JP3245549B2 - 埋め戻し材用砂の製造方法 - Google Patents
埋め戻し材用砂の製造方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、埋め戻し材用砂
の製造方法に係り、その目的はコンクリート廃材やアス
ファルト廃材を原料として有効に利用可能で、土分やセ
メント分が少なく埋め戻し材として好適に使用可能な良
質の砂を得ることができる埋め戻し材用砂の製造方法を
提供することにある。
の製造方法に係り、その目的はコンクリート廃材やアス
ファルト廃材を原料として有効に利用可能で、土分やセ
メント分が少なく埋め戻し材として好適に使用可能な良
質の砂を得ることができる埋め戻し材用砂の製造方法を
提供することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートやアスファルト廃棄
物はそのまま埋立て処分されることが多いが、産業廃棄
物であるこれらの廃棄物は近年その廃棄場所がなくなり
つつあり、特に東京や大阪等の大都市を中心として、産
業廃棄物の処分地の確保が難しくなっている。一方、自
然保護、環境保全の観点から真砂土の採取は限定され、
埋め戻し材としての砂は不足している。そこで近年で
は、コンクリート廃棄物から鉄筋等の異物を取り除いて
破砕し、微細再生骨材を得るための方法も案出されてい
る。
物はそのまま埋立て処分されることが多いが、産業廃棄
物であるこれらの廃棄物は近年その廃棄場所がなくなり
つつあり、特に東京や大阪等の大都市を中心として、産
業廃棄物の処分地の確保が難しくなっている。一方、自
然保護、環境保全の観点から真砂土の採取は限定され、
埋め戻し材としての砂は不足している。そこで近年で
は、コンクリート廃棄物から鉄筋等の異物を取り除いて
破砕し、微細再生骨材を得るための方法も案出されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リート廃材にはコンクリートの配合材としてセメント分
が含まれているため、コンクリート廃材を単に細かく破
砕したのみでは回収された再生砂にセメント分が残留し
てしまい、このようなセメント分の多い再生砂を埋め戻
し材として使用すると、時間の経過に伴いセメント分が
固化してしまうため、再度の掘り返し作業が困難になっ
てしまうという問題点があった。また、建築物の解体に
伴って出るコンクリート廃材には土分が多く含まれてい
るため、コンクリート廃材を単に細かく破砕したのみで
は回収された再生砂に土分が多く含まれてしまい、この
ような土分の多い再生砂をそのまま埋め戻し材として使
用すると、降雨などの時には埋め戻し材が液性化してし
まうという問題点があった。この発明は、上記問題点を
解決するためになされたものであって、コンクリート廃
材やアスファルト廃材を原料として有効に利用可能で、
土分やセメント分が少なく埋戻し材として好適に使用可
能な良質の砂を得ることができる埋め戻し材用砂の製造
方法の提供を解決課題とするものである。
リート廃材にはコンクリートの配合材としてセメント分
が含まれているため、コンクリート廃材を単に細かく破
砕したのみでは回収された再生砂にセメント分が残留し
てしまい、このようなセメント分の多い再生砂を埋め戻
し材として使用すると、時間の経過に伴いセメント分が
固化してしまうため、再度の掘り返し作業が困難になっ
てしまうという問題点があった。また、建築物の解体に
伴って出るコンクリート廃材には土分が多く含まれてい
るため、コンクリート廃材を単に細かく破砕したのみで
は回収された再生砂に土分が多く含まれてしまい、この
ような土分の多い再生砂をそのまま埋め戻し材として使
用すると、降雨などの時には埋め戻し材が液性化してし
まうという問題点があった。この発明は、上記問題点を
解決するためになされたものであって、コンクリート廃
材やアスファルト廃材を原料として有効に利用可能で、
土分やセメント分が少なく埋戻し材として好適に使用可
能な良質の砂を得ることができる埋め戻し材用砂の製造
方法の提供を解決課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
切出し設備より切り出されたコンクリート廃材やアスフ
ァルト廃材からなる原料を破砕選別設備に供給して50
mmを超える成分と50mm以下の成分とに破砕選別し
て原料中に含まれる土分を除去する工程と、破砕選別さ
れた50mmを超える成分を破砕設備に供給して更に細
かく破砕する工程と、破砕設備にて破砕された原料をふ
るい分け設備に送って10mmを超える成分と10mm
以下の成分とに分別して10mm以下の成分を再生砂と
して回収する工程と、ふるい分けされた10mmを超え
る成分を2次破砕設備へと供給して10mm以下に破砕
するとともに該2次破砕設備に接続された集塵設備によ
りセメント粉等のダスト分を回収する工程と、ダスト分
が回収された原料を再度ふるい分け設備へと供給して1
0mm以下の成分を再生砂として回収する工程とからな
ることを特徴とする埋め戻し材用砂の製造方法に関す
る。請求項2に係る発明は、切出し設備より切り出され
たコンクリート廃材やアスファルト廃材からなる原料を
破砕選別設備に供給して50mmを超える成分と50m
m以下の原料とに破砕選別して原料中に含まれる土分を
除去する工程と、破砕選別された50mmを超える成分
を1次破砕設備に供給して更に細かく破砕する工程と、
1次破砕設備にて破砕された原料を第一ふるい分け設備
に送って30mmを超える成分と30mm以下の成分と
に分別する工程と、第一ふるい分け設備にて分別された
30mmを超える成分を2次破砕設備へと送って更に細
かく破砕する工程と、2次破砕設備により破砕された原
料を再度第一ふるい分け設備に供給して30mmを超え
る成分と30mm以下の成分とに分別して30mmを超
える破砕物を再度2次破砕設備へと送る工程と、第一ふ
るい分け設備により分別された30mm以下の成分を第
二ふるい分け設備へと供給して10mm以下の成分と1
0〜30mmの成分とに分別して10mm以下の成分を
再生砂として回収する工程と、第二ふるい分け設備にて
分別された10〜30mmの成分を3次破砕設備へと供
給して10mm以下に破砕して破砕物に被膜したセメン
ト水和物やピッチ等を除去するとともに該3次破砕設備
に接続された集塵設備により余分なセメント分をダスト
として回収する工程と、ダスト分が回収された残りの原
料を再度第二ふるい分け設備へと供給して10mm以下
の成分を再生砂として回収する工程とからなることを特
徴とする埋め戻し材用砂の製造方法に関する。これらの
発明を提供することにより上記従来の課題を悉く解決す
る。
切出し設備より切り出されたコンクリート廃材やアスフ
ァルト廃材からなる原料を破砕選別設備に供給して50
mmを超える成分と50mm以下の成分とに破砕選別し
て原料中に含まれる土分を除去する工程と、破砕選別さ
れた50mmを超える成分を破砕設備に供給して更に細
かく破砕する工程と、破砕設備にて破砕された原料をふ
るい分け設備に送って10mmを超える成分と10mm
以下の成分とに分別して10mm以下の成分を再生砂と
して回収する工程と、ふるい分けされた10mmを超え
る成分を2次破砕設備へと供給して10mm以下に破砕
するとともに該2次破砕設備に接続された集塵設備によ
りセメント粉等のダスト分を回収する工程と、ダスト分
が回収された原料を再度ふるい分け設備へと供給して1
0mm以下の成分を再生砂として回収する工程とからな
ることを特徴とする埋め戻し材用砂の製造方法に関す
る。請求項2に係る発明は、切出し設備より切り出され
たコンクリート廃材やアスファルト廃材からなる原料を
破砕選別設備に供給して50mmを超える成分と50m
m以下の原料とに破砕選別して原料中に含まれる土分を
除去する工程と、破砕選別された50mmを超える成分
を1次破砕設備に供給して更に細かく破砕する工程と、
1次破砕設備にて破砕された原料を第一ふるい分け設備
に送って30mmを超える成分と30mm以下の成分と
に分別する工程と、第一ふるい分け設備にて分別された
30mmを超える成分を2次破砕設備へと送って更に細
かく破砕する工程と、2次破砕設備により破砕された原
料を再度第一ふるい分け設備に供給して30mmを超え
る成分と30mm以下の成分とに分別して30mmを超
える破砕物を再度2次破砕設備へと送る工程と、第一ふ
るい分け設備により分別された30mm以下の成分を第
二ふるい分け設備へと供給して10mm以下の成分と1
0〜30mmの成分とに分別して10mm以下の成分を
再生砂として回収する工程と、第二ふるい分け設備にて
分別された10〜30mmの成分を3次破砕設備へと供
給して10mm以下に破砕して破砕物に被膜したセメン
ト水和物やピッチ等を除去するとともに該3次破砕設備
に接続された集塵設備により余分なセメント分をダスト
として回収する工程と、ダスト分が回収された残りの原
料を再度第二ふるい分け設備へと供給して10mm以下
の成分を再生砂として回収する工程とからなることを特
徴とする埋め戻し材用砂の製造方法に関する。これらの
発明を提供することにより上記従来の課題を悉く解決す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る再生砂製造方
法について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発
明の実施形態の一例を示す工程説明図である。本発明に
係る再生砂製造方法において使用される原料は、コンク
リート廃材、アスファルト廃材、天然石、高炉水滓、セ
メント塊等であり、中でもコンクリート廃材やアスファ
ルト廃材を原料として有効利用できることを大きな特長
とするものである。
法について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発
明の実施形態の一例を示す工程説明図である。本発明に
係る再生砂製造方法において使用される原料は、コンク
リート廃材、アスファルト廃材、天然石、高炉水滓、セ
メント塊等であり、中でもコンクリート廃材やアスファ
ルト廃材を原料として有効利用できることを大きな特長
とするものである。
【0006】上記したような原料は、先ずホッパー
(1)に投入され、ホッパー(1)の下端放出口から切
出し設備(2)へと供給される。切出し設備(2)とし
ては、レシプロフィーダー(商品名)が好適に使用され
ホッパー(1)から吐出される原料は所定量ずつ連続的
に切り出しされる。切出し設備(2)から切り出された
原料は破砕選別設備(3)に送られて50mmを超える
成分と50mm以下の成分とに破砕選別される。破砕選
別設備(3)としてはグリズリーフィーダー(商品名)
が使用され、原料中に含まれる土分がこの工程において
除去される。
(1)に投入され、ホッパー(1)の下端放出口から切
出し設備(2)へと供給される。切出し設備(2)とし
ては、レシプロフィーダー(商品名)が好適に使用され
ホッパー(1)から吐出される原料は所定量ずつ連続的
に切り出しされる。切出し設備(2)から切り出された
原料は破砕選別設備(3)に送られて50mmを超える
成分と50mm以下の成分とに破砕選別される。破砕選
別設備(3)としてはグリズリーフィーダー(商品名)
が使用され、原料中に含まれる土分がこの工程において
除去される。
【0007】破砕選別設備(3)において選別された5
0mmを超える原料は破砕設備(4)へと送られて更に
細かく破砕される。破砕設備(4)としてはジョークラ
ッシャーが用いられるが、インペラブレーカー(商品
名)も好適に使用できる。破砕設備(4)において破砕
された原料は、ベルトコンベアからなる搬送設備(5)
によりふるい分け設備(6)へと送られる。尚、本発明
における搬送設備としてはベルトコンベアが好適に使用
されるが特に限定はされず適宜任意の搬送設備を使用す
ることができ、これは以下に記載の搬送設備についても
同様である。
0mmを超える原料は破砕設備(4)へと送られて更に
細かく破砕される。破砕設備(4)としてはジョークラ
ッシャーが用いられるが、インペラブレーカー(商品
名)も好適に使用できる。破砕設備(4)において破砕
された原料は、ベルトコンベアからなる搬送設備(5)
によりふるい分け設備(6)へと送られる。尚、本発明
における搬送設備としてはベルトコンベアが好適に使用
されるが特に限定はされず適宜任意の搬送設備を使用す
ることができ、これは以下に記載の搬送設備についても
同様である。
【0008】ふるい分け設備(6)においては、原料を
10mmを超える成分と10mm以下の成分に分別し、
ふるい分けされた10mm以下の成分は再生砂(RC−
10)として回収される。
10mmを超える成分と10mm以下の成分に分別し、
ふるい分けされた10mm以下の成分は再生砂(RC−
10)として回収される。
【0009】ふるい分け設備(6)で分別された10m
m以上の成分は、搬送設備(7)により2次破砕設備
(8)へと供給される。2次破砕設備(8)は、10m
mを超える破砕物を更に細かく破砕して10mm以下と
するとともに、破砕物に被膜したセメント水和物、ピッ
チ等を除去するもので、スーパーサンダー(商品名)、
スーパーラウンダー(商品名)、シングルトグルクラッ
シャ、コーンクラッシャ、ロールクラッシャ、インパク
トクラッシャ、ハンマクラッシャ、ボールミル、ロッド
ミル、ローラミル、ジェットミル等が好適に使用され
る。2次破砕設備(8)にはエアーセパレーター等から
なる集塵設備(9)が接続され、セメント粉などがダス
トとして回収される。ダスト分が回収された原料は搬送
設備(10)により再度ふるい分け設備(6)へと供給
され、ふるい分け設備(6)で分別された10mm以下
の成分は再生砂(RC−10)として回収される。
m以上の成分は、搬送設備(7)により2次破砕設備
(8)へと供給される。2次破砕設備(8)は、10m
mを超える破砕物を更に細かく破砕して10mm以下と
するとともに、破砕物に被膜したセメント水和物、ピッ
チ等を除去するもので、スーパーサンダー(商品名)、
スーパーラウンダー(商品名)、シングルトグルクラッ
シャ、コーンクラッシャ、ロールクラッシャ、インパク
トクラッシャ、ハンマクラッシャ、ボールミル、ロッド
ミル、ローラミル、ジェットミル等が好適に使用され
る。2次破砕設備(8)にはエアーセパレーター等から
なる集塵設備(9)が接続され、セメント粉などがダス
トとして回収される。ダスト分が回収された原料は搬送
設備(10)により再度ふるい分け設備(6)へと供給
され、ふるい分け設備(6)で分別された10mm以下
の成分は再生砂(RC−10)として回収される。
【0010】上記した製造方法によれば、破砕選別設備
(3)により予め原料から土分が取り除かれ、2次破砕
設備(8)と集塵設備(9)により余分なセメント分が
除去されるので、最終的に土分とセメント分が少ない良
質な再生砂を得ることができる。
(3)により予め原料から土分が取り除かれ、2次破砕
設備(8)と集塵設備(9)により余分なセメント分が
除去されるので、最終的に土分とセメント分が少ない良
質な再生砂を得ることができる。
【0011】図2は本発明の実施形態の別の例を示す工
程説明図であり、以下この図に基づいて説明する。原料
は、先ずホッパー(11)に投入され、ホッパー(1
1)の下端放出口から切出し設備(12)へと供給され
る。切出し設備(12)としては、レシプロフィーダー
(商品名)が好適に使用されホッパー(11)から吐出
される原料を所定量ずつ連続的に切り出しする。切出し
設備(12)から切り出された原料は破砕選別設備(1
3)に送られて50mmを超える成分と50mm以下の
成分とに破砕選別される。破砕選別設備(13)として
はグリズリーフィーダー(商品名)が使用され、原料中
に含まれる土分がこの工程において除去される。
程説明図であり、以下この図に基づいて説明する。原料
は、先ずホッパー(11)に投入され、ホッパー(1
1)の下端放出口から切出し設備(12)へと供給され
る。切出し設備(12)としては、レシプロフィーダー
(商品名)が好適に使用されホッパー(11)から吐出
される原料を所定量ずつ連続的に切り出しする。切出し
設備(12)から切り出された原料は破砕選別設備(1
3)に送られて50mmを超える成分と50mm以下の
成分とに破砕選別される。破砕選別設備(13)として
はグリズリーフィーダー(商品名)が使用され、原料中
に含まれる土分がこの工程において除去される。
【0012】破砕選別設備(13)において選別された
50mmを超える原料は1次破砕設備(14)へと送ら
れて更に細かく破砕される。1次破砕設備(14)とし
てはジョークラッシャーが用いられるが、インペラブレ
ーカー(商品名)も好適に使用できる。1次破砕設備
(14)において破砕された原料は、ベルトコンベアか
らなる搬送設備(21)により第一ふるい分け設備(1
5)へと送られる。搬送設備(21)上部には磁力選別
装置(22)が設けられて鉄クズ(23)の除去が行わ
れる。
50mmを超える原料は1次破砕設備(14)へと送ら
れて更に細かく破砕される。1次破砕設備(14)とし
てはジョークラッシャーが用いられるが、インペラブレ
ーカー(商品名)も好適に使用できる。1次破砕設備
(14)において破砕された原料は、ベルトコンベアか
らなる搬送設備(21)により第一ふるい分け設備(1
5)へと送られる。搬送設備(21)上部には磁力選別
装置(22)が設けられて鉄クズ(23)の除去が行わ
れる。
【0013】第一ふるい分け設備(15)では、1次破
砕設備(14)において破砕された原料が30mmを超
える成分と30mm以下の成分とに分別され、30mm
を超える成分は搬送設備(27)により2次破砕設備
(16)へと送られて更に細かく破砕される。2次破砕
設備(16)としては、インペラブレーカー(商品名)
が好適に使用される。2次破砕設備(16)により破砕
された原料は、搬送設備(17)、(21)を介して再
度第一ふるい分け設備(15)へと供給され、30mm
を超える成分と30mm以下の成分とに分別され、30
mmを超えるものについては再度搬送設備(27)を介
して2次破砕設備(16)へと送られる。つまり、第一
ふるい分け設備(15)で分別された30mmを超える
破砕物は、30mm以下の大きさになるまで、この工程
が繰り返される。
砕設備(14)において破砕された原料が30mmを超
える成分と30mm以下の成分とに分別され、30mm
を超える成分は搬送設備(27)により2次破砕設備
(16)へと送られて更に細かく破砕される。2次破砕
設備(16)としては、インペラブレーカー(商品名)
が好適に使用される。2次破砕設備(16)により破砕
された原料は、搬送設備(17)、(21)を介して再
度第一ふるい分け設備(15)へと供給され、30mm
を超える成分と30mm以下の成分とに分別され、30
mmを超えるものについては再度搬送設備(27)を介
して2次破砕設備(16)へと送られる。つまり、第一
ふるい分け設備(15)で分別された30mmを超える
破砕物は、30mm以下の大きさになるまで、この工程
が繰り返される。
【0014】第一ふるい分け設備(15)によりふるい
分けされた30mm以下の成分は、定量切替装置(2
4)により、搬送設備(25)に送られるものと搬送設
備(29)に送られるものとに分けられる。搬送設備
(29)に送られた破砕物は、そのまま0〜30mmの
再生クラッシャラン(RC−30)として回収される。
一方、搬送設備(25)に送られた破砕物は、第二ふる
い分け設備(18)に供給され、10mm以下の成分と
10mm〜30mmの成分とに分別される。そして、こ
の第二ふるい分け設備(18)で分別された10mm以
下の成分は再生砂(RC−10)として回収される。
分けされた30mm以下の成分は、定量切替装置(2
4)により、搬送設備(25)に送られるものと搬送設
備(29)に送られるものとに分けられる。搬送設備
(29)に送られた破砕物は、そのまま0〜30mmの
再生クラッシャラン(RC−30)として回収される。
一方、搬送設備(25)に送られた破砕物は、第二ふる
い分け設備(18)に供給され、10mm以下の成分と
10mm〜30mmの成分とに分別される。そして、こ
の第二ふるい分け設備(18)で分別された10mm以
下の成分は再生砂(RC−10)として回収される。
【0015】第二ふるい分け設備(18)で分別された
10〜30mmの成分は、搬送設備(30)により3次
破砕設備(19)へと供給される。3次破砕設備(1
9)は、10mmを超える破砕物を更に細かく破砕して
10mm以下とするとともに、破砕物に被膜したセメン
ト水和物、ピッチ等を除去するもので、スーパーサンダ
ー(商品名)、スーパーラウンダー(商品名)、シング
ルトグルクラッシャ、コーンクラッシャ、ロールクラッ
シャ、インパクトクラッシャ、ハンマクラッシャ、ボー
ルミル、ロッドミル、ローラミル、ジェットミル等が好
適に使用される。3次破砕設備(19)にはバグフィル
ター等からなる集塵設備(28)が接続され、余分なセ
メント分はダストとして回収される。尚、集塵設備(2
8)として、エアーセパレーター等の分級機を使用して
もよい。残りの原料は搬送設備(20)により再度第二
ふるい分け設備(18)へと供給され、第二ふるい分け
設備(18)で分別された10mm以下の成分は再生砂
(RC−10)として回収される。
10〜30mmの成分は、搬送設備(30)により3次
破砕設備(19)へと供給される。3次破砕設備(1
9)は、10mmを超える破砕物を更に細かく破砕して
10mm以下とするとともに、破砕物に被膜したセメン
ト水和物、ピッチ等を除去するもので、スーパーサンダ
ー(商品名)、スーパーラウンダー(商品名)、シング
ルトグルクラッシャ、コーンクラッシャ、ロールクラッ
シャ、インパクトクラッシャ、ハンマクラッシャ、ボー
ルミル、ロッドミル、ローラミル、ジェットミル等が好
適に使用される。3次破砕設備(19)にはバグフィル
ター等からなる集塵設備(28)が接続され、余分なセ
メント分はダストとして回収される。尚、集塵設備(2
8)として、エアーセパレーター等の分級機を使用して
もよい。残りの原料は搬送設備(20)により再度第二
ふるい分け設備(18)へと供給され、第二ふるい分け
設備(18)で分別された10mm以下の成分は再生砂
(RC−10)として回収される。
【0016】一方、破砕選別設備(13)により選別さ
れた50mm以下の原料は、搬送設備(31)により第
三ふるい分け設備(26)に供給され、第三ふるい分け
設備(26)により30mmを超える成分と30mm以
下の成分とに分別される。尚、搬送設備(31)の上部
には磁力選別装置(32)が設けられて鉄クズ(23)
の除去が行われる。
れた50mm以下の原料は、搬送設備(31)により第
三ふるい分け設備(26)に供給され、第三ふるい分け
設備(26)により30mmを超える成分と30mm以
下の成分とに分別される。尚、搬送設備(31)の上部
には磁力選別装置(32)が設けられて鉄クズ(23)
の除去が行われる。
【0017】第三ふるい分け設備(26)において分別
された30mmを超える成分は搬送設備(27)を介し
て2次破砕設備(16)に送られて再度細かく破砕さ
れ、搬送設備(17)、(21)を介して第一ふるい分
け設備(15)へと送られる。第3ふるい分け設備(2
6)によりふるい分けされた30mm以下の原料はその
まま0−30mmの再生クラッシャラン(RC−30)
として回収される。
された30mmを超える成分は搬送設備(27)を介し
て2次破砕設備(16)に送られて再度細かく破砕さ
れ、搬送設備(17)、(21)を介して第一ふるい分
け設備(15)へと送られる。第3ふるい分け設備(2
6)によりふるい分けされた30mm以下の原料はその
まま0−30mmの再生クラッシャラン(RC−30)
として回収される。
【0018】上記した再生砂製造方法によれば、破砕選
別設備(13)により予め原料から土分が取り除かれ、
3次破砕設備(19)と集塵設備(28)により余分な
セメント分が除去されるので、最終的に土分とセメント
分が少ない良質な再生砂を得ることができる。
別設備(13)により予め原料から土分が取り除かれ、
3次破砕設備(19)と集塵設備(28)により余分な
セメント分が除去されるので、最終的に土分とセメント
分が少ない良質な再生砂を得ることができる。
【0019】尚、本発明においては、原料としてコンク
リート廃材のみ、又はコンクリート廃材とアスファルト
廃材の混合物が好適に使用されるが、好ましくはコンク
リート廃材とアスファルト廃材の混合物が使用される。
これは、原料としてコンクリート廃材のみを使用した場
合、得られた再生砂に残留するセメント分の割合が多く
なり固化し易くなるからである。コンクリート廃材とア
スファルト廃材の混合物を使用する場合には、全体に占
めるアスファルト廃材の割合は80%以下、好ましくは
50%以下とされる。これは、アスファルト廃材の割合
が多過ぎるとアスファルトのピッチ分が除去されにくく
なり、得られた再生砂が油分を含んだものとなってしま
うからである。
リート廃材のみ、又はコンクリート廃材とアスファルト
廃材の混合物が好適に使用されるが、好ましくはコンク
リート廃材とアスファルト廃材の混合物が使用される。
これは、原料としてコンクリート廃材のみを使用した場
合、得られた再生砂に残留するセメント分の割合が多く
なり固化し易くなるからである。コンクリート廃材とア
スファルト廃材の混合物を使用する場合には、全体に占
めるアスファルト廃材の割合は80%以下、好ましくは
50%以下とされる。これは、アスファルト廃材の割合
が多過ぎるとアスファルトのピッチ分が除去されにくく
なり、得られた再生砂が油分を含んだものとなってしま
うからである。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る埋め戻し材用砂の製造方
法により得られた砂の試験結果を示すことにより、本発
明の効果をより一層明確にする。 (実施例) 現場より搬入されたコンクリート廃材を原料として使用
し、図2に示す工程からなる製造方法を使用して最終的
に再生砂(RC−10)を得た。 (比較例) 現場より搬入されたコンクリート廃材を原料として使用
し、図2に示す工程から破砕選別設備、3次破砕設備、
集塵設備を除いた工程からなる製造方法により最終的に
再生砂(RC−10)を得た。実施例及び比較例におい
て得られた再生砂の試験結果を表1に示す。
法により得られた砂の試験結果を示すことにより、本発
明の効果をより一層明確にする。 (実施例) 現場より搬入されたコンクリート廃材を原料として使用
し、図2に示す工程からなる製造方法を使用して最終的
に再生砂(RC−10)を得た。 (比較例) 現場より搬入されたコンクリート廃材を原料として使用
し、図2に示す工程から破砕選別設備、3次破砕設備、
集塵設備を除いた工程からなる製造方法により最終的に
再生砂(RC−10)を得た。実施例及び比較例におい
て得られた再生砂の試験結果を表1に示す。
【表1】
【0021】尚、試験方法は、塑性指数(JIS A−
1205)、単位容積質量(JISA−1104)、比
重及び吸水率(JIS A−1110)とした。
1205)、単位容積質量(JISA−1104)、比
重及び吸水率(JIS A−1110)とした。
【0022】表1に示される如く、実施例により得られ
た砂は塑性指数がNP(測定不能)であった。このこと
から得られた砂には殆ど土分が含まれていないことが分
かる。また、実施例により得られた砂は単位容積質量が
1.56と比較例の1.36に比べて大きく、天然砂の
単位容積質量約1.6に非常に近い値を示していた。こ
れは実施例においては3次破砕設備と集塵設備によりセ
メント分が除去されているのに対し、比較例ではセメン
ト分が完全に除去されていないためと考えられる。ま
た、吸水率、比重の点においても、実施例により得られ
た砂は比較例に比べて優れており、良質な砂が得られて
いることが分かった。
た砂は塑性指数がNP(測定不能)であった。このこと
から得られた砂には殆ど土分が含まれていないことが分
かる。また、実施例により得られた砂は単位容積質量が
1.56と比較例の1.36に比べて大きく、天然砂の
単位容積質量約1.6に非常に近い値を示していた。こ
れは実施例においては3次破砕設備と集塵設備によりセ
メント分が除去されているのに対し、比較例ではセメン
ト分が完全に除去されていないためと考えられる。ま
た、吸水率、比重の点においても、実施例により得られ
た砂は比較例に比べて優れており、良質な砂が得られて
いることが分かった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、切出し設備より切り出されたコンクリート廃材や
アスファルト廃材からなる原料を破砕選別設備に供給し
て50mmを超える成分と50mm以下の成分とに破砕
選別して原料中に含まれる土分を除去する工程と、破砕
選別された50mmを超える成分を破砕設備に供給して
更に細かく破砕する工程と、破砕設備にて破砕された原
料をふるい分け設備に送って10mmを超える成分と1
0mm以下の成分とに分別して10mm以下の成分を再
生砂として回収する工程と、ふるい分けされた10mm
を超える成分を2次破砕設備へと供給して10mm以下
に破砕するとともに該2次破砕設備に接続された集塵設
備によりセメント粉等のダスト分を回収する工程と、ダ
スト分が回収された原料を再度ふるい分け設備へと供給
して10mm以下の成分を再生砂として回収する工程と
からなることを特徴とする埋め戻し材用砂の製造方法で
あり、請求項2に係る発明は、切出し設備より切り出さ
れたコンクリート廃材やアスファルト廃材からなる原料
を破砕選別設備に供給して50mmを超える成分と50
mm以下の原料とに破砕選別して原料中に含まれる土分
を除去する工程と、破砕選別された50mmを超える成
分を1次破砕設備に供給して更に細かく破砕する工程
と、1次破砕設備にて破砕された原料を第一ふるい分け
設備に送って30mmを超える成分と30mm以下の成
分とに分別する工程と、第一ふるい分け設備にて分別さ
れた30mmを超える成分を2次破砕設備へと送って更
に細かく破砕する工程と、2次破砕設備により破砕され
た原料を再度第一ふるい分け設備に供給して30mmを
超える成分と30mm以下の成分とに分別して30mm
を超える破砕物を再度2次破砕設備へと送る工程と、第
一ふるい分け設備により分別された30mm以下の成分
を第二ふるい分け設備へと供給して10mm以下の成分
と10〜30mmの成分とに分別して10mm以下の成
分を再生砂として回収する工程と、第二ふるい分け設備
にて分別された10〜30mmの成分を3次破砕設備へ
と供給して10mm以下に破砕して破砕物に被膜したセ
メント水和物やピッチ等を除去するとともに該3次破砕
設備に接続された集塵設備により余分なセメント分をダ
ストとして回収する工程と、ダスト分が回収された残り
の原料を再度第二ふるい分け設備へと供給して10mm
以下の成分を再生砂として回収する工程とからなること
を特徴とする埋め戻し材用砂の製造方法であるから、以
下に述べる効果を奏する。
明は、切出し設備より切り出されたコンクリート廃材や
アスファルト廃材からなる原料を破砕選別設備に供給し
て50mmを超える成分と50mm以下の成分とに破砕
選別して原料中に含まれる土分を除去する工程と、破砕
選別された50mmを超える成分を破砕設備に供給して
更に細かく破砕する工程と、破砕設備にて破砕された原
料をふるい分け設備に送って10mmを超える成分と1
0mm以下の成分とに分別して10mm以下の成分を再
生砂として回収する工程と、ふるい分けされた10mm
を超える成分を2次破砕設備へと供給して10mm以下
に破砕するとともに該2次破砕設備に接続された集塵設
備によりセメント粉等のダスト分を回収する工程と、ダ
スト分が回収された原料を再度ふるい分け設備へと供給
して10mm以下の成分を再生砂として回収する工程と
からなることを特徴とする埋め戻し材用砂の製造方法で
あり、請求項2に係る発明は、切出し設備より切り出さ
れたコンクリート廃材やアスファルト廃材からなる原料
を破砕選別設備に供給して50mmを超える成分と50
mm以下の原料とに破砕選別して原料中に含まれる土分
を除去する工程と、破砕選別された50mmを超える成
分を1次破砕設備に供給して更に細かく破砕する工程
と、1次破砕設備にて破砕された原料を第一ふるい分け
設備に送って30mmを超える成分と30mm以下の成
分とに分別する工程と、第一ふるい分け設備にて分別さ
れた30mmを超える成分を2次破砕設備へと送って更
に細かく破砕する工程と、2次破砕設備により破砕され
た原料を再度第一ふるい分け設備に供給して30mmを
超える成分と30mm以下の成分とに分別して30mm
を超える破砕物を再度2次破砕設備へと送る工程と、第
一ふるい分け設備により分別された30mm以下の成分
を第二ふるい分け設備へと供給して10mm以下の成分
と10〜30mmの成分とに分別して10mm以下の成
分を再生砂として回収する工程と、第二ふるい分け設備
にて分別された10〜30mmの成分を3次破砕設備へ
と供給して10mm以下に破砕して破砕物に被膜したセ
メント水和物やピッチ等を除去するとともに該3次破砕
設備に接続された集塵設備により余分なセメント分をダ
ストとして回収する工程と、ダスト分が回収された残り
の原料を再度第二ふるい分け設備へと供給して10mm
以下の成分を再生砂として回収する工程とからなること
を特徴とする埋め戻し材用砂の製造方法であるから、以
下に述べる効果を奏する。
【0024】すなわち、建築物の解体等に伴って排出さ
れるコンクリート廃材や舗装道路の補修に伴って排出さ
れるアスファルト廃材を原料として有効に利用すること
ができて、土分やセメント分が少なく埋戻し材として好
適に使用可能な良質の砂を得ることができ、省資源化、
自然環境保全に貢献することができる。
れるコンクリート廃材や舗装道路の補修に伴って排出さ
れるアスファルト廃材を原料として有効に利用すること
ができて、土分やセメント分が少なく埋戻し材として好
適に使用可能な良質の砂を得ることができ、省資源化、
自然環境保全に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る埋め戻し材用砂の製造方法の好適
な実施形態を示すフロー図である。
な実施形態を示すフロー図である。
【図2】本発明に係る埋め戻し材用砂の製造方法の別の
実施形態を示すフロー図である。
実施形態を示すフロー図である。
2 切出し設備 3 破砕選別設備 4 破砕設備 6 ふるい分け設備 8 集塵設備 12 切出し設備 13 破砕選別設備 14 破砕設備 16 ふるい分け設備 18 集塵設備
Claims (2)
- 【請求項1】 切出し設備より切り出されたコンクリー
ト廃材やアスファルト廃材からなる原料を破砕選別設備
に供給して50mmを超える成分と50mm以下の成分
とに破砕選別して原料中に含まれる土分を除去する工程
と、破砕選別された50mmを超える成分を破砕設備に
供給して更に細かく破砕する工程と、破砕設備にて破砕
された原料をふるい分け設備に送って10mmを超える
成分と10mm以下の成分とに分別して10mm以下の
成分を再生砂として回収する工程と、ふるい分けされた
10mmを超える成分を2次破砕設備へと供給して10
mm以下に破砕するとともに該2次破砕設備に接続され
た集塵設備によりセメント粉等のダスト分を回収する工
程と、ダスト分が回収された原料を再度ふるい分け設備
へと供給して10mm以下の成分を再生砂として回収す
る工程とからなることを特徴とする埋め戻し材用砂の製
造方法。 - 【請求項2】 切出し設備より切り出されたコンクリー
ト廃材やアスファルト廃材からなる原料を破砕選別設備
に供給して50mmを超える成分と50mm以下の原料
とに破砕選別して原料中に含まれる土分を除去する工程
と、破砕選別された50mmを超える成分を1次破砕設
備に供給して更に細かく破砕する工程と、1次破砕設備
にて破砕された原料を第一ふるい分け設備に送って30
mmを超える成分と30mm以下の成分とに分別する工
程と、第一ふるい分け設備にて分別された30mmを超
える成分を2次破砕設備へと送って更に細かく破砕する
工程と、2次破砕設備により破砕された原料を再度第一
ふるい分け設備に供給して30mmを超える成分と30
mm以下の成分とに分別して30mmを超える破砕物を
再度2次破砕設備へと送る工程と、第一ふるい分け設備
により分別された30mm以下の成分を第二ふるい分け
設備へと供給して10mm以下の成分と10〜30mm
の成分とに分別して10mm以下の成分を再生砂として
回収する工程と、第二ふるい分け設備にて分別された1
0〜30mmの成分を3次破砕設備へと供給して10m
m以下に破砕して破砕物に被膜したセメント水和物やピ
ッチ等を除去するとともに該3次破砕設備に接続された
集塵設備により余分なセメン ト分をダストとして回収す
る工程と、ダスト分が回収された残りの原料を再度第二
ふるい分け設備へと供給して10mm以下の成分を再生
砂として回収する工程とからなることを特徴とする埋め
戻し材用砂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18069697A JP3245549B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 埋め戻し材用砂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18069697A JP3245549B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 埋め戻し材用砂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1110129A JPH1110129A (ja) | 1999-01-19 |
JP3245549B2 true JP3245549B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=16087717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18069697A Expired - Fee Related JP3245549B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 埋め戻し材用砂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245549B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103111353A (zh) * | 2013-01-28 | 2013-05-22 | 杨孝乾 | 城市生活垃圾分选处理设备 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5046440B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2012-10-10 | 夏樹 北尾 | コンクリート二次製品を用いたリサイクルシステム |
JP4552135B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2010-09-29 | 清水建設株式会社 | 骨材再生装置 |
KR100901710B1 (ko) | 2007-04-09 | 2009-06-08 | 임정빈 | 폐콘크리트를 주물사로 재생하는 방법 |
CN103848585A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-11 | 山推建友机械股份有限公司 | 一种建筑垃圾制砂设备 |
CN104163586A (zh) * | 2014-09-10 | 2014-11-26 | 万保金 | 一种建筑用骨料破碎及输送装置 |
CN110272220A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-09-24 | 德庆县九市镇德鑫石矿有限公司 | 一种连续级配机制砂的湿式生产方法 |
CN114101280B (zh) * | 2021-10-12 | 2023-09-12 | 航天凯天环保科技股份有限公司 | 一种煤矸石梯级利用系统及方法 |
CN117680262B (zh) * | 2024-02-02 | 2024-06-14 | 福建南方路面机械股份有限公司 | 一种从废弃混凝土中回收再生水泥及再生骨料的装置及方法 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP18069697A patent/JP3245549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103111353A (zh) * | 2013-01-28 | 2013-05-22 | 杨孝乾 | 城市生活垃圾分选处理设备 |
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---|---|
JPH1110129A (ja) | 1999-01-19 |
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