JP3107935B2 - 光記録装置および光再生装置並びに光記録再生装置 - Google Patents
光記録装置および光再生装置並びに光記録再生装置Info
- Publication number
- JP3107935B2 JP3107935B2 JP04342668A JP34266892A JP3107935B2 JP 3107935 B2 JP3107935 B2 JP 3107935B2 JP 04342668 A JP04342668 A JP 04342668A JP 34266892 A JP34266892 A JP 34266892A JP 3107935 B2 JP3107935 B2 JP 3107935B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- optical recording
- light
- optical
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10502—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
- G11B11/10528—Shaping of magnetic domains, e.g. form, dimensions
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G19/00—Processes using magnetic patterns; Apparatus therefor, i.e. magnetography
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/0045—Recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/23—Reproducing arrangements
- H04N1/27—Reproducing arrangements involving production of a magnetic intermediate picture
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置、光カ
ード装置、光テープ装置等の光記録装置および光再生装
置並びに光記録再生装置に関するものである。
ード装置、光テープ装置等の光記録装置および光再生装
置並びに光記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光記録装置は、下記の従来例1な
いし従来例7に示す構成を有している。即ち、特開昭5
8−182134号公報には、光源から出射させる単位
光パルスの数を記録データに対応させ、その数に比例し
た長さの記録マークを記録する構成が開示されており
(従来例1)、特開昭61−144735号公報には、
光パルスの立ち上がり部分を大きくして記録マークの幅
を均一に記録する構成が開示されている(従来例2)。
いし従来例7に示す構成を有している。即ち、特開昭5
8−182134号公報には、光源から出射させる単位
光パルスの数を記録データに対応させ、その数に比例し
た長さの記録マークを記録する構成が開示されており
(従来例1)、特開昭61−144735号公報には、
光パルスの立ち上がり部分を大きくして記録マークの幅
を均一に記録する構成が開示されている(従来例2)。
【0003】また、特開平1−253828号公報に
は、光パルスの立ち上がりにおける単位パルスの長さに
対して立ち下がりにおける単位パルスの長さを短くして
記録マークの大きさを均一にする構成が開示されており
(従来例3)、特開昭64−46231号公報には、光
パルスの立ち上がりにおける単位パルスの間隔に対して
立ち下がりにおける単位パルスの間隔を長くして記録マ
ークの大きさを均一にする構成が開示されている(従来
例4)。
は、光パルスの立ち上がりにおける単位パルスの長さに
対して立ち下がりにおける単位パルスの長さを短くして
記録マークの大きさを均一にする構成が開示されており
(従来例3)、特開昭64−46231号公報には、光
パルスの立ち上がりにおける単位パルスの間隔に対して
立ち下がりにおける単位パルスの間隔を長くして記録マ
ークの大きさを均一にする構成が開示されている(従来
例4)。
【0004】また、特開平3−35425号公報には、
光パルスの立ち上がりにおける単位パルスの長さと間隔
に対して立ち下がりにおける単位パルスの長さと間隔を
種々変化させて記録マークの大きさを均一にする構成が
開示されており(従来例5)、特開昭3−185628
号公報には、光変調オーバーライト方式において従来例
5と同様な記録を行って記録マークの大きさを均一にす
る構成が開示されている(従来例6)。
光パルスの立ち上がりにおける単位パルスの長さと間隔
に対して立ち下がりにおける単位パルスの長さと間隔を
種々変化させて記録マークの大きさを均一にする構成が
開示されており(従来例5)、特開昭3−185628
号公報には、光変調オーバーライト方式において従来例
5と同様な記録を行って記録マークの大きさを均一にす
る構成が開示されている(従来例6)。
【0005】このように、従来の光記録装置は、何れも
均一な大きさの記録マークを記録するため、記録パルス
の大きさ、長さ、およびタイミングを調整するようにな
っている。
均一な大きさの記録マークを記録するため、記録パルス
の大きさ、長さ、およびタイミングを調整するようにな
っている。
【0006】一方、従来の光再生装置は、下記の従来例
7に示す構成を有している。即ち、特公昭63−566
12号公報には、ガルバノミラーを駆動することによっ
て、トラックと同一方向に光ビームを走査して再生の同
期をとる構成が開示されている。そして、回転むらや偏
心により変動している光ディスクの線速度に追従するよ
うに光ビームの走査速度を制御することによって、ビー
ムスポットと記録マークとの相対速度を一定にして線速
度むらを抑制するようになっている(従来例7)。
7に示す構成を有している。即ち、特公昭63−566
12号公報には、ガルバノミラーを駆動することによっ
て、トラックと同一方向に光ビームを走査して再生の同
期をとる構成が開示されている。そして、回転むらや偏
心により変動している光ディスクの線速度に追従するよ
うに光ビームの走査速度を制御することによって、ビー
ムスポットと記録マークとの相対速度を一定にして線速
度むらを抑制するようになっている(従来例7)。
【0007】また、特開昭60−229276号公報に
は、光記録再生装置が開示されており、この光記録再生
装置は、記録媒体を回転させる代わりに、記録媒体を固
定してポリゴンミラーによってトラッキングを行い、光
ビームを記録媒体の任意の場所へ移動させて情報を記録
再生するようになっている(従来例8)。さらに、光記
録装置や光再生装置に使用可能な光ビーム走査装置が精
密光学会誌56/10/1990p13-16において開示されている
(従来例9)。
は、光記録再生装置が開示されており、この光記録再生
装置は、記録媒体を回転させる代わりに、記録媒体を固
定してポリゴンミラーによってトラッキングを行い、光
ビームを記録媒体の任意の場所へ移動させて情報を記録
再生するようになっている(従来例8)。さらに、光記
録装置や光再生装置に使用可能な光ビーム走査装置が精
密光学会誌56/10/1990p13-16において開示されている
(従来例9)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1〜6・8の構成では、記録マークの形状が不均一にな
り易いという問題を有している。即ち、図25に示すよ
うに、従来例1〜6・8の何れの場合も光スポット82
と記録媒体とがx方向に或る線速度で相対的に移動して
いる。従って、記録の瞬間は、図25(a)の先頭、図
25(b)の中心、図25(c)の後尾の順で記録マー
ク81が記録されることになり、図25(a)から図2
5(c)へと進むほど(記録マーク81の後方ほど)、
熱の蓄積が大きなものになる。これにより、記録時の温
度分布は、図26に示すように、記録マーク81の前後
に広がり、しかも先頭と後尾とで非対象化し易いものに
なっており、記録マーク81は、閾値温度Tsh を越えた
温度分布に対応して涙型の形状を有することになる。
1〜6・8の構成では、記録マークの形状が不均一にな
り易いという問題を有している。即ち、図25に示すよ
うに、従来例1〜6・8の何れの場合も光スポット82
と記録媒体とがx方向に或る線速度で相対的に移動して
いる。従って、記録の瞬間は、図25(a)の先頭、図
25(b)の中心、図25(c)の後尾の順で記録マー
ク81が記録されることになり、図25(a)から図2
5(c)へと進むほど(記録マーク81の後方ほど)、
熱の蓄積が大きなものになる。これにより、記録時の温
度分布は、図26に示すように、記録マーク81の前後
に広がり、しかも先頭と後尾とで非対象化し易いものに
なっており、記録マーク81は、閾値温度Tsh を越えた
温度分布に対応して涙型の形状を有することになる。
【0009】また、従来例7・8の構成では、再生デー
タの信頼性が低下するという問題を有している。即ち、
図27に示すように、従来例7・8の何れの場合も記録
の場合と同様に、光スポット82と記録媒体とが相対的
に或る線速度で移動している。従って、再生の瞬間は、
図27(a)の先頭、図27(b)の中心、図27
(c)の後尾の順で光スポット82が記録マーク81上
を移動することになり、記録マーク81の読出信号g′
は、図28に示すように、図27(a)から図27
(c)へと進む間に徐々に変化して波形がなまることに
なる。これにより、再生データは、読出信号g′のS/
N(信号体雑音比)の低下により信頼性が低下すること
になる。
タの信頼性が低下するという問題を有している。即ち、
図27に示すように、従来例7・8の何れの場合も記録
の場合と同様に、光スポット82と記録媒体とが相対的
に或る線速度で移動している。従って、再生の瞬間は、
図27(a)の先頭、図27(b)の中心、図27
(c)の後尾の順で光スポット82が記録マーク81上
を移動することになり、記録マーク81の読出信号g′
は、図28に示すように、図27(a)から図27
(c)へと進む間に徐々に変化して波形がなまることに
なる。これにより、再生データは、読出信号g′のS/
N(信号体雑音比)の低下により信頼性が低下すること
になる。
【0010】さらに、図26に示すように、記録マーク
81の記録時において、光スポット82の先頭や後尾の
部分は、中心部に比べて温度が低く、磁化反転の閾値温
度Tsh に近い温度になっており、磁化反転が不明瞭とな
って不規則な輪郭になっている。従って、光スポット8
2の先頭や後尾の部分は、S/Nが低い領域であるた
め、この領域を光スポット中心により再生すると、再生
データの信頼性が低下するという問題もある。
81の記録時において、光スポット82の先頭や後尾の
部分は、中心部に比べて温度が低く、磁化反転の閾値温
度Tsh に近い温度になっており、磁化反転が不明瞭とな
って不規則な輪郭になっている。従って、光スポット8
2の先頭や後尾の部分は、S/Nが低い領域であるた
め、この領域を光スポット中心により再生すると、再生
データの信頼性が低下するという問題もある。
【0011】そこで、特開平2−263333号公報に
は、光スポット82をトラック方向に振動させることに
よって、光スポット82と記録媒体との相対速度を減少
させながら記録再生する光記録装置および光再生装置が
開示されており、この装置によれば、上述の問題を解決
することが可能である。
は、光スポット82をトラック方向に振動させることに
よって、光スポット82と記録媒体との相対速度を減少
させながら記録再生する光記録装置および光再生装置が
開示されており、この装置によれば、上述の問題を解決
することが可能である。
【0012】ところが、この装置の場合には、光スポッ
ト82を振動させるため、光スポット82が往復移動と
なり、記録および再生に寄与しない復路の光ビームの走
査を要することになる。従って、往路において光スポッ
ト82が記録マーク81に追従しても、往路の走査時間
と同じ復路の走査時間を要するため、光スポット82を
高速に記録媒体に追従させることが困難であるという問
題を有している。さらに、往路から復路への切り替わり
の直前或いは復路から往路への切り替わりの直前で走査
速度を一旦減速してからゼロにし、逆方向に加速する必
要があるため、常に一定の走査速度を保持することが困
難であるという問題を有している。
ト82を振動させるため、光スポット82が往復移動と
なり、記録および再生に寄与しない復路の光ビームの走
査を要することになる。従って、往路において光スポッ
ト82が記録マーク81に追従しても、往路の走査時間
と同じ復路の走査時間を要するため、光スポット82を
高速に記録媒体に追従させることが困難であるという問
題を有している。さらに、往路から復路への切り替わり
の直前或いは復路から往路への切り替わりの直前で走査
速度を一旦減速してからゼロにし、逆方向に加速する必
要があるため、常に一定の走査速度を保持することが困
難であるという問題を有している。
【0013】従って、本発明においては、上記の問題を
解決することができる光記録装置および光再生装置並び
に光記録再生装置を提供することを目的としている。
解決することができる光記録装置および光再生装置並び
に光記録再生装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光記録
装置は、上記課題を解決するために、移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットの位置を温度上昇させるこ
とによって、上記光記録媒体に記録データに対応する記
録マークを形成するものである。そして、上記光記録媒
体の移動方向に順に配された複数の照射手段と、上記複
数の照射手段による光ビームの出射を順次切り替えるこ
とにより、上記光スポットを上記光記録媒体の移動方向
および移動速度に追従させて上記照射開始位置から移動
させる一方向走査のみを、上記記録データまたは記録ク
ロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有している
ことを特徴としている。
装置は、上記課題を解決するために、移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットの位置を温度上昇させるこ
とによって、上記光記録媒体に記録データに対応する記
録マークを形成するものである。そして、上記光記録媒
体の移動方向に順に配された複数の照射手段と、上記複
数の照射手段による光ビームの出射を順次切り替えるこ
とにより、上記光スポットを上記光記録媒体の移動方向
および移動速度に追従させて上記照射開始位置から移動
させる一方向走査のみを、上記記録データまたは記録ク
ロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有している
ことを特徴としている。
【0015】請求項2の発明の光再生装置は、上記課題
を解決するために、記録マークが形成された移動する光
記録媒体に、光ビームを照射して照射開始位置において
光スポットを形成し、該光スポットからの反射光と再生
クロックとを基にして読出信号を得て再生データを形成
するものである。そして、上記光スポットを上記光記録
媒体の移動方向および移動速度に追従させて上記照射開
始位置から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロ
ックに同期させて行う光ビーム走査手段を有しているこ
とを特徴としている。
を解決するために、記録マークが形成された移動する光
記録媒体に、光ビームを照射して照射開始位置において
光スポットを形成し、該光スポットからの反射光と再生
クロックとを基にして読出信号を得て再生データを形成
するものである。そして、上記光スポットを上記光記録
媒体の移動方向および移動速度に追従させて上記照射開
始位置から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロ
ックに同期させて行う光ビーム走査手段を有しているこ
とを特徴としている。
【0016】請求項3の発明の光再生装置は、上記課題
を解決するために、記録マークが形成された移動する光
記録媒体に、光ビームを照射して照射開始位置において
光スポットを形成し、該光スポットからの反射光と再生
クロックとを基にして読出信号を得て再生データを形成
するものである。そして、上記光スポットを上記光記録
媒体の移動方向および移動速度に追従させて上記照射開
始位置から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロ
ックに同期させて行う光ビーム走査手段を有しており、
この光ビーム走査手段は、上記光ビームを走査する第1
走査手段と、該第1走査手段により走査された光ビーム
を同一方向に走査して光記録媒体に到達させる第2走査
手段とを有していることを特徴としている。
を解決するために、記録マークが形成された移動する光
記録媒体に、光ビームを照射して照射開始位置において
光スポットを形成し、該光スポットからの反射光と再生
クロックとを基にして読出信号を得て再生データを形成
するものである。そして、上記光スポットを上記光記録
媒体の移動方向および移動速度に追従させて上記照射開
始位置から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロ
ックに同期させて行う光ビーム走査手段を有しており、
この光ビーム走査手段は、上記光ビームを走査する第1
