JP3124266B2 - 塗膜密着性と加工部の耐食性に優れ環境負荷の小さい塗装鋼板 - Google Patents
塗膜密着性と加工部の耐食性に優れ環境負荷の小さい塗装鋼板Info
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Description
さらに詳しくは、加工部の耐食性に優れ、環境負荷の大
きいとされるクロムを含まないため地球に優しく、建材
用や家電用として好適な塗装鋼板に関するものである。
するポスト塗装製品に代わって、プレコート鋼板と呼ば
れる加工前に塗装を施した製品の使用量が増えてきてい
る。一般に厳しい加工を施すと塗装がダメージを受けて
耐食性が低下することが知られているのでプレコート鋼
板は、美観を有しながら、加工性と耐食性を併せ持つ必
要がある。
えば、特開平08−168723号公報には、皮膜の構
造を規定することによって加工性と、耐汚染性、硬度に
優れたプレコート鋼板を得る技術が開示されている。ま
た、特開平03−100180号公報には、特定のクロ
メート処理液を用いることで端面耐食性を改善したプレ
コート鋼板が開示されている。
鋼板の上にクロメート処理と呼ばれる耐食性と密着性に
優れる下地処理を施し、その上に耐食性に優れるクロム
系防錆顔料を含む下塗り層を有し、さらにその上に着色
された上塗り層を有する構造をとっている。
およびクロム系防錆顔料に含まれる6価のクロムは水溶
性であり、これが溶出することによって亜鉛系のめっき
鋼板の腐食を抑制する性質がある。例えば、厳しい加工
で塗膜が割れた場合でも、その部分の腐食を抑制するな
ど、非常に優れており、今日までクロメート処理とクロ
ム系防錆顔料は幅広くプレコート鋼板に使用されてきて
いる。
ム系防錆顔料から溶出する可能性のある6価のクロムは
環境負荷が大きな物質であるため、最近ではクロムフリ
ーの下地処理、クロムフリーの防錆顔料に対する要望が
高まっている。そこで、本発明では、このような要望に
答え、加工部の耐食性に優れるクロムフリーで環境負荷
の小さいプレコート鋼板を提供する事を目的とする。
き鋼板の塗装後の加工部耐食性を各種クロムフリー下地
処理と各種クロムフリープライマーの条件で様々な検討
を重ねた。その結果、鋼板の表面にZn−Mg−Al合
金めっきまたはZn−Mg−Al−Si合金めっきを施
し、下地処理としてクロメート処理の代わりにタンニン
またはタンニン酸系処理を施し、その上にクロム系防錆
顔料の代わりにクロムフリー防錆顔料を有する塗膜を施
すことで、優れた塗膜密着性と加工部の耐食性を有する
環境負荷の小さいクロムフリープレコート鋼板を製造し
得ることを見いだして、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明の趣旨とするところは、以下のとおりで
ある。
〜10重量%、Al:4〜19重量%を含有し、かつ、
MgとAlが式:Mg(%)+Al(%)≦20%を満
たし、残部がZnよりなるZn合金めっき層を有し、そ
の上に固形分として樹脂100重量部、タンニンまたは
タンニン酸0.2〜50重量部を含有する下地処理皮膜
層を有し、さらにその上に有機皮膜層を上層として有す
ることを特徴とする加工部の耐食性に優れ環境負荷の小
さい塗装鋼板。
〜10重量%、Al:2〜19重量%、Si:0.01
〜2重量%を含有し、かつ、MgとAlが式:Mg
(%)+Al(%)≦20%を満たし、残部がZnより
なるZn合金めっき層を有し、その上に固形分として樹
脂100重量部、タンニンまたはタンニン酸0.2〜5
0重量部を含有する下地処理皮膜層を有し、さらにその
上に有機皮膜層を上層として有することを特徴とする加
工部の耐食性に優れ環境負荷の小さい塗装鋼板。
粒シリカ10〜500重量部をさらに含有することを特
徴とする、(1)および(2)記載の加工部の耐食性に
