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JP3259769B2 - 薄膜集積素子 - Google Patents

薄膜集積素子

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Publication number
JP3259769B2
JP3259769B2 JP34042798A JP34042798A JP3259769B2 JP 3259769 B2 JP3259769 B2 JP 3259769B2 JP 34042798 A JP34042798 A JP 34042798A JP 34042798 A JP34042798 A JP 34042798A JP 3259769 B2 JP3259769 B2 JP 3259769B2
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JP
Japan
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thin film
film transistor
light
thin
film
Prior art date
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JP34042798A
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賢二 世良
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
    • H01L29/78696Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film characterised by the structure of the channel, e.g. multichannel, transverse or longitudinal shape, length or width, doping structure, or the overlap or alignment between the channel and the gate, the source or the drain, or the contacting structure of the channel
    • HELECTRICITY
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    • H01L29/78633Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film with supplementary region or layer in the thin film or in the insulated bulk substrate supporting it for controlling or increasing the safety of the device with a light shield

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  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
ーなどの液晶表示装置に使用される薄膜集積素子に関
し、特に駆動回路薄膜トランジスタと画素薄膜トランジ
スタとを同一基板上に同時に形成した一体型薄膜集積素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、壁掛けTVや投射型TV、あるい
は、OA機器用ディスプレイとして液晶パネルを用いた
各種表示装置の開発が行われている。液晶パネルの中で
もアクティブ素子である薄膜トランジスタを液晶表示装
置に組み込んだアクティブマトリックス液晶ディスプレ
イは、走査線数が増加してもコントラストや応答速度が
低下しない等の利点から、高品位のOA機器用表示装置
やハイビジョン用表示装置を実現する上で有力であり、
液晶プロジェクションなどの投射型液晶ディスプレイに
