そこで、本発明の目的の一つは、上記目的
に加えて良好な気密性を兼ね備えた振り出し容器を提案
するものである。
に加えて良好な気密性を兼ね備えた振り出し容器を提案
するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本請求項１発明は上記課
題を解決するため、筒状胴部上端に立設した円筒状の第
１係合部７上端縁より円筒状の第２係合部９を立設する
とともに、上端開口を閉塞する頂壁10を横設してなる容
器体２と、上記第２係合部９外周に凹凸係合手段を介し
て回動可能に周壁12を嵌合させるとともに、周壁12上端
縁より内方へ下る傾斜壁13を介して延設した頂壁14を容
器体頂壁10上面に摺動可能に圧接し、且つ、該頂壁14下
面中心部より垂設した係止突起16を容器体頂壁10の透孔
19を貫通して回動可能且つ抜け出し不能に係止させた蓋
体３とからなり、上記蓋体周壁12下端縁に破断部20を介
して上端縁を連結させるとともに、上記第１係合部７外
周に上方からの嵌合が可能で且つ回動不能に嵌合させ且
つ破断部20を破断させることにより切り取り可能に構成
した係止筒４を一体に設け、上記容器体頂壁10及び蓋体
頂壁14の回動重複可能な偏心位置にそれぞれ振り出し用
の透孔25，26を穿設してなることを特徴とする振り出し
容器として構成した。
題を解決するため、筒状胴部上端に立設した円筒状の第
１係合部７上端縁より円筒状の第２係合部９を立設する
とともに、上端開口を閉塞する頂壁10を横設してなる容
器体２と、上記第２係合部９外周に凹凸係合手段を介し
て回動可能に周壁12を嵌合させるとともに、周壁12上端
縁より内方へ下る傾斜壁13を介して延設した頂壁14を容
器体頂壁10上面に摺動可能に圧接し、且つ、該頂壁14下
面中心部より垂設した係止突起16を容器体頂壁10の透孔
19を貫通して回動可能且つ抜け出し不能に係止させた蓋
体３とからなり、上記蓋体周壁12下端縁に破断部20を介
して上端縁を連結させるとともに、上記第１係合部７外
周に上方からの嵌合が可能で且つ回動不能に嵌合させ且
つ破断部20を破断させることにより切り取り可能に構成
した係止筒４を一体に設け、上記容器体頂壁10及び蓋体
頂壁14の回動重複可能な偏心位置にそれぞれ振り出し用
の透孔25，26を穿設してなることを特徴とする振り出し
容器として構成した。
【００１０】また、請求項２発明は、上記係止筒４の一
部に切り溝状の離間部23を形成し、該離間部23一端の側
縁より外方へ突出した後他端部に至る板状の指掛け部24
を形成して係止筒４を切り取り可能に構成してなる請求
項１記載の振り出し容器として構成した。
部に切り溝状の離間部23を形成し、該離間部23一端の側
縁より外方へ突出した後他端部に至る板状の指掛け部24
を形成して係止筒４を切り取り可能に構成してなる請求
項１記載の振り出し容器として構成した。
【００１１】
【作用】図１の状態から指掛け部24を持って係止筒４を
破断部20部分で破断して取り外すと、蓋体３は回動可能
となり、その結果、蓋体３の振り出し用の透孔26が容器
体２の振り出し用の透孔25に一致するところまで蓋体３
を回動すれば内容物を振り出すことができる。
破断部20部分で破断して取り外すと、蓋体３は回動可能
となり、その結果、蓋体３の振り出し用の透孔26が容器
体２の振り出し用の透孔25に一致するところまで蓋体３
を回動すれば内容物を振り出すことができる。
【００１２】使用後は、再び蓋体３を回動させて両振り
出し透孔の位置をずらせば容器体２内は外部と良好に遮
断される。この際蓋体３の頂壁14は傾斜壁13の存在で容
器体頂壁10に圧接されており、また、係止突起16により
蓋体頂壁14中心部が常時蓋体頂壁10中心部上面と離間し
ない様に構成しているため、度重なる回動操作があって
も両頂壁10，14間に隙間等が生じることを極力防止でき
る。
出し透孔の位置をずらせば容器体２内は外部と良好に遮
断される。この際蓋体３の頂壁14は傾斜壁13の存在で容
器体頂壁10に圧接されており、また、係止突起16により
蓋体頂壁14中心部が常時蓋体頂壁10中心部上面と離間し
ない様に構成しているため、度重なる回動操作があって
も両頂壁10，14間に隙間等が生じることを極力防止でき
る。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１４】図１〜図４は本発明の一実施例を示し、容
器１は、容器体２と、蓋体３と、該蓋体３に一体に設け
た回り止め用の係止筒４とから構成している。
