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JP3246372U - 指先あかぎれ用絆創膏 - Google Patents

指先あかぎれ用絆創膏 Download PDF

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JP3246372U
JP3246372U JP2024000437U JP2024000437U JP3246372U JP 3246372 U JP3246372 U JP 3246372U JP 2024000437 U JP2024000437 U JP 2024000437U JP 2024000437 U JP2024000437 U JP 2024000437U JP 3246372 U JP3246372 U JP 3246372U
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JP
Japan
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bandage
fingertips
chapped
sheet material
fingertip
Prior art date
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Active
Application number
JP2024000437U
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Inventor
遠藤浩克
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Abstract

【課題】指先が拘束されず作業がしやすく衛生的でもある指先あかぎれ用絆創膏を提供する。【解決手段】薄くて伸縮柔軟性があり指先にフィットするシート材11と、シート材11の一面に設けられた粘着剤層12とを有し、使用前の平面視での縦横の長さL1、L2がそれぞれ、3mm以上9mm以下であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、指先あかぎれ用絆創膏に関するものである。
従来、例えば特許文献1~4に見られるような技術が知られている。
<特許文献1>特開2005-095477号公報
特許文献1には、
「指先のあかぎれ、ひびわれ等の治療に好適に使用できる指先あかぎれ用絆創膏を提供する」ことを課題とし、
「粘着剤層を有し伸縮柔軟性のある材料で基材(6)を作る。この基材(6)で指先に貼着される中央部(7)と、この中央部(7)の両側に延び指の側面に貼着される固定部(8)が形成される。この中央部(7)は、指先に当てたとき指の爪先の指先端に貼着される幅の狭い指先端支承部(11)と、指の側面に沿って貼着され爪の両側面を引き寄せかつ覆うことができるよう上記指先端支承部(11)より幅広に形成された引寄部(12)で構成されている。上記構成により、あかぎれ、ひびわれ等の傷口を密着させ、早期に治療することができる」
指先あかぎれ用絆創膏が記載されている(同文献要約欄)。
しかし、この指先あかぎれ用絆創膏は、指先に貼着される中央部(7)の両側に延び指の側面に貼着される固定部(8)を有しているため、次のような難点がある。
例えば、美容師や調理師等のように、あかぎれができてもハサミや包丁等を持つ人にとっては、指の側面に貼着される固定部(8)が邪魔になる。
同文献「発明を実施するための最良の形態」では中央部(7)と固定部(8)を含めた全体の長さ(d)が60mm(同文献0015段落等)であるから、人によっては、固定部(8)が人差し指等の第一関節辺りまで撒いてしまうことになり、関節が曲がりにくくなり、作業しにくくなる。
また、水仕事をすると、固定部(8)から中に水を含んでしまい、外れる原因になるばかりでなく不衛生である。
<特許文献2>実開昭59-000115号公報
特許文献2には、指先用絆創膏が記載されている。
しかし、この指先用絆創膏は、鼓の中心を縦に割った切り口のような形であり(同文献実用新案登録請求の範囲)、第3図にも見られるように、人差し指等の第一関節辺りまで撒いてしまうものであるから、関節が曲がりにくくなり、作業しにくくなる。
また、水仕事をすると、中に水を含んでしまい、外れる原因になるばかりでなく不衛生である。
<特許文献3>特開平09-122173号公報
特許文献3には、
「指先傷絆キャップは指先の切り傷、あかぎれ、ささくれなど指先のトラブルの治療、保護のために指先にしっかり巻き付くように貼ることができることを目的とし」、
「「図1」のように伸縮自在拌創膏(A)の中央に消毒用ガーゼ(C)を貼付し、その四角より外に向かって切り込み線(B)を入れる」
指先傷絆キャップが記載されている(同文献要約欄)。
しかし、このは指先傷絆キャップは「「図1」のように伸縮自在絆創膏(A)の中央に消毒ガーゼ(C)を貼付し、その四角より放射線に外へ向かって切り込み線(C)を入れ,「図2」のように指先(5)を消毒ガーゼ(C)の上に乗せ、(1)と(2)を指先の左右に折りまげ貼る。その上に(3)を乗せ、巻き付けながら貼り、最後に(4)を(3)の絆創膏の上に指になじませて貼る」(同文献0006段落)ものであり、
「「図1」のようにほぼ同じ正方形に近い長方形状の伸縮自在絆創膏(A)中に消毒ガーゼ(C)を貼付し、その四方角あたりより外に向かって放射状に切り込み線(B)を入れることにより、指先をしっかり巻ながら包み込むことができる」(同文献0007段落)ものであるから、やはり指先が拘束されて作業しにくくなり、また、水仕事をすると、中に水を含んでしまい、外れる原因になるばかりでなく不衛生である。
<特許文献4>特開2022-151555号公報
特許文献4には、
「爪先のあかぎれの傷口を開かないように抑え、指先をいつもと同じように自分の指紋を使って、仕事、スポーツをできるようにして、長時間剥がれないようにしたテープを提供する」ことを課題とし、
「爪先に固定するための三角形状の爪先に固定する部分2と指側面を覆うための横巻テープ3、4を有し、さらにテープが剥がれにくくするために指を一周して固定するための半月形状部分5、横巻テープと縦巻きテープが繋がっている部分6、縦巻きテープ7を有する爪先のあかぎれ用剥離紙付きテープ」
が記載されている(同文献要約欄)。
しかし、このあかぎれ用剥離紙付きテープは、指側面を覆うための横巻テープ3、4を有し、さらにテープが剥がれにくくするために指を一周して固定するための半月形状部分5、横巻テープと縦巻きテープが繋がっている部分6、縦巻きテープ7を有しているので、やはり指先が拘束されて作業しにくくなり、また、水仕事をすると、中に水を含んでしまい、外れる原因になるばかりでなく不衛生である。
特開2005-095477号公報 実開昭59-000115号公報 特開平09-122173号公報 特開2022-151555号公報
本考案が解決しようとする課題は、指先が拘束されず作業がしやすく衛生的でもある指先あかぎれ用絆創膏を提供することである。
上記課題を解決するために本考案の指先あかぎれ用絆創膏は、
粘着剤層を利用して、指先のあかぎれ部分に貼り付けるための指先あかぎれ用絆創膏であって、
薄くて伸縮柔軟性があり指先にフィットするシート材と、
このシート材の一面に設けられた粘着剤層とを有し、
使用前の平面視での縦横の長さがそれぞれ、3mm以上9mm以下であることを特徴とする。
上記の構成となっているので、この指先あかぎれ用絆創膏は、粘着剤層を利用して、指先のあかぎれ部分に貼り付ける。
この絆創膏は使用前の平面視での縦横の長さが3mm以上9mm以下であるから、この絆創膏によって指が拘束されるということはなく、したがって作業がしにくくなるということがない。また、使用前の平面視での縦横の長さが3mm以上9mm以下であるから、中に水を含みにくく、外れにくいばかりでなく衛生的である。
以上のように、この考案の指先あかぎれ用絆創膏によれば、指先が拘束されず作業がしやすく衛生的でもあるという効果が得られる。
本考案に係る指先あかぎれ用絆創膏の実施の形態の使用例を示す図。 (a)は同実施の形態を示す平面図、(b)は図(a)におけるb-b断面図、(c)は販売形態の一例を示す平面図、(d)は同じく正面図。
以下、本考案に係る指先あかぎれ用絆創膏の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
図1,図2に示すように、この実施の形態の指先あかぎれ用絆創膏10は、
薄くて伸縮柔軟性があり指先Fにフィットするシート材11と、
このシート材11の一面に設けられた粘着剤層12とを有し、
図2に示すように使用前の平面視での縦横の長さL1,L2がそれぞれ、3mm以上9mm以下となっていることを特徴としている。図示のものは好適な例としてL1=L2=5mmのものを例示している。
なお、13は剥離紙または剥離用シートである。
上記の構成となっているので、この指先あかぎれ用絆創膏10は、粘着剤層12を利用して、図1に示すように指先Fのあかぎれ部分F1に貼り付ける。
この絆創膏10は使用前の平面視での縦横の長さが3mm以上9mm以下であるから、この絆創膏10によって指(F)が拘束されるということはなく、したがって作業がしにくくなるということがない。また、使用前の平面視での縦横の長さL1,L2がそれぞれ3mm以上9mm以下であるから、中に水を含みにくく、外れにくいばかりでなく衛生的である。
以上のように、この指先あかぎれ用絆創膏10によれば、指先Fが拘束されず作業がしやすく衛生的でもあるという効果が得られる。
シート材11は、薄くて伸縮柔軟性があり指先にフィットする公知のシート材を採用し得る。例えば、軟質ポリ塩化ビニルフィルム、エチレン-酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリウレタンフィルム等の高分子フィルム、布、ナイロン不織布、ポリエステル不織布、ポリウレタン不織布等の不織布を使用することができる。
シート材11の厚さは、爪の生え際にフィットして貼り付けることができる厚さであれば適宜の厚さを採用し得る。例えば、20~200μm程度とする。
シート材11は、透明、半透明、不透明のいずれでもかまわない。色も任意の色とすることができる。図1のシート材11は透明な場合を図示している。
粘着剤層12も公知の適宜の粘着剤、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の一般的な皮膚貼付用の粘着剤で構成することができる。粘着剤層12の厚さは適宜の厚さを採用することができる。例えば、10~200μm、好ましくは約20~100μmとする。
剥離紙(剥離シート)としては、シリコーン離型処理した上質紙、グラシン紙等の紙基材やポリエステルフィルム等を用いることができる。
実際に販売する形態としては、例えば図2(c)(d)に示すように、1枚の剥離紙13に対して複数枚の粘着剤層12付きシート材11を貼り付けた形態を採用することができる。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、上記実施の形態では、シート材11(絆創膏10)の平面形状は、角丸の四角形としたが、使用前の平面視での縦横の長さがそれぞれ3mm以上9mm以下の範囲内であれば、適宜の形状、例えば、角丸でない四角形としても良いし、円形、楕円形、三角形としても良い。
10: 指先あかぎれ用絆創膏
11: シート材
12: 粘着剤層

Claims (1)

  1. 粘着剤層(12)を利用して、指先(F)のあかぎれ部分(F1)に貼り付けるための指先あかぎれ用絆創膏であって、
    薄くて伸縮柔軟性があり指先(F)にフィットするシート材(11)と、
    このシート材(11)の一面に設けられた粘着剤層(12)とを有し、
    使用前の平面視での縦横の長さ(L1,L2)がそれぞれ、3mm以上9mm以下であることを特徴とする指先あかぎれ用絆創膏。
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