JP3103964B2 - 自動車のリヤサスペンション - Google Patents
自動車のリヤサスペンションInfo
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- JP3103964B2 JP3103964B2 JP07036419A JP3641995A JP3103964B2 JP 3103964 B2 JP3103964 B2 JP 3103964B2 JP 07036419 A JP07036419 A JP 07036419A JP 3641995 A JP3641995 A JP 3641995A JP 3103964 B2 JP3103964 B2 JP 3103964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width direction
- connection
- straight line
- vehicle width
- axle beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/314—Rigid axle suspensions with longitudinally arranged arms articulated on the axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/314—Rigid axle suspensions with longitudinally arranged arms articulated on the axle
- B60G2200/315—Rigid axle suspensions with longitudinally arranged arms articulated on the axle at least one of the arms having an A or V shape
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車のリヤサスペ
ンション、さらに詳しくはトレーリングアーム式のリヤ
サスペンションに関する。
ンション、さらに詳しくはトレーリングアーム式のリヤ
サスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリヤサスペンションとし
ては、たとえば実開昭62−156504号公報に所載
のものがある。この従来のものは、本願の図5に示すよ
うに、車体Nに連結された前側連結部4a,4bを中心
として上下方向に揺動可能な左右一対のトレーリングア
ーム1C,1Cと、車幅方向(y方向)に延びるアクス
ルビーム2Cとから構成されたものであり、各トレーリ
ングアーム1Cの後端部には、アクスルビーム2Cを連
結するための後側連結部4g,4hが車幅方向に所定間
隔を隔てて2箇所ずつ設けられている。
ては、たとえば実開昭62−156504号公報に所載
のものがある。この従来のものは、本願の図5に示すよ
うに、車体Nに連結された前側連結部4a,4bを中心
として上下方向に揺動可能な左右一対のトレーリングア
ーム1C,1Cと、車幅方向(y方向)に延びるアクス
ルビーム2Cとから構成されたものであり、各トレーリ
ングアーム1Cの後端部には、アクスルビーム2Cを連
結するための後側連結部4g,4hが車幅方向に所定間
隔を隔てて2箇所ずつ設けられている。
【0003】このような構造によれば、一対のトレーリ
ングアーム1C,1Cとアクスルビーム2Cとの連結箇
所が、車幅方向に沿った計4箇所となるために、その連
結強度を高めて車幅方向の剛性を大きくすることがで
き、アクスルビーム2Cの車幅方向の位置決めを安定さ
せることができる。したがって、たとえば実開昭58−
58906号公報や実開平2−141508号公報に所
載のいわゆる3リンク式サスペンションなどとは異な
り、アクスルビームの車幅方向の位置決めを図るための
ラテラルロッドを取付ける必要を無くすことができ、ラ
テラルロッドやその取付部品などの部品点数の削減が図
れ、またサスペンション周りのスペース効率を高めるこ
とができる。さらに、ラテラルロッドの取付けに原因し
て発生するスカッフ(この場合のスカッフは、ラテラル
ロッドとアクスルビームとの取付点が、ラテラルロッド
の車体への取付点を中心として円弧運動を行うことに原
因し、車輪の上下動時にアクスルビームの両端の車輪が
車体に対して車幅方向へ変移する現象)を防止できる利
点も得られる。
ングアーム1C,1Cとアクスルビーム2Cとの連結箇
所が、車幅方向に沿った計4箇所となるために、その連
結強度を高めて車幅方向の剛性を大きくすることがで
き、アクスルビーム2Cの車幅方向の位置決めを安定さ
せることができる。したがって、たとえば実開昭58−
58906号公報や実開平2−141508号公報に所
