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JP3151505U - テーピング用テープ - Google Patents

テーピング用テープ Download PDF

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JP3151505U
JP3151505U JP2009002365U JP2009002365U JP3151505U JP 3151505 U JP3151505 U JP 3151505U JP 2009002365 U JP2009002365 U JP 2009002365U JP 2009002365 U JP2009002365 U JP 2009002365U JP 3151505 U JP3151505 U JP 3151505U
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敏郎 一井
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Abstract

【課題】 身体の患部等にフィットする状態で簡単且つ容易に貼れて作業性や取扱性、防水性に優れていると共に、テーピングをしてもストレスを感じず、目立ち難いようにする。【解決手段】 全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する薄いテープ基材2aの裏面に粘着剤層2bを形成したテープ本体2と、テープ本体2の粘着剤層2bに剥離自在に重ね貼りした剥離紙3と、テープ本体2の表面に剥離自在に重ね貼りされてテープ基材2aよりも剛性の高い保形用カバー体4とから成り、剥離紙3を剥がしたテープ本体2を身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に貼り付けた後、テープ本体2から保形用カバー体4を引き剥がすようにしたテーピング用テープ1であって、前記テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4に、身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する抜き穴5を形成する。【選択図】 図1

Description

本考案は、身体の患部(例えば、腕、肘、手首、指、背中、肩、首、腰、足首、土踏まず、膝、太もも、ふくらはぎ等の痛い部分や損傷している部分、凝っている部分)に貼り付けたり、或いは身体の障害が発生し易い部分や筋肉の弱い部分に貼り付け、身体の患部の保護や怪我の予防、怪我の再発防止等に使用するテーピング用テープに係り、特に、身体の患部を保護しようとする筋肉の働きをサポートして身体の患部の保護や怪我の予防等を行うと共に、専門の知識がなくても一人で簡単且つ容易にテーピングを行え、又、貼ったままの状態で水の中に入ったり、入浴したりすることができ、更に、テーピングをしてもストレスを感じず、然も、目立ち難いテーピング用テープに関するものである。
一般に、スポーツによる捻挫や打撲、突き指、筋肉痛、筋損傷(肉離れ)、関節痛、怪我の予防、怪我の再発防止には、テーピングが行われて来た。
即ち、テーピングは、長尺状のテープを身体の患部や障害が発生し易い部分に貼り付けたり、巻き付けたりして筋肉や関節を補強・強化し、これによって患部の保護や怪我の予防、怪我の再発防止を行うようにしたものである。このようなテーピングのテープには、片面に粘着剤層を形成した長尺状の非伸縮性のテープや伸縮性のテープが使用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかし、長尺状のテープを用いたテーピングは、長尺状のテープを身体の患部や障害の発生し易い部分等に貼り付けたり、巻き付けたりしているため、テーピングの仕方によっては、血行障害を起こしたり、関節の屈伸に伴う筋肉の動きがテープによって必要以上に阻害されたりすることがあり、治療効果や機能補助効果を損ないかねないと云う問題があった。
又、テーピングは、テーピングの順序或いは方向を正確に行わなければ効果がなく、専門の知識や高い技術を持ったトレーナー等でなければ適切なテーピングを行うことができないうえ、テーピングに時間が掛かると云う問題があった。
そこで、本件考案者は、これらの問題を解決する新しいテーピング用シートを開発し、これを実用新案登録出願した(特許文献3参照)。
即ち、前記テーピング用シートは、図示していないが、全ての方向に伸縮性のある円形又は矩形状のシート状の基布の裏面に粘着剤層を形成した粘着シートと、粘着シートの粘着剤層に剥離自在に重ね貼りした剥離紙とから成り、粘着シートの中心部に身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する円形の抜き穴を形成したものである。
而して、前記テーピング用シートは、剥離紙を剥がした粘着シートをその抜き穴が身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致するように身体に沿って貼り付けると、全ての方向に伸縮性のある粘着シートが筋肉のトラブルを起こした部分を保護しようとする筋肉の働き(筋肉がトラブルを起こしたとき、その部分を保護するために周辺組織が収縮する働き)をサポートし、痛みの軽減や治癒のスピードアップを図れると共に、怪我の予防や怪我の再発防止を行うことになり、優れたテーピング効果が得られる。
又、このテーピング用テープは、使用時に於いては剥離紙を剥がした粘着シートを身体の患部や障害の発生し易い部分等に貼るだけで良いので、専門の知識や高い技術がなくても、一人で簡単且つ容易にテーピングを行えると云う利点がある。