おいては、大画面表示が容易に得られる。
【0003】中でも、アモルファスシリコン(a−S
i)またはポリシリコン(p−Si)を用いた薄膜トラ
ンジスタ(TFT)をスイッチング素子としてマトリク
ス上に配した液晶表示装置(TFT−LCD)は、表示
品位が高く、低消費電力であるため、その開発が盛んに
行われている。
【0004】特に、p−Siを用いたTFTは、a−S
iを用いたTFTよりも移動度が10倍から100倍程
度高いため、その利点を利用して画素スイッチング素子
だけでなく、周辺駆動回路にもp−Siを用いた画素T
FTと駆動回路TFTを同一基板上に同時に形成する駆
動回路一体型TFT−LCDが提案され、実用に供され
ている。
【0005】p−SiをTFT−LCDに用いる際の課
題として、画素TFTにおいては、入射光による影響は
もちろんのこと、レンズなどの光学系からの反射光によ
っても画素TFTのチャネル部において光励起により発
生するオフ時のリーク電流が問題となっている。
【0006】従来、画素TFTのチャネル部への光入射
を阻止するため、TFTの上下に遮光膜を形成すること
が提案されている。
【0007】又、画素TFTの基板側に遮光膜を形成し
た場合であっても、ドレイン電圧が高くなるとドレイン
電界により粒界トラップとしてのリーク電流が増加する
という問題も一般的に知られている。これを抑制するた
めにTFTのチャネル領域とソース領域との間及び/又
はチャネル領域とドレイン領域との間にオフセット領域
を設け、不純物イオンをソース領域及びドレイン領域よ
りも低い濃度で注入したLDD(Lightly Doped Drai
n)領域と称される領域を形成することが提案されてい
る。たとえば、特開平9−213962号公報には、ゲ
ート電極よりも寸法が大きい遮光膜上にシリコン層を形
成後、ネガレジストを塗布して、基板裏面から露光し、
遮光膜をマスクとして第1のレジストパターンを形成
し、その開口部から露出しているシリコン層を薄膜化し
てチャネル領域及びオフセット領域(LDD領域)とな
る領域のみを薄膜化し、ゲート電極を形成後、ポジレジ
ストを塗布して基板裏面から露光し、遮光膜をマスクと
して第2のレジストパターンを形成し、これをマスクと
してイオン注入してソース領域、ドレイン領域及びオフ
セット領域を遮光膜と自己整合的に形成する方法が開示
されている。
【0008】一方、駆動回路TFTにおいては、光学系
からの反射光による影響はさほど無いが、耐圧確保の観
点から画素TFTと同様にLDD構造をチャネルのソー
ス・ドレイン領域近傍に設けることが一般的に行われて
いる。このような耐圧確保のためのLDD構造は、一般
的にはn型TFTのみ必要でp型はLDD構造を用いず
とも耐圧確保は可能である。しかし、電圧条件等によっ
てはp型TFTでも必要になってくる。しかしこの時、
LDDの形成をn型TFTに1回、p型TFT用に1回
実施する必要があり、工程が煩雑化するため、一般的に
はこの方法は用いられていないが、デバイス設計などに
はこの方法が有利である。
【0009】従来のp−Siを用いた駆動回路一体型L
CDの製造工程を図面を参照して説明する。なお、ここ
ではプロジェクタ応用として遮光膜付きのTFTLCD
について、しかもn型画素TFT,p型回路TFTの両
方にLDD構造TFTを採用する場合について説明す
る。
【0010】図6、7は従来の駆動回路一体型LCDの
製造工程を説明するための概略工程断面図である。ま
ず、ガラスなどの透明絶縁性基板1上にWSiなどの材
料をスパッタ法で成膜し下部遮光膜2を形成する(図6
(a))。更に基板全面に絶縁膜3(SiO2:0.5
〜1μm厚)を積層し、その上にアモルファスシリコン
(a−Si)膜4を低圧CVD法(LPCVD)によ
り、例えば100nm程度成膜する。a−Si膜4は更
にエキシマレーザーを室温で例えば出力400mJで照
射することで結晶化を行い、ポリシリコン化する(図6
(b))。
【0011】このようにして形成されたp−Si層を画
素TFT及び回路TFTの形成される部位にアイランド
状p−Si5にパターニングする(図6(c))。
【0012】次に、画素TFTのソース・ドレイン領域
8形成のため、n型不純物としてリン(P)7をイオン