優れ環境負荷の小さい塗装鋼板。 (4)有機皮膜層が防錆顔料を含む下塗り層と着色され
た上塗り層からなる(1)〜(3)記載の加工部の耐食
性に優れ環境負荷の小さい塗装鋼板。
Niめっき層を有することを特徴とする(1)〜(4)
に記載の加工部の耐食性に優れ環境負荷の小さい塗装鋼
板。
本発明の塗装鋼板は鋼板上にZn−Mg−Al合金めっ
き、Zn−Mg−Al−Si合金めっきとタンニンまた
はタンニン酸系処理、および1層または2層からなる有
機被覆層を順次付与したものである。
板、Ti,Nbなどを添加した極低炭素鋼板、およびこ
れらにP,Si,Mnなどの強化元素を添加した高強度
鋼等種々のものが適用できる。Zn−Mg−Alめっき
層は、Mg1〜10重量%、Al4〜19重量%、かつ
MgとAlが式、Mg(%)+Al(%)≦20、残部
がZnよりなるZn合金めっき層である。
理由は、1重量%未満では耐食性を向上させる効果が不
十分であるためであり、10重量%を超えるとめっき層
が脆くなって密着性が低下するためである。Alの含有
量を4〜19重量%に限定した理由は、2重量%未満で
はめっき層が脆くなって密着性が低下することを考慮し
て、本発明の範囲を4重量%以上に限定するものである
が、19重量%を超えると耐食性を向上させる効果が認
められなくなるためである。MgとAlの含有量を式、
Mg(%)+Al(%)≦20に限定した理由は、めっ
き中のZn含有量が小さいと犠牲防食効果が小さくなり
耐食性が低下するためである。
1〜10重量%、Al2〜19重量%、Si0.01〜
2重量%、かつMgとAlが式、Mg(%)+Al
(%)≦20、残部がZnよりなるZn合金めっき層で
ある。Zn−Mg−Al−Siめっき層は、上記のZn
−Mg−Alめっき層の効果を維持しながら、それにS
iを所定量で添加した場合に耐食性が向上する効果を有
するものである。
理由は、1重量%未満では耐食性を向上させる効果が不
十分であるためであり、10重量%を超えるとめっき層
が脆くなって密着性が低下するためである。Alの含有
量を2〜19重量%に限定した理由は、2重量%未満で
はめっき層が脆くなって密着性が低下するためであり、
19重量%を超えると耐食性を向上させる効果が認めら
れなくなるためである。以上は、Zn−Mg−Alめっ
き層の場合と同じである。Siの含有量を0.01〜2
重量%に限定した理由は、0.01重量%未満ではめっ
き中のAlと鋼板中のFeが反応しめっき層が脆くなっ
て密着性が低下するためであり、2重量%を超えると密
着性を向上させる効果が認められなくなるためである。
好ましくはAl含有量の3%以上である。MgとAlの
含有量を式、Mg(%)+Al(%)≦20に限定した
理由は、めっき中のZn含有量が小さいと犠牲防食効果
が小さくなり耐食性が低下するためである。
Pbなどを単独あるいは複合で1重量%以内含有しても
よい。Zn−Mg−Alめっき又はZn−Mg−Al−
Siめっきの付着量については特に制約は設けないが、
耐食性の観点から10g/m 2 以上、加工性の観点から
350g/m2 以下で有ることが望ましい。本発明にお
いて、めっき鋼板の製造方法については特に限定すると
ころはなく、通常の無酸化炉方式の溶融めっき法が適用
できる。下層としてNiプレめっきを施す場合も通常行
われているプレめっき方法を適用すればよく、プレNi
めっきを施した後、無酸化あるいは還元雰囲気中で急速
低温加熱を行い、そののちに溶融めっきを行う方法等が
好ましい。
る場合には、下層にNiめっき層を設けることができ
る。このプレNiめっき量は2g/m2 以下が好まし
い。2g/m2 を超えるとめっき密着性が劣化する。プ
レめっき量の下限は、0.2g/m2 が好ましい。めっ
き下層にNiめっき層を有する場合に加工部の耐食性が
良好となる理由は、めっき層−地鉄界面に生成したNi
−Al−Fe−Zn化合物が一種のバインダーの役割を
果たすことによるものと考えられる。
皮膜層は、樹脂、特に水性樹脂をベースとしてタンニン
またはタンニン酸を含むことを特徴としている。この下
地処理皮膜層とZn−Mg−Al合金めっき層、Zn−
Mg−Al−Si合金めっき層を組み合わせることによ
り相乗的に加工部の耐食性が向上する。本下地処理皮膜
層のタンニンまたはタンニン酸の役割は、めっき層と強
固に反応して密着することと、一方で樹脂、特に水性樹
脂とも密着することにある。タンニンまたはタンニン酸
と密着した樹脂、特に水性樹脂はその上に塗装される樹
脂と強固に密着し、その結果としてめっき鋼板と塗膜が
従来から使用されてきたクロメート処理を使用せずとも
強固に密着するようになったものと考えられる。また、
タンニンやタンニン酸そのものが樹脂、特に水性樹脂を
仲立ちとせずにめっき鋼板と塗膜の結合に関与している
部分も存在するものと考えられる。
は、水溶性樹脂のほか、本来水不溶性でありながらエマ
ルジョンやサスペンジョンのように水中に微分散された
状態になりうる樹脂を含めて言う。このような水性樹脂
として使用できるものは、例えば、ポリオレフィン系樹
脂、アクリルオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、アルキド系樹脂、フェノール系樹脂、その他
の熱硬化型樹脂が挙げられ、架橋可能な樹脂が望まし
い。特に好ましい樹脂は、アクリルオレフィン系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、および両者の混合樹脂である。こ
れらの水性樹脂の2種類以上を混合あるいは重合して使
用しても良い。
樹脂の存在下で、Zn−Mg−Al合金めっき、Zn−
Mg−Al−Si合金めっきと塗膜の両者と強固に結合
し、塗膜の密着性を飛躍的に向上させ、ひいては加工部
の耐食性を向上させる。タンニンまたはタンニン酸とし
ては加水分解できるタンニンでも縮合タンニンでもよ
く、これらの一部が分解されたものでも良い。タンニン
およびタンニン酸は、ハマメタタンニン、五倍子タンニ
ン、没食子タンニン、ミロバロンのタンニン、ジビジビ
のタンニン、アルガロビラのタンニン、バロニアのタン
ニン、カテキンなど特に限定するものではなく、市販の
もの、例えば「タンニン酸:AL」(富士化学工業製)
などを使用することができる。
100重量部に対して、タンニンまたはタンニン酸0.
2〜50重量部がよい。タンニンまたはタンニン酸の含
有量が0.2重量部未満ではこれらを添加した効果がみ
られず、塗膜密着性や加工部の耐食性が不十分である。
一方、50重量部を越えると逆に耐食性が低下したり、
処理液を長期間貯蔵しておくとゲル化したりして問題が
ある。
性、塗膜密着性、耐食性が向上する。本発明において微
粒シリカとは、微細な粒径をもつために水中に分散させ
た場合に安定に水分散状ものである。このような微粒シ
リカとしては、ナトリウムなどの不純物が少なく、弱ア
ルカリ系のものであれば、特に限定されない。例えば、
「スノーテックスN」(日産化学工業社製)、「アデラ
イトAT−20N」(旭電化工業社製)などの市販のシ
リカなどを用いることができる。
100重量部に対して10〜500重量部であることが
好ましい。10重量部未満では添加した効果が少なく、
500重量部を越えると耐食性向上の効果が飽和して不
経済である。また、必要に応じて界面活性剤、防錆抑制
剤、発泡剤、顔料などを添加しても良い。さらに密着性
を向上させるために、エッチング性フッ化物を添加して
もよい、エッチング性フッ化物としては、例えば、フッ
化亜鉛四水和物、ヘキサフルオロケイ酸亜鉛六水和物な
どを使用することができる。同じく密着性を向上させる
目的でシランカップリング剤を添加しても良い。シラン
カップリング剤としては、例えば、γ−(2−アミノエ
チル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−
アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、アミノシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、オクタデシルジメ
チル〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕アンモニ
ウムクロライド、γ−クロロプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラ
ン、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラ
ン、トリメチルクロロシランなどを挙げることができ
る。
ものではなく、一般に公知の塗装方法、例えば、ロール
コート、エアースプレー、エアーレススプレー、浸漬な
どが適用できる。塗布後の乾燥・焼き付けは、樹脂の重
合反応や硬化反応を考慮して、熱風炉、誘導加熱炉、近
赤外線炉、等公知の方法あるいはこれらを組み合わせた
方法で行えばよい。また、使用する水性樹脂の種類によ
っては紫外線や電子線などによって硬化させることもで
きる。あるいは強制乾燥を用いずに自然乾燥してもよい
し、Zn−Mg−Al合金めっき鋼板、Zn−Mg−A
l−Si合金めっき鋼板を予め加熱しておいて、その上
に塗布して自然乾燥してもよい。
3000mg/m2 が好適である。10mg/m2 未満
では密着性が劣り加工部の耐食性が不十分である。一
方、3000mg/m2 を越えると不経済であるばかり
か加工性も低下して耐食性も劣るようになる。本発明の
プレコート鋼板は下地処理したZn−Mg−Al合金め
っき鋼板、Zn−Mg−Al−Si合金めっき鋼板の上
に有機被覆層を有することを特徴としている。有機被覆
としてはポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン
樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹
脂、フッ素系樹脂、ブチラール樹脂、ポリカーボネート
樹脂、フェノール樹脂などである。これらの混合物や共
重合物も使用できる。また、これらにイソシアネート樹
脂、アミノ樹脂、シランカップリング剤あるいはチタン
カップリング剤等を補助成分として併用することができ
る。本発明によるプレコート鋼板は加工後に補修をされ
ずにそのまま使用されるケースが多いので、厳しい加工
が施される用途では、ポリエステル樹脂をメラミンで架
橋する樹脂系、ポリエステル樹脂をウレタン樹脂(イソ
シアネート、イソシアネート樹脂)で架橋する樹脂系、
塩化ビニル樹脂系、フッ素樹脂系(溶剤可溶型、アクリ
ル樹脂との分散混合型)が望ましい。
の上にさらなる塗装をしなくても、そのまま使用できる
特徴を有する。有機被覆層の着色は顔料や染料などによ
る。顔料としては、無機系、有機系、両者の複合系に関
わらず公知のものを使用することができ、チタン白、亜
鉛黄、アルミナ白、シアニンブルー、等のシアニン系顔
料、カーボンブラック、鉄黒、べんがら、黄色酸化鉄、
モリブデートオレンジ、ハンサイエロー、ピラゾロンオ
レンジ、アゾ系顔料、紺青、縮合多環系顔料、などが例
示できる。この他に、金属片・粉末・パール顔料、マイ
カ顔料、インジゴイド染料、硫化染料、フタロシアニン
染料、ジフェニルメタン染料、ニトロ染料、アクリジン
染料、等が挙げられる。有機被覆層中の顔料濃度は特に
限定されず、必要な色や隠蔽力によって決定すればよ
い。
成分、例えば、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、カオリ
ンクレー、等の顔料、消泡剤、レベリング剤、分散補助
剤、等の添加剤、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、
エステル系、パラフィン系、フッ素系などの有機ワック
ス成分、二流化モリブデンなどの無機ワックス成分、塗
料粘度を下げるための希釈剤、溶剤、水、等を加えるこ
とができる。
よい、防錆顔料としては一般に公知のもの、例えばリ
ン酸亜鉛、リン酸鉄、リン酸アルミニウム、亜リン酸亜
鉛、等のリン酸系防錆顔料、モリブデン酸カルシウ
ム、モリブデン酸アルミニウム、モリブデン酸バリウ
ム、等のモリブデン酸系防錆顔料、酸化バナジウムな
どのバナジウム系防錆顔料、カルシウムシリケートな
どのシリケート系顔料、ストロンチウムクロメート、
ジンククロメート、カルシウムクロメート、カリウムク
ロメート、バリウムクロメートなどのクロメート系防錆
顔料、水分散シリカ、ヒュームドシリカ、等の微粒シ
リカなどを用いることができる。しかしのクロメート
系防錆顔料は環境上負荷が大きいため、これら以外を使
用することが望ましい。
処理皮膜層の上に塗装される。例えば、ロールコータ
ー、カーテンコーター、静電塗装、スプレー塗装、浸漬
塗装などである。その後、熱風、誘導加熱、近赤外、遠
赤外、などの加熱によって乾燥・硬化される。有機被覆
層の樹脂が電子線や紫外線で硬化するものであればこれ
らの照射によって硬化される。これらの併用であっても
よい。
るものではないが、均一な外観を得るためには5μm以
上の乾燥膜厚があることが望ましい。膜厚の上限はない
が、コイルで連続的に塗装する場合は1回の塗装で乾燥
膜厚が50μm程度であることが多い、切り板に断続的
に塗装する場合は焼き付けを緩やかな条件で行うことが
可能であり、この上限膜厚は200μm程度まで上が
る。また、スプレー塗装などで1枚毎に処理する場合は
さらに上限の膜厚は上がる。
と着色された有機層の間に、必要に応じて防錆顔料を添
加した皮膜層を下塗り層として有することができる。こ
の下塗り層は主に耐食性の向上を目的とするが、その他
に成形加工性、耐薬品性などのも考慮して設計される。
下塗り層を構成する樹脂としては、一般に公知の樹脂、
例えば、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂などをそのままあるい
は組み合わせて使用できる。防錆顔料としては一般に公
知のもの、例えば、リン酸亜鉛、リン酸鉄、リン酸ア
ルミニウム、亜リン酸亜鉛、等のリン酸系防錆顔料、
モリブデン酸カルシウム、モリブデン酸アルミニウム、
モリブデン酸バリウム、等のモリブデン酸系防錆顔料、
酸化バナジウムなどのバナジウム系防錆顔料、カル
シウムシリケートなどのシリケート系顔料、ストロン
チウムクロメート、ジンククロメート、カルシウムクロ
メート、カリウムクロメート、バリウムクロメートなど
のクロメート系防錆顔料、水分散シリカ、ヒュームド
シリカ、等の微粒シリカなどを用いることができる。し
かしのクロメート系防錆顔料は環境上負荷が大きいた
め、これら以外を使用することが望ましい。
〜40重量%がよい。1重量%より少ないと耐食性の改
良が十分でなく、40重量%を越えると加工性が低下し
て、加工時に有機被膜層の脱落が起こり、耐食性も劣る
ようになる。防錆顔料を含む下塗り層の膜厚は30μm
以下が好適であり、30μmを越えると加工性が低下し
て、加工時に有機被膜層の脱落が起こり耐食性も劣るよ
うになる。
知の方法でできる。例えば、ロールコート、カーテンコ
ート、エアースプレー、エアーレススプレー、浸漬、刷
毛塗り、バーコートなどである。その後、熱風、誘導加
熱、近赤外、遠赤外、などの加熱によって乾燥・硬化さ
れる。有機被覆層の樹脂が電子線や紫外線で硬化するも
のであればこれらの照射によって硬化される。これらの
併用であってもよい。
る。 (実施例1)まず、厚さ0.8mmの冷延鋼板を準備
し、これに浴温450〜550℃で、それぞれMg量、
Al量を変化させたZn−Mg−Alめっき浴、Mg
量、Al量、Si量を変化させたZn−Mg−Al−S
iめっき浴を使用し3秒溶融めっきを行い、N2 ワイピ
ングでめっき付着量を135g/m2 に調整した。得ら
れためっき鋼板のめっき層中組成を表1〜4に示す。な
お、一部の試料については、下層にNiプレめっき層を
施した。
イジング(株)製FC−364Sを使用し、2重量%の
水溶液に、60℃、10秒間浸漬し、その後、水洗、乾
燥の工程で脱脂処理を行った。次いで、アクリルオレフ
ィン樹脂100重量部に対しタンニン酸2.5重量部、
シリカ30重量部含有させた下地処理材を塗布し、熱風
乾燥炉で乾燥して付着量200mg/m2 とした。乾燥
時の到達板温は150℃とした。タンニン酸としては
「タンニン酸AL」富士化学工業(株)製を使用した。
シリカとしては「スノーテックスN」(日産化学工業
製)を使用した。
641プライマー塗料(ポリエステル樹脂系)の防錆顔
料を表1〜4に記載した防錆顔料(亜リン酸亜鉛、カル
シウムシリケート、バナジン酸/リン酸混合系、モリブ
デン酸系)に変更したものをバーコーターで塗布し、熱
風乾燥炉で最高到達板温が220℃となる条件で焼き付
けて膜厚を5μmになるように調整した。下塗り塗装の
上に、上塗り塗装として、日本ペイント製FL100H
Q(ポリエステル樹脂系)をバーコーターで塗布し、熱
風乾燥炉で到達板温が220℃となる条件で焼き付けて
膜厚を15μmに調整した。
て3T折り曲げ加工(原板を3枚はさんだ状態で180
°の折り曲げ加工)を施し、加工部の塗膜密着性試験と
耐食性試験を行った。塗膜密着性試験は、加工部に粘着
テープを貼り付け、これを勢いよく剥離したときの粘着
テープへの塗膜の付着状況で評価した。評点は、試験し
た長さに対する付着した塗膜の長さの割合に基づき、0
%以上2%未満を5、2%以上5%未満を4、付着量が
5%以上30%を3、30%以上80%未満を2、80
%以上を1、として評点4以上を合格とした。
aCl,35℃,2hr)→乾燥(60℃,30%R
H,4hr)→湿潤(50℃,95%RH,2hr)か
らなるサイクル腐食試験を120サイクル行った。サイ
クル腐食試験後に加工部の赤錆発生面積率を目視で観察
した。評点は、赤錆5%未満を5、赤錆5%以上10%
未満を4、赤錆10%以上20%未満を3、20%以上
30%未満を2、30%以上を1、として評点3以上を
合格とした。
いずれもが合格点をクリアするものを合格(表中では○
と記載)とした。評価結果は表1〜4に示す通りであ
り、本発明材はいずれも良い塗膜密着性及び耐食性を示
した。表1〜4において、Mg,Alを所定量含有する
本発明のZn−Mg−Alめっき層を形成した塗装鋼板
は、加工部の耐食性に優れていた。また、これらと同一
量のMg,Alと共に所定量のSiを含有するZn−M
g−Al−Siめっき層を形成した塗装鋼板の場合に
は、加工部の耐食性がZn−Mg−Alめっき層の場合
と比べても向上していることが認められる。一方、比較
例において、Mg,Alの含有量が少なく、またSiも
含まないZn合金めっき層の場合(No.31)、耐食
性は低く、Mg,Al,Siを添加する場合でも、Mg
の含有量が少なすぎる場合(No.32)、Mgの含有
量が多すぎる場合(No.33)、Alの含有量が少な
すぎる場合(No.34)、MgとAlの合計量が多す
ぎる場合(No.35)、およびSiの含有量が多すぎ
る場合(No.36)には、いずれも、耐食性が十分で
はない。
鋼板を準備し、これに450℃のZn−Mg−Alめっ
き浴で3秒溶融めっきを行い、N2 ワイピングでめっき
付着量を135g/m2 に調整した。なお、下層にはN
iプレめっき層を施した。得られためっき鋼板のめっき
層中組成は、Mg3%、Al5%であった。
イジング(株)製FC−364Sを使用し、2重量%の
水溶液で、60℃、10秒間浸漬し、その後、水洗、乾
燥の工程で脱脂処理を行った。次いで、表2に示す組成
の下地処理材を塗布し熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時の
到達板温は150℃とした。タンニン酸としては「タン
ニン酸AL」富士化学工業(株)製、「BREWTA
N」(オムニケム社製)、TANAL1(オムニケム社
製)を使用した。シリカとしては「スノーテックスN、
表中ではST−Nと記載」(日産化学工業製)を使用し
た。
641プライマー塗料(ポリエステル樹脂系、表中の樹
脂種はポリエステルとした)、日本ペイント製P108
プライマー(エポキシ樹脂系、表中の樹脂種はエポキシ
とした)、日本ペイント製P304プライマー(ウレタ
ン樹脂系、表中の樹脂種はウレタンとした)の防錆顔料
を表2に記載した防錆顔料(亜リン酸亜鉛、カルシウム
シリケート、バナジン酸/リン酸混合系、モリブデン酸
系)に変更したものをバーコーターで塗布し、熱風乾燥
炉で最高到達板温が220℃となる条件で焼き付けて膜
厚を5μmになるように調整した。下塗り塗装の上に、
上塗り塗装として、日本ペイント製FL100HQ(ポ
リエステル樹脂系)をバーコーターで塗布し、熱風乾燥
炉で到達板温が220℃となる条件で焼き付けて膜厚を
15μmに調整した。
て3T折り曲げ加工(原板を3枚はさんだ状態で180
°の折り曲げ加工)を施し、加工部の塗膜密着性試験と
耐食性試験を行った。塗膜密着性試験は、加工部に粘着
テープを貼り付け、これを勢いよく剥離したときの粘着
テープへの塗膜の付着状況で評価した。評点は、試験し
た長さに対する付着した塗膜の長さの割合に基づき、0
%以上2%未満を5、2%以上5%未満を4、付着量が
5%以上30%を3、30%以上80%未満を2、80
%以上を1、として評点4以上を合格とした。
aCl,35℃,2hr)→乾燥(60℃,30%R
H,4hr)→湿潤(50℃,95%RH,2hr)か
らなるサイクル腐食試験を120サイクル行った。サイ
クル腐食試験後に加工部の赤錆発生面積率を目視で観察
した。評点は、赤錆5%未満を5、赤錆5%以上10%
未満を4、赤錆10%以上20%未満を3、20%以上
30%未満を2、30%以上を1、として評点3以上を
合格とした。
いずれもが合格点をクリアするものを合格(表中では○
と記載)とした。評価結果を表5示す。本発明の条件で
作製した塗装鋼板は、いずれも従来のクロメート処理鋼
板(No.25とNo.26)に近いレベルの塗膜密着
性と加工部耐食性を有している。下地処理皮膜層の上に
上塗り塗膜をもうけない場合(No.22)はやや耐食
性が劣るが問題の無いレベルである。下地処理皮膜層の
タンニン含有量が少なすぎる場合(No.15)は加工
部の密着性と耐食性が劣り、不適である。また、下地処
理皮膜層のタンニン酸含有量が多すぎる場合(No.1
7)も加工の際に塗膜の割れが大きくなり耐食性を落と
すので、不適である。No.25とNo.26は塗膜密
着性と加工部耐食性のいずれにも優れるが環境上有害な
クロムを使用しているため不適である。
鋼板を準備し、これに450℃のZn−Mg−Al−S
iめっき浴で3秒溶融めっきを行い、N2 ワイピングで
めっき付着量を135g/m2 に調整した。なお、下層
にはNiプレめっき層を施した。得られためっき鋼板の
めっき層中組成は、Mg3%,Al5%,Si0.15
%であった。
イジング(株)製FC−364Sを使用し、2重量%の
水溶液とし、60℃、10秒間浸漬し、その後、水洗、
乾燥の工程で脱脂処理を行った。次いで、表2に示す組
成の下地処理材を塗布し熱風乾燥炉で乾燥した。乾燥時
の到達板温は150℃とした。タンニン酸としては「タ
ンニン酸AL」富士化学工業(株)製、「BREWTA
N」(オムニケム社製)、TANAL1(オムニケム社
製)を使用した。シリカとしては「スノーテックスN、
表中ではST−Nと記載」(日産化学工業製)を使用し
た。
641プライマー塗料(ポリエステル樹脂系、表中の樹
脂種はポリエステルとした)、日本ペイント製P108
プライマー(エポキシ樹脂系、表中の樹脂種はエポキシ
とした)、日本ペイント製P304プライマー(ウレタ
ン樹脂系、表中の樹脂種はウレタンとした)の防錆顔料
を表2に記載した防錆顔料(亜リン酸亜鉛、カルシウム
シリケート、バナジン酸/リン酸混合系、モリブデン酸
系)に変更したものをバーコーターで塗布し、熱風乾燥
炉で最高到達板温が220℃となる条件で焼き付けて膜
厚を5μmになるように調整した。下塗り塗装の上に、
上塗り塗装として、日本ペイント製FL100HQ(ポ
リエステル樹脂系)をバーコーターで塗布し、熱風乾燥
炉で到達板温が220℃となる条件で焼き付けて膜厚を
15μmに調整した。
て3T折り曲げ加工(原板を3枚はさんだ状態で180
°の折り曲げ加工)を施し、加工部の塗膜密着性試験と
耐食性試験を行った。塗膜密着性試験は、加工部に粘着
テープを貼り付け、これを勢い良くはく離したときの粘
着テープへの塗膜の付着状況で評価した。評点は、試験
した長さに対する付着した塗膜の長さの割合に基づき、
0%以上2%未満を5、2%以上5%未満を4、付着量
が5%以上30%を3、30%以上80%未満を2、8
0%以上を1、として評点4以上を合格とした。
aCl,35℃,2hr)→乾燥(60℃,30%R
H,4hr)→湿潤(50℃,95%RH,2hr)か
らなるサイクル腐食試験を120サイクル行った。サイ
クル腐食試験後に加工部の赤錆発生面積率を目視で観察
した。評点は、赤錆5%未満を5、赤錆5%以上10%
未満を4、赤錆10%以上20%未満を3、20%以上
30%未満を2、30%以上を1、として評点3以上を
合格とした。
いずれもが合格点をクリアするものを合格(表中では○
と記載)とした。評価結果は表6に示す通りであり、表
5の結果とほぼ同様のことがいえ、本発明材はいずれも
良い耐食性を示した。
を含有せずに、加工部の耐食性に優れる塗装鋼板を提供
することが可能となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 鋼板の表面に下層として、Mg:1〜1
0重量%、Al:4〜19重量%を含有し、かつ、Mg
とAlが式:Mg(%)+Al(%)≦20%を満た
し、残部がZnよりなるZn合金めっき層を有し、その
上に固形分として樹脂100重量部、タンニンまたはタ
ンニン酸0.2〜50重量部を含有する下地処理皮膜層
を有し、さらにその上に有機皮膜層を上層として有する
ことを特徴とする加工部の耐食性に優れ環境負荷の小さ
い塗装鋼板。 - 【請求項2】 鋼板の表面に下層として、Mg:1〜1
0重量%、Al:2〜19重量%、Si:0.01〜2
重量%を含有し、かつ、MgとAlが式:Mg(%)+
Al(%)≦20%を満たし、残部がZnよりなるZn
合金めっき層を有し、その上に固形分として樹脂100
重量部、タンニンまたはタンニン酸0.2〜50重量部
を含有する下地処理皮膜層を有し、さらにその上に有機
皮膜層を上層として有することを特徴とする加工部の耐
食性に優れ環境負荷の小さい塗装鋼板。 - 【請求項3】 下地処理皮膜層に固形分として、微粒シ
リカ10〜500重量部をさらに含有することを特徴と
する、請求項1または2記載の加工部の耐食性に優れ環
境負荷の小さい塗装鋼板。 - 【請求項4】 有機皮膜層が防錆顔料を含む下塗り層と
着色された上塗り層からなる請求項1〜3のいずれか1
項に記載の加工部の耐食性に優れ環境負荷の小さい塗装
鋼板。 - 【請求項5】 塗装鋼板のZn合金めっき層の下にNi
めっき層を有することを特徴とする請求項1〜4のいず
れか1項に記載の加工部の耐食性に優れ環境負荷の小さ
い塗装鋼板。
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1999
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