走査手段と、該第1走査手段により走査された光ビーム
を同一方向に走査して光記録媒体に到達させる第2走査
手段とを有していることを特徴としている。
【0017】請求項4の発明の光記録再生装置は、上記
課題を解決するために、移動する光記録媒体に、光ビー
ムを照射して照射開始位置において光スポットを形成
し、該光スポットの位置を温度上昇させることによっ
て、上記光記録媒体に記録データに対応する記録マーク
を形成し、該記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成するも
のである。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の
移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置
から移動させる一方向走査のみを、記録時には上記記録
データまたは記録クロックに同期させて行い、再生時に
は上記再生クロックに同期させて行う光ビーム走査手段
を有していることを特徴としている。
課題を解決するために、移動する光記録媒体に、光ビー
ムを照射して照射開始位置において光スポットを形成
し、該光スポットの位置を温度上昇させることによっ
て、上記光記録媒体に記録データに対応する記録マーク
を形成し、該記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成するも
のである。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の
移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置
から移動させる一方向走査のみを、記録時には上記記録
データまたは記録クロックに同期させて行い、再生時に
は上記再生クロックに同期させて行う光ビーム走査手段
を有していることを特徴としている。
【0018】請求項5の発明の光記録再生装置は、上記
課題を解決するために、移動する光記録媒体に、光ビー
ムを照射して照射開始位置において光スポットを形成
し、該光スポットの位置を温度上昇させることによっ
て、上記光記録媒体に記録データに対応する記録マーク
を形成し、該記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成する光
記録再生装置であって、上記光スポットを上記光記録媒
体の移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始
位置から移動させる一方向走査のみを、記録時には上記
記録データまたは記録クロックに同期させて行い、再生
時には上記再生クロックに同期させて行う光ビーム走査
手段を有する一方、上記光ビーム走査手段は、上記光ビ
ームを走査する第1走査手段と、該第1走査手段により
走査された光ビームを同一方向に走査して上記光記録媒
体に到達させる第2走査手段とを有していることを特徴
としている。
課題を解決するために、移動する光記録媒体に、光ビー
ムを照射して照射開始位置において光スポットを形成
し、該光スポットの位置を温度上昇させることによっ
て、上記光記録媒体に記録データに対応する記録マーク
を形成し、該記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成する光
記録再生装置であって、上記光スポットを上記光記録媒
体の移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始
位置から移動させる一方向走査のみを、記録時には上記
記録データまたは記録クロックに同期させて行い、再生
時には上記再生クロックに同期させて行う光ビーム走査
手段を有する一方、上記光ビーム走査手段は、上記光ビ
ームを走査する第1走査手段と、該第1走査手段により
走査された光ビームを同一方向に走査して上記光記録媒
体に到達させる第2走査手段とを有していることを特徴
としている。
【0019】
【作用】請求項1の構成によれば、光ビーム走査手段
が、光記録媒体の移動方向に順に 配された複数の照射手
段による光ビームの出射を順次切り替えることにより、
光スポットを光記録媒体の移動方向および移動速度に追
従させて照射開始位置から移動させる一方向走査のみを
記録データまたは記録クロックに同期させて行わせるた
め、光ビームの照射により形成される光スポットが一定
の速度でもって高速に移動することになる。従って、記
録データまたは記録クロックに同期する期間内におい
て、光スポットが光記録媒体の同一箇所(記録マークと
なる部位)に常に存在することになる。これにより、記
録マークとなる部位の前方と後方の温度分布が均一とな
り、この部位の全体が昇温するため、前後に均一な形状
の記録マークを形成することが可能になっている。
が、光記録媒体の移動方向に順に 配された複数の照射手
段による光ビームの出射を順次切り替えることにより、
光スポットを光記録媒体の移動方向および移動速度に追
従させて照射開始位置から移動させる一方向走査のみを
記録データまたは記録クロックに同期させて行わせるた
め、光ビームの照射により形成される光スポットが一定
の速度でもって高速に移動することになる。従って、記
録データまたは記録クロックに同期する期間内におい
て、光スポットが光記録媒体の同一箇所(記録マークと
なる部位)に常に存在することになる。これにより、記
録マークとなる部位の前方と後方の温度分布が均一とな
り、この部位の全体が昇温するため、前後に均一な形状
の記録マークを形成することが可能になっている。
【0020】また、請求項2の構成によれば、光ビーム
走査手段が光スポットを光記録媒体の移動方向および移
動速度に追従させて照射開始位置から移動させる一方向
走査のみを再生クロックに同期させて行わせるため、光
ビームの照射により形成される光スポットが一定の速度
でもって高速に移動することになる。従って、再生クロ
ックに同期する期間内において、光スポットを光記録媒
体の特定の記録マークの中心部に追従して移動させるこ
とが可能になっている。これにより、光スポットからの
反射光を基にして得られる読出信号の波形の立ち上がり
および立ち下がりを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音
比)を向上させることが可能になっており、結果とし
て、この読出信号を用いて形成された再生データの信頼
性を向上させることが可能になっている。さらに、光ス
ポットを記録マークの中心部に追従して移動させること
が可能になっているため、記録マークの磁化反転が不明
瞭である場合でも、記録マークの先頭や後尾の部分から
の雑音を除去することが可能になっている。
走査手段が光スポットを光記録媒体の移動方向および移
動速度に追従させて照射開始位置から移動させる一方向
走査のみを再生クロックに同期させて行わせるため、光
ビームの照射により形成される光スポットが一定の速度
でもって高速に移動することになる。従って、再生クロ
ックに同期する期間内において、光スポットを光記録媒
体の特定の記録マークの中心部に追従して移動させるこ
とが可能になっている。これにより、光スポットからの
反射光を基にして得られる読出信号の波形の立ち上がり
および立ち下がりを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音
比)を向上させることが可能になっており、結果とし
て、この読出信号を用いて形成された再生データの信頼
性を向上させることが可能になっている。さらに、光ス
ポットを記録マークの中心部に追従して移動させること
が可能になっているため、記録マークの磁化反転が不明
瞭である場合でも、記録マークの先頭や後尾の部分から
の雑音を除去することが可能になっている。
【0021】また、請求項3および請求項5の構成によ
れば、第1走査手段により光ビームが走査された後、こ
の光ビームが第2走査手段により同一方向にさらに走査
されるため、単数の走査手段で走査する場合よりも、走
査速度が増大されたものになっている。従って、光ビー
ムが光記録媒体に到達して形成される光スポットは、た
とえ光記録媒体の移動速度が極めて大きな場合でも、光
記録媒体の移動速度に追従して移動することになり、記
録時において前後に均一な形状の記録マークを形成させ
ることが可能になっていると共に、再生データの信頼性
を向上させることが可能になっている。
れば、第1走査手段により光ビームが走査された後、こ
の光ビームが第2走査手段により同一方向にさらに走査
されるため、単数の走査手段で走査する場合よりも、走
査速度が増大されたものになっている。従って、光ビー
ムが光記録媒体に到達して形成される光スポットは、た
とえ光記録媒体の移動速度が極めて大きな場合でも、光
記録媒体の移動速度に追従して移動することになり、記
録時において前後に均一な形状の記録マークを形成させ
ることが可能になっていると共に、再生データの信頼性
を向上させることが可能になっている。
【0022】また、請求項4の構成によれば、光ビーム
走査手段が光スポットを光記録媒体の移動方向および移
動速度に追従させて照射開始位置から移動させる一方向
走査のみを、記録時には上記記録データまたは記録クロ
ックに同期させて行い、再生時には上記再生クロックに
同期させて行う。このため、光ビームの照射により形成
される光スポットが一定の速度でもって高速に移動する
ことになる。
走査手段が光スポットを光記録媒体の移動方向および移
動速度に追従させて照射開始位置から移動させる一方向
走査のみを、記録時には上記記録データまたは記録クロ
ックに同期させて行い、再生時には上記再生クロックに
同期させて行う。このため、光ビームの照射により形成
される光スポットが一定の速度でもって高速に移動する
ことになる。
【0023】従って、記録時には記録データまたは記録
クロックに同期する期間内において、光スポットが光記
録媒体の同一箇所(記録マークとなる部位)に常に存在
することになる。これにより、記録マークとなる部位の
前方と後方の温度分布が均一となり、この部位の全体が
昇温するため、前後に均一な形状の記録マークを形成す
ることが可能になっている。
クロックに同期する期間内において、光スポットが光記
録媒体の同一箇所(記録マークとなる部位)に常に存在
することになる。これにより、記録マークとなる部位の
前方と後方の温度分布が均一となり、この部位の全体が
昇温するため、前後に均一な形状の記録マークを形成す
ることが可能になっている。
【0024】また、再生時には再生クロックに同期する
期間内において、光スポットを光記録媒体の特定の記録
マークの中心部に追従して移動させることが可能になっ
ている。これにより、光スポットからの反射光を基にし
て得られる読出信号の波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上させ
ることが可能になっており、結果として、この読出信号
を用いて形成された再生データの信頼性を向上させるこ
とが可能になっている。さらに、光スポットを記録マー
クの中心部に追従して移動させることが可能になってい
るため、記録マークの磁化反転が不明瞭である場合で
も、記録マークの先頭や後尾の部分からの雑音を除去す
ることが可能になっている。
期間内において、光スポットを光記録媒体の特定の記録
マークの中心部に追従して移動させることが可能になっ
ている。これにより、光スポットからの反射光を基にし
て得られる読出信号の波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上させ
ることが可能になっており、結果として、この読出信号
を用いて形成された再生データの信頼性を向上させるこ
とが可能になっている。さらに、光スポットを記録マー
クの中心部に追従して移動させることが可能になってい
るため、記録マークの磁化反転が不明瞭である場合で
も、記録マークの先頭や後尾の部分からの雑音を除去す
ることが可能になっている。
【0025】
【実施例】〔実施例1〕 本発明の一実施例を図1ないし図5に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
ば、以下の通りである。
【0026】本実施例に係る光記録装置は、例えば光磁
気ディスク装置に搭載されるようになっている。この光
記録装置は、図1に示すように、記録データaを出力す
る記録データ発生回路3を有しており、記録データ発生
回路3は、光ビーム出射部1のレーザ駆動回路4と、光
ビーム走査部2a(光ビーム走査手段)のモータ駆動回
路5とに接続されている。光ビーム出射部1は、上記の
レーザ駆動回路4と、このレーザ駆動回路4に接続され
た半導体レーザ6とを有しており、レーザ駆動回路4
は、駆動電流bを出力することによって半導体レーザ6
から記録データaに対応した記録光パルスである光ビー
ムdをポリゴンミラー8方向に出射させるようになって
いる。
気ディスク装置に搭載されるようになっている。この光
記録装置は、図1に示すように、記録データaを出力す
る記録データ発生回路3を有しており、記録データ発生
回路3は、光ビーム出射部1のレーザ駆動回路4と、光
ビーム走査部2a(光ビーム走査手段)のモータ駆動回
路5とに接続されている。光ビーム出射部1は、上記の
レーザ駆動回路4と、このレーザ駆動回路4に接続され
た半導体レーザ6とを有しており、レーザ駆動回路4
は、駆動電流bを出力することによって半導体レーザ6
から記録データaに対応した記録光パルスである光ビー
ムdをポリゴンミラー8方向に出射させるようになって
いる。
【0027】上記のポリゴンミラー8は、光ビーム走査
部2aに設けられており、モータ7によって回転される
ようになっている。このモータ7には、上述のモータ駆
動回路5が接続されており、モータ駆動回路5は、記録
データaが入力されるタイミングに同期するように、モ
ータ7を介してポリゴンミラー8の回転速度を制御する
ようになっている。上記のモータ7により回転するポリ
ゴンミラー8は、上述の半導体レーザ6から照射された
光ビームdを光磁気ディスク10(光記録媒体)方向に
反射し、光磁気ディスク10に光スポットds を形成さ
せるようになっている。そして、この回転するポリゴン
ミラー8は、回転速度が記録データaの入力タイミング
に同期するように制御されることによって、所定の書き
込み期間となる記録データaに同期する期間内におい
て、光ビームdの光スポットds を照射開始位置から光
磁気ディスク10の線速度に追従させ、線速度と同一の
速度で移動する一方向走査のみを繰り返して行わせるよ
うになっている。
部2aに設けられており、モータ7によって回転される
ようになっている。このモータ7には、上述のモータ駆
動回路5が接続されており、モータ駆動回路5は、記録
データaが入力されるタイミングに同期するように、モ
ータ7を介してポリゴンミラー8の回転速度を制御する
ようになっている。上記のモータ7により回転するポリ
ゴンミラー8は、上述の半導体レーザ6から照射された
光ビームdを光磁気ディスク10(光記録媒体)方向に
反射し、光磁気ディスク10に光スポットds を形成さ
せるようになっている。そして、この回転するポリゴン
ミラー8は、回転速度が記録データaの入力タイミング
に同期するように制御されることによって、所定の書き
込み期間となる記録データaに同期する期間内におい
て、光ビームdの光スポットds を照射開始位置から光
磁気ディスク10の線速度に追従させ、線速度と同一の
速度で移動する一方向走査のみを繰り返して行わせるよ
うになっている。
【0028】尚、光ビームdは、図示しない対物レンズ
により集光させながら光磁気ディスク10に照射するよ
うになっていても良い。また、本実施例における一方向
走査は、光記録媒体が回転する光磁気ディスク10であ
るため、光磁気ディスク10の線速度に光スポットds
を追従させて移動させるようになっているが、これに限
定されることはなく、光カードや光テープ等の光記録媒
体に応じた移動方向および移動速度に追従させることに
よって、上記の移動方向および移動速度と同一方向およ
び同一速度で移動させるようになっているものである。
さらに、光スポットds の移動速度と光磁気ディスク1
0の移動速度との相対速度は、ゼロであることが望まし
いが、僅かに差を生じていても良い。
により集光させながら光磁気ディスク10に照射するよ
うになっていても良い。また、本実施例における一方向
走査は、光記録媒体が回転する光磁気ディスク10であ
るため、光磁気ディスク10の線速度に光スポットds
を追従させて移動させるようになっているが、これに限
定されることはなく、光カードや光テープ等の光記録媒
体に応じた移動方向および移動速度に追従させることに
よって、上記の移動方向および移動速度と同一方向およ
び同一速度で移動させるようになっているものである。
さらに、光スポットds の移動速度と光磁気ディスク1
0の移動速度との相対速度は、ゼロであることが望まし
いが、僅かに差を生じていても良い。
【0029】上記の構成において、光記録装置の動作を
説明する。
説明する。
【0030】記録データ発生回路3から記録データaが
出力されると、この記録データaは、レーザ駆動回路4
とモータ駆動回路5とに供給されることになり、レーザ
駆動回路4は、半導体レーザ6から記録データaに応じ
た光ビームdをポリゴンミラー8方向に出射させること
になる。
出力されると、この記録データaは、レーザ駆動回路4
とモータ駆動回路5とに供給されることになり、レーザ
駆動回路4は、半導体レーザ6から記録データaに応じ
た光ビームdをポリゴンミラー8方向に出射させること
になる。
【0031】上記の光ビームdは、ポリゴンミラー8か
ら光磁気ディスク10方向に反射されることになる。こ
の際、ポリゴンミラー8は、記録データaに同期するよ