注入する。その際、回路TFT用のp型TFTは全面を
フォトレジスト(PR)6で覆っておく。又、画素TF
Tのチャネル部上にも同様にPR6を成膜し、選択的に
画素TFTのソース・ドレイン領域8を形成する(図6
(d))。
【0013】次に、全面にゲート酸化膜9としてSiO
2を100nm程度成膜し、ゲート電極10としてn+
Si及びWSiをそれぞれ100nmずつ成膜する。そ
の後フォトリソ工程によりゲート電極形状にパターニン
グする(図6(e))。
【0014】次に、画素TFT及び回路TFTのLDD
領域にTFTのゲート電極10をマスクに、画素TFT
用にリンなどのn型不純物イオンを、回路TFT用にボ
ロンなどのp型不純物イオンをそれぞれ5×1012〜1
14atom/cm2程度の濃度で注入し、LDD領域11を形
成する。更に回路TFTのLDD領域及び画素TFTを
PRなどでマスクした後、p型不純物をイオン注入して
回路用のp型TFTのソース・ドレイン領域12を形成
する(図7(a))。その後、不純物領域活性化のた
め、550℃でアニールし、更に水素プラズマ処理を実
施して、チャネル領域中のダングリングボンドを水素に
より終端する。
【0015】ついで、レジストを除去後、第1の層間絶
縁膜13としてSiO2を400nm程度成膜し、各T
FTのソース・ドレイン領域及びゲート電極へ通ずるコ
ンタクトホール14の形成を実施し、コンタクト埋め込
み及び配線電極15形成のため、スパッタ法でAl膜を
成膜し、配線電極形状にエッチングを施す(図7
(b))。
【0016】更にPCVD法にて第2の層間絶縁膜16
として窒化シリコン(SiN)膜を400nm程度成膜
し、ドライエッチングにてコンタクトホール14を形成
し、ブラックマトリックス用Al膜を500nm厚に成
膜し、エッチングして図示のブラックマトリックス17
を形成する(図7(c))。
【0017】最後に、第3の層間絶縁膜18としてSi
NをPCVD法にて成膜し、画素電極を形成するための
コンタクトホール19を形成し、スパッタ法にてインジ
ウム−スズ酸化膜(ITO)を選択的に形成し、画素電
極20を形成する(図7(d))。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、回
路耐圧の確保と画素TFTのリーク低減という2つの条
件を両立して満足するLDD構造形成工程が必要であ
り、n,p型共にLDD構造を用いる場合には、LDD
形成工程が2回必要である。又、LDD構造作製のた
め、低ドーズの制御が必要であるが、p−Siでの低ド
ーズ制御は極めて困難であり、特性バラツキの大きな要
因となっていた。
【0019】又、LDDの耐圧条件等はp−Siの膜質
によっても変動し、一旦形成されたLDD構造では、こ
の耐圧条件の変動に追従することはできず、このような
変動が起こる場合には不十分である。
【0020】なお、特開平5−90586号公報には、
MOS型薄膜トランジスタのゲート電極側とチャネル層
側の少なくとも一方に、絶縁膜を隔ててサブゲート電極
を形成した薄膜トランジスタが開示されており、サブゲ
ート電極に対してドレイン電圧と同電位か、0Vからド
レイン電圧までの所定の電位を印加してドレインオフセ
ットの電界を制御することで、リーク電流を低減し、オ
ン電流を増加させることができることが記載されてい
る。このように、サブゲート電極を形成することで、L
DD構造を形成せずともドレインオフセットの電界の制
御は可能であるが、液晶プロジェクターなどの用途に使
用する場合には、前記したように光学系からの反射光に
よる光リークの対策も必要であり、サブゲート電極に遮
光膜の機能を兼ねさせるよう形成するとチャネル部全面
を覆うように形成することとなり、サブゲート電極に印
加する電圧がトランジスタのしきい値を超えてしまって
は、トランジスタとして機能できず、リーク電流の低
減、オン電流の増加にも自ずと限界が生じている。従っ
て、遮光膜を別途形成する必要がある。
【0021】従って、本発明の目的は、LDD構造を形
成せずとも遮光、特に光学系からの反射光の遮光、リー
ク電流の低減並びにトランジスタ耐圧の向上が可能で、
又、その製造工程も簡略であり、プロセスマージンの拡
大の図れる薄膜集積素子を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するべく鋭意検討した結果、TFTのチャネル領域
下部に遮光と同時にサブゲート電極としての機能を有す
る電極層とチャネル領域との配置を改良することによ
り、遮光性を確保した上で、LDD構造を形成すること
なく、リーク電流、耐圧特性が改善され、又、チャネル
部でのオン動作を阻害しない薄膜トランジスタ構造が提
供できることを見いだした。
【0023】すなわち本発明は、透明絶縁性基板上に形
成された遮光膜と、該遮光膜上に絶縁膜を介して形成さ
れた薄膜トランジスタとを有する薄膜集積素子におい
て、前記遮光膜は、導電性の材料により前記薄膜トラン
ジスタのチャネル領域の幅よりも広く形成され、前記薄
膜トランジスタのオフセット領域に対してサブゲート電
極として機能し、且つ、前記遮光膜と前記チャネル領域
の中心近傍との距離(b)は、前記遮光膜とオフセット
領域との距離(a)の5倍以上であることを特徴とする
薄膜集積素子に関するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明について説
明する。図1(a)及び(b)は、本発明の実施形態の
概略を示す断面図である。
【0025】図1(a)では、下部遮光膜2は、透明絶
縁性基板1に形成された凹断面形状の段差部内壁面全面
及び段差部周辺近傍に連続して形成されており、前記段
差部の凹部底面上方にTFTのp−Si5からなるチャ
ネル領域中心が位置するようにTFTが形成されてい
る。又、図1(b)では、下部遮光膜2は、透明絶縁性
基板1上に平板状に形成されており、該遮光膜2上に形
成された凸断面形状の絶縁膜3頂部にTFTのチャネル
領域中心部が位置するように形成されている。
【0026】ここで、下部遮光膜2とチャネル領域中心
部までの距離bは下部遮光膜2とチャネル領域との最短
距離aの少なくとも5倍となるように形成する。なお、
上限については特に規定はなく、トランジスタの特性及
び設計条件により適宜最適となるよう設定すればよい。
【0027】本発明者の検討によれば、例えば、最短距
離aが100nm程度である場合、10V程度電圧が印
加できれば効果が得られる。また、その場合、チャネル
領域中央部では、トランジスタのしきい値電圧以下であ
る1Vと以下とする必要があり、距離bは距離aの5倍
以上、例えば、前記のaが100nmの場合は、500
nm以上とすることで、チャネル中央部にかかる電圧を
低減することができ、トランジスタのオン動作に影響を
与えることはない。
【0028】また、下部遮光膜2の幅は、TFTのチャ
ネル領域の幅よりも広く形成する必要がある。チャネル
領域の幅よりも狭いと遮光効果が得られない。なお、前
述の駆動回路一体型TFTでは、画素TFTでは遮光は
重要であり、この要件を満たす必要があるが、回路TF
Tでは、遮光は特に必要とはされないので、この限りで
はない。
【0029】遮光膜の厚みは、使用する材料により光透
過特性が種々異なるため、一概に規定することはできな
いが、例えば、遮光膜にタングステンシリサイド(WS
i)を使用する場合には、160nm以上の厚みに形成
するのが好ましい。要は十分な遮光効果が得られる膜厚
であればよいが、あまり厚すぎても素子自体が厚膜化し
てしまうため、所望の設計条件により最適となるよう決
定すればよい。
【0030】下部遮光膜2の最短距離aに対面するチャ
ネル領域は、ゲート電極に対していわゆるオフセット領
域となる部分である。もちろん、ゲート電極がオフセッ
ト領域にかかる従来公知のゲートオーバーラップ構造で
あってもよい。図1に示した例では、ソース・ドレイン
領域の両方の領域に隣接するオフセット領域に対面する
例を示しているが、十分な遮光効果が得られれば、ドレ
イン側オフセット領域のみを対面するように形成しても
よい。
【0031】図1(a)に示す例では、ガラス基板1に
形成する段差部の形状として、矩形形状で形成している
が、これに限定されるものではなく、台形状、多角形状
等、いずれの形状でも可能である。製造しやすさの点か
らは、図示の矩形状とするのが好ましい。
【0032】また、図1(b)に示される例において
も、段差部の形状は図示の台形状に限定されるものでは
なく、矩形状、多角形状等いずれの形状も可能である。
【0033】また、駆動回路一体型TFTにおいては、
画素TFTについては、上記構成とするが、回路TFT
についてはサブゲート電極として作用する部分、つま
り、オフセット領域に対面する面にのみ形成すれば良
く、チャネル中心部にかかる場合は、画素TFTと同様
に形成してもよい。
【0034】更に、あまり実用的ではないが、画素TF
T側と回路TFT側とを、それぞれ図1(a)の形状と
図1(b)の形状として、組み合わせて使用することも
可能である。また、画素TFT側に形成される遮光膜と
回路TFT側に形成されるサブゲート電極とは同一の材
料で同時に形成することが好ましいが、それぞれ別材料
で別途形成することも可能である。
【0035】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。なお、以下の実施例においては、画素TFT
をn型に、回路TFTとしてn型、p型を用いるCMO
S構造で形成する場合について説明する。
【0036】実施例1 図2、3を参照して、本発明の第1の実施例について説
明する。なお、以下の説明において、図中、右側に画素
TFTを、左側に回路p型TFTを形成するものとす
る。回路n型TFTについては回路p型TFTの図中手
前あるいは奥に形成するものとし、ここでは図示してい
ない。後述する実施例2においても同様である。また、
回路TFT側に形成されるサブゲート電極について、以
下の説明では画素TFT側に形成される下部遮光膜と同
一材料で同時に形成しているため、便宜上、区別してい
ない。
【0037】まず図2(a)に示すように、ガラス基板
1などの透明絶縁性基板上の各TFT形成予定部位に深
さ500nmの段差1aを形成する。次に基板面全面に
WSiなどの材料をスパッタ法で成膜し、エッチングし
てそれぞれ下部遮光膜2を形成する。更に基板全面に絶
縁膜3(SiO2:0.5〜1μm厚)を積層し表面を
平坦化する(図2(b))。平坦化後、段差周辺部の下
部遮光膜2上の絶縁膜厚みは約100nmであり、段差
部底に形成された下部遮光膜上の絶縁膜厚みは約600
nmとなる。その上にアモルファスシリコン(a−S
i)膜4を低圧CVD法(LPCVD)により、例えば
100nm程度成膜する。a−Si膜4は更にエキシマ
レーザーを室温で例えば出力400mJで照射すること
で結晶化を行い、ポリシリコン化する(図2(c))。
【0038】このようにして形成されたp−Si層を画
素TFT及び回路TFTの形成される部位にアイランド
状p−Si5にパターニングし、まず、画素TFTのソ
ースドレイン領域8を形成するため、n型不純物として
リン(P)イオン7を、例えば、1×1015〜5×10
15atom/cm2のドーズ量で注入する。その際、回
路p型TFT用のp−Si5は全面をフォトレジスト
(PR)6で覆っておく。又、画素TFTのチャネル部
上にも同様にPR6を成膜し、選択的に画素TFTのソ
ース・ドレイン領域8を形成する(図2(d))。な
お、回路n型TFTはこの工程で同時にソース・ドレイ
ン領域を形成することができる。
【0039】次に、全面にゲート酸化膜9としてSiO
2を100nm程度成膜し、ゲート電極10としてn+
Si及びWSiをそれぞれ100nmずつ成膜する。そ
の後フォトリソ工程によりゲート電極形状にパターニン
グする(図2(e))。
【0040】次に図3(a)に示すように、回路p型T
FTのソース・ドレイン領域12を形成するため、回路
p型TFTのチャネル領域上、回路n型TFT及び画素
TFTのソース・ドレイン領域を含む活性層全面を覆う
ようにPR6を形成し、p型不純物として、例えばボロ
ン(B)イオンを1×1015〜5×1015atom/c
2のドーズ量でイオン注入する。その後、550℃で
アニールし、更に水素プラズマ処理を実施して、チャネ
ル領域中のダングリングボンドを水素により終端する。
【0041】ついで、レジストを除去後、第1の層間絶
縁膜13としてSiO2を400nm程度成膜し、各T
FTのソース・ドレイン領域及びゲート電極へ通ずるコ
ンタクトホール14の形成を実施し、コンタクト埋め込
み及び配線電極15形成のため、スパッタ法でAl膜を
成膜し、配線電極形状にエッチングを施す(図3
(b))。
