JP3244101B2 - スペクトラム拡散通信受信機 - Google Patents
スペクトラム拡散通信受信機Info
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- JP3244101B2 JP3244101B2 JP19989494A JP19989494A JP3244101B2 JP 3244101 B2 JP3244101 B2 JP 3244101B2 JP 19989494 A JP19989494 A JP 19989494A JP 19989494 A JP19989494 A JP 19989494A JP 3244101 B2 JP3244101 B2 JP 3244101B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトラム拡散信号の
受信に利用する。特に、スペクトラム逆拡散された信号
に対して雑音を除去するために時間窓を設け、この時間
窓を通過した信号を用いて復調を行う受信機に関する。
さらに詳しくは、拡散符号の同期捕捉および同期保持に
関する。
受信に利用する。特に、スペクトラム逆拡散された信号
に対して雑音を除去するために時間窓を設け、この時間
窓を通過した信号を用いて復調を行う受信機に関する。
さらに詳しくは、拡散符号の同期捕捉および同期保持に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3はスペクトラム拡散信号を複数の空
中線によりダイバーシティ受信して復調する従来例のス
ペクトル拡散通信受信機を示すブロック構成図である。
この受信機は、空中線1a、1bがそれぞれ接続された
受信装置2a、2b、受動相関器3a、3b、時間窓制
御器4a、4b、遅延検波器5a、5b、ダイバーシテ
ィ合成器6および復調器7を備え、さらに、拡散符号の
同期捕捉および同期保持のため、包絡線検波器8a、ピ
ーク位置検出器9、切り替えスイッチ10、平均器1
6、時間窓中心位置メモリ13、ピーク位置比較器1
1、およびアップダウンカウンタ12を備える。
中線によりダイバーシティ受信して復調する従来例のス
ペクトル拡散通信受信機を示すブロック構成図である。
この受信機は、空中線1a、1bがそれぞれ接続された
受信装置2a、2b、受動相関器3a、3b、時間窓制
御器4a、4b、遅延検波器5a、5b、ダイバーシテ
ィ合成器6および復調器7を備え、さらに、拡散符号の
同期捕捉および同期保持のため、包絡線検波器8a、ピ
ーク位置検出器9、切り替えスイッチ10、平均器1
6、時間窓中心位置メモリ13、ピーク位置比較器1
1、およびアップダウンカウンタ12を備える。
【0003】受信装置2a、2bはそれぞれ、搬送波帯
域の受信信号を直交検波してベースバンド帯域のI信号
およびQ信号を出力する。受動相関器3a、3bは、そ
れぞれ受信装置2a、2bの出力信号を入力とし、拡散
符号との相関値を出力する。時間窓制御器4a、4b
は、受動相関器3a、3bの出力信号を入力とし、時間
窓を通過した信号を出力する。遅延検波器5a、5b
は、時間窓制御器4a、4bの出力信号を入力とし、拡
散符号の1周期ごとに遅延検波する。ダイバーシティ合
成器6は遅延検波器5a、5bの検波信号を入力として
ダイバーシティ合成する。復調器7はダイバーシティ合
成器6の出力を復調する。
域の受信信号を直交検波してベースバンド帯域のI信号
およびQ信号を出力する。受動相関器3a、3bは、そ
れぞれ受信装置2a、2bの出力信号を入力とし、拡散
符号との相関値を出力する。時間窓制御器4a、4b
は、受動相関器3a、3bの出力信号を入力とし、時間
窓を通過した信号を出力する。遅延検波器5a、5b
は、時間窓制御器4a、4bの出力信号を入力とし、拡
散符号の1周期ごとに遅延検波する。ダイバーシティ合
成器6は遅延検波器5a、5bの検波信号を入力として
ダイバーシティ合成する。復調器7はダイバーシティ合
成器6の出力を復調する。
【0004】受動相関器3aの出力信号はまた、分岐さ
れて包絡線検波器8aに入力され、包絡線検波される。
ピーク位置検出器9は、包絡線検波器8aの出力信号を
入力とし、拡散符号の1周期内で最大となるピーク位置
を検出する。切り替えスイッチ10は、初期モードのと
きにピーク位置検出器9の出力信号を平均器16に送出
する。平均器16は、ピーク位置検出器9が出力するピ
ーク位置について、拡散符号の複数周期にわたる平均化
を行い、時間窓の最初の中心位置として時間窓中心位置
メモリ13に格納する。時間窓制御器4a、4bは、時
間窓中心位置メモリ13に格納された時間窓中心位置を
初期値として設定する。
れて包絡線検波器8aに入力され、包絡線検波される。
ピーク位置検出器9は、包絡線検波器8aの出力信号を
入力とし、拡散符号の1周期内で最大となるピーク位置
を検出する。切り替えスイッチ10は、初期モードのと
きにピーク位置検出器9の出力信号を平均器16に送出
する。平均器16は、ピーク位置検出器9が出力するピ
ーク位置について、拡散符号の複数周期にわたる平均化
を行い、時間窓の最初の中心位置として時間窓中心位置
メモリ13に格納する。時間窓制御器4a、4bは、時
間窓中心位置メモリ13に格納された時間窓中心位置を
初期値として設定する。
【0005】発振器15は、拡散符号のチップ周波数
(データを周波数拡散するために用いる符号のクロック
周波数)のm倍(mは2以上の整数)の周波数をもつ信
号をm分周器14に供給する。m分周器14は、発振器
15の出力信号をm分周したサンプリングクロックを生
成し、受動相関器3a、3b、時間窓制御器4a、4
b、遅延検波器は5a、5bおよびピーク位置検出器9
に供給する。
(データを周波数拡散するために用いる符号のクロック
周波数)のm倍(mは2以上の整数)の周波数をもつ信
号をm分周器14に供給する。m分周器14は、発振器
15の出力信号をm分周したサンプリングクロックを生
成し、受動相関器3a、3b、時間窓制御器4a、4
b、遅延検波器は5a、5bおよびピーク位置検出器9
に供給する。
【0006】一方、切り替えスイッチ10は、定常モー
ドのときに、ピーク位置検出器9の出力信号をピーク位
置比較器11に出力する。ピーク位置比較器11は、ピ
ーク位置検出器9が出力するピーク位置と、時間窓中心
位置メモリ13に格納されている時間窓中心位置とを比
較し、その比較結果に応じた値をアップダウンカウンタ
12に送出する。アップダウンカウンタ12はピーク位
置比較器11の出力値を加算し、カウンタ値がしきい値
を越えたときに、サンプリングクロックの位相の偏移を
命じるシフト信号をm分周器14に送出するとともに、
そのカウンタ値をリセットする。m分周器14は、アッ
プダウンカウンタ12からのシフト信号にしたがって分
周数を一時的に変化させ、サンプリングクロックの位相
を偏移させる。
ドのときに、ピーク位置検出器9の出力信号をピーク位
置比較器11に出力する。ピーク位置比較器11は、ピ
ーク位置検出器9が出力するピーク位置と、時間窓中心
位置メモリ13に格納されている時間窓中心位置とを比
較し、その比較結果に応じた値をアップダウンカウンタ
12に送出する。アップダウンカウンタ12はピーク位
置比較器11の出力値を加算し、カウンタ値がしきい値
を越えたときに、サンプリングクロックの位相の偏移を
命じるシフト信号をm分周器14に送出するとともに、
そのカウンタ値をリセットする。m分周器14は、アッ
プダウンカウンタ12からのシフト信号にしたがって分
周数を一時的に変化させ、サンプリングクロックの位相
を偏移させる。
【0007】以上説明したように、このスペクトラム拡
散通信受信機は、その動作に初期モードと定常モードと
があり、それぞれ異なる動作をする。初期モードでは、
時間窓制御器4a、4bに時間窓が設定されていないの
で、時間窓を用いた制御は行われない。このとき包絡線
検波器8a、ピーク位置検出器9、平均器16および時
間窓中心位置メモリ13では、時間窓制御器4a、4b
に初期値として設定する時間窓の中心位置を検出し、時
間窓制御器4a、4bに時間窓を設定する。定常モード
では、包絡線検波器8a、ピーク位置検出器9、平均器
16、時間窓中心位置メモリ13、ピーク位置比較器1
1およびアップダウンカウンタ12が、拡散符号の1周
期内のピーク位置(ピーク位置検出器9の出力)と時間
窓の中心位置(時間窓中心位置メモリ13の格納値)の
差が最小になるように制御を行う。このとき、同期捕捉
が完了するまでは、時間窓制御器4a、4bによる時間
窓の制御は行われず、同期捕捉が完了した後、時間窓制
御器4a、4bを動作させて時間窓を用いた制御を行
う。
散通信受信機は、その動作に初期モードと定常モードと
があり、それぞれ異なる動作をする。初期モードでは、
時間窓制御器4a、4bに時間窓が設定されていないの
で、時間窓を用いた制御は行われない。このとき包絡線
検波器8a、ピーク位置検出器9、平均器16および時
間窓中心位置メモリ13では、時間窓制御器4a、4b
に初期値として設定する時間窓の中心位置を検出し、時
間窓制御器4a、4bに時間窓を設定する。定常モード
では、包絡線検波器8a、ピーク位置検出器9、平均器
16、時間窓中心位置メモリ13、ピーク位置比較器1
1およびアップダウンカウンタ12が、拡散符号の1周
期内のピーク位置(ピーク位置検出器9の出力)と時間
窓の中心位置(時間窓中心位置メモリ13の格納値)の
差が最小になるように制御を行う。このとき、同期捕捉
が完了するまでは、時間窓制御器4a、4bによる時間
窓の制御は行われず、同期捕捉が完了した後、時間窓制
御器4a、4bを動作させて時間窓を用いた制御を行
う。
【0008】すなわち、ピーク位置比較器11は、拡散
符号の1周期内のピーク位置が時間窓の中心位置よりも
大きい場合に「+1」を出力し、小さい場合に「−1」
を出力し、アップダウンカウンタ12がこれを逐次加算
する。ここで、アップダウンカウンタ12のカウンタ値
がしきい値を越えたときに、サンプリングクロックの位
相の偏移を命じるシフト信号をm分周器14に送出する
ことにより、サンプリングクロックの位相がシフトして
同期捕捉および同期保持が行われる。
符号の1周期内のピーク位置が時間窓の中心位置よりも
大きい場合に「+1」を出力し、小さい場合に「−1」
を出力し、アップダウンカウンタ12がこれを逐次加算
する。ここで、アップダウンカウンタ12のカウンタ値
がしきい値を越えたときに、サンプリングクロックの位
相の偏移を命じるシフト信号をm分周器14に送出する
ことにより、サンプリングクロックの位相がシフトして
同期捕捉および同期保持が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスペク
トラム拡散通信受信機では、ひとつの空中線で得られた
信号を用いて同期捕捉および同期保持を行っているた
め、受信信号電力の変動により受信信号電力が小さくな
ると、ピーク位置検出器の値と実際の相関ピーク位置と
の誤差が生じることがある。この誤差は初期モードにお
ける時間窓中心位置メモリに格納される値に誤差を発生
させるため、同期捕捉が困難になることがあった。ま
た、定常モードにおいてもピーク位置比較器に誤差が発
生し、さらにm分周器におけるサンプリングクロックの
位相誤差が生じるので、同期捕捉および同期保持が困難
になることがあった。
トラム拡散通信受信機では、ひとつの空中線で得られた
信号を用いて同期捕捉および同期保持を行っているた
め、受信信号電力の変動により受信信号電力が小さくな
ると、ピーク位置検出器の値と実際の相関ピーク位置と
の誤差が生じることがある。この誤差は初期モードにお
ける時間窓中心位置メモリに格納される値に誤差を発生
させるため、同期捕捉が困難になることがあった。ま
た、定常モードにおいてもピーク位置比較器に誤差が発
生し、さらにm分周器におけるサンプリングクロックの
位相誤差が生じるので、同期捕捉および同期保持が困難
になることがあった。
【0010】本発明は、以上の課題を解決し、同期捕捉
および同期保持を容易に行うことのできるスペクトラム
拡散通信受信機を提供することを目的とする。
および同期保持を容易に行うことのできるスペクトラム
拡散通信受信機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のスペクトラム拡
散通信受信機は、スペクトラム拡散された信号を別々の
空中線によりダイバーシティ受信する複数n個の受信手
段と、この受信手段のそれぞれの受信出力をあらかじめ
定められた周期のサンプリングクロックでスペクトラム
逆拡散する手段と、スペクトラム逆拡散されたn系列の
信号に対してそれらの信号が通過することのできる時間
窓を設ける時間窓手段と、この時間窓を通過した信号を
用いて復調を行う復調手段と、時間窓の中心位置に対し
てサンプリングクロックの位相を制御する同期手段とを
備え、同期手段は、スペクトラム逆拡散された信号を包
絡線検波する検波手段と、この検波手段の出力信号から
拡散符号の1周期内で最大となるピーク位置を検出する
ピーク位置検出器と、このピーク位置と時間窓の中心位
置との差が最小となるようにサンプリングクロックの位
相を偏移させる手段とを含むスペクトラム拡散通信受信
機において、検波手段は、n系列の信号に対してそれぞ
れ設けられたn個の包絡線検波器と、このn個の包絡線
検波器の出力を加算する加算器とを含むことを特徴とす
る。
散通信受信機は、スペクトラム拡散された信号を別々の
空中線によりダイバーシティ受信する複数n個の受信手
段と、この受信手段のそれぞれの受信出力をあらかじめ
定められた周期のサンプリングクロックでスペクトラム
逆拡散する手段と、スペクトラム逆拡散されたn系列の
信号に対してそれらの信号が通過することのできる時間
窓を設ける時間窓手段と、この時間窓を通過した信号を
用いて復調を行う復調手段と、時間窓の中心位置に対し
てサンプリングクロックの位相を制御する同期手段とを
備え、同期手段は、スペクトラム逆拡散された信号を包
絡線検波する検波手段と、この検波手段の出力信号から
拡散符号の1周期内で最大となるピーク位置を検出する
ピーク位置検出器と、このピーク位置と時間窓の中心位
置との差が最小となるようにサンプリングクロックの位
相を偏移させる手段とを含むスペクトラム拡散通信受信
機において、検波手段は、n系列の信号に対してそれぞ
れ設けられたn個の包絡線検波器と、このn個の包絡線
検波器の出力を加算する加算器とを含むことを特徴とす
る。
【0012】n個の包絡線検波器には、時間窓を通過す
る前の信号が入力されてもよいが、時間窓を通過した信
号が各々入力されてもよい。
る前の信号が入力されてもよいが、時間窓を通過した信
号が各々入力されてもよい。
【0013】
【作用】2以上の整数n本の空中線から得られた信号を
n個の別々の包絡線検波器に入力し、これらの包絡線検
波器の出力信号を加算器により加算し、その加算器の出
力信号からピーク位置検出器により相関ピーク位置を検
出する。このため、1本の空中線から得られた信号によ
り同期捕捉および同期保持を行う場合に比べ、受信信号
電力が変動してその電力が小さい場合でも、同期捕捉お
よび同期保持を容易に行うことができる。
n個の別々の包絡線検波器に入力し、これらの包絡線検
波器の出力信号を加算器により加算し、その加算器の出
力信号からピーク位置検出器により相関ピーク位置を検
出する。このため、1本の空中線から得られた信号によ
り同期捕捉および同期保持を行う場合に比べ、受信信号
電力が変動してその電力が小さい場合でも、同期捕捉お
よび同期保持を容易に行うことができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明第一実施例のスペクトラム拡散
通信受信機を示すブロック構成図である。この実施例
は、スペクトラム拡散された信号を別々の空中線1a、
1bによりダイバーシティ受信する複数n個(この実施
例ではn=2)の受信装置2a、2bと、この受信装置
2a、2bのそれぞれの受信出力をあらかじめ定められ
た周期のサンプリングクロックでスペクトラム逆拡散す
る受動相関器3a、3bと、スペクトラム逆拡散された
n系列の信号に対してそれらの信号が通過することので
きる時間窓を設ける時間窓制御器4a、4bと、この時
間窓を通過した信号を用いて復調を行うための遅延検波
器5a、5b、ダイバーシティ合成器6および復調器7
とを備え、さらに、時間窓の中心位置に対してサンプリ
ングクロックの位相を制御するため、スペクトラム逆拡
散された信号を包絡線検波する検波手段としての包絡線
検波器8a、8bおよび加算器17と、この検波手段の
出力信号から拡散符号の1周期内で最大となるピーク位
置を検出するピーク位置検出器9と、このピーク位置と
時間窓の中心位置との差が最小となるようにサンプリン
グクロックの位相を偏移させるためのピーク位置比較器
11およびアップダウンカウンタ12を備える。また、
サンプリングクロックを生成するために発振器15およ
びm分周器14を備え、時間窓の中心位置を初期設定す
るため、平均器16および時間窓中心位置メモリ13を
備える。
通信受信機を示すブロック構成図である。この実施例
は、スペクトラム拡散された信号を別々の空中線1a、
1bによりダイバーシティ受信する複数n個(この実施
例ではn=2)の受信装置2a、2bと、この受信装置
2a、2bのそれぞれの受信出力をあらかじめ定められ
た周期のサンプリングクロックでスペクトラム逆拡散す
る受動相関器3a、3bと、スペクトラム逆拡散された
n系列の信号に対してそれらの信号が通過することので
きる時間窓を設ける時間窓制御器4a、4bと、この時
間窓を通過した信号を用いて復調を行うための遅延検波
器5a、5b、ダイバーシティ合成器6および復調器7
とを備え、さらに、時間窓の中心位置に対してサンプリ
ングクロックの位相を制御するため、スペクトラム逆拡
散された信号を包絡線検波する検波手段としての包絡線
検波器8a、8bおよび加算器17と、この検波手段の
出力信号から拡散符号の1周期内で最大となるピーク位
置を検出するピーク位置検出器9と、このピーク位置と
時間窓の中心位置との差が最小となるようにサンプリン
グクロックの位相を偏移させるためのピーク位置比較器
11およびアップダウンカウンタ12を備える。また、
サンプリングクロックを生成するために発振器15およ
びm分周器14を備え、時間窓の中心位置を初期設定す
るため、平均器16および時間窓中心位置メモリ13を
備える。
【0015】ここで本実施例の特徴とするところは、n
個の包絡線検波器8a、8bがn系列の信号に対してそ
れぞれ設けられ、このn個の包絡線検波器8a、8bの
出力を加算する加算器17を備えたことにある。また、
この実施例では、包絡線検波器8a、8bには時間窓を
通過した信号が各々入力される。
個の包絡線検波器8a、8bがn系列の信号に対してそ
れぞれ設けられ、このn個の包絡線検波器8a、8bの
出力を加算する加算器17を備えたことにある。また、
この実施例では、包絡線検波器8a、8bには時間窓を
通過した信号が各々入力される。
【0016】空中線1a、1bがそれぞれ接続された受
信装置2a、2bは、受信信号の周波数帯域を搬送波帯
域からベースバンド帯域に変換する。受信装置2a、2
bの出力する互いに直交する信号はそれぞれ受動相関器
3a、3bに供給され、これらの受動相関器3a、3b
は拡散符号との相関値を出力する。受動相関器3a、3
bの出力信号はそれぞれ時間窓制御器4a、4bに入力
され、時間窓制御器4a、4bの時間窓が開いている間
のみ信号が出力される。時間窓制御器4a、4bの出力
信号は遅延検波器5a、5bに入力され、これらの遅延
検波器5a、5bは拡散符号1周期ごとに遅延検波を行
う。遅延検波器5a、5bの出力信号はダイバーシティ
合成器6に入力され、ダイバーシティ合成される。ダイ
バーシティ合成器6の出力信号は復調器7に入力されて
復調される。
信装置2a、2bは、受信信号の周波数帯域を搬送波帯
域からベースバンド帯域に変換する。受信装置2a、2
bの出力する互いに直交する信号はそれぞれ受動相関器
3a、3bに供給され、これらの受動相関器3a、3b
は拡散符号との相関値を出力する。受動相関器3a、3
bの出力信号はそれぞれ時間窓制御器4a、4bに入力
され、時間窓制御器4a、4bの時間窓が開いている間
のみ信号が出力される。時間窓制御器4a、4bの出力
信号は遅延検波器5a、5bに入力され、これらの遅延
検波器5a、5bは拡散符号1周期ごとに遅延検波を行
う。遅延検波器5a、5bの出力信号はダイバーシティ
合成器6に入力され、ダイバーシティ合成される。ダイ
バーシティ合成器6の出力信号は復調器7に入力されて
復調される。
【0017】時間窓制御器4a、4bの出力はまた、分
岐されてそれぞれ包絡線検波器8a、8bに入力され、
その出力信号が加算器17に入力されて加算される。加
算器17の出力信号はピーク位置検出器9に入力され、
拡散符号1周期の中で最大となるピークの位置が検出さ
れる。ピーク位置検出器9の出力信号は、初期モードと
定常モードとで出力先が切り替わる切り替えスイッチ1
0に供給される。
岐されてそれぞれ包絡線検波器8a、8bに入力され、
その出力信号が加算器17に入力されて加算される。加
算器17の出力信号はピーク位置検出器9に入力され、
拡散符号1周期の中で最大となるピークの位置が検出さ
れる。ピーク位置検出器9の出力信号は、初期モードと
定常モードとで出力先が切り替わる切り替えスイッチ1
0に供給される。
【0018】通信が開始されたときには、切り替えスイ
ッチ10は初期モードに設定される。初期モードにおい
ては、時間窓制御器4a、4bによる制御は行わず、平
均器16において、ピーク位置検出器9の出力信号に対
して、複数の拡散符号周期の間、平均化が行われる。平
均器16の出力は、時間窓中心位置の最初の位置とし
て、時間窓中心位置メモリ13に格納される。時間窓中
心位置メモリ13の時間窓中心位置メモリ13の出力信
号は時間窓制御器4a、4bへ供給され、時間窓の中心
位置の初期値が設定される。
ッチ10は初期モードに設定される。初期モードにおい
ては、時間窓制御器4a、4bによる制御は行わず、平
均器16において、ピーク位置検出器9の出力信号に対
して、複数の拡散符号周期の間、平均化が行われる。平
均器16の出力は、時間窓中心位置の最初の位置とし
て、時間窓中心位置メモリ13に格納される。時間窓中
心位置メモリ13の時間窓中心位置メモリ13の出力信
号は時間窓制御器4a、4bへ供給され、時間窓の中心
位置の初期値が設定される。
【0019】この後、切り替えスイッチ10は定常モー
ドに切り替えられる。定常モードでは、ピーク位置検出
器9の出力がピーク位置比較器11に供給される。ピー
ク位置比較器11は、ピーク位置検出器9の出力信号と
時間窓の中心位置とを比較し、ピーク位置検出器9の出
力信号の方が時間窓中心位置よりも大きい場合は「+
1」、小さい場合には「−1」を出力する。ピーク位置
比較器11の出力信号はアップダウンカウンタ12によ
り加算される。アップダウンカウンタ12は、そのカウ
ンタ値がしきい値を越えた場合には、サンプリングクロ
ックの位相の偏移を命じるシフト信号をm分周器14に
送出するとともに、そのカウンタ値をリセットする。m
分周器14では、アップダウンカウンタ12の出力に基
づいてサンプリングクロックの位相制御を行い、時間窓
の中心位置と逆拡散後の信号のピーク位置との差を最小
にする。
ドに切り替えられる。定常モードでは、ピーク位置検出
器9の出力がピーク位置比較器11に供給される。ピー
ク位置比較器11は、ピーク位置検出器9の出力信号と
時間窓の中心位置とを比較し、ピーク位置検出器9の出
力信号の方が時間窓中心位置よりも大きい場合は「+
1」、小さい場合には「−1」を出力する。ピーク位置
比較器11の出力信号はアップダウンカウンタ12によ
り加算される。アップダウンカウンタ12は、そのカウ
ンタ値がしきい値を越えた場合には、サンプリングクロ
ックの位相の偏移を命じるシフト信号をm分周器14に
送出するとともに、そのカウンタ値をリセットする。m
分周器14では、アップダウンカウンタ12の出力に基
づいてサンプリングクロックの位相制御を行い、時間窓
の中心位置と逆拡散後の信号のピーク位置との差を最小
にする。
【0020】拡散符号のチップ周波数のm倍の発振周波
数をもつ発振器15の出力は、m分周器14に供給され
る。m分周器14の出力は、受動相関器3a、3b、時
間窓制御器4a、4b、遅延検波器5a、5b、および
ピーク位置検出器9にそれぞれサンプリングクロックと
して供給される。m分周器14はまた、アップダウンカ
ウンタ12からのシフト信号にしたがって分周数を一時
的に変化させ、サンプリングクロックの位相を偏移させ
る。
数をもつ発振器15の出力は、m分周器14に供給され
る。m分周器14の出力は、受動相関器3a、3b、時
間窓制御器4a、4b、遅延検波器5a、5b、および
ピーク位置検出器9にそれぞれサンプリングクロックと
して供給される。m分周器14はまた、アップダウンカ
ウンタ12からのシフト信号にしたがって分周数を一時
的に変化させ、サンプリングクロックの位相を偏移させ
る。
【0021】図2は本発明第二実施例のスペクトラム拡
散通信受信機を示すブロック構成図である。この実施例
は、包絡線検波器8a、8bに入力される信号が時間窓
の通過する前のスペクトラム逆拡散された信号であるこ
とが第一実施例と異なる。
散通信受信機を示すブロック構成図である。この実施例
は、包絡線検波器8a、8bに入力される信号が時間窓
の通過する前のスペクトラム逆拡散された信号であるこ
とが第一実施例と異なる。
【0022】空中線1a、1bがそれぞれ接続された受
信装置2a、2bは、受信信号の周波数帯域を搬送波帯
域からベースバンド帯域に変換する。受信装置2a、2
bの出力する互いに直交する信号はそれぞれ受動相関器
3a、3bに供給され、これらの受動相関器3a、3b
は拡散符号との相関値を出力する。受動相関器3a、3
bの出力信号はそれぞれ時間窓制御器4a、4bに入力
され、時間窓制御器4a、4bの時間窓が開いている間
のみ信号が出力される。時間窓制御器4a、4bの出力
信号は遅延検波器5a、5bに入力され、これらの遅延
検波器5a、5bは拡散符号1周期ごとに遅延検波を行
う。遅延検波器5a、5bの出力信号はダイバーシティ
合成器6に入力され、ダイバーシティ合成される。ダイ
バーシティ合成器6の出力信号は復調器7に入力されて
復調される。
信装置2a、2bは、受信信号の周波数帯域を搬送波帯
域からベースバンド帯域に変換する。受信装置2a、2
bの出力する互いに直交する信号はそれぞれ受動相関器
3a、3bに供給され、これらの受動相関器3a、3b
は拡散符号との相関値を出力する。受動相関器3a、3
bの出力信号はそれぞれ時間窓制御器4a、4bに入力
され、時間窓制御器4a、4bの時間窓が開いている間
のみ信号が出力される。時間窓制御器4a、4bの出力
信号は遅延検波器5a、5bに入力され、これらの遅延
検波器5a、5bは拡散符号1周期ごとに遅延検波を行
う。遅延検波器5a、5bの出力信号はダイバーシティ
合成器6に入力され、ダイバーシティ合成される。ダイ
バーシティ合成器6の出力信号は復調器7に入力されて
復調される。
【0023】受動相関器3a、3bの出力はまた、分岐
されてそれぞれ包絡線検波器8a、8bに入力され、そ
の出力信号が加算器17に入力されて加算される。加算
器17の出力信号はピーク位置検出器9に入力され、拡
散符号1周期の中で最大となるピークの位置が検出され
る。ピーク位置検出器9の出力信号は、初期モードと定
常モードとで出力先が切り替わる切り替えスイッチ10
に供給される。
されてそれぞれ包絡線検波器8a、8bに入力され、そ
の出力信号が加算器17に入力されて加算される。加算
器17の出力信号はピーク位置検出器9に入力され、拡
散符号1周期の中で最大となるピークの位置が検出され
る。ピーク位置検出器9の出力信号は、初期モードと定
常モードとで出力先が切り替わる切り替えスイッチ10
に供給される。
【0024】通信が開始されたときには、切り替えスイ
ッチ10は初期モードに設定される。初期モードにおい
ては、時間窓制御器4a、4bによる制御は行わず、平
均器16において、ピーク位置検出器9の出力信号に対
して、複数の拡散符号周期の間、平均化が行われる。平
均器16の出力は、時間窓中心位置の最初の位置とし
て、時間窓中心位置メモリ13に格納される。時間窓中
心位置メモリ13の時間窓中心位置メモリ13の出力信
号は時間窓制御器4a、4bへ供給され、時間窓の中心
位置の初期値が設定される。
ッチ10は初期モードに設定される。初期モードにおい
ては、時間窓制御器4a、4bによる制御は行わず、平
均器16において、ピーク位置検出器9の出力信号に対
して、複数の拡散符号周期の間、平均化が行われる。平
均器16の出力は、時間窓中心位置の最初の位置とし
て、時間窓中心位置メモリ13に格納される。時間窓中
心位置メモリ13の時間窓中心位置メモリ13の出力信
号は時間窓制御器4a、4bへ供給され、時間窓の中心
位置の初期値が設定される。
【0025】この後、切り替えスイッチ10は定常モー
ドに切り替えられる。定常モードでは、ピーク位置検出
器9の出力がピーク位置比較器11に供給される。ピー
ク位置比較器11は、ピーク位置検出器9の出力信号と
時間窓の中心位置とを比較し、ピーク位置検出器9の出
力信号の方が時間窓中心位置よりも大きい場合は「+
1」、小さい場合には「−1」を出力する。ピーク位置
比較器11の出力信号はアップダウンカウンタ12によ
り加算される。アップダウンカウンタ12は、そのカウ
ンタ値がしきい値を越えた場合には、サンプリングクロ
ックの位相の偏移を命じるシフト信号をm分周器14に
送出するとともに、そのカウンタ値をリセットする。m
分周器14では、アップダウンカウンタ12の出力に基
づいてサンプリングクロックの位相制御を行い、時間窓
の中心位置と逆拡散後の信号のピーク位置との差を最小
にする。
ドに切り替えられる。定常モードでは、ピーク位置検出
器9の出力がピーク位置比較器11に供給される。ピー
ク位置比較器11は、ピーク位置検出器9の出力信号と
時間窓の中心位置とを比較し、ピーク位置検出器9の出
力信号の方が時間窓中心位置よりも大きい場合は「+
1」、小さい場合には「−1」を出力する。ピーク位置
比較器11の出力信号はアップダウンカウンタ12によ
り加算される。アップダウンカウンタ12は、そのカウ
ンタ値がしきい値を越えた場合には、サンプリングクロ
ックの位相の偏移を命じるシフト信号をm分周器14に
送出するとともに、そのカウンタ値をリセットする。m
分周器14では、アップダウンカウンタ12の出力に基
づいてサンプリングクロックの位相制御を行い、時間窓
の中心位置と逆拡散後の信号のピーク位置との差を最小
にする。
【0026】拡散符号のチップ周波数のm倍の発振周波
数をもつ発振器15の出力は、m分周器14に供給され
る。m分周器14の出力は、受動相関器3a、3b、時
間窓制御器4a、4b、遅延検波器5a、5b、および
ピーク位置検出器9にそれぞれサンプリングクロックと
して供給される。
数をもつ発振器15の出力は、m分周器14に供給され
る。m分周器14の出力は、受動相関器3a、3b、時
間窓制御器4a、4b、遅延検波器5a、5b、および
ピーク位置検出器9にそれぞれサンプリングクロックと
して供給される。
【0027】以上の実施例において、受動相関器3a、
3bとしてマッチドフィルタを用いてもよく、コンボル
バを用いてもよい。また、以上の実施例ではn=2の場
合を示したが、n≧3の場合にも本発明を同様に実施で
きる。
3bとしてマッチドフィルタを用いてもよく、コンボル
バを用いてもよい。また、以上の実施例ではn=2の場
合を示したが、n≧3の場合にも本発明を同様に実施で
きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスペクト
ラム拡散通信受信機は、2以上の整数n本の空中線から
得られた信号をそれぞれ包絡線検波して互いに加算し、
その加算出力から相関ピーク位置を検出する。これによ
り1本の空中線から得られた信号を用いた場合に比べ、
受信信号電力の変動により受信信号電力が小さい場合で
も、同期捕捉および同期保持を容易に行うことができ
る。
ラム拡散通信受信機は、2以上の整数n本の空中線から
得られた信号をそれぞれ包絡線検波して互いに加算し、
その加算出力から相関ピーク位置を検出する。これによ
り1本の空中線から得られた信号を用いた場合に比べ、
受信信号電力の変動により受信信号電力が小さい場合で
も、同期捕捉および同期保持を容易に行うことができ
る。
【図1】本発明第一実施例のスペクトラム拡散通信受信
機を示すブロック構成図。
機を示すブロック構成図。
【図2】本発明第二実施例のスペクトラム拡散通信受信
機を示すブロック構成図。
機を示すブロック構成図。
【図3】従来例のスペクトラム拡散通信受信機を示すブ
ロック構成図。
ロック構成図。
1a、1b 空中線 2a、2b 受信装置 3a、3b 受動相関器 4a、4b 時間窓制御器 5a、5b 遅延検波器 6 ダイバーシティ合成器 7 復調器 8a、8b 包絡線検波器 9 ピーク位置検出器 10 切り替えスイッチ 11 ピーク位置比較器 12 アップダウンカウンタ 13 時間窓中心位置メモリ 14 m分周器 15 発振器 16 平均器 17 加算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−69907(JP,A) 特開 平6−77948(JP,A) 特開 平6−104834(JP,A) 特開 平6−13988(JP,A) 鈴木康夫 他1名,B−427 検波後 RAKE受信用時間窓制御ループ(TW CL)による符号同期補足実験の特性検 討,1994年電子情報通信学会春季大会講 演論文集2,日本,電子情報通信学会, 1994年 3月10日,2−427 鈴木康夫 他1名,B−355 DPS K検波後RAKE受信機用符号同期方式 の同期保持特性,1993年電子情報通信学 会秋季大会講演論文集2,日本,電子情 報通信学会,1993年 8月15日,2− 355 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/08 H04B 1/707
Claims (2)
- 【請求項1】 スペクトラム拡散された信号を別々の空
中線によりダイバーシティ受信する複数n個の受信手段
と、 この受信手段のそれぞれの受信出力をあらかじめ定めら
れた周期のサンプリングクロックでスペクトラム逆拡散
する手段と、 スペクトラム逆拡散されたn系列の信号に対してそれら
の信号が通過することのできる時間窓を設ける時間窓手
段と、 この時間窓を通過した信号を用いて復調を行う復調手段
と、 前記時間窓の中心位置に対して前記サンプリングクロッ
クの位相を制御する同期手段とを備え、 前記同期手段は、スペクトラム逆拡散された信号を包絡
線検波する検波手段と、この検波手段の出力信号から拡
散符号の1周期内で最大となるピーク位置を検出するピ
ーク位置検出器と、このピーク位置と前記時間窓の中心
位置との差が最小となるように前記サンプリングクロッ
クの位相を偏移させる手段とを含むスペクトラム拡散通
信受信機において、 前記検波手段は、前記n系列の信号に対してそれぞれ設
けられたn個の包絡線検波器と、このn個の包絡線検波
器の出力を加算する加算器とを含むことを特徴とするス
ペクトラム拡散通信受信機。 - 【請求項2】 前記n個の包絡線検波器には時間窓を通
過したn系列の信号が各々入力される請求項1記載のス
ペクトラム拡散通信受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19989494A JP3244101B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | スペクトラム拡散通信受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19989494A JP3244101B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | スペクトラム拡散通信受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865224A JPH0865224A (ja) | 1996-03-08 |
JP3244101B2 true JP3244101B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=16415381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19989494A Expired - Fee Related JP3244101B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | スペクトラム拡散通信受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244101B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2846860B2 (ja) * | 1996-10-01 | 1999-01-13 | ユニデン株式会社 | スペクトル拡散通信方式を用いた送信機、受信機、通信システム及び通信方法 |
DE10134097B4 (de) * | 2001-07-13 | 2009-01-15 | Nokia Siemens Networks Gmbh & Co.Kg | Verfahren zur Demodulation und Detektion von mit Hilfe eines Diversity-Empfangssystems empfangenen Spread-Spectrum-Signalen eines von einem Teilnehmer gesendeten Spread-Spectrum-Sendesignals bei einem Funkkommunikationssystem mit Random-Access-Zugriff |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19989494A patent/JP3244101B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
鈴木康夫 他1名,B−355 DPSK検波後RAKE受信機用符号同期方式の同期保持特性,1993年電子情報通信学会秋季大会講演論文集2,日本,電子情報通信学会,1993年 8月15日,2−355 |
鈴木康夫 他1名,B−427 検波後RAKE受信用時間窓制御ループ(TWCL)による符号同期補足実験の特性検討,1994年電子情報通信学会春季大会講演論文集2,日本,電子情報通信学会,1994年 3月10日,2−427 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0865224A (ja) | 1996-03-08 |
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Legal Events
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