JP3265513B2 - 硬化膜を備えたプラスチック製めがねレンズ - Google Patents
硬化膜を備えたプラスチック製めがねレンズInfo
- Publication number
- JP3265513B2 JP3265513B2 JP15253192A JP15253192A JP3265513B2 JP 3265513 B2 JP3265513 B2 JP 3265513B2 JP 15253192 A JP15253192 A JP 15253192A JP 15253192 A JP15253192 A JP 15253192A JP 3265513 B2 JP3265513 B2 JP 3265513B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- group
- coating
- sol
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0091—Complexes with metal-heteroatom-bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
- C08J7/0427—Coating with only one layer of a composition containing a polymer binder
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
- C08J7/043—Improving the adhesiveness of the coatings per se, e.g. forming primers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
- C08J7/044—Forming conductive coatings; Forming coatings having anti-static properties
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
- C08J7/046—Forming abrasion-resistant coatings; Forming surface-hardening coatings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D183/00—Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D183/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2483/00—Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック成形物用
のコーティング組成物、特にプラスチック成形物を保護
するためのコーティング組成物に関する。
のコーティング組成物、特にプラスチック成形物を保護
するためのコーティング組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形物は、軽量、易加工
性、耐衝撃性などの長所を活かして多量に使用されてい
るが、反面、硬度が不十分で傷がつき易い、溶媒に侵さ
れやすい、帯電してほこりを吸着する、耐熱性が不十分
などの欠点があり、めがねレンズや窓材などとして使用
するには、無機ガラス成形物にくらべ実用上不満足であ
った。
性、耐衝撃性などの長所を活かして多量に使用されてい
るが、反面、硬度が不十分で傷がつき易い、溶媒に侵さ
れやすい、帯電してほこりを吸着する、耐熱性が不十分
などの欠点があり、めがねレンズや窓材などとして使用
するには、無機ガラス成形物にくらべ実用上不満足であ
った。
【0003】そこで、プラスチック成形物に保護コート
を施すことが提案された。コートに使用されるコーティ
ング組成物は、実に多数の種類が提案された。その中に
は、無機系に近く硬い塗膜を与えるものとして期待され
た「有機ケイ素化合物又はその加水分解物を主成分(樹
脂成分又は塗膜形成成分)とするコーティング組成物」
があり(例えば、特開昭52−11261号参照)、こ
れは、めがねレンズ用として実用化されている。
を施すことが提案された。コートに使用されるコーティ
ング組成物は、実に多数の種類が提案された。その中に
は、無機系に近く硬い塗膜を与えるものとして期待され
た「有機ケイ素化合物又はその加水分解物を主成分(樹
脂成分又は塗膜形成成分)とするコーティング組成物」
があり(例えば、特開昭52−11261号参照)、こ
れは、めがねレンズ用として実用化されている。
【0004】しかしながら、このコーティング組成物も
未だ耐擦傷性(傷つき難さ)が不満足であるため、これ
にコロイド状に分散したシリカゾルを添加したものが提
案され(例えば、特開昭53−111336号参照)、
これも、めがねレンズ用として実用化されている。
未だ耐擦傷性(傷つき難さ)が不満足であるため、これ
にコロイド状に分散したシリカゾルを添加したものが提
案され(例えば、特開昭53−111336号参照)、
これも、めがねレンズ用として実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
のコーティング組成物は、塗膜の性能が悪いという問題
点があった。上記問題点を解決するために、本発明で
は、塗膜の耐擦傷性、表面硬度、耐磨耗性、可撓性、透
明性、帯電防止性、耐熱性、耐水性、耐薬品性などの性
能、並びに、組成物の性能、例えばポットライフ、使い
やすさ、塗りやすさ等に優れたプラスチック成形物用コ
ーティング組成物を提供することにある。
のコーティング組成物は、塗膜の性能が悪いという問題
点があった。上記問題点を解決するために、本発明で
は、塗膜の耐擦傷性、表面硬度、耐磨耗性、可撓性、透
明性、帯電防止性、耐熱性、耐水性、耐薬品性などの性
能、並びに、組成物の性能、例えばポットライフ、使い
やすさ、塗りやすさ等に優れたプラスチック成形物用コ
ーティング組成物を提供することにある。
【0006】 上記問題を解決するために、本発明は、 「(a)一般式: R1 aR2 bSi(OR3)4-(a+b)・・(式I) (但し、式中、R1は、官能基を有する有機基又は不飽
和二重結合を有する炭素数4〜14の有機基であり、R
2は、炭素数1〜6の炭化水素基又はハロゲン化炭化水
素基であり、R3は、炭素数1〜4のアルキル基、アル
コキシアルキル基又はアシル基であり、a及びbは、そ
れぞれ0又は1であり、かつa+bは、1又は2であ
る。)で表される有機ケイ素化合物又はその加水分解物
と、 (b)一般式; M〔CH2N(CH2COO)2〕2Nac・・(式IV) で表される金属錯体化合物(但し、式中のMは、Zn、
Mn、Mg、Fe、Cu、Co、Ca、Bi、Alであ
り、Cは1又は2である。) (c)酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、
酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化ベリリウム、酸化ア
ンチモン、酸化タングステン、酸化セリウムから選ばれ
る物質または該物質を2種以上混ぜ合わせて得られるゾ
ルからなることを特徴とするコーティング組成物」を提
供する。
和二重結合を有する炭素数4〜14の有機基であり、R
2は、炭素数1〜6の炭化水素基又はハロゲン化炭化水
