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JP3260011B2 - 移動体通信システムの通話路管理方法および移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システムの通話路管理方法および移動体通信システム

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Publication number
JP3260011B2
JP3260011B2 JP17306893A JP17306893A JP3260011B2 JP 3260011 B2 JP3260011 B2 JP 3260011B2 JP 17306893 A JP17306893 A JP 17306893A JP 17306893 A JP17306893 A JP 17306893A JP 3260011 B2 JP3260011 B2 JP 3260011B2
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線親機の機能を果た
す基地局の無線電話装置の着信制御時における移動体通
信システムの通話路管理方法および移動体通信システム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動体通信システムにおける無線電話装
置はその利便性から目覚ましい発展を遂げている。
【０００３】図３は移動体通信システムの概念図を示
し、図３において、１は無線子機11の在圏管理を行う在
圏管理局であり、無線子機11の番号，在圏エリアを記憶
する在圏情報部２を有する。３は固定電話網との関門接
続制御および無線電話網との中継を行う関門制御局、
４，５は無線子機11の接続制御を行う無線制御局、６は
固定有線子機12の接続制御を行う固定網制御局、７〜10
は無線子機11の親機にあたる基地局である。
【０００４】また、図４は上記移動体通信システムにお
ける無線親機の機能を果たす基地局７〜10にある無線電
話装置の構成を示すブロック図であり、図４において、
13はディジタル回線との物理的，理論的インタフェース
部である回線インタフェース部、14はディジタル回線上
の制御チャネルのデータを送受信する回線制御チャネル
制御部、15は無線回線との物理的，理論的インタフェー
ス部である無線インタフェース部、16は無線上の制御チ
ャネルのデータ送受信を行う無線制御チャネル制御部、
17は音声および制御データを無線電波として送信しまた
逆に電気的信号として受信する無線送受信部、18は回線
側の通話路と無線側の通話路のスイッチングを行うタイ
ムスイッチ部、19は、前記回線インタフェース部13，無
線インタフェース部15，タイムスイッチ部18を制御し
て、無線子機11への発着信制御を可能とする制御部であ
る。
【０００５】以上のように構成された移動体通信システ
ムにおける基地局の無線電話装置について、以下その動
作を図５に示す着信制御のシーケンスチャートの一例図
を併用しながら説明する。図３において、固定有線子機
12から無線子機11に発信する場合、固定有線子機12は固
定網制御局６に対して、無線子機11の電話番号を送信す
る。固定網制御局６は発信であると判定し、関門制御局
３に対してダイヤル情報を含んだ呼設定イベントを送信
する(シーケンス22)。前記呼設定イベントを受信した関
門制御局３は、発信先がどこであるかを判定するため在
圏管理局１に対して在圏情報確認を行う(シーケンス2
3)。
【０００６】在圏管理局１は在圏情報部２を参照して、
ダイヤルされた無線子機11の存在する在圏エリアを検索
し(シーケンス24)、そのエリアに発信するためのルート
番号を在圏情報応答として関門制御局３に送信する(シ
ーケンス25)。関門制御局３は、前記在圏情報応答を基
に該当するルート(例えば、別地域の無線網)に対して呼
設定を送出し(シーケンス26)、呼確立の手順をとる。前
記呼設定を受信した、例えば無線制御局４は、自局内の
すべての基地局７，８に対して着信を通知するための呼
設定を送出する(シーケンス27)。以下、呼設定を受信し
た基地局７の動作について記述する。
【０００７】呼設定を受信した基地局７においては、図
４において制御部19が回線インタフェース部13における
回線制御チャネル制御部14を介して、回線制御情報であ
る呼設定を受信する。呼設定を受信し着信であると判定
すると、制御部19は回線通話路を１つ捕捉し(シーケン
