JP3265680B2 - 経口製剤用組成物 - Google Patents
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Description
性薬物の製剤用組成物に関し、更に詳しくは不快な味を
呈する塩基性薬物のマスキングに優れ、且つ良好な生物
学的利用能を有する経口製剤用組成物に関する。
キングするために種々の製剤化法が見い出されてきた。
例えば、特開昭49−81526号公報には、マクロラ
イド系抗生物質をポリビニルアセタールジエチルアミノ
アセテート(以下AEAと略す)、セルロースアセテー
トジブチルアミノヒドロキシプロピルエーテル、オイド
ラギットE、およびエチルセルロースよりなる群から選
ばれる壁材ポリマーおよびロウ、高級脂肪酸および高級
脂肪酸不溶性塩よりなる群から選ばれる1種またはそれ
以上を溶解または分散した不活性揮発性有機溶媒中に溶
解し、ついでこれを噴霧乾燥し、それによって生成する
被覆マクロライド系抗生物質粒子を採取する方法が開示
されている。
マスキングするための薬学的混合物として、例えば、特
開昭58−4714号には、その製剤が、塩基性薬物を
含有することを特徴とする、高いpHにおいて、不溶性
の形態であるようなカプセル化された味の悪い薬剤を含
有する薬学的混合物製剤の為の乾燥粉末が開示されてい
る。
は、被覆された活性物質を全混合基準で40から90%
の量における炭水化物、炭水化物関連化合物または、か
かる化合物の混合物である放出制御物質と組み合わせて
含有することを特徴とする不快な味の隠ぺいおよび活性
物質の安定性の増大を含めて活性物質の制御された放出
を成す薬学的混合物製剤が開示されている。
覆剤を溶解するために例えば、メチレンクロライド、ク
ロロホルム、シクロヘキサン、四塩化炭素、メチルエチ
ルケトン、アセトン、メチルアルコール、イソプロピル
アルコールなどの有機溶媒を使用するため溶媒除去の乾
燥工程を必要とする。その結果、被覆膜が、ポーラスに
なり、しかも乾燥工程に、時間、設備、労力、費用等に
多大なものが要求される。又この工程では、作業中の引
火、爆発の危険性がありさらには、製品に溶媒が残留し
てしまい、人体への影響が危ぐされる。
化物の添加では、味のマスキングの持続性が十分ではな
い。さらに、過度な味のマスキングは生物学的利用能に
悪影響を与える可能性がある。
題点を解決するために、まず味のマスキングについて検
討した。マスキングの材質の選択において、ち密な被膜
を形成するのに優れている材質は低融点物質である。ま
た胃内pH(pH1〜4)で速やかに溶解し、口中(p
H5〜8)で溶解しないあるいは溶解しにくい材質のみ
を考えれば胃溶性高分子化合物の選択が考えられる。し
かし、胃溶性高分子化合物は溶解するのに有機溶媒を必
要とし、使用する溶媒の毒性及び取扱の危険性に問題が
ある。
密な被膜形成ができず、不快な味を十分マスキングする
ことが困難である。
熱溶融して、有機溶媒無しに胃溶性高分子化合物を分散
あるいは溶解し、これを冷却することによりち密な被膜
が形成できことを見いだした。
加物を検討したが、炭酸塩、燐酸塩、クエン酸塩、水酸
化物などの通常の添加物では、味のマスキングの持続性
が十分ではなかったが、特定の塩基性酸化物、特に酸化
マグネシウムに優れたマスキング効果があった。
キングが十分ではなかったが、糖アルコールが特に味の
マスキングに優れることを見いだした。
融し、その中に、胃溶性高分子化合物を分散あるいは溶
解させた組成物と不快な味を呈する塩基性薬物を溶融造
粒あるいは、加熱造粒した複合体に糖アルコール及び塩
基性酸化物を同時に配合すると、極めて不快な味を呈す
る塩基性薬物の味をマスキングする経口製剤用組成物が
得られることを見いだし、本発明を完成した。
性薬物と胃溶性高分子化合物を分散あるいは溶解させた
低融点物質からなる複合体、10重量%から70重量%
の糖アルコールおよび0.1重量%から7%重量の塩基
性酸化物からなることを特徴とする経口製剤用組成物で
ある。
は、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、キタサマ
イシン、ジョサマイシン、ミデカマイシン、ロキシスタ
マイシン、およびアジスロマイシン等の不快な味を呈す
るマクロライド系抗生物質が挙げられる。塩基性薬物の
配合量は、複合体中に1重量%から90重量%、好まし
くは1重量%から60重量%である。
物としては、オイドラギットE、AEAまたはそれらの
混合物等が挙げられる。特に好ましくは、オイドラギッ
トEである。
は、製剤用として許容される融点が40〜120゜Cの
水不溶性または、水難溶性物質であって、例えば、パラ
フィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、硬
化油、木ロウ、カカオ脂、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、セタノール、ステアリルアルコール
マクロゴール6000、マクロゴール4000、カルナバロウ、
ミツロウ、D-グルコース、D-ソルビット、ステアリン酸
チタニウム、オレイン酸カルシウム、グリセリン脂肪酸
エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、、または、それらの混合物など
を挙げることができる。より好ましい低融点物質として
は、グリセリルモノステアレート、ステアリルアルコー
ル、ステアリン酸またはそれらの混合物等が挙げられ
る。
子化合物の割合は、重量%で1から60%である。特に
好ましい、胃溶性高分子化合物の割合は重量%で2から
40%である。また、複合体の経口製剤組成物中の割合
は重量部%で10%から60%であり、好ましくは15
%から50%である。
ビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトール
等または、それらの混合物が挙げられる。より好ましい
糖アルコールは、ソルビトール、マンニトール、キシリ
トールまたは、それらの混合物である。
は、本経口製剤用組成物中の割合は重量%で10%から
70%である。好ましくは、30から65%である。
酸化マグネシウム、酸化アルミニウム等が挙げられる。
好ましくは、酸化マグネシウムである。塩基性酸化物の
量は、本経口製剤用組成物の重量%で0.1から7%で
ある。好ましくは、重量%で0.1から2%である。好
ましくは、酸化マグネシウム1回投与量として70mg
以下である。
いわゆる溶融造粒方法または、加熱造粒方法によって複
合体を製造する。例えば、融点以上に加熱した低融点物
質に胃溶性高分子化合物を分散あるいは、溶解させた組
成物と不快な味を呈する塩基性薬物を、高温下で混合し
たのち、噴霧冷却して複合体とする。
性酸化物を添加混合し、本発明の経口製剤用組成物を得
る。この際には、一般の造粒方法を用いることができ
る。例えば、流動層造粒法、攪拌造粒などである。特に
塩基性酸化物を水または結合液に溶解または懸濁した溶
液を造粒溶媒として用い、流動層造粒を行うと造粒時に
おける薬物の複合体からの溶出の少ないより好ましい経
口用製剤組成物を得ることができる。
ままあるいは必要に応じて他の公知の添加剤、例えば、
賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、坑酸化剤、コーティ
ング剤、着色剤、橋味橋臭剤、界面活性剤、可塑剤など
を混合して、顆粒剤、散剤、カプセル剤、錠剤、ドライ
シロップ剤などの固形経口製剤とすることができる。
ス、結晶セルロース・カルボキシメチルセルロースナト
リウム、りん酸水素カルシウム、コムギデンプン、コメ
デンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプ
ン、カルボキシメチルスターチナトリウム、デキストリ
ン、αーシクロデキストリン、βーシクロデキストリ
ン、カルボキシビニルポリマー、軽質無水ケイ酸、酸化
チタン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ポリエチ
レングリコール、中鎖脂肪酸トリグリセリドなどが挙げ
られる。
ピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウム・
A型(アクチゾル)、デンプン、結晶セルロース、ヒド
ロキシプロピルスターチ、部分アルファー化デンプンな
どが挙げられる。
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニールピロリドン、ゼラチ
ン、アラビアゴム、エチルセルロース、ポリビニルアル
コール、プルラン、アルファー化デンプン、寒天、タラ
ガント、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレン
グリコールエステルなどが挙げられる。
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸ポリオキシル、セタノール、タルク、硬化
油、ショ糖脂肪酸エステル、ジメチルポリシロキサン、
マイクロクリスタリンワックス、ミツロウ、サラシミツ
ロウなどが挙げられる。
ロキシトルエン(BHT)、没食子酸プロピル、ブチル
ヒドロキシアニソール(BHA)、α−トコフェロー
ル、クエン酸などが挙げられる。
キシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、
カルボキシメチルエチルセルロース、酢酸フタル酸セル
ロース、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテー
ト、アミノアルキルメタアクリレートコポリマー、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネー
ト、メタアクリル酸コポリマー、セルロースアセテート
トリメリテート(CAT)、ポリビニルアセテートフタ
レート、セラックなどが挙げられる。
化チタンなどが挙げられる。
げられる。
エチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸グリセリン、
モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビ
タン、モノラウリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリソルベ
ート類、ラウリル硫酸ナトリウム、マクロゴール類、シ
ョ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。
リアセチン、セタノールなどが挙げられる。
はいずれも、一般的に製剤に用いられるものが使用でき
る。
キングし、しかも生物学的利用能が優れた不快な味を呈
する塩基性薬物の製剤用組成物および製造することが可
能となった。
る塩基性薬物の製剤用組成物は、水で懸濁し、さらに5
゜で3日間引き続き保存しても不快な味を呈せず、且
つ、生物学的利用能にも優れ、小児用シロップ剤などの
経口製剤としてもきわめて容易に服用できるものであ
る。
的に説明する。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを200
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置で入
口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件にて噴霧
冷却造粒をした。この結果、20%クラリスロマイシン
複合体約950gを得、この複合体100gにソルビト
ール90g、酸化マグネシウム0.2g、結晶セルロー
ス9.8gを加え、10%クラリスロマイシン経口製剤
用組成物を得た。
中にオイドラギットE100gを分散溶解させた。更
に、その混合液に、クラリスロマイシンを300g分散
させた。この分散液を、スプレードライ装置を用いて、
入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件にて噴
霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロマイシ
ン複合体約950gを得、この複合体347gにソルビ
トール100g、キシリトール100g、マンニトール
337g、マルチトール50g、酸化マグネシウム70
gを加え、10%クラリスロマイシン経口製剤用組成物
を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得、この複合体333gに
ソルビトール657g、酸化マグネシウム10gを加え
均一に混合した。この混合物を、水で流動造粒し、10
%クラリスロマイシン経口製剤用組成物を得た。
で溶解させ、その中にオイドラギットE100gを分散
溶解させた。更に、その混合液に、クラリスロマイシン
を300g分散させた。この分散液を、スプレードライ
装置を用いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpm
での条件にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%ク
ラリスロマイシン複合体約950gを得、この複合体3
33gにマンニトール500g、酸化マグネシウム20
g、デンプン125g、ヒドロキシプロピルセルロース
20g、カルボキシメチルセルロースナトリウム2gを
加え均一に混合した。この混合物を、水で流動造粒し、
10%クラリスロマイシン経口製剤用組成物を得た。
イドラギットE100gを分散溶解させた。更に、その
混合液に、クラリスロマイシンを300g分散させた。
この分散液を、スプレードライ装置を用いて、入口温度
50℃、回転ディスク10000rpmでの条件にて噴霧冷却造
粒をした。この結果、30%クラリスロマイシン複合体
約950gを得、この複合体333gにソルビトール3
00g、マンニトール300g、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム10g、結晶セルロース47gを加え
均一に混合した。これとは別に水に酸化マグネシウム1
0gを懸濁し、これを結合溶媒とし、先の混合物を流動
造粒し、10%クラリスロマイシン経口製剤用組成物を
得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得、この複合体333gに
ソルビトール300g、マンニトール100g、キシリ
トール100g、マルチトール100g、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム10g、酸化マグネシウム2
0g、デンプン14g、ヒドロキシプロピルセルロース
20g、サッカリンナトリウム3gを加え均一に混合
し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒し、10
%クラリスロマイシンドライシロップ剤用組成物を得
た。
で溶解させ、その中にオイドラギットE100gを分散
溶解させた。更に、その混合液に、クラリスロマイシン
を300g分散させた。この分散液を、スプレードライ
装置を用いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpm
での条件にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%ク
ラリスロマイシン複合体約950gを得、この複合体3
33gにソルビトール400g、キシリトール229