しかし、上述したテーピング用シートに於いても、未だ解決すべき問題点が残されている。
即ち、従来のテーピング用シートは、粘着シートのシート状の基布が伸縮性及び柔軟性のある織物や不織布、ニット等から形成されているため、剥離紙を剥がした粘着シートを身体の患部等に貼るときに、粘着シートが型崩れを起こしたり、捩じれたりすることがあった。そのため、粘着シートを身体の患部等にフィットする状態で貼り付けるのが難しく、作業性や取扱性に劣ると云う問題があった。最悪の場合、粘着シートがカールして粘着剤層同士がくっ付いたりすることがあり、粘着シートを身体へ貼り付けられないと云うこともあった。特に、粘着シートが大きくなればなる程、前記問題がより一層顕著に現われることになる。
又、従来のテーピング用シートは、粘着シートのシート状の基布が織物や不織布、ニット等から形成されているため、水泳など水中での使用ができないうえ、身体の患部等に貼り付けたときに極めて目立ってしまうと云う問題があった。
更に、従来のテーピング用シートは、粘着シートの粘着剤層に二枚の剥離紙を一部分が重なるようにして貼り付け、二枚の剥離紙の重なる部分を開くことによって、二枚の剥離紙を粘着シートから簡単に剥がせるように工夫されているが、二枚の剥離紙をその一部分が重なるようにして粘着シートの粘着剤層に貼り付けなければならず、粘着シートへの剥離紙の貼り付けに手数がかかり、工程数が増えてコストアップの原因になると云う問題があった。
特開平10−277083号公報 登録実用新案第3086630号公報 登録実用新案第3129871号公報
本考案は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、身体の患部等にフィットする状態で簡単且つ容易に貼れて作業性や取扱性に優れ、又、防水性に優れて貼ったままの状態で水泳競技や入浴などを行え、更に、テーピングをしてもストレスを感じず、然も、目立ち難いテーピング用テープを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の請求項1の考案は、全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する薄いテープ基材の裏面に粘着剤層を形成したテープ本体と、テープ本体の粘着剤層に剥離自在に重ね貼りした剥離紙と、テープ本体の表面に剥離自在に重ね貼りされてテープ基材よりも剛性の高い保形用カバー体とから成り、剥離紙を剥がしたテープ本体を身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に貼り付けた後、テープ本体から保形用カバー体を引き剥がすようにしたテーピング用テープであって、前記テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体に、身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する抜き穴を形成したことに特徴がある。
本考案の請求項2の考案は、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体の外形形状を多角形又は円形若しくは楕円形に形成し、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体の中心部に同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴を形成したことに特徴がある。
本考案の請求項3の考案は、剥離紙及び保形用カバー体に、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体から引き剥がすための切り込みを入れたことに特徴がある。
本考案の請求項4の考案は、剥離紙をテープ本体及び保形用カバー体の大きさよりも大きめに形成し、剥離紙の外周縁部の全部又は剥離紙の外周縁部の一部をテープ本体及び保形用カバー体の外周縁部から外方へ突出させたことに特徴がある。
本考案の請求項5の考案は、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体を長尺状に形成すると共に、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体の幅方向中心部に長手方向に沿って同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴を一定間隔ごとに形成し、長尺状のテープ本体、剥離紙及び保形用カバー体をロール状に巻き取ったことに特徴がある。
本考案の請求項6の考案は、剥離紙及び保形用カバー体に、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体から引き剥がすための切り込みを剥離紙及び保形用カバー体の長手方向に沿って入れたことに特徴がある。
本考案の請求項7の考案は、剥離紙の表面に目盛り線を描いたことに特徴がある。
本考案の請求項8の考案は、テープ本体のテープ基材が、全ての方向に伸縮性がある透明又は半透明の薄い柔軟なプラスチックフィルムから成り、又、保形用カバー体が、テープ基材よりも剛性の高い透明又は半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートから成ることに特徴がある。
本考案の請求項9の考案は、テープ基材を形成するプラスチックフィルムを、厚さが25μmの透明又は半透明のポリエチレンフィルム又はポリウレタンフィルムとしたことに特徴がある。