器１は、容器体２と、蓋体３と、該蓋体３に一体に設け
た回り止め用の係止筒４とから構成している。
【００１５】容器体２は合成樹脂等により形成されたも
ので、円筒状胴部５上端に段部６を介して円筒状の第１
係合部７を立設し、該係合部７上端縁より段部８を介し
て縮径した円筒状の第２係合部９を立設している。ま
た、上記第１係合部７内下端部に、上端開口を閉塞する
水平な頂壁10を横設している。
ので、円筒状胴部５上端に段部６を介して円筒状の第１
係合部７を立設し、該係合部７上端縁より段部８を介し
て縮径した円筒状の第２係合部９を立設している。ま
た、上記第１係合部７内下端部に、上端開口を閉塞する
水平な頂壁10を横設している。
【００１６】また、胴部５の下端開口は別体に構成した
底蓋11により閉塞する如く構成している。
底蓋11により閉塞する如く構成している。
【００１７】上記筒状胴部５は本実施例の如き円筒状の
ものに限らず、多角筒状，楕円筒状等その他の筒状のも
のであっても良い。また、上記下方の段部６は必ずしも
設けなくても良く、胴部５が円筒状のものである場合に
は第１係合部７を胴部５と同径にしても良い。また、上
記上方の段部８も必ずしも設けなくてもよいが、こちら
の場合には、蓋体３及び係止筒４を容器体２に上方から
打設嵌着する際に破断部20の保護等の働きがあり、設け
ると好ましい。
ものに限らず、多角筒状，楕円筒状等その他の筒状のも
のであっても良い。また、上記下方の段部６は必ずしも
設けなくても良く、胴部５が円筒状のものである場合に
は第１係合部７を胴部５と同径にしても良い。また、上
記上方の段部８も必ずしも設けなくてもよいが、こちら
の場合には、蓋体３及び係止筒４を容器体２に上方から
打設嵌着する際に破断部20の保護等の働きがあり、設け
ると好ましい。
【００１８】また、頂壁10の横設位置は、第１係合部７
内面或いは第２係合部９内面或いは胴部５上端部内面に
何れであっても良い。
内面或いは第２係合部９内面或いは胴部５上端部内面に
何れであっても良い。
【００１９】蓋体３は、円筒状の周壁12上端縁より内方
へ下る傾斜壁13を延設し、該傾斜壁13の下端縁に水平な
頂壁14を延設し、更に、頂壁14裏面中心部から下方に、
下方外周に突条15を周設した係止突起16を垂設してい
る。そして、周壁12内面に周設した突条17を第２係合部
９外周に周設した凹溝18に係合させるとともに、その頂
壁14を容器体頂壁10上面に回動可能に圧接させる如く構
成している。上記頂壁14を圧接させるためには、例え
ば、上記周壁12の嵌合状態において、上記傾斜壁13下端
縁並びに頂壁14下面の位置が容器体頂壁10上面より若干
下方に位置する如くそれぞれの位置関係を設定しておけ
ば良い。尚、周壁12を第２係合部９に嵌合させる手段と
して、周壁に凹溝を、第２係合部に突条をそれぞれ周設
してもよい。
へ下る傾斜壁13を延設し、該傾斜壁13の下端縁に水平な
頂壁14を延設し、更に、頂壁14裏面中心部から下方に、
下方外周に突条15を周設した係止突起16を垂設してい
る。そして、周壁12内面に周設した突条17を第２係合部
９外周に周設した凹溝18に係合させるとともに、その頂
壁14を容器体頂壁10上面に回動可能に圧接させる如く構
成している。上記頂壁14を圧接させるためには、例え
ば、上記周壁12の嵌合状態において、上記傾斜壁13下端
縁並びに頂壁14下面の位置が容器体頂壁10上面より若干
下方に位置する如くそれぞれの位置関係を設定しておけ
ば良い。尚、周壁12を第２係合部９に嵌合させる手段と
して、周壁に凹溝を、第２係合部に突条をそれぞれ周設
してもよい。
【００２０】また、上記係止突起16を容器体頂壁10中心
部に穿設した円形透孔19に強制的に嵌入させ、その突条
15上面を容器体頂壁10裏面の透孔19周縁部に係合させて
回動可能に係止させ、上記頂壁14の圧接に加えて両頂壁
10，14が離間することのないように構成している。
部に穿設した円形透孔19に強制的に嵌入させ、その突条
15上面を容器体頂壁10裏面の透孔19周縁部に係合させて
回動可能に係止させ、上記頂壁14の圧接に加えて両頂壁
10，14が離間することのないように構成している。
【００２１】また、上記蓋体周壁12外周には、滑り止め
用のローレット加工を施している。
用のローレット加工を施している。
【００２２】係止筒４は蓋体３とともに合成樹脂の一体
成形により形成されたもので、蓋体周壁12下端外縁部に
薄肉の破断部20を介して上端内縁部を一体に連結した円