うに、モータ駆動回路5によりモータ7を介して回転制
御されており、図2の(a)・(b)・(c)に示すよ
うに、ポリゴンミラー8が(a)から(c)へと回転す
るのに伴って、光ビームdの反射角度を変更させること
になる。従って、光磁気ディスク10に到達した光ビー
ムdの光スポットds は、照射開始位置から光磁気ディ
スク10の線速度に追従することになり、この線速度と
同一の速度で移動することになる。
ら光磁気ディスク10方向に反射されることになる。こ
の際、ポリゴンミラー8は、記録データaに同期するよ
うに、モータ駆動回路5によりモータ7を介して回転制
御されており、図2の(a)・(b)・(c)に示すよ
うに、ポリゴンミラー8が(a)から(c)へと回転す
るのに伴って、光ビームdの反射角度を変更させること
になる。従って、光磁気ディスク10に到達した光ビー
ムdの光スポットds は、照射開始位置から光磁気ディ
スク10の線速度に追従することになり、この線速度と
同一の速度で移動することになる。
【0032】これにより、図3(a)・(b)・(c)
に示すように、光スポットds は、記録データaに同期
する期間内において、光磁気ディスク10の同一箇所H
を常に照射することになり、図4に示すように、光磁気
ディスク10に実線Tに示すような温度分布を発生させ
ることになる。尚、破線T′は、従来の記録方法により
生じる温度分布である。
に示すように、光スポットds は、記録データaに同期
する期間内において、光磁気ディスク10の同一箇所H
を常に照射することになり、図4に示すように、光磁気
ディスク10に実線Tに示すような温度分布を発生させ
ることになる。尚、破線T′は、従来の記録方法により
生じる温度分布である。
【0033】このように、本実施例の光記録装置は、光
スポットds を光磁気ディスク10の線速度に追従させ
て走査し、光スポットds の移動速度と光磁気ディスク
10の線速度とを同一にするようになっている。これに
より、光記録装置は、光ビームdのパワーを効率良く使
用することが可能になっており、特に、短波長の光ビー
ムdを使用して高密度記録する場合に使用効率の向上を
顕著にすることが可能になっている。
スポットds を光磁気ディスク10の線速度に追従させ
て走査し、光スポットds の移動速度と光磁気ディスク
10の線速度とを同一にするようになっている。これに
より、光記録装置は、光ビームdのパワーを効率良く使
用することが可能になっており、特に、短波長の光ビー
ムdを使用して高密度記録する場合に使用効率の向上を
顕著にすることが可能になっている。
【0034】さらに、この光記録装置は、記録マーク1
0aとなる部位の前方と後方の温度分布を均一にし、上
記の部位の全体を集中的に昇温させて閾値温度Tsh を越
えさせるため、前後に均一な形状の記録マーク10aを
形成させることが可能になっている。そして、この光記
録装置により記録マーク10aが形成された光磁気ディ
スク10は、光再生装置に装着されて再生用の光磁気デ
ィスク10として用いられたり、或いは複製用に用いら
れることになる。
0aとなる部位の前方と後方の温度分布を均一にし、上
記の部位の全体を集中的に昇温させて閾値温度Tsh を越
えさせるため、前後に均一な形状の記録マーク10aを
形成させることが可能になっている。そして、この光記
録装置により記録マーク10aが形成された光磁気ディ
スク10は、光再生装置に装着されて再生用の光磁気デ
ィスク10として用いられたり、或いは複製用に用いら
れることになる。
【0035】尚、本実施例においては、光ビームの強度
を記録データに応じて変調する所謂光変調方式の適用例
について説明しているが、これに限定されることはな
く、外部磁界の強度を記録データに変調する磁界変調方
式に適用しても同様の効果を得ることができる。
を記録データに応じて変調する所謂光変調方式の適用例
について説明しているが、これに限定されることはな
く、外部磁界の強度を記録データに変調する磁界変調方
式に適用しても同様の効果を得ることができる。
【0036】また、本実施例における光ビームdの走査
は、孤立した記録マーク10aを形成するマークポジシ
ョン記録方式の下で実行されるようになっているが、こ
の方式に限定されることはなく、例えばマークエッジ記
録方式の下でも実行できるものである。
は、孤立した記録マーク10aを形成するマークポジシ
ョン記録方式の下で実行されるようになっているが、こ
の方式に限定されることはなく、例えばマークエッジ記
録方式の下でも実行できるものである。
【0037】以下に、マークエッジ記録方式の下で光ビ
ームdを一方向走査する光記録装置について説明する。
この光記録装置は、図1に示すように、記録クロックe
を出力する記録クロック発生器11を有しており、記録
クロック発生器11は、記録データ発生回路3およびモ
ータ駆動回路5に接続されている。そして、上記の記録
クロック発生器11は、記録クロックeを記録データ発
生回路3およびモータ駆動回路5に出力し、この記録ク
ロックeに同期させて記録データaを出力させると共に
モータ7を駆動させるようになっている。尚、モータ7
は、記録データaに同期して駆動されるようになってい
ても良い。
ームdを一方向走査する光記録装置について説明する。
この光記録装置は、図1に示すように、記録クロックe
を出力する記録クロック発生器11を有しており、記録
クロック発生器11は、記録データ発生回路3およびモ
ータ駆動回路5に接続されている。そして、上記の記録
クロック発生器11は、記録クロックeを記録データ発
生回路3およびモータ駆動回路5に出力し、この記録ク
ロックeに同期させて記録データaを出力させると共に
モータ7を駆動させるようになっている。尚、モータ7
は、記録データaに同期して駆動されるようになってい
ても良い。
【0038】上記の構成によれば、モータ7により回転
するポリゴンミラー8は、図5に示すように、光スポッ
トds をP(n)、P(n+1)、・・・、P(n+
m)へとステップ距離Sを単位として移動させることに
なる。尚、ステップ距離Sは、ポリゴンミラー8の回転
が記録クロックeに同期されているため、記録クロック
eのステップS′と同等になっている。そして、例えば
記録データaが“1”のときに強い光ビームdを光磁気
ディスク10に照射させると、記録クロックeに同期す
る期間内において、照射開始位置から光スポットds が
光磁気ディスク10の線速度に追従して移動するため、
照射された特定の部分だけが昇温することになり、実線
Tで示すように、“1”を示す部分の前方および後方の
温度分布が均一になることによって、前後に均一な形状
の記録マーク10aが形成されることになる。尚、破線
T′は、従来の記録方法により生じる温度分布である。
するポリゴンミラー8は、図5に示すように、光スポッ
トds をP(n)、P(n+1)、・・・、P(n+
m)へとステップ距離Sを単位として移動させることに
なる。尚、ステップ距離Sは、ポリゴンミラー8の回転
が記録クロックeに同期されているため、記録クロック
eのステップS′と同等になっている。そして、例えば
記録データaが“1”のときに強い光ビームdを光磁気
ディスク10に照射させると、記録クロックeに同期す
る期間内において、照射開始位置から光スポットds が
光磁気ディスク10の線速度に追従して移動するため、
照射された特定の部分だけが昇温することになり、実線
Tで示すように、“1”を示す部分の前方および後方の
温度分布が均一になることによって、前後に均一な形状
の記録マーク10aが形成されることになる。尚、破線
T′は、従来の記録方法により生じる温度分布である。
【0039】〔実施例2〕 本発明の他の実施例を図6ないし図8に基づいて説明す
れば、以下の通りである。尚、実施例1と同一の部材に
は、同一の符号を付記してその説明を省略する。
れば、以下の通りである。尚、実施例1と同一の部材に
は、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0040】本実施例に係る光記録装置は、光ビーム走
査部2d(光ビーム走査手段)を有している。この光ビ
ーム走査部2dは、記録データ発生回路3に接続された
スイッチ制御回路16と、このスイッチ制御回路16お
よびレーザ駆動回路4に接続された半導体スイッチ回路
17とを有している。上記の半導体スイッチ回路17
は、第1入力端子17aと第1〜第3出力端子17b〜
17dとを有しており、第1入力端子17aと第1〜第
3出力端子17b〜17dとの接続状態を切替信号によ
り切り替えるようになっている。また、スイッチ制御回
路16は、記録データaが入力されるタイミングに同期
させて半導体スイッチ回路17に切替信号を出力するよ
うになっている。尚、本実施例の切替信号は、半導体ス
イッチ回路17が第1〜第3出力端子17b〜17cを
有しているため、切替信号の3パルス毎に記録データa
と同期するように設定されている。
査部2d(光ビーム走査手段)を有している。この光ビ
ーム走査部2dは、記録データ発生回路3に接続された
スイッチ制御回路16と、このスイッチ制御回路16お
よびレーザ駆動回路4に接続された半導体スイッチ回路
17とを有している。上記の半導体スイッチ回路17
は、第1入力端子17aと第1〜第3出力端子17b〜
17dとを有しており、第1入力端子17aと第1〜第
3出力端子17b〜17dとの接続状態を切替信号によ
り切り替えるようになっている。また、スイッチ制御回
路16は、記録データaが入力されるタイミングに同期
させて半導体スイッチ回路17に切替信号を出力するよ
うになっている。尚、本実施例の切替信号は、半導体ス
イッチ回路17が第1〜第3出力端子17b〜17cを
有しているため、切替信号の3パルス毎に記録データa
と同期するように設定されている。
【0041】上記の半導体スイッチ回路17の第1入力
端子17aには、上述のレーザ駆動回路4から駆動電流
bが入力されるようになっている。一方、半導体スイッ
チ回路17の第1〜第3出力端子17b〜17cは、半
導体レーザ(照射手段)6a・6b・6cにそれぞれ接
続されており、半導体レーザ6a・6b・6cは、駆動
電流bが半導体スイッチ回路17を介して入力されるこ
とによって光ビームdを光磁気ディスク10方向に出射
するようになっている。尚、本実施例の場合には、光磁
気ディスク10の回転方向の最上流に位置する半導体レ
ーザ6aから出射された光ビームdの照射位置が照射開
始位置となっている。
端子17aには、上述のレーザ駆動回路4から駆動電流
bが入力されるようになっている。一方、半導体スイッ
チ回路17の第1〜第3出力端子17b〜17cは、半
導体レーザ(照射手段)6a・6b・6cにそれぞれ接
続されており、半導体レーザ6a・6b・6cは、駆動
電流bが半導体スイッチ回路17を介して入力されるこ
とによって光ビームdを光磁気ディスク10方向に出射
するようになっている。尚、本実施例の場合には、光磁
気ディスク10の回転方向の最上流に位置する半導体レ
ーザ6aから出射された光ビームdの照射位置が照射開
始位置となっている。
【0042】上記の構成において、光記録装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0043】記録データ発生回路3から出力された記録
データaがレーザ駆動回路4とモータ駆動回路5とに供
給されると、レーザ駆動回路4が記録データaに応じた
駆動電流bを半導体スイッチ回路17に出力することに
なると共に、スイッチ制御回路16が切替信号の3パル
ス毎に記録データaの入力タイミングに同期するよう
に、切替信号を半導体スイッチ回路17に出力すること
になる。
データaがレーザ駆動回路4とモータ駆動回路5とに供
給されると、レーザ駆動回路4が記録データaに応じた
駆動電流bを半導体スイッチ回路17に出力することに
なると共に、スイッチ制御回路16が切替信号の3パル
ス毎に記録データaの入力タイミングに同期するよう
に、切替信号を半導体スイッチ回路17に出力すること
になる。
【0044】上記の駆動電流bおよび切替信号が入力さ
れる半導体スイッチ回路17は、切替信号に応じて第1
入力端子17aと第1〜第3出力端子17b〜17dと
の接続状態を切り替えることになり、駆動電流bは、第
1〜第3出力端子17b〜17cから半導体レーザ6a
・6b・6cへ順に供給されることになる。そして、半
導体レーザ6a・6b・6cは、記録光パルスである光
ビームd1〜d3を順に出射することになる。
れる半導体スイッチ回路17は、切替信号に応じて第1
入力端子17aと第1〜第3出力端子17b〜17dと
の接続状態を切り替えることになり、駆動電流bは、第
1〜第3出力端子17b〜17cから半導体レーザ6a
・6b・6cへ順に供給されることになる。そして、半
導体レーザ6a・6b・6cは、記録光パルスである光
ビームd1〜d3を順に出射することになる。
【0045】上記の光ビームd1〜d3は、図示しない
対物レンズによって集光されながら光磁気ディスク10
に到達することになる。この際、光ビームd1〜d3
は、切替信号の入力タイミングに同期して各半導体レー
ザ6a・6b・6cから順に出力されており、各光ビー
ムd1〜d3が順に出射される時間間隔は、光磁気ディ
スク10の特定の記録部位が各半導体レーザ6a・6b
・6cを横切る時間と同一に設定されている。
対物レンズによって集光されながら光磁気ディスク10
に到達することになる。この際、光ビームd1〜d3
は、切替信号の入力タイミングに同期して各半導体レー
ザ6a・6b・6cから順に出力されており、各光ビー
ムd1〜d3が順に出射される時間間隔は、光磁気ディ
スク10の特定の記録部位が各半導体レーザ6a・6b
・6cを横切る時間と同一に設定されている。
【0046】これにより、光ビームd1〜d3は、図7
(a)・(b)・(c)に示すように、x方向に移動す
る光磁気ディスク10の同一箇所Hを照射するように、
順次光スポットds1〜ds3を形成することになり、これ
らの光スポットds1〜ds3は、図8に示すように、光磁
気ディスク10に実線Tに示すような温度分布を発生さ
せることになる。尚、破線T′は、従来の記録方法によ
り生じる温度分布である。
(a)・(b)・(c)に示すように、x方向に移動す
る光磁気ディスク10の同一箇所Hを照射するように、
順次光スポットds1〜ds3を形成することになり、これ
らの光スポットds1〜ds3は、図8に示すように、光磁
気ディスク10に実線Tに示すような温度分布を発生さ
せることになる。尚、破線T′は、従来の記録方法によ
り生じる温度分布である。
【0047】このように、本実施例の光記録装置は、半
導体レーザ6a・6b・6cの出力を順次切り替えるこ
とによって、光スポットds1〜ds3を光磁気ディスク1
0の線速度に追従させて形成し、光スポットds1〜ds3
の移動速度と光磁気ディスク10の線速度とを同一にす
る一方向走査を行うようになっている。これにより、記
録マーク10aは、前方と後方の温度分布が均一とな
り、記録マーク10aの全体が集中的に昇温されて閾値
温度Tsh を越えるため、前後に均一な形状でもって形成
されることになる。
導体レーザ6a・6b・6cの出力を順次切り替えるこ
とによって、光スポットds1〜ds3を光磁気ディスク1
0の線速度に追従させて形成し、光スポットds1〜ds3
の移動速度と光磁気ディスク10の線速度とを同一にす
る一方向走査を行うようになっている。これにより、記
録マーク10aは、前方と後方の温度分布が均一とな
り、記録マーク10aの全体が集中的に昇温されて閾値
温度Tsh を越えるため、前後に均一な形状でもって形成
されることになる。
【0048】尚、本実施例においては、3個の半導体レ
ーザ6a・6b・6cを用いているが、読出信号gのS
/N比を向上させるため、さらに多くの半導体レーザ6
a・6b・6cを用いることが望ましい。
ーザ6a・6b・6cを用いているが、読出信号gのS
/N比を向上させるため、さらに多くの半導体レーザ6
a・6b・6cを用いることが望ましい。
【0049】〔実施例3〕 本発明の他の実施例を図9ないし図13に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
すれば、以下の通りである。
【0050】本実施例に係る光再生装置は、実施例1の
光記録装置と同様に、例えば光磁気ディスク装置に搭載
されている。この光再生装置は、図9に示すように、光
ビームdを出力する光ビーム出射部21を有している。
光ビーム出射部21は、レーザ駆動回路24および半導
体レーザ26を有しており、レーザ駆動回路24は、光
ビーム出射部21の半導体レーザ26から光ビームdを
ポリゴンミラー28方向に出射させるようになってい
る。
光記録装置と同様に、例えば光磁気ディスク装置に搭載
されている。この光再生装置は、図9に示すように、光
ビームdを出力する光ビーム出射部21を有している。
光ビーム出射部21は、レーザ駆動回路24および半導
体レーザ26を有しており、レーザ駆動回路24は、光
ビーム出射部21の半導体レーザ26から光ビームdを
ポリゴンミラー28方向に出射させるようになってい
る。
【0051】上記の半導体レーザ26のポリゴンミラー
28方向には、偏向子50とビームスプリッタ32が設
けられている。このビームスプリッタ32は、半導体レ
ーザ26から出射された光ビームdをポリゴンミラー2
8方向に透過させるようになっていると共に、ポリゴン
ミラー28からの反射光iを検光子51を介して再生部
31の光検出器29方向に反射するようになっている。
そして、光検出器29は、反射光iを読出信号gとして
再生回路30に出力するようになっており、再生回路3
0は、読出信号gを基にして再生データhを形成するよ
うになっている。再生回路30は、例えば一般によく知
られている振幅検出方式またはピーク検出方式を用いた
回路であって、読出信号gをハイレベル或いはローレベ
ルの2値化信号に変換し、再生クロックfにより同期さ
せて再生データhを出力する。
28方向には、偏向子50とビームスプリッタ32が設
けられている。このビームスプリッタ32は、半導体レ
ーザ26から出射された光ビームdをポリゴンミラー2
8方向に透過させるようになっていると共に、ポリゴン
ミラー28からの反射光iを検光子51を介して再生部
31の光検出器29方向に反射するようになっている。
そして、光検出器29は、反射光iを読出信号gとして
再生回路30に出力するようになっており、再生回路3
0は、読出信号gを基にして再生データhを形成するよ
うになっている。再生回路30は、例えば一般によく知
られている振幅検出方式またはピーク検出方式を用いた
回路であって、読出信号gをハイレベル或いはローレベ
ルの2値化信号に変換し、再生クロックfにより同期さ
せて再生データhを出力する。
【0052】また、光再生装置は、再生クロックfを出
力する再生クロック発生回路23を有しており、この再
生クロック発生回路23は、光ビーム走査部22a(光
ビーム走査手段)のモータ駆動回路25に接続されてい
る。この光ビーム走査部22aは、モータ駆動回路25
の他、上述のポリゴンミラー28およびモータ27を有
しており、モータ駆動回路25は、再生クロックfが入
力されるタイミングに同期させてモータ27を介してポ
リゴンミラー28の回転速度を制御するようになってい
る。
力する再生クロック発生回路23を有しており、この再
生クロック発生回路23は、光ビーム走査部22a(光
ビーム走査手段)のモータ駆動回路25に接続されてい
る。この光ビーム走査部22aは、モータ駆動回路25
の他、上述のポリゴンミラー28およびモータ27を有
しており、モータ駆動回路25は、再生クロックfが入
力されるタイミングに同期させてモータ27を介してポ
リゴンミラー28の回転速度を制御するようになってい
る。
【0053】上記のモータ27により回転するポリゴン
ミラー28は、上述の半導体レーザ26からビームスプ
リッタ32を介して照射された光ビームdを光磁気ディ
スク10方向に反射して走査するようになっている。そ
して、この回転するポリゴンミラー28は、回転速度が
制御されることによって、所定の読み出し期間となる再
生クロックfに同期する期間内において、光ビームdの
光スポットds を照射開始位置から光磁気ディスク10
の線速度に追従させ、線速度と同一の速度で移動する一
方向走査のみを繰り返して行わせるようになっている。
ミラー28は、上述の半導体レーザ26からビームスプ
リッタ32を介して照射された光ビームdを光磁気ディ
スク10方向に反射して走査するようになっている。そ
して、この回転するポリゴンミラー28は、回転速度が
制御されることによって、所定の読み出し期間となる再
生クロックfに同期する期間内において、光ビームdの
光スポットds を照射開始位置から光磁気ディスク10
の線速度に追従させ、線速度と同一の速度で移動する一
方向走査のみを繰り返して行わせるようになっている。
【0054】上記の構成において、光再生装置の動作を
説明する。
説明する。
【0055】再生クロック発生回路23から出力された
再生クロックfがモータ駆動回路25に供給されると、
ポリゴンミラー28は、モータ駆動回路25への再生ク
ロックfの入力タイミングに同期して回転することにな
る。この後、レーザ駆動回路24が駆動電流bを出力す
ることによって、半導体レーザ26が光ビームdを偏向
子50を介してポリゴンミラー28方向に出射すること
になる。
再生クロックfがモータ駆動回路25に供給されると、
ポリゴンミラー28は、モータ駆動回路25への再生ク
ロックfの入力タイミングに同期して回転することにな
る。この後、レーザ駆動回路24が駆動電流bを出力す
ることによって、半導体レーザ26が光ビームdを偏向
子50を介してポリゴンミラー28方向に出射すること
になる。
【0056】上記の光ビームdは、ビームスプリッタ3
2を透過してポリゴンミラー28に到達し、ポリゴンミ
ラー28により光磁気ディスク10方向に反射されるこ
とになる。従って、光ビームdは、図10の(a)・
(b)・(c)に示すように、ポリゴンミラー28が回
転するのに伴って反射角度が変えられることになり、光
磁気ディスク10に到達した光ビームdの光スポットd
s は、図11(a)・(b)・(c)に示すように、照
射開始位置から光磁気ディスク10の線速度に追従し、
この線速度と同一の速度で移動することになる。そし
て、光スポットdsの中心部が記録マーク10aの中心
部に位置するように位置補正が行われることによって、
光スポットds は、再生クロックfに同期する期間内に
おいて、光磁気ディスク10の特定の記録マーク10a
の中心部に追従して移動することになる。
2を透過してポリゴンミラー28に到達し、ポリゴンミ
ラー28により光磁気ディスク10方向に反射されるこ
とになる。従って、光ビームdは、図10の(a)・
(b)・(c)に示すように、ポリゴンミラー28が回
転するのに伴って反射角度が変えられることになり、光
磁気ディスク10に到達した光ビームdの光スポットd
s は、図11(a)・(b)・(c)に示すように、照
射開始位置から光磁気ディスク10の線速度に追従し、
この線速度と同一の速度で移動することになる。そし
て、光スポットdsの中心部が記録マーク10aの中心
部に位置するように位置補正が行われることによって、
光スポットds は、再生クロックfに同期する期間内に
おいて、光磁気ディスク10の特定の記録マーク10a
の中心部に追従して移動することになる。
【0057】記録マーク10aに到達した光ビームd
は、図9に示すように、反射光iとしてポリゴンミラー
28方向に反射することになり、さらに、ポリゴンミラ
ー28からビームスプリッタ32および検光子51を介
して光検出器29に到達することになる。この後、光検
出器29に到達した反射光iは、読出信号gとして再生
回路30に出力され、再生回路30による再生データh
の形成に使用されることになる。
は、図9に示すように、反射光iとしてポリゴンミラー
28方向に反射することになり、さらに、ポリゴンミラ
ー28からビームスプリッタ32および検光子51を介
して光検出器29に到達することになる。この後、光検
出器29に到達した反射光iは、読出信号gとして再生
回路30に出力され、再生回路30による再生データh
の形成に使用されることになる。
【0058】このように、本実施例の光再生装置は、再
生クロックfに同期して回転制御されるポリゴンミラー
28による光ビームdの走査によって、再生クロックf
に同期する期間内において、光スポットds を光磁気デ
ィスク10の特定の記録マーク10aの中心部に追従し
て移動させることが可能になっている。これにより、光
再生装置は、図12に示すように、上記の光スポットd
s からの反射光iを検出して得られる読出信号gの波形
の立ち上がりおよび立ち下がりを急峻とさせ、S/N比
(信号体雑音比)を向上させることが可能になってお
り、結果として、この読出信号gを用いて形成された再
生データhの信頼性を向上させることが可能になってい
る。
生クロックfに同期して回転制御されるポリゴンミラー
28による光ビームdの走査によって、再生クロックf
に同期する期間内において、光スポットds を光磁気デ
ィスク10の特定の記録マーク10aの中心部に追従し
て移動させることが可能になっている。これにより、光
再生装置は、図12に示すように、上記の光スポットd
s からの反射光iを検出して得られる読出信号gの波形
の立ち上がりおよび立ち下がりを急峻とさせ、S/N比
(信号体雑音比)を向上させることが可能になってお
り、結果として、この読出信号gを用いて形成された再
生データhの信頼性を向上させることが可能になってい
る。
【0059】さらに、本実施例の光再生装置は、光スポ
ットds を記録マーク10aの中心部に追従して移動さ
せることが可能になっているため、記録マーク10aの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マーク10aの
先頭や後尾の部分からの雑音を除去することが可能にな
っている。
ットds を記録マーク10aの中心部に追従して移動さ
せることが可能になっているため、記録マーク10aの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マーク10aの
先頭や後尾の部分からの雑音を除去することが可能にな
っている。
【0060】尚、本実施例における光ビームdの走査
は、孤立した記録マーク10aを形成するマークポジシ
ョン記録方式の下で実行されるようになっているが、こ
の方式に限定されることはなく、例えばマークエッジ記
録方式の下でも実行できるものである。
は、孤立した記録マーク10aを形成するマークポジシ
ョン記録方式の下で実行されるようになっているが、こ
の方式に限定されることはなく、例えばマークエッジ記
録方式の下でも実行できるものである。
【0061】即ち、モータ27により回転するポリゴン
ミラー28は、図13に示すように、光スポットds を
P(n)、P(n+1)、・・・、P(n+m)へとス
テップ距離Sを単位として移動させることになる。この
際、ステップ距離Sは、ポリゴンミラー8の回転が再生
クロックfに同期されているため、再生クロックfのス
テップS′と同等になっている。従って、再生クロック
fに同期する期間内において、特定の記録マーク10a
の中心に光ビームdを照射させることが可能になり、上
述のマークポジション記録方式により記録された記録マ
ーク10aを読み出す場合と同等の作用効果を得ること
が可能になっている。
ミラー28は、図13に示すように、光スポットds を
P(n)、P(n+1)、・・・、P(n+m)へとス
テップ距離Sを単位として移動させることになる。この
際、ステップ距離Sは、ポリゴンミラー8の回転が再生
クロックfに同期されているため、再生クロックfのス
テップS′と同等になっている。従って、再生クロック
fに同期する期間内において、特定の記録マーク10a
の中心に光ビームdを照射させることが可能になり、上
述のマークポジション記録方式により記録された記録マ
ーク10aを読み出す場合と同等の作用効果を得ること
が可能になっている。
【0062】〔実施例4〕 本発明の他の実施例を図14に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
下の通りである。
【0063】本実施例に係る光再生装置は、実施例3の
光ビーム走査部の構成を除いて実施例3と同一の構成を
有している。本実施例の光ビーム走査部22d(光ビー
ム走査手段)は、図14に示すように、光ビームdを光
磁気ディスク10上に集光させるホログラムディスク3
6を有している。
光ビーム走査部の構成を除いて実施例3と同一の構成を
有している。本実施例の光ビーム走査部22d(光ビー
ム走査手段)は、図14に示すように、光ビームdを光
磁気ディスク10上に集光させるホログラムディスク3
6を有している。
【0064】上記のホログラムディスク36の回転中心
には、モータ27が設けられており、このモータ27に
は、モータ駆動回路25が接続されている。そして、モ
ータ駆動回路25は、再生クロックfが入力されるタイ
ミングに同期させてホログラムディスク36を矢符方向
に回転させることによって、光ビームdの透過角度を変
更させるようになっている。
には、モータ27が設けられており、このモータ27に
は、モータ駆動回路25が接続されている。そして、モ
ータ駆動回路25は、再生クロックfが入力されるタイ
ミングに同期させてホログラムディスク36を矢符方向
に回転させることによって、光ビームdの透過角度を変
更させるようになっている。
【0065】これにより、光再生装置は、光ビームdの
照射によって形成される光磁気ディスク10上の光スポ
ットds の移動速度と光磁気ディスク10の線速度とを
同一にする一方向走査を照射開始位置から繰り返して行
うことによって、再生クロックfに同期する期間内にお
いて、特定の記録マーク10aの中心に光ビームdを照
射させることが可能になり、実施例3と同等の作用効果
を得ることが可能になっている。
照射によって形成される光磁気ディスク10上の光スポ
ットds の移動速度と光磁気ディスク10の線速度とを
同一にする一方向走査を照射開始位置から繰り返して行
うことによって、再生クロックfに同期する期間内にお
いて、特定の記録マーク10aの中心に光ビームdを照
射させることが可能になり、実施例3と同等の作用効果
を得ることが可能になっている。
【0066】尚、本実施例では、ホログラムディスク3
6を使用した光再生装置を示したが、光記録装置の光ビ
ーム走査部に上記ホログラムディスク36を使用すれば
同様の効果を得られる。
6を使用した光再生装置を示したが、光記録装置の光ビ
ーム走査部に上記ホログラムディスク36を使用すれば
同様の効果を得られる。
【0067】〔実施例5〕 本発明の他の実施例を図15ないし図17に基づいて説
明すれば、以下の通りである。尚、実施例3と同一の部
材には、同一の符号を付記してその説明を省略する。
明すれば、以下の通りである。尚、実施例3と同一の部
材には、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0068】本実施例に係る光再生装置は、図15に示
すように、光ビーム走査部22e(光ビーム走査手段)
を有している。この光ビーム走査部22eは、再生クロ
ック回路23に接続されたスイッチ制御回路38と、こ
のスイッチ制御回路38およびレーザ駆動回路24に接
続された半導体スイッチ回路37とを有している。
すように、光ビーム走査部22e(光ビーム走査手段)
を有している。この光ビーム走査部22eは、再生クロ
ック回路23に接続されたスイッチ制御回路38と、こ
のスイッチ制御回路38およびレーザ駆動回路24に接
続された半導体スイッチ回路37とを有している。
【0069】上記のスイッチ制御回路38は、再生クロ
ックfが入力されるタイミングに同期させて半導体スイ
ッチ回路37に切替信号を出力するようになっている。
尚、上記の切替信号は、切替信号の3パルス毎に記録デ
ータaと同期するように設定されている。また、半導体
スイッチ回路37は、第1入力端子37aと第1〜第3
出力端子37b〜37dとを有しており、第1入力端子
37aと第1〜第3出力端子37b〜37dとの接続状
態を切替信号により切り替えるようになっている。
ックfが入力されるタイミングに同期させて半導体スイ
ッチ回路37に切替信号を出力するようになっている。
尚、上記の切替信号は、切替信号の3パルス毎に記録デ
ータaと同期するように設定されている。また、半導体
スイッチ回路37は、第1入力端子37aと第1〜第3
出力端子37b〜37dとを有しており、第1入力端子
37aと第1〜第3出力端子37b〜37dとの接続状
態を切替信号により切り替えるようになっている。
【0070】上記の半導体スイッチ回路37の第1入力
端子37aには、上述のレーザ駆動回路24から駆動電
流bが入力されるようになっている。一方、半導体スイ
ッチ回路37の第1〜第3出力端子37b〜37dは、
半導体レーザ26a・26b・26cにそれぞれ接続さ
れており、半導体レーザ26a・26b・26cは、駆
動電流bが半導体スイッチ回路37を介して入力される
ことによって光ビームd1〜d3を光磁気ディスク10
に方向に出射するようになっている。
端子37aには、上述のレーザ駆動回路24から駆動電
流bが入力されるようになっている。一方、半導体スイ
ッチ回路37の第1〜第3出力端子37b〜37dは、
半導体レーザ26a・26b・26cにそれぞれ接続さ
れており、半導体レーザ26a・26b・26cは、駆
動電流bが半導体スイッチ回路37を介して入力される
ことによって光ビームd1〜d3を光磁気ディスク10
に方向に出射するようになっている。
【0071】上記の半導体レーザ26a・26b・26
cと光磁気ディスク10との間には、ビームスプリッタ
32が設けられている。このビームスプリッタ32は、
半導体レーザ26から出射された光ビームd1〜d3を
光磁気ディスク10方向に透過させるようになっている
と共に、光磁気ディスク10からの反射光i1〜i3を
光検出器29方向に反射するようになっている。そし
て、光検出器29は、反射光を読出信号gとして再生回
路30に出力するようになっており、再生回路30は、
読出信号gを基にして再生データhを形成するようにな
っている。尚、本実施例の場合には、光磁気ディスク1
0の回転方向の最上流に位置する半導体レーザ6aから
出射された光ビームdの照射位置が照射開始位置となっ
ている。
cと光磁気ディスク10との間には、ビームスプリッタ
32が設けられている。このビームスプリッタ32は、
半導体レーザ26から出射された光ビームd1〜d3を
光磁気ディスク10方向に透過させるようになっている
と共に、光磁気ディスク10からの反射光i1〜i3を
光検出器29方向に反射するようになっている。そし
て、光検出器29は、反射光を読出信号gとして再生回
路30に出力するようになっており、再生回路30は、
読出信号gを基にして再生データhを形成するようにな
っている。尚、本実施例の場合には、光磁気ディスク1
0の回転方向の最上流に位置する半導体レーザ6aから
出射された光ビームdの照射位置が照射開始位置となっ
ている。
【0072】上記の構成において、光再生装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0073】レーザ駆動回路24からの駆動電流bが半
導体スイッチ回路37に入力されると、再生クロック回
路23から再生クロックfがスイッチ制御回路38に供
