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JP3243544B2 - スペクトル拡散通信における干渉有無試験方法、通信チャネル設定方法およびスペクトル拡散通信方法 - Google Patents

スペクトル拡散通信における干渉有無試験方法、通信チャネル設定方法およびスペクトル拡散通信方法

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JP3243544B2
JP3243544B2 JP16694793A JP16694793A JP3243544B2 JP 3243544 B2 JP3243544 B2 JP 3243544B2 JP 16694793 A JP16694793 A JP 16694793A JP 16694793 A JP16694793 A JP 16694793A JP 3243544 B2 JP3243544 B2 JP 3243544B2
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JP
Japan
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test
communication
code
test signal
transmission
Prior art date
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JP16694793A
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守彦 林
Original Assignee
日立通信システム株式会社
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直接拡散型スペクトル
拡散通信方法に係わり、特に通信に先立って現に使用し
ようとしている通信チャネル上での干渉の有無を試験す
るためのスペクトル拡散通信における干渉有無試験方
法、また、その干渉有無試験結果にもとづき干渉が生じ
ない通信チャネルを最適に設定するためのスペクトル拡
散通信における通信チャネル設定方法、更には、干渉を
生じさせることなく通信を行うためのスペクトル拡散通
信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、スペクトル拡散通信では、同
一の周波数が複数の局により同時に使用される場合での
不具合として、チャネル間干渉を完全に除去し得ないこ
と等を原因とする遠近問題が知られている。即ち、スペ
クトル拡散通信が行われている状態で、付近で同一周波
数に係る出力信号が発生されている場合には、その存在
により、遠くからの微弱な信号を受信し得なくなるとい
う問題である。これは、とりもなおさず、符号分割多重
通信(CDMA方式)が行われる際での基本的な問題と
して挙げられているものである。
【0003】ところで、この遠近問題を解決する1方法
として、特公昭64-11181号公報には、他チャンネルから
の干渉信号は逆位相で合成されることで、干渉を低減す
る技術が示されたものとなっている。また、周波数再利
用における干渉を避ける方法として、特公平02-45854号
公報には、干渉を検出した場合に別の周波数に切り換え
るものが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、干渉を
受信側で低減する、これまでの方法には、性能上の限界
があり、大電力信号に対応し得なかったり、回路が徒に
複雑化する等の不具合がある。また、干渉を検出した場
合に別の周波数に切り換えされる方法では、そもそも周
波数のゾーン割当がないCDMA方式では、周波数切り
換えが頻繁に発生すると予想され、対応は困難なものと
なっている。
【0005】本発明の第1の目的は、CDMA方式スペ
クトル拡散通信に先立って、現に使用しようとしている
通信チャネル上での干渉の有無が送信側で簡単容易に予
め知れるようにした、スペクトル拡散通信における干渉
有無試験方法を供するにある。本発明の第2の目的は、
CDMA方式スペクトル拡散通信を行うに際し、干渉が
生じない通信チャネルが最適に設定され得る、スペクト
ル拡散通信における通信チャネル設定方法を供するにあ
る。本発明の第3の目的は、干渉が生じない通信チャネ
ルが最適に設定された状態で、CDMA方式スペクトル
拡散通信を行い得る、スペクトル拡散通信方法を供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、スペ
クトル拡散通信に先立って、送信側からは、試験用PN
符号により拡散された状態として、且つ微弱送信電力を
以て、自局識別情報を含むテスト信号が無線送信される
一方、受信側各々では、上記送信側からの、自局識別情
報を含むテスト信号が自局使用通信チャネル上で試験用
PN符号により逆拡散状態として受信された後、該テス
ト信号の受信レベルが自局で現に行われている通信に影
響があるか否かが判定された上、判定結果を示す信号が
試験用PN符号により拡散された状態として、且つ微弱
送信電力を以て、上記送信側に無線送信されることで達
成される。
【0007】上記第2の目的は、スペクトル拡散通信に
先立って、送信側からは、試験用PN符号により拡散さ
れた状態として、且つ微弱送信電力を以て、自局識別情
報を含むテスト信号が無線送信される一方、受信側各々
では、上記送信側からの、自局識別情報を含むテスト信
号が自局使用通信チャネル上で試験用PN符号により逆
拡散状態として受信された後、該テスト信号の受信レベ
ルが自局で現に行われている通信に影響があるか否かが
判定された上、判定結果を示す信号が試験用PN符号に
より拡散された状態として、且つ微弱送信電力を以て、
上記送信側に無線送信されるようにし、上記送信側で
は、送信テスト信号に対する応答としての、受信側から
の送信判定結果が通信禁止を示している場合には、通信
禁止を示す判定結果が受信されなくなるまでの間、上記
送信側では、現に使用しようとしている通信チャネルが
更新設定される度に、自局識別情報を含むテスト信号が
試験用PN符号により拡散された状態として、且つ微弱
送信電力を以て無線送信されることによって、干渉が生
じない通信チャネルが設定されることで達成される。
【0008】上記第3の目的は、スペクトル拡散通信に
先立って、送信側からは、試験用PN符号により拡散さ
れた状態として、且つ微弱送信電力を以て、自局識別情
報を含むテスト信号が無線送信される一方、受信側各々
では、上記送信側からの、自局識別情報を含むテスト信
号が自局使用通信チャネル上で試験用PN符号により逆
拡散状態として受信された後、該テスト信号の受信レベ
ルが自局で現に行われている通信に影響があるか否かが
判定された上、判定結果を示す信号が試験用PN符号に
より拡散された状態として、且つ微弱送信電力を以て、
上記送信側に無線送信されるようにし、上記送信側で
は、送信テスト信号に対する応答としての、受信側から
の送信判定結果が通信禁止を示している場合には、通信
禁止を示す判定結果が受信されなくなるまでの間、上記
送信側では、現に使用しようとしている通信チャネルが
更新設定される度に、自局識別情報を含むテスト信号が
試験用PN符号により拡散された状態として、且つ微弱
送信電力を以て無線送信されることによって、干渉が生
じない通信チャネルが設定された後、受信側との間で初
めて通信が行われることで達成される。
【0009】
【作用】スペクトル拡散通信に先立って、送信側から
は、試験用PN符号により拡散された状態として、且つ
微弱送信電力を以て、自局識別情報を含むテスト信号が
無線送信される一方、受信側各々では、上記送信側から
の、自局識別情報を含むテスト信号が自局使用通信チャ
ネル上で試験用PN符号により逆拡散状態として受信さ
れた後、該テスト信号の受信レベルが自局で現に行われ
ている通信に影響があるか否かが判定された上、判定結
果を示す信号が試験用PN符号により拡散された状態と
して、且つ微弱送信電力を以て、上記送信側に無線送信
される場合には、現に行われているスペクトル拡散通信
に妨害を与えることなく、送信側では、現に使用しよう
としている通信チャネル上での干渉の有無が簡単容易に
知れるものである。もしも、その通信チャネル上で干渉
の虞がある場合には、送信側では、通信チャネルを更新
した上で、再度、テスト信号を送信するようにして、干
渉の虞が生じない通信チャネルが探索されればよく、探
索された通信チャネルで通信が行われるようにすればよ
いものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1から図3により説明す
る。先ず本発明を具体的に説明する前に、既述の遠近問
題について確認の意味も含め簡単ながら説明しておく。
図3はスペクトル拡散通信装置(以下、単に装置と称
す)の格子状配置モデルを示したものである。例えば、
図3に示すように、装置Aから装置Bへ通信が現に行わ
れている状態で、装置Cから装置Dへ通信を行う要求が
新たに生じた場合を想定すれば、その際に、もしも装置
Cが装置Aと同一チャンネルで信号を送出するとすれ
ば、受信側の装置Bでは、送信側の装置Cとの間の空間
的距離が比較的小さいことから、装置Cからの大電力送
信信号により、装置Aからの微弱送信信号を受信し得な
くなるという現象が、いわゆる遠近問題として生じてい
るものである。本発明では、そのような遠近問題が事前
に回避された状態で、装置Cから装置Dへの通信を行お
うというものであり、以下、具体的に説明すれば以下の
ようである。
【0011】即ち、図1は本発明に係るスペクトル拡散
通信装置での送信機能に係る要部構成を、図2は同じく
そのスペクトル拡散通信装置での受信機能に係る要部構
成をそれぞれ示したものである。図1において、PNG
1は拡散符号を発生するPN符号発生回路を、M1は送
信データをPN符号により拡散するミキサを、OSC1
はキャリアを発生するキャリア発振回路を、M2はキャ
リアにより位相変調を行うミキサを、BPF1は送信信
号の帯域制限を行うバンドパスフィルタを、AMP1は
送信信号を増幅する増幅器を、ANT1は信号を送出す
るアンテナをそれぞれ示しており、これら構成要素から
基本的な送信機能が実現されたものとなっている。この
基本的な構成に、テスト信号も送信可とすべく、テスト
信号を発生するテスト信号発生回路TESTPG、PN
符号発生回路PNG1とは異なる拡散符号を発生するP
N符号発生回路PNG2、およびテスト信号を拡散する
ミキサM2が更に追加せしめられており、送信データ、
テスト信号の何れが選択的に送信されるかは、切換えス
イッチSWでの切換え状態によるものとなっている。
【0012】また、図2において、ANT2は信号を受
信するアンテナを、OSC2は受信信号に同期したキャ
リアを再生するキャリア再生回路を、M4は再生キャリ
アにより復調を行うミキサを、LPF1は拡散信号の帯
域以下を通過させるローパスフィルタを、PNG3は受
信信号に同期した拡散符号を発生するPN符号発生回路
を、M5は受信信号をPN符号により逆拡散し受信デー
タを再生するミキサを、LPF2は受信データの帯域以
下を通過させるローパスフィルタを、AMP2は受信信
号を増幅する増幅器をそれぞれ示しており、これら構成
要素から基本的な受信機能が実現されたものとなってい
る。この基本的な構成に、受信されたテスト信号のレベ
ルを判定すべく、更に、テスト信号に同期した拡散符号
を発生するPN符号発生回路PNG4、テスト信号をP
N符号により逆拡散しテスト信号を再生するミキサM
6、テスト信号の帯域以下を通過させるローパスフィル
タLPF3、およびテスト信号のレベルを測定し出力す
るレベルメータLEVELが設けられたものとなってい
る。
【0013】因みに、テスト信号は送信データに比し非
常に狭帯域な信号を送信データと同一の帯域幅に拡散し
た信号とされ、送信データに比し拡散利得が非常に大き
くなっている。このため、送信データと同一のチャンネ
ル(周波数)でありながらも、他装置でのデータ通信に
支障をきたすことのない微弱な電力で送信されても、干
渉の有無を事前に知るためのテストが確実に実施され得
るものとなっている。
【0014】さて、以上のようにしてなる装置での動作
を図3も参照しつつ説明すれば、既述のように、装置A
から装置Bへ通信が現に行われている状態で、装置Cか
ら装置Dへ通信を行う要求が新たに生じた場合を想定す
れば、その際に、受信側の装置Bでは、装置Aからの微
弱送信信号を受信し得なくなるという現象が生じるもの
となっている。この現象を通信前に事前に回避すべく、
装置Cからは、通信に先立って、その通信に使用しよう
としている通信チャネルでテスト信号が送信されるもの
となっている。図1に示すように、テスト信号発生回路
TESTPGからは、自局の識別情報を含むテスト信号
が発生されるが、これがミキサM3でPN符号発生回路
PNG2からのPN符号により拡散された状態で、切換
えスイッチSWを介し、通常の送信データの場合の送信
経路と同様にして送信されているものである。但し、こ
のテスト信号は送信データに比し非常に微弱な電力で送
信されることから、送信データと同一のチャンネル(周
波数)でありながらも、他局でのデータ通信に支障をき
たすことなく、テスト信号は送信され得るものとなって
いる。
【0015】一方、装置C以外の装置各々では、自局で
の使用チャンネル上で装置Cからのテスト信号が検出さ
れた場合には、そのテスト信号のレベルが測定された
上、自局でのデータ通信に干渉を与えるか否かが判断さ
れるものとなっている。図2に示すように、テスト信号
は通常の受信データと同様にアンテナANT2を介し入
力された上、ミキサM4でキャリア再生回路OSC2か
らの再生キャリアにより復調されるものとなっている。
その後、ローパスフィルタLPF1によりPN符号の帯
域に帯域制限された状態で、ミキサM6でPN符号発生
回路PNG4からのPN符号により逆拡散され、更に、
ローパスフィルタLPF3により受信データに比し狭帯
域なテスト信号の帯域に制限された状態で、その受信レ
ベルがレベルメータLEVELで測定されているもので
ある。その際、テスト信号はミキサM5以降の受信回路
にも入力されるが、テスト信号はデータに比し微弱な電
力であることや、テスト信号の拡散符号とは異なる受信
データの拡散符号により拡散されることから、通信中の
データには影響を与えないものとなっている。
【0016】さて、装置Bでも、装置Cからのテスト信
号の受信レベルから自局でのデータ通信に影響を与える
か否かが判断されているが、その結果として、テスト信
号を発した装置Cがデータ通信を開始することで、自装
置でのデータ通信に影響があると判断した場合には、装
置Bでは、それに対する応答として、装置Cからのデー
タ通信を禁止すべく、テストNGである旨の信号(通信
禁止を示す信号)がテスト信号発生回路TESTPGに
より装置Cに返送されるものとなっている。装置Cで
は、何れかの装置よりテスト信号の送信に対する応答と
して、通信禁止を示す信号が受信された場合には、通信
に使用しようとしている通信チャネルは新たな通信チャ
ンネルに変更された上、再度テストを行うか、通信を一
時見合わせることで他の装置への干渉を避ける措置が採
られるものである。尤も、何れかの装置からの通信禁止
を示す信号が受信された場合には、装置Cでは、通信禁
止を示す信号が受信されなくなるまでの間、現に使用し
ようとしている通信チャネルを更新しつつ、テスト信号
を送信する、といった動作を繰返すようにしてもよいも
のである。
【0017】以上の結果として、装置B付近では、装置
Aが使用する通信チャンネルは使用されず、逆に装置A
付近では、装置Aと同一通信チャンネルの使用が可能と
なるものである。図3中、装置E,F間通信はその例を
示したものである。このように、他装置に干渉を与えな
い通信チャンネルが最適に選択されることによって、自
動的にエリア毎にチャンネルが割り付けられる結果とな
る。
【0018】
【発明の効果】以上述、説明したように、請求項1によ
る場合は、CDMA方式スペクトル拡散通信に先立っ
て、現に使用しようとしている通信チャネル上での干渉
の有無が送信側で簡単容易に予め知れ得る、スペクトル
拡散通信における干渉有無試験方法が、また、請求項2
による場合には、CDMA方式スペクトル拡散通信を行
うに際し、干渉が生じない通信チャネルが最適に設定さ
れ得る、スペクトル拡散通信における通信チャネル設定
方法が、更に、請求項3によれば、干渉が生じない通信
チャネルが最適に設定された状態で、CDMA方式スペ
クトル拡散通信を行い得る、スペクトル拡散通信方法
が、それぞれ得られるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るスペクトル拡散通信装置
での送信機能に係る要部構成を示す図
【図2】図2は、同じく本発明に係るスペクトル拡散通
信装置での受信機能に係る要部構成を示す図
【図3】図3は、スペクトル拡散通信装置の格子状配置
モデルを示す図
【符号の説明】
PNG1〜PNG4…PN符号発生回路、M1〜M6…
ミキサ、OSC1…キャリア発振回路、BPF1…バン
ドパスフィルタ、AMP1,AMP2…増幅器、ANT
1,ANT2…アンテナ、TESTPG…テスト信号発
生回路、SW…切換えスイッチ、OSC2…キャリア再
生回路、LPF1〜LPF3…ローパスフィルタ、LE
VEL…レベルメータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式スペクトル拡散通信に先立
    って行われる干渉有無試験方法であって、送信側から
    、試験用PN符号により拡散された状態として、且つ
    微弱送信電力を以て自局識別情報を含むテスト信号が
    無線送信される一方、受信側各々では、上記送信側から
    の、自局識別情報を含むテスト信号が自局使用通信チャ
    ネル上で試験用PN符号により逆拡散状態として受信さ
    れたテスト信号の受信レベルが自局で現に行われ
    ている通信に影響があるか否かが判定された上、判定結
    を示す信号が試験用PN符号により拡散された状態と
    して、且つ微弱送信電力を以て、上記送信側に無線送信
    されることによって、上記送信側では、送信テスト信号
    に対する応答としての、受信側からの送信判定結果か
    ら、現に使用しようとしている通信チャネル上での干渉
    の有無が通信に先立って知れるようにした、スペクトル
    拡散通信における干渉有無試験方法。
  2. 【請求項2】 CDMA方式スペクトル拡散通信に先立
    って、干渉が生じない通信チャネル送信側で設定され
    るための通信チャネル設定方法であって、送信側から
    、試験用PN符号により拡散された状態として、且つ
    微弱送信電力を以て自局識別情報を含むテスト信号が
    無線送信される一方、受信側各々では、上記送信側から
    の、自局識別情報を含むテスト信号が自局使用通信チャ
    ネル上で試験用PN符号により逆拡散状態として受信さ
    れたテスト信号の受信レベルが自局で現に行われ
    ている通信に影響があるか否かが判定された上、判定結
    を示す信号が試験用PN符号により拡散された状態と
    して、且つ微弱送信電力を以て、上記送信側に無線送信
    されるようにし、上記送信側では、送信テスト信号に対
    する応答としての、受信側からの送信判定結果が通信禁
    止を示している場合には、通信禁止を示す判定結果が受
    信されなくなるまでの間、上記送信側では、現に使用し
    ようとしている通信チャネルが更新設定される度に、自
    局識別情報を含むテスト信号が試験用PN符号により拡
    散された状態として、且つ微弱送信電力を以て無線送信
    されることによって、干渉が生じない通信チャネルが設
    定されるようにした、スペクトル拡散通信における通信
    チャネル設定方法。
  3. 【請求項3】 干渉を生じさせることなくCDMA方式
    スペクトル拡散通信を行うためのスペクトル拡散通信方
    法であって、スペクトル拡散通信に先立って、送信側か
    、試験用PN符号により拡散された状態として、且
    微弱送信電力を以て自局識別情報を含むテスト信号
    無線送信される一方、受信側各々では、上記送信側か
    らの、自局識別情報を含むテスト信号が自局使用通信チ
    ャネル上で試験用PN符号により逆拡散状態として受信
    されたテスト信号の受信レベルが自局で現に行わ
    れている通信に影響があるか否かが判定された上、判定
    結果を示す信号が試験用PN符号により拡散された状態
    として、且つ微弱送信電力を以て、上記送信側に無線送
    信されるようにし、上記送信側では、送信テスト信号に
    対する応答としての、受信側からの送信判定結果が通信
    禁止を示している場合には、通信禁止を示す判定結果
    受信されなくなるまでの間、上記送信側では、現に使用
    しようとしている通信チャネルが更新設定される度に
    自局識別情報を含むテスト信号が試験用PN符号により
    拡散された状態として、且つ微弱送信電力を以て無線送
    信されることによって、干渉が生じない通信チャネルが
    設定された後、受信側との間で初めて通信が行われるよ
    うにしたスペクトル拡散通信方法。
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