筒状をなし、上記第１係合部７外周に嵌合させている。
この係止筒４内面には周方向多数の縦突条21を周設して
おり、上記第１係合部７外周に周方向多数周突設した縦
突条22とそれぞれ係合させて、第１係合部７に対して上
方からの嵌合が可能で且つ回動が不能に嵌合させてい
る。
成形により形成されたもので、蓋体周壁12下端外縁部に
薄肉の破断部20を介して上端内縁部を一体に連結した円
筒状をなし、上記第１係合部７外周に嵌合させている。
この係止筒４内面には周方向多数の縦突条21を周設して
おり、上記第１係合部７外周に周方向多数周突設した縦
突条22とそれぞれ係合させて、第１係合部７に対して上
方からの嵌合が可能で且つ回動が不能に嵌合させてい
る。
【００２３】また、係止筒４の一部には切り溝状の離間
部23を形成し、この離間部23一端の側縁より外方へ突出
した後第１係合部に沿って延び、離間部23他端部に至る
円弧板状をなす指掛け部24を一体に形成しており、この
指掛け部24部分を掴んで側方に引くことにより、容易に
係止筒４を切断除去できる如く構成している。
部23を形成し、この離間部23一端の側縁より外方へ突出
した後第１係合部に沿って延び、離間部23他端部に至る
円弧板状をなす指掛け部24を一体に形成しており、この
指掛け部24部分を掴んで側方に引くことにより、容易に
係止筒４を切断除去できる如く構成している。
【００２４】尚、係止筒４の切断除去が可能な構成とし
て、図示しないが、単に係止筒４を縦断する薄肉の破断
部を設けたり、或いは係止筒下端縁一部より下方へ突出
片を突出させ、該突出片基端一方より係止筒を縦断する
破断部を形成しても良い。
て、図示しないが、単に係止筒４を縦断する薄肉の破断
部を設けたり、或いは係止筒下端縁一部より下方へ突出
片を突出させ、該突出片基端一方より係止筒を縦断する
破断部を形成しても良い。
【００２５】また、上記容器体頂壁10及び蓋体頂壁14の
偏心位置で、蓋体３を回動させた際に互いに重複可能な
位置にそれぞれ振り出し用の透孔25，26を穿設してい
る。従って、係止筒４を切断除去した後、所定の角度蓋
体３を回動させれば、各振り出し用の透孔25，26が重な
って、容器体２の内容物が振り出し可能に構成してい
る。
偏心位置で、蓋体３を回動させた際に互いに重複可能な
位置にそれぞれ振り出し用の透孔25，26を穿設してい
る。従って、係止筒４を切断除去した後、所定の角度蓋
体３を回動させれば、各振り出し用の透孔25，26が重な
って、容器体２の内容物が振り出し可能に構成してい
る。
【００２６】上記の如く構成した容器１に内容物を充填
する場合は、例えば、蓋体３及び係止筒４を嵌着固定し
た容器体２の底蓋11を外した状態で内容物を充填する。
する場合は、例えば、蓋体３及び係止筒４を嵌着固定し
た容器体２の底蓋11を外した状態で内容物を充填する。
【００２７】
【発明の効果】以上説明した如く本発明容器は、係止筒
の働きで開封前には確実に蓋の回動を防止出来て、振り
出し孔の開口を防止でき、しかも蓋体と係止筒は一体に
形成されているため従来品のようにシュリンク包装や帯
状シール等の余分なコストもかからず、製造上の便利を
伴う。
の働きで開封前には確実に蓋の回動を防止出来て、振り
出し孔の開口を防止でき、しかも蓋体と係止筒は一体に
形成されているため従来品のようにシュリンク包装や帯
状シール等の余分なコストもかからず、製造上の便利を
伴う。
【００２８】また、紙等のシール材と違って衝撃等によ
り破断部が破損してしまう虞れはなく、しかも破断部を
破断して係止筒を除去することにより容易に開封するこ
とが出来る等の利点を兼ね備えている。特に、係止筒の
一部に切り溝状の離間部を形成してそこに指掛け部を形
成したものはより容易に係止筒を除去できる。
り破断部が破損してしまう虞れはなく、しかも破断部を
破断して係止筒を除去することにより容易に開封するこ
とが出来る等の利点を兼ね備えている。特に、係止筒の
一部に切り溝状の離間部を形成してそこに指掛け部を形
成したものはより容易に係止筒を除去できる。
【００２９】また、蓋体頂壁が容器体頂壁に摺動可能に
圧接されており、しかも係止突起により両頂壁間中央部
が当接係止されているため、度重なる蓋体の回動を行っ
ても両頂壁間に隙間を生じることを極力防止でき、良好
な気密性を長期にわたって維持できるものである。
圧接されており、しかも係止突起により両頂壁間中央部
が当接係止されているため、度重なる蓋体の回動を行っ
ても両頂壁間に隙間を生じることを極力防止でき、良好
な気密性を長期にわたって維持できるものである。