g、カルボキシメチルセルロースナトリウム10g、酸
化マグネシウム5g、ヒドロキシプロピルセルロース2
0g、サッカリンナトリウム3gを加え均一に混合し、
水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒し、10%ク
ラリスロマイシンドライシロップ剤用組成物を得た。
濁し、シロップ剤を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを200g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、20%エリスロマイ
シン複合体約950gを得、この複合体100gにソル
ビトール90g、酸化マグネシウム0.2g、結晶セル
ロース9.8gを加え、10%エリスロマイシン経口製
剤用組成物を得た。
中にオイドラギットE100gを分散溶解させた。更
に、その混合液に、エリスロマイシンを300g分散さ
せた。この分散液を、スプレードライ装置を用いて、入
口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件にて噴霧
冷却造粒をした。この結果、30%エリスロマイシン複
合体約950gを得、この複合体333gにソルビトー
ル100g、マンニトール347g、キシリトール10
0g、マルチトール50g、酸化マグネシウム70gを
加え、10%エリスロマイシン経口製剤用組成物を得
た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを300g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、30%エリスロマイ
シン複合体約950gを得、この複合体333gにソル
ビトール657g、酸化マグネシウム10を加え均一に
混合した。この混合液を水で流動造粒、10%エリスロ
マイシン経口製剤用組成物を得た。
イドラギットE100gを分散溶解させた。更に、その
混合液に、エリスロマイシンを300g分散させた。こ
の分散液を、スプレードライ装置を用いて、入口温度5
0℃、回転ディスク10000rpmでの条件にて噴霧冷却造粒
をした。この結果、30%エリスロマイシン複合体約9
50gを得、この複合体333gにソルビトール300
g、マンニトール300g、カルボキシメチルセルロー
スナトリウム10g、結晶セルロース47gを加え均一
に混合した。これとは別に水に酸化マグネシウム10g
を懸濁し、これを結合溶媒とし、先の混合物を流動造粒
し、10%エリスロマイシン経口製剤用組成物を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを300g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、20%エリスロマイ
シン複合体約950gを得、この複合体333gにソル
ビトール300g、マンニトール100g、キシリトー
ル100g、マルチトール100g、カルボキシメチル
セルロースナトリウム10g、酸化マグネシウム20
g、デンプン14g、ヒドロキシプロピルセルロース2
0g、サッカリンナトリウム3gを加え、均一に混合
し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒し、10
%エリスロマイシンドライシロップ剤を得た。
で溶解させ、その中にオイドラギットE100gを分散
溶解させた。更に、その混合液に、エリスロマイシンを
300g分散させた。この分散液を、スプレードライ装
置を用いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmで
の条件にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%エリ
スロマイシン複合体約950gを得、この複合体333
gにソルビトール400g、キシリトール229g、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム10g、酸化マグ
ネシウム5g、ヒドロキシプロピルセルロース20g、
サッカリンナトリウム3gを加え均一に混合し、水を造
粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒し、10%エリスロ
マイシン経口製剤用組成物を得た。
ム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、リン酸二
水素ナトリウム、ノイシリンに変更し製造した経口製剤
用組成物
に服用させ、苦味の評価試験を実施した。
した。
じない、1;苦味があるのがわかる、2;少し苦い、
3;苦い、4;苦いが我慢できる、5;我慢できないほ
ど苦いの6段階で行った。
示した。
せ、その中にクラリスロマイシンを300g分散させ
た。この分散液を、実施例1のスプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン組成物約950gを得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得、この組成物333gに
ソルビトール657g、結晶セルロース10gを加え均
一に混合し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒
し、10%クラリスロマイシン製剤用組成物を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得、この組成物333gに
酸化マグネシウム70g、結晶セルロース667gを加
え均一に混合し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動
造粒し、10%クラリスロマイシン製剤用組成物を得
た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得、この組成物333gに
酸化マグネシウム70g、ソルビトール5g、結晶セル
ロース592gを加え均一に混合し、水を造粒溶媒と
し、先の混合物を流動造粒し、10%クラリスロマイシ
ン組成物を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、クラリスロマイシンを300
g分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用
いて、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件
にて噴霧冷却造粒をした。この結果、30%クラリスロ
マイシン複合体約950gを得、この組成物333gに
酸化マグネシウム100g、ソルビトール567gを加
え均一に混合し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動
造粒し、10%クラリスロマイシン組成物を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを300g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、30%エリスロマイ
シン複合体約950gを得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを300g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、30%エリスロマイ
シン複合体約950gを得、この組成物333gに結晶
セルロース100g、ソルビトール657gを加え均一
に混合し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒
し、10%エリスロマイシン組成物を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを300g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、30%エリスロマイ
シン複合体約950gを得、この組成物333gに結晶
セルロース10g、ソルビトール657gを加え均一に
混合し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒し、
10%エリスロマイシン組成物を得た。
せ、その中にオイドラギットE100gを分散溶解させ
た。更に、その混合液に、エリスロマイシンを300g
分散させた。この分散液を、スプレードライ装置を用い
て、入口温度50℃、回転ディスク10000rpmでの条件に
て噴霧冷却造粒をした。この結果、30%エリスロマイ
シン複合体約950gを得、この組成物333gに酸化
マグネシウム70g、結晶セルロース597gを加え均
一に混合し、水を造粒溶媒とし、先の混合物を流動造粒
し、10%エリスロマイシン組成物を得た。
に服用させ、苦味の評価試験を実施した。
た。また評価基準として0;苦味をまったく感じない、
1;苦味があるのがわかる、2;少し苦い、3;苦い、
4;苦いが我慢できる、5;我慢できないほど苦いの6
段階で行った。
2に示した。
た。試験方法は、日11局の溶出試験方法にしたがっ
た。溶出液は、pH4.0の酢酸緩衝液を使用した。パ
ドル回転数は、100rpmとし、10分後の溶出率を
測定した。
濁し、1日間冷蔵庫保存(5゜C)したものを健康成人
10名に服用させ、苦味の評価試験を実施した。
毎とした。また評価基準として0;苦味をまったく感じ
ない、1;苦味があるのがわかる、2;少し苦い、3;
苦い、4;苦いが我慢できる、5;我慢できないほど苦
いの6段階で行った。
示した。
調製した組成物2gと対照例4で調製した組成物2gを
クロスオーバー法で投与し、24時間までの血中濃度を
測定し、AUC、Cmaxを求め表5に示した。
を示した相関図である。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)不快な味を呈する塩基性薬物と胃溶
性高分子化合物を分散あるいは溶解させた低融点物質か
らなる複合体、(b)10重量%から70重量%の糖ア
ルコールおよび(c)0.1重量%から7%重量の塩基
性酸化物からなることを特徴とする経口製剤用組成物。
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