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JP3244860B2 - 基板装着機構 - Google Patents

基板装着機構

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Publication number
JP3244860B2
JP3244860B2 JP11000193A JP11000193A JP3244860B2 JP 3244860 B2 JP3244860 B2 JP 3244860B2 JP 11000193 A JP11000193 A JP 11000193A JP 11000193 A JP11000193 A JP 11000193A JP 3244860 B2 JP3244860 B2 JP 3244860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
substrate holding
groove
attached
rectangular frame
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP11000193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06299351A (ja
Inventor
昭治 長沢
裕之 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP11000193A priority Critical patent/JP3244860B2/ja
Publication of JPH06299351A publication Critical patent/JPH06299351A/ja
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Publication of JP3244860B2 publication Critical patent/JP3244860B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスパッタ装置等の薄膜
形成装置、特に磁気ディスク用インライン式スパッタ装
置に用いられる基板装着機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の基板装着機構は図7および図8に
示されており、これらの図において、方形状のフレーム
1には複数の細い縦ワイヤー2と、同じく複数の細い横
ワイヤー3とが張設され、更に、その縦ワイヤー2には
一対のワイヤー部材5、6の各後端が横ワイヤー3を挟
んで振り分けるようにして溶着されている。一対のワイ
ヤー部材5、6の各先端部にはV字状の折り曲げ部5
a、6aが形成され、その間隔は基板7の中心孔7aの
径より若干大きくなっているが、基板7の中心孔7aが
折り曲げ部5a、6aと係合する場合には、一対のワイ
ヤー部材5、6が撓み、その弾性力によって、基板7が
一対のワイヤー部材5、6に装着されるようになる。な
お、8は撓んだ一対のワイヤー部材5、6を復元させる
ための補強用リング部材である。
【0003】このような基板装着機構においては、一対
のワイヤー部材5、6が4箇所設けられており、基板7
を一対のワイヤー部材5、6に装着するときには、1つ
のワイヤー部材5、6に基板7を装着した後、別のワイ
ヤー部材5、6に他の基板7を装着するようになる。即
ち、順次、ワイヤー部材5、6に基板7を装着してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板装着機構は
上記のように順次、ワイヤー部材5、6に基板7を装着
していた。そのため、ワイヤー部材5、6に基板7を脱
着させる際の作業効率が悪くなる問題が起きた。
【0005】この発明の目的は、従来の問題を解決し
て、基板を脱着させる際の作業効率がよくなる基板装着
機構を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の基板装着機構の1つは、方形状のフレー
ムと、その方形状のフレームに所定の間隔で縦方向に複
数段取り付けた複数の基板保持用部材と、その複数の基
板保持用部材の各々に所定の間隔で横方向に一端を取り
付けた複数の折り曲げられたワイヤーと、その複数の折
り曲げられたワイヤーの各々の他端に取り付けられた上
部に溝を持つ基板保持部と、その基板保持部の上部の溝
内に中心孔側の部分を落し込んで保持される基板とを有
するものである。
【0007】この発明の基板装着機構の別の1つは、方
形状のフレームと、その方形状のフレームに所定の間隔
で縦方向に複数段取り付けた複数の基板保持用部材と、
そのその複数の基板保持用部材の各々に所定の間隔で横
方向に一端を取り付けた複数の折り曲げられたワイヤー
と、その複数の折り曲げられたワイヤーの各々の他端に
取り付けられた上部に溝を持つ基板保持部と、その基板
保持部の上部の溝内に中心孔側の部分を落し込んで保持
される基板と、その基板の装着を準備するためにワイヤ
ーと等間隔に受け渡し溝を横方向一列に持つと同時に、
前後方向にも受け渡し溝を多段に持つ基板受け渡し用部
材と、その基板受け渡し用部材を上下方向および前後方
向に移動可能な搬送用ロボットとを有するものである。
【0008】
【作用】この発明の1つにおいては、基板保持部の上部
の溝内に基板の中心孔側の部分を落し込んで、基板を保
持する。
【0009】この発明の別の1つにおいては、搬送用ロ
ボットで基板受け渡し用部材を搬送すると、基板受け渡
し用部材の横方向および前後方向の受け渡し溝に保持さ
れた基板が移動するようになる。したがって、横方向の
受け渡し溝に保持された基板を複数のワイヤーに取り付
けられた基板保持部の上部の溝内に基板の中心孔側の部
分を落し込んで保持した後、搬送用ロボットで基板受け
渡し用部材を上段または下段に移動させ、次のワイヤー
に取り付けられた基板保持部の上部の溝内に基板の中心
孔側の部分を落し込んで保持する。このような動作を繰
り返して、全ての基板保持部の上部の溝内に基板の中心
孔側の部分を落し込んで保持する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。この発明の実施例の基板装着機構の
立面図が図1に示されており、また、右側面図が図2に
示されている。これらの図において、方形状のフレーム
11には複数の基板保持用部材12が所定の間隔で縦方
向に複数段取り付けられ、その複数の基板保持用部材1
2の各々にはコ字状に折り曲げられた複数のワイヤー1
3の一端が所定の間隔で横方向に取り付けられている。
複数の折り曲げられたワイヤー13の各々の他端には上
部に湾曲した溝14aを持つ基板保持部14が取り付け
られ、その基板保持部14の上部の湾曲した溝14a内
には基板15の中心孔15a側の部分が落し込まれて保
持される。図3と図4はその詳細図である。
【0011】このような実施例においては、基板保持部
14の上部の湾曲した溝14a内に基板15の中心孔1
5a側の部分を落し込むことによって、基板15が保持
される。
【0012】次に、この発明の別の実施例の基板装着機
構が図5と図6に示されている。別の実施例は図1と図
2に示される上記実施例に別の構成を追加してものであ
る。即ち、ワイヤー13と等間隔に受け渡し溝16aを
横方向一列に持つと同時に、前後方向にも受け渡し溝1
6aを多段に持つ基板受け渡し用部材16が、搬送用ロ
ボット17に取り付けられ、その搬送用ロボット17は
基板受け渡し用部材16を上下方向および前後方向に移
動するようになる。また、基板受け渡し用部材16の受
け渡し溝16aには基板15が保持され、その基板15
は装着用として準備されている。
【0013】このような別の実施例においては、横方向
の受け渡し溝16aに保持された基板15を、複数のワ
イヤー13に取り付けられた基板保持部14の上部の溝
14a内に基板15の中心孔15a側の部分を落し込ん
で保持した後、搬送用ロボット17で基板受け渡し用部
材16を上段または下段に移動させ、次の上段または下
段のワイヤー13に取り付けられた基板保持部14の上
部の溝14a内に基板15の中心孔15a側の部分を落
し込んで保持する。このような動作を繰り返して、全て
の基板保持部14の上部の溝14a内に基板15の中心
孔15a側の部分を落し込んで保持する。
【0014】なお、この実施例では基板受け渡し用部材
16に、基板保持用部材12の各段に取り付けられた基
板保持部14の数に応じて受け渡し溝16aを設け、1
段づついっぺんに基板の受け渡しを行うようにしている
が、搬送用ロボット17が基板受け渡し部材16を左右
方向へも移動できるようにすると共に、受け渡し溝16
aの数を半分にして、各段とも半分づつ基板を受け渡す
ようにしてもよい。
【0015】上記各実施例に示されるように基板15の
中心孔15a側の部分を全ての基板保持部14の上部の
溝14a内に落し込んで保持したあと、基板15の両面
に薄膜を形成したところ、薄膜の形成中、および形成後
においても基板15の落下が起こらず、良質な膜質特性
が得られた。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように基板保
持部の上部の溝内に基板の中心孔側の部分を落し込ん
で、基板を保持するようにしているので、基板を保持す
る際の作業が簡単であると共に、薄膜の形成中、および
形成後においても基板の落下が起こらず、良質な膜質特
性が得られる効果を奏する。また、請求項2の発明は、
搬送用ロボットで基板受け渡し用部材を上段または下段
に移動させる動作を繰り返すことによって、全ての基板
保持部の上部の溝内に基板の中心孔側の部分を落し込ん
で、基板を保持するようにしているので、基板を保持す
る際の作業能率が良くなの効果を上記効果に追加して持
っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の立面図
【図2】この発明の実施例の側面図
【図3】この発明の実施例の要部を詳細に示す立面図
【図4】この発明の実施例の要部を詳細に示す側面図
【図5】この発明の別の実施例の一部を示す立面図
【図6】この発明の別の実施例の側面図
【図7】従来の基板装着機構の斜視図
【図8】従来の基板装着機構の要部の断面図
【符号の説明】
11・・・・・・フレーム 12・・・・・・基板保持用部材 13・・・・・・ワイヤー 14 ・・・・・基板保持部 14a・・・・・基板保持部の溝 15・・・・・・基板 15a・・・・・基板の中心孔 16・・・・・・基板受け渡し用部材 16a・・・・・受け渡し溝 17・・・・・・搬送用ロボット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 G11B 5/85

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状のフレームと、その方形状のフレー
    ムに所定の間隔で縦方向に複数段取り付けた複数の基板
    保持用部材と、その複数の基板保持用部材の各々に所定
    の間隔で横方向に一端を取り付けた複数の折り曲げられ
    たワイヤーと、その複数の折り曲げられたワイヤーの各
    々の他端に取り付けられた上部に溝を持つ基板保持部
    と、その基板保持部の上部の溝内に中心孔側の部分を落
    し込んで保持される基板とを有する基板装着機構。
  2. 【請求項2】方形状のフレームと、その方形状のフレー
    ムに所定の間隔で縦方向に複数段取り付けた複数の基板
    保持用部材と、そのその複数の基板保持用部材の各々に
    所定の間隔で横方向に一端を取り付けた複数の折り曲げ
    られたワイヤーと、その複数の折り曲げられたワイヤー
    の各々の他端に取り付けられた上部に溝を持つ基板保持
    部と、その基板保持部の上部の溝内に中心孔側の部分を
    落し込んで保持される基板と、その基板の装着を準備す
    るためにワイヤーと等間隔に受け渡し溝を横方向一列に
    持つと同時に、前後方向にも受け渡し溝を多段に持つ基
    板受け渡し用部材と、その基板受け渡し用部材を上下方
    向および前後方向に移動可能な搬送用ロボットとを有す
    る基板装着機構。
JP11000193A 1993-04-12 1993-04-12 基板装着機構 Expired - Fee Related JP3244860B2 (ja)

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