JP3128989U - 補正下着 - Google Patents
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Abstract
【課題】腰部の上下幅が小さい衣服を着用した場合であって、前屈状の姿勢をとった場合でも、露出することがなく、しかもヒップアップ等の補正機能を十分に備えた補正下着を提供する。
【解決手段】前片部4に左右の側片部を介して後片部7をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前片部の上端位置よりも後片部の上端位置を低く、かつ後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に上向き傾斜をもって配置される構成とし、前片部と後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】前片部4に左右の側片部を介して後片部7をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前片部の上端位置よりも後片部の上端位置を低く、かつ後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に上向き傾斜をもって配置される構成とし、前片部と後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした。
【選択図】 図1
Description
本考案はガードルまたはパンティ等として着用できるヒップアップ機能を備えた補正下着に係り、特にヒップハング型またはローライズ型のジーパン等を着用する場合に下着露出を防止できる補正下着に関する。
従来、女性用補正下着として、ヒップアップ機能を備えたガードル等、種々の提案がなされている。例えば、袖口の開口部に沿った部分を小伸部とし、その他の部分を大伸部とし、臀部の持ち上げを確実に行なえるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また、人体胴部の細径部であるウエスト部の一部にウエスト部の他部よりも伸度の大きい高伸度部を設けたもの(特許文献2参照)、あるいは左右別々のヒップカップにより各ヒップ部を別々に包み込むようにしたもの(特許文献3参照)、その他多くの提案がなされている。
これらガードル等の補正下着は一般に、上端部が体のウエスト部付近またはその上方までの丈を有する上下に長い構成となっている。
そして、これらのガードル等の補正下着を着用した場合のヒップアップによる引上げ荷重の支えについては、ウエスト部またはウエスト部から腰にかけての身体下方広がり部を利用し、反力である下向き荷重に耐えてガードル等の下がりを抑止し、身体への装着高さを保持するのが一般的である。
一方、近年ではズボン腰部の上下幅を短縮した、所謂ヒップハングまたはローライズと称されるジーパンが普及している。このようなジーパンでは、下腹部または背側ウエストの下方、例えば臀部の上部が露出することがファッション的要素として好まれている。
ところが、このようなヒップハング型またはローライズ型のジーパンを着用した人が、例えば前かがみや、しゃがむなどの前屈状の姿勢をとったような場合には、身体後部側の露出部分が多くなり、例えばパンティ等のボトム下着、あるいはヒップアップ用ガードル等が露出することがある。なお、この現象は、上記ジーパン以外にも腰部の上下幅が小さい衣服を着用した場合についても、同様に見られることである。
特開平10−130912号公報
特開2000−336501号公報
特開2004−156193号公報
上述したように、ヒップハング型またはローライズ型のジーパン等、腰部の上下幅が小さい衣服を着用した場合には、前かがみの姿勢をしたり、しゃがんだりした前屈状の姿勢をとった場合に身体後部側の露出部分が多くなり、ガードルやパンティ等の下着が見える不具合が生じる。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ヒップハング型、ローライズ型等のジーパン等のように、腰部の上下幅が小さい衣服を着用した場合であって、前屈状の姿勢をとった場合でも、露出することがなく、しかもヒップアップ等の補正機能を十分に備えた補正下着を提供することを目的とする。
本考案では、腹部および臀部補正用の下着であって、前片部に左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした補正下着を提供する。
本考案では、腹部および臀部補正用の下着であって、前片部の左右両端位置に、腹部圧接用のボーンを配設する一方、前記前片部の各ボーン部位に左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした補正下着。
本考案では、腹部および臀部補正用のパンティ部を有する補正下着であって、前記パンティ部の前片部の左右両端位置に、腹部圧接用のボーンを配設する一方、前記前片部の各ボーン部位に前記パンティ部の左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした補正下着を提供する。
本考案では、腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部の左右両端位置に、腹部圧接用のボーンを配設する一方、前記前片部の各ボーン部位に前記パンティ部の左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生する構成とした補正下着を提供する。
本考案では、腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用のボーンを配設固定し、これらのボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記ボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とした補正下着を提供する。
本考案では、腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部を、左右方向の伸縮性が大きく上下方向の高い伸縮力を有する弾性布により構成し、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用のボーンを配設固定し、これらのボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記ボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とした補正下着を提供する。
本考案では、腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部を、左右方向の伸縮性が大きく上下方向の高い伸縮力を有する弾性布により構成し、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用のPCボーンを配設固定し、これらのPCボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記PCボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とし、かつ前記パンティ部の股下部に吸湿性を備えたクロッチ部を設けた補正下着を提供する。
本考案では、腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部を、左右方向の伸縮性が大きく上下方向の高い伸縮力を有する弾性布により構成し、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用の縦長なPCボーンを互いに平行に配設固定し、これらのPCボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記PCボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とし、かつ前記パンティ部の股下部に吸湿性を備えたクロッチ部を設けた補正下着を提供する。
本考案によれば、ヒップハング型、ローライズ型等のジーパン等のように、腰部の上下幅が小さい衣服を着用した場合であって、前屈状の姿勢をとった場合でも、露出することがなく、しかもヒップアップ等の補正機能を十分に備えた補正下着を提供することができる。特に、ボーンを設けることにより装着者の腹部への固定効果を得ることができるとともに、ボーンを中心として、前片部と後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、レッグ部のパンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させることができ、補正機能の強化および確実性を得ることができる。
以下、本考案に係る補正下着の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は本実施形態による補正下着を後部上方から見た状態で示す斜視図であり、図2は図1に示した補正下着を前方から見た状態を示す正面図である。図3は側面図であり、図4は背面図である。図5は着用状態を示す説明図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態の補正下着1では、腹部および臀部補正用のパンティ部2と、大腿部補正用のレッグ部3とが一体構成とされている。パンティ部2の前片部4は、左右方向の伸縮性が大きく、かつ上下方向に沿う引張り強度が高い高伸縮力を有する弾性布、すなわち縦横方向にストレッチ性が付与されたストレッチ織物(例えばポリウレタン繊維を含むナイロン繊維等)により2枚重ねとして構成されている。この前片部4の上辺は左右方向に長く、例えば着用者の腹部中央位置等に配置される設定とされている。また、前片部4の上辺の左右両側辺は略垂直な縁部として下降し、これら両側辺の下端側の部分は互いに左右方向中央側に向って下向き傾斜となる略五角形状をなしている。なお、後述するクロッチ内面布を除き、他部分の構成繊維も上記と略同様の材質のものが適用される。
パンティ部2の前片部4の上辺裏面側には、この前片部4よりも高い伸縮力を有するストレッチテープ5が左右方向に沿い、前片部4の上辺と略同一長さに亘って設けられている。このストレッチテープ5の上下幅寸法は、例えば2cmである。
前片部4の左右両端には、パンティ部2の左右の側片部6を介して後片部7がそれぞれ連設されている。側片部6と後片部7とは一体の連続した帯状構成であり、左右のものが各別の帯片として構成され、これらの後端部がパンティ部2の後部中央位置で連結されている。これら側片部6および後片部7は、ストレッチレースからなる表面布とストレッチ性の裏面薄布とにより2枚重ねとして構成されている。
そして、各図に示すように、左右の後片部7には後方に向って次第に低くなる傾斜が設定されるとともに、左右の後片部7の上端位置は前片部4の上端位置よりも高さが低く設定されている。さらに、図3および図5に示すように、後片部7は装着者の臀部後方突出部Aの下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成となっている。
また、側片部6および後片部7の下部側にはその全長に沿い、2枚重ねの中間部8が連結されている。さらに、この中間部8と、上述の前片部4と、側片部6との下部には、レッグ部3を構成する各大腿部B挿入用の1枚構成の筒状部9が連結されている。
これらの下端中央位置、すなわちパンティ部2の股下部には、クロッチ部10が連結されている。クロッチ部10は、上下2枚重ね構造であり、下面側布(外面布)は上記各部同様の繊維により構成されているが、着用者の肌に接する上面側布(内面布)は綿繊維により構成され、これにより吸湿性を備えたクロッチ部10となっている。
以上の構成のもとで、前片部4の左右両端位置の内面側には、腹部圧接用の縦長なPCボーン11が互いに平行に配設されている。これらのPCボーン11は、覆い布11aの内部に薄い長方形状のプラスチック板11bを挿入して袋縫いにより収納固定したものであり、前片部4の左右両端位置の内面側に配置されている。すなわち、PCボーン11は、前片部4と側片部6との間に縫着により固定配置され、これらのPCボーン11を中心としてパンティ部2における前片部4、左右の側片部6ならびに後片部7、およびレッグ部8がそれぞれ連設されている。
このように、本実施形態では、側片部6および後片部7には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前片部4の上端位置よりも後片部7の上端位置を低く、かつ後片部7が装着者の臀部後方突出部A以下、例えば下側に前方上向き傾斜をもって配置され、PCボーン11を中心として、前片部4と後片部7との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部Cに対する締付け力と、レッグ部3のパンティ部2側への引寄せによる大腿部Bの上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成となっている。
さらに、後片部7の中央位置、すなわちパンティ部2の後部中心位置の内面側には、縦方向に沿う後部ストレッチテープ12が設けられ、上下方向の伸縮強度が保持されている。そして、本実施形態では、構成繊維に極めて薄い生地を適用することにより、前片部4のストレッチテープ5、側片部6および後片部7、後部ストレッチテープ12、足回りであるレッグ部3の筒状部9等について、余分な厚みが出ない仕様となっている。
以上の構成を有する本実施形態の補正下着1によると、後片部7の高さを着用者の臀部後方突出部A以下となる低い配置構成としたことにより、この補正下着1の着用者がヒップハング型またはローライズ型のジーパン等、腰部の上下幅が小さい衣服を着用し、前かがみの姿勢をしたり、しゃがんだりする前屈状の姿勢をとった場合でも、この補正下着1が身体後部側に露出することがない。
そして、本実施形態によれば、パンティ部2の後片部7が傾斜面状をなしており、側片部6を介して前片部4の両側部に接続され、後片部7が着用者の前方斜め上方に向って引上げられる構成としたので、臀部に対する引上げ効果が極めて強力かつ良好に発揮される。
また、前片部4の上辺内面側に例えば幅20mmのストレッチテープ5を設けたことにより、着用者の下腹部を十分に引き締めて、腹部周囲の補正効果を得ることができるとともに、安定した履き心地を継続して保持することができる。
また、前片部4の左右両側部の内面側にPCボーン11を固定配置したことにより、これらのPCボーン11が着用者の身体腹部に圧接する状態となり、これにより身体への位置決め固定機能が得られるので、補正下着1のずれ落ちを防止することができる。
また、PCボーン11は前片部4と側片部6との間に縫着により固定配置され、これらのPCボーン11を中心として、パンティ部2における前片部4、左右の側片部6ならびに後片部7、およびレッグ部8がそれぞれ連設された構成となっているため、着用者の腹部表面にPCボーン11が圧接固定された状態で、このPCボーンを中心とする前片部4、左右の側片部6および後片部7間の張り力が相互に発生し、着用者の腹部の前後方向、横方向、上下方向および体形中心方向等に向う力、すなわち腹部を引き締める力と臀部を引上げる力とがいわばPCボーンが支柱となって支持され、各方向の補正効果を互いに高め合う状態となり、補正効果を極めて良好に発揮することができる。特に、前片部4には後片部7からの相互の引張り力が作用して腹部を前方から後方に向って締付ける力が生じるので、腹部も確実に引き締めることができる。
さらに、レッグ部3はパンティ部2による臀部引上げ作用によって着用者の上方側に向って引寄せられるため、大腿部上方の太い側へ向く力が生じ、締付け力が増大して大腿部Bの締付け効果も向上することができる。
なお、クロッチ部10の身体接触側である内面側(クロッチ裏)に綿素材を適用したので、通常の下着であるショーツとしても使用することができる。したがって、1着で補正用および下着用として兼用することも可能である。勿論、ショーツとともに着用することは可能である。
1 補正下着
2 パンティ部
3 レッグ部
4 前片部
5 ストレッチテープ
6 側片部
7 後片部
8 中間部
9 筒状部
10 クロッチ部
11 PCボーン
12 後部ストレッチテープ
2 パンティ部
3 レッグ部
4 前片部
5 ストレッチテープ
6 側片部
7 後片部
8 中間部
9 筒状部
10 クロッチ部
11 PCボーン
12 後部ストレッチテープ
Claims (8)
- 腹部および臀部補正用の下着であって、前片部に左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした補正下着。
- 腹部および臀部補正用の下着であって、前片部の左右両端位置に、腹部圧接用のボーンを配設する一方、前記前片部の各ボーン部位に左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした補正下着。
- 腹部および臀部補正用のパンティ部を有する補正下着であって、前記パンティ部の前片部の左右両端位置に、腹部圧接用のボーンを配設する一方、前記前片部の各ボーン部位に前記パンティ部の左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力とを発生する構成とした補正下着。
- 腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部の左右両端位置に、腹部圧接用のボーンを配設する一方、前記前片部の各ボーン部位に前記パンティ部の左右の側片部を介して後片部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生する構成とした補正下着。
- 腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用のボーンを配設固定し、これらのボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記ボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とした補正下着。
- 腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部を、左右方向の伸縮性が大きく上下方向の高い伸縮力を有する弾性布により構成し、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用のボーンを配設固定し、これらのボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記ボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とした補正下着。
- 腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部を、左右方向の伸縮性が大きく上下方向の高い伸縮力を有する弾性布により構成し、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用のPCボーンを配設固定し、これらのPCボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記PCボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とし、かつ前記パンティ部の股下部に吸湿性を備えたクロッチ部を設けた補正下着。
- 腹部および臀部補正用のパンティ部と、大腿部補正用のレッグ部とが一体となった補正下着であって、前記パンティ部の前片部を、左右方向の伸縮性が大きく上下方向の高い伸縮力を有する弾性布により構成し、前記パンティ部の前片部上辺に、この前片部よりも高い伸縮力を有するストレッチテープを左右方向に沿って設けるとともに、前記前片部の左右両端位置の内側に、腹部圧接用の縦長なPCボーンを互いに平行に配設固定し、これらのPCボーンを中心として前記パンティ部における前記前片部、前記左右の側片部ならびに後片部、および前記レッグ部をそれぞれ連設し、これら側片部および後片部には後方に向って次第に低くなる傾斜を設定して前記前片部の上端位置よりも前記後片部の上端位置を低く、かつ前記後片部が装着者の臀部後方突出部の下側に前方上向き傾斜をもって配置される構成とし、前記PCボーンを中心として、前記前片部と前記後片部との間の相互引張り力により、臀部に対する前方斜め上向きの引上げ力と、腹部に対する締付け力と、前記レッグ部の前記パンティ部側への引寄せによる大腿部上方に向く大腿部締付け力とを発生させる構成とし、かつ前記パンティ部の股下部に吸湿性を備えたクロッチ部を設けた補正下着。
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JP2006009293U JP3128989U (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 補正下着 |
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JP2006009293U JP3128989U (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 補正下着 |
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JP3128989U true JP3128989U (ja) | 2007-02-01 |
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ID=43279973
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016121416A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社ランブール | インナーボトム |
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2006
- 2006-11-14 JP JP2006009293U patent/JP3128989U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016121416A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社ランブール | インナーボトム |
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