給されることになり、スイッチ制御回路38が再生クロ
ックfの入力タイミングに同期させて半導体スイッチ回
路37に切替信号を出力することになる。
導体スイッチ回路37に入力されると、再生クロック回
路23から再生クロックfがスイッチ制御回路38に供
給されることになり、スイッチ制御回路38が再生クロ
ックfの入力タイミングに同期させて半導体スイッチ回
路37に切替信号を出力することになる。
【0074】上記の駆動電流bおよび切替信号が入力さ
れる半導体スイッチ回路37は、切替信号に応じて第1
入力端子37aと第1〜第3出力端子37b〜37dと
の接続状態を切り替えることになり、駆動電流bは、第
1〜第3出力端子37b〜37dから半導体レーザ26
a・26b・26cへ順に供給されることになる。そし
て、半導体レーザ26a・26b・26cは、光ビーム
d1〜d3を順に出力することになる。
れる半導体スイッチ回路37は、切替信号に応じて第1
入力端子37aと第1〜第3出力端子37b〜37dと
の接続状態を切り替えることになり、駆動電流bは、第
1〜第3出力端子37b〜37dから半導体レーザ26
a・26b・26cへ順に供給されることになる。そし
て、半導体レーザ26a・26b・26cは、光ビーム
d1〜d3を順に出力することになる。
【0075】上記の光ビームd1〜d3は、ビームスプ
リッタ32を透過して光磁気ディスク10に到達するこ
とになる。この際、光ビームd1〜d3は、切替信号の
入力タイミングに同期して各半導体レーザ26a・26
b・26cから順に出射されており、各光ビームd1〜
d3が出射される時間間隔は、光磁気ディスク10の記
録マーク10aが各半導体レーザ26a・26b・26
cを横切る時間に設定されている。
リッタ32を透過して光磁気ディスク10に到達するこ
とになる。この際、光ビームd1〜d3は、切替信号の
入力タイミングに同期して各半導体レーザ26a・26
b・26cから順に出射されており、各光ビームd1〜
d3が出射される時間間隔は、光磁気ディスク10の記
録マーク10aが各半導体レーザ26a・26b・26
cを横切る時間に設定されている。
【0076】これにより、光ビームd1〜d3は、図1
6(a)・(b)・(c)に示すように、x方向に移動
する光磁気ディスク10の同一箇所を照射するように、
順次光スポットds1〜ds3を形成することになり、これ
らの光スポットds1〜ds3は、再生クロックfに同期す
る期間内において、光磁気ディスク10の特定の記録マ
ーク10aの中心部に形成されることになる。
6(a)・(b)・(c)に示すように、x方向に移動
する光磁気ディスク10の同一箇所を照射するように、
順次光スポットds1〜ds3を形成することになり、これ
らの光スポットds1〜ds3は、再生クロックfに同期す
る期間内において、光磁気ディスク10の特定の記録マ
ーク10aの中心部に形成されることになる。
【0077】記録マーク10aに到達した光ビームd1
〜d3は、図15に示すように、反射光i1〜i3とし
てビームスプリッタ32方向に反射されることになり、
さらに、ビームスプリッタ32から光検出器29方向に
反射されることになる。そして、光検出器29に到達し
た反射光i1〜i3は、読出信号gとして再生回路30
に出力され、再生回路30による再生データhの形成に
使用されることになる。
〜d3は、図15に示すように、反射光i1〜i3とし
てビームスプリッタ32方向に反射されることになり、
さらに、ビームスプリッタ32から光検出器29方向に
反射されることになる。そして、光検出器29に到達し
た反射光i1〜i3は、読出信号gとして再生回路30
に出力され、再生回路30による再生データhの形成に
使用されることになる。
【0078】このように、本実施例の光再生装置は、図
17に示すように、上記の光スポットds からの反射光
を検出して得られる読出信号gの波形の立ち上がりおよ
び立ち下がりを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)
を向上させることが可能になっており、結果として、こ
の読出信号gを用いて形成された再生データhの信頼性
を向上させることが可能になっている。
17に示すように、上記の光スポットds からの反射光
を検出して得られる読出信号gの波形の立ち上がりおよ
び立ち下がりを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)
を向上させることが可能になっており、結果として、こ
の読出信号gを用いて形成された再生データhの信頼性
を向上させることが可能になっている。
【0079】さらに、本実施例の光再生装置は、光スポ
ットds を記録マーク10aの中心部に追従して移動さ
せることが可能になっているため、記録マーク10aの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マーク10aの
先頭や後尾の部分からの雑音を除去することが可能にな
っている。
ットds を記録マーク10aの中心部に追従して移動さ
せることが可能になっているため、記録マーク10aの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マーク10aの
先頭や後尾の部分からの雑音を除去することが可能にな
っている。
【0080】尚、本実施例においては、3個の半導体レ
ーザ26a・26b・26cを用いているが、読出信号
gのS/N比を向上させるため、さらに多くの半導体レ
ーザ26a・26b・26cを用いることが望ましい。
ーザ26a・26b・26cを用いているが、読出信号
gのS/N比を向上させるため、さらに多くの半導体レ
ーザ26a・26b・26cを用いることが望ましい。
【0081】〔実施例6〕 本発明の他の実施例を図18ないし図23に基づいて説
明すれば、以下の通りである。尚、実施例1および実施
例3と同一の部材には、同一の符号を付記してその説明
を省略する。
明すれば、以下の通りである。尚、実施例1および実施
例3と同一の部材には、同一の符号を付記してその説明
を省略する。
【0082】本実施例に係る光記録装置および光再生装
置は、実施例1の光記録装置および実施例3の光再生装
置と同様に、例えば光磁気ディスク装置に搭載されてい
る。
置は、実施例1の光記録装置および実施例3の光再生装
置と同様に、例えば光磁気ディスク装置に搭載されてい
る。
【0083】この光記録装置および光再生装置は、図1
8に示すように、第1ポリゴンミラー48a(第1走査
手段)および第2ポリゴンミラー48b(第2走査手
段)を備えた光ビーム走査部42a(光ビーム走査手
段)を有している。
8に示すように、第1ポリゴンミラー48a(第1走査
手段)および第2ポリゴンミラー48b(第2走査手
段)を備えた光ビーム走査部42a(光ビーム走査手
段)を有している。
【0084】上記の第1ポリゴンミラー48aと第2ポ
リゴンミラー48bとは、第1ポリゴンミラー48aか
ら反射された光ビームdが第2ポリゴンミラー48bに
到達し、第2ポリゴンミラー48bにより反射されて光
磁気ディスク10に到達する位置関係を有するように配
設されている。そして、第1ポリゴンミラー48aおよ
び第2ポリゴンミラー48bには、第1モータ47aお
よび第2モータ47bが設けられており、これらの第1
および第2モータ47a・47bは、モータ駆動回路4
6に接続されている。そして、モータ駆動回路46は、
第1および第2モータ47a・47bを介して第1およ
び第2ポリゴンミラー48a・48bを記録データaま
たは再生クロックfの入力タイミングに同期させて矢符
方向に回転制御するようになっている。
リゴンミラー48bとは、第1ポリゴンミラー48aか
ら反射された光ビームdが第2ポリゴンミラー48bに
到達し、第2ポリゴンミラー48bにより反射されて光
磁気ディスク10に到達する位置関係を有するように配
設されている。そして、第1ポリゴンミラー48aおよ
び第2ポリゴンミラー48bには、第1モータ47aお
よび第2モータ47bが設けられており、これらの第1
および第2モータ47a・47bは、モータ駆動回路4
6に接続されている。そして、モータ駆動回路46は、
第1および第2モータ47a・47bを介して第1およ
び第2ポリゴンミラー48a・48bを記録データaま
たは再生クロックfの入力タイミングに同期させて矢符
方向に回転制御するようになっている。
【0085】上記のモータ駆動回路46には、2入力1
出力の選択スイッチ45の出力端子45aが接続されて
いる。この選択スイッチ45の一方の入力端子45bに
は、記録データ発生回路3からの記録データaが入力さ
れるようになっている一方、一方の入力端子45cに
は、再生クロック回路23からの再生クロックfが入力
されるようになっている。そして、この選択スイッチ4
5は、記録時において一方の入力端子45bと出力端子
45aとを接続状態にして記録データaをモータ駆動回
路46に出力させるようになっている一方、再生時にお
いて一方の入力端子45cと出力端子45aとを接続状
態にして再生クロックfをモータ駆動回路46に出力さ
せるようになっている。尚、他の構成は、実施例1およ
び実施例3と同等である。
出力の選択スイッチ45の出力端子45aが接続されて
いる。この選択スイッチ45の一方の入力端子45bに
は、記録データ発生回路3からの記録データaが入力さ
れるようになっている一方、一方の入力端子45cに
は、再生クロック回路23からの再生クロックfが入力
されるようになっている。そして、この選択スイッチ4
5は、記録時において一方の入力端子45bと出力端子
45aとを接続状態にして記録データaをモータ駆動回
路46に出力させるようになっている一方、再生時にお
いて一方の入力端子45cと出力端子45aとを接続状
態にして再生クロックfをモータ駆動回路46に出力さ
せるようになっている。尚、他の構成は、実施例1およ
び実施例3と同等である。
【0086】上記の構成において、光記録装置および光
再生装置の動作について説明する。先ず、記録を行う場
合には、選択スイッチ45の一方の入力端子45bと出
力端子45aとが接続状態にされることになる。この
後、記録データ発生回路3から出力された記録データa
がレーザ駆動回路4に供給されることになると共に、選
択スイッチ45を介してモータ駆動回路46に供給され
ることになる。レーザ駆動回路4は、半導体レーザ6か
ら記録データaに応じた光ビームdを第1ポリゴンミラ
ー48a方向に出射させることになり、第1ポリゴンミ
ラー48aに到達した光ビームdは、第2ポリゴンミラ
ー48b方向に反射されながら走査されることになる。
そして、第2ポリゴンミラー48bに到達した光ビーム
dは、さらに光磁気ディスク10方向に反射されながら
同一方向に走査されることになる。
再生装置の動作について説明する。先ず、記録を行う場
合には、選択スイッチ45の一方の入力端子45bと出
力端子45aとが接続状態にされることになる。この
後、記録データ発生回路3から出力された記録データa
がレーザ駆動回路4に供給されることになると共に、選
択スイッチ45を介してモータ駆動回路46に供給され
ることになる。レーザ駆動回路4は、半導体レーザ6か
ら記録データaに応じた光ビームdを第1ポリゴンミラ
ー48a方向に出射させることになり、第1ポリゴンミ
ラー48aに到達した光ビームdは、第2ポリゴンミラ
ー48b方向に反射されながら走査されることになる。
そして、第2ポリゴンミラー48bに到達した光ビーム
dは、さらに光磁気ディスク10方向に反射されながら
同一方向に走査されることになる。
【0087】この際、第1ポリゴンミラー48aおよび
第2ポリゴンミラー48bは、モータ駆動回路46によ
り駆動された第1および第2モータ47a・47bによ
って回転している。従って、第1ポリゴンミラー48a
から反射された光ビームdは、図19(a)・(b)・
(c)に示すように、第2ポリゴンミラー48bが回転
するのに伴って反射角度がさらに変更されることにな
り、光磁気ディスク10に到達した光ビームdの光スポ
ットds は、たとえ光磁気ディスク10の線速度が極め
て大きな場合でも、第2ポリゴンミラー48bにより走
査速度が増大されているため、光磁気ディスク10の線
速度に追従し、この線速度と同一の速度で移動すること
になる。
第2ポリゴンミラー48bは、モータ駆動回路46によ
り駆動された第1および第2モータ47a・47bによ
って回転している。従って、第1ポリゴンミラー48a
から反射された光ビームdは、図19(a)・(b)・
(c)に示すように、第2ポリゴンミラー48bが回転
するのに伴って反射角度がさらに変更されることにな
り、光磁気ディスク10に到達した光ビームdの光スポ
ットds は、たとえ光磁気ディスク10の線速度が極め
て大きな場合でも、第2ポリゴンミラー48bにより走
査速度が増大されているため、光磁気ディスク10の線
速度に追従し、この線速度と同一の速度で移動すること
になる。
【0088】これにより、光スポットds は、図20
(a)・(b)・(c)に示すように、たとえ光磁気デ
ィスク10の線速度が極めて大きな場合でも、記録クロ
ックeに同期する期間内において、照射開始位置から光
磁気ディスク10の同一箇所Hを常に照射することにな
り、図21に示すように、光磁気ディスク10に実線T
に示すような温度分布を発生させることになる。尚、破
線T′は、従来の記録方法により生じる温度分布であ
る。これにより、光記録装置は、記録マーク10aとな
る部位の前方と後方の温度分布を均一にし、上記の部位
の全体を集中的に昇温させて閾値温度Tsh を越えさせる
ため、前後に均一な形状の記録マーク10aを形成させ
ることが可能になっている。
(a)・(b)・(c)に示すように、たとえ光磁気デ
ィスク10の線速度が極めて大きな場合でも、記録クロ
ックeに同期する期間内において、照射開始位置から光
磁気ディスク10の同一箇所Hを常に照射することにな
り、図21に示すように、光磁気ディスク10に実線T
に示すような温度分布を発生させることになる。尚、破
線T′は、従来の記録方法により生じる温度分布であ
る。これにより、光記録装置は、記録マーク10aとな
る部位の前方と後方の温度分布を均一にし、上記の部位
の全体を集中的に昇温させて閾値温度Tsh を越えさせる
ため、前後に均一な形状の記録マーク10aを形成させ
ることが可能になっている。
【0089】次に、再生を行う場合には、選択スイッチ
45の一方の入力端子45cと出力端子45aとが接続
状態にされることになる。この後、再生クロック回路2
3から出力された再生クロックfが選択スイッチ45を
介してモータ駆動回路46に供給されることになる。
45の一方の入力端子45cと出力端子45aとが接続
状態にされることになる。この後、再生クロック回路2
3から出力された再生クロックfが選択スイッチ45を
介してモータ駆動回路46に供給されることになる。
【0090】再生クロック発生回路23から出力された
再生クロックfが選択スイッチ45を介してモータ駆動
回路25に供給されると、第1ポリゴンミラー48aお
よび第2ポリゴンミラー48bは、モータ駆動回路46
への再生クロックfの入力タイミングに同期して回転す
ることになる。この後、レーザ駆動回路4が駆動電流b
を出力することによって、半導体レーザ6が再生用の弱
い光ビームdを第1ポリゴンミラー48a方向に出射す
ることになる。
再生クロックfが選択スイッチ45を介してモータ駆動
回路25に供給されると、第1ポリゴンミラー48aお
よび第2ポリゴンミラー48bは、モータ駆動回路46
への再生クロックfの入力タイミングに同期して回転す
ることになる。この後、レーザ駆動回路4が駆動電流b
を出力することによって、半導体レーザ6が再生用の弱
い光ビームdを第1ポリゴンミラー48a方向に出射す
ることになる。
【0091】上記の光ビームdは、ビームスプリッタ3
2を透過して第1ポリゴンミラー48aに到達すること
になる。そして、第1ポリゴンミラー48aに到達した
光ビームdは、第2ポリゴンミラー48b方向に反射さ
れながら走査された後、さらに、第2ポリゴンミラー4
8bから光磁気ディスク10方向に反射されながら同一
方向に走査されることになる。
2を透過して第1ポリゴンミラー48aに到達すること
になる。そして、第1ポリゴンミラー48aに到達した
光ビームdは、第2ポリゴンミラー48b方向に反射さ
れながら走査された後、さらに、第2ポリゴンミラー4
8bから光磁気ディスク10方向に反射されながら同一
方向に走査されることになる。
【0092】従って、光ビームdは、図19(a)・
(b)・(c)に示すように、第2ポリゴンミラー48
bが回転するのに伴って反射角度が変えられることにな
り、光磁気ディスク10に到達した光ビームdの光スポ
ットds は、図22(a)・(b)・(c)に示すよう
に、光磁気ディスク10の線速度に追従し、この線速度
と同一の速度で移動することになる。そして、光スポッ
トds の中心部が記録マーク10aの中心部に位置する
ように位置補正が行われることによって、光スポットd
s は、再生クロックfに同期した期間内において、照射
開始位置から光磁気ディスク10の特定の記録マーク1
0aの中心部に追従して移動することになる。
(b)・(c)に示すように、第2ポリゴンミラー48
bが回転するのに伴って反射角度が変えられることにな
り、光磁気ディスク10に到達した光ビームdの光スポ
ットds は、図22(a)・(b)・(c)に示すよう
に、光磁気ディスク10の線速度に追従し、この線速度
と同一の速度で移動することになる。そして、光スポッ
トds の中心部が記録マーク10aの中心部に位置する
ように位置補正が行われることによって、光スポットd
s は、再生クロックfに同期した期間内において、照射
開始位置から光磁気ディスク10の特定の記録マーク1