載のいわゆる3リンク式サスペンションなどとは異な
り、アクスルビームの車幅方向の位置決めを図るための
ラテラルロッドを取付ける必要を無くすことができ、ラ
テラルロッドやその取付部品などの部品点数の削減が図
れ、またサスペンション周りのスペース効率を高めるこ
とができる。さらに、ラテラルロッドの取付けに原因し
て発生するスカッフ(この場合のスカッフは、ラテラル
ロッドとアクスルビームとの取付点が、ラテラルロッド
の車体への取付点を中心として円弧運動を行うことに原
因し、車輪の上下動時にアクスルビームの両端の車輪が
車体に対して車幅方向へ変移する現象)を防止できる利
点も得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、一対のトレーリングアーム1C,1Cとア
クスルビーム2Cとの車幅方向の剛性を高めることを目
的として、各トレーリングアーム1Cの後端部に2箇所
の後側連結部4g,4hを設けているに過ぎない。した
がって、上記従来のものでは、トレーリングアーム1
C,1Cの前側連結部4a,4bの中心線C3を中心と
して、サスペンション全体が上下方向に揺動するだけの
構造となっていた。
来のものは、一対のトレーリングアーム1C,1Cとア
クスルビーム2Cとの車幅方向の剛性を高めることを目
的として、各トレーリングアーム1Cの後端部に2箇所
の後側連結部4g,4hを設けているに過ぎない。した
がって、上記従来のものでは、トレーリングアーム1
C,1Cの前側連結部4a,4bの中心線C3を中心と
して、サスペンション全体が上下方向に揺動するだけの
構造となっていた。
【0005】すなわち、上記従来のものでは、左右の後
輪W,Wは、いずれも共通した中心線C3を中心として
上下揺動できるに過ぎず、しかもいわゆる3リンク式サ
スペンションとは異なり、アクスルビーム2Cをトーシ
ョンビームとして機能させることによって左右の後輪
W,Wへの上下逆相入力を吸収させることもできない。
したがって、片側の後輪Wを他方の後輪Wとは独立させ
たかたちで、またはそれに近いかたちで上下動させるこ
とは困難であり、一方の後輪Wの上下動が他方の後輪W
に大きく影響していた。その結果、従来では、車体の振
れが大きくなり、車体の安定性、ひいては自動車の乗り
心地や操安性が悪くなるという難点が生じていた。
輪W,Wは、いずれも共通した中心線C3を中心として
上下揺動できるに過ぎず、しかもいわゆる3リンク式サ
スペンションとは異なり、アクスルビーム2Cをトーシ
ョンビームとして機能させることによって左右の後輪
W,Wへの上下逆相入力を吸収させることもできない。
したがって、片側の後輪Wを他方の後輪Wとは独立させ
たかたちで、またはそれに近いかたちで上下動させるこ
とは困難であり、一方の後輪Wの上下動が他方の後輪W
に大きく影響していた。その結果、従来では、車体の振
れが大きくなり、車体の安定性、ひいては自動車の乗り
心地や操安性が悪くなるという難点が生じていた。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、ラテラルロッドを設ける必要を
無くしつつ、後輪の上下動を各々独立懸架に近いかたち
で行えるようにし、車体の安定性を高めることをその課
題としている。
出されたものであって、ラテラルロッドを設ける必要を
無くしつつ、後輪の上下動を各々独立懸架に近いかたち
で行えるようにし、車体の安定性を高めることをその課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明は、車体に連結された
前側連結部を中心として上下方向に揺動可能な左右一対
のトレーリングアームの各後端部に、アクスルビームを
上下動可能に連結するための後側連結部が車幅方向に間
隔を隔てて複数箇所ずつ設けられており、かつ上記アク
スルビームの両端部または上記一対のトレーリングアー
ムの後端部側方に後輪が取付けられている自動車のリヤ
サスペンションであって、上記複数の後側連結部のう
ち、各トレーリングアームにおける車幅方向内側の後側
連結部の連結中心点は、車幅方向外側の1または複数の
後側連結部と他方のトレーリングアームの前側連結部と
の各連結中心点を結ぶ直線上またはその近傍に配置され
ていることを特徴としている。
前側連結部を中心として上下方向に揺動可能な左右一対
のトレーリングアームの各後端部に、アクスルビームを
上下動可能に連結するための後側連結部が車幅方向に間
隔を隔てて複数箇所ずつ設けられており、かつ上記アク
スルビームの両端部または上記一対のトレーリングアー
ムの後端部側方に後輪が取付けられている自動車のリヤ
サスペンションであって、上記複数の後側連結部のう
ち、各トレーリングアームにおける車幅方向内側の後側
連結部の連結中心点は、車幅方向外側の1または複数の
後側連結部と他方のトレーリングアームの前側連結部と