素基であり、R3は、炭素数1〜4のアルキル基、アル
コキシアルキル基又はアシル基であり、a及びbは、そ
れぞれ0又は1であり、かつa+bは、1又は2であ
る。)で表される有機ケイ素化合物又はその加水分解物
と、 (b)一般式; M〔CH2N(CH2COO)2〕2Nac・・(式IV) で表される金属錯体化合物(但し、式中のMは、Zn、
Mn、Mg、Fe、Cu、Co、Ca、Bi、Alであ
り、Cは1又は2である。) (c)酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、
酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化ベリリウム、酸化ア
ンチモン、酸化タングステン、酸化セリウムから選ばれ
る物質または該物質を2種以上混ぜ合わせて得られるゾ
ルからなることを特徴とするコーティング組成物」を提
供する。
【0007】
【作用】(a)成分の説明: 一般式(I)の化合物のうち、R1
が官能基としてエポキシ基を有するものが好ましく、例
えば、次のものが使用される。 (1) 一般式(II):
が官能基としてエポキシ基を有するものが好ましく、例
えば、次のものが使用される。 (1) 一般式(II):
【0008】
【化1】
【0009】(但し、式中、R4 は、炭素数1〜4のア
ルキル基又はアルコキシアルキル基又はアシル基、 R5
は、炭素数1〜6の炭化水素基又はハロゲン化炭素化水
素基、R6 は、水素またはメチル基、mは2又は3、p
は1〜6、qは0〜2である。)で表わされる化合物。 (2) 一般式(III ):
ルキル基又はアルコキシアルキル基又はアシル基、 R5
は、炭素数1〜6の炭化水素基又はハロゲン化炭素化水
素基、R6 は、水素またはメチル基、mは2又は3、p
は1〜6、qは0〜2である。)で表わされる化合物。 (2) 一般式(III ):
【0010】
【化2】
【0011】(但し、R7 は、炭素数1〜4のアルキル
基又はアルコキシアルキル基又はアシル基、R8 は、炭
素数1〜4の炭化水素基又はハロゲン化炭素化水素基、
1は2又は3、rは1〜4である。)で表わされる化合
物。上記一般式で表される化合物は、いずれもエポキシ
基を有するので、エポキシシランとも呼ばれる。
基又はアルコキシアルキル基又はアシル基、R8 は、炭
素数1〜4の炭化水素基又はハロゲン化炭素化水素基、
1は2又は3、rは1〜4である。)で表わされる化合
物。上記一般式で表される化合物は、いずれもエポキシ
基を有するので、エポキシシランとも呼ばれる。
【0012】エポキシシランの具体例としては、例え
ば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシエトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリアセトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルメチルジエトキシシラン、β−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシランな
どが挙げられる。
ば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシエトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリアセトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルメチルジエトキシシラン、β−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシランな
どが挙げられる。
【0013】また、一般式(I)の化合物のうち、R1
が官能基としてエポキシ基を有するもの以外(a=0の
ものを含む)の例としては、例えば、次のものが使用さ
れる。メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキ
シシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメ
トキシエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、アミノメチルトリメトキシシラン、
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、フエニルトリメトキシシラ
ン、フエニルトリエトキシシラン、γ−クロロプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエト
キシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリメ
トキシシランなどの各種トリアルコキシシラン、トリア
シロキシシランあるいはトリアルコキシアルコキシシラ
ン化合物。
が官能基としてエポキシ基を有するもの以外(a=0の
ものを含む)の例としては、例えば、次のものが使用さ
れる。メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキ
シシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメ
トキシエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、アミノメチルトリメトキシシラン、
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、フエニルトリメトキシシラ
ン、フエニルトリエトキシシラン、γ−クロロプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエト
キシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリメ
トキシシランなどの各種トリアルコキシシラン、トリア
シロキシシランあるいはトリアルコキシアルコキシシラ
ン化合物。
【0014】以上に挙げた一般式(I)の例示化合物
は、いずれもSi原子に結合するOR 3 基が3個ある
(a+b=1)3官能の例であるが、OR3 基が2個あ
る(a+b=2)2官能の相当する化合物ももちろん使
用することができる。2官能の相当する化合物の例とし
ては、ジメチルジメトキシシラン、ジフエニルジメトキ
シシラン、メチルフエニルジメトキシシラン、メチルビ
ニルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランなど
がある。
は、いずれもSi原子に結合するOR 3 基が3個ある
(a+b=1)3官能の例であるが、OR3 基が2個あ
る(a+b=2)2官能の相当する化合物ももちろん使
用することができる。2官能の相当する化合物の例とし
ては、ジメチルジメトキシシラン、ジフエニルジメトキ
シシラン、メチルフエニルジメトキシシラン、メチルビ
ニルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランなど
がある。
【0015】一般式(I)の化合物は、1種で使用して
もよいが、目的に応じて2種以上を混合して使用しても
よい。特に、2官能の化合物を使用するときには、3官
能の化合物と併用することが好ましい。併用した場合に
は、平均で2>a+b>1となる。更に、a+b=0の
