JP3176845B2 - シャッター - Google Patents
シャッターInfo
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- JP3176845B2 JP3176845B2 JP16108196A JP16108196A JP3176845B2 JP 3176845 B2 JP3176845 B2 JP 3176845B2 JP 16108196 A JP16108196 A JP 16108196A JP 16108196 A JP16108196 A JP 16108196A JP 3176845 B2 JP3176845 B2 JP 3176845B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- frame
- box
- bracket
- shutter box
- Prior art date
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターに係
り、特にシャッターボックスを取付ける際の施工性の向
上を図ったシャッターに関する。
り、特にシャッターボックスを取付ける際の施工性の向
上を図ったシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の窓や出入口等の開口にサッシを設
けると共に、そのサッシの外側に防犯や雨避け等として
シャッターを取付けることが行なわれている(例えば特
開平4−5385号公報等参照)。このようなシャッタ
ーは、建物の躯体に取付けられる少なくとも左右の縦枠
を含むシャッター枠と、このシャッター枠よりも上方の
躯体に取付けられるシャッターボックスとから主に構成
されている。上記シャッターボックス内にはシャッター
板を巻上げ下げするための巻取ドラムが設けられてい
る。
けると共に、そのサッシの外側に防犯や雨避け等として
シャッターを取付けることが行なわれている(例えば特
開平4−5385号公報等参照)。このようなシャッタ
ーは、建物の躯体に取付けられる少なくとも左右の縦枠
を含むシャッター枠と、このシャッター枠よりも上方の
躯体に取付けられるシャッターボックスとから主に構成
されている。上記シャッターボックス内にはシャッター
板を巻上げ下げするための巻取ドラムが設けられてい
る。
【0003】上記シャッターボックスを躯体に取付ける
手段として、上下に二つのフック部を有する左右一対の
ブラケットが用いられており、シャッターボックスの後
部にはこれらのフック部に係止される係止孔がフック部
に対応して設けられている。従って、シャッターボック
スを躯体に取付ける場合には、先ずブラケットを躯体に
固定した後、シャッターボックスの後部を上記ブラケッ
トのフック部に係止孔を介して係止すればよい。
手段として、上下に二つのフック部を有する左右一対の
ブラケットが用いられており、シャッターボックスの後
部にはこれらのフック部に係止される係止孔がフック部
に対応して設けられている。従って、シャッターボック
スを躯体に取付ける場合には、先ずブラケットを躯体に
固定した後、シャッターボックスの後部を上記ブラケッ
トのフック部に係止孔を介して係止すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のシャッターにおいては、シャッターボッ
クスを取付ける際に、シャッターボックスの後部に設け
られている係止孔を複数(少なくとも4つ)のフック部
に係止させなければならず、しかもその作業が梯や脚立
を用いた高所での作業であることもあり、取付作業に多
くの手間がかかるという問題があった。
たような従来のシャッターにおいては、シャッターボッ
クスを取付ける際に、シャッターボックスの後部に設け
られている係止孔を複数(少なくとも4つ)のフック部
に係止させなければならず、しかもその作業が梯や脚立
を用いた高所での作業であることもあり、取付作業に多
くの手間がかかるという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、シャッターボッ
クスの取付けが容易にでき、施工性の向上が図れるシャ
ッターを提供することにある。
クスの取付けが容易にでき、施工性の向上が図れるシャ
ッターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシャッターは、シャッター板を巻取り収納
するシャッターボックスと、上記シャッター板をガイド
するシャッター枠とを備え、建物の躯体に少なくとも左
右の縦枠を含む上記シャッター枠を固定し、上記シャッ
ターボックスの後部を係止するブラケットには縦枠の中
空部に差し込まれる差込片部と、縦枠の上端部に当接さ
れる鍔部とが形成されており、このブラケットをシャッ
ター枠よりも上方の躯体に固定し、上記シャッターボッ
クスを上記ブラケットに係止すると共にシャッターボッ
クスの両側下部を上記縦枠の上端部に載置してなること
を特徴とする。
に、本発明のシャッターは、シャッター板を巻取り収納
するシャッターボックスと、上記シャッター板をガイド
するシャッター枠とを備え、建物の躯体に少なくとも左
右の縦枠を含む上記シャッター枠を固定し、上記シャッ
ターボックスの後部を係止するブラケットには縦枠の中
空部に差し込まれる差込片部と、縦枠の上端部に当接さ
れる鍔部とが形成されており、このブラケットをシャッ
ター枠よりも上方の躯体に固定し、上記シャッターボッ
クスを上記ブラケットに係止すると共にシャッターボッ
クスの両側下部を上記縦枠の上端部に載置してなること
を特徴とする。
【0007】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。
に基づいて詳述する。
【0008】図2ないし図3において、1は建物の躯体
で、この躯体1には窓用の開口2が設けられている。そ
して、上記開口2には窓用のサッシ3が取付けられ、そ
のサッシ3の外側(屋外側)にシャッター4が設けられ
ている。上記サッシ3としては、左右方向にスライド開
閉する障子5a,5bを有する引き違い式のものが採用
されている。
で、この躯体1には窓用の開口2が設けられている。そ
して、上記開口2には窓用のサッシ3が取付けられ、そ
のサッシ3の外側(屋外側)にシャッター4が設けられ
ている。上記サッシ3としては、左右方向にスライド開
閉する障子5a,5bを有する引き違い式のものが採用
されている。
【0009】上記シャッター4は、躯体1の外側に開口
2の周囲を取り囲む如く取付けられるシャッター枠6
と、このシャッター枠6の上部に後述する如く取付けら
れるシャッターボックス7とを備えている。特に、本実
施の形態のシャッター4としては、そのシャッター枠6
と上記サッシ3のサッシ枠とが一体構造となったものが
採用されている。
2の周囲を取り囲む如く取付けられるシャッター枠6
と、このシャッター枠6の上部に後述する如く取付けら
れるシャッターボックス7とを備えている。特に、本実
施の形態のシャッター4としては、そのシャッター枠6
と上記サッシ3のサッシ枠とが一体構造となったものが
採用されている。
【0010】すなわち、上記シャッター枠6は、開口2
両側の躯体1に固定される縦枠8と、両縦枠8の下端部
間に接合されて開口2下側の躯体1に固定される下枠9
とを有しており、これら縦枠8および下枠9はサッシ枠
の縦枠および下枠を兼ねている。また、上記両縦枠8の
上側部間には、開口2上側の躯体1に固定される上枠
(サッシ枠の上枠)10が縦枠8の上端部よりも若干下
方に位置させた状態で接合されている。この上枠10の
上部には上記シャッターボックス7は載置されない。上
記縦枠8、下枠9および上枠10としては、断熱性およ
び剛性を有する中空構造(ホロー構造)のものが採用さ
れている。
両側の躯体1に固定される縦枠8と、両縦枠8の下端部
間に接合されて開口2下側の躯体1に固定される下枠9
とを有しており、これら縦枠8および下枠9はサッシ枠
の縦枠および下枠を兼ねている。また、上記両縦枠8の
上側部間には、開口2上側の躯体1に固定される上枠
(サッシ枠の上枠)10が縦枠8の上端部よりも若干下
方に位置させた状態で接合されている。この上枠10の
上部には上記シャッターボックス7は載置されない。上
記縦枠8、下枠9および上枠10としては、断熱性およ
び剛性を有する中空構造(ホロー構造)のものが採用さ
れている。
【0011】上記シャッターボックス7は、横長の箱状
に形成されており、その内部には水平に細長いに金属製
板材(スラット)をよろい状に縦方向につないでなるシ
ャッター板11を巻取るための巻取ドラム12が設けら
れている。上記シャッター板11の先端部にはこのシャ
ッター板11を先導する端板部(エンドスラット)13
を有しており、上記縦枠8にはその端板部13およびシ
ャッター板11の両側部を上下方向に案内するガイド溝
14が設けられている。上記端板部13には、シャッタ
ー板11の巻上げ開放時に上記上枠10に当接して端板
部13を開放位置に停止させるストッパー部15等が設
けられている。
に形成されており、その内部には水平に細長いに金属製
板材(スラット)をよろい状に縦方向につないでなるシ
ャッター板11を巻取るための巻取ドラム12が設けら
れている。上記シャッター板11の先端部にはこのシャ
ッター板11を先導する端板部(エンドスラット)13
を有しており、上記縦枠8にはその端板部13およびシ
ャッター板11の両側部を上下方向に案内するガイド溝
14が設けられている。上記端板部13には、シャッタ
ー板11の巻上げ開放時に上記上枠10に当接して端板
部13を開放位置に停止させるストッパー部15等が設
けられている。
【0012】上記シャッターボックス7は、具体的には
図1ないし図4に示すように剛性を有する金属製のフレ
ーム16からなり、そのフレーム16の後面および下面
を除く外面が合成樹脂製のカバー17で覆われている。
このシャッターボックス7は、上記シャッター枠6の縦
枠8よりも上方の躯体1にブラケット18を介して後部
が係止されると共に、上記縦枠8の上端部に両側下部が
載置されることにより取付けられるようになっている。
図1ないし図4に示すように剛性を有する金属製のフレ
ーム16からなり、そのフレーム16の後面および下面
を除く外面が合成樹脂製のカバー17で覆われている。
このシャッターボックス7は、上記シャッター枠6の縦
枠8よりも上方の躯体1にブラケット18を介して後部
が係止されると共に、上記縦枠8の上端部に両側下部が
載置されることにより取付けられるようになっている。
【0013】上記ブラケット18は、剛性を有する縦長
の金属板からなり、左右に配置される一対構成になって
いる。このブラケット18には、これを躯体1の外面に
固定具例えばネジ19で取付けるための複数の取付孔2
0が設けられると共に、シャッターボックス7の後部に
設けられた係止孔21を係止するフック部22が打抜き
加工により一つ設けられている。また、ブラケット18
の下端部は、上記縦枠8の中空部23内に差し込みしや
すい位置となるように曲げ加工され、この下端部には上
記中空部23内に差し込まれる舌片状の差込片部24
と、縦枠8の上端部に当接される鍔部25とが形成され
ている。これにより、ブラケット18を躯体1に固定す
るに際してのブラケット18の位置決めが容易にできる
ようになっている。
の金属板からなり、左右に配置される一対構成になって
いる。このブラケット18には、これを躯体1の外面に
固定具例えばネジ19で取付けるための複数の取付孔2
0が設けられると共に、シャッターボックス7の後部に
設けられた係止孔21を係止するフック部22が打抜き
加工により一つ設けられている。また、ブラケット18
の下端部は、上記縦枠8の中空部23内に差し込みしや
すい位置となるように曲げ加工され、この下端部には上
記中空部23内に差し込まれる舌片状の差込片部24
と、縦枠8の上端部に当接される鍔部25とが形成され
ている。これにより、ブラケット18を躯体1に固定す
るに際してのブラケット18の位置決めが容易にできる
ようになっている。
【0014】上記シャッターボックス7の両側下部に
は、上記縦枠8の上端部に載置される脚部26が設けら
れている。この脚部26は、具体的にはシャッターボッ
クス7のフレーム16の両側面部(サイドフレーム部)
の下端部を断面L字状に曲げ加工することにより形成さ
れている。
は、上記縦枠8の上端部に載置される脚部26が設けら
れている。この脚部26は、具体的にはシャッターボッ
クス7のフレーム16の両側面部(サイドフレーム部)
の下端部を断面L字状に曲げ加工することにより形成さ
れている。
【0015】上記シャッターボックス7内の両側には、
巻上げ下げされるシャッター板11の両側部をガイドす
る樹脂製のシャッター板ガイド35が設けられている
(図2参照)。このシャッター板ガイド35は、図7に
も示すようにシャッター板11の前後方向の位置を規制
するガイドローラ36と、シャッター板11の左右方向
の位置を規制する側部ガイド部37とを有している。こ
のシャッター板ガイド35は、側部ガイド部37に設け
られた係止溝38をシャッターボックス7の両側面部に
設けられた図示しない係止片により係止し、シャッター
ボックス7の前面部にネジで固定されるようになってい
る。
巻上げ下げされるシャッター板11の両側部をガイドす
る樹脂製のシャッター板ガイド35が設けられている
(図2参照)。このシャッター板ガイド35は、図7に
も示すようにシャッター板11の前後方向の位置を規制
するガイドローラ36と、シャッター板11の左右方向
の位置を規制する側部ガイド部37とを有している。こ
のシャッター板ガイド35は、側部ガイド部37に設け
られた係止溝38をシャッターボックス7の両側面部に
設けられた図示しない係止片により係止し、シャッター
ボックス7の前面部にネジで固定されるようになってい
る。
【0016】上記シャッター板ガイド35によれば、シ
ャッター板11を巻取る時にその巻取位置が前後左右に
ずれることがなく、シャッター板11を巻出す時にシャ
ッター枠6のガイド溝14に円滑に導くことが可能とな
る。従って、シャッターボックス7とシャッター枠6と
が分離した構造であるにも拘らず、シャッター板11の
巻取り巻出し動作を円滑に行なうことが可能となる。
ャッター板11を巻取る時にその巻取位置が前後左右に
ずれることがなく、シャッター板11を巻出す時にシャ
ッター枠6のガイド溝14に円滑に導くことが可能とな
る。従って、シャッターボックス7とシャッター枠6と
が分離した構造であるにも拘らず、シャッター板11の
巻取り巻出し動作を円滑に行なうことが可能となる。
【0017】このように構成されたシャッター4の取付
けにおいては、先ず上枠10、下枠9および左右の縦枠
8により組立てたシャッター枠6を躯体1の所定位置に
ネジ等で固定する。次に、各縦枠8の上端部にブラケッ
ト18の差込片部24を差し込んでブラケット18の位
置決めをしてから、ブラケット18を躯体1の外面にネ
ジ19で固定する。
けにおいては、先ず上枠10、下枠9および左右の縦枠
8により組立てたシャッター枠6を躯体1の所定位置に
ネジ等で固定する。次に、各縦枠8の上端部にブラケッ
ト18の差込片部24を差し込んでブラケット18の位
置決めをしてから、ブラケット18を躯体1の外面にネ
ジ19で固定する。
【0018】次に、シャッターボックス7後部を上記ブ
ラケット18のフック部22に係止孔21を介して係止
すると共に、シャッターボックス7両側下部の脚部26
を上記縦枠8の上端部に載置することにより、シャッタ
ーボックス7を取付ける。なお、シャッターボックス7
の取付け後、その取付けの確実化を図るために、図2に
示すようにシャッターボックス7のフレーム16の後部
上縁部に延出された延出片部27を躯体1にネジ等で固
定することが好ましい。
ラケット18のフック部22に係止孔21を介して係止
すると共に、シャッターボックス7両側下部の脚部26
を上記縦枠8の上端部に載置することにより、シャッタ
ーボックス7を取付ける。なお、シャッターボックス7
の取付け後、その取付けの確実化を図るために、図2に
示すようにシャッターボックス7のフレーム16の後部
上縁部に延出された延出片部27を躯体1にネジ等で固
定することが好ましい。
【0019】上記シャッター4によれば、シャッター板
11を巻取り収納するシャッターボックス7と、上記シ
ャッター板11をガイドするシャッター枠6とを備え、
建物の躯体1に少なくとも左右の縦枠8を含むシャッタ
ー枠6を固定し、このシャッター枠6よりも上方の躯体
1にシャッターボックス7の後部を係止するブラケット
18を固定し、上記シャッターボックス7を上記ブラケ
ット18に係止すると共にシャッターボックス7の両側
下部を上記縦枠8の上端部に載置してなるため、シャッ
ターボックス7を容易に且つ安定した状態に取付けるこ
とができ、施工性の向上が図れる。この場合、上記ブラ
ケット18にはフック部22が一つしか設けられておら
ず、左右のブラケット18の合計二つのフック部22に
シャッターボックス7の後部の係止孔21を引っ掛けれ
ばよいため、高所でも取付作業が容易にできる。
11を巻取り収納するシャッターボックス7と、上記シ
ャッター板11をガイドするシャッター枠6とを備え、
建物の躯体1に少なくとも左右の縦枠8を含むシャッタ
ー枠6を固定し、このシャッター枠6よりも上方の躯体
1にシャッターボックス7の後部を係止するブラケット
18を固定し、上記シャッターボックス7を上記ブラケ
ット18に係止すると共にシャッターボックス7の両側
下部を上記縦枠8の上端部に載置してなるため、シャッ
ターボックス7を容易に且つ安定した状態に取付けるこ
とができ、施工性の向上が図れる。この場合、上記ブラ
ケット18にはフック部22が一つしか設けられておら
ず、左右のブラケット18の合計二つのフック部22に
シャッターボックス7の後部の係止孔21を引っ掛けれ
ばよいため、高所でも取付作業が容易にできる。
【0020】図5ないし図6は本発明の他の実施の形態
を示しており、上記実施の形態と同一部分には同一参照
符合が付されている。本実施の形態のシャッター4にお
いては、そのシャッター枠6とサッシ3のサッシ枠28
とが別体に構成されている。上記サッシ枠28は、上枠
29、下枠30および左右の縦枠31により方形に組立
てられ、躯体1の開口2に取付けられる。
を示しており、上記実施の形態と同一部分には同一参照
符合が付されている。本実施の形態のシャッター4にお