の各連結中心点を結ぶ直線上またはその近傍に配置され
ていることを特徴としている。
【0009】
【発明の作用および効果】本願発明においては、左右一
対のトレーリングアームの各後端部に設けられた複数の
後側連結部のうち、各トレーリングアームにおける車幅
方向内側の後側連結部の連結中心点が、車幅方向外側の
後側連結部と他方のトレーリングアームの前側連結部と
の各連結中心点を結ぶ直線上またはその近傍位置に配置
されているために、各トレーリングアームの後端部に設
けられている複数の後側連結部と、他方のトレーリング
アームの前側連結部との各連結中心点は、同一直線上ま
たは略同一直線上に配置されることとなり、この直線を
揺動中心としてアクスルビームや各車輪を上下方向に揺
動させることができることとなる。また、この揺動中心
となる直線は、一方のトレーリングアームの前側連結部
と他方のトレーリングアームの車幅方向外側の後側連結
部との各連結中心点を互いに結ぶものであって、車幅方
向に対して傾斜した方向であり、この直線を後輪の接地
点に接近させたものとすることができる。
対のトレーリングアームの各後端部に設けられた複数の
後側連結部のうち、各トレーリングアームにおける車幅
方向内側の後側連結部の連結中心点が、車幅方向外側の
後側連結部と他方のトレーリングアームの前側連結部と
の各連結中心点を結ぶ直線上またはその近傍位置に配置
されているために、各トレーリングアームの後端部に設
けられている複数の後側連結部と、他方のトレーリング
アームの前側連結部との各連結中心点は、同一直線上ま
たは略同一直線上に配置されることとなり、この直線を
揺動中心としてアクスルビームや各車輪を上下方向に揺
動させることができることとなる。また、この揺動中心
となる直線は、一方のトレーリングアームの前側連結部
と他方のトレーリングアームの車幅方向外側の後側連結
部との各連結中心点を互いに結ぶものであって、車幅方
向に対して傾斜した方向であり、この直線を後輪の接地
点に接近させたものとすることができる。
【0010】したがって、このように車幅方向に対して
傾斜し、後輪の接地点に接近した直線を揺動中心として
アクスルビームや各車輪を上下方向に揺動できれば、一
対のトレーリングアームの前側連結部どうしを結ぶ中心
線を中心としてサスペンション全体が上下揺動する場合
とは異なり、左右の後輪を各々個別に上下動させること
が可能となり、左右の後輪のうち片側の後輪を他方の後
輪に大きな影響を与えることなく、独立懸架に近いかた
ちで上下動させることが可能となる。その結果、本願発
明では、上下方向の入力に対しての車体の振れを小さく
できて車体の安定性を向上させることができ、自動車の
乗り心地や操安性を良好にできるという格別な効果が得
られる。
傾斜し、後輪の接地点に接近した直線を揺動中心として
アクスルビームや各車輪を上下方向に揺動できれば、一
対のトレーリングアームの前側連結部どうしを結ぶ中心
線を中心としてサスペンション全体が上下揺動する場合
とは異なり、左右の後輪を各々個別に上下動させること
が可能となり、左右の後輪のうち片側の後輪を他方の後
輪に大きな影響を与えることなく、独立懸架に近いかた
ちで上下動させることが可能となる。その結果、本願発
明では、上下方向の入力に対しての車体の振れを小さく
できて車体の安定性を向上させることができ、自動車の
乗り心地や操安性を良好にできるという格別な効果が得
られる。
【0011】一方、本願発明では、一対のトレーリング
アームの各後端部には、アクスルビームとの連結が図ら
れる後側連結部が車幅方向に間隔を隔てて複数箇所ずつ
設けられているために、これら一対のトレーリングアー
ムとアクスルビームとの車幅方向に沿う連結箇所を多く
して、これらの車幅方向の連結強度を高めてアクスルビ
ームの車幅方向の位置決めを安定させることができる。
したがって、アクスルビームの位置決めを安定させるた
めのラテラルロッドを設ける必要はなく、部品点数の削
減による製造コストの低減化が図れる他、ラテラルロッ
ドの取付けに原因するスカッフを防止できるといった利
点も得られる。
アームの各後端部には、アクスルビームとの連結が図ら
れる後側連結部が車幅方向に間隔を隔てて複数箇所ずつ
設けられているために、これら一対のトレーリングアー
ムとアクスルビームとの車幅方向に沿う連結箇所を多く
して、これらの車幅方向の連結強度を高めてアクスルビ
ームの車幅方向の位置決めを安定させることができる。
したがって、アクスルビームの位置決めを安定させるた
めのラテラルロッドを設ける必要はなく、部品点数の削
減による製造コストの低減化が図れる他、ラテラルロッ
ドの取付けに原因するスカッフを防止できるといった利
点も得られる。
【0012】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0013】図1は、本願発明に係る自動車のリヤサス