4官能の相当する化合物を併用することも可能である。
4官能の相当する化合物の例としては、メチルシリケー
ト、エチルシリケート、イソプロピルシリケート、n−
プロピルシリケート、n−ブチルシリケート、t−ブチ
ルシリケート、sec−ブチルシリケートなどが挙げら
れる。
もよいが、目的に応じて2種以上を混合して使用しても
よい。特に、2官能の化合物を使用するときには、3官
能の化合物と併用することが好ましい。併用した場合に
は、平均で2>a+b>1となる。更に、a+b=0の
4官能の相当する化合物を併用することも可能である。
4官能の相当する化合物の例としては、メチルシリケー
ト、エチルシリケート、イソプロピルシリケート、n−
プロピルシリケート、n−ブチルシリケート、t−ブチ
ルシリケート、sec−ブチルシリケートなどが挙げら
れる。
【0016】一般式(I)の化合物は、そのまま使用し
てもよいが、反応速度を増し、硬化温度を下げる目的で
加水分解物として使用することが望ましい。2〜4官能
の化合物の中で同一官能数の化合物を2種以上を併用す
る場合、或いは異なる官能数の化合物を2種以上を併用
する場合、加水分解後に併用してもよいし、加水分解前
に併用して共加水分解を行なってもよい。加水分解によ
りHOR3 なるアルコールが遊離され、一般式(I)の
化合物は、相当するシラノール:
てもよいが、反応速度を増し、硬化温度を下げる目的で
加水分解物として使用することが望ましい。2〜4官能
の化合物の中で同一官能数の化合物を2種以上を併用す
る場合、或いは異なる官能数の化合物を2種以上を併用
する場合、加水分解後に併用してもよいし、加水分解前
に併用して共加水分解を行なってもよい。加水分解によ
りHOR3 なるアルコールが遊離され、一般式(I)の
化合物は、相当するシラノール:
【0017】
【化3】
【0018】になる。シラノールは、速やかに脱水縮合
が進み、オリゴマーになる。従って、この反応が十分に
進むように、加水分解後、1〜24時間放置(養生)さ
せてもよい。(b)成分の説明: 一般式(IV)は、(a)成分を重合
させて3次元網目構造の塗膜を形成させる作用があり、
例えばエチレンジアミン四酢酸鉄、エチレンジアミン四
酢酸アルミニウム、エチレンジアミン四酢酸亜鉛、エチ
レンジアミン四酢酸マンガン、エチレンジアミン四酢酸
マグネシウム、エチレンジアミン四酢酸銅、エチレンジ
アミン四酢酸コバルト、エチレンジアミン四酢酸カルシ
ウム、エチレンジアミン四酢酸ビスマス等が挙げられ
る。
が進み、オリゴマーになる。従って、この反応が十分に
進むように、加水分解後、1〜24時間放置(養生)さ
せてもよい。(b)成分の説明: 一般式(IV)は、(a)成分を重合
させて3次元網目構造の塗膜を形成させる作用があり、
例えばエチレンジアミン四酢酸鉄、エチレンジアミン四
酢酸アルミニウム、エチレンジアミン四酢酸亜鉛、エチ
レンジアミン四酢酸マンガン、エチレンジアミン四酢酸
マグネシウム、エチレンジアミン四酢酸銅、エチレンジ
アミン四酢酸コバルト、エチレンジアミン四酢酸カルシ
ウム、エチレンジアミン四酢酸ビスマス等が挙げられ
る。
【0019】(b)成分は、単独で使用することなく2
種以上混合して使用してもよい。本発明の組成物には、
硬度を上げるために(c)ゾルを、また、塗布時におけ
る流れ性を向上し硬化膜の平滑性を向上するために下記
のような各種の(d)溶媒を使用することが可能であ
る。(c)成分の説明: 酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム、酸化ス
ズ、酸化ベリリウム、酸化アンチモン、酸化タングステ
ン、酸化セリウム、酸化スズと酸化タングステンの複合
ゾル等の無機微粒子のゾルが使用可能である。
種以上混合して使用してもよい。本発明の組成物には、
硬度を上げるために(c)ゾルを、また、塗布時におけ
る流れ性を向上し硬化膜の平滑性を向上するために下記
のような各種の(d)溶媒を使用することが可能であ
る。(c)成分の説明: 酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム、酸化ス
ズ、酸化ベリリウム、酸化アンチモン、酸化タングステ
ン、酸化セリウム、酸化スズと酸化タングステンの複合
ゾル等の無機微粒子のゾルが使用可能である。
【0020】また、これらのゾルは単独で使用するだけ
でなく、必要に応じて2種以上を混合して使用すること
も可能である。特に、酸化チタニウム、酸化アンチモ
ン、酸化タングステン、酸化セリウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化スズを使用した場合には、組成物の屈折率を高
くすることができ、本発明は、このような高屈折率成分
を使用した際に、特に優れた効果を発揮する。
でなく、必要に応じて2種以上を混合して使用すること
も可能である。特に、酸化チタニウム、酸化アンチモ
ン、酸化タングステン、酸化セリウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化スズを使用した場合には、組成物の屈折率を高
くすることができ、本発明は、このような高屈折率成分
を使用した際に、特に優れた効果を発揮する。
【0021】分散媒としては、水、アルコールその他の
有機溶媒が使用される。ゾルには、有機アミンその他の
安定剤を添加することが好ましい。ゾルの粒子径は1〜
200mμ、特に5〜100mμのものが好ましい。こ
れより小さいと製造が困難であり、ゾル自身の安定性も
悪く、かつ効果も小さい。これより大きいと、コーティ
ング組成物の安定性、塗膜の透明性、平滑性などが低下
する。
有機溶媒が使用される。ゾルには、有機アミンその他の
安定剤を添加することが好ましい。ゾルの粒子径は1〜
200mμ、特に5〜100mμのものが好ましい。こ
れより小さいと製造が困難であり、ゾル自身の安定性も
悪く、かつ効果も小さい。これより大きいと、コーティ
ング組成物の安定性、塗膜の透明性、平滑性などが低下
する。
【0022】このようなゾルは、一部公知であり一部市
販品として入手可能である。さらに、酸化スズを酸化タ
ングステンと酸化スズの複合ゾルで被覆した変性ゾル等
も使用可能である。この変性ゾルは、「酸化スズ(ゾ
ル)のコロイド粒子を核に、その周囲を酸化スズ−酸
化タングステン複合体(ゾル)のコロイド粒子が完全
に又は不完全に取り囲んだ、二重構造を持つコロイド粒
子」が分散媒中にコロイド状に分散したものである。核
となる酸化スズのコロイド粒子の粒径は一般に4〜50
nmである。周囲を取り囲む複合体のコロイド粒子の粒
径は、一般に2〜7nmである。核となる酸化スズ粒子
は、正に帯電している。そのため、これをそのまま成分
(a)に混合すると、成分(a)の分子は−SiO- H+
に由来して、負の電荷を持つので、凝集(ゲル化)す
る。それに対して、複合体粒子は負に帯電している。
そのため、これを成分(a)と混合しても凝集しない。
販品として入手可能である。さらに、酸化スズを酸化タ
ングステンと酸化スズの複合ゾルで被覆した変性ゾル等
も使用可能である。この変性ゾルは、「酸化スズ(ゾ
ル)のコロイド粒子を核に、その周囲を酸化スズ−酸
化タングステン複合体(ゾル)のコロイド粒子が完全
に又は不完全に取り囲んだ、二重構造を持つコロイド粒
子」が分散媒中にコロイド状に分散したものである。核
となる酸化スズのコロイド粒子の粒径は一般に4〜50
nmである。周囲を取り囲む複合体のコロイド粒子の粒
径は、一般に2〜7nmである。核となる酸化スズ粒子
は、正に帯電している。そのため、これをそのまま成分
(a)に混合すると、成分(a)の分子は−SiO- H+
に由来して、負の電荷を持つので、凝集(ゲル化)す
る。それに対して、複合体粒子は負に帯電している。
そのため、これを成分(a)と混合しても凝集しない。
【0023】酸化スズ−酸化タングステン複合体ゾル
は、一般には、タングステン酸ナトリウム水溶液をイオ
ン交換して製造したタングステン酸水溶液に、スズ酸ナ
トリウム水溶液を室温にて強撹拌下に加えることによっ
て、製造される。複合体ゾルのWO3 /SnO2 の重量比
は一般に0.5 〜100 である。0.5 より小さくても100 よ
り大きくとも、本発明のコーティング組成物を調製して
塗膜を形成したとき、性能の劣った塗膜しか得られな
い。
は、一般には、タングステン酸ナトリウム水溶液をイオ
ン交換して製造したタングステン酸水溶液に、スズ酸ナ
トリウム水溶液を室温にて強撹拌下に加えることによっ
て、製造される。複合体ゾルのWO3 /SnO2 の重量比
は一般に0.5 〜100 である。0.5 より小さくても100 よ
り大きくとも、本発明のコーティング組成物を調製して
塗膜を形成したとき、性能の劣った塗膜しか得られな
い。
【0024】変性ゾルは、酸化スズの水性ゾルの“Sn
O2 換算で100 重量部”に対して、複合体の水性ゾル
を“WO3 とSnO2 の合計重量換算で2〜100 重量部”
を、室温にて強撹拌下に加えることによって、製造され
る。この場合も、2重量部より少なくとも100 重量部よ
り多くとも、本発明のコーティング組成物を調製して塗
膜を形成したとき、性能の劣った塗膜しか得られない。
変性ゾルの二重構造コロイド粒子の粒径は、一般に4.5
〜60nmである。酸化スズの水性ゾルに複合体の水性
ゾルを混合すると、酸化スズの粒子と複合体の粒子
とは、化学的に結合するものと推定される。そのため、
製造された変性ゾルは安定に存在するものと推定され
る。このような変性ゾル自身は特開平3−217230号に詳
細に記載されているように公知である。(d)成分の説明: 溶媒(d)は、コーティング組成物
を液状にするため或いは粘度を低くするために、必要に
応じ使用される。例えば、水、低級アルコール、アセト
ン、エーテル、ケトン、エステルなどが使用される。本
発明のコーティング組成物においては、(a)成分の1
00重量部(固形分)当たり、(b)成分を10〜40
0重量部(固形分)好ましくは50〜250重量部(固
形分)使用し、(a)成分と(b)成分の合計100重
量部(固形分)当たり、(c)成分を0.0001〜2
0重量部使用することが適当である。
O2 換算で100 重量部”に対して、複合体の水性ゾル
を“WO3 とSnO2 の合計重量換算で2〜100 重量部”
を、室温にて強撹拌下に加えることによって、製造され
る。この場合も、2重量部より少なくとも100 重量部よ
り多くとも、本発明のコーティング組成物を調製して塗
膜を形成したとき、性能の劣った塗膜しか得られない。
変性ゾルの二重構造コロイド粒子の粒径は、一般に4.5
〜60nmである。酸化スズの水性ゾルに複合体の水性
ゾルを混合すると、酸化スズの粒子と複合体の粒子
とは、化学的に結合するものと推定される。そのため、
製造された変性ゾルは安定に存在するものと推定され
る。このような変性ゾル自身は特開平3−217230号に詳
細に記載されているように公知である。(d)成分の説明: 溶媒(d)は、コーティング組成物
を液状にするため或いは粘度を低くするために、必要に
応じ使用される。例えば、水、低級アルコール、アセト
ン、エーテル、ケトン、エステルなどが使用される。本
発明のコーティング組成物においては、(a)成分の1
00重量部(固形分)当たり、(b)成分を10〜40
0重量部(固形分)好ましくは50〜250重量部(固
形分)使用し、(a)成分と(b)成分の合計100重
量部(固形分)当たり、(c)成分を0.0001〜2
0重量部使用することが適当である。
【0025】(d)成分は、組成物の粘度に応じて適当
量使用される。以上の(a)〜(d)成分の外に更に必
要に応じて例えば、塗布される側の基材(成形物)との
接着性改良、耐候性向上などを目的として、或いはコー
ティング組成物の安定性を向上させる目的で各種添加剤
を併用してもよい。添加剤の例としてはpH調節剤、粘
度調節剤、レベリング剤、つや消し剤、染料、顔料、安
定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などがある。
量使用される。以上の(a)〜(d)成分の外に更に必
要に応じて例えば、塗布される側の基材(成形物)との
接着性改良、耐候性向上などを目的として、或いはコー
ティング組成物の安定性を向上させる目的で各種添加剤
を併用してもよい。添加剤の例としてはpH調節剤、粘
度調節剤、レベリング剤、つや消し剤、染料、顔料、安
定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などがある。
【0026】その外、塗膜の染色性を向上させる目的で
エポキシ樹脂その他の有機ポリマーを併用してもよい。
エポキシ樹脂としては、塗料、注形用に汎用されてい
る、ポリオレフィン系エポキシ、シクロペンタジエンオ
キシドや、シクロヘキセンオキシドあるいは、ポリグリ
シジルエステルなどの脂環式エポキシ樹脂、ポリグリシ
ジルエーテル、エポキシ化植物油、ノボラック型フェノ
ール樹脂とエピクロルヒドリンから成る、エポキシノホ
ラック、更にはグリシジルメタクリレートをメチルメタ
クリレート共重合体などがある。
エポキシ樹脂その他の有機ポリマーを併用してもよい。
エポキシ樹脂としては、塗料、注形用に汎用されてい
る、ポリオレフィン系エポキシ、シクロペンタジエンオ
キシドや、シクロヘキセンオキシドあるいは、ポリグリ
シジルエステルなどの脂環式エポキシ樹脂、ポリグリシ
ジルエーテル、エポキシ化植物油、ノボラック型フェノ
ール樹脂とエピクロルヒドリンから成る、エポキシノホ
ラック、更にはグリシジルメタクリレートをメチルメタ
クリレート共重合体などがある。
【0027】その他の有機ポリマーとしては、例えば、
ポリオール、繊維素系樹脂、メラミン樹脂などがある。
塗布時におけるフローを向上させ、塗膜の平滑性を向上
させて塗膜表面の摩擦係数を低下させる目的で、各種の
界面活性剤をコーティング組成物に併用することも可能
であり、とくにジメチルシロキサンとアルキレンオキシ
ドとのブロックまたはグラフト共重合体、さらにはフッ
素系界面活性剤などが有効である。
ポリオール、繊維素系樹脂、メラミン樹脂などがある。
塗布時におけるフローを向上させ、塗膜の平滑性を向上
させて塗膜表面の摩擦係数を低下させる目的で、各種の
界面活性剤をコーティング組成物に併用することも可能
であり、とくにジメチルシロキサンとアルキレンオキシ
ドとのブロックまたはグラフト共重合体、さらにはフッ
素系界面活性剤などが有効である。
【0028】場合により、本発明の目的を損なわない範
囲で、無機系充填材例えば、シリカゾルやダイヤモンド
微粒子などを併用することもできる。本発明の組成物
は、特にプラスチック成形物に塗布される。成形物を材
料から言えば、例えば、ポリメチルメタクリレート及び
その共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、