【図１】 本発明の一実施例を示す要部縦断面図であ
る。
る。
【図２】 同実施例の係止筒を除去した状態を示す要部
半断面図である。
半断面図である。
【図３】 同実施例の平面図である。
【図４】 同実施例の側面図である。
２…容器体，３…蓋体，４…係止筒，７…第１係合部，
９…第２係合部，10…容器体頂壁，12…蓋体周壁，13…
傾斜壁，14…蓋体頂壁，16…係止突起，19…円形透孔，
20…破断部，23…離間部，24…指掛け部，25，26…振り
出し用の透孔
９…第２係合部，10…容器体頂壁，12…蓋体周壁，13…
傾斜壁，14…蓋体頂壁，16…係止突起，19…円形透孔，
20…破断部，23…離間部，24…指掛け部，25，26…振り
出し用の透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 47/06 B65D 47/26
Claims (2)
- 【請求項１】 筒状胴部上端に立設した円筒状の第１係
合部７上端縁より円筒状の第２係合部９を立設するとと
もに、上端開口を閉塞する頂壁10を横設してなる容器体
２と、上記第２係合部９外周に凹凸係合手段を介して回
動可能に周壁12を嵌合させるとともに、周壁12上端縁よ
り内方へ下る傾斜壁13を介して延設した頂壁14を容器体
頂壁10上面に摺動可能に圧接し、且つ、該頂壁14下面中
心部より垂設した係止突起16を容器体頂壁10の透孔19を
貫通して回動可能且つ抜け出し不能に係止させた蓋体３
とからなり、上記蓋体周壁12下端縁に破断部20を介して
上端縁を連結させるとともに、上記第１係合部７外周に
上方からの嵌合が可能で且つ回動不能に嵌合させ且つ破
断部20を破断させることにより切り取り可能に構成した
係止筒４を一体に設け、上記容器体頂壁10及び蓋体頂壁
14の回動重複可能な偏心位置にそれぞれ振り出し用の透
孔25，26を穿設してなることを特徴とする振り出し容
器。 - 【請求項２】上記係止筒４の一部に切り溝状の離間部23
を形成し、該離間部23一端の側縁より外方へ突出した後
他端部に至る板状の指掛け部24を形成して係止筒４を切
り取り可能に構成してなる請求項１記載の振り出し容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11466194A JP3270624B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 振り出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11466194A JP3270624B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 振り出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291329A JPH07291329A (ja) | 1995-11-07 |
| JP3270624B2 true JP3270624B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=14643411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11466194A Expired - Fee Related JP3270624B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 振り出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3270624B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP6910716B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2021-07-28 | 株式会社吉野工業所 | 錠剤容器 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP11466194A patent/JP3270624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07291329A (ja) | 1995-11-07 |
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