ペンションの一例を示す平面図、図2は、そのリヤサス
ペンションを車体後方から見た背面図である。なお、こ
れら各図において、x方向が車体前後方向であり、x1
方向が車体前方である。また、y方向が車幅方向、z方
向が上下方向(鉛直方向)である。
ペンションの一例を示す平面図、図2は、そのリヤサス
ペンションを車体後方から見た背面図である。なお、こ
れら各図において、x方向が車体前後方向であり、x1
方向が車体前方である。また、y方向が車幅方向、z方
向が上下方向(鉛直方向)である。
【0014】このリヤサスペンションは、車幅方向に適
当な間隔を隔てて設けられた左右一対のトレーリングア
ーム1A,1Bと、後輪Wa,Wbが両端部に取付けら
れたアクスルビーム2とを具備して構成されている。
当な間隔を隔てて設けられた左右一対のトレーリングア
ーム1A,1Bと、後輪Wa,Wbが両端部に取付けら
れたアクスルビーム2とを具備して構成されている。
【0015】上記トレーリングアーム1A,1Bの各々
は、車幅方向、車体前後方向、および上下方向の何れの
方向についてもその剛性(曲げ剛性や捩じり剛性)が大
きくなるように形成されており、たとえば金属板をプレ
ス成形して得られたアッパ部材とロア部材とを上下接合
するなどして製作されている。これらトレーリングアー
ム1A,1Bの前端部には、車体Nにこれらトレーリン
グアーム1A,1Bを連結させるための前側連結部4
a,4bが設けられている。これら前側連結部4a,4
bは、たとえば車体Nのブラケット5,5に回転可能に
連結されるゴムブッシュによって構成されており、トレ
ーリングアーム1A,1Bはこれら前側連結部4a,4
bを中心として上下方向に揺動可能である。
は、車幅方向、車体前後方向、および上下方向の何れの
方向についてもその剛性(曲げ剛性や捩じり剛性)が大
きくなるように形成されており、たとえば金属板をプレ
ス成形して得られたアッパ部材とロア部材とを上下接合
するなどして製作されている。これらトレーリングアー
ム1A,1Bの前端部には、車体Nにこれらトレーリン
グアーム1A,1Bを連結させるための前側連結部4
a,4bが設けられている。これら前側連結部4a,4
bは、たとえば車体Nのブラケット5,5に回転可能に
連結されるゴムブッシュによって構成されており、トレ
ーリングアーム1A,1Bはこれら前側連結部4a,4
bを中心として上下方向に揺動可能である。
【0016】上記トレーリングアーム1A,1Bの各後
端部には、車幅方向に所定の間隔Lを隔てて2箇所の後
側連結部4c,4dまたは4e,4fが設けられてい
る。これらの後側連結部4c〜4fは、アクスルビーム
2を上記トレーリングアーム1A,1Bに相対させて上
下動可能に連結させるものであり、たとえばアクスルビ
ーム2の幅方向に適当な間隔を隔てて計四箇所設けられ
たブラケット20a〜20dに回転可能に連結されるゴ
ムブッシュによって構成されている。
端部には、車幅方向に所定の間隔Lを隔てて2箇所の後
側連結部4c,4dまたは4e,4fが設けられてい
る。これらの後側連結部4c〜4fは、アクスルビーム
2を上記トレーリングアーム1A,1Bに相対させて上
下動可能に連結させるものであり、たとえばアクスルビ
ーム2の幅方向に適当な間隔を隔てて計四箇所設けられ
たブラケット20a〜20dに回転可能に連結されるゴ
ムブッシュによって構成されている。
【0017】上記トレーリングアーム1A,1Bの複数
の後側連結部4c〜4fおよび前側連結部4a,4bの
位置は、次のように配慮されている。すなわち、一方の
トレーリングアーム1Aの2箇所の後側連結部4c,4
dのうち、車幅方向内側の後側連結部4dの連結中心点
は、この一方のトレーリングアーム1Aの車幅方向外側
の後側連結部4cと、他方のトレーリングアーム1Bの
前側連結部4bとの各連結中心点を結ぶ直線C1上に配
置されている。したがって、これらトレーリングアーム
1Aの2箇所の後側連結部4c,4dと他方のトレーリ
ングアーム1Bの前側連結部4bとは一直線上に配置さ
れることとなり、上記直線C1よりも車体後方のリヤサ
スペンション部分(後輪Wbなど)は、この直線C1を
中心として上下方向に揺動可能である。なお、この直線
C1は、後輪Wbの接地点Pまたはその近傍を通過する
ように配慮することが好ましい。
の後側連結部4c〜4fおよび前側連結部4a,4bの
位置は、次のように配慮されている。すなわち、一方の
トレーリングアーム1Aの2箇所の後側連結部4c,4
dのうち、車幅方向内側の後側連結部4dの連結中心点
は、この一方のトレーリングアーム1Aの車幅方向外側
の後側連結部4cと、他方のトレーリングアーム1Bの
前側連結部4bとの各連結中心点を結ぶ直線C1上に配
置されている。したがって、これらトレーリングアーム
1Aの2箇所の後側連結部4c,4dと他方のトレーリ
ングアーム1Bの前側連結部4bとは一直線上に配置さ
れることとなり、上記直線C1よりも車体後方のリヤサ
スペンション部分(後輪Wbなど)は、この直線C1を
中心として上下方向に揺動可能である。なお、この直線
C1は、後輪Wbの接地点Pまたはその近傍を通過する
ように配慮することが好ましい。
【0018】また、他方のトレーリングアーム1Bの2
箇所の後側連結部4e,4fのうち、車幅方向内側の後
側連結部4eも、上記同様に、車幅方向外側の後側連結
部4fと一方のトレーリングアーム1Aの前側連結部4
aとを結ぶ直線C2上に配置されている。したがって、
この直線C2よりも車体後方のリヤサスペンション部分
(後輪Waなど)は、この直線C2を中心として上下方
向に揺動可能である。この直線C2も、後輪Waの接地
点Pまたはその近傍を通過するように配慮されることが
好ましい。
箇所の後側連結部4e,4fのうち、車幅方向内側の後
側連結部4eも、上記同様に、車幅方向外側の後側連結
部4fと一方のトレーリングアーム1Aの前側連結部4
aとを結ぶ直線C2上に配置されている。したがって、
この直線C2よりも車体後方のリヤサスペンション部分
(後輪Waなど)は、この直線C2を中心として上下方
向に揺動可能である。この直線C2も、後輪Waの接地
点Pまたはその近傍を通過するように配慮されることが
好ましい。
【0019】上記アクスルビーム2は、上記四箇所のブ
ラケット20a〜20dが設けられている他、サススプ
リングやショクアブソーバを取付けるためのブラケット
部(図示略)なども適宜設けられている。このアクスル
ビーム2は、捩じり変形を行うトーションビームとして
機能する必要はなく、車幅方向、車体前後方向、および
上下方向の曲げ剛性が大きくなるように形成されてい
る。したがって、このアクスルビーム2は、前輪駆動式
自動車の後輪用車軸として構成される場合に限らず、後
輪駆動用のディファレンシャルキャリヤを備えた車軸管
として構成することもできる。
ラケット20a〜20dが設けられている他、サススプ
リングやショクアブソーバを取付けるためのブラケット
部(図示略)なども適宜設けられている。このアクスル
ビーム2は、捩じり変形を行うトーションビームとして
機能する必要はなく、車幅方向、車体前後方向、および
上下方向の曲げ剛性が大きくなるように形成されてい
る。したがって、このアクスルビーム2は、前輪駆動式
自動車の後輪用車軸として構成される場合に限らず、後
輪駆動用のディファレンシャルキャリヤを備えた車軸管
として構成することもできる。
【0020】上記構成のリヤサスペンションにおいて
は、後輪Wa,Wbのうち、たとえば片側の後輪Waの
みに上向きの入力Faが生じたときには、この入力Fa
によって後輪Wa、アクスルビーム2、および一方のト
レーリングアーム1Aが、直線C1上に位置する複数の
連結中心点を中心として上方へ揺動することとなる。
は、後輪Wa,Wbのうち、たとえば片側の後輪Waの
みに上向きの入力Faが生じたときには、この入力Fa
によって後輪Wa、アクスルビーム2、および一方のト
レーリングアーム1Aが、直線C1上に位置する複数の
連結中心点を中心として上方へ揺動することとなる。
【0021】なお、この直線C1上に位置する各連結部
4b,4c,4dの各ゴムブッシュの中心線方向が上記
直線C1の方向と多少角度ずれを生じていても、この角
度ずれは、これら各連結部4b,4c,4dを構成する
ゴムブッシュのゴムの変形によって吸収することが可能
であり、上記直線C1を中心として後輪Waなどを適切
に上方へ揺動させることが可能である。また、上記連結
部4b,4c,4dの各連結中心点が厳密には直線C1
上に配置されておらず、多少の取付け寸法誤差が存在す
る場合があるが、このような誤差も上記ゴムブッシュの
ゴムの変形によって吸収させることが可能である。
4b,4c,4dの各ゴムブッシュの中心線方向が上記
直線C1の方向と多少角度ずれを生じていても、この角
度ずれは、これら各連結部4b,4c,4dを構成する
ゴムブッシュのゴムの変形によって吸収することが可能
であり、上記直線C1を中心として後輪Waなどを適切
に上方へ揺動させることが可能である。また、上記連結
部4b,4c,4dの各連結中心点が厳密には直線C1
上に配置されておらず、多少の取付け寸法誤差が存在す
る場合があるが、このような誤差も上記ゴムブッシュの
ゴムの変形によって吸収させることが可能である。
【0022】一方、この直線C1は、トレーリングアー
ム1A,1Bの前側連結部4a,4bを連結した中心線
C3とは異なり、車幅方向に平行ではなく、車幅方向に
対して傾斜している。すなわち、この直線C1を中心線
C3と比較すると、他方の後輪Wbの接地点にかなり接
近した位置を通過している。そして、この直線C1を後
輪Wbの接地点Pを通過するように設定した場合には、
上記一方の後輪Waが直線C1を中心として上方へ揺動
する際に、他方の後輪Wbの接地点Pでの後輪変移量を
理論的にはゼロにすることができる。したがって、この
ように上記後輪Waが直線C1を中心として揺動する際
には、この後輪Waの変移が他方の後輪Wbに大きく影
響することがなくなる。その結果、車体の上下方向の揺
れ(ローリング)を少なくできることとなる。
ム1A,1Bの前側連結部4a,4bを連結した中心線
C3とは異なり、車幅方向に平行ではなく、車幅方向に
対して傾斜している。すなわち、この直線C1を中心線
C3と比較すると、他方の後輪Wbの接地点にかなり接
近した位置を通過している。そして、この直線C1を後
輪Wbの接地点Pを通過するように設定した場合には、
上記一方の後輪Waが直線C1を中心として上方へ揺動
する際に、他方の後輪Wbの接地点Pでの後輪変移量を
理論的にはゼロにすることができる。したがって、この
ように上記後輪Waが直線C1を中心として揺動する際
には、この後輪Waの変移が他方の後輪Wbに大きく影
響することがなくなる。その結果、車体の上下方向の揺
れ(ローリング)を少なくできることとなる。
【0023】また、他方の後輪Wbにのみ上向きの入力
Fbがあったときには、上記の場合と同様な原理によ
り、この後輪Wbは一方の後輪Waの接地点Pに近い位
置を通る直線C2を中心として上方へ揺動することとな
る。したがって、やりはこの他方の後輪Wbの変移が一
方の後輪Waに大きく影響することがなくなり、車体の
揺れを少なくすることできる。
Fbがあったときには、上記の場合と同様な原理によ
り、この後輪Wbは一方の後輪Waの接地点Pに近い位
置を通る直線C2を中心として上方へ揺動することとな
る。したがって、やりはこの他方の後輪Wbの変移が一
方の後輪Waに大きく影響することがなくなり、車体の
揺れを少なくすることできる。
【0024】なお、このように直線C1またはC2を中
心とする後輪Wa,Wbの上下方向の揺動は、上記した
上向きの入力Fa,Fbがあった場合に限らず、後輪W
a,Wbに下向きの入力が各々個別にあったときにも無
論同様になされる。また、後輪Wa,Wbの両者に対し
て同一方向の上下方向入力が同時にあったときには、通
常のトレーリングアーム式サスペンションと同様に、こ
れら後輪Wa,Wbは各トレーリングアーム1A,1B
の前側連結部4a,4bを結ぶ直線C3を中心として上
下揺動し、その入力を適切に吸収させることが可能であ
る。
心とする後輪Wa,Wbの上下方向の揺動は、上記した
上向きの入力Fa,Fbがあった場合に限らず、後輪W
a,Wbに下向きの入力が各々個別にあったときにも無
論同様になされる。また、後輪Wa,Wbの両者に対し
て同一方向の上下方向入力が同時にあったときには、通
常のトレーリングアーム式サスペンションと同様に、こ
れら後輪Wa,Wbは各トレーリングアーム1A,1B
の前側連結部4a,4bを結ぶ直線C3を中心として上
下揺動し、その入力を適切に吸収させることが可能であ
る。
【0025】さらに、上記リヤサスペンションでは、剛
性の大きな一対のトレーリングアーム1A,1Bに対
し、車幅方向に所定間隔を隔てた計4箇所の後側連結部
4c〜4fを介してアクスルビーム2が連結がされてい
るために、これらアクスルビーム2やトレーリングアー
ム1A,1Bの車幅方向の連結強度は大きく、アクスル
ビーム2の車幅方向の位置決めも安定する。したがっ
て、このリヤサスペンションでは、アクスルビーム2の
車幅方向の位置決めを安定させるためのラテラルロッド
を別途追加して設ける必要はない。その結果、ラテラル
ロッドの取付けスペースを確保する必要を無くし、リヤ
サスペンション周りのスペース効率を良好にできる。ま
た、ラテラルロッドの連結に原因するスカッフ(前述)
が発生するようなことも回避でき、車体の安定性を一層
良好にすることが可能である。
性の大きな一対のトレーリングアーム1A,1Bに対
し、車幅方向に所定間隔を隔てた計4箇所の後側連結部
4c〜4fを介してアクスルビーム2が連結がされてい
るために、これらアクスルビーム2やトレーリングアー
ム1A,1Bの車幅方向の連結強度は大きく、アクスル
ビーム2の車幅方向の位置決めも安定する。したがっ
て、このリヤサスペンションでは、アクスルビーム2の
車幅方向の位置決めを安定させるためのラテラルロッド
を別途追加して設ける必要はない。その結果、ラテラル
ロッドの取付けスペースを確保する必要を無くし、リヤ
サスペンション周りのスペース効率を良好にできる。ま
た、ラテラルロッドの連結に原因するスカッフ(前述)
が発生するようなことも回避でき、車体の安定性を一層
良好にすることが可能である。
【0026】なお、本願発明は、トレーリングアーム1
A,1Bに設けられる各連結部の具体的な数や位置など
は決して上記実施例のように限定されない。上記実施例
では、各トレーリングアームの後端部に後側連結部を2