0aの中心部に追従して移動することになる。
【0093】記録マーク10aに到達した光ビームd
は、図18に示すように、反射光iとしてポリゴンミラ
ー28方向に反射されることになり、さらに、ポリゴン
ミラー28からビームスプリッタ32を介して光検出器
29に到達することになる。光検出器29に到達した反
射光iは、読出信号gとして再生回路30に出力され、
再生回路30による再生データhの形成に使用されるこ
とになる。従って、光磁気ディスク10に到達した光ビ
ームdの光スポットds は、たとえ光磁気ディスク10
の線速度が極めて大きな場合でも、第2ポリゴンミラー
48bにより走査速度が増大されているため、光磁気デ
ィスク10の線速度に追従し、この線速度と同一の速度
で移動することになる。
は、図18に示すように、反射光iとしてポリゴンミラ
ー28方向に反射されることになり、さらに、ポリゴン
ミラー28からビームスプリッタ32を介して光検出器
29に到達することになる。光検出器29に到達した反
射光iは、読出信号gとして再生回路30に出力され、
再生回路30による再生データhの形成に使用されるこ
とになる。従って、光磁気ディスク10に到達した光ビ
ームdの光スポットds は、たとえ光磁気ディスク10
の線速度が極めて大きな場合でも、第2ポリゴンミラー
48bにより走査速度が増大されているため、光磁気デ
ィスク10の線速度に追従し、この線速度と同一の速度
で移動することになる。
【0094】これにより、光再生装置は、図23に示す
ように、たとえ光磁気ディスク10の線速度が極めて大
きな場合でも、光スポットds からの反射光iを検出し
て得られる読出信号gの波形の立ち上がりおよび立ち下
がりを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上さ
せることが可能になっており、結果として、この読出信
号gを用いて形成された再生データhの信頼性を向上さ
せることが可能になっている。
ように、たとえ光磁気ディスク10の線速度が極めて大
きな場合でも、光スポットds からの反射光iを検出し
て得られる読出信号gの波形の立ち上がりおよび立ち下
がりを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上さ
せることが可能になっており、結果として、この読出信
号gを用いて形成された再生データhの信頼性を向上さ
せることが可能になっている。
【0095】さらに、本実施例の光再生装置は、光スポ
ットds を記録マーク10aの中心部に追従して移動さ
せることが可能になっているため、記録マーク10aの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マーク10aの
先頭や後尾の部分からの雑音を除去することが可能にな
っている。
ットds を記録マーク10aの中心部に追従して移動さ
せることが可能になっているため、記録マーク10aの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マーク10aの
先頭や後尾の部分からの雑音を除去することが可能にな
っている。
【0096】尚、本実施例における光ビームdの走査
は、孤立した記録マーク10aを形成するマークポジシ
ョン記録方式の下で実行されるようになっているが、こ
の方式に限定されることはなく、実施例1および実施例
3と同様に、例えばマークエッジ記録方式の下でも実行
できるものであり、実施例1および実施例3と同等の作
用効果を得ることができる。さらに、本実施例において
は、光ビームの強度を記録データに応じて変調する所謂
光変調方式の適用例について説明しているが、これに限
定されることはなく、外部磁界の強度を記録データに変
調する磁界変調方式に適用しても同様の効果を得ること
ができる。
は、孤立した記録マーク10aを形成するマークポジシ
ョン記録方式の下で実行されるようになっているが、こ
の方式に限定されることはなく、実施例1および実施例
3と同様に、例えばマークエッジ記録方式の下でも実行
できるものであり、実施例1および実施例3と同等の作
用効果を得ることができる。さらに、本実施例において
は、光ビームの強度を記録データに応じて変調する所謂
光変調方式の適用例について説明しているが、これに限
定されることはなく、外部磁界の強度を記録データに変
調する磁界変調方式に適用しても同様の効果を得ること
ができる。
【0097】〔実施例7〕 本発明の他の実施例を図24に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
下の通りである。
【0098】本実施例に係る光記録装置および光再生装
置は、実施例6の光ビーム走査部の構成を除いて実施例
6と同一の構成を有している。本実施例の光ビーム走査
部42b(光ビーム走査手段)は、図24に示すよう
に、光ビームdを光磁気ディスク10上に集光させる第
1ホログラムディスク43aおよび第2ホログラムディ
スク43bを備えた光ビーム走査部42bを有してい
る。第1ホログラムディスク43aと第2ホログラムデ
ィスク43bとは、半導体レーザ6から出射された光ビ
ームdの進行方向において互いに重なる位置関係を有し
ており、光ビームdを第2ホログラムディスク43bの
透過角度を変更することにより走査した後、第1ホログ
ラムディスク43aの透過角度を変更して同一方向にさ
らに走査して光磁気ディスク10に照射させるようにな
っている。
置は、実施例6の光ビーム走査部の構成を除いて実施例
6と同一の構成を有している。本実施例の光ビーム走査
部42b(光ビーム走査手段)は、図24に示すよう
に、光ビームdを光磁気ディスク10上に集光させる第
1ホログラムディスク43aおよび第2ホログラムディ
スク43bを備えた光ビーム走査部42bを有してい
る。第1ホログラムディスク43aと第2ホログラムデ
ィスク43bとは、半導体レーザ6から出射された光ビ
ームdの進行方向において互いに重なる位置関係を有し
ており、光ビームdを第2ホログラムディスク43bの
透過角度を変更することにより走査した後、第1ホログ
ラムディスク43aの透過角度を変更して同一方向にさ
らに走査して光磁気ディスク10に照射させるようにな
っている。
【0099】上記の第1ホログラムディスク43aおよ
び第2ホログラムディスク43bは、第1モータ47a
および第2モータ47bに回転可能に設けられている。
これらの第1および第2モータ47a・47bには、第
1および第2ホログラムディスク43a・43bを記録
データaおよび再生クロックfの入力タイミングに同期
させて回転制御するモータ駆動回路46が接続されてお
り、モータ駆動回路46には、選択スイッチ45が接続
されている。尚、他の構成は、実施例6と同等である。
び第2ホログラムディスク43bは、第1モータ47a
および第2モータ47bに回転可能に設けられている。
これらの第1および第2モータ47a・47bには、第
1および第2ホログラムディスク43a・43bを記録
データaおよび再生クロックfの入力タイミングに同期
させて回転制御するモータ駆動回路46が接続されてお
り、モータ駆動回路46には、選択スイッチ45が接続
されている。尚、他の構成は、実施例6と同等である。
【0100】上記の構成によれば、記録時および再生時
において、半導体レーザ26から光ビームdが出射され
ると、光ビームdは、ビームスプリッタ32を介して第
2ホログラムディスク43bに到達し、第2ホログラム
ディスク43bによって走査された後、第1ホログラム
ディスク43a方向に進行することになる。そして、第
1ホログラムディスク43aに到達した光ビームdは、
さらに、第1ホログラムディスク43aによって同一方
向に走査され、走査速度が増大された後、光磁気ディス
ク10に到達することになる。
において、半導体レーザ26から光ビームdが出射され
ると、光ビームdは、ビームスプリッタ32を介して第
2ホログラムディスク43bに到達し、第2ホログラム
ディスク43bによって走査された後、第1ホログラム
ディスク43a方向に進行することになる。そして、第
1ホログラムディスク43aに到達した光ビームdは、
さらに、第1ホログラムディスク43aによって同一方
向に走査され、走査速度が増大された後、光磁気ディス
ク10に到達することになる。
【0101】これにより、光磁気ディスク10に到達し
た光ビームdの光スポットds は、たとえ光磁気ディス
ク10の線速度が極めて大きな場合でも、第2ポリゴン
ミラー48bにより走査速度が増大されているため、光
磁気ディスク10の線速度に追従し、この線速度と同一
の速度で移動することになる。従って、本実施例の光記
録装置および光再生装置は、たとえ光磁気ディスク10
の線速度が極めて大きな場合でも、実施例10と同様
に、記録時において前後に均一な形状の記録マーク10
aを形成させることが可能になっていると共に、再生デ
ータhの信頼性を向上させることが可能になっている。
た光ビームdの光スポットds は、たとえ光磁気ディス
ク10の線速度が極めて大きな場合でも、第2ポリゴン
ミラー48bにより走査速度が増大されているため、光
磁気ディスク10の線速度に追従し、この線速度と同一
の速度で移動することになる。従って、本実施例の光記
録装置および光再生装置は、たとえ光磁気ディスク10
の線速度が極めて大きな場合でも、実施例10と同様
に、記録時において前後に均一な形状の記録マーク10
aを形成させることが可能になっていると共に、再生デ
ータhの信頼性を向上させることが可能になっている。
【0102】
【発明の効果】請求項1の発明の光記録装置は、以上の
ように、移動する光記録媒体に、光ビームを照射して照
射開始位置において光スポットを形成し、該光スポット
の位置を温度上昇させることによって、上記光記録媒体
に記録データに対応する記録マークを形成するものであ
る。そして、上記光記録媒体の移動方向に順に配された
複数の照射手段と、上記複数の照射手段による光ビーム
の出射を順次切り替えることにより、上記光スポットを
上記光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて
上記照射開始位置から移動させる一方向走査のみを、上
記記録データまたは記録クロックに同期させて行う光ビ
ーム走査手段を有している構成である。
ように、移動する光記録媒体に、光ビームを照射して照
射開始位置において光スポットを形成し、該光スポット
の位置を温度上昇させることによって、上記光記録媒体
に記録データに対応する記録マークを形成するものであ
る。そして、上記光記録媒体の移動方向に順に配された
複数の照射手段と、上記複数の照射手段による光ビーム
の出射を順次切り替えることにより、上記光スポットを
上記光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて
上記照射開始位置から移動させる一方向走査のみを、上
記記録データまたは記録クロックに同期させて行う光ビ
ーム走査手段を有している構成である。
【0103】これにより、光ビーム走査手段が、光記録
媒体の移動方向に順に配された複数の照射手段による光
ビームの出射を順次切り替えることにより、光スポット
を光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて照
射開始位置から移動させる一方向走査のみを記録データ
に同期させて行わせるため、光ビームの照射により形成
される光スポットが一定の速度でもって高速に移動し、
記録データに同期する期間内において、光記録媒体の同
一箇所に常に存在することになる。これにより、記録マ
ークとなる部位の前方と後方の温度分布が均一となり、
この部位の全体が昇温するため、前後に均一な形状の記
録マークを形成することができるという効果を奏する。
媒体の移動方向に順に配された複数の照射手段による光
ビームの出射を順次切り替えることにより、光スポット
を光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて照
射開始位置から移動させる一方向走査のみを記録データ
に同期させて行わせるため、光ビームの照射により形成
される光スポットが一定の速度でもって高速に移動し、
記録データに同期する期間内において、光記録媒体の同
一箇所に常に存在することになる。これにより、記録マ
ークとなる部位の前方と後方の温度分布が均一となり、
この部位の全体が昇温するため、前後に均一な形状の記
録マークを形成することができるという効果を奏する。
【0104】また、請求項2の発明の光再生装置は、以
上のように、記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成するも
のである。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の
移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置
から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロックに
同期させて行う光ビーム走査手段を有している構成であ
る。
上のように、記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成するも
のである。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の
移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置
から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロックに
同期させて行う光ビーム走査手段を有している構成であ
る。
【0105】これにより、光ビーム走査手段が光スポッ
トを光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて
照射開始位置から移動させる一方向走査のみを再生クロ
ックに同期させて行わせるため、光ビームの照射により
形成される光スポットが一定の速度でもって高速に移動
し、再生クロックに同期する期間内において、光記録媒
体の特定の記録マークの中心部に追従して移動すること
になる。これにより、光スポットからの反射光を基にし
て得られる読出信号の波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上させ
ることができ、結果として、この読出信号を用いて形成
された再生データの信頼性を向上させることができる。
トを光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて
照射開始位置から移動させる一方向走査のみを再生クロ
ックに同期させて行わせるため、光ビームの照射により
形成される光スポットが一定の速度でもって高速に移動
し、再生クロックに同期する期間内において、光記録媒
体の特定の記録マークの中心部に追従して移動すること
になる。これにより、光スポットからの反射光を基にし
て得られる読出信号の波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上させ
ることができ、結果として、この読出信号を用いて形成
された再生データの信頼性を向上させることができる。
【0106】さらに、光スポットを記録マークの中心部
に追従して移動させることができるため、記録マークの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マークの先頭や
後尾の部分からの雑音を除去することができるという効
果を奏する。
に追従して移動させることができるため、記録マークの
磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マークの先頭や
後尾の部分からの雑音を除去することができるという効
果を奏する。
【0107】また、請求項3の発明の光再生装置は、以
上のように、記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成するも
のである。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の
移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置
から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロックに
同期させて行う光ビーム走査手段を有しており、この光
ビーム走査手段が、上記光ビームを走査する第1走査手
段と、該第1走査手段により走査された光ビームを同一
方向に走査して光記録媒体に到達させる第2走査手段と
を有している構成である。
上のように、記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成するも
のである。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の
移動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置
から移動させる一方向走査のみを、上記再生クロックに
同期させて行う光ビーム走査手段を有しており、この光
ビーム走査手段が、上記光ビームを走査する第1走査手
段と、該第1走査手段により走査された光ビームを同一
方向に走査して光記録媒体に到達させる第2走査手段と
を有している構成である。
【0108】これにより、第1走査手段により光ビーム
が走査された後、この光ビームが第2走査手段により同
一方向に走査されるため、走査速度が非常に増大される
ことになる。よって、たとえ光記録媒体の移動速度が極
めて大きな場合でも、光ビームが光記録媒体に到達して
形成される光スポットが光記録媒体の移動速度に追従し
て移動することになり、結果として再生データの信頼性
を向上させることができるという効果を奏する。
が走査された後、この光ビームが第2走査手段により同
一方向に走査されるため、走査速度が非常に増大される
ことになる。よって、たとえ光記録媒体の移動速度が極
めて大きな場合でも、光ビームが光記録媒体に到達して
形成される光スポットが光記録媒体の移動速度に追従し
て移動することになり、結果として再生データの信頼性
を向上させることができるという効果を奏する。
【0109】また、請求項4の発明の光記録再生装置
は、以上のように、移動する光記録媒体に、光ビームを
照射して照射開始位置において光スポットを形成し、該
光スポットの位置を温度上昇させることによって、上記
光記録媒体に記録データに対応する記録マークを形成
し、該記録マークが形成された移動する光記録媒体に、
光ビームを照射して照射開始位置において光スポットを
形成し、該光スポットからの反射光と再生クロックとを
基にして読出信号を得て再生データを形成するものであ
る。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の移動方
向および移動速度に追従させて上記照射開始位置から移
動させる一方向走査のみを、記録時には上記記録データ
または記録クロックに同期させて行い、再生時には上記
再生クロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有し
ている構成である。
は、以上のように、移動する光記録媒体に、光ビームを
照射して照射開始位置において光スポットを形成し、該
光スポットの位置を温度上昇させることによって、上記
光記録媒体に記録データに対応する記録マークを形成
し、該記録マークが形成された移動する光記録媒体に、
光ビームを照射して照射開始位置において光スポットを
形成し、該光スポットからの反射光と再生クロックとを
基にして読出信号を得て再生データを形成するものであ
る。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の移動方
向および移動速度に追従させて上記照射開始位置から移
動させる一方向走査のみを、記録時には上記記録データ
または記録クロックに同期させて行い、再生時には上記
再生クロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有し
ている構成である。
【0110】これにより、光ビーム走査手段が光スポッ
トを光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて
照射開始位置から移動させる一方向走査のみを、記録時
には 上記記録データまたは記録クロックに同期させて行
い、再生時には上記再生クロックに同期させて行う。こ
のため、光ビームの照射により形成される光スポットが
一定の速度でもって高速に移動することになる。
トを光記録媒体の移動方向および移動速度に追従させて
照射開始位置から移動させる一方向走査のみを、記録時
には 上記記録データまたは記録クロックに同期させて行
い、再生時には上記再生クロックに同期させて行う。こ
のため、光ビームの照射により形成される光スポットが
一定の速度でもって高速に移動することになる。
【0111】従って、記録時には記録データまたは記録
クロックに同期する期間内において、光スポットが光記
録媒体の同一箇所に常に存在することになる。これによ
り、記録マークとなる部位の前方と後方の温度分布が均
一となり、この部位の全体が昇温するため、前後に均一
な形状の記録マークを形成することができるという効果
を奏する。
クロックに同期する期間内において、光スポットが光記
録媒体の同一箇所に常に存在することになる。これによ
り、記録マークとなる部位の前方と後方の温度分布が均
一となり、この部位の全体が昇温するため、前後に均一
な形状の記録マークを形成することができるという効果
を奏する。
【0112】また、再生時には再生クロックに同期する
期間内において、光スポットを光記録媒体の特定の記録
マークの中心部に追従して移動させることが可能になっ
ている。これにより、光スポットからの反射光を基にし
て得られる読出信号の波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上させ
ることが可能になっており、結果として、この読出信号
を用いて形成された再生データの信頼性を向上させるこ
とができる。
期間内において、光スポットを光記録媒体の特定の記録
マークの中心部に追従して移動させることが可能になっ
ている。これにより、光スポットからの反射光を基にし
て得られる読出信号の波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを急峻とさせ、S/N比(信号体雑音比)を向上させ
ることが可能になっており、結果として、この読出信号
を用いて形成された再生データの信頼性を向上させるこ
とができる。
【0113】さらに、光スポットを記録マークの中心部
に追従して移動させることが可能になっているため、記
録マークの磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マー
クの先頭や後尾の部分からの雑音を除去することができ
るという効果を奏する。
に追従して移動させることが可能になっているため、記
録マークの磁化反転が不明瞭である場合でも、記録マー
クの先頭や後尾の部分からの雑音を除去することができ
るという効果を奏する。
【0114】また、請求項5の発明の光記録再生装置
は、以上のように、移動する光記録媒体に、光ビームを
照射して照射開始位置において光スポットを形成し、該
光スポットの位置を温度上昇させることによって、上記
光記録媒体に記録データに対応する記録マークを形成
し、該記録マークが形成された移動する光記録媒体に、
光ビームを照射して照射開始位置において光スポットを
形成し、該光スポットからの反射光と再生クロックとを
基にして読出信号を得て再生データを形成するものであ
る。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の移動方
向および移動速度に追従させて上記照射開始位置から移
動させる一方向走査のみを、記録時には上記 記録データ
または記録クロックに同期させて行い、再生時には上記
再生クロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有す
る一方、上記光ビーム走査手段は、上記光ビームを走査
する第1走査手段と、該第1走査手段により走査された
光ビームを同一方向に走査して上記光記録媒体に到達さ
せる第2走査手段とを有している構成である。
は、以上のように、移動する光記録媒体に、光ビームを
照射して照射開始位置において光スポットを形成し、該
光スポットの位置を温度上昇させることによって、上記
光記録媒体に記録データに対応する記録マークを形成
し、該記録マークが形成された移動する光記録媒体に、
光ビームを照射して照射開始位置において光スポットを
形成し、該光スポットからの反射光と再生クロックとを
基にして読出信号を得て再生データを形成するものであ
る。そして、上記光スポットを上記光記録媒体の移動方
向および移動速度に追従させて上記照射開始位置から移
動させる一方向走査のみを、記録時には上記 記録データ
または記録クロックに同期させて行い、再生時には上記
再生クロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有す
る一方、上記光ビーム走査手段は、上記光ビームを走査
する第1走査手段と、該第1走査手段により走査された
光ビームを同一方向に走査して上記光記録媒体に到達さ
せる第2走査手段とを有している構成である。
【0115】これにより、第1走査手段により光ビーム
が走査された後、この光ビームが第2走査手段により同
一方向に走査されるため、走査速度が非常に増大される
ことになる。よって、たとえ光記録媒体の移動速度が極
めて大きな場合でも、光ビームが光記録媒体に到達して
形成される光スポットが光記録媒体の移動速度に追従し
て移動することになり、結果として前後に均一な形状の
記録マークを形成させることができるという効果を奏す
る。
が走査された後、この光ビームが第2走査手段により同
一方向に走査されるため、走査速度が非常に増大される
ことになる。よって、たとえ光記録媒体の移動速度が極
めて大きな場合でも、光ビームが光記録媒体に到達して
形成される光スポットが光記録媒体の移動速度に追従し
て移動することになり、結果として前後に均一な形状の
記録マークを形成させることができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の実施例1を示すものであり、ポリゴン
ミラーを光ビーム走査部に備えた光記録装置のブロック
図である。
ミラーを光ビーム走査部に備えた光記録装置のブロック
図である。
【図2】光ビームがポリゴンミラーにより反射される状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図3】光スポットが光磁気ディスクの線速度に追従し
て移動する際の記録マークの形成状態を示す説明図であ
る。
て移動する際の記録マークの形成状態を示す説明図であ
る。
【図4】光スポットが照射された部分の温度分布を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】マークエッジ記録方式により記録する状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】本発明の実施例2を示すものであり、半導体ス
イッチ回路を光ビーム走査部に備えた光記録装置のブロ
ック図である。
イッチ回路を光ビーム走査部に備えた光記録装置のブロ
ック図である。
【図7】光スポットが光磁気ディスクの線速度に追従し
て移動する際の記録マークの形成状態を示す説明図であ
る。
て移動する際の記録マークの形成状態を示す説明図であ
る。
【図8】光スポットが照射された部分の温度分布を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】本発明の実施例3を示すものであり、ポリゴン
ミラーを光ビーム走査部に備えた光再生装置のブロック
図である。
ミラーを光ビーム走査部に備えた光再生装置のブロック
図である。
【図10】光ビームがポリゴンミラーにより反射される
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図11】光スポットが光磁気ディスクの線速度に追従
して移動する状態を示す説明図である。
して移動する状態を示す説明図である。
【図12】読出信号の状態を示す説明図である。
【図13】マークエッジ記録方式により記録された記録
マークを読み出す状態を示す説明図である。
マークを読み出す状態を示す説明図である。
【図14】本発明の実施例4を示すものであり、ホログ
ラムディスクを光ビーム走査部に備えた光再生装置のブ
ロック図である。
ラムディスクを光ビーム走査部に備えた光再生装置のブ
ロック図である。
【図15】本発明の実施例5を示すものであり、半導体
スイッチ回路を光ビーム走査部に備えた光再生装置のブ
ロック図である。
スイッチ回路を光ビーム走査部に備えた光再生装置のブ
ロック図である。
【図16】光スポットが光磁気ディスクの線速度に追従
して移動する状態を示す説明図である。
して移動する状態を示す説明図である。
【図17】読出信号の状態を示す説明図である。
【図18】本発明の実施例6を示すものであり、2つの
ポリゴンミラーを光ビーム走査部に備えた光記録装置お
よび光再生装置のブロック図である。
ポリゴンミラーを光ビーム走査部に備えた光記録装置お
よび光再生装置のブロック図である。
【図19】光ビームがポリゴンミラーにより反射される
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図20】光スポットが光磁気ディスクの線速度に追従
して移動する際の記録マークの形成状態を示す説明図で
ある。
して移動する際の記録マークの形成状態を示す説明図で
ある。
【図21】光スポットが照射された部分の温度分布を示
す説明図である。
す説明図である。
【図22】光スポットが光磁気ディスクの線速度に追従
して移動する状態を示す説明図である。
して移動する状態を示す説明図である。
【図23】読出信号の状態を示す説明図である。
【図24】本発明の実施例7を示すものであり、2つの
ホログラムディスクを光ビーム走査部に備えた光記録装
置および光再生装置のブロック図である。
ホログラムディスクを光ビーム走査部に備えた光記録装
置および光再生装置のブロック図である。
【図25】従来例を示すものであり、光スポットが光磁
気ディスクの線速度に所定の相対速度でもって移動する
際の記録マークの形成状態を示す説明図である。
気ディスクの線速度に所定の相対速度でもって移動する
際の記録マークの形成状態を示す説明図である。
【図26】従来例を示すものであり、光スポットが照射
された部分の温度分布を示す説明図である。
された部分の温度分布を示す説明図である。
【図27】従来例を示すものであり、光スポットが光磁
気ディスクの線速度に追従して移動する状態を示す説明
図である。
気ディスクの線速度に追従して移動する状態を示す説明
図である。
【図28】従来例を示すものであり、読出信号の状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 光ビーム出射部 2a・2d 光ビーム走査部(光ビーム走査手段) 3 記録データ発生回路 4 レーザ駆動回路 5 モータ駆動回路 6 半導体レーザ 6a〜6c 半導体レーザ(照射手段) 7 モータ 8 ポリゴンミラー 10 光磁気ディスク 10a 記録マーク 11 記録クロック発生器 16 スイッチ制御回路 17 半導体スイッチ回路 17b〜17c 第1〜第3出力端子 17a 第1入力端子 21 光ビーム出射部 22a 光ビーム走査部(光ビーム走査手段) 22d 光ビーム走査部(光ビーム走査手段) 22e 光ビーム走査部(光ビーム走査手段) 23 再生クロック発生回路 24 レーザ駆動回路 25 モータ駆動回路 26 半導体レーザ 27 モータ 28 ポリゴンミラー 29 光検出器 30 再生回路 31 再生部 32 ビームスプリッタ 36 ホログラムディスク 37 半導体スイッチ回路 38 スイッチ制御回路 42a 光ビーム走査部(光ビーム走査手段) 42b 光ビーム走査部(光ビーム走査手段) 43a 第1ホログラムディスク 43b 第2ホログラムディスク 45 選択スイッチ 46 モータ駆動回路 48a 第1ポリゴンミラー(第1走査手段) 48b 第2ポリゴンミラー(第2走査手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 7/005 G11B 7/005 Z 7/125 7/125 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 G02B 26/10 102 G11B 7/125 G11B 7/00 - 7/005
Claims (5)
- 【請求項1】移動する光記録媒体に、光ビームを照射し
て照射開始位置において光スポットを形成し、該光スポ
ットの位置を温度上昇させることによって、上記光記録
媒体に記録データに対応する記録マークを形成する光記
録装置であって、上記光記録媒体の移動方向に順に配された複数の照射手
段と、 上記複数の照射手段による光ビームの出射を順次切り替
えることにより、 上記光スポットを上記光記録媒体の移
動方向および移動速度に追従させて上記照射開始位置か
ら移動させる一方向走査のみを、上記記録データまたは
記録クロックに同期させて行う光ビーム走査手段を有し
ていることを特徴とする光記録装置。 - 【請求項2】記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成する光
再生装置であって、 上記光スポットを上記光記録媒体の移動方向および移動
速度に追従させて上記照射開始位置から移動させる一方
向走査のみを、上記再生クロックに同期させて行う光ビ
ーム走査手段を有していることを特徴とする光再生装
置。 - 【請求項3】記録マークが形成された移動する光記録媒
体に、光ビームを照射して照射開始位置において光スポ
ットを形成し、該光スポットからの反射光と再生クロッ
クとを基にして読出信号を得て再生データを形成する光
再生装置であって、 上記光スポットを上記光記録媒体の移動方向および移動
速度に追従させて上記照射開始位置から移動させる一方
向走査のみを、上記再生クロックに同期させて行う光ビ
ーム走査手段を有しており、 上記光ビーム走査手段は、上記光ビームを走査する第1
走査手段と、該第1走査手段により走査された光ビーム
を同一方向に走査して光記録媒体に到達させる第2走査
手段とを有していることを特徴とする光再生装置。 - 【請求項4】移動する光記録媒体に、光ビームを照射し
て照射開始位置において光スポットを形成し、該光スポ
ットの位置を温度上昇させることによって、上記光記録
媒体に記録データに対応する記録マークを形成し、該記
録マークが形成された移動する光記録媒体に、光ビーム
を照射して照射開始位置において光スポットを形成し、
該光スポットからの反射光と再生クロックとを基にして
読出信号を得て再生データを形成する光記録再生装置で
あって、 上記光スポットを上記光記録媒体の移動方向および移動
速度に追従させて上記照射開始位置から移動させる一方
向走査のみを、記録時には上記記録データまたは記録ク