いては、そのシャッター枠6とサッシ3のサッシ枠28
とが別体に構成されている。上記サッシ枠28は、上枠
29、下枠30および左右の縦枠31により方形に組立
てられ、躯体1の開口2に取付けられる。
【0021】上記シャッター枠6は、上記サッシ枠28
の周囲を取り囲む如く躯体1の外面に固定される左右の
縦枠8と下枠9を備えている。また、シャッター枠6の
両縦枠8の上側部間には、その縦枠8上端部よりも若干
下方で、且つ上記上枠29よりも上方に位置させた状態
で天井目隠し板32が取付けられる。なお、15は端板
部13に設けられたストッパー部で、シャッター板11
の巻上げ開放時に上記天井目隠し板32に当接されるよ
うになっている。
の周囲を取り囲む如く躯体1の外面に固定される左右の
縦枠8と下枠9を備えている。また、シャッター枠6の
両縦枠8の上側部間には、その縦枠8上端部よりも若干
下方で、且つ上記上枠29よりも上方に位置させた状態
で天井目隠し板32が取付けられる。なお、15は端板
部13に設けられたストッパー部で、シャッター板11
の巻上げ開放時に上記天井目隠し板32に当接されるよ
うになっている。
【0022】このシャッター4においても、シャッター
枠6の縦枠8の上端部に差し込まれて位置決めされるブ
ラケット18を躯体1の外面に固定し、このブラケット
18のフック部22にシャッターボックス7の後部を係
止孔21を介して係止すると共に、シャッターボックス
7の両側下部の脚部26を上記縦枠8の上端部に載置し
てシャッターボックス7が取付けられるようになってい
る。従って、上記実施の形態と同様の作用効果が得られ
る。
枠6の縦枠8の上端部に差し込まれて位置決めされるブ
ラケット18を躯体1の外面に固定し、このブラケット
18のフック部22にシャッターボックス7の後部を係
止孔21を介して係止すると共に、シャッターボックス
7の両側下部の脚部26を上記縦枠8の上端部に載置し
てシャッターボックス7が取付けられるようになってい
る。従って、上記実施の形態と同様の作用効果が得られ
る。
【0023】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上記サッシ3は、引
き違い式に限られず、片引き式等であってもよい。ま
た、上記ブラケット18は、下端部を縦枠8の上端部に
差し込んで位置決めされるように構成されていることが
好ましいが、必ずしもこのように構成されていなくても
よい。
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上記サッシ3は、引
き違い式に限られず、片引き式等であってもよい。ま
た、上記ブラケット18は、下端部を縦枠8の上端部に
差し込んで位置決めされるように構成されていることが
好ましいが、必ずしもこのように構成されていなくても
よい。
【0024】上記シャッター枠6は、ホロー構造である
ことが好ましいが、ホロー構造でなくてもよい。また、
シャッターボックス7には縦枠8の上端部に載置される
脚部26が設けられていることが好ましいが、必ずしも
脚部26が必要とされるものではなく、シャッターボッ
クス7の両側下部を直接縦枠8の上端部に載置するよう
にしてもよい。
ことが好ましいが、ホロー構造でなくてもよい。また、
シャッターボックス7には縦枠8の上端部に載置される
脚部26が設けられていることが好ましいが、必ずしも
脚部26が必要とされるものではなく、シャッターボッ
クス7の両側下部を直接縦枠8の上端部に載置するよう
にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上要するに本発明のシャッターによれ
ば、シャッター板を巻取り収納するシャッターボックス
と、上記シャッター板をガイドするシャッター枠とを備
え、建物の躯体に少なくとも左右の縦枠を含む上記シャ
ッター枠を固定し、上記シャッターボックスの後部を係
止するブラケットには縦枠の中空部に差し込まれる差込
片部と、縦枠の上端部に当接される鍔部とが形成されて
おり、このブラケットをシャッター枠よりも上方の躯体
に固定し、上記シャッターボックスを上記ブラケットに
係止すると共にシャッターボックスの両側下部を上記縦
枠の上端部に載置してなるため、ブラケットを躯体に固
定するに際してのブラケットの位置決めが容易にできる
と共に、シャッターボックスを容易に且つ安定した状態
に取付けることができ、施工性の向上が図れる。
ば、シャッター板を巻取り収納するシャッターボックス
と、上記シャッター板をガイドするシャッター枠とを備
え、建物の躯体に少なくとも左右の縦枠を含む上記シャ
ッター枠を固定し、上記シャッターボックスの後部を係
止するブラケットには縦枠の中空部に差し込まれる差込
片部と、縦枠の上端部に当接される鍔部とが形成されて
おり、このブラケットをシャッター枠よりも上方の躯体
に固定し、上記シャッターボックスを上記ブラケットに
係止すると共にシャッターボックスの両側下部を上記縦
枠の上端部に載置してなるため、ブラケットを躯体に固
定するに際してのブラケットの位置決めが容易にできる
と共に、シャッターボックスを容易に且つ安定した状態
に取付けることができ、施工性の向上が図れる。
【図1】本発明の実施の形態を示すシャッターの要部斜
視図である。
視図である。
【図2】シャッターボックスの取付方法を説明するため
のシャッターの概略的縦断面図である。
のシャッターの概略的縦断面図である。
【図3】図2のシャッターの概略的横断面図である。
【図4】シャッターボックスの取付状態を示す概略的断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すシャッターの概
略的縦断面図である。
略的縦断面図である。
【図6】図5のシャッターの概略的横断面図である。
【図7】シャッターボックス内に設けられるシャッター
板ガイドを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は平面図である。
板ガイドを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は平面図である。
1 躯体 4 シャッター 6 シャッター枠 7 シャッターボックス 8 縦枠 11 シャッター板 18 ブラケット
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−65597(JP,U) 実開 平6−8697(JP,U) 実開 平6−35589(JP,U) 実開 昭49−54940(JP,U) 実開 昭63−8392(JP,U) 実開 昭62−79091(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/17 E06B 9/42
Claims (1)
- 【請求項1】 シャッター板を巻取り収納するシャッタ
ーボックスと、上記シャッター板をガイドするシャッタ
ー枠とを備え、建物の躯体に少なくとも左右の縦枠を含
む上記シャッター枠を固定し、上記シャッターボックス
の後部を係止するブラケットには縦枠の中空部に差し込
まれる差込片部と、縦枠の上端部に当接される鍔部とが
形成されており、このブラケットをシャッター枠よりも
上方の躯体に固定し、上記シャッターボックスを上記ブ
ラケットに係止すると共にシャッターボックスの両側下
部を上記縦枠の上端部に載置してなることを特徴とする
シャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16108196A JP3176845B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16108196A JP3176845B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | シャッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317352A JPH09317352A (ja) | 1997-12-09 |
JP3176845B2 true JP3176845B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=15728269
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3176845B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6985980B2 (ja) * | 2018-05-28 | 2021-12-22 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッター装置 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP16108196A patent/JP3176845B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09317352A (ja) | 1997-12-09 |
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