箇所ずつ設けているが、本願発明では後側連結部をそれ
以上の数ずつ設けてもかまわない。要は、これら複数の
後側連結部の全てが前側連結部との関係において所定の
一直線上に配置されるように配慮されておればよい。
A,1Bに設けられる各連結部の具体的な数や位置など
は決して上記実施例のように限定されない。上記実施例
では、各トレーリングアームの後端部に後側連結部を2
箇所ずつ設けているが、本願発明では後側連結部をそれ
以上の数ずつ設けてもかまわない。要は、これら複数の
後側連結部の全てが前側連結部との関係において所定の
一直線上に配置されるように配慮されておればよい。
【0027】また、本願発明では、たとえば図1に示す
実施例において、後側連結部4c,4dと前側連結部4
bとの各連結中心点は厳密な意味で直線C1上に配置さ
れている必要はなく、これら各連結中心点の配置に多少
の寸法誤差があってもよい。本願発明では、たとえば直
線C1を中心として後輪Wbが揺動できる範囲内であれ
ば、各連結中心点の配置位置の寸法誤差は許容される。
実施例において、後側連結部4c,4dと前側連結部4
bとの各連結中心点は厳密な意味で直線C1上に配置さ
れている必要はなく、これら各連結中心点の配置に多少
の寸法誤差があってもよい。本願発明では、たとえば直
線C1を中心として後輪Wbが揺動できる範囲内であれ
ば、各連結中心点の配置位置の寸法誤差は許容される。
【0028】さらに、本願発明では、たとえば図3に示
すように、トレーリングアーム1A,1Bの車幅方向外
側の後側連結部を、前後一対の後側連結部4c,4c’
および4f,4f’として構成し、駆動、制動トルクを
分担させる構造としてもよい。この場合、一方の2つの
後側連結部4c,4c’の中間点が、これら後側連結部
4c,4c’の実質的な連結中心点であり、また他方の
後側連結部4f,4f’の中心点がこれら後側連結部4
f,4f’の実質的な連結中心点であり、これらの各連
結中心点が所定の直線C1またはC2上に位置するよう
に構成されている。このような構成によれば、車輪の駆
動力またはブレーキ力などのワインドアップトルクに対
するリヤサスペンション強度を大きくすることができ
る。
すように、トレーリングアーム1A,1Bの車幅方向外
側の後側連結部を、前後一対の後側連結部4c,4c’
および4f,4f’として構成し、駆動、制動トルクを
分担させる構造としてもよい。この場合、一方の2つの
後側連結部4c,4c’の中間点が、これら後側連結部
4c,4c’の実質的な連結中心点であり、また他方の
後側連結部4f,4f’の中心点がこれら後側連結部4
f,4f’の実質的な連結中心点であり、これらの各連
結中心点が所定の直線C1またはC2上に位置するよう
に構成されている。このような構成によれば、車輪の駆
動力またはブレーキ力などのワインドアップトルクに対
するリヤサスペンション強度を大きくすることができ
る。
【0029】図4は、本願発明の他の実施例を示す要部
平面図である。同図に示すリヤサスペンションでは、ア
クスルビーム2Aの両端部をトレーリングアーム1A,
1Bの後端部に後側連結部4c’,4f’を介して連結
するとともに、上記トレーリングアーム1A,1Bの後
端部側面にスピンドル軸6,6を設け、これらトレーリ
ングアーム1A,1Bの後端部側方に後輪Wa,Wbを
取付けている。本願発明では、このように車輪Wa,W
bをトレーリングアーム1A,1Bに取付けても何らか
まわない。この場合であっても、一方のトレーリングア
ーム1Aの後側連結部4c’,4dと他方のトレーリン
グアーム1Bの前側連結部4bとの各連結中心点が同一
の直線C1上に位置し、他方のトレーリングアーム1B
の後側連結部4e,4f’と一方の前側連結部4aとの
各連結中心点が共通の直線C2上に位置する限りは、上
記実施例と同様に、一方の後輪WaまたはWbの上下動
が他方の後輪に大きく影響しないようにでき、車体の安
定性を高めることが可能である。
平面図である。同図に示すリヤサスペンションでは、ア
クスルビーム2Aの両端部をトレーリングアーム1A,
1Bの後端部に後側連結部4c’,4f’を介して連結
するとともに、上記トレーリングアーム1A,1Bの後
端部側面にスピンドル軸6,6を設け、これらトレーリ
ングアーム1A,1Bの後端部側方に後輪Wa,Wbを
取付けている。本願発明では、このように車輪Wa,W
bをトレーリングアーム1A,1Bに取付けても何らか
まわない。この場合であっても、一方のトレーリングア
ーム1Aの後側連結部4c’,4dと他方のトレーリン
グアーム1Bの前側連結部4bとの各連結中心点が同一
の直線C1上に位置し、他方のトレーリングアーム1B
の後側連結部4e,4f’と一方の前側連結部4aとの
各連結中心点が共通の直線C2上に位置する限りは、上
記実施例と同様に、一方の後輪WaまたはWbの上下動
が他方の後輪に大きく影響しないようにでき、車体の安
