JP3131454B2 - シ−ト状電池 - Google Patents
シ−ト状電池Info
- Publication number
- JP3131454B2 JP3131454B2 JP03037769A JP3776991A JP3131454B2 JP 3131454 B2 JP3131454 B2 JP 3131454B2 JP 03037769 A JP03037769 A JP 03037769A JP 3776991 A JP3776991 A JP 3776991A JP 3131454 B2 JP3131454 B2 JP 3131454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- current collector
- electrode
- present
- shaped battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状電池に関す
る。
る。
【従来の技術】近年、機器の小型、軽量化に伴いその電
源となる電池にも小型、軽量化、高容量化の要求が高ま
っている。また機器の多様化に伴い、従来よりある円筒
型、ボタン型等の電池だけではなく、機器のスペースの
有効利用という点から1mm以下のシート状電池の要望
も多い。
源となる電池にも小型、軽量化、高容量化の要求が高ま
っている。また機器の多様化に伴い、従来よりある円筒
型、ボタン型等の電池だけではなく、機器のスペースの
有効利用という点から1mm以下のシート状電池の要望
も多い。
【0002】シート状電池は薄いという形状から電極端
子のとり方には問題が多い。その解決手段として電池の
表側及び裏側を金属板等を用いて集電体と電極端子を外
装材が兼ねるという方法があるが、この方法では外装と
なる金属板は重いため電池の重量が大きくなってしま
い、金属板を薄くしていくと機械的な問題が生じ、端子
のハンダ付けは不可能であるばかりでなく、圧着による
端子取りも注意を要する。外装材の一部より集電体の一
部を露出させて電極端子とする提案もあるが、集電体は
通常エキスパンドメタル、パンチングメタル、金網等の
高表面積で貫通孔を有し、複雑な形態をしているため、
それを端子部に用いる場合、ハンダ付けは不可能であ
り、またその部分の機械的強度も弱い。
子のとり方には問題が多い。その解決手段として電池の
表側及び裏側を金属板等を用いて集電体と電極端子を外
装材が兼ねるという方法があるが、この方法では外装と
なる金属板は重いため電池の重量が大きくなってしま
い、金属板を薄くしていくと機械的な問題が生じ、端子
のハンダ付けは不可能であるばかりでなく、圧着による
端子取りも注意を要する。外装材の一部より集電体の一
部を露出させて電極端子とする提案もあるが、集電体は
通常エキスパンドメタル、パンチングメタル、金網等の
高表面積で貫通孔を有し、複雑な形態をしているため、
それを端子部に用いる場合、ハンダ付けは不可能であ
り、またその部分の機械的強度も弱い。
【0003】本発明の目的は、電極端子部を安全、かつ
確実に形成した薄型、軽量シート状電池を提供すること
にある。
確実に形成した薄型、軽量シート状電池を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を行った結果、本発明に至った。すなわち、本発明は、
少なくとも一方の面に電気的絶縁性の外装を用い、該外
装材の一部に欠落部を設け、該欠落部より電極集電体の
一部を露出させ、電極端子部とするシート状電池におい
て、該電極集電体露出部に電気伝導性金属板を電気的に
接続させるようにようにかつ外装材と同一平面を形成す
るように固着せしめ電極端子部としたことを特徴とする
シート状電池である。
を行った結果、本発明に至った。すなわち、本発明は、
少なくとも一方の面に電気的絶縁性の外装を用い、該外
装材の一部に欠落部を設け、該欠落部より電極集電体の
一部を露出させ、電極端子部とするシート状電池におい
て、該電極集電体露出部に電気伝導性金属板を電気的に
接続させるようにようにかつ外装材と同一平面を形成す
るように固着せしめ電極端子部としたことを特徴とする
シート状電池である。
【0004】本発明のシート状電池の外装には少なくと
も一方の面に108Ωcm以上の電気絶縁性の外装材を
を用いる。材質としてはポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ナイロン、エポキシ系樹脂、あるいは
これらの積層体、また水分、酸素等のガス遮断を完全に
するためにアルミニウム膜を中間に用いる三層構造のも
の等を例示できる。外装の厚みとしては20μm〜20
0μm、好ましくは、50μm〜150μmである。2
0μm以下では外装としての機械的特性及び密封性の面
で十分でなく、200μmを越えるとシート状電池は厚
くなってしまう。 本発明のシート状電池においては、
外装一部に欠落部を有するが、この欠落部より電極集電
体を露出させる。欠落部の大きさは0.3〜2cm2、
好ましくは0.5〜1cm2程度である。
も一方の面に108Ωcm以上の電気絶縁性の外装材を
を用いる。材質としてはポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ナイロン、エポキシ系樹脂、あるいは
これらの積層体、また水分、酸素等のガス遮断を完全に
するためにアルミニウム膜を中間に用いる三層構造のも
の等を例示できる。外装の厚みとしては20μm〜20
0μm、好ましくは、50μm〜150μmである。2
0μm以下では外装としての機械的特性及び密封性の面
で十分でなく、200μmを越えるとシート状電池は厚
くなってしまう。 本発明のシート状電池においては、
外装一部に欠落部を有するが、この欠落部より電極集電
体を露出させる。欠落部の大きさは0.3〜2cm2、
好ましくは0.5〜1cm2程度である。
【0005】さらにこの欠落部分に電気伝導性板を配置
し、電極集電体と電気的に接続させ電極端子とする。電
気伝導性板としては、Cu、Ni、Ti、ステンレス鋼
等の金属あるいは合金が用いられる。この電気伝導性板
の厚みとしては、20μm〜200μm、好ましくは5
0μm以上で外装の厚み以下のものが用いられる。大き
さとしては外装の欠落部よりわずかに大きい形態にして
もよいが好ましくは、図1に示すように欠落部と同一に
することが好ましい。電極集電体との接続の方法として
はスパッタ溶接、アーク溶接、プラズマ溶接、超音波溶
接、ハンダ付け、導電性接着材による接続等を例示する
ことができる。このようにして得られる電極端子は機械
的に補強されているため、繰返し圧着等によるリードの
取り出しが可能となるばかりでなく、ハンダ付け、溶接
等によるリードの取り出しが可能となる。本発明のシー
ト状電池の電極集電体としては、Al、Ni、Ti、C
u、ステンレス鋼等のフォイル、エキスパンドメタル、
パンチングメタル、金網等が用いられる。
し、電極集電体と電気的に接続させ電極端子とする。電
気伝導性板としては、Cu、Ni、Ti、ステンレス鋼
等の金属あるいは合金が用いられる。この電気伝導性板
の厚みとしては、20μm〜200μm、好ましくは5
0μm以上で外装の厚み以下のものが用いられる。大き
さとしては外装の欠落部よりわずかに大きい形態にして
もよいが好ましくは、図1に示すように欠落部と同一に
することが好ましい。電極集電体との接続の方法として
はスパッタ溶接、アーク溶接、プラズマ溶接、超音波溶
接、ハンダ付け、導電性接着材による接続等を例示する
ことができる。このようにして得られる電極端子は機械
的に補強されているため、繰返し圧着等によるリードの
取り出しが可能となるばかりでなく、ハンダ付け、溶接
等によるリードの取り出しが可能となる。本発明のシー
ト状電池の電極集電体としては、Al、Ni、Ti、C
u、ステンレス鋼等のフォイル、エキスパンドメタル、
パンチングメタル、金網等が用いられる。
【0006】
【実施例】以下に図面に基づき本発明の実施例を示す。
図2に示すような正極及び負極の集電体端子部(厚さ2
0μm)に、図3のように厚さ100μmのNi板をス
ポット溶接した。こうして得られた集電体端子部付き正
極及び負極を図4に示すような層構成で周囲を熱溶着積
層して図5に示すシート状電池を作製した。
図2に示すような正極及び負極の集電体端子部(厚さ2
0μm)に、図3のように厚さ100μmのNi板をス
ポット溶接した。こうして得られた集電体端子部付き正
極及び負極を図4に示すような層構成で周囲を熱溶着積
層して図5に示すシート状電池を作製した。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート状
電池は、リード取り出しが容易となり、端子部の信頼性
も高い。
電池は、リード取り出しが容易となり、端子部の信頼性
も高い。
【図1】本発明シート状電池における外装材と電極集電
体露出部と電気伝導性体の配設関係を説明する図。
体露出部と電気伝導性体の配設関係を説明する図。
【図2】本発明に用いる電極の説明図。
【図3】図2における集電体端子部にNi板を固着した
電極の説明図。
電極の説明図。
【図4】本発明のシ−ト状電池の層構成の説明図。
【図5】本発明のシ−ト状電池の斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一方の面に電気的絶縁性の外
装を用い、該外装材の一部に欠落部を設け、該欠落部よ
り電極集電体の一部を露出させ、電極端子部とするシー
ト状電池において、該電極集電体露出部に電気伝導性金
属板を電気的に接続させるようにかつ外装材と同一平面
を形成するように固着せしめ電極端子部としたことを特
徴とするシート状電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03037769A JP3131454B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | シ−ト状電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03037769A JP3131454B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | シ−ト状電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255663A JPH04255663A (ja) | 1992-09-10 |
JP3131454B2 true JP3131454B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=12506677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03037769A Expired - Fee Related JP3131454B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | シ−ト状電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131454B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06349479A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-22 | Murata Mfg Co Ltd | 偏平型電源素子の製造方法 |
JP3555850B2 (ja) * | 1999-10-07 | 2004-08-18 | 埼玉日本電気株式会社 | 端子搭載型電池基板 |
JP2020035521A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | Fdk株式会社 | ラミネート型蓄電素子、ラミネート型蓄電素子の製造方法 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP03037769A patent/JP3131454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04255663A (ja) | 1992-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003223880A (ja) | 電池タブにリードを接続する方法 | |
JP5054419B2 (ja) | シート状二次電池 | |
JP3767151B2 (ja) | 薄型電池 | |
JPH11506264A (ja) | 高分子積層電池構造に対する電気的接続 | |
US20030228517A1 (en) | Electrochemical element with thin electrodes | |
JP2009224173A (ja) | 電池 | |
JP2004515879A (ja) | シールドされたリードを備えたリチウムイオン電池及び/又はリチウムイオンポリマー電池 | |
JP2018195528A (ja) | 全固体電池 | |
JP2018142534A (ja) | 電池、および、電池製造方法 | |
WO2005101545A1 (en) | Electrical contact for current collectors of electrochemical cells and method therefor | |
JP2001357825A (ja) | 電 池 | |
JP3131454B2 (ja) | シ−ト状電池 | |
US20040185332A1 (en) | Tabs for electrochemical cells | |
JP3988570B2 (ja) | 積層型電池 | |
JP7065403B2 (ja) | 電池、および、電池製造方法 | |
JPH09265973A (ja) | 扁平形電池の端子構造 | |
JPH10255754A (ja) | 電池用極板の集電体とリードとの接続構造及び電池 | |
JP2009187895A (ja) | 組電池および電池パック | |
JP2000036299A (ja) | 電池用の端子接続板 | |
JPS60195866A (ja) | 扁平電池 | |
JPH10302828A (ja) | 角型電池およびその製造方法 | |
JP2012209269A (ja) | シート状二次電池の製造方法 | |
JP7347384B2 (ja) | 二次電池 | |
JPH05159808A (ja) | 積層薄形電池 | |
JP7243665B2 (ja) | 固体電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |