JP3104741B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ラープリンタ等として用いられる画像形成装置に係り、
詳しくは、複数の単色トナー像を形成し、当該複数の単
色トナー像を転写材上に重ね合わせに形成して多色トナ
ー像を形成する画像形成装置に関する。
れぞれ黒色トナー像、黄色トナー像、マゼンタトナー
像、シアントナー像を形成する4つの単色トナー像形成
部と、用紙等の転写材を搬送する転写材搬送部とを有
し、上記4つの単色トナー像形成部を一列に配列すると
共に、当該配列に沿って転写材を搬送するように転写材
搬送部を配設することで、各単色トナー像形成部に形成
された単色トナー像を順次当該転写材に転写できるよう
に構成されている。
ば、回転可能に配設された感光体ドラムと、当該感光体
ドラムを所定の電位に帯電する一様帯電コロトロンと、
画像情報に応じて感光体ドラムを露光するレーザ露光器
と、当該潜像を所定の色のトナーで現像する現像器と、
当該トナー像を転写材に転写する転写コロトロンとを有
する。そして、当該単色トナー像形成部は、感光体ドラ
ムを回動させた状態で、一様帯電コロトロン、レーザ露
光器及び現像器を作動させることで感光体ドラム上に単
色トナー像を形成する。また、上記レーザ露光器は、例
えば、回転可能なポリゴンミラーと、当該ポリゴンミラ
ーに対して一定の方向から露光光を照射する発光素子と
を有し、当該露光光のポリゴンミラーによる反射光が感
光体ドラムに照射されるタイミングにおいて、発光素子
を画像情報に応じて発光させることで、上記感光体ドラ
ムに潜像を形成する。以下において、当該感光体ドラム
と転写コロトロンとの間を転写位置と呼ぶ。
各単色トナー像形成部の転写位置を通過するように且つ
回転可能に配設された転写ベルトと、多数の用紙を収容
することができる用紙収容トレイと、当該用紙収容トレ
イから上記転写ベルトに用紙を搬送する用紙供給部材
と、当該用紙を上記転写ベルトに静電吸着させる転写材
吸着用帯電器と、当該転写ベルトから剥離された転写材
に上記多色トナー像を定着させる定着器とを有する。
ナー像形成部に所定の単色トナー像を形成させる一方
で、転写ベルトに転写材を吸着させた後、当該転写材を
上記各転写位置を通過させることで、各単色トナー像形
成部に形成された単色トナー像を順次当該転写材に転写
して多色トナー像を形成することができる。
成装置では、各単色トナー像形成部で各色の単色トナー
像を形成し、それを各転写位置において転写して、転写
材(転写ベルト)上で重ね合わせ、多色トナー像を形成
している。
ー像形成部の感光体ドラム上のレーザ露光器が露光する
位置のずれ、あるいは、各感光体ドラムの転写位置に対
する配設位置のずれなどにより、上記転写材上に形成さ
れた多色トナー像の単色トナー像同士間に色ずれ、すな
わち定常的な色ずれ(位置ずれ)が発生し、ひいては当
該カラー画像に色相変化や色ずれ等が発生してしまう。
などの環境条件などの変化によっても各感光体ドラムの
転写位置が変化したり、各トナー像形成部における上記
露光位置が変化したりして、ひいては上記色ずれの仕方
が一定にならないという問題もある。
露光光への画像情報の重畳タイミングを各レーザ露光器
毎に制御することで、感光体ドラムの潜像書き込み位置
を変化させ、ひいては転写位置に当該潜像に対応した単
色トナー像が到達するタイミングを変化させ、それによ
り転写材における当該単色トナー像の形成位置を調整す
ることが考えられる。
ラーの各反射面が所定の位置に回転してくるタイミング
毎に、つまり1露光幅毎に色ずれを補正することはでき
るが、それ以下の位置ずれ量、つまり1露光幅以下の位
置ずれ量を補正することはできない。
開示されているように、各単色トナー像形成部のレーザ
露光器に使用されているポリゴンミラーの回転位相を制
御することで、つまりポリゴンミラーの反射面が所定の
露光可能位置に回転してくるタイミングを各ポリゴンミ
ラー毎に制御することで、更に言い換えるならば、ポリ
ゴンミラー毎に露光タイミングを制御することで、当該
各露光に対応した単色トナー像が各転写位置に到達する
タイミングを変化させ、それにより転写材における当該
単色トナー像の形成位置を調整する技術が考えられる。
そして、当該技術では、1露光幅以内の色ずれを補正す
ることができる。他方、当該ポリゴンミラーの回転位相
制御は、それ単独では1露光幅以上の補正をすることが
できず、必ず上記技術と対として使用しなければならな
い。
を制御するためには、各回転位相に対応した駆動信号を
準備する必要があるだけでなく、当該ポリゴンミラーの
回転と同期させる必要がある信号、例えば、上記発光素
子に画像情報を重畳させるタイミング信号(所謂ライン
シンク信号)などをも上記各回転位相に対応させなけれ
ばならない。従って、上記ポリゴンミラーの回転位相制
御では、設定可能な位相のステップ数を多くすればする
ほど、各種の信号線が同様に増加し、且つ、それらの信
号線同士の同期設計や調整が格段に微妙且つ困難にな
り、4ステップ、最大でも8ステップ程度に形成するの
がせいぜいである。それ故、上記ポリゴンミラーの回転
位相制御では、上記1露光幅を4ステップ、最大でも8
ステップに分割して、その分解能の範囲内で色ずれを補
正するのがやっとであり、当該以下の色ずれは調整する
ことができず、画像の高画質を追求する上で限界があっ
た。また、上記ポリゴンミラーの回転位相制御は、各単
色トナー像形成部それぞれにポリゴンミラーを配設して
いることが前提となる技術であり、1つのポリゴンミラ
ーに対して各レーザ露光器が露光光を照射する場合に
は、つまり画像形成装置としてはポリゴンミラーを1つ
だけ有し、且つ、当該ポリゴンミラーを複数の単色トナ
ー像形成部で共用している場合には、利用することがで
きない。更に、上記ポリゴンミラーの回転位相制御で
は、各レーザ露光器が同時に2以上のビームを照射する
場合、例えば、所謂デュアルビーム式レーザ露光器、ト
リプルビーム式レーザ露光器、あるいは、クワッドビー
ム式レーザ露光器である場合には、その同時照射のビー
ムの数が増えれば増える程、要求されるステップ数が増
加してしまうので、現実的に利用できるものではなかっ
た。
についても高い分解能で調整することができ、ひいては
高画質を追求することができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
色の単色トナー像が形成される複数のトナー像担持体
と、全てのトナー像担持体を所定の周期で回転駆動する
トナー像担持体駆動手段とを有し、複数の単色トナー像
を転写材上に重ね合わせに形成して多色トナー像を形成
する画像形成装置において、上記多色トナー像における
各単色トナー像の位置ずれ量、あるいは、それと相関を
有する値を検出し、当該検出結果に応じて定常的な位置
ずれ補正量を出力する位置ずれ補正量検出手段を設ける
と共に、トナー像担持体駆動手段は、当該位置ずれ補正
量に応じて各トナー像担持体ごとに位置ずれが最小とな
るように各トナー像担持体の周期を設定し、当該各トナ
ー像担持体の周期でトナー像の形成を行なう画像形成装
置である。
各色の単色トナー像が形成できるものであればよく、例
えば、感光体ドラム等の潜像担持体や、中間転写ベルト
等の中間転写体などがある。なお、上記中間転写ベルト
を用いた画像形成装置としては、図19に示すように、
複数の感光体ドラム1を一列に配列し、当該感光体ドラ
ム1に沿って且つ当該感光体ドラム1全てに当接するよ
うに1つの中間転写ベルト22を配設し、更に、上記中
間転写ベルト22に接するように転写材Pの搬送経路を
設定したものや、図20に示すように、複数の感光体ド
ラム1を一列に配列し、当該感光体ドラム1に沿って且
つ当該感光体ドラム1と離間させて転写ベルト6を配設
し、各感光体ドラム1と転写ベルト6との間それぞれに
中間転写ベルト22を配設したものがある。
ナー像担持体を所定の周期で回転駆動でき、しかも、各
トナー像担持体毎にその回転周期を制御できるものであ
ればよく、例えば、各トナー像担持体に1対1対応に接
続され、入力される信号の周期に応じた速度で回転する
複数のステッピングモータと、当該各ステッピングモー
タそれぞれに所定の周期の信号を供給する複数の電圧制
御式発振回路とで構成したり、各トナー像担持体に1対
1対応に接続され、入力される信号の周期に応じた速度
で回転する複数のステッピングモータと、所定の周波数
の信号を発振する発振回路と、当該信号を設定に応じて
分周する分周回路とで構成することができる。そして、
前者の構成の場合には、位置ずれ補正量に応じて各電圧
制御式発振回路に供給する制御電圧を制御することで、
各ステッピングモータの回転速度を調整することがで
き、後者の構成の場合には、位置ずれ補正量に応じて分
周回路への分周率の設定を変えることで、各ステッピン
グモータの回転速度を調整することができ、ひいてはト
ナー像担持体の回転周期を調整することができる。
像担持体の理想回転周期等の基準回転周期は、トナー像
担持体駆動手段による周期調整範囲の略中央に設定する
とよい。これにより、各トナー像担持体の回転周期の変
化量を抑えつつ、各トナー像担持体の回転周期に必要な
周期差を持たせることができる。特に、上記基準回転周
期を周期調整範囲の中央値に設定した場合には、上記基
準回転周期から一方向に周期調整範囲を設定した場合に
比べて、本発明の制御による回転周期の変化量を半分に
抑えることができる。これにより、トナー像担持体の実
際のスリップ量を目標とするスリップ量に近い範囲内に
抑えることができる(図21を参照)。
は、当該制御による過度現象によりトナー像担持体の回
転速度に速度ムラが生じる虞があるので、非画像形成時
に制御するようにするとよい。特に、上記トナー像担持
体駆動手段に電圧制御式発振回路を用いている場合に
は、その制御電圧に過度現象としてのリンギングが発生
した場合には、画像の歪みとして現れることがあるの
で、非画像形成時に制御するようにするとよい。
トナー像における各単色トナー像の位置ずれ量、あるい
は、それと相関を有する値を検出し、当該検出結果に応
じた位置ずれ補正量を出力できるものであればよく、例
えば、上記多色トナー像を光学的に読み取って、当該読
取画像における各単色トナー像の位置ずれ量を検出し、
それを位置ずれ補正量として出力するようなものであっ
ても、あるいは、色ずれ検出用のパターンが形成された
転写材を光学的に読み取って、当該読取画像における各
パターンの位置ずれ量を検出し、それを位置ずれ補正量
として出力するようなものであってもよい。更に、上記
位置ずれ補正量検出手段は、各単色トナー像毎に当該ト
ナー像が形成されるべき位置に対する実際の位置ずれ量
を検出するものであっても(つまり絶対的な位置ずれ量
を検出するようにしても)、多色トナー像における各単
色トナー像の相互の位置ずれ量を検出するものであって
も(つまり相対的な位置ずれ量を検出するようにして
も)よい。
トナー像における各単色トナー像の位置ずれ量、あるい
は、それと相関を有する値を検出し、当該検出結果に応
じた位置ずれ補正量を出力する位置ずれ補正量検出手段
を設けると共に、トナー像担持体駆動手段が、当該位置
ずれ補正量に応じて各トナー像担持体それぞれの回転駆
動の周期を制御するようにしたので、つまり各トナー像
担持体に単色トナー像が形成されてから、当該各単色ト
ナー像が転写材に形成されるまでの期間を調整すること
ができ、ひいては各単色トナー像を転写材上でずれを生
ずることなく重ね合わせることができる。
担持体の回転周期を調整することで色ずれを補正するよ
うにしたので、他の制御信号等を調整することなく、色
ずれを補正することができる。
担持体の回転周期を調整するだけで多色トナー像におけ
る色ずれを微小な分解能を持って概ねゼロに補正するこ
ともできる。これにより、位置ずれ補正量が1露光幅よ
りも少しだけ多い場合であっても、本発明の補正技術だ
けで補正することが可能となる。
記各潜像担持体に単色トナー像を形成する場合には、各
潜像担持体それぞれを1画素毎に露光走査すると共に、
当該各露光光に画像情報を重畳して各潜像担持体に潜像
を当該1画素幅毎に形成する露光手段を設け、上記位置
ずれ補正量に応じて、当該露光手段が、各露光光への画
像情報の重畳タイミングを制御すると共に、上記1画素
幅以下の調整に関しては、トナー像担持体駆動手段が、
各トナー像担持体の回転駆動の周期を制御するように構
成するとよい。
像担持体と1対1対応に且つ回転可能に設けられたポリ
ゴンミラーと、画像情報に応じて発光することができ、
潜像担持体と1対1対応に設けられた発光素子とを有
し、各ポリゴンミラーと発光素子とが対として各潜像担
持体に潜像を形成するものや、回転可能に設けられた1
つのポリゴンミラーと、画像情報に応じて発光すること
ができ、潜像担持体と1対1対応に設けられた発光素子
とを有し、各発光素子がそれぞれ上記ポリゴンミラーに
露光光を照射し、各反射光が各潜像担持体に潜像を形成
するものなどがある。
ば、1画素幅以上の位置ずれ補正をする場合であって
も、トナー像担持体の回転駆動周期の制御による当該周
期の変動範囲を、最大でも1画素幅に対応する微小な変
動範囲に抑えることができ、当該周期の制御に起因する
転写位置におけるスリップ量の変動増大や、当該周期の
制御に起因する現像効率や転写効率の変動増大などの二
次障害の発生を抑えることができる。
潜像担持体に単色トナー像を形成する場合には、各潜像
担持体それぞれを複数画素毎に露光走査すると共に、当
該各露光光に画像情報を重畳して各潜像担持体に潜像を
当該複数画素幅毎に形成する露光手段を設け、当該位置
ずれ補正量に応じて、露光手段が、各露光光への画像情
報の重畳タイミングを調整すると共に、上記複数画素幅
以下の調整に関しては、トナー像担持体駆動手段が、各
トナー像担持体の回転駆動の周期を制御するように構成
するとよい。
像担持体と1対1対応に且つ回転可能に設けられたポリ
ゴンミラーと、画像情報に応じて発光することができ、
潜像担持体と1対複数対応に設けられた発光素子とを有
し、各ポリゴンミラーと各組の発光素子とが対として各
潜像担持体に潜像を形成するものや、回転可能に設けら
れた1つのポリゴンミラーと、画像情報に応じて発光す
ることができ、潜像担持体と1対複数対応に設けられた
発光素子とを有し、各組の発光素子が上記ポリゴンミラ
ーに露光光を照射し、各組の反射光が各潜像担持体に潜
像を形成するものがある。
ば、複数画素幅以上の位置ずれ補正をする場合であって
も、トナー像担持体の回転駆動周期の制御による当該周
期の変動範囲を、最大でも上記複数画素幅に対応する微
小な変動範囲に抑えることができ、当該周期の制御に起
因する転写位置におけるスリップ量の変動増大や、当該
周期の制御に起因する現像効率や転写効率の変動増大な
どの二次障害の発生を抑えることができる。
持体の回転駆動周期の制御による当該周期の変動範囲を
上記複数画素幅までに設定しているので、露光手段は、
各画像情報の各発光素子への割り付け、つまり画像情報
と発光素子との組み合わせを切り換える必要がなく、上
記1画素毎に露光走査する場合と同様に各露光光への画
像情報の重畳タイミングを制御するだけでよく、その構
成が格段に複雑になることもない。
する技術は、一般的に、高解像度を追求した画像形成装
置において利用されるものであり、例えば、デュアルビ
ームにより露光走査する場合などでも、当該1露光幅が
シングルビームにより露光走査する場合のそれよりも極
端に広くなることはなく、ひいてはトナー像担持体の回
転駆動周期の制御による当該周期の変動範囲を、シング
ルビームにおけるそれと同程度に抑えることができる。
た発光素子と、1つのポリゴンミラーとを有する露光手
段を有する画像形成装置では、従来においては、露光装
置を動かすシステムあるいは露光装置の光軸を動かすシ
ステムであって、精度の悪いしかも複雑な機構で且つ高
価なシステムを用いることによってしか、1露光幅以下
の色ずれ、特に1画素幅以下の色ずれを補正することが
できなかったが、当該補正技術によれば、簡易且つ安価
にそれらの色ずれを補正することができる。
潜像担持体に単色トナー像を形成する場合には、ポリゴ
ンミラー及び発光素子を有し、各潜像担持体それぞれを
1乃至複数画素毎に露光走査すると共に、当該各露光光
に画像情報を重畳して各潜像担持体に潜像を当該1露光
幅毎に形成する露光手段を設け、当該位置ずれ補正量に
応じて、露光手段が、各露光光への画像情報の重畳タイ
ミングを制御すると共に、上記1露光幅以下の調整に関
しては、露光手段が、各ポリゴンミラーの回転位相を制
御すると共に、トナー像担持体駆動手段が、各トナー像
担持体の回転駆動の周期を制御するように構成するとよ
い。
ば、1露光幅以下のずれを補正する場合であっても、ト
ナー像担持体の回転駆動周期の制御による当該周期の変
動範囲を、ポリゴンミラーの回転位相により制御可能な
幅以内に抑えることができ、当該周期の制御に起因する
転写位置におけるスリップ量の変動増大や、当該周期の
制御に起因する現像効率や転写効率の変動増大などの二
次障害の発生を格段に抑えることができる。また、当該
装置では、スリップの変動幅を格段に抑えているので、
微妙なスリッフ量を設定して、例えば画像の中抜け(所
謂ホローキャラクター)等を同時に防止することも可能
である。
形成装置の実施形態を詳細に説明する。
記画像形成装置は、所定のフルカラー画像情報から黒
色、イエロー、マゼンタ、シアンの各色画像情報を抽出
する画像処理装置(IPS)と、各色の単色トナー像を
形成し、当該複数の単色トナー像を転写材上で重ね合わ
せて多色トナー像、ひいては所定のフルカラー画像を形
成する画像出力装置とを有する。
を形成する4つの単色トナー像形成部K,Y,M,C
と、用紙、OHPシート等の転写材Pを搬送する転写材
搬送部とを有し、上記4つの単色トナー像形成部K,
Y,M,Cを一列に配列すると共に、当該配列に沿って
転写材Pを搬送できるように転写材搬送部が配設されて
いる。
配設された感光体ドラム1と、当該感光体ドラム1に対
向して配置され、それを所定の帯電電位に帯電する一様
帯電コロトロン2と、各色の画像情報に応じて感光体ド
ラム1を露光して感光体ドラム1に静電潜像を形成する
レーザ露光器3と、上記画像情報の色と同じ色のトナー
を収容し、当該トナーで上記静電潜像を現像する現像器
4と、当該トナー像を転写材Pに転写する転写コロトロ
ン5と、図示外の感光体クリーニング手段と、上記感光
体ドラム1を所定の周期で回転駆動する感光体ドラム駆
動用ステッピングモータ6とを有する。なお、レーザ露
光器3が露光する上記感光体ドラム1の位置を露光位置
と呼び、上記感光体ドラム1と転写コロトロン5との間
を転写位置と呼ぶ。
れた1つのポリゴンミラー3aと、所定の発光制御信号
に応じて発光する1つのレーザダイオード3bと、各色
の画像情報が入力され、所定のタイミングにおいて当該
画像情報に応じて発光制御信号を出力する発光制御ユニ
ット3cと、上記ポリゴンミラー3aの回転位相をその
反射光から検出するSOSセンサ(走査開始センサ)3
dと、上記ポリゴンミラー3aを所定の周期及び位相で
回転させるポリゴンミラー駆動用ステッピングモータ3
eとを有し、上記レーザダイオード3bの露光光を上記
ポリゴンミラー3aで反射して感光体ドラム1を露光す
る。なお、図1では、黒色トナー像形成部Kにのみ符号
を付してあるが、他の単色トナー像形成部においても同
様である。
Y,M,Cは、一様帯電コロトロン2で感光体ドラム1
を帯電し、レーザ露光器3が各色の画像情報に応じて露
光して感光体ドラム1に静電潜像を形成し、現像器4が
当該静電潜像を現像することで、感光体ドラム1上に各
色の単色トナー像を形成する。
M,Cは、図2及び図3に示すように、感光体ドラム1
及びポリゴンミラー3aを回転させている状態で、発光
制御ユニット3cに、画像書き込み開始信号が入力さ
れ、更に上記SOSセンサ3dの検出信号が入力される
と、当該発光制御ユニット3cは、画像情報に応じてレ
ーザダイオード3bの発光を制御する。これにより、感
光体ドラム1上にその回転軸方向に沿って1画素幅分の
静電潜像が形成される(図2(a)〜(c)及び図3
(a)を参照)。更に、ポリゴンミラー3aの次の反射
面(番号2の反射面)が上記レーザダイオード3bの照
射位置に回転してくるまでの間に感光体ドラム1が1走
査幅分だけ回転し(図3(b)を参照)、その状態で、
発光制御ユニット3cにSOSセンサ3dの検出信号が
入力されると、当該発光制御ユニット3cは、画像情報
に応じてレーザダイオード3aの発光を制御し、感光体
ドラム1上に次の1画素幅分の静電潜像を形成する(図
3(c)を参照)。そして、上記各単色トナー像形成部
K,Y,M,Cは、この工程を所定の回数繰り返すこと
により、感光体ドラム1上に所定の静電潜像を形成し、
ひいては単色トナー像を形成することができる。
ナー像形成部K,Y,M,Cの転写位置全てを通過する
ように且つ回転可能に配設された転写ベルト6と、当該
転写ベルト6を回転駆動する転写ベルト駆動手段7と、
所定のタイミングにおいて当該転写ベルト6に転写材P
を供給するレジストレーションロール8と、当該転写ベ
ルト6に対向して配置され、当該転写材Pを転写ベルト
6に静電吸着させる転写材吸着器9と、当該転写ベルト
6に対向して配置され、上記転写材Pを除電して転写ベ
ルト6から剥離する転写材剥離器10と、当該転写材P
を加熱加圧する一対の定着ローラ11とを有する。
トレーションロール8が所定のタイミングにおいて転写
材Pを転写ベルト6に供給し、転写ベルト6が当該用紙
Pを吸着して搬送し、定着ロール11が当該用紙Pを排
出することで、転写材Pを搬送する。
写材P上に上記各単色トナー像を重ね合わせて所望の多
色トナー像を形成するためには、ひいては転写材P上に
所定のフルカラー画像を形成するためには、上記4つの
単色トナー像形成部K,Y,M,Cの動作と転写材搬送
部の動作とを同期させる必要がある。
像形成部K,Y,M,Cへの画像書き込み開始信号と、
転写材搬送部のレジストレーションロール8への作動信
号とを一定のタイミング関係で発生する粗同期制御部1
2と、各単色トナー像形成部K,Y,M,Cの画像書き
込み開始タイミングを適宜微調整する微同期制御部とを
設けた。
様における感光体ドラム1の表面速度、転写ベルト6の
表面速度、露光位置と転写位置との配設角度、レジスト
レーションロール8と各転写位置との距離などに基づい
て、当該設計に基づいた場合には同期がとれるように、
上記各画像書き込み開始信号及びレジストレーションロ
ール作動信号を発生するものである。なお、それらのタ
イミング関係は例えば図4に示すようなものとなる。
用単色トナー像形成部Y、マゼンタトナー像用単色トナ
ー像形成部M及びシアントナー像用単色トナー像形成部
Cにおける画像書き込み開始タイミング及びポリゴンミ
ラーの回転位相、感光体ドラム1の回転周期を制御し
て、これらのトナー像が各転写位置において黒色トナー
像と重なり合うように制御を行うものである。なお、上
記微同期制御部は、全ての単色トナー像形成部K,Y,
M,Cにおける画像書き込み開始タイミング及びポリゴ
ンミラーの回転位相、感光体ドラム1の回転周期を制御
するようにしても、各単色トナー像を重ね合わせること
が可能であることはいうまでもない。
ように、転写ベルト6上の画像を読み取る画像読取用セ
ンサ13と、当該センサ13の読取画像に基づき、読取
画像における黒色トナーの像に対する各色トナーの像の
位置ずれ量を検出し、当該検出結果に基づいて位置ずれ
補正量を出力する位置ずれ補正量算出手段14とを有
し、当該位置ずれ補正量に応じて、上記各単色トナー像
形成部Y,M,Cの発光制御ユニット3cの発光制御開
始タイミング、上記各単色トナー像形成部Y,M,Cの
ポリゴンミラー3aの回転位相、並びに、上記各単色ト
ナー像形成部Y,M,Cの感光体ドラム1の回転周期を
制御する。
ユニット3cの発光制御開始タイミングの制御は、例え
ば、図6に示すように、当該各発光制御ユニット3cに
画像書き込み開始が入力されてから発光制御を開始する
までのディレイタイムを設定するディレイタイム設定手
段15を設け、当該ディレイタイム設定手段15のディ
レイタイム設定値を上記位置ずれ補正量に応じて変更す
るように構成すればよい。
ラー3aの回転位相の制御は、例えば、図7に示すよう
に、所定の周期のクロック信号を出力する発振器16
と、当該クロック信号を位相が異なる4つの分周クロッ
ク信号に変換する分周器17と、当該4つの分周クロッ
ク信号から設定に応じた1の分周クロック信号を出力す
る3つのセレクタ18とを設けると共に、当該3つのセ
レクタ18の出力を当該各単色トナー像形成部Y,M,
Cのポリゴンミラー駆動用モータ3eに入力し、当該3
つのセレクタ18の選択を上記位置ずれ補正量に応じて
変更するように構成すればよい。なお、ポリゴンミラー
3aを6面4分割に形成した例における、分周クロック
信号とそれによる回転位相との関係を図8に示す。
ム1の回転周期の制御は、例えば、図9(a)に示すよ
うに、上記位置ずれ補正量に応じた基準電圧を出力する
基準電圧発生器19と、当該基準電圧に応じて所定の周
期の信号を出力する電圧制御式発振回路20と、当該所
定の周期の信号に基づいて上記感光体ドラム駆動用ステ
ッピングモータ6を駆動する駆動制御回路21とで行え
ばよい。そして、図9(b)に示すように、上記所定の
周期の信号を調整すると、それに応じて感光体ドラム1
が露光位置から転写位置まで移動する時間が変化するの
で、トナー像が転写位置に到達するタイミングを調整す
ることができる。なお、図9(c)に示すように、電圧
制御式発振回路20は、その基準電圧を変化させるとそ
の出力信号の周期が乱れてしまうので、このタイミング
で画像を書き込んだり転写すると、画像が歪んだり乱れ
たりすることがある。従って、非画像形成時(少なくと
も非転写時あるいは非画像書込時)においてのみ変化さ
せるように構成した。
ずれ補正用レジストレーションコントロールサイクルを
実行し、当該サイクルにおいて上記微同期制御部は微調
整を実行するようにした。
部K,Y,M,Cにレジコンパターンを形成させると共
に、転写ベルト6上に上記各色のレジコンパターンを転
写し、その転写ベルト6上の画像を画像読取用センサ1
3で読み取る(サンプリングする)。なお、画像読取用
センサ13が当該読取を行っている時の状態を図10に
示す。また、色ずれがない時のレジパターン(理想レジ
パターン)と、色ずれが発生している時の測定レジパタ
ーンとの変化の例を図11に示す。なお、当該図におい
て、ΔXが各色のレジ補正量となる。
量算出手段14が、図12に示すように、上記読取画像
に基づき各色のレジ補正量を算出し(S1)、当該レジ
補正量に基づき各色の露光タイミング用補正データ、ポ
リゴンミラー位相制御用補正データ、感光体周期制御用
補正データを順次抽出し(S2〜S4)、それらのデー
タを設定することで(S5)、終了する。
ジ補正量に基づき各色の露光タイミング用補正データを
算出する方法としては、例えば、図13に示すように、
上記レジ補正量を1露光幅(本実施形態では1画素の
幅)で割ったときの、その整数部分を当該補正データと
して算出すればよい(S6〜S8)。
ラー位相制御用補正データを算出する方法としては、例
えば、図14に示すように、上記レジ補正量から上記露
光タイミング補正により補正される補正量を減算し、そ
の値を1位相制御幅(ポリゴンミラー3aの位相を1つ
ずらした時に生じるトナー像のずれ幅)で割った時の、
その整数部分を当該補正データとして算出すればよい
(S9,S10,S12,S13)。
制御用補正データを算出する方法としては、例えば、図
15に示すように、上記レジ補正量から上記露光タイミ
ング補正及びポリゴンミラー位相補正により補正される
補正量を減算し、その値を角速度に変換して当該補正デ
ータとして算出すればよい(S14〜S16)。
に、ポリゴンミラー位相制御用補正データを算出する際
に、減算値を1位相制御幅で割った後0.5を加算して
いるが、これにより、感光体1の周期制御は、当該感光
体1の基準回転周期をその前後に補正することになるの
で、感光体1の回転周期の絶対的な変化量を抑えつつ、
適当な補正を行うことができる。
ョンコントロールサイクルを実行した後、上記画像形成
装置で用紙P上に所定のフルカラー画像を形成した。そ
の結果、当該フルカラー画像には、色ずれが発生してお
らず、且つ、ホローキャラクタも発生しておらず、高品
質の画像を得ることができた。
の回転周期のみを調整して、その画像を調べたところ、
数10μm程度の色ずれを補正する程度の回転周期調整
の場合は言うに及ばす、200〜300μm程度の色ず
れを補正する程度の回転周期調整の場合においても、画
質の劣化を生じることはなかった。
に、1つのポリゴンミラー3aに対して4つのレーザダ
イオード3bが露光光を照射し、上記ポリゴンミラー3
aが各露光光を対応する感光体ドラム1に反射するよう
に構成すると共に、微同期制御部が、転写ベルト6上の
画像を読み取る画像読取用センサ13と、当該センサ1
3の読取画像に基づき、黒色トナーの読取画像に対する
各色トナーの読取画像の転写位置ずれを検出し、当該検
出結果に基づいて位置ずれ補正量を出力する位置ずれ補
正量算出手段14とを有し、当該位置ずれ補正量に応じ
て、上記各単色トナー像形成部Y,M,Cの発光制御ユ
ニット3cの発光制御開始タイミング及び感光体ドラム
1の回転周期を制御するようにした以外のハードウェア
の構成は、実施形態1と同様である。
ストレーションコントロールサイクルにおいて、図17
に示すように、レジ補正量に基づき各色の露光タイミン
グ用補正データを算出する場合に、レジ補正量を1露光
幅(本実施形態では1画素の幅)で割った後0.5を加
算する(S18)と共に、図18に示すように、感光体
周期制御用補正データを算出する場合に、上記レジ補正
量から上記露光タイミング補正により補正される補正量
を減算し(S21)、その値を角速度に変換して当該補
正データとして算出するようにした。なお、露光タイミ
ング用補正データを算出する際に、減算値を1露光幅で
割った後0.5を加算しているが、その理由は実施形態
1と同様である。
ョンコントロールサイクルを実行した後、上記画像形成
装置で用紙P上に所定のフルカラー画像を形成した。そ
の結果、当該フルカラー画像には、色ずれが発生してお
らず、且つ、ホローキャラクタも発生しておらず、高品
質の画像を得ることができた。
の回転周期のみを調整して、その画像を調べたところ、
数10μm程度の色ずれを補正する程度の回転周期調整
の場合は言うに及ばす、200〜300μm程度の色ず
れを補正する程度の回転周期調整の場合においても、画
質の劣化を生じることはなかった。
に、複数の感光体ドラム1を一列に配列し、当該感光体
ドラム1に沿って且つ当該感光体ドラム1全てに当接す
るように中間転写ベルト22を配設し、更に、上記中間
転写ベルト22に接するように用紙Pの搬送経路を設定
したものであり、各感光体ドラム1に形成された単色ト
ナー像を上記中間転写ベルト22上で重ね合わせ、(つ
まり中間転写ベルト上に直接多色トナー像を形成し)、
それを上記搬送経路を通過する用紙Pに一括転写するこ
とで、用紙上に画像を形成するものである。そして、本
実施形態では、実施形態1における画像読取センサ13
を上記中間転写ベルト22に対向させて配置すると共
に、当該センサ13の読取画像に基づいて、各単色トナ
ー像形成部Y,M,Cの発光制御ユニット3cの発光制
御開始タイミング、各単色トナー像形成部Y,M,Cの
ポリゴンミラー3aの回転位相、並びに、各単色トナー
像形成部Y,M,Cの感光体ドラム1の回転周期を制御
するようにした(各部材の構成等は実施形態1と同様で
ある)。
コントロールサイクルを実行した後、上記画像形成装置
で用紙P上に所定のフルカラー画像を形成した。その結
果、当該フルカラー画像には、色ずれが発生しておら
ず、且つ、ホローキャラクタも発生しておらず、高品質
の画像を得ることができた。
は、各トナー像担持体の回転周期を調整することで定常
的な色ずれを補正することができるので、1露光幅以下
の色ずれについても高い分解能で調整することができ、
ひいては高画質を追求することができる。
略構成図。
の画像形成動作説明図(その1)。
の画像形成動作説明図(その2)。
出力信号のタイミング関係の説明用タイミングチャー
ト。
全体構成概念図。
1)。
2)。
説明図。
3)。
ールサイクル時の動作状態説明図。
るレジコンパターンの説明図。
算出手段の動作フロチャート(全体)。
算出手段の動作フロチャート(S2の詳細フロチャー
ト)。
算出手段の動作フロチャート(S3の詳細フロチャー
ト)。
算出手段の動作フロチャート(S4の詳細フロチャー
ト)。
概略構成図。
正量算出手段の動作フロチャート(その1)。
正量算出手段の動作フロチャート(その2)。
概略構成図。
いた画像形成装置の他の構成例。
期調整範囲の設定の例。
0,21:トナー像担持体駆動手段、13,14:位置
ずれ補正量検出手段、3:露光手段、3a:ポリゴンミ
ラー、3b:レーザダイオード(発光素子)、22:中
間転写ベルト。
Claims (8)
- 【請求項1】 各色の単色トナー像が形成される複数の
トナー像担持体と、全てのトナー像担持体を所定の周期
で回転駆動するトナー像担持体駆動手段とを有し、複数
の単色トナー像を転写材上に重ね合わせに形成して多色
トナー像を形成する画像形成装置において、 上記多色トナー像における各単色トナー像の位置ずれ
量、あるいは、それと相関を有する値を検出し、当該検
出結果に応じて定常的な位置ずれ補正量を出力する位置
ずれ補正量検出手段を設けると共に、トナー像担持体駆
動手段は、当該位置ずれ補正量に応じて各トナー像担持
体ごとに位置ずれが最小となるように各トナー像担持体
の周期を設定し、当該各トナー像担持体の周期でトナー
像の形成を行なうことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 トナー像担持体の基準回転周期が、トナ
ー像担持体駆動手段による周期調整範囲の略中央に設定
されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 トナー像担持体駆動手段は、非画像形成
時に各トナー像担持体の回転周期を制御することを特徴
とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 トナー像担持体駆動手段は、各トナー像
担持体に1対1対応に接続され、入力される信号の周期
に応じた速度で回転する複数のステッピングモータと、
当該各ステッピングモータそれぞれに所定の周期の信号
を供給する複数の電圧制御式発振回路とを有し、位置ず
れ補正量に応じて各電圧制御式発振回路に供給する制御
電圧を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形
成装置。 - 【請求項5】 露光により潜像が形成される複数の潜像
担持体と、各潜像担持体それぞれを1画素毎に露光走査
すると共に、当該各露光光に画像情報を重畳して各潜像
担持体に潜像を当該1画素幅毎に形成する露光手段とを
有し、上記各潜像担持体上に単色トナー像を形成する請
求項1記載の画像形成装置であって、位置ずれ補正量に
応じて、当該露光手段が、各露光光への画像情報の重畳
タイミングを制御すると共に、上記1画素幅以下の調整
に対しては、トナー像担持体駆動手段が、各トナー像担
持体の回転駆動の周期を制御することを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項6】 露光により潜像が形成される複数の潜像
担持体と、各潜像担持体それぞれを複数画素毎に露光走
査すると共に、当該各露光光に画像情報を重畳して各潜
像担持体に潜像を当該複数画素幅毎に形成する露光手段
とを有し、上記各潜像担持体上に単色トナー像を形成す
る請求項1記載の画像形成装置であって、 位置ずれ補正量に応じて、露光手段が、各露光光への画
像情報の重畳タイミングを制御すると共に、上記複数画
素幅以下の調整に対しては、トナー像担持体駆動手段
が、各トナー像担持体の回転駆動の周期を制御すること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 露光手段が、回転可能に設けられたポリ
ゴンミラーと、画像情報に応じて発光することができ、
潜像担持体と1対1対応あるいは1対複数対応に設けら
れた発光素子とを有し、各ポリゴンミラーと発光素子と
が対として各潜像担持体に潜像を形成することを特徴と
する請求項5又は6に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 露光により潜像が形成される複数の潜像
担持体と、各潜像担持体それぞれを1乃至複数画素毎に
露光走査すると共に、当該各露光光に画像情報を重畳し
て各潜像担持体に潜像を当該1乃至複数画素幅毎に形成
する露光手段とを有し、上記各潜像担持体上に単色トナ
ー像を形成する請求項1記載の画像形成装置であって、 上記露光手段は、回転可能に設けられたポリゴンミラー
及び画像情報に応じて発光する発光素子とを有すると共
に、位置ずれ補正量に応じて、露光手段が、各露光光へ
の画像情報の重畳タイミングを制御すると共に、上記1
露光幅以下の調整に関しては、露光手段が、各ポリゴン
ミラーの回転位相を制御すると共に、トナー像担持体駆
動手段が、各トナー像担持体の回転駆動の周期を制御す
ることを特徴とする画像形成装置。
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