本考案の請求項1に係るテーピング用テープは、伸縮性及び柔軟性を有する薄いテープ基材の裏面に粘着剤層を形成したテープ本体と、テープ本体の粘着剤層に剥離自在に重ね貼りした剥離紙と、テープ本体の表面に剥離自在に重ね貼りされてテープ基材よりも剛性の高い保形用カバー体とから成り、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体に、身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する抜き穴を形成する構成としているため、剥離紙を剥がしたテープ本体をその抜き穴が身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致するように身体に沿って貼り付けた後、保形用カバー体をテープ本体から引き剥がすと、身体の患部等に残った伸縮性を有するテープ本体により身体の患部等に向かって周りの筋肉や組織を収縮させる作用が働くことになり、伸縮性を有するテープ本体がトラブルを起こした部分を保護しようとする筋肉の働き(筋肉がトラブルを起こしたとき、その部分を保護するために周辺組織が収縮する働き)をサポートし、痛みの軽減や治癒のスピードアップを図ると共に、怪我の予防や怪我の再発防止を行うことになり、極めて優れたテーピング効果が得られる。
特に、伸縮性及び柔軟性のある薄いテープ本体を筋肉や関節等を伸展させた状態で貼り付けると、筋肉や関節等を元の状態に戻したときに、テープ本体に小さな細かい皺ができる。このテープ本体の小さな細かい皺によりテープ本体が皮膚をつかむ状態になり、一種のマッサージ効果が生まれ、又、伸縮性のあるテープ本体を貼っている部分の皮膚や筋肉が動いたときに、テープ本体に抜き穴が形成されていることによって、テープ本体が不均等な伸びや縮みを起こし、一種のマッサージ効果が生まれ、自然回復力が高められることになる。
又、本考案の請求項1に係るテーピング用テープは、使用時に於いては剥離紙を剥がしたテープ本体を身体の患部等に貼り付けた後、テープ本体から保形用カバー体を引き剥がすだけで良く、専門の知識や高い技術がなくても、一人で簡単且つ容易にテーピングを行えると共に、テーピングに時間がかかることもない。
更に、本考案の請求項1に係るテーピング用テープは、テープ本体の表面にテープ基材よりも剛性の高い保形用カバー体を剥離自在に貼り付けているため、剥離紙を剥がしてテープ本体を身体の患部等に貼り付けるときでも、テープ本体が保形用カバー体によりその形状が保たれているので、テープ本体が型崩れを起こしたり、捩じれたりすると云うことがなく、テープ本体を身体の患部等に確実且つ良好にフィットする状態で貼り付けることができ、作業性や取扱性に極めて優れたものとなる。
本考案の請求項2乃至請求項9に係るテーピング用テープは、上記効果に加えて更に次のような優れた効果を奏することができる。
即ち、本考案の請求項2に係るテーピング用テープは、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体の外形形状を多角形又は円形若しくは楕円形に形成し、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体の中心部に同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴を形成した定尺品となっているため、使用時に於いてはテープ本体を身体の患部等に一枚貼るだけで良く、テーピングを低コストで行えると共に、テーピングをしても違和感がなくてストレスを感じることがなく、運動時に於いてもパフォーマンスの低下を来たすことがない。
本考案の請求項3に係るテーピン用テープは、テープ本体の両面に重ね貼りした剥離紙及び保形用カバー体に、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体から引き剥がすための切り込みを入れているため、剥離紙をテープ本体から引き剥がす際に、剥離紙をその切り込み箇所から簡単且つ容易に引き剥がすことができ、又、身体の患部等に貼り付けたテープ本体から保形用カバー体を引き剥がす際に、保形用カバー体をその切り込み箇所から簡単且つ容易に引き剥がすことができる。
特に、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体から引き剥がす際に、剥離紙及び保形用カバー体を曲げると、剥離紙及び保形用カバー体の切り込み箇所がテープ本体から浮き上がるので、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体からより一層簡単且つ容易に引き剥がすことができる。
本考案の請求項4に係るテーピング用テープは、剥離紙をテープ本体及び保形用カバー体の大きさよりも大きめに形成し、剥離紙の外周縁部の全部又は剥離紙の外周縁部の一部をテープ本体及び保形用カバー体の外周縁部から外方へ突出させているため、剥離紙をテープ本体から引き剥がす際に、剥離紙の外周縁部を摘めば、剥離紙をテープ本体から簡単且つ容易に引き剥がすことができ、至極便利である。
本考案の請求項5に係るテーピング用テープは、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体を長尺状に形成すると共に、テープ本体、剥離紙及び保形用カバー体の幅方向中心部に長手方向に沿って同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴を一定間隔ごとに形成し、長尺状のテープ本体、剥離紙及び保形用カバー体をロール状に巻き取っているため、使用時に於いては身体の患部等の大きさに対して所望の大きさに切断して使用できるので、無駄がなくて経済的であるうえ、定尺品のようにサイズの異なるものを数種類取り揃えておく必要もない。