ポリカーボネート、セルロースアセテート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレンテレフタレート、エポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、CR−39
の重合体、または、1種または2種以上のポリイソシア
ネートと一種または2種以上のポリオールおよび/また
は一種または二種以上のポリチオールとを含む単量体混
合物を重合して得られるプラスチック基板などに本発明
の組成物は塗布される。
囲で、無機系充填材例えば、シリカゾルやダイヤモンド
微粒子などを併用することもできる。本発明の組成物
は、特にプラスチック成形物に塗布される。成形物を材
料から言えば、例えば、ポリメチルメタクリレート及び
その共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、
ポリカーボネート、セルロースアセテート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレンテレフタレート、エポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、CR−39
の重合体、または、1種または2種以上のポリイソシア
ネートと一種または2種以上のポリオールおよび/また
は一種または二種以上のポリチオールとを含む単量体混
合物を重合して得られるプラスチック基板などに本発明
の組成物は塗布される。
【0029】成形物を形態から言えば、塊状物、線材、
フィルムなどに本発明の組成物は塗布される。成形物を
機能から言えば、光学製品特にカメラレンズ、めがねレ
ンズ、反射鏡、プリズムなどに本発明の組成物は塗布さ
れる。本発明の組成物は、特にnd =1.53以上の中
〜高屈折率の樹脂成形された「めがねレンズ」の傷付き
防止膜として有用である。
フィルムなどに本発明の組成物は塗布される。成形物を
機能から言えば、光学製品特にカメラレンズ、めがねレ
ンズ、反射鏡、プリズムなどに本発明の組成物は塗布さ
れる。本発明の組成物は、特にnd =1.53以上の中
〜高屈折率の樹脂成形された「めがねレンズ」の傷付き
防止膜として有用である。
【0030】なお、プラスチック成形物に限らず、本発
明の組成物は、無機ガラス、木材、金属物品などにも塗
布することができる。塗布手段は、刷毛塗り、浸漬、ロ
ール塗り、スプレー塗装、流し塗りなど通常の塗装法を
用いることができる。更に、本発明の組成物を鋳型に塗
布後、基材成形物となる原料注形重合してプラスチック
成形物を成形したり、本発明の組成物を成形物に塗布し
た後、未だ硬化していない塗膜表面を鋳型と密着させ、
その上で塗膜を硬化させることもできる。
明の組成物は、無機ガラス、木材、金属物品などにも塗
布することができる。塗布手段は、刷毛塗り、浸漬、ロ
ール塗り、スプレー塗装、流し塗りなど通常の塗装法を
用いることができる。更に、本発明の組成物を鋳型に塗
布後、基材成形物となる原料注形重合してプラスチック
成形物を成形したり、本発明の組成物を成形物に塗布し
た後、未だ硬化していない塗膜表面を鋳型と密着させ、
その上で塗膜を硬化させることもできる。
【0031】本発明のコーティング用組成物は、塗布し
た後、多くの場合、加熱処理することにより硬化させて
硬質塗膜を得る。加熱温度は約50〜200℃好ましく
は80〜140℃で十分な効果が得られる。塗膜の厚さ
は、一般に乾燥後で3〜30μ好ましくは5〜10μも
あれば十分である。
た後、多くの場合、加熱処理することにより硬化させて
硬質塗膜を得る。加熱温度は約50〜200℃好ましく
は80〜140℃で十分な効果が得られる。塗膜の厚さ
は、一般に乾燥後で3〜30μ好ましくは5〜10μも
あれば十分である。
【0032】塗膜は、透明で硬度特に耐スクラッチ性に
優れ、プラスチック成形物の問題点であった引っかき傷
による外観の低下を起こすことがなく、商品価値の著し
く高い成形物を提供できる。以下、実施例により本発明
をより具体的に説明するが、本発明はこれに限られるも
のではない。
優れ、プラスチック成形物の問題点であった引っかき傷
による外観の低下を起こすことがなく、商品価値の著し
く高い成形物を提供できる。以下、実施例により本発明
をより具体的に説明するが、本発明はこれに限られるも
のではない。
【0033】
〔実施例1〕 1.予備組成物Aの調製:回転子を備えた反応容器中に
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン170重
量部を仕込み、容器内の温度を10℃に保ち、マグネチ
ックスターラーを用いて激しく撹拌しながら、0.01規
定塩酸水溶液40重量部を徐々に滴下した。滴下終了後
は直ちに冷却を止めると、均一で無色透明な溶液状の成
分(a)に相当する加水分解物を得た。
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン170重
量部を仕込み、容器内の温度を10℃に保ち、マグネチ
ックスターラーを用いて激しく撹拌しながら、0.01規
定塩酸水溶液40重量部を徐々に滴下した。滴下終了後
は直ちに冷却を止めると、均一で無色透明な溶液状の成
分(a)に相当する加水分解物を得た。
【0034】得られた加水分解物に、(d)成分として
2ープロパノール60重量部を添加した後、十分に混合
溶解させて、予備組成物Aを調整した。 2.コーティング組成物の調製: ガラス容器に、前記1で調整した予備組成物Aを注ぎい
れ、そこへ市販の酸化スズと酸化タングステンの複合ゾ
ル(メタノール分散ゾル、平均粒子径:10〜15m
μ、酸化スズと酸化タングステンの比率:100重量部
/40重量部、固形分20%)を630重量部(固形分
ではない)、(C)成分としてエチレンジアミン四酢酸
アルミニウム4重量部を加え、シリコーン系界面活性剤
を0.5重量部添加し、十分に攪拌混合することによ
り、均一な溶液状のコーティング組成物を調製した。
2ープロパノール60重量部を添加した後、十分に混合
溶解させて、予備組成物Aを調整した。 2.コーティング組成物の調製: ガラス容器に、前記1で調整した予備組成物Aを注ぎい
れ、そこへ市販の酸化スズと酸化タングステンの複合ゾ
ル(メタノール分散ゾル、平均粒子径:10〜15m
μ、酸化スズと酸化タングステンの比率:100重量部
/40重量部、固形分20%)を630重量部(固形分
ではない)、(C)成分としてエチレンジアミン四酢酸
アルミニウム4重量部を加え、シリコーン系界面活性剤
を0.5重量部添加し、十分に攪拌混合することによ
り、均一な溶液状のコーティング組成物を調製した。
【0035】3.塗布:市販の屈折率nd =1.59の
ポリカーボネート系めがねレンズを用意し、これに浸漬
法(引上げ速度10cm/分)で上記コーティング組成物
を塗布し、100℃で2時間加熱処理して、塗膜を硬化
させた。 4.評価:前項(4)で得た硬化塗膜付レンズを次の試
験に供し、塗膜の性能を評価した。 (イ)耐摩擦試験 スチールウール#0000で塗膜表面を摩擦し傷付き難
さを調べた。尚、評価は次のように行なった。
ポリカーボネート系めがねレンズを用意し、これに浸漬
法(引上げ速度10cm/分)で上記コーティング組成物
を塗布し、100℃で2時間加熱処理して、塗膜を硬化
させた。 4.評価:前項(4)で得た硬化塗膜付レンズを次の試
験に供し、塗膜の性能を評価した。 (イ)耐摩擦試験 スチールウール#0000で塗膜表面を摩擦し傷付き難
さを調べた。尚、評価は次のように行なった。
【0036】◎……強く摩擦しても傷がつかない。 ○……かなり強く摩擦すると少し傷がつく。 ×……弱い摩擦でも傷がつく。 ちなみに塗膜なしのレンズの評価は×であった。 (ロ)外観 前項(4)で硬化させた塗膜の上に汎用的な反射防止膜
を真空蒸着法により形成し、反射色のムラを肉眼観察で
調べ、以下の通り評価した。
を真空蒸着法により形成し、反射色のムラを肉眼観察で
調べ、以下の通り評価した。
【0037】◎……反射色のムラなし ○…… 〃 ややあり ×…… 〃 が著しい (ハ)密着性 硬化塗膜を有するレンズを90℃の熱水に2時間浸漬
後、塗膜面にナイフで1mmおきに縦方向横方向にカット
線を入れることにより100個のゴバンの目を作り、そ
の後、セロハン粘着テープ(商品)名“セロテープ”ニ
チバン株式会社製)を強く張り付けた。テープの一端を
手に持って90度方向に急速にはがし、塗膜のゴバンの
目が何個剥がれるかを調べた。剥がれたゴバンの目の数
Xを分子にしてX/100で表す。Xが小さいほど密着
性がよい。
後、塗膜面にナイフで1mmおきに縦方向横方向にカット
線を入れることにより100個のゴバンの目を作り、そ
の後、セロハン粘着テープ(商品)名“セロテープ”ニ
チバン株式会社製)を強く張り付けた。テープの一端を
手に持って90度方向に急速にはがし、塗膜のゴバンの
目が何個剥がれるかを調べた。剥がれたゴバンの目の数
Xを分子にしてX/100で表す。Xが小さいほど密着
性がよい。
【0038】以上の評価の結果を下記第1表にしめす。 〔実施例 2〕実施例1において、エチレンジアミン四
酢酸アルミニウムに代えて、エチレンジアミン四酢酸鉄
を使用した外は、実施例1と同様にして本例のコーテイ
ング組成物を調整し、評価した。 〔比較例1〕実施例1において、酸化スズと酸化タング
ステンの複合ゾルに代えて、市販のシリカゾル(メタノ
ール分散ゾル、平均粒子径:13±1mμ、固形分20
%)を使用した外は、実施例1とほぼ同様にして本例の
コーティング組成物を調製し、評価した。
酢酸アルミニウムに代えて、エチレンジアミン四酢酸鉄
を使用した外は、実施例1と同様にして本例のコーテイ
ング組成物を調整し、評価した。 〔比較例1〕実施例1において、酸化スズと酸化タング
ステンの複合ゾルに代えて、市販のシリカゾル(メタノ
ール分散ゾル、平均粒子径:13±1mμ、固形分20
%)を使用した外は、実施例1とほぼ同様にして本例の
コーティング組成物を調製し、評価した。
【0039】〔比較例2〕実施例1において、エチレン
ジアミン四酢酸アルミニウムを加えなかった外は、実施
例1と同様にして本例のコーティング組成物を調製し、
評価した。以上の評価の結果を下記第1表に合わせて示
す。
ジアミン四酢酸アルミニウムを加えなかった外は、実施
例1と同様にして本例のコーティング組成物を調製し、
評価した。以上の評価の結果を下記第1表に合わせて示
す。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、次のよう
な特徴を有するコーティング組成物が得られる。 1.塗膜の耐擦傷性、表面硬度、耐磨耗性、可撓性、透
明性、耐熱性、耐水性などに優れる。
な特徴を有するコーティング組成物が得られる。 1.塗膜の耐擦傷性、表面硬度、耐磨耗性、可撓性、透
明性、耐熱性、耐水性などに優れる。
【0042】2.塗膜の伸びが大きく、基材が撓んでも
塗膜表面の亀裂発生の危険が著しく小さい。 3.硬化時の収縮が小さくとくに薄いフィルムに塗布し
たときカールなどのトラブルがない。 4.塗膜が帯電防止性にすぐれ、汚れが比較的付き難
い。
塗膜表面の亀裂発生の危険が著しく小さい。 3.硬化時の収縮が小さくとくに薄いフィルムに塗布し
たときカールなどのトラブルがない。 4.塗膜が帯電防止性にすぐれ、汚れが比較的付き難
い。
【0043】5.塗膜の表面反射率が大きい。 6.塗膜に対する反射防止膜、金属蒸着膜などの接着性
が良好である。 7.塗膜表面のすべり特性が良好である(摩擦係数が低
い)。 8.組成物の硬化時間が短縮される。 9.組成物のポットライフが長い。
が良好である。 7.塗膜表面のすべり特性が良好である(摩擦係数が低
い)。 8.組成物の硬化時間が短縮される。 9.組成物のポットライフが長い。
【0044】10.組成物が塗りやすい。 11.組成物が使いやすい。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)一般式: R1 aR2 bSi(OR3)4-(a+b)・・(式I) (但し、式中、 R1は、官能基を有する有機基又は不飽和二重結合を有
する炭素数4〜14の有機基であり、 R2は、炭素数1〜6の炭化水素基又はハロゲン化炭化
水素基であり、 R3は、炭素数1〜4のアルキル基、アルコキシアルキ
ル基又はアシル基であり、 a及びbは、それぞれ0又は1であり、かつa+bは、
1又は2である。)で表される有機ケイ素化合物又はそ
の加水分解物と、 (b)一般式; M〔CH2N(CH2COO)2〕2Nac・・(式IV) で表される金属錯体化合物(但し、式中のMは、Zn、
Mn、Mg、Fe、Cu、Co、Ca、Bi、Alであ
り、Cは1又は2である。) (c)酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、
酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化ベリリウム、酸化ア
ンチモン、酸化タングステン、酸化セリウムから選ばれ
る物質または該物質を2種以上混ぜ合わせて得られるゾ
ルからなることを特徴とするコーティング組成物をnd
=1.53以上の中〜高屈折率の樹脂成形された「めが
ねレンズ」に塗布して得られる硬化膜を備えたことを特
徴とするプラスチック製めがねレンズ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15253192A JP3265513B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 硬化膜を備えたプラスチック製めがねレンズ |
US08/071,272 US5415690A (en) | 1992-06-12 | 1993-06-04 | Coating composition |
CA002097877A CA2097877C (en) | 1992-06-12 | 1993-06-07 | Coating composition |
EP93304606A EP0574274B1 (en) | 1992-06-12 | 1993-06-14 | Coating composition |
DE69313189T DE69313189T2 (de) | 1992-06-12 | 1993-06-14 | Beschichtungszusammensetzung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15253192A JP3265513B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 硬化膜を備えたプラスチック製めがねレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05339541A JPH05339541A (ja) | 1993-12-21 |