ス28)、エア側に対して無線インタフェース部15におけ
る無線制御チャネル制御部16，無線送受信部17を介し
て、着信を意味する呼設定を送出する(シーケンス29)。
ここで、図３において、基地局７のゾーン内に着信すべ
き無線子機11が存在していれば、前記無線子機11からの
無線リンク確立要求に対してリンクを確立し(シーケン
ス30)、通常の着信シーケンスを実行する。呼設定受付
を受信した無線制御局４は、他の基地局８に対して着信
が終了したことを通知し、この基地局８では、回線通話
路を開放して待機状態となる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の通話路管理方法では、着信時に無線制御局内のすべ
ての基地局が回線側の通話路を捕捉するために、実施に
無線子機存在しない基地局においても回線側通話路が塞
がった状態となる。仮に、無線制御局−基地局間の通話
路数を２回線とした場合は、無線制御局内に２つの着信
が発生すると、すべての基地局の回線通話路が使用中と
なり、無線子機からの応答があるか、無線子機が存在し
ないと判断するまで、無線制御局内のすべての基地局で
発着信動作が不可能となり、回線使用効率が著しく低下
するという問題点を有していた。
【０００９】本発明は、前記従来の問題点を改善すべく
なされたもので、無線子機への着信が発生した場合に、
自基地局ゾーン内に無線子機が存在すると確定した基地
局のみが回線通話路を捕捉することにより、回線使用効
率の向上を図ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項１に係る発明は、無線制御局と、前記
無線制御局に有線回線で接続された基地局と、前記基地
局との間で無線による通信を行う複数の無線子機からな
る移動体通信システムの通話路管理方法であって、前記
無線制御局と前記基地局との間の通話チャネルの空き塞
がりの情報を前記基地局に設けた通話チャネル管理部に
格納し、前記基地局が無線子機に対しての着信イベント
を受信した場合に、着信イベントを受信した時点で無線
制御局と前記基地局間の通話チャネル捕捉を行わず、前
記基地局が無線送受信部を介して着信信号を送信し、前
記基地局は呼出対象の無線子機が自基地局ゾーン内に存
在することが明らかになった時点で、前記基地局内の通
話チャネル管理部の情報を参照して前記無線制御局と前
記基地局間のチャネル使用状況を判定し、空き通話チャ
ネルがある場合に通話のためのチャネルを捕捉すること
を特徴とする。請求項２に係る発明は、請求項１に係る
発明において、回線側からの着信イベントを受信した際
に前記基地局内の通話チャネル管理部の情報を参照して
前記無線制御局と前記基地局間のチャネル使用状況を判
定し、空き通話チャネルの数が比較的多いと判定した場
合には、その時点で通話チャネルを捕捉することを特徴
とする。請求項３に係る発明は、無線制御局と、前記無
線制御局に有線回線で接続された基地局と、前記基地局
との間で無線による通信を行う複数の無線子機からなる
移動体通信システムの通話路管理方法であって、前記無
線制御局と前記基地局との間の通話チャネルの空き塞が
りの情報を前記基地局に設けた通話チャネル管理部に格
納し、前記基地局が回線側から無線子機に対しての着信
イベントを受信した場合、着信イベントを受信した時点
で前記無線制御局と前記基地局間の通話チャネルを仮確
保し、前記基地局内の無線送受信部を介して着信信号を
無線子機へ送信し、一定時間内に無線子機の存在が明ら
かにならない場合には前記無線制御局と前記基地局間の
通話チャネルを開放し、その後前記基地局は呼出対象の
無線子機が自基地局ゾーン内に存在することが明らかに
なった時点で、前記基地局内の通話チャネル管理部の情
報を参照して前記無線制御局と前記基地局間のチャネル
使用状況を判定し、空き通話チャネルがある場合に通話
のためのチャネルを捕捉するようにしたことを特徴とす
る。請求項４に係る発明は、請求項１に係る発明におい
て、無線子機が自基地局ゾーン内に存在することが明ら
かになった時点を、前記無線子機から無線リンク確立要
求があった時点とすることを特徴とする。請求項５に係
る発明は、請求項１に係る発明において、無線子機が自
基地局ゾーン内に存在することが明らかになった時点
を、前記無線子機から呼設定受付があった時点とするこ
とを特徴とする。請求項６に係る発明は、無線制御局
と、前記無線制御局に有線回線で接続された基地局と、
前記基地局との間で無線による通信を行う複数の無線子
機からなる移動体通信システムの通話路管理方法であっ