定性を高めることが可能である。
【0030】その他、本願発明は各部の具体的な構成は
種々に設計変更自在である。たとえばトレーリングアー
ム1A,1Bに設けられる各連結部を、ゴムブッシュに
よって構成せずに、たとえば球面継手などの他の手段に
よって構成しても無論かまわない。
種々に設計変更自在である。たとえばトレーリングアー
ム1A,1Bに設けられる各連結部を、ゴムブッシュに
よって構成せずに、たとえば球面継手などの他の手段に
よって構成しても無論かまわない。
【図1】本願発明に係る自動車のリヤサスペンションの
一例を示す平面図。
一例を示す平面図。
【図2】図1に示す自動車のリヤサスペンションを車体
後方から見た背面図。
後方から見た背面図。
【図3】(a)は、本願発明に係る自動車のリヤサスペ
ンションの他の例を示す要部平面図、(b)はその側面
図。
ンションの他の例を示す要部平面図、(b)はその側面
図。
【図4】本願発明に係る自動車のリヤサスペンションの
他の例を示す平面図。
他の例を示す平面図。
【図5】従来のリヤサスペンションの一例を示す平面
図。
図。
1A,1B トレーリングアーム 2,2A アクスルビーム 4a,4b 前側連結部 4c〜4f,4c’,4f’ 後側連結部 Wa,Wb 後輪
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−88615(JP,A) 特開 昭49−6615(JP,A) 特開 平6−239120(JP,A) 特開 昭61−77507(JP,A) 特開 平7−132721(JP,A) 特開 昭62−156504(JP,A) 実開 昭58−58906(JP,U) 実開 平2−141508(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 1/00 - 25/00
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に連結された前側連結部を中心とし
て上下方向に揺動可能な左右一対のトレーリングアーム
の各後端部に、アクスルビームを上下動可能に連結する
ための後側連結部が車幅方向に間隔を隔てて複数箇所ず
つ設けられており、かつ上記アクスルビームの両端部ま
たは上記一対のトレーリングアームの後端部側方に後輪
が取付けられている自動車のリヤサスペンションであっ
て、 上記複数の後側連結部のうち、各トレーリングアームに
おける車幅方向内側の後側連結部の連結中心点は、車幅
方向外側の1または複数の後側連結部と他方のトレーリ
ングアームの前側連結部との各連結中心点を結ぶ直線上
またはその近傍に配置されていることを特徴とする、自
動車のリヤサスペンション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07036419A JP3103964B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 自動車のリヤサスペンション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07036419A JP3103964B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 自動車のリヤサスペンション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230430A JPH08230430A (ja) | 1996-09-10 |
JP3103964B2 true JP3103964B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=12469313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07036419A Expired - Fee Related JP3103964B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 自動車のリヤサスペンション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6749850B2 (ja) * | 2017-01-17 | 2020-09-02 | 日野自動車株式会社 | サポートビーム |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP07036419A patent/JP3103964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08230430A (ja) | 1996-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |