JP3125303U - ボール - Google Patents
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Abstract
【課題】ボール内における食材の洗浄、混合その他の処理を行いやすくするとともに、ボールを調理台の上に置く場合であっても、容易には滑らないようなボールを提供する。
【解決手段】ボール(100)の底面から全高(Y)の多くても半分の高さまでの領域(H)において、内面には複数の凸部(112)が形成されており、前記領域(H)において、ボール(100)の外面は滑り止め用ゴムシート130で覆われている。
【選択図】図1
【解決手段】ボール(100)の底面から全高(Y)の多くても半分の高さまでの領域(H)において、内面には複数の凸部(112)が形成されており、前記領域(H)において、ボール(100)の外面は滑り止め用ゴムシート130で覆われている。
【選択図】図1
Description
本考案は調理道具の一種であるボールに関する。
調理に使用されるボールは、一般的には、ほぼ半球形状をなした有底の容器である。ボールに水を浸して食材をその中で洗ったり、あるいは、ボールの中で食材を他の食材(例えば、調味料など)と混ぜ合わせたりする。
従来のボールの内壁は平滑な面で構成されていた。このため、ボールの内壁と食材との間の摩擦係数は小さく、ボールの中に食材を入れて洗浄、混合その他の処理を行う場合、食材がボールの中で滑り、効率的に食材の処理を行うことができないことが多々あった。
また、従来のボールの外壁も平滑な面で構成されていたため、ボールの外壁と調理台との間の摩擦係数は小さく、ボールを調理台の上に置いても滑りやすく、不便であることが多かった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ボール内における食材の洗浄、混合その他の処理を行いやすくするとともに、ボールを調理台の上に置く場合であっても、容易には滑らないようなボールを提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、底面から全高(Y)の多くても半分の高さまでの領域(H)において、内面には複数の凸部(112)が形成されており、前記領域(H)において、外面は滑り止め用ゴムシート(130)で覆われているボール(100)を提供する。
上記のボール(200)においては、上縁には、水平方向において、一の方向に延びる延長部(210)が把手として形成されており、前記上縁を上限とする前記内壁の領域(221)であって、前記延長部(210)と対向する領域(221)には、複数の排水用孔(220)が形成されていることが好ましい。
本考案に係るボールの内面には複数の凸部が形成されているため、食材をボールの中に入れて各種処理(例えば、洗浄あるいは他の食材との混合)を行う場合、凸部がない場合と比較して、食材とボールの内面との間の摩擦係数が大きくなるため、食材がボールの内部において移動しにくくなり、各種処理を行いやすくなる。
さらに、ボールの底面を含む外側壁面は滑り止め用ゴムシートで覆われているため、例えば、調理台上にボールを置いて各種処理を行う場合、ボールと調理台との間の摩擦係数を大きくすることができ、ボールの安定性を向上させることができる。このため、調理台上で各種処理を行う場合でも、ボールが調理台上ですぐに滑って動いてしまうことがなく、確実に各種処理を行うことができる。
さらに、把手としての延長部を形成することにより、延長部を持って、ボールを容易に持ち上げることができる。
また、排水用孔を形成することにより、ボールをそれほど傾斜させなくても、ボールの中の水を排水用孔ボールを介して捨てることができる。
従来のボールにおいては、ボールの上縁から水を捨てることが必要であったため、ボールを大きく傾斜させなければならず、その際に、ボールの中の食材も同時にボールから落としてしまうことがあった。本考案に係るボールによれば、ボールを大きく傾斜させなくても、排水用孔から水を捨てることができるため、ボールの中の食材を同時に落とすということはなくなる。
(第一の実施形態)
図1は、本考案の第一の実施形態に係るボール100の一部破断図及び一部透視図を含む正面図である。
図1は、本考案の第一の実施形態に係るボール100の一部破断図及び一部透視図を含む正面図である。
本実施形態に係るボール100は、上方が開口し、全体として半球に近い形状をなしている有底の本体110と、本体110の上縁から水平方向外側に一定の長さだけ延びるフランジ部120と、から構成されている。
本体110及びフランジ部120は一体構造をなしており、ステンレスからなる(例えば、SUS304、厚さ0.6mm)。本体110の内面及びフランジ部120の上面はミラー仕上げされており、本体110の外面はサテン仕上げされている。
本体110の底面から所定の高さHの領域において、本体110の底面の外面及び外側壁面には一様に複数の凹部111が形成されており、これらの凹部111に対応して、本体110の底面の内面及び内側壁面には凹部111と同数の凸部112(図1においては、凸部112の一部を破線で示している)が形成されている。
所定の高さHは、ボール100の全高Yの半分Y/2までの範囲において、任意の値を選定することができる。
所定の高さHの好ましい値は約Y/3である。
さらに、本体110の底面から所定の高さHの領域において、本体110の底面及び外側壁面は滑り止め用ゴムシート130で覆われている。滑り止め用ゴムシート130は、例えば、シリコンゴムからなる。
上記のような構造を有する本実施形態に係るボール100は次のような効果を奏する。
本実施形態に係るボール100の内側底面及び内側壁面には複数の凸部112が形成されているため、食材をボール100の本体110の中に入れて各種処理(例えば、洗浄あるいは他の食材との混合)を行う場合、凸部112がない場合と比較して、食材と本体110の内面との間の摩擦係数が大きくなるため、食材が本体110の内部において移動しにくくなり、各種処理を行いやすくなる。
さらに、本体110の底面を含む外側壁面は滑り止め用ゴムシート130で覆われているため、例えば、調理台上にボール100を置いて上記の各種処理を行う場合、ボール100と調理台との間の摩擦係数を大きくすることができ、ボール100の安定性を向上させることができる。このため、調理台上で上記の各種処理を行う場合でも、ボール100が調理台上ですぐに滑ってしまうことがなく、確実に各種処理を行うことができる。
(第二の実施形態)
図2は、本考案の第二の実施形態に係るボール200の斜視図である。
図2は、本考案の第二の実施形態に係るボール200の斜視図である。
第二の実施形態に係るボール200は、第一の実施形態に係るボール100と比較して、以下に述べる把手と排水用孔が形成されている点が異なる。この点を除いて、第二の実施形態に係るボール200は第一の実施形態に係るボール100と同様の構造を有している。このため、第一の実施形態に係るボール100における構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、説明は省略する。
図2に示すように、本体110の上縁には、水平方向において、一の方向に延びる延長部210が形成されており、この延長部210が把手を形成している。
延長部210には、滑り止めとして、数条の凸状体211が形成されている。
ボール100の中心軸に関して延長部210と対向する位置には複数の排水用孔220が形成されている。排水用孔220は、本体110の上縁を上限とする本体110の側壁の領域221(図2において破線で示す領域)の内部に形成されている。
なお、排水用孔220が形成される領域221は、本体110の内面に形成されている凸部112とは干渉しないように選定される。
排水用孔220が形成されている領域221は、延長部210が延びる方向とは逆の方向に、本体110から僅かに突出している。
第二の実施形態に係るボール200によれば、第一の実施形態に係るボール100により得られる効果に加えて、さらに次の二つの効果を有することができる。
第一に、把手としての延長部210が形成されているため、延長部210を持って、ボール200の本体110を容易に持ち上げることができる。
さらに、本体110の側壁には排水用孔220が形成されているため、本体110をそれほど傾斜させなくても、本体110の中の水を排水用孔220を介して捨てることができる。
従来のボールにおいては、ボールの上縁から水を捨てることが必要であったため、ボールを大きく傾斜させなければならず、その際に、ボールの中の食材も同時にボールから落としてしまうことがあった。本実施形態に係るボール200によれば、本体110を大きく傾斜させなくても、排水用孔220から水を捨てることができるため、本体110の中の食材を同時に落とすということはなくなる。
100 第一の実施形態に係るボール
110 本体
111 凹部
112 凸部
120 フランジ部
130 滑り止め用ゴムシート
200 第二の実施形態に係るボール
210 延長部(把手)
211 凸状体
220 排水用孔
221 排水用孔が形成される領域
110 本体
111 凹部
112 凸部
120 フランジ部
130 滑り止め用ゴムシート
200 第二の実施形態に係るボール
210 延長部(把手)
211 凸状体
220 排水用孔
221 排水用孔が形成される領域
Claims (2)
- 底面から全高の多くても半分の高さまでの領域において、内面には複数の凸部が形成されており、
前記領域において、外面は滑り止め用ゴムシートで覆われているボール。 - 上縁には、水平方向において、一の方向に延びる延長部が把手として形成されており、
前記上縁を上限とする前記内壁の領域であって、前記延長部と対向する領域には、複数の排水用孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のボール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005308U JP3125303U (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | ボール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005308U JP3125303U (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | ボール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3125303U true JP3125303U (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=43475187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006005308U Expired - Lifetime JP3125303U (ja) | 2006-07-03 | 2006-07-03 | ボール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125303U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109419367A (zh) * | 2017-08-30 | 2019-03-05 | Seb公司 | 包括配备有独立铁磁元件的底部的烹饪容器 |
-
2006
- 2006-07-03 JP JP2006005308U patent/JP3125303U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109419367A (zh) * | 2017-08-30 | 2019-03-05 | Seb公司 | 包括配备有独立铁磁元件的底部的烹饪容器 |
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