本考案の請求項6に係るテーピング用テープは、テープ本体の両面に重ね貼りした剥離紙及び保形用カバー体に、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体から引き剥がすための切り込みを剥離紙及び保形用カバー体の長手方向に沿って入れているため、テーピング用テープをどの位置で切断しても、剥離紙及び保形用カバー体に切り込みがあり、剥離紙及び保形用カバー体の引き剥がし作業に支障を来たすこともなく、剥離紙及び保形用カバー体をテープ本体から簡単且つ容易に引き剥がすことができる。
本考案の請求項7に係るテーピング用テープは、長尺状の剥離紙の表面に目盛り線を描いているため、テーピング用テープの切断時には目盛り線を目安にすれば、テーピング用テープを所望の大きさに切断することができ、至極便利である。
本考案の請求項8に係るテーピング用テープは、テープ本体のテープ基材が、透明又は半透明の薄い柔軟なプラスチックフィルムから成り、又、保形用カバー体が、透明又は半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートから成るため、テープ本体を身体の患部等に貼り付けるときに透明又は半透明のテープ本体及び保形用カバー体を通して身体の患部等を見ることができるので、テープ本体を所望の位置に正確に貼り付けることができるうえ、テープ本体を貼り付けた後でもテープ本体が目立ち難くなる。
又、本考案の請求項8に係るテーピング用テープは、テープ本体のテープ基材が全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する極めて薄いプラスチックフィルムにより形成されているため、肘、膝、指等の曲げる動作が多い部分の筋肉トラブルも万全にサポートすることができる。
更に、本考案の請求項8に係るテーピング用テープは、テープ本体のテープ基材にプラスチックフィルムを使用しているため、テープ本体が水を弾くことになり、防水性に極めて優れたものとなる。その結果、風呂などでも身体の患部等に貼ったたままの状態で入浴できるうえ、水泳競技などにも利用することができる。
本考案の請求項9に係るテーピング用テープは、テープ本体のテープ基材を厚さが25μmの透明又は半透明のポリエチレンフィルム又はポリウレタンフィルムとしているため、テープ本体を身体の患部等に貼り付けたときに、テープ本体がより一層目立ち難くなるうえ、身体に確実且つ良好にフィットすることになる。
本考案の第1の実施形態に係るテーピング用テープの分解斜視図である。 図1に示すテーピング用テープの正面図である。 図1に示すテーピング用テープの背面図である。 図2のA−A線拡大断面図である。 図2のB−B線一部省略拡大断面図である。 テーピング用テープの使用状態を示す説明図である。 本考案の第2の実施形態に係るテーピング用テープの斜視図である。 図7のC−C線拡大断面図である。 本考案の第3の実施形態に係るテーピング用テープの斜視図である。 図9のD−D線拡大断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図5は本考案の第1の実施形態に係るテーピング用テープ1を示し、当該テーピング用テープ1は、全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する薄いテープ基材2aの裏面に粘着剤層2bを形成した長方形状のテープ本体2と、テープ本体2の粘着剤層2bに剥離自在に重ね貼りした長方形状の剥離紙3と、テープ本体2の表面に圧着状態で剥離自在に重ね貼りされてテープ基材2aよりも剛性の高い長方形状の保形用カバー体4とから成り、テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4の中心部に、身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴5を形成したものであり、剥離紙3を剥がしたテープ本体2をその抜き穴5が身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致するように身体に沿って貼り付けた後、テープ本体2から保形用カバー体4を引き剥がし、身体に貼り付けたテープ本体2の伸縮性によって、トラブルを起こした部分を保護しようとする筋肉の働きをサポートし、身体の患部や障害の発生し易い部分の保護、怪我の予防、怪我の再発防止を行うようにしたものである。
即ち、前記テープ本体2は、全ての方向(縦方向、横方向及び斜め方向)に伸縮性のある柔軟性に優れた透明又は半透明のプラスチックフィルムから成る長方形状のテープ基材2aの裏面全域に粘着剤層2bを形成することにより構成されており、その中心部には、身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する円形の抜き穴5が形成されている。
具体的には、テープ基材2aは、厚さが25μmの無着色の透明又は半透明の薄い柔軟なポリエチレンフィルムから成り、角部に丸み(アール)を付けた長方形状に形成されている。この例では、テープ基材2aの長さは、100mmに、テープ基材2bの幅は、75mmに設定されている。
又、テープ基材2aの中心部には、円形の抜き穴5が形成されている。この抜き穴5の直径は、テープ基材2aの幅の約1/3程度になるように設定されている。この例では、抜き穴5の直径は、25mmに設定されている。
更に、粘着剤層2bを形成する粘着剤としては、皮膚に対して良く付着し、剥がした後に粘着剤が肌に残らず、然も、かぶれを生じさせないようなアクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ゴム系粘着剤その他の適宜の粘着剤が使用されている。
前記剥離紙3は、テープ本体2の粘着剤層2bに対して表面剥離性を有する長方形状の紙又はプラスチックフィルム若しくはプラスチックシートから成り、その中心部には、テープ本体2の抜き穴5に合致する円形の抜き穴5が形成されている。
具体的には、剥離紙3は、シリコーン処理された紙やシリコーン処理されたポリエチレンをラミネートとした紙から成り、テープ本体2及び保形用カバー体4の大きさよりも大きめの長方形状に形成されている。この例では、剥離紙3の長さは、125mmに、剥離紙3の幅は、80mmに設定されている。
従って、剥離紙3は、テープ本体2の粘着剤層2bに重ね貼りしたときに、その外周縁部の全部がテープ本体2及び保形用カバー体4の外周縁部から外方へ突出することになる。
又、剥離紙3の中心部には、テープ本体2の抜き穴5に合致する直径が25mmの円形の抜き穴5が形成されている。
更に、剥離紙3には、剥離紙3をテープ本体2から引き剥がすための直線状の切り込み3aが入れられている。この切り込み3aは、剥離紙3の対角線上に一本入れられている。
前記保形用カバー体4は、テープ基材2aよりも剛性の高い透明又は半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートから成り、その中心部には、テープ本体2の抜き穴5に合致する円形の抜き穴5が形成されている。
この保形用カバー体4は、剥離紙3を剥がしたテープ本体2を身体の患部等に貼り付けるときに、柔軟性を有するテープ本体2が型崩れを起こしたり、捩じれたりしないようにテープ本体2の形を保つために設けられるものであり、テープ本体2の表面に圧着状態で剥離自在に貼り付けられている。
具体的には、保形用カバー体4は、厚さがテープ基材2aの厚さよりも厚くて比較的剛性のあるポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリオレフィン等の無着色の透明又は半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートから成り、テープ本体2と同じ大きさ及び同じ形状の角部に丸み(アール)を付けた長方形状(長さ100mm、幅75mmの長方形状)に形成されている。
又、保形用カバー体4の中心部には、テープ本体2及び剥離紙3の抜き穴5に合致する直径が25mmの円形の抜き穴5が形成されている。
更に、保形用カバー体4には、保形用カバー体4をテープ本体2から引き剥がすための直線状の切り込み4aが入れられている。この切り込み4aは、保形用カバー体4の抜き穴5から保形用カバー体4の一方の長辺へ向かって一本入れられている。
次に、上述したテーピング用テープ1を用いて身体の患部や障害が発生し易い部分、筋肉の弱い部分等をテーピングする場合について説明する。
先ず、テーピングを行う身体の患部(例えば、腕、肘、手首、指、背中、肩、首、腰、足首、土踏まず、膝、太もも、ふくらはぎ等の痛い部分や損傷している部分、凝っている部分)、身体の障害が発生し易い部分、筋肉の弱い部分の汗や汚れ等を奇麗に拭き取る。
次に、テーピング用テープ1の剥離紙3をテープ本体2から引き剥がす。
このとき、剥離紙3の対角線上に切り込み3aを入れているので、剥離紙3をその切り込み3a箇所から簡単且つ容易に引き剥がすことができる。
特に、剥離紙3の切り込み3aのある部分を曲げると、剥離紙3体の切り込み3a箇所がテープ本体2から浮き上り、剥離紙3をテープ本体2からより一層引き剥がし易くなる。又、剥離紙3は、その外周縁部の全部がテープ本体2及び保形用カバー体4の外周縁部から外方へ突出しているので、剥離紙3の外周縁部を摘んでテープ本体2から引き剥がすこともできる。
その後、テープ本体2をその抜き穴5が身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致するように身体に沿って貼り付ける。
このとき、テープ本体2を筋肉や関節等を伸展させた状態で貼り付ける。例えば、テープ本体2を首や肩に貼る場合には、頭をテープ本体2を貼る箇所の反対側に傾けた状態で貼り、肩甲骨や背筋に貼る場合には、背中を丸めた状態で貼り、肘や指、膝の関節に貼る場合には、関節を曲げた状態で貼り、腕に貼る場合には、筋肉を伸展させた状態で貼り、手首に貼る場合には、手首を逆の方向に曲げて貼る箇所を伸ばした状態で貼り、腰に貼る場合には、上体を曲げた状態で貼り、太ももに貼る場合には、貼る箇所の筋肉を伸展させた状態で貼り、ふくらはぎに貼る場合には、足首をまげてふくらはぎを反らせた状態で貼り、足首に貼る場合には、逆の方向にまげて貼る箇所を伸ばした状態で貼り、土踏まずに貼る場合には、足首を90°に曲げて足の裏を伸ばした状態で貼る。
尚、テープ本体2を身体の患部等に貼り付けるときには、柔軟性のあるテープ本体2が保形用カバー体4によりその形状が保たれているので、テープ本体2が型崩れを起こしたり、捩じれたりすると云うことがなく、テープ本体2を身体の患部等に確実且つ良好にフィットする状態で貼り付けることができ、作業性や取扱性に極めて優れている。
又、テープ本体2及び保形用カバー体4が透明又は半透明に形成されているので、テープ本体2を身体の患部等に貼り付けるときに、テープ本体2及び保形用カバー体4を通して身体の患部等を見ることができ、テープ本体2を所望の位置に正確に貼り付けることができる。
そして、テープ本体2を保形用カバー体4と一緒に身体の患部等に貼り付けたら、保形用カバー体4をテープ本体2から引き剥がす。
このとき、保形用カバー体4に切り込み4aを入れているので、保形用カバー体4をその切り込み4a箇所から簡単且つ容易に引き剥がすことができる。
保形用カバー体4をテープ本体2から引き剥がすと、図6に示すように抜き穴5を形成したテープ本体2のみが身体の患部等の皮膚に残ることになる。
その結果、伸縮性のあるテープ本体2により身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に向かって周りの筋肉や組織を収縮させる作用が働くことになり、伸縮性のあるテープ本体2がトラブルを起こした部分を保護しようとする筋肉の働き(筋肉がトラブルを起こしたとき、その部分を保護するために周辺組織が収縮する働き)をサポートし、痛みの軽減や治癒のスピードアップを図れると共に、怪我の予防や怪我の再発防止を行うことになり、優れたテーピング効果が得られる。
特に、伸縮性及び柔軟性のある極めて薄いテープ本体2を筋肉や関節等を伸展させた状態で貼り付けているので、筋肉や関節等を元の状態に戻したときに、テープ本体2に小さな細かい皺ができる。このテープ本体2の小さな細かい皺によりテープ本体2が皮膚をつかむ状態になり、一種のマッサージ効果が生まれ、又、伸縮性のあるテープ本体2を貼っている部分の皮膚や筋肉が動いたときに、テープ本体2に抜き穴5が形成されていることによって、テープ本体2が不均等な伸びや縮みを起こし、一種のマッサージ効果が生まれる。そのため、伸縮性のあるテープ本体2が皮膚や筋肉を刺激して血液やリンパ液の循環が良くなり、痛みの軽減や治癒のスピードアップに役立つ。
又、テープ本体2が全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する極めて薄いプラスチックフィルムにより形成されているため、肘、膝、指等の曲げる動作が多い部分の筋肉トラブルも万全にサポートすることができる。
更に、テープ本体2が水を弾くプラスチックフィルムにより形成されているため、テープ本体2を貼ったままの状態で水の中に入ったり、入浴したりすることができる。
加えて、テープ本体2は、その厚さが25μmの透明又は半透明のプラスチックフィルムから形成されているため、身体の患部等に貼り付けたときにより一層目立ち難くなるうえ、身体に確実且つ良好にフィットすることになる。
図7及び図8は本考案の第2の実施形態に係るテーピング用テープ1を示し、当該テーピング用テープ1は、全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する長尺状のテープ基材2aの裏面に粘着剤層2bを形成した長尺状のテープ本体2と、テープ本体2の粘着剤層2bに剥離自在に重ね貼りした長尺状の剥離紙3と、テープ本体2の表面に圧着状態で剥離自在に重ね貼りされてテープ基材2aよりも剛性の高い長尺状の保形用カバー体4とから成り、テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4の幅方向中心部に長手方向に沿って円形の抜き穴5を一定間隔ごとに形成し、又、剥離紙3及び保形用カバー体4に、剥離紙3及び保形用カバー体4をテープ本体2から引き剥がすための切り込み3a,4aを剥離紙3及び保形用カバー体4の長手方向に沿ってそれぞれ入れ、長尺状のテープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4をロール状に巻き取ったものである。
このとき、長尺状のテープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4を、保形用カバー体4が外側を向くようにしてロール状に巻き取っても良く、又、剥離紙3が外側を向くようにしてロール状に巻き取っても良い。
又、テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4に形成した抜き穴5の直径は、テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4の幅の約1/3程度になるように設定されている。
更に、剥離紙3に形成した切り込み3a及び保形用カバー体4に形成した切り込み4aは、剥離紙3及び保形用カバー体4の一方の側縁から全幅に対して約1/3の位置に入れられており、何れも抜き穴5に掛からないようになっている。この剥離紙3の切り込み3aの位置と保形用カバー体4の切り込み4aの位置は、テーピング用テープ1の裏表に於いて重ならないような位置になっている。
尚、このテーピング用テープ1に於いて、テープ基材2a、剥離紙3及び保形用カバー体4の材質及び厚み、粘着剤層2bを形成する粘着剤の種類等は、第1の実施形態に係るテーピング用テープ1と同じである。
又、テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4の幅は、50mmに、テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4に形成した抜き穴5の直径は、15mmに、各抜き穴5の間隔は、約70mmに、切り込み3a,4aの形成位置は、剥離紙3及び保形用カバー体4の一方の側縁から15mmの位置にそれぞれ設定されている。
而して、上述したロール状に巻き取った長尺状のテーピング用テープ1を用いて身体の患部や障害が発生し易い部分等をテーピングする場合には、先ず、テーピングを行う身体の患部等の大きさに応じてテーピング用テープ1の先端部をハサミやカッターナイフ等で所望の大きさに切断し、次に、テーピングを行う身体の患部等の汗や汚れ等を奇麗に拭き取り、引き続き、テーピング用テープ1の剥離紙3を切り込み3a箇所から引き剥がし、その後、テープ本体2を筋肉や関節等を伸展させた状態でその抜き穴5が身体の患部等に合致するように身体に沿って貼り付け、最後に、保形用カバー体4をテープ本体2から引き剥がす。そうすると、抜き穴5を形成したテープ本体2のみが身体の患部等の皮膚に残ることになる。
このテーピング用テープ1は、上述した第1の実施形態に係るテーピング用テープ1と同様の効果を奏することができる。然も、このテーピング用テープ1は、長尺状のテープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4をロール状に巻き取っているので、使用時に於いては使用者が自由に必要な長さだけカットして使用することができ、無駄がなくて経済的であるうえ、定尺品のようにサイズの異なるものを数種類取り揃えておく必要もない。又、このテーピング用テープ1は、剥離紙3及び保形用カバー体4に、その長手方向に沿って切り込み3a,4aを入れているため、テーピング用テープ1をどの位置で切断しても、剥離紙3及び保形用カバー体4に切り込み3a,4aがあり、剥離紙3及び保形用カバー体4の引き剥がし作業に支障を来たすこともなく、剥離紙3及び保形用カバー体4をテープ本体2から簡単且つ容易に引き剥がすことができる。
図9及び図10は本考案の第3の実施形態に係るテーピング用テープ1を示し、当該テーピング用テープ1は、剥離紙3の表面に縦の間隔が10mm、横の間隔が10mmの格子状の目盛り線6を描いたものであり、その他の構成(テープ本体2、剥離紙3及び保形用カバー体4の形状、材質及び厚み、粘着剤層2bを形成する粘着剤の種類、抜き穴5の位置、形状及び大きさ、剥離紙3及び保形用カバー体4の切り込み3a,4aの位置及び向き等)は、第2の実施形態に係るテーピング用テープ1と同じである。
このテーピング用テープ1も、上述した第2の実施形態に係るテーピング用テープ1と同様の効果を奏することができる。然も、このテーピング用テープ1は、長尺状の剥離紙3の表面に、格子状の目盛り線6を描いているため、切断時には目盛り線6を目安にすれば、テーピング用テープ1を所望の大きさに切断することができ、至極便利である。
尚、図1乃至図4に示すテーピング用テープ1に於いては、外形形状を長方形状に形成したが、他の実施形態に於いては、テーピング用テープ1の外形形状を長方形以外の三角形や正方形、五角形、六角形、八角形等の多角形に形成しても良く、又、テーピング用テープ1の外形形状を円形又は楕円形に形成しても良い。
図1乃至図4に示すテーピング用テープ1に於いては、抜き穴5の形状を円形に形成したが、他の実施形態に於いては、抜き穴5の形状を三角形や四角形、六角形、八角形等の多角形に形成しても良く、又、抜き穴5の形状を楕円形に形成しても良い。
図1乃至図4に示すテーピング用テープ1に於いては、剥離紙3の大きさをテープ本体2及び保形用カバー体4の大きさよりも大きめに形成したが、他の実施形態に於いては、剥離紙3をテープ本体2及び保形用カバー体4と同じ大きさ及び同じ形状に形成しても良い。
図1乃至図4に示すテーピング用テープ1に於いては、剥離紙3の対角線上に直線状の切り込み3aを入れるようにしたが、他の実施形態に於いては、剥離紙3にその長手方向に沿って直線状の切り込み3aを入れても良く、又、剥離紙3にその幅方向に沿って直線状の切り込み3aを入れても良い。この場合、切り込み3aが抜き穴5を通るようにしても良いし、或いは切り込み3aが抜き穴5から外れるようにしても良い。
図1乃至図4に示すテーピング用テープ1に於いては、保形用カバー体4に抜き穴5から保形用カバー体4の一方の長辺へ向かって直線状の切り込み4aを入れるようにしたが、他の実施形態に於いては、保形用カバー体4に抜き穴5から保形用カバー体4の一方の短辺へ向かって直線状の切り込み4aを入れたり、保形用カバー体4に一方の長辺から他方の長辺へ向かって抜き穴5を通る直線状の切り込み4aを入れたり、保形用カバー体4に一方の短辺から他方の短辺へ向かって抜き穴5を通る直線状の切り込み4aを入れたり、或いは保形用カバー体4の対角線上に直線状の切り込み4aを入れるようにしても良い。又、保形用カバー体4に抜き穴5を通らない直線状の切り込み4aを入れるようにしても良い。
図7乃至図10に示すテーピング用テープ1に於いては、抜き穴5の形状を円形にしたが、他の実施形態に於いては、抜き穴5の形状を三角形や四角形、六角形、八角形等の多角形に形成しても良く、又、抜き穴5の形状を楕円形に形成しても良い。
図7乃至図10に示すテーピング用テープ1に於いては、切り込み3a,4aが剥離紙3及び保形用カバー体4の抜き穴5から外れるようにしたが、他の実施形態に於いては、切り込み3a,4aが剥離紙3及び保形用カバー体4の抜き穴5を通るように、切り込み3a,4aを剥離紙3及び保形用カバー体4の長手方向に沿って入れても良い。
図9に示すテーピング用テープ1に於いては、剥離紙3の表面に格子状の目盛り線6を描いたが、目盛り線6の形状は、如何なる形状であっても良い。
図1乃至図10に示すテーピング用テープ1に於いては、何れもテープ本体2のテープ基材2aを伸縮性があって柔軟性を有する薄いプラスチックフィルムにより形成したが、他の実施形態に於いては、テープ基材2aを全ての方向に伸縮性のある柔軟性に優れた織物や不織布、ニット布等の布により形成しても良い。
図1乃至図10に示すテーピング用テープ1に於いては、テープ本体2のテープ基材2aに無着色の透明又は半透明のプラスチックフィルムを、又、保形用カバー体4に無着色の透明又は半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートを使用するようにしたが、他の実施形態に於いては、テープ基材2aに着色透明又は着色半透明のプラスチックフィルムを、又、保形用カバー体4に着色透明又は着色半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートを使用しても良く、或いはテープ基材2aに不透明のプラスチックフィルムを、又、保形用カバー体4に不透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートを使用しても良い。
図1乃至図10に示すテーピング用テープ1に於いては、剥離紙3及び保形用カバー体4に引き剥がし用の切り込み3a,4aを入れたが、剥離紙3及び保形用カバー体4をテープ本体2から容易に引き剥がせる場合には、剥離紙3及び保形用カバー体4に切り込み3a,4aを入れなくても良い。
1はテーピング用テープ、2はテープ本体、2aはテープ基材、2bは粘着剤層、3は剥離紙、3aは剥離紙の切り込み、4は保形用カバー体、4aは保形用カバー体の切り込み、5は抜き穴、6は目盛り線。

Claims (9)

  1. 全ての方向に伸縮性があって柔軟性を有する薄いテープ基材(2a)の裏面に粘着剤層(2b)を形成したテープ本体(2)と、テープ本体(2)の粘着剤層(2b)に剥離自在に重ね貼りした剥離紙(3)と、テープ本体(2)の表面に剥離自在に重ね貼りされてテープ基材(2a)よりも剛性の高い保形用カバー体(4)とから成り、剥離紙3を剥がしたテープ本体(2)を身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に貼り付けた後、テープ本体(2)から保形用カバー体(4)を引き剥がすようにしたテーピング用テープ(1)であって、前記テープ本体(2)、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)に、身体の患部や障害の発生し易い部分、筋肉の弱い部分に合致する抜き穴(5)を形成したことを特徴とするテーピング用テープ。
  2. テープ本体(2)、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)の外形形状を多角形又は円形若しくは楕円形に形成し、テープ本体(2)、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)の中心部に同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴(5)を形成したことを特徴とする請求項1に記載のテーピング用テープ。
  3. 剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)に、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)をテープ本体(2)から引き剥がすための切り込み(3a),(4a)を入れたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテーピング用テープ。
  4. 剥離紙(3)をテープ本体(2)及び保形用カバー体(4)の大きさよりも大きめに形成し、剥離紙(3)の外周縁部の全部又は剥離紙(3)の外周縁部の一部をテープ本体(2)及び保形用カバー体(4)の外周縁部から外方へ突出させたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3にテーピング用テープ。
  5. テープ本体(2)、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)を長尺状に形成すると共に、テープ本体(2)、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)の幅方向中心部に長手方向に沿って同じ大きさ及び同じ形状の抜き穴(5)を一定間隔ごとに形成し、長尺状のテープ本体(2)、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)をロール状に巻き取ったことを特徴とする請求項1に記載のテーピング用テープ。
  6. 剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)に、剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)をテープ本体(2)から引き剥がすための切り込み(3a),(4a)を剥離紙(3)及び保形用カバー体(4)の長手方向に沿って入れたことを特徴とする請求項5に記載のテーピング用テープ。
  7. 剥離紙(3)の表面に目盛り線(6)を描いたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のテーピング用テープ。
  8. テープ本体(2)のテープ基材(2a)は、全ての方向に伸縮性がある透明又は半透明の薄い柔軟なプラスチックフィルムから成り、又、保形用カバー体(4)は、テープ基材(2a)よりも剛性の高い透明又は半透明のプラスチックフィルム又はプラスチックシートから成ることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項5に記載のテーピング用テープ。
  9. テープ基材(2a)を形成するプラスチックフィルムを、厚さが25μmの透明又は半透明のポリエチレンフィルム又はポリウレタンフィルムとしたことを特徴とする請求項8に記載のテーピング用テープ。
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