て、前記無線制御局と前記基地局との間の通話チャネル
の空き塞がりの情報を前記基地局に設けた通話チャネル
管理部に格納し、前記基地局は無線子機に対する着信イ
ベントを受信すると無線送受信部を介して当該無線子機
を呼び出す着信信号を送信し、呼出対象の無線子機は着
信信号を受信し、それを受け付けたことを示す信号を送
信し、前記基地局は呼出対象の無線子機からの信号を受
信すると、前記基地局内の通話チャネル管理部の情報を
参照して前記無線制御局と前記基地局間のチャネル使用
状況を判定し、空き通話チャネルがある場合に通話のた
めのチャネルを捕捉し、無線リンクを確立することを特
徴とする。
【００１１】
【００１２】請求項７に係る発明は、無線制御局と、前
記無線制御局に有線回線で接続された基地局と、前記基
地局との間で無線による通信を行う複数の無線子機から
なる移動体通信システムであって、前記基地局は、前記
無線制御局との間でディジタル回線上の制御チャネルの
データを送受信する機能を備えた回線インタフェース部
と、制御データおよび音声データを無線電波として送受
信する機能を備えた無線インタフェース部と、回線側の
通話路と無線側の通話路のスイッチングを行うタイムス
イッチ部と、前記無線制御局との間の通話チャネルの空
き塞がりの管理を行う通話チャネル管理部と、無線子機
への発着信を制御する制御部とを備え、前記基地局の制
御部は、無線子機に対しての着信イベントを受信した場
合に、着信イベントを受信した時点で前記無線制御局と
前記基地局間の通話チャネル捕捉を行わず、前記基地局
が無線送受信部を介して着信信号を送信し、呼出対象の
無線子機が自基地局ゾーン内に存在することが明らかに
なった時点で、前記基地局内の通話チャネル管理部の情
報を参照して前記無線制御局と前記基地局間のチャネル
使用状況を判定し、空き通話チャネルがある場合に通話
のためのチャネルを捕捉するように制御することを特徴
とする。
【００１３】
【作用】本発明によれば、回線通話路の使用状況を管理
する通話チャネル管理部により、着信時に無線子機の存
在が明らかになった時点で、前記通話チャネル管理部に
より空き回線通話路を捕捉する。また、着信時に空き回
線通話路を一定時間だけ仮捕捉し、一定時間内に無線子
機の存在が明らかにならない場合には回線通話路を開放
し、存在が明らかになった時点で再捕捉することによ
り、自ゾーン内に実際に無線子機の存在する基地局のみ
が回線通話路を効率良く捕捉するので、システム全体と
しての回線使用効率が著しく向上し、さらにサービスも
向上する。
【００１４】
【実施例】図１は本発明方法を実施する基地局にある無
線電話装置の構成を示すブロック図である。図１におい
て、20は回線側の通話路の空き塞がりの管理を行う通話
チャネル管理部である。その他、前記図４の従来例と同
じ機能ブロックには同じ符号を付し、その説明を省略す
る。
【００１５】次に、上記構成の無線電話装置の着信制御
動作を、そのシーケンスチャートの一例図である図２お
よび図３に示す移動体通信システムの概念図を併用して
説明する。
【００１６】図３において、固定有線子機12から無線子
機11に発信する場合、固定有線子機12は固定網制御局６
に対して、無線子機11の電話番号を送信する。固定網制
御局６は発信であると判定し、関門制御局３に対してダ
イヤル情報を含んだ呼設定イベントを送信する(シーケ
ンス41)。前記呼設定イベントを受信した関門制御局３
は、発信先がどこであるかを判定するため在圏管理局１
に対して在圏情報確認を行う(シーケンス42)。
【００１７】在圏管理局１は在圏情報部２を参照して、
ダイヤルされた無線子機11の存在する在圏エリアを検索
し(シーケンス43)、そのエリアに発信するためのルート
番号を在圏情報応答として関門制御局３に送信する(シ
ーケンス44)。関門制御局３は、前記在圏情報応答を基
に該当するルート(例えば、別地域の無線網)に対して呼
設定を送出し(シーケンス45)、呼確立の手順をとる。前
記呼設定を受信した、例えば無線制御局４は、自局内の
すべての基地局７，８に対して着信を通知するための呼
設定を送出する(シーケンス46)。以下、呼設定を受信し
た基地局７の動作について記述する。
【００１８】呼設定を受信した基地局７においては、図
１において制御部19が回線インタフェース部13における
回線制御チャネル制御部14を介して、回線制御情報であ
る呼設定を受信する。呼設定を受信し着信であると判定
すると、制御部19はエア側に対して無線インタフェース
部15における無線制御チャネル制御部16，無線送受信部
17を介して、着信を意味する呼設定を前記無線子機11へ