【0042】更にPCVD法にて第2の層間絶縁膜16
として窒化シリコン(SiN)膜を400nm程度成膜
し、ドライエッチングにてコンタクトホール14を形成
し、ブラックマトリックス用Al膜を500nm厚に成
膜し、エッチングして図3(c)に示すようにブラック
マトリックス17を形成する。
【0043】最後に、第3の層間絶縁膜18としてSi
NをPCVD法にて成膜し、画素電極を形成するための
コンタクトホール19を形成し、スパッタ法にてインジ
ウム−スズ酸化膜(ITO)を選択的に形成し、画素電
極20を形成する(図3(d))。
【0044】なお、下部遮光膜2には不図示のコンタク
トを介して電圧を印加できるようにしておき、サブゲー
ト電極として機能するようにしておく。
【0045】以上の製造方法ではn型の不純物ドーピン
グ工程をゲート電極形成前に行っているが、ゲート電極
形成後に行うこともできる。
【0046】このように形成した薄膜集積素子におい
て、下部遮光膜2に例えば10Vの電圧を印加してオン
動作させる場合、チャネル領域中央部近傍では約10分
の1の電位、すなわち、1V程度しか作用しなくなる。
つまり、オフセット領域に対しては下部遮光膜がサブゲ
ート電極として機能し、チャネル領域中央部近傍ではサ
ブゲート電極としての機能はない。結果として、トラン
ジスタのオン動作を阻害することなく、オフセット領域
の制御が可能となる。
【0047】実施例2 本発明の第2の実施例について図4及び図5を参照して
説明する。
【0048】まず、ガラス基板上に、例えばWSi膜を
160nm程度に成膜し、各TFT用の遮光膜パターン
にパターニングする(図4(a))。続いて、各遮光膜
上に高さ2μm程度の凸部31を酸化膜で選択的に形成
し(図4(b))、更にこの上にCVD法により絶縁膜
3としてSiO2膜を500nm程度の膜厚で全面に形
成して段差部32を形成する(図4(c))。
【0049】次に全面にLPCVD法によりa−Si膜
4を例えば100nm程度成膜する。a−Si膜4は更
にエキシマレーザーを室温で例えば出力400mJで照
射することで結晶化を行い、ポリシリコン化する(図4
(d))。
【0050】このようにして形成されたp−Si層4を
画素TFT及び回路TFTの形成される部位にアイラン
ド状p−Si5にパターニングする(図4(e))。
【0051】続いて、画素TFTのソースドレイン領域
8を形成するため、n型不純物としてリン(P)イオン
7を、例えば、1×1015〜5×1015atom/cm
2のドーズ量で注入する。その際、回路p型TFT用の
p−Si5は全面をフォトレジスト(PR)6で覆って
おく。又、画素TFTのチャネル部上にも同様にPR6
を成膜し、選択的に画素TFTのソース・ドレイン領域
8を形成する(図5(a))。なお、回路n型TFTは
この工程で同時にソース・ドレイン領域を形成すること
ができる。
【0052】次に、全面にゲート酸化膜9としてSiO
2を100nm程度成膜し、ゲート電極10としてn+
Si及びWSiをそれぞれ100nmずつ成膜する。そ
の後フォトリソ工程によりゲート電極形状にパターニン
グする(図5(b))。
【0053】次に図5(c)に示すように、回路p型T
FTのソース・ドレイン領域12を形成するため、回路
p型TFTのチャネル領域上、回路n型TFT及び画素
TFTのソース・ドレイン領域を含む活性層全面を覆う
ようにPR6を形成し、p型不純物として、例えばボロ
ン(B)イオンを1×1015〜5×1015atom/c
2のドーズ量でイオン注入する。その後、550℃で
アニールし、更に水素プラズマ処理を実施して、チャネ
ル領域中のダングリングボンドを水素により終端する。
【0054】ついで、レジストを除去後、第1の層間絶
縁膜13としてSiO2を400nm程度成膜し、各T
FTのソース・ドレイン領域及びゲート電極へ通ずるコ
ンタクトホール14の形成を実施し、コンタクト埋め込
み及び配線電極15形成のため、スパッタ法でAl膜を
成膜し、配線電極形状にエッチングを施す(図5
(d))。
【0055】その後、実施例1と同様にして、第2の層
間絶縁膜、ブラックマトリクス、第3の層間絶縁膜、画
素電極の形成を行って薄膜集積素子を形成する。
【0056】この例では、下部遮光膜2上に形成するそ
の断面が凸面形状の段差部32を絶縁膜により形成し、
該段差部32の頂部にチャネル領域中心が位置するよう
に形成することで、下部遮光膜2からチャネル中心まで
の距離を、ソース・ドレイン近傍までの距離の5倍以上
に形成することができる。
【0057】以上、実施例では画素TFTとしてn型、
回路TFTとしてn型、p型の両者を用いるCMOS構
造で形成する方法を中心に述べてきたが、すべてn型T
FTで構成する場合、画素TFTも含めてすべてp型T
FTで構成する場合、あるいは画素TFTとしてn型、
p型の両者を用いる場合でも本発明は有効であり、いず
れの場合でも、TFT構造の導電型を変更するのみで、
基本的な構造は同じである。
【0058】以上の製造方法ではn型の不純物ドーピン
グ工程をゲート電極形成前に行っているが、ゲート電極
形成後に行うこともできる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下部遮光膜をチャネル領域全面を遮光するように形成
し、下部遮光膜とTFTのチャネル領域中心までの距離
を下部遮光膜とTFTのオフセット領域までの距離の5
倍以上とすることにより、該遮光膜がオフセット領域に
対してはサブゲート電極として作用する一方、チャネル
領域中心近傍に対してはほとんど電界を与えないため、
十分な遮光効果が得られ、LDD構造に代えてオフセッ
ト領域を電気的に制御できるサブゲート電極が形成でき
るため、リーク電流の低減はもちろん、回路TFTにお
いては、トランジスタ耐圧の向上も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明する概略断面図である。
【図2】本発明の一実施例になる薄膜集積素子の製造工
程を説明する工程断面図である。
【図3】図2の薄膜集積素子の製造工程に続く工程を説
明する工程断面図である。
【図4】本発明の他の実施例になる薄膜集積素子の製造
工程を説明する工程断面図である。
【図5】図4の薄膜集積素子の製造工程に続く工程を説
明する工程断面図である。
【図6】従来の薄膜集積素子の製造工程を説明する工程
断面図である。
【図7】図6の薄膜集積素子の製造工程に続く工程を説
明する工程断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 1a 凹部 2 下部遮光膜 3 絶縁膜 4 a−Si膜 5 アイランド状p−Si 6 フォトレジスト 7 Pイオン 8 ソース・ドレイン領域(画素TFT) 9 ゲート酸化膜 10 ゲート電極 11 LDD領域 12 ソース・ドレイン領域(回路TFT) 13 第1の層間絶縁膜 14 コンタクトホール 15 Al配線 16 第2の層間絶縁膜 17 ブラックマトリクス 18 第3の層間絶縁膜 19 コンタクトホール 20 画素電極 21 駆動回路TFT 22 画素TFT 31 凸部 32 段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/78 626C 618C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 G02F 1/1368 H01L 21/336

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁性基板上に形成された遮光膜
    と、該遮光膜上に絶縁膜を介して形成された薄膜トラン
    ジスタとを有する薄膜集積素子において、前記遮光膜
    は、導電性の材料により前記薄膜トランジスタのチャネ
    ル領域の幅よりも広く形成され、前記薄膜トランジスタ
    のオフセット領域に対してサブゲート電極として機能
    し、且つ、前記遮光膜と前記チャネル領域の中心近傍と
    の距離(b)は、前記遮光膜とオフセット領域との距離
    (a)の5倍以上であることを特徴とする薄膜集積素
    子。
  2. 【請求項2】 前記遮光膜は、透明絶縁性基板に形成さ
    れた凹断面形状の段差部内壁面全面及び段差部周辺近傍
    に連続して形成されており、前記段差部の凹部底面上方
    に前記薄膜トランジスタのチャネル領域中心が位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の薄膜集積素子。
  3. 【請求項3】 前記遮光膜は、透明絶縁性基板上に平板
    状に形成されており、該遮光膜上に形成された凸断面形
    状の絶縁膜頂部に前記薄膜トランジスタのチャネル領域
    中心が位置する事を特徴とする請求項1に記載の薄膜集
    積素子。
  4. 【請求項4】 前記遮光膜は、タングステンシリサイド
    より形成されてなり、少なくとも160nmの膜厚に形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の薄膜集積素子。
  5. 【請求項5】 画素電極へのスイッチングを行う画素薄
    膜トランジスタ、該画素薄膜トランジスタを駆動制御す
    る駆動回路薄膜トランジスタ、及び少なくとも画素薄膜
    トランジスタと透明絶縁性基板との間に遮光膜とを有す
    る薄膜集積素子において、前記遮光膜は、導電性の材料
    により前記薄膜トランジスタのチャネル領域の幅よりも
    広く形成され、前記薄膜トランジスタのオフセット領域
    に対してサブゲート電極として機能し、前記駆動回路薄
    膜トランジスタと透明絶縁性基板間に少なくとも駆動回
    路薄膜トランジスタのオフセット領域に対面するサブゲ
    ート電極を有し、前記画素薄膜トランジスタ側に形成さ
    れる前記遮光膜と前記画素薄膜トランジスタのチャネル
    領域の中心近傍との距離(b)は、前記遮光膜とオフセ
    ット領域との距離(a)の5倍以上であることを特徴と
    する薄膜集積素子。
  6. 【請求項6】 前記遮光膜は、透明絶縁性基板に形成さ
    れた凹断面形状の段差部内壁面全面及び段差部周辺近傍
    に連続して形成されており、前記段差部の凹部底面上方
    に前記画素薄膜トランジスタのチャネル領域中心が位置
    することを特徴とする請求項5に記載の薄膜集積素子。
  7. 【請求項7】 前記駆動回路薄膜トランジスタ側に形成
    されるサブゲート電極が、透明絶縁性基板に形成された
    凹断面形状の段差部内壁面及び段差部周辺近傍に連続し
    て形成されており、前記段差部の凹部底面に形成される
    サブゲート電極と前記駆動回路薄膜トランジスタのチャ
    ネル領域中心近傍との距離(b)は、前記段差部周辺近
    傍に形成されるサブゲート電極とオフセット領域との距
    離(a)の5倍以上であることを特徴とする請求項6に
    記載の薄膜集積素子。
  8. 【請求項8】 前記遮光膜は、透明絶縁性基板上に平板
    状に形成されており、該遮光膜上に形成された凸断面形
    状の絶縁膜段差部頂部に前記画素薄膜トランジスタのチ
    ャネル領域中心が位置し、該絶縁膜段差部周辺部にオフ
    セット領域が位置する事を特徴とする請求項5に記載の
    薄膜集積素子。
  9. 【請求項9】 前記駆動回路薄膜トランジスタ側に形成
    されるサブゲート電極が、透明絶縁性基板上に平板状に
    形成されており、該サブゲート電極上に形成された凸断
    面形状の絶縁膜頂部に前記駆動回路薄膜トランジスタの
    チャネル領域中心が位置し、該絶縁膜段差部周辺部にオ
    フセット領域が位置し、前記サブゲート電極と前記駆動
    回路薄膜トランジスタのチャネル領域中心との距離
    (b)は、サブゲート電極とオフセット領域との距離
    (a)の5倍以上であることを特徴とする請求項8に記
    載の薄膜集積素子。
  10. 【請求項10】 前記遮光膜は、タングステンシリサイ
    ドより形成されてなり、少なくとも160nmの膜厚に
    形成されていることを特徴とする請求項5乃至9のいず
    れか1項に記載の薄膜集積素子。
  11. 【請求項11】 前記画素薄膜トランジスタ側の遮光膜
    と駆動回路薄膜トランジスタ側のサブゲート電極が同一
    材料で同時に形成されたものであることを特徴とする請
    求項5乃至10のいずれか1項に記載の薄膜集積素子。
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