ロックに同期させて行い、再生時には上記再生クロック
に同期させて行う光ビーム走査手段を有していることを
特徴とする光記録再生装置。 - 【請求項5】移動する光記録媒体に、光ビームを照射し
て照射開始位置において光スポットを形成し、該光スポ
ットの位置を温度上昇させることによって、上記光記録
媒体に記録データに対応する記録マークを形成し、該記
録マークが形成された移動する光記録媒体に、光ビーム
を照射して照射開始位置において光スポットを形成し、
該光スポットからの反射光と再生クロックとを基にして
読出信号を得て再生データを形成する光記録再生装置で
あって、 上記光スポットを上記光記録媒体の移動方向および移動
速度に追従させて上記照射開始位置から移動させる一方
向走査のみを、記録時には上記記録データまたは記録ク
ロックに同期させて行い、再生時には上記再生クロック
に同期させて行う光ビーム走査手段を有する一方、 上記光ビーム走査手段は、上記光ビームを走査する第1
走査手段と、該第1走査手段により走査された光ビーム
を同一方向に走査して上記光記録媒体に到達させる第2
走査手段とを有していることを特徴とする光記録再生装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04342668A JP3107935B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 光記録装置および光再生装置並びに光記録再生装置 |
KR1019930028816A KR100205840B1 (ko) | 1992-12-22 | 1993-12-21 | 광 기록 장치 및 광 재생 장치 |
EP93120644A EP0603842B1 (en) | 1992-12-22 | 1993-12-21 | Optical recording device and optical reproduction device |
DE69323706T DE69323706T2 (de) | 1992-12-22 | 1993-12-21 | Vorrichtung zur optischen Aufzeichnung und Vorrichtung zur optischen Wiedergabe |
US08/172,134 US5465248A (en) | 1992-12-22 | 1993-12-22 | Deflecting a light beam in the same direction and speed of a recording medium by a rotating polygon or a holographic disk |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04342668A JP3107935B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 光記録装置および光再生装置並びに光記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06195793A JPH06195793A (ja) | 1994-07-15 |
JP3107935B2 true JP3107935B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=18355570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04342668A Expired - Fee Related JP3107935B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 光記録装置および光再生装置並びに光記録再生装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5465248A (ja) |
EP (1) | EP0603842B1 (ja) |
JP (1) | JP3107935B2 (ja) |
KR (1) | KR100205840B1 (ja) |
DE (1) | DE69323706T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5613118A (en) * | 1994-06-20 | 1997-03-18 | International Business Machines Corporation | Profile-based preprocessor for optimizing programs |
AU754252B2 (en) | 1998-02-27 | 2002-11-07 | Optware Corporation | Method and apparatus for optical information, method and apparatus for reproducing optical information, apparatus for recording/reproducing optical information, and optical information recording medium |
JP3639212B2 (ja) | 2000-12-11 | 2005-04-20 | 株式会社オプトウエア | 光情報記録方法 |
JP2004022083A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Optware:Kk | 光ピックアップ装置 |
JPWO2004021339A1 (ja) * | 2002-08-01 | 2005-12-22 | パイオニア株式会社 | ホログラム記録再生装置及び方法並びにホログラム記録媒体 |
JP4335613B2 (ja) * | 2003-08-28 | 2009-09-30 | Tdk株式会社 | ホログラフィック記録方法及び装置 |
JP4528308B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2010-08-18 | パイオニア株式会社 | ビーム記録方法及び装置 |
JP5059453B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2012-10-24 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
US10143831B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-12-04 | Cynosure, Inc. | Electrosurgical systems and methods |
US10492849B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-12-03 | Cynosure, Llc | Surgical instruments and systems with multimodes of treatments and electrosurgical operation |
CA3089137C (en) | 2018-02-07 | 2024-05-21 | Cynosure, Inc. | Methods and apparatus for controlled rf treatments and rf generator system |
USD1005484S1 (en) | 2019-07-19 | 2023-11-21 | Cynosure, Llc | Handheld medical instrument and docking base |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4130898A (en) * | 1977-08-29 | 1978-12-19 | Xerox Corporation | Motion blur compensation for moving media optical data recording system |
NL8201411A (nl) * | 1982-04-02 | 1983-11-01 | Philips Nv | Werkwijze voor het optekenen van een digitaal informatiesignaal op een registratiedrager met een stralingsgevoelige informatielaag, een inrichting hiervoor en een optische registratiedrager voorzien van een dergelijk digitaal informatiesignaal. |
JPS59114242A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-07-02 | Canon Inc | シ−ト搬送装置 |
JPS6190336A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-08 | Asahi Optical Co Ltd | 光デイスク情報再生装置 |
JPS60229276A (ja) * | 1984-11-20 | 1985-11-14 | オプティカル・レコーディング・コーポレイション | デイジタル情報光学記録再生用同期方法 |
JPS61144735A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-02 | Seiko Epson Corp | 光記録装置 |
JPS62266517A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-19 | Ricoh Co Ltd | レ−ザプリンタ |
JPS62281124A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-07 | Sharp Corp | 光学式情報記録装置 |
JPH0685233B2 (ja) * | 1986-06-27 | 1994-10-26 | 株式会社リコー | 半導体レ−ザ−光源装置 |
JP2576473B2 (ja) * | 1986-08-28 | 1997-01-29 | 日本電気株式会社 | 光配線回路ユニツト |
US4831626A (en) * | 1987-02-19 | 1989-05-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Laser beam recording apparatus |
JP2574379B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1997-01-22 | 松下電器産業株式会社 | 光学的情報記録消去方法 |
JPH02128216U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-23 | ||
JP2827266B2 (ja) * | 1989-04-04 | 1998-11-25 | 日本電気株式会社 | 光ヘッド装置 |
JP2658404B2 (ja) * | 1989-06-30 | 1997-09-30 | 松下電器産業株式会社 | 光学情報の記録装置 |
JP2707774B2 (ja) * | 1989-12-13 | 1998-02-04 | 松下電器産業株式会社 | 光学情報の記録方法および記録装置 |
JP2574927B2 (ja) * | 1990-05-21 | 1997-01-22 | シャープ株式会社 | レーザプリンタ用光ヘッド |
JP2536274Y2 (ja) * | 1990-12-17 | 1997-05-21 | 旭光学工業株式会社 | ガルバノミラー装置 |
US5126873A (en) * | 1991-06-18 | 1992-06-30 | Xerox Corporation | Reflective surface coating for a uniform intensity of a polarized beam of a rotating polygon mirror optical scanning system |
JP2795571B2 (ja) * | 1992-01-07 | 1998-09-10 | シャープ株式会社 | 光ディスク装置 |
US5321684A (en) * | 1992-09-15 | 1994-06-14 | Sri International | Bidirectional sinusoidal scanning system |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP04342668A patent/JP3107935B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-12-21 KR KR1019930028816A patent/KR100205840B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-12-21 DE DE69323706T patent/DE69323706T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-21 EP EP93120644A patent/EP0603842B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-22 US US08/172,134 patent/US5465248A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69323706D1 (de) | 1999-04-08 |
JPH06195793A (ja) | 1994-07-15 |
KR100205840B1 (ko) | 1999-07-01 |
EP0603842B1 (en) | 1999-03-03 |
EP0603842A1 (en) | 1994-06-29 |
KR940016034A (ko) | 1994-07-22 |
US5465248A (en) | 1995-11-07 |
DE69323706T2 (de) | 1999-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5959943A (en) | Information recording medium with clock information therein | |
JP3107935B2 (ja) | 光記録装置および光再生装置並びに光記録再生装置 | |
JP2611220B2 (ja) | レーザ再生装置 | |
JP3134290B2 (ja) | 光磁気記録装置 | |
JP2010140635A (ja) | 光学的情報記録方法、光学的情報記録装置および光学的情報記録媒体 | |
JPS6252370B2 (ja) | ||
US5737301A (en) | Laser control for setting average recording power of "1" equal to average recording power of "0" | |
JPH053642B2 (ja) | ||
US5163034A (en) | Tracking device to effect tracking pull-in in an optical recording and reproducing apparatus by vibrating a light spot | |
JP3069722B2 (ja) | 光ディスク記録方法、光ディスク記録装置及び光ディスク | |
JP2838469B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP2827266B2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
US6570830B1 (en) | Optical disk signal processing apparatus using modulated light source in a playback operation | |
JPS6050631A (ja) | 光学的記録・再生装置 | |
JP3227429B2 (ja) | 光再生装置及び光再生方法 | |
JP3577836B2 (ja) | 光記録装置及び光記録方法 | |
JPH0573983A (ja) | 光磁気記録方法、および光磁気記録再生装置 | |
JP2608544B2 (ja) | 光学的情報記録装置 | |
JPH04278242A (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JPH0233750A (ja) | 情報記録方法及び装置及び情報記録再生方法及び装置 | |
JPH05120751A (ja) | 光磁気記録方式 | |
JPH1055580A (ja) | 光磁気記録方法及び装置 | |
JPH04109444A (ja) | 光磁気記録装置 | |
JPH10283637A (ja) | 情報記録再生装置および情報記録再生方法 | |
JPH02265056A (ja) | 光磁気メモリ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |