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JP3247516U - 帽子 - Google Patents

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JP3247516U
JP3247516U JP2024000836U JP2024000836U JP3247516U JP 3247516 U JP3247516 U JP 3247516U JP 2024000836 U JP2024000836 U JP 2024000836U JP 2024000836 U JP2024000836 U JP 2024000836U JP 3247516 U JP3247516 U JP 3247516U
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band
hat
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JP2024000836U
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昭則 兵頭
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株式会社ヒョウドウプロダクツ
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Abstract

【課題】バイクや自転車でのツーリングやキャンプ地への移動など、他の荷物も含めた収容スペースが限られた環境において、帽子をコンパクトに収納することである。【解決手段】端部15を切り欠くことでサイズ調整部20が形成された帽子本体10と、サイズ調整部20の幅を調整するために端部15とサイズ調整部20との交点であるベルト取付部25に設けられたベルト30と、を備えた帽子1であって、サイズ調整部20には帽子1を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンド40が設けられている。【選択図】図4

Description

本開示は、帽子に関する。
従来、帽子には使用しないときにコンパクトにして持ち歩けるようなものがあり、帽子の内側に袋状のポケットを設けて帽子を反転させてポケットに小さく収納するもの、帽子の外側にバンド状のものを設けて折り畳んだ帽子を止めておくものなど、様々なものが提案され、実現化されている。
バンドを設けた帽子に関する技術も多種多様である。特許文献1には、バンドをボタンで帽子本体に取り付けておき、収納時はそのボタンを外して帽子を折り畳んでバンドで巻いて固定する技術が開示されている。
実用新案登録第3071433号公報
ところでこのような技術においては、例えばバイクや自転車でのツーリングやキャンプ地への移動など、他の荷物も含めた収容スペースが限られた環境において、使用していない状態の帽子をコンパクトの収納したい、という課題があった。
本開示の目的は、バイクや自転車でのツーリングやキャンプ地への移動など、他の荷物も含めた収容スペースが限られた環境において、使用していない状態の帽子をコンパクトに収納することである。
本開示の帽子は、端部を切り欠くことでサイズ調整部が形成された帽子本体と、前記サイズ調整部の幅を調整するために前記端部と前記サイズ調整部との交点であるベルト取付部に設けられたベルトと、を備えた帽子であって、前記サイズ調整部には前記帽子を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンドが設けられている。
本開示によれば、バイクや自転車でのツーリングやキャンプ地への移動など、他の荷物も含めた収容スペースが限られた環境において、使用していない状態の帽子をコンパクトに収納することができる。
図1は、キャップ型の帽子におけるサイズ調整部となる切り欠きを形成した状態の概要を示した斜視図である。 図2は、キャップ型の帽子におけるサイズ調整部となる切り欠きを形成してサイズ調整のためのベルトを設けた状態の概要を示した斜視図である。 図3は、キャップ型の帽子におけるベルトのクリップの連結を外した状態の概要を示した斜視図である。 図4は、キャップ型の帽子におけるベルトをバンドに通した状態の概要を示す斜視図である。 図5は、キャップ型の帽子におけるベルトをバンドに通した状態の概要を示す斜視図である。 図6は、キャップ型の帽子におけるベルトをバンドに通した状態の概要を示す斜視図である。 図7は、キャップ型の帽子におけるベルトをバンドに通した状態の概要を示す斜視図である。 図8は、キャップ型の帽子におけるベルトをバンドに通した状態の概要を示す斜視図である。 図9は、キャップ型の帽子におけるベルトをバンドに通した状態の概要を示す斜視図である。 図10は、帽子を折り畳んでベルトを巻き付けた状態の概要を示す図である。 図11は、帽子を折り畳んでベルトを巻き付けた状態の概要を示す図である。 図12は、帽子本体とバンドの関係を示した部分断面図である。 図13は、帽子本体と裏打材とバンドの関係を示した部分断面図である。 図14は、帽子本体と裏打材とバンドの関係を示した部分断面図である。 図15は、帽子本体とバンドの関係を示した部分断面図である。 図16は、帽子本体と裏打材とバンドの関係を示した部分断面図である。 図17は、帽子本体と裏打材とバンドの関係を示した部分断面図である。 図18は、帽子本体と裏打材とバンドの関係を示した部分断面図である。 図19は、帽子本体と裏打材とバンドの関係を示した部分断面図である。 図20は、帽子本体とバンドの関係を示した部分断面図である。 図21は、キャップ型の帽子におけるベルトとバンドの状態の概要を示す斜視図である。 図22は、帽子におけるバンドと引掛部の状態の概要を示す斜視図である。
(本開示の実施形態の説明)
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示の帽子は、
[1]端部を切り欠くことでサイズ調整部が形成された帽子本体と、前記サイズ調整部の幅を調整するために前記端部と前記サイズ調整部との交点であるベルト取付部に設けられたベルトと、を備えた帽子であって、前記サイズ調整部には前記帽子を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンドが設けられている。
本開示によれば、バイクや自転車でのツーリングやキャンプ地への移動など、他の荷物も含めた収容スペースが限られた環境において、使用していない状態の帽子をコンパクトに収納することができる。
[2]上記[1]のものにおいて、前記バンドは前記端部から最も遠い部位であるバンド取付部において前記サイズ調整部に設けられている、とすることが好ましい。
本開示によれば、バンドの周方向の距離を確保しながら、使用時である帽子を被った状態においてバンドが下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを抑制することができる。
[3]上記[1]または[2]のものにおいて、前記ベルトは第一ベルトと第二ベルトとに分割されており、前記第一ベルトと前記第二ベルトとはそれぞれの端末に設けられた第一ベルトクリップと第二ベルトクリップとにより連結および分割が可能である、とすることが好ましい。
本開示によれば、第一ベルトクリップと第二ベルトクリップを外して輪状のバンドにベルトを通し、その後に第一ベルトクリップと第二ベルトクリップを連結させることで、使用時である帽子を被った状態においてバンドが不用意に動いてしまうことを抑制することができる。
[4]上記[1]または[2]のものにおいて、前記バンドは第一バンドと第二バンドとに分割されており、前記第一バンドと前記第二バンドとはそれぞれの端末に設けられた第一バンドクリップと第二ベルトクリップとにより連結および分割が可能である、とすることが好ましい。
本開示によれば、第一バンドクリップと第二バンドクリップを外してバンドにベルトを通し、その後に第一バンドクリップと第二バンドクリップを連結させることで、使用時である帽子を被った状態においてバンドが不用意に動いてしまうことを抑制することができる。
[5]上記[1]または[2]のものにおいて、前記バンドは板状の部材を輪状にして構成されており、前記バンドの輪状の周方向の延べ寸法は前記バンド取付部から前記ベルト取付部までの距離の2倍以下である、とすることが好ましい。
本開示によれば、バンドの周方向の距離を最大限に確保しながら、使用時である帽子を被った状態においてバンドが下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを抑制することができる。
[6]上記[1]または[2]のものにおいて、前記バンドは板状の部材を輪状にして構成されており、前記バンドの輪状の周方向の延べ寸法は前記バンド取付部からベルトまでの最短距離の2倍以上である、とすることが好ましい。
本開示によれば、バンドの周方向の距離を確保しながら、使用時である帽子を被った状態においてバンドが下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを最も効率的に抑制することができる。
[7]上記[1]または上記[2]のものにおいて、帽子本体は複数の帽子片を連結させて構成されている、とすることが好ましい。
本開示によれば、複数の帽子片を連結させて半球状の帽子本体を構成することで、シート状の一体のものを折り曲げてひだを形成して帽子本体を形成する場合と比較し、帽子本体の内面にひだが形成されてしまうことがなく、帽子を折り畳んでコンパクトに収納することができる。
[8]上記[7]のものにおいて、前記複数の帽子片は裏打材で連結されている、とすることが好ましい。
本開示によれば、収納するために帽子を折り畳む必要があるが、帽子片同士が裏打材で連結されているので、耐久性に優れる。
[9]上記[8]のものにおいて、前記バンド取付部は前記裏打材がある部位にある、とすることが好ましい。
本開示によれば、裏打材が内面に設けてある部位にバンドも設けることで、生産工程として裏打材と別の部位に設けるより工程を簡略化することができる。
[10]上記[9]のものにおいて、前記裏打材および前記バンドは縫製により帽子本体に設けられている、とすることが好ましい。
本開示によれば、裏打材とバンドを一度の縫製工程で内面に縫製することができるので、生産工程を簡略化できるだけでなく、収納するために折り畳む必要がある帽子の縫製の強度を上げることもできる。
[11]上記[1]または上記[2]のものにおいて、前記バンドには模様またはロゴが施されている、とすることが好ましい。
本開示によれば、バンドにより収納性を上げるだけではなく、意匠性もアップさせることができる。
[12]上記[11]のものにおいて、前記バンドは前記裏打材と一体である、とすることが好ましい。
本開示によれば、裏打材として用いる部材を、裏打材として用いる部分からさらに延長させてバンドとすることで、別体のものを縫製などで連結する場合と比較し、連結する工程を省いて生産コストを削減することができるとともに、もともとが1つの部材から構成されているのでバンドとしての強度をアップすることができる。
本開示の帽子は、
[13]帽子を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンドと、折り畳んだ状態の前記帽子を引っ掛けるための引掛部と、が設けられている。
本開示によれば、帽子を折り畳んだ状態において、引掛部をカラビナやキーホルダーに掛けることで、コンパクトかつ便利に持ち運ぶことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の帽子の具体例を以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。なお本明細書において、他に言及がある場合を除き、上下とは図12の上下を、左右とは図12の左右を言うものとする。
[実施形態1]
(帽子1)
帽子1には、図1~図4などに示すように、帽子本体10の端部15に切り欠きで形成したサイズ調整部20がある。端部15と切り欠き(サイズ調整部20)との交点であるベルト取付部25の間を結ぶようにベルト30が設けられている。またサイズ調整部20のバンド取付部26にはバンド40が取り付けられている。本開示においてはキャップ型を例に説明をしているが、ひさしのあるハット型でも良いし、これらに限定するものではない。別の態様においては、図22に示すように、引掛部60も設けられている。
(帽子本体10)
帽子本体10は、図1~図9に示すように複数のシート状の帽子片11が連結されて構成されている。
(帽子片11)
帽子片11は、後述の裏打材50で隣り合う帽子片11と連結されている。1枚のシート状のものから半球状の帽子を形成しようとすると、シートを折り畳んでひだのようにする必要があり、帽子の内側または外側に膨らんでしまうことになる。よって、複数の帽子片11で半球状の帽子本体10を構成することで、使用時も収納時もコンパクトな帽子1とすることができる。図20に示すように、帽子片11で後述のバンド40を挟み込んでも良い。
(端部15)
端部15とは、図1に示すように、略半球状の帽子1の、使用される状態における最下部である。言い換えると、略球状のものの下半分を平面でカットして上半分を帽子1とするとした場合の、平面でカットされた端の部分が端部15である。
(サイズ調整部20)
サイズ調整部は、図1に示すように、端部15を半円状に切り欠いて形成された部分であり、このサイズ調整部20と端部15との交点をつなぐように後述のベルト30が設けられている。端部15とサイズ調整部20との交点とは、図1に示すように、サイズ調整部20を構成する線を構成する点の集合のなかで、端部15と交わる点を言う。図22に示すように、サイズ調整部20がない態様もある。
(ベルト取付部25)
ベルト取付部25は、端部15とサイズ調整部20の交点の、2か所を指す。なお図22に示すサイズ調整部20がない態様においては、ベルト取付部25としては任意の部位を指すこととなる。
ベルト取付部25には後述のベルト30の両端がそれぞれ取り付けられている。ベルト30のベルト取付部25への取り付けは縫製であるが、リベットやボタンなど種々の方法を採用することができる。
(バンド取付部26)
バンド取付部26は、帽子を使用する状態においてバンド40が下向きに垂れ下がるように設けられる部位である。端部15から最も遠い部位であるバンド取付部26において前記サイズ調整部20にバンドが設けられている。
「端部15から最も遠い部位」とは、サイズ調整部20が切り欠かかれて形成される前の端部15を構成する点の集合を含む仮想平面からサイズ調整部20を構成する点の集合のうちで、仮想平面から垂直の方向の距離が最も遠い点を言う。
このようにすることで、バンド40の周方向の距離を確保しながら、帽子1が使用される状態においてバンド40が下の方に必要以上に垂れ下がってしまう、言い換えると拘束されずに不要に動いてしまうことを抑制することができる。
(ベルト30)
ベルト30は上述のように、2か所のベルト取付部25をつなぐように設けられている。図3に示すように、ベルト30は第一ベルト31と第二ベルト32のように分割し、後述の第一ベルトクリップ33と第二ベルトクリップ34で連結・分割が可能にしても良い。
(第一ベルト31)
第一ベルト31は一方のベルト取付部25から他方のベルト取付部25に向かって、その途中まで延出している。後述の第一ベルトクリップ33が第一ベルト31の端部に設けられている。
(第二ベルト32)
第二ベルト32は他方のベルト取付部25から一方のベルト取付部25に向かって、その途中まで延出している。後述の第二ベルトクリップ34が第二ベルト32の端部に設けられている。
(第一ベルトクリップ33)
第一ベルトクリップ33は一方のベルト取付部25から延出する第一ベルト31の端部に設けられ、後述の第二ベルトクリップ34と連結・分割が可能とされている。
(第二ベルトクリップ34)
第二ベルトクリップ34は他方のベルト取付部25から延出する第二ベルト32の端部に設けられ、第一ベルトクリップ33と連結・分割が可能とされている。
このようにすることで、第一ベルトクリップ33と第二ベルトクリップ34を外して輪状のバンド40にベルト30を通し、その後に第一ベルトクリップ33と第二ベルトクリップ34を連結させることで、使用時である帽子を被った状態においてバンドが不用意に動いてしまうことを抑制することができる。なお図21に示すように、バンド40にベルト30を通さなくても良い。
(バンド40)
バンド40は、バンド取付部26において、帽子を使用する状態において下向きに垂れ下がるように設けられている。バンド40は、図22に示すように、切り欠きで構成したサイズ調整部20がない態様の帽子1に設けても良い。バンド40の位置は、帽子1の端部15でも良いし、他の任意の部位に設けることができる。
バンド40は板状の部材を輪状にして構成されており、バンド40の輪状の周方向の延べ寸法はバンド取付部26からベルト取付部25までの距離の2倍以下にすると良い。
このようにすることで、バンド40の周方向の距離を最大限に確保しながら、使用時である帽子を被った状態においてバンド40が下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを抑制することができる。
また、バンド40の輪状の周方向の延べ寸法はバンド取付部26からベルト取付部25までの最短距離の2倍以上であるとしても良い。
このようにすることで、帽子の使用時の状態においてベルト30を上に引っ張り上げてしまうことなく、バンド40の周方向の距離を確保しながら、使用時である帽子を被った状態においてバンド40が下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを効率的に抑制することができる。なおバンド40は板状ではなく、紐状のものでも良い。また、板状・紐状によらず、伸縮性を有するゴムバンドやゴム紐を用いても良いし、伸縮性がないものでも良い。
(第一バンド41)
第一バンド41はバンド取付部26からバンド40の途中まで延出し、後述の第一バンドクリップ43がその端部に設けられている。
(第二バンド42)
第二バンド42はバンド取付部26からバンド40の途中まで延出し、後述の第二バンドクリップ44がその端部に設けられている。。
(第一バンドクリップ43)
第一バンドクリップ43はバンド取付部26から延出する第一バンド41の端部に設けられ、後述の第二バンドクリップ44と連結・分割が可能とされている。
(第二バンドクリップ44)
第二バンドクリップ44はバンド取付部26から延出する第二バンド42の端部に設けられ、第一バンドクリップ43と連結・分割が可能とされている。
このようにすることで、第一バンドクリップ43と第二バンドクリップ44を外してバンド40にベルト30を通し、その後に第一バンドクリップ43と第二バンドクリップ44を連結させることで、使用時である帽子を被った状態においてバンドが不用意に動いてしまうことを抑制することができる。
(裏打材50)
裏打材50は、図13、図14、図16~図19に示すように、帽子片11同士が縫製で連結されている部分において、帽子片11とバンド40(第一バンド41、第二バンド42)とともに縫製により固定されている。
裏打材50は、図13に示すように帽子片11と裏打材50でバンド40を挟むように重ねて縫製しても良いし、図14に示すように帽子片11の下に裏打材50を配置し、その下にバンド40を配置して縫製しても良いし、図16に示すようにバンド40を一番上に配置してその下に帽子片11と裏打材50を配置するようにして縫製しても良い。
帽子片11同士の連結および帽子片11とバンド40との連結を強固にすることができるうえに、加工を一度に行えるので生産コストを下げることができる。模様やロゴを施したバンド40を意図的に外側に配置して意匠性を上げることもできる。
(引掛部60)
図22に示すように、引掛部60を設けても良い。引掛部60紐状のものでも良いし、板状のものでも良い。また、板状・紐状によらず、伸縮性を有するゴムバンドやゴム紐を用いても良いし、伸縮性がないものでも良い。さらに裏打材50と一体でも良い。図22においては、サイズ調整部20がない態様において、引掛部60を設けたものを示したが、サイズ調整部20を形成してベルト30も設けた態様において引掛部60を設けても良い。
本実施形態の作用効果を説明する。
本開示の帽子は、
[1]端部15を半円状に切り欠くことでサイズ調整部20が形成された帽子本体10と、サイズ調整部20の幅を調整するために端部15とサイズ調整部20との交点であるベルト取付部25に設けられたベルト30と、を備えた帽子1であって、サイズ調整部20には帽子1を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンド40が設けられている。
本開示によれば、バイクや自転車でのツーリングやキャンプ地への移動など、他の荷物も含めた収容スペースが限られた環境において、使用していない状態の帽子1をコンパクトに収納することができる。
[2]上記[1]のものにおいて、バンド40は端部15から最も遠い部位であるバンド取付部26においてサイズ調整部20に設けられている。
本開示によれば、バンドの周方向の距離を確保しながら、使用時である帽子を被った状態においてバンドが下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを抑制することができる。
[3]上記[1]または[2]のものにおいて、ベルト30は第一ベルト31と第二ベルト32とに分割されており、第一ベルト31と第二ベルト32とはそれぞれの端末に設けられた第一ベルトクリップ33と第二ベルトクリップ34とにより連結および分割が可能である。
本開示によれば、第一ベルトクリップ33と第二ベルトクリップ34を外して輪状のバンド40にベルト30を通し、その後に第一ベルトクリップ33と第二ベルトクリップ34を連結させることで、使用時である帽子1を被った状態においてバンド40が不用意に動いてしまうことを抑制することができる。
[4]上記[1]または[2]のものにおいて、バンド40は第一バンド41と第二バンド42とに分割されており、第一バンド41と第二バンド42とはそれぞれの端末に設けられた第一バンドクリップ43と第二ベルトクリップ44とにより連結および分割が可能である。
本開示によれば、第一バンドクリップ43と第二バンドクリップ44を外してバンド40にベルト30を通し、その後に第一バンドクリップ43と第二バンドクリップ44を連結させることで、使用時である帽子1を被った状態においてバンド40が不用意に動いてしまうことを抑制することができる。
[5]上記[1]または[2]のものにおいて、バンド40は板状の部材を輪状にして構成されており、バンド40の輪状の周方向の延べ寸法はバンド取付部26からベルト取付部25までの距離の2倍以下である。
本開示によれば、バンド40の周方向の距離を最大限に確保しながら、使用時である帽子1を被った状態においてバンド40が下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを抑制することができる。
[6]上記[1]または[2]のものにおいて、バンド40は板状の部材を輪状にして構成されており、バンド40の輪状の周方向の延べ寸法はバンド取付部40からベルト30までの最短距離の2倍以上である。
本開示によれば、バンド40の周方向の距離を確保しながら、使用時である帽子1を被った状態においてバンド40が下の方に必要以上に垂れ下がってしまうことを最も効率的に抑制することができる。
[7]上記[1]または上記[2]のものにおいて、帽子本体10は複数の帽子片11を連結させて構成されている。
本開示によれば、複数の帽子片11を連結させて半球状の帽子本体10を構成することで、シート状の一体のものを折り曲げてひだを形成して帽子本体10を形成する場合と比較し、帽子本体10の内面にひだが形成されてしまうことがなく、帽子1を折り畳んでコンパクトに収納することができる。
[8]上記[7]のものにおいて、複数の帽子片11は裏打材50で連結されている。
本開示によれば、収納するために帽子1を折り畳む必要があるが、帽子片同士が裏打材で連結されているので、耐久性に優れる。
[9]上記[8]のものにおいて、バンド取付部26は裏打材50がある部位にある。
本開示によれば、裏打材50が内面に設けてある部位にバンド40も設けることで、生産工程として裏打材50と別の部位に設けるより工程を簡略化することができる。
[10]上記[9]のものにおいて、裏打材50およびバンド40は縫製により帽子本体10に設けられている。
本開示によれば、裏打材50とバンド40を一度の縫製工程で内面に縫製することができるので、生産工程を簡略化できるだけでなく、収納するために折り畳む必要がある帽子1の縫製の強度を上げることもできる。
[11]上記[1]または上記[2]のものにおいて、バンド40には模様またはロゴが施されている。
本開示によれば、バンド40により収納性を上げるだけではなく、意匠性もアップさせることができる。
[12]上記[11]のものにおいて、40バンドは裏打材50と一体である。
本開示によれば、裏打材50として用いる部材を、裏打材50として用いる部分からさらに延長させてバンド40とすることで、別体のものを縫製などで連結する場合と比較し、連結する工程を省いて生産コストを削減することができるとともに、もともとが1つの部材から構成されているのでバンド40としての強度をアップすることができる。
本開示の帽子1は、
[13]帽子1を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンド40と、折り畳んだ状態の帽子1を引っ掛けるための引掛部60と、が設けられている。
本開示によれば、帽子1を折り畳んだ状態において、引掛部60をカラビナやキーホルダーに掛けることで、コンパクトかつ便利に持ち運ぶことができる。
なお上述したのはあくまでも一実施形態であり、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
1 帽子
10 帽子本体
11 帽子片
15 端部
20 サイズ調整部
25 ベルト取付部
26 バンド取付部
30 ベルト
31 第一ベルト
32 第二ベルト
33 第一ベルトクリップ
34 第二ベルトクリップ
40 バンド
41 第一バンド
42 第二バンド
43 第一バンドクリップ
44 第二バンドクリップ
50 裏打材
60 引掛部

Claims (13)

  1. 端部を切り欠くことでサイズ調整部が形成された帽子本体と、
    前記サイズ調整部の幅を調整するために前記端部と前記サイズ調整部との交点であるベルト取付部に設けられたベルトと、
    を備えた帽子であって、
    前記サイズ調整部には前記帽子を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンドが設けられている、
    帽子。
  2. 前記バンドは前記端部から最も遠い部位であるバンド取付部において前記サイズ調整部に設けられている、
    請求項1に記載の帽子。
  3. 前記ベルトは第一ベルトと第二ベルトとに分割されており、
    前記第一ベルトと前記第二ベルトとはそれぞれの端末に設けられた第一ベルトクリップと第二ベルトクリップとにより連結および分割が可能である、
    請求項1または請求項2に記載の帽子。
  4. 前記バンドは第一バンドと第二バンドとに分割されており、
    前記第一バンドと前記第二バンドとはそれぞれの端末に設けられた第一バンドクリップと第二ベルトクリップとにより連結および分割が可能である、
    請求項1または請求項2に記載の帽子。
  5. 前記バンドは板状の部材を輪状にして構成されており、
    前記バンドの輪状の周方向の延べ寸法は前記バンド取付部から前記ベルト取付部までの距離の2倍以下である、
    請求項1または請求項2に記載の帽子。
  6. 前記バンドは板状の部材を輪状にして構成されており、
    前記バンドの輪状の周方向の延べ寸法は前記バンド取付部から前記ベルトまでの最短距離の2倍以上である、
    請求項1または請求項2に記載の帽子。
  7. 帽子本体は複数の帽子片を連結させて構成されている、
    請求項1または請求項2に記載の帽子。
  8. 前記複数の帽子片は裏打材で連結されている、
    請求項7に記載の帽子。
  9. 前記バンド取付部は前記裏打材がある部位にある、
    請求項8に記載の帽子。
  10. 前記裏打材および前記バンドは縫製により帽子本体に設けられている、
    請求項9に記載の帽子。
  11. 前記バンドには模様またはロゴが施されている、
    請求項1または請求項2に記載の帽子。
  12. 前記バンドは前記裏打材と一体である、
    請求項11に記載の帽子。
  13. 帽子を折り畳んだ状態で固定しておくためのバンドと、
    折り畳んだ状態の前記帽子を引っ掛けるための引掛部と、
    が設けられている帽子。
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