送出する(シーケンス47)。ここで、図３において、基地
局７のゾーン内に着信すべき無線子機11が存在していれ
ば、前記無線子機11からの無線リンク確立要求を受信す
る(シーケンス48)。前記無線リンク確立要求を制御部19
が受信すると、通話チャネル管理部20により、空き回線
通話路の捕捉を行う(シーケンス49)。
【００１９】通話チャネル管理部20においては、回線通
話路の管理テーブル(表１)を参照して空き回線を検索
し、空き回線が存在していればそれを捕捉し、使用状況
と使用者を登録する。制御部19においては、回線通話路
が捕捉されると、無線リンク確立応答を無線インタフェ
ース部15を介して前記無線子機11へ送信し(シーケンス5
0)、無線リンクを確立した後で、通常の着信シーケンス
を実行する。設定受付を受信した無線制御局４は、他の
基地局８に対して着信が終了したことを通知し、この基
地局８では待機状態となる。
【００２０】
【表１】
【００２１】また、無線子機11からの無線リンク確立要
求時(シーケンス48)の回線通話路捕捉確率を高めるため
に、以下の方法によってもよい。まず、無線制御部４か
らの呼設定を受信した時点で、通話チャネル管理部20を
介して回線通話路の使用率が低いと判定された場合のみ
回線を即座に捕捉する。あるいは、無線制御部４からの
呼設定を受信した時点で、通話チャネル管理部20を介し
て回線通話路を一定時間だけ仮捕捉し、一定時間内に無
線子機からの無線リンク確立要求がない場合には、回線
通話路を開放する。この場合の仮捕捉時間は、無線子機
が存在しないと判定する時間より明らかに短いものとす
る。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動体通
信システムの通話路管理方法および移動体通信システム
は、自ゾーン内に実際に無線子機の存在する基地局のみ
が回線通話路を効率良く捕捉するので、システム全体と
しての回線使用効率が著しく向上し、したがって、ユー
ザが発信する場合に回線ビジーで発信できない、あるい
は回線ビジーで着信できないといったことが著しく改善
されるので、サービスも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明方法を実施する基地局にある無線電話装
置の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の図１の無線電話装置における着信制御
のシーケンスチャートの一例図である。
【図３】移動体通信システムの概念図である。
【図４】従来の移動体通信システムにおける無線親機の
機能を果たす基地局にある無線電話装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図５】図４の無線電話装置における着信制御のシーケ
ンスチャートの一例図である。
【符号の説明】
13…回線インタフェース部、 14…回線制御チャネル制
御部、 15…無線インタフェース部、 16…無線制御チ
ャネル制御部、 17…無線送受信部、 18…タイムスイ
ッチ部、 19…制御部、 20…通話チャネル管理部。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 無線制御局と、前記無線制御局に有線回
    線で接続された基地局と、前記基地局との間で無線によ
    る通信を行う複数の無線子機からなる移動体通信システ
    ムの通話路管理方法であって、前記無線制御局と前記基地局との間の通話チャネルの空
    き塞がりの情報を前記基地局に設けた通話チャネル管理
    部に格納し、 前記基地局が無線子機に対しての着信イベントを受信し
    た場合に、着信イベントを受信した時点で無線制御局と
    前記基地局間の通話チャネル捕捉を行わず、前記基地局
    が無線送受信部を介して着信信号を送信し、前記基地局
    は呼出対象の無線子機が自基地局ゾーン内に存在するこ
    とが明らかになった時点で、前記基地局内の通話チャネ
    ル管理部の情報を参照して前記無線制御局と前記基地局
    間のチャネル使用状況を判定し、空き通話チャネルがあ
    る場合に通話のためのチャネルを捕捉することを特徴と
    する移動体通信システムの通話路管理方法。
  2. 【請求項２】 回線側からの着信イベントを受信した際
    に前記基地局内の通話チャネル管理部の情報を参照して
    前記無線制御局と前記基地局間のチャネル使用状況を判
    定し、空き通話チャネルの数が比較的多いと判定した場
    合には、その時点で通話チャネルを捕捉することを特徴
    とする請求項１記載の移動体通信システムの通話路管理
    方法。
  3. 【請求項３】 無線制御局と、前記無線制御局に有線回
    線で接続された基地局と、前記基地局との間で無線によ
    る通信を行う複数の無線子機からなる移動体通信システ
    ムの通話路管理方法であって、前記無線制御局と前記基地局との間の通話チャネルの空
    き塞がりの情報を前記基地局に設けた通話チャネル管理
    部に格納し、 前記基地局が回線側から無線子機に対しての着信イベン
    トを受信した場合、着信イベントを受信した時点で前記
    無線制御局と前記基地局間の通話チャネルを仮確保し、
    前記基地局内の無線送受信部を介して着信信号を無線子
    機へ送信し、一定時間内に無線子機の存在が明らかにな
    らない場合には前記無線制御局と前記基地局間の通話チ
    ャネルを開放し、 その後前記基地局は呼出対象の無線子機が自基地局ゾー
    ン内に存在することが明らかになった時点で、前記基地
    局内の通話チャネル管理部の情報を参照して前記無線制
    御局と前記基地局間のチャネル使用状況を判定し、空き
    通話チャネルがある場合に通話のためのチャネルを捕捉
    するようにしたことを特徴とする移動体通信システムの
    通話路管理方法。
  4. 【請求項４】 無線子機が自基地局ゾーン内に存在する
    ことが明らかになった時点を、前記無線子機から無線リ
    ンク確立要求があった時点とすることを特徴とする請求
    項１記載の移動体通信システムの通話路管理方法。
  5. 【請求項５】 無線子機が自基地局ゾーン内に存在する
    ことが明らかになった時点を、前記無線子機から呼設定
    受付があった時点とすることを特徴とする請求項１記載
    の移動体通信システムの通話路管理方法。
  6. 【請求項６】 無線制御局と、前記無線制御局に有線回
    線で接続された基地局と、前記基地局との間で無線によ
    る通信を行う複数の無線子機からなる移動体通信システ
    ムの通話路管理方法であって、前記無線制御局と前記基地局との間の通話チャネルの空
    き塞がりの情報を前記基地局に設けた通話チャネル管理
    部に格納し、 前記基地局は無線子機に対する着信イベントを受信する
    と無線送受信部を介して当該無線子機を呼び出す着信信
    号を送信し、 呼出対象の無線子機は着信信号を受信し、それを受け付
    けたことを示す信号を送信し、 前記基地局は呼出対象の無線子機からの信号を受信する
    と、前記基地局内の通話チャネル管理部の情報を参照し
    て前記無線制御局と前記基地局間のチャネル使用状況を
    判定し、空き通話チャネルがある場合に通話のためのチ
    ャネルを捕捉し、無線リンクを確立することを特徴とす
    る移動体通信システムの通話路管理方法。
  7. 【請求項７】 無線制御局と、前記無線制御局に有線回
    線で接続された基地局と、前記基地局との間で無線によ
    る通信を行う複数の無線子機からなる移動体通信システ
    ムであって、 前記基地局は、 前記無線制御局との間でディジタル回線上の制御チャネ
    ルのデータを送受信する機能を備えた回線インタフェー
    ス部と、 制御データおよび音声データを無線電波として送受信す
    る機能を備えた無線インタフェース部と、 回線側の通話路と無線側の通話路のスイッチングを行う
    タイムスイッチ部と、 前記無線制御局との間の通話チャネルの空き塞がりの管
    理を行う通話チャネル管理部と、 無線子機への発着信を制御する制御部とを備え、 前記基地局の制御部は、無線子機に対しての着信イベン
    トを受信した場合に、着信イベントを受信した時点で前
    記無線制御局と前記基地局間の通話チャネル捕捉を行わ
    ず、前記基地局が無線送受信部を介して着信信号を送信
    し、呼出対象の無線子機が自基地局ゾーン内に存在する
    ことが明らかになった時点で、前記基地局内の通話チャ
    ネル管理部の情報を参照して前記無線制御局と前記基地
    局間のチャネル使用状況を判定し、空き通話チャネルが
    ある場合に通話のためのチャネルを捕捉するように制御
    することを特徴とする移動体通信システム。
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