JP3265513B2 true JP3265513B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=15542480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15253192A Expired - Lifetime JP3265513B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 硬化膜を備えたプラスチック製めがねレンズ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5415690A (ja) |
EP (1) | EP0574274B1 (ja) |
JP (1) | JP3265513B2 (ja) |
CA (1) | CA2097877C (ja) |
DE (1) | DE69313189T2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH690511A5 (de) * | 1994-09-01 | 2000-09-29 | Balzers Hochvakuum | Optisches Bauteil und Verfahren zum Herstellen eines solchen. |
CN1081490C (zh) | 1995-06-19 | 2002-03-27 | 日本曹达株式会社 | 载有光催化剂的构件和光催化剂涂敷材料 |
EP0762151A3 (en) * | 1995-08-30 | 1998-08-05 | Nikon Corporation | Optical article with coat and method of making the same |
DE69730006T2 (de) * | 1996-10-08 | 2004-12-02 | Nippon Soda Co. Ltd. | Photokatalytische überzugszusammensetzung und photokatalysator enthaltendes system |
JP4247585B2 (ja) * | 1999-03-30 | 2009-04-02 | 日産化学工業株式会社 | 変性された酸化第二スズ−酸化ジルコニウム複合ゾル及びその製造法 |
JP4730487B2 (ja) * | 1999-08-16 | 2011-07-20 | 日産化学工業株式会社 | 変性金属酸化物ゾル及びその製造方法 |
JP4654492B2 (ja) * | 1999-08-16 | 2011-03-23 | 日産化学工業株式会社 | コーティング組成物及び光学部材 |
US6626987B1 (en) * | 1999-08-16 | 2003-09-30 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Modified metal oxide sol, coating composition and optical element |
US6635353B2 (en) * | 2001-06-18 | 2003-10-21 | Vision-Ease Lens, Inc. | Aminosilane coating composition and process for producing coated articles |
CN1630744A (zh) * | 2001-09-07 | 2005-06-22 | 博登化学公司 | 使用粘合促进剂的涂覆光纤及其制备和使用方法 |
DE102004014645A1 (de) * | 2004-03-25 | 2005-10-13 | Mitsubishi Polyester Film Gmbh | Transparente, elektrisch leitfähige, beschichtete Polyesterfolie, Verfahren zu ihrer Herstellung sowie ihre Verwendung |
US7754801B2 (en) * | 2005-12-30 | 2010-07-13 | Columbia Insurance Company | Translucent coating compositions providing improved UV degradation resistance |
US9138778B2 (en) * | 2010-04-14 | 2015-09-22 | Kansai Paint Co., Ltd. | Method for formation of multi-layered coating film, and coated article |
EP3152264B1 (en) | 2014-06-09 | 2023-04-12 | Agency For Science, Technology And Research | Metal complexes |
CN112812597B (zh) * | 2020-12-31 | 2022-05-24 | 苏州赛伍应用技术股份有限公司 | 一种含氟硬化涂料、制备方法及其应用 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3308088A (en) * | 1964-03-26 | 1967-03-07 | Tokyo Shibaura Electric Co | Silicon resin varnishes containing cobalt and chromium complexes |
JPS5211261A (en) * | 1975-07-17 | 1977-01-28 | Sumitomo Electric Industries | Method of producing porous material |
JPS6024142B2 (ja) * | 1976-06-25 | 1985-06-11 | ダイセル化学工業株式会社 | コ−ティング組成物 |
JPS53111336A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-28 | Toray Ind Inc | Coating composition |
US4500669A (en) * | 1977-10-27 | 1985-02-19 | Swedlow, Inc. | Transparent, abrasion resistant coating compositions |
US4304693A (en) * | 1980-03-24 | 1981-12-08 | Ppg Industries, Inc. | Semisolid water-based coating compositions |
US4390373A (en) * | 1981-10-07 | 1983-06-28 | Swedlow, Inc. | Transparent abrasion resistant filled organo-polysiloxane coatings containing colloidal antimony oxide and colloidal silica |
JPS59155437A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | プラスチツク用コ−テイング組成物 |
DE3688093T2 (de) * | 1985-03-22 | 1993-10-21 | Toray Industries | Durchsichtiger Gegenstand und Verfahren zu seiner Herstellung. |
DE3670242D1 (de) * | 1985-07-02 | 1990-05-17 | Toray Industries | Ueberzugsschichtaufweisende ornamentale gegenstaende. |
US4680232A (en) * | 1986-01-02 | 1987-07-14 | General Electric Company | Abrasion and UV resistant coating compositions |
US4814017A (en) * | 1986-10-03 | 1989-03-21 | Ppg Industries, Inc. | Aqueous organoalkoxysilane/metal oxide sol-gel compositions |
JP2613436B2 (ja) * | 1988-06-10 | 1997-05-28 | 旭光学工業株式会社 | プラスチックレンズ用反射防止膜の形成方法 |
US5181141A (en) * | 1989-03-31 | 1993-01-19 | Hoya Corporation | Anti-reflection optical element |
JP2805877B2 (ja) * | 1989-08-11 | 1998-09-30 | セイコーエプソン株式会社 | コーティング用組成物 |
US5188667A (en) * | 1989-11-07 | 1993-02-23 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Tungstic oxide-stannic oxide composite sol and method of preparing the same |
US5094691A (en) * | 1989-11-07 | 1992-03-10 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Tungstic oxide-stannic oxide composite sol and method of preparing the same |
JPH06102776B2 (ja) * | 1989-11-30 | 1994-12-14 | ホーヤ株式会社 | 硬化膜およびその硬化膜を有する光学部材 |
US5165992A (en) * | 1991-07-02 | 1992-11-24 | Hoya Corporation | Hard coating film and optical elements having such coating film |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15253192A patent/JP3265513B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-06-04 US US08/071,272 patent/US5415690A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-07 CA CA002097877A patent/CA2097877C/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-14 DE DE69313189T patent/DE69313189T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-14 EP EP93304606A patent/EP0574274B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5415690A (en) | 1995-05-16 |
DE69313189T2 (de) | 1998-01-02 |
DE69313189D1 (de) | 1997-09-25 |
EP0574274A3 (ja) | 1994-02-23 |
JPH05339541A (ja) | 1993-12-21 |
CA2097877A1 (en) | 1993-12-13 |
EP0574274B1 (en) | 1997-08-20 |
CA2097877C (en) | 2005-01-18 |
EP0574274A2 (en) | 1993-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3265513B2 (ja) | 硬化膜を備えたプラスチック製めがねレンズ | |
US6680125B1 (en) | Coating composition and method for preparing the same, and scuff-resistant plastic lense | |
JPH0455615B2 (ja) | ||
US6010778A (en) | Coating composition utilizing modified sol having tin oxide-tungsten oxide complex colloid particles and lens coated therewith | |
JPS624074B2 (ja) | ||
JP2001316626A (ja) | コーティング剤 | |
JPH07168002A (ja) | コーティング組成物及びプラスチック基材 | |
JP2864383B2 (ja) | コーティング組成物及びこれが塗布された光学物品 | |
JPS6011727B2 (ja) | 硬化性樹脂組成物 | |
JPH03172369A (ja) | 硬化膜およびその硬化膜を有する光学部材 | |
JP4076668B2 (ja) | 耐候性ハードコート組成物 | |
JP3079539B2 (ja) | コーティング組成物及びこれが塗布されたプラスチック成形物 | |
JPS624060B2 (ja) | ||
JP2797402B2 (ja) | コーティング組成物及びこれが塗布された成形物 | |
JPH07166131A (ja) | コーティング組成物 | |
JPH06329988A (ja) | コーティング組成物及びプラスチック基材 | |
JPS6154331B2 (ja) | ||
JP2800236B2 (ja) | 硬化膜 | |
JP2590787B2 (ja) | 被膜を備えた光学部品 | |
JP3027675B2 (ja) | 硬化被膜を有する光学部材 | |
JPH0921901A (ja) | 硬化膜付き光学部材 | |
JPH09227833A (ja) | コーティング組成物及びそれを用いたプラスチック部品 | |
JPH095501A (ja) | 反射防止性プラスチックレンズ | |
JPH09227834A (ja) | コーティング組成物及びそれを用いたプラスチック部品 | |
JPH05104673A (ja) | 撥水性と帯電防止性を有する反射防止性プラスチツク成 形物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080111 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 11 |