JP3173700B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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Description
室床面上で回転調整可能に支持している回転式シート等
に適用して好適な車両用シートに関し、特にシートバッ
クが背面側に傾動された時にシートクッションがこれに
連動して前方に移動するように構成されている車両用シ
ートに関する。
れる車両用シート1は、図8及び図9の(a),(b)
に示すように、シートクッション2とその後端側に立設
されるシートバック3とからなり、且つシートバック3
がリクライニング機構(図示せず)によりシート前後方
向に傾動調整可能に構成されている。尚、図中4は車室
床面、5はこの床面4上でシート1全体を回転可能に支
持する回転調整機構部で、その詳細な図示等は省略する
が、シート1の向きを所望の方向に変えることができる
ようになっている。
けに寝た姿勢を取るためには、シートバック3を、図9
の(a),(b)とから明らかなように、背面側に倒れ
るようにリクライニング傾動させ、これに背中を凭れさ
せてかけるとよい。
て、シートクッション部分を、平行リンク機構等による
リフター機構を介して支持し、これを上下方向に平行移
動させたり、スライドレールの前端部を上方に湾曲形成
し、これに応じてシートクッションをスイング動作させ
ることにより、着座者の体型や好みに対処し、着座者に
とって適切な着座状態が得られるようにしたものが知ら
れている。
ッションを、前端部がシート前方で斜め上方に向って移
動させ、且つ後端部がこれとは逆にシート下方に向って
降下するようにスイング動作させることで、着座者の尻
部の前ずれを防ぎ、安定した着座状態を得る上で効果を
発揮し得る。特に、このようなシートクッションのスイ
ング動作は、シートバックをシート背面側に傾動動作さ
せた場合のように、着座者の着座位置がずれ易く、着座
姿勢が不安定となる場合に効果的である。
うな従来のシート構造において、図9の(a)に示す通
常状態から同図の(b)に示すリクライニング状態とな
るように、シートバック3を背面側に傾動させた時に、
シートクッション2を連動させてシート前方に移動させ
るような構成が一般に採用されるが、この場合に次のよ
うな不具合を避けられないものであった。
シートクッション2が前方に移動すると、図8から明ら
かなように、シートバック3による着座面からシートク
ッション2の前端部までのクッション長さL2 も通常状
態でのL1 (<L2 )よりも長くなってしまうものであ
り、例えば足の短い人は床面4に足を着けようとする
と、尻部をシート前方にずらす行為を行なう必要があ
る。
えが無くなり、図9の(b)において符号Dで示したよ
うに隙間が空くことを避けられず、その結果着座者Hの
骨盤は後転し、脊椎もS字状カーブ状態を保持できなく
なってしまい、安定した着座状態を得られないことにな
る。
と、着座者Hは、腰痛になったり、尻部がしびれてくる
と言う欠点を生じる結果となるもので、このような問題
点を解決できるような何らかの対策を講じることが望ま
れている。
鉄道、バス等の乗物用座席を始め、種々の自動車用シー
トを含めた各種車両用の全般に用いられる車両用シート
において望まれるもので、前述した問題を一掃できる何
らかの対策を講じることが必要とされている。
構は、シートクッションを、シートバックとは無関係
に、着座者の体格や好みに応じてスイング動作させてい
るだけのものが多く、シートバックを傾動させた時に
は、その着座姿勢の変化に応じて着座者が、リフター機
構を操作し、所定の姿勢状態にスイングさせており、操
作性の面で問題で、操作部を含めた構造が複雑化し、実
用面で問題である。
トの向きを着座者の好みや要求に応じて変更調節し得る
ような構成による回転式のシートも知られているが、こ
のような回転式シートに、上述したシートクッションの
スイング機構を採用しようとした場合に問題を生じてい
る。
て従来は、面擦り合わせ式やシャフトアップ回転式等に
よる回転調整機構を、シート本体の下方で車室床面との
間に介在させてなる構造であり、上述したようなリフタ
ー機構をそのまま適用することはできない。
せるにあたっても、シートバックの傾動動作に連動し
て、着座者の前ずれを防ぎ、着座姿勢を安定化させ得る
程度のシートクッションの動きが得られるような簡易型
構造でよく、このような点をも考慮し、シートバックに
連動してシートクッションを所要の状態に動作させ得る
簡易型の車両用シートの出現が望まれる。
ックのリクライニング動作に連動してシートクッション
を前方に連動させてスライド動作させた際の着座者の着
座姿勢を安定して保持でき、腰痛や尻部でのしびれ等を
生じないようにし、快適で安定した着座姿勢をリクライ
ニング動作の如何にかかわらず得ることができる簡易型
の車両用シートを得ることを目的としている。
ために本発明に係る車両用シートは、ベースフレーム上
に略水平姿勢でスライド動作可能に支持されるシートク
ッションと、このシートクッション後端側にリクライニ
ング動作可能な状態で前記ベースフレーム側の支軸によ
り回動可能に軸支して立設されるシートバックを備える
車両用シートにおいて、前記シートバックにアームブラ
ケットを下方に突出させて設け、該アームブラケットの
下端に第1のリンクの一端を枢支し、第1のリンクの他
端をシートクッションフレームの後端側に枢支し、該第
1のリンクの他端の枢支部に第2のリンクの一端を共締
め状態で軸支し、該第2のリンクの他端を前記ベースフ
レームに枢支し、前記シートクッションの前端側を前記
ベースフレーム上にガイド手段を介して支持することに
よりシート前後方向にスライド動作可能に支持し、前記
シートバックの少なくとも下側部の中央部が骨盤サポー
ト部として構成され、該骨盤サポート部の下端をシート
クッションフレームの後端に軸支部により軸支し、骨盤
サポート部の上部の両側に上下方向に延びる長溝を形成
し、該長溝を介してシートバックに対して骨盤サポート
部を上下動可能に軸支し、シートバックの傾動動作に連
動して骨盤サポート部を下降させながら前方に膨出可能
になされていることを特徴とする。
ベースフレーム上のシートクッションのガイド手段がカ
ム面を有するカム部材と、該カム部材のカム面上を転動
可能なローラーを有するアームを有し、前記カム部材と
ベースフレームとの間に引張りスプリングを設けたこと
を特徴とする。
ート後端側に位置し、この状態でシートバックが第1及
び第2のリンクにより略立設状態を維持すると共に、シ
ートバックをシート背面側に傾動させることにより、シ
ートクッションを、アームブラケットと第1及び第2の
リンクを介して、ベースフレーム上で後端部がシート前
方で斜め下方に向って降下するように動作させ、この時
にシートクッションの前端側は、ガイド手段によって、
該シートクッションが後端側から前記第1及び第2のリ
ンクによって押圧されることで、シート前方で斜め上方
に向って移動するようにスライド動作する。
の前端側を前記ベースフレーム上にガイド手段を介して
支持することによりシート前後方向にスライド動作可能
に支持し、前記シートバックの少なくとも下側部の中央
部が骨盤サポート部として構成され、該骨盤サポート部
の下端をシートクッションフレームの後端に軸支部によ
り軸支し、骨盤サポート部の上部の両側に上下方向に延
びる長溝を形成し、該長溝を介してシートバックに対し
て骨盤サポート部を上下動可能に軸支し、シートバック
の傾動動作に連動して骨盤サポート部を下降させながら
前方にに膨出可能になされているので、シートバックが
立設されている通常状態では、骨盤サポート部は凹部内
に嵌め込まれた状態でシートバック着座面の一部を構成
し、シートクッションは略水平状態で所定の個所に保持
される。そして、シートバックをリクライニング動作さ
せ、シートクッションが前方に連動してスライドした時
に、これに連動して前記引張りスプリングの付勢に抗し
てシートバック下部に設けた骨盤サポート部の下端部を
下降させながらシート前方に膨出するように動き、着座
者の足を床面に着けた際にも、着座者の前ずれする骨盤
を安定して支えることができる。
一実施例を示し、これらの図において、全体を符号10
で示す車両用シートにおけるリクライニング機構20や
リフター機構30についての詳細な説明は省略する。
ば図6の(a),(b)に示したような二個の着座シー
ト部11,11を並設してなる回転式のシートや、図7
に示したようなスライド機構が組み込まれた一般的なシ
ートがあるが、本実施例では、図6等に示したような回
転式シートに本発明を適用した場合を説明する。然し、
本発明はこのようなシート構造には限定されないことは
言うまでもない。
成するベースフレーム、13はこのベースフレーム上で
略水平姿勢状態で支持され前後方向にスライド動作可能
なシートクッション、14はこのシートクッション13
の後端部において略立設した状態で配置され且つ図示を
省略したリクライニング機構により傾動可能に支持され
ているシートバックで、これによりリクライニング式の
シートが構成されている。更に、図中15は車室床面で
ある。
は、着座シート部11,11間のシート中央部下側に位
置するベースフレーム12と車室床面15との間に、シ
ート10を回転調整自在に支持する回転盤機構16及び
脚部が介在して設けられ、シート10全体が、この回転
盤機構16を中心として水平方向において回転調整可能
で、その向きを任意の方向に変更し得るように構成され
る。また、図7に示すシート10である場合には、シー
トクッション13の下側のベースフレーム12が、車室
床面15上に設置されるスライド機構17を介してシー
トの前後方向にスライド調整自在に設けられる。
いて、図1乃至図5から明らかなように、ベースフレー
ム12上部で略水平方向にスライドまたはスイング動作
可能に支持されるシートクッション13と、その後端側
にリクライニング動作可能な状態でベースフレーム12
側の支軸21により回動可能に軸支して立設されるシー
トバック14とを備え、このシートバック14の少なく
とも下端側の中央部を骨盤サポート部40として構成す
ると共に、この骨盤サポート部40の下端部に形成した
ブラケット52aをシートクッション13の後端側に形
成したブラケット50aに軸支部41を介して連結し、
且つ上端部をシートバック14側に上下方向にスライド
可能に軸支部42を介して支持している。
図3の(a),(b)に示すように、シートバック14
の下部中央部に凹設される凹部43内に嵌め込んだ状態
で設けている。
を、図2から明らかなように、シートバック14が背面
側に傾動し且つこれに連動してシートクッション13が
前方にスライド移動した時に下降動作するように長溝4
4に係入する係合軸45による軸支部42によって支持
すると共に、この骨盤サポート部40の下端部を下降す
ると同時にシート10前方に膨出するように軸支ピン4
7及びこれを軸支するブラケット部からなる軸支部41
によって構成したものである。
シートクッションフレーム、51はシートバック14の
シートバックフレーム、52は骨盤サポート部40を構
成するサポートフレームである。また、図中53はシー
トバック14側に付設されてベースフレーム12側の支
軸21に軸支されて一体的に設けられるアームブラケッ
ト、54,55はこのアームブラケット53の下端部5
3aに連設され前記シートクッションフレーム50側を
シートバック14の動きに連動してスライド動作させる
ためのリフター機構30を構成する第1、第2のリンク
である。
ョン13のリフター機構30及びこれに連動するシート
バック14のリクライニング機構20を簡単に説明する
と、図中56はシートクッション13の後端側に軸支さ
れる第1、第2のリンク54,55の軸支部、57は第
1、第2のリンク54,55により支持されるシートク
ッション13を常時は図4に示す通常状態位置に復帰さ
せるように付勢する引張りスプリング、58はこれに抗
して第1、第2のリンク54,55、アームブラケット
53を介してシートクッション13、シートバック14
を所要の状態に動作させるためのアクチュエータである
流体圧シリンダである。
ッション13の前端部を前記ベースフレーム12上でス
ライド自在に支持するためのガイド手段で、このガイド
手段25は、カム面を有するカム部材70と、そのカム
面上を転動可能なローラ71を有するアーム71a等に
よって構成されている。
ション13は、ベースフレーム12の後端側との間の引
張りスプリング57により、常時はシート10の後端側
に向って付勢され、且つシートバック14、更には骨盤
サポート部40は、第1、第2のリンク54,55によ
るリンク機構で略立設した状態を維持するようになって
いる。また、シートバック14を、前記アクチュエータ
58によりシート10の背面側に傾動動作させると、シ
ートクッション13を、第1及び第2のリンク54,5
5を介して、ベースフレーム12上で後端部がシート1
0前方で斜め下方に向って降下するように動作させる。
そして、この時にシートクッション13の前端側のガイ
ド手段25であるカム部材70のカム面70aが、ベー
スフレーム12側のローラ71により転動状態で支持さ
れることにより、シートクッション13の前端部を、該
シートクッション13が後端側から前記第1及び第2の
リンク54,55によって押圧されることで、シート1
0前方で斜め上方に向って移動するようにリフターまた
はスイング動作させることができる。
シートバック14を引き起こすと、リンク54,55や
ガイド手段25によって、シートクッション13も、元
の状態に復帰する。この時、シートクッション13に
は、引張りスプリング57の付勢力も作用しており、こ
れにより上述した復帰動作が円滑且つ適切に行なえるこ
とは言うまでもない。
14の背面側への傾動動作にかかわらず、シートクッシ
ョン13での着座者の前ずれを防ぎ、安定した着座姿勢
を得ることができる。
4の背面側への傾動動作に連動し、シートクッション1
3をリフター、スイング動作させて、前ずれを防ぎ、安
定感が得られる簡易型のリフター機構30を比較的簡単
に得ることができる。
レーム12が回転盤機構16上に支持される回転型の車
両用シート10等に適用して好適な簡易型のスイング機
構を得ることができるが、図7に示したような一般的な
車両用シート10であっても適用して効果を発揮し得る
ものである。要は、シートバック14の動きを、リンク
機構によりシートクッション13側に伝え、所要のスイ
ング動作を行なえるものであればよい。
4が立設されている通常状態では、骨盤サポート部40
は凹部43内に嵌め込まれた状態でシートバック14の
着座面の一部を構成し、シートクッション13は略水平
状態で最後端側の所定個所に保持される。そして、シー
トバック14を背面側にリクライニング動作させると、
シートクッション13をシート前方に連動させて移動
し、これに連動してシートバック14下部に設けた骨盤
サポート部40の下端部が図3の(a)から(b)に示
されるように下降しながらシート10前方に膨出するよ
うに動作する。
14のリクライニング動作に連動してシートクッション
13を前方に連動させて動かし、着座者の着座姿勢を安
定して保持し、従来のような尻部とシートバック14と
の間の隙間が無くなり、腰痛や尻部でのしびれ等を生じ
ない快適で安定した着座姿勢を、リクライニング動作の
如何にかかわらず得ることができる簡易型の車両用シー
ト10を得られる。特に、着座者の足を床面15に着け
ようとした際にも、着座者の前ずれ、更にこれによって
後転しようとする骨盤を安定して支えることができ、腰
椎への負担を可能な限り軽減することができる。
れず、車両用シート10の各部の形状、構造等を、必要
に応じて適宜変形、変更することは自由であり、種々の
変形例が考えられる。例えば上述した実施例では、シー
トバック14の傾動動作を行なうリクライニング機構2
0やこれに連動してシートクッション13をスライド動
作させるリフター機構30の詳細な図示及び説明は省略
したが、適宜の機構構造のものを選択して用いてよいも
のである。
シートによれば、ベースフレーム上に略水平姿勢でスラ
イド動作可能に支持されるシートクッションと、このシ
ートクッション後端側にリクライニング動作可能な状態
で前記ベースフレーム側の支軸により回動可能に軸支し
て立設されるシートバックを備える車両用シートにおい
て、前記シートバックにアームブラケットを下方に突出
させて設け、該アームブラケットの下端に第1のリンク
の一端を枢支し、第1のリンクの他端をシートクッショ
ンフレームの後端側に枢支し、該第1のリンクの他端の
枢支部に第2のリンクの一端を共締め状態で軸支し、該
第2のリンクの他端を前記ベースフレームに枢支し、前
記シートクッションの前端側を前記ベースフレーム上に
ガイド手段を介して支持することによりシート前後方向
にスライド動作可能に支持し、前記シートバックの少な
くとも下側部の中央部が骨盤サポート部として構成さ
れ、該骨盤サポート部の下端をシートクッションフレー
ムの後端に軸支部により軸支し、骨盤サポート部の上部
の両側に上下方向に延びる長溝を形成し、該長溝を介し
てシートバックに対して骨盤サポート部を上下動可能に
軸支し、シートバックの傾動動作に連動して骨盤サポー
ト部を下降させながら前方に膨出可能になされているの
で、簡単な構造でしかも安価に構成できるにもかかわら
ず、以下に列挙する種々優れた効果を奏する。
状態では、骨盤サポート部は凹部内に嵌め込まれた状態
でシートバック着座面の一部を構成し、シートクッショ
ンは略水平状態で所定の個所に保持されるため、所要の
着座姿勢を得て、安定した着座状態を得られる。
リクライニング動作させ、シートクッションを前方に連
動させて動かすことによって、これに連動させてシート
バック下部に設けた骨盤サポート部の下端部を下降させ
ながらシート前方に膨出するように動かすことが可能
で、これによって着座者の足を床面に着けたとしても、
着座者の前ずれする骨盤の後転を無くし、安定して支え
ることができ、腰椎への負担を軽減できる。
ば、骨盤サポート部をシートバック下側部中央に凹設さ
れる凹部内に嵌め込んだ状態で設け、この骨盤サポート
部を、シートバックが背面側に傾動動作され且つこれに
連動してシートクッションが前方にスライド移動された
時に、上端部を下降させながら下端部を下降させると同
時にシート前方に膨出させるように構成したので、上述
した作用効果を発揮させることができる。
リクライニング動作時においても、着座者の安定した着
座姿勢を保持し、従来のような腰痛や尻部でのしびれ等
を生ぜず、快適で安定した着座姿勢をリクライニング動
作の如何にかかわらず得ることができる。
部を断面した概略側面図。
部品を示す概略分解斜視図。
設状態を示す概略斜視図、(b)は骨盤サポート部の動
作状態を示す概略斜視図。
要部拡大した概略側面図。
ックを背面側に傾動させてシートクッションをスイング
させた場合の概略側面図。
(a)は概略正面図、(b)は概略側面図。
す概略側面図。
図、(b)はリクライニング動作状態図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースフレーム上に略水平姿勢でスライ
ド動作可能に支持されるシートクッションと、このシー
トクッション後端側にリクライニング動作可能な状態で
前記ベースフレーム側の支軸により回動可能に軸支して
立設されるシートバックを備える車両用シートにおい
て、 前記シートバックにアームブラケットを下方に突出させ
て設け、該アームブラケットの下端に第1のリンクの一
端を枢支し、第1のリンクの他端をシートクッションフ
レームの後端側に枢支し、該第1のリンクの他端の枢支
部に第2のリンクの一端を共締め状態で軸支し、該第2
のリンクの他端を前記ベースフレームに枢支し、 前記シートクッションの前端側を前記ベースフレーム上
にガイド手段を介して支持することによりシート前後方
向にスライド動作可能に支持し、 前記シートバックの少なくとも下側部の中央部が骨盤サ
ポート部として構成され、該骨盤サポート部の下端をシ
ートクッションフレームの後端に軸支部により軸支し、
骨盤サポート部の上部の両側に上下方向に延びる長溝を
形成し、該長溝を介してシートバックに対して骨盤サポ
ート部を上下動可能に軸支し、シートバックの傾動動作
に連動して骨盤サポート部を下降させながら前方に膨出
可能になされていることを特徴とする車両用シート。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用シートにおいて、 前記ベースフレーム上のシートクッションのガイド手段
がカム面を有するカム部材と、該カム部材のカム面上を
転動可能なローラーを有するアームを有し、前記カム部
材とベースフレームとの間に引張りスプリングを設けた
ことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
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1994
- 1994-03-25 JP JP07979494A patent/JP3173700B2/ja not_active Expired - Fee Related
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