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JP3163988B2 - 紡績装置 - Google Patents

紡績装置

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Publication number
JP3163988B2
JP3163988B2 JP21552296A JP21552296A JP3163988B2 JP 3163988 B2 JP3163988 B2 JP 3163988B2 JP 21552296 A JP21552296 A JP 21552296A JP 21552296 A JP21552296 A JP 21552296A JP 3163988 B2 JP3163988 B2 JP 3163988B2
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JP
Japan
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spinning
tension
defect
thickness
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JP21552296A
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JPH1046438A (ja
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清孝 河島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Priority to DE1997615987 priority patent/DE69715987T2/de
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/14Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
    • D01H13/22Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to presence of irregularities in running material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/40Applications of tension indicators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給される繊維束
に撚りを施して糸とする紡績装置に係わり、特に、糸の
張力を測定して糸の欠陥を検出するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紡績装置としては、ドラフト部で
伸ばされた綿等の短繊維束又は羊毛等の長繊維束(スラ
イバ)を紡績部(空気紡績ノズル、仮撚装置)で撚りを
施すことで結束糸として、巻取部(トラバース装置、フ
リクションローラ)でトラバースされらながら巻取パッ
ケージに巻き取るものがある。
【0003】上記のように撚りが施された結束糸は、主
としてその表面側のみの繊維束が撚られるものである。
そのため、紡績中に繊維束の結束が緩むと、結束糸が膨
らんで微妙に太くなったり、繊維束の結束が減って微妙
に細くなったりして、伸びて切れ易い弱糸(欠陥糸)が
発生する。その他、結束糸には、スラブや太糸、細糸等
の欠陥を生じる。このような欠陥がある結束糸を、巻取
パッケージに巻き取り、織機にかけると結束糸が切れて
しまう等の種々の不具合が発生する。
【0004】従って、従来の紡績装置では、巻取結束糸
が巻取パッケージに巻き取られる前段階で、静電気式又
は光学式のスラブキャッチャーに結束糸を通し、結束糸
の断面変化(外径変化)を測定することで、上述した種
々の欠陥糸を検出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにスラブキャッチャーで、結束糸の断面変化を測定
して、種々の欠陥糸を検出する方法では、その断面変化
量が大きい場合には有効であるが、断面変化量が微妙な
場合には、感度を上げる必要がある。特に、上記のよう
に弱糸は、繊維束の結束が緩んで、結束糸が膨らんで微
妙に太くなったり、繊維束の結束が減って微妙に細くな
ったりして発生するため、スラブキャッチャーの感度が
上がりすぎ、ノイズ等による誤検出が生じ、精度良く弱
糸を検出することができなかった。特に、紡績装置で
は、紡績部で連続的に送り出された糸を巻取部で巻き取
るものであるために、弱糸が生じても、テンション切れ
を起こすことが少なく、そのまま巻取パッケージに巻き
取られてしまうという問題がある。なお、弱糸の問題は
結束糸の紡績装置に限らず実撚糸の紡績装置にも通ずる
問題である。
【0006】本発明の紡績装置は、この問題を解決する
ためになされたもので、糸の張力を測定することで、糸
の欠陥を精度良く検出することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のうち、請求項1の紡績装置は、供給される
繊維束に撚りを施して糸とする紡績部と、この紡績部か
らの糸を送出するデリベリローラと、このデリベリロー
ラで送出された糸を巻き取る巻取部とを備えてなる紡績
装置であって、前記糸の太さを測定して糸の太さの欠陥
を検出する太さ検出部と、前記糸の張力を測定して糸の
撚りの欠陥を検出する張力検出部とが設けられ、前記紡
績部は、供給される繊維束に旋回気流を作用させ撚りを
施す空気紡績ノズルを有する形式であり、前記張力検出
部は、屈曲状態にした糸の張力の合力を検出する形式で
あって、前記デリベリローラの下流側に設けられている
ものである。これにより、糸の太さを測定することで、
太糸、細糸、スラブを検出し、張力を測定することによ
り弱糸を検出できる。
【0008】請求項2の紡績装置は、供給される繊維束
に撚りを施して糸とする紡績部と、この紡績部からの糸
を送出するデリベリローラと、このデリベリローラで送
出された糸を巻き取る巻取部とを備えてなる紡績装置で
あって、前記糸の太さを測定して糸の欠陥を検出する太
さ検出部と、前記糸の張力を測定して糸の欠陥を検出す
る張力検出部と、張力検出部からの信号を処理して弱糸
欠陥信号を出力し、太さ検出部からの信号を処理して太
糸欠陥信号又は細糸欠陥信号を出力する評価部とが設け
られ、前記紡績部は、供給される繊維束に旋回気流を作
用させ撚りを施す空気紡績ノズルを有する形式であり、
前記張力検出部は、屈曲状態にした糸の張力の合力を検
出する形式であって、前記デリベリローラの下流側に設
けられているものである。これにより、糸の太さを測定
することで、太糸、細糸、スラブを検出し、張力を測定
することにより弱糸を検出できる。
【0009】請求項3の紡績装置は、供給される繊維束
に撚りを施して糸とする紡績部と、この紡績部からの糸
を送出するデリベリローラと、このデリベリローラで送
出された糸を巻き取る巻取部とを備えてなる紡績装置で
あって、前記糸の太さを測定して糸の太さの欠陥を検出
する太さ検出部と、前記糸の張力を測定して糸の撚りの
欠陥を検出する張力検出部と、張力検出部からの信号を
処理して弱糸欠陥信号を出力し、太さ検出部からの信号
を処理して太糸欠陥信号又は細糸欠陥信号を出力する評
価部とが設けられ、前記紡績部は、供給される繊維束に
旋回気流を作用させ撚りを施す空気紡績ノズルと、互い
に軸方向を交差して接触状態に軸支された一対のローラ
よりなり、空気紡績ノズルから送出された繊維束に、空
気紡績ノズルによる旋回気流と反対方向の撚りを施す仮
撚装置とを有しており、前記張力検出部は、屈曲状態に
した糸の張力の合力を検出する形式であって、前記仮撚
装置と前記デリベリローラとの間に設けられているもの
である。これにより、糸の太さを測定することで、太
糸、細糸、スラブを検出し、張力を測定することにより
弱糸を検出できる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の紡績装置および紡績方法
について、図面を参照して説明する。
【0015】先ず、本発明の紡績装置を、図1乃至図4
に基づいて説明する。図1において、紡績装置1は紡績
ユニット1uを、図2に示すように、多数並設してな
り、該各紡績ユニット1uに沿って紡績装置1の機台長
手方向に往復移動する自走式の糸継ぎ装置12(図3に
も示す)を備えている。紡績ユニット1uは、ドラフト
部2,空気紡績ノズル3と仮撚装置4からなる紡績部
5,デリベリローラ6,結束糸Yの張力を測定するテン
ションセンサ7等からなる張力検出部8,結束糸Yの弛
みをとるスラックチューブ9,結束糸Yの太さを測定す
るスラブキャッチャー10および巻取部11を上流側か
ら下流側に向けて一連に設けてなっている。
【0016】ドラフト部2は、バックローラ対15,エ
プロンベルト16を装架したミドルローラ対17,フロ
ントローラ対18よりなっている。各ドラフトローラ対
の内、フロントローラ対18はそのボトムローラを各ユ
ニット共通のラインシャフト上に設けて全ユニット一斉
に駆動されるが、その他の各ローラは、各ユニット毎に
駆動停止可能になっている。
【0017】空気紡績ノズル3は、フロントローラ対1
8の下流側に配置され、ノズル内側面接触方向に圧空噴
射孔を開口して、該圧空噴射孔より圧縮空気を噴射す
る。これにより空気紡績ノズル3内に後述する仮撚装置
4の加撚方向と反対方向の旋回気流を発生させる。ま
た、空気紡績ノズル3は、図示しないエア供給管、メカ
ニカルバルブ等を介して圧縮空気を供給する圧力供給源
に接続され、上記メカニカルバルブの操作により圧縮空
気の供給が停止されるようになっている。尚、上記圧空
噴射孔は糸走行方向、つまり下流側に向けて傾斜して設
けてあり、空気紡績ノズル3の導入側付近で吸引気流を
生じ易くなっている。
【0018】仮撚装置4は、互いに軸方向を交差して接
触状態に軸支されている一対のローラ20,21よりな
る。各ローラ20,21はゴム等の可撓性弾性材からな
る薄肉のローラをローラ芯体に外嵌してなる中空ローラ
であり、且つ、その周面両端部に対して中央部が断面弧
状に膨らんだ樽形の外形状をなしている。そして、各ロ
ーラ20,21は、この回転軸の端部に設けられた図示
しないプーリとモータの回転軸に固定したプーリとの間
に、夫々、ベルトを巻掛け、該モータにより等周速で同
期して回転されるようになっている。上記空気紡績ノズ
ル3と仮撚装置4とによって、ドラフト部2で引き伸ば
された繊維束Sが結束糸Yに形成される。この結束糸Y
は、ほぼ直線的に並べられた繊維群を芯繊維とし、その
芯繊維の周囲に巻取繊維が、らせん状に巻付いた構造と
なっている。
【0019】デリベリローラ6には、当接自在にされた
ニップローラ25が配置されている。ニップローラ25
は、図示しないスプリングにより図中の時計方向に付勢
されており、デリベリローラ6に圧接されて結束糸Y
(紡績糸)を送出可能としている。
【0020】スラブキャッチャー10は、結束糸Yの断
面変化(太さ)を測定することで、結束糸Yのスラブ、
太糸、弱糸を含む細糸等の欠陥、及び、糸切れを測定す
るもので、それらを測定した場合は太さ測定信号を出力
する。
【0021】巻取部11は、図示しないトラバース装置
で結束糸Yを綾振りしながら、クレードルアームに回転
自在に支持され、且つ、フリクションローラ26に圧接
されて回転する巻取パッケージPに巻き取るものであ
る。
【0022】糸継ぎ装置12は、図3および図4に示す
ように、各紡績ユニット1uの各々に配置されるのでは
なく、紡績装置共通の糸継ぎ台車30が走行自在に配置
されている。すなわち、図4に示すように、紡績装置1
のコ字型空間31内に糸継ぎ装置12が配置され、レー
ルに案内されて糸継ぎを必要とする紡績ユニット1uの
前に移動して糸継ぎを行うようになっている。この糸継
ぎ台車30はノッタ32と呼ばれる糸継ぎ機能を有する
機器を有しており、先端に略円形吸引孔を有するサクシ
ョンパイプ(紡績部側糸吸引部材)33と先端に偏平な
吸引口を有するサクションマウス(巻取部側糸吸引部
材)34とを備えている。
【0023】次に、張力検知部8について、図4乃至図
6を参照して説明する。図4乃至図6において、張力検
出部8は、仮撚装置4で撚りを施された結束糸Yの張力
を測定するテンションセンサ6と、テンションセンサ6
で測定された測定信号に基づいて結束糸Yの欠陥を評価
する評価部51とを有している。
【0024】先ず、図4および図5において、テンショ
ンセンサ6は、センサ本体35内に配置される弾性板3
6と、ガイド棒体(糸ガイド支持体)37および歪み測
定部材38とを有して構成されている。
【0025】ガイド棒体(糸ガイド支持体)37は、弾
性板36に対して直角方向(略直角方向)に突設状態と
なるように、その基端側が弾性板36に固設されてい
る。また、ガイド棒体37は、図1にも示すように、内
ケースの円筒部に挿通されその先端側が円筒部から外部
へ突出されている。ガイド棒体37の先端部には、糸ガ
イド39が取り外し自在に支持されている。デリベリロ
ーラ6(ニップローラ25)と糸ガイド39とスラブキ
ャッチャ(太さ検出部)9とによる屈曲状態の結束糸Y
が形成する屈曲面A(図5に示す)に直交している。ガ
イド棒体37の外周面と円筒部の内周面との間には周方
向に均等な隙間が設けられていて、この隙間の分だけガ
イド棒体37(即ち糸ガイド39)が移動可能になって
いる。つまり、円筒部(厳密には円筒部の先端部)はガ
イド棒体の移動可能な範囲を制限するストッパとなって
いる。
【0026】弾性板36は、例えばホーロ金属板で構成
され、上記屈曲面A(結束糸Y)に平行してセンサ本体
35の内部空所内に配置されている。また、弾性板36
は、図5に示すように、ガイド棒体37を境にして結束
糸Yの上流側(デリベリローラ6側)と下流側(巻取パ
ッケージP側)に加わる張力Tの合力Fが作用する方向
の両端側を、センサ本体35のボルト等により二点支持
されている。なお、一点支持としても良い。これによ
り、ガイド棒体37が上記合力Fにより撓む(揺動す
る)と、その合力Fが弾性板36に伝達されるので、2
点支持された弾性板36はガイド棒体37の基端側を基
準に、2点支持の間で波状変形される。すなわち、ガイ
ド棒体37が撓むと、弾性板36は、上記合力Fが作用
する側で結束板Y側から離れるように窪み、合力Fの反
対側が結束糸Yに近接するように膨らむように波状変形
される。尚、弾性板36の厚さは、微妙に変化する結束
糸Yの張力に対応して上記波状変形のできる厚さにする
ことが好ましい。
【0027】歪み測定部38は、弾性板36に備えられ
た複数枚の歪みゲージ(例えば、メタルグレード歪み感
応抵抗体)40で構成されている。各歪みゲージ40
は、ガイド棒体37を境にして、上記合力Fが作用する
方向で弾性板36の波状変形が顕著に現れる箇所にそれ
ぞれ固着され、上記波状変形(窪み、膨らみ)による弾
性板36の伸びと縮み(歪み)を測定できるようになっ
ている。そして、各歪みゲージ40はコントローラ基板
45に接続されており、コントローラ基板45は弾性板
36の歪み量(結束糸Yの張力)を張力測定信号とし
て、紡績コントローラ50に含まれる評価部51(図6
に示す)に出力するものである。また、機種毎の機能を
有する付加的なコントローラ基板45aは、必要に応じ
てセンサ本体35の内部空所を閉塞するように充填され
た樹脂層46内に埋設されている。尚、歪みゲージ40
は、弾性板36に貼り合わせて配置するものでもよく、
また、平面印刷工法等によって弾性板36に直接配置す
るものであってもよい。
【0028】そして、上記のように構成されるテンショ
ンセンサ7は、図1、図3にも示すように、デリベリロ
ーラ6とスラックチューブ(たるみ取りチューブ)10
を通過した後のスラブキャッチャ(太さ検出部)10と
の間で、デリベリローラ6を通過した結束糸Yを屈曲し
て巻取パッケージPに向かうように走行方向を変更する
ように、センサ本体35に形成された鍔部35A(図5
に示す)を紡績装置1に取付けることで固定されてい
る。
【0029】上記のようにテンションセンサ7のコント
ローラ基板45に接続される紡績コントローラ50は、
図6に示すように、評価部51と紡績制御部52とを主
要部として構成されている。評価部51は、テンション
センサ7から出力される張力測定信号、及びスラブキャ
ッチャ10から出力される太さ測定信号を入力すると、
これら測定信号と所定範囲の張力基準値、及びと太さ基
準値とを比較して、結束糸Yの欠陥(スラブ、太糸、細
糸および弱糸)と、巻取パッケージPの綾落ち、棒巻き
等の巻取不良の発生の有無を評価するものである。
【0030】具体的に、評価部51は、テンションセン
サ7から出力される張力測定信号と張力基準値とを比較
して、結束糸Yの弱糸の発生と、巻取パッケージPの綾
落ち、棒巻きの発生を評価する。すなわち、評価部51
には、結束糸Yの弱糸、巻取パッケージPの綾落ち、棒
巻きに対応する張力基準値が記憶されている。張力基準
値は、張力低下の平均値、この平均値の振幅と振幅時間
に関するデータが結束糸Yの弱糸、巻取パッケージPの
綾落ち、棒巻きの別に記憶されている。
【0031】ここで、結束糸Yに発生する弱糸Yとは、
芯繊維を結束する巻付繊維の結束力が緩んで発生するも
ので、後述にする図8に示すように、上記データは張力
が極端に低下し、その振幅が少なく且つ振幅時間が比較
的長いものとされている。また、巻取パッケージPの綾
落ちとは、巻取パッケージPにトラバースされる結束糸
Yが一瞬間、巻取パッケージPの紙管に脱落して再びト
ラバース作動に復帰されるような現象であり、後述にす
る図9に示すように、上記データは張力が極端に低下
し、その振幅且つ振幅時間が短いものとされている。更
に、巻取パッケージPの棒巻きとは、巻取パッケージP
にトラバースされる結束糸Yが巻取パッケージPの紙管
に脱落して、一定時間の間に結束糸Yが上記紙管に巻き
取られた後に再びトラバース作動に復帰されるような現
象であり、後述にする図10に示すように、上記データ
は張力の低下が少なく、その振幅が大きく且つ振幅時間
が長いものとされている。
【0032】更に、評価部51は、スラブキャッチャー
10から出力される太さ測定信号と太さ基準値とを比較
して、結束糸Yのスラブ、太糸および細糸の発生を評価
する。すなわち、評価部51には、更に結束糸Yのスラ
ブ、太糸に対応する太さ基準値が記憶されている。太さ
基準値は、正常(欠陥のない)な結束糸Yの太さ(断
面)に関する所定の許容範囲を有するデータである。
【0033】このように、評価部51は、上記のような
結束糸Yの弱糸、巻取パッケージの綾落ち、棒巻きの各
データが入力されて張力基準値とテンションセンサ10
が出力する張力測定信号とを比較して、この張力測定信
号が張力基準値の各データに該当する場合には、各々の
データに応じた弱糸欠陥信号、綾落ち欠陥信号および棒
巻き欠陥信号を紡績制御部52に出力する。また、評価
部51は、上記太さ基準値とスラブキャッチャー10が
出力する太さ測定信号とを比較して、この太さ測定信号
が太さ基準値の範囲以上になる場合には、太糸欠陥信号
を紡績制御部52に出力し、太さ測定信号が太さ基準値
の範囲より小さくなる場合には、細糸欠陥信号を紡績制
御部52に出力するようになっている。そして、評価部
から各欠陥信号を入力した紡績制御部52は、紡績の実
効を停止すると共に、図示しないプリンタやアラーム装
置に各欠陥別に表示するようになっている。
【0034】本発明の紡績装置1は、以上のように構成
されるが、次に、この紡績装置1を用いて結束糸Yを紡
績する方法について説明する。
【0035】図1において、円筒状のケンスKにコイル
状に巻かれたスライバS(繊維束)が、圧接状態で駆動
されるドラフタ部2の各ローラ15,17,18をそれ
ぞれ通過することによって順次ドラフトされ、フロント
ローラ対18の下流側に配置された空気紡績ノズル3の
圧空噴射孔から仮撚装置4の加撚方向を反対方向の旋回
気流を発生させながら仮撚装置4に噴出させる。
【0036】そして、仮撚装置4の一対のローラ20,
21を通過する際に、スライバS(繊維束)に加撚が施
されて結束糸Yの状態にされ、デリベリローラ6とニッ
プローラ25により仮撚装置4の各ローラ20,21間
から引き出される。その後、撚りが施された結束糸Y
は、張力検出部8のテンションセンサ7のガイド棒体3
7で屈曲されて、スラックチューブ9およびスラブキャ
ッチャー10を通過して、図示しない手段でトラバース
されながらフリクションローラ26により巻取パッケー
ジPに巻き取れる。
【0037】このように、結束糸Yがテンションセンサ
7のガイド棒体37を通過する際には、屈曲状態にされ
た結束糸Yの上流側(デリベリローラ6側)と下流側
(巻取パッケージP側)に加わる張力Tの合力Fにより
(図5に示す)、ガイド棒体37が倒れることで、弾性
板36が波状に変形する。これにより、各歪みゲージ4
0が弾性板37の上記波状変形による弾性板36の伸び
縮み(歪み)を連続して測定して、コントロール基板4
5を介して張力測定信号を順次、紡績コントローラ50
(評価部51)に出力する。また、これと同時に、スラ
ブキャッチャー10も結束糸Yの太さを連続して測定
し、太さ測定信号を紡績コントローラ50(評価部5
1)に出力する。
【0038】すなわち、結束糸Yに弱糸(綾落ちや棒巻
きを含む)が発生すると、結束糸Yの張力が低下してガ
イド棒体37の倒れが、正常(欠陥のない)な結束糸Y
の張力による倒れより減少し、弾性板36の波状変形も
減少することから、弾性板36の波状変形も減少する。
このように、各歪みゲージ40は、結束糸Yに発生する
弱糸、巻取パッケージPに発生する綾落ち、棒巻きに応
じた弾性板36の波状変形の増減を測定して、上記のよ
うにコントローラ基板45を介して張力測定信号を順
次、紡績コントローラ50(評価部51)に出力するも
のである。
【0039】上記のように紡績コントローラ50が各測
定信号を入力すると、この評価部51で、以下のよう
に、結束糸Yの欠陥の発生と、巻取パッケージPの綾落
ち、棒巻きの発生の有無を評価する。
【0040】先ず、評価部51は、テンションセンサ
7からの張力測定信号が、張力基準値の各データに該当
せず、且つスラブキャッチャー7からの太さ測定信号が
太さ基準値の範囲内にあることを条件に、結束糸Yに欠
陥が発生せず、又巻取パッケージPに綾落ち、棒巻きが
発生していないと評価して、紡績制御部52に各欠陥信
号を出力することない。従って、紡績コントローラ50
の紡績制御部52は、紡績の実効を継続させる。
【0041】また、評価部51は、テンションセンサ
7からの張力測定信号が、張力基準値の各データに該当
することを条件に、その該当するデータに対応する結束
糸Yの弱糸、巻取パッケージPの綾落ち、棒巻きが発生
したと評価して、紡績制御部52に欠陥に対応する弱糸
欠陥信号、綾落ち欠陥信号又は棒巻き欠陥信号の各々を
紡績制御部52に出力する。そして、各欠陥信号を入力
した紡績コントローラ50の紡績制御部52は、紡績の
実行を停止すると共に、特に巻取パッケージPの綾落
ち、棒巻きが発生した時には、図示しないアラーム装置
を作動してオペレータに知らせる。
【0042】更に、評価部51は、スラブキャッチャ
ー10からの太さ測定信号が、太さ基準値の範囲以上に
なることを条件として、結束糸Yにスラブ、太糸が発生
したと評価し、又太さ測定信号が、太さ基準値の範囲よ
り小さくなることを条件として、結束糸Yに細糸が発生
した評価して、その欠陥に対応する太糸欠陥信号、細糸
欠陥信号を紡績制御部52に出力する。そして、欠陥信
号を入力した紡績コントローラ50の紡績制御部52
は、紡績の実効を停止する。
【0043】上記のように紡績コントローラ50の紡績
制御部52が結束糸Yの欠陥信号を入力すると、ドラフ
ト部2の各ローラ15,17,18を停止して、スライ
バS(繊維束)の供給を停止し、空気紡績ノズル3のエ
ア噴射も停止すると共に、糸継ぎ装置12を結束糸Yに
欠陥が発生した紡績ユニット1uに移動させる。
【0044】そして、図示しない手段で巻取パッケージ
Pに巻き取られた結束糸Yの弱糸、スラブ、太糸の部分
を切断除去し、糸継ぎ装置12のサクションパイブ33
で空気紡績ノズル3の出口の結束糸Yをノッタ32まで
運び、サクションマウス34で巻取パッケージPの結束
糸Y端をノッタ32まで運んで、このノッタ32により
糸継ぎをして、紡績可能な状態に復帰させる。また、巻
取パッケージPに綾落ち、棒巻きが発生すると、上記ア
ラーム装置でアラームを発して、オペレータが巻取パッ
ケージPの綾落ち、棒巻きを直して、紡績可能な状態に
復帰させる。なお、継続装置12によって自動処理する
ように構成してもよい。
【0045】尚、本発明の紡績装置1および紡績方法に
おいては、張力検出部8を構成するテンションセンサ7
を、デリベリローラ6とスラブチャッチャ10の間に設
けて、結束糸Yの張力を測定するものについて説明した
が、これに限定されるものでなく、図7に示すように、
デリベリローラ6と仮撚装置4との間に設けて、結束糸
Yの張力を測定するようにしてもよい。尚、図7におい
て、図1と同一の符号は同一の部材を示す。この場合に
は、テンションセンサ7は、上記に示したと同様な方法
により結束糸Yの欠陥(弱糸)のみを測定できる。
【0046】また、テンションセンサ7を紡績装置1に
直接設けると、紡績装置1に発生する振動による弾性板
36の変形も各歪みゲージ40が測定しまう恐れがある
ので、テンションセンサ7に圧電素子(振動検出セン
サ)を実装することで、上記振動を測定検出して、各歪
みゲージ40の張力測定信号から上記振動による測定信
号を除いて、各歪みゲージ40による測定精度を向上さ
せるようにしてもよい。
【0047】また、テンションセンサ7を、巻取パッケ
ージPの上流側に設けて、結束糸Yに発生する欠陥(弱
糸、細糸、スラブおよび太糸)の別に変動する張力を測
定するようにすると、スラブキャッチャー10を用いる
ことなく、結束糸Yの各欠陥(弱糸、細糸、スラブおよ
び太糸)を測定できる。特に、図7に示すように、デリ
ベリローラ6と仮撚装置4とにテンションセンサ7を設
けるようにすると、トラバースされて巻取パッケージP
に巻き取られる振動がデリベリローラ6で遮断されて、
その影響を受けることなく、容易且つ精度良く結束糸Y
の欠陥(弱糸、細糸、スラブおよび太糸)の欠陥を測定
することが可能となる。
【0048】更に、本発明の紡績装置1および紡績方法
では、仮撚装置4で撚りが施された結束糸Yの張力をテ
ンションセンサ7で測定するものを示したが、これに限
定されるものでなく、実撚糸の紡績装置に適用してもよ
い。
【0049】次に、図8乃至図10において、テンショ
ンセンサ7で結束糸Yの弱糸、巻取パッケージPの綾落
ち、棒巻きにおける結束糸Yの張力変動を測定した結果
を示す。
【0050】図8では、結束糸Yに弱糸が発生したとき
のテンションセンサ7とスラブキャッチャー10との測
定結果を示すものである。これによれば、テンションセ
ンサ7で測定すると、弱糸が発生した部分の張力低下が
顕著となることから、結束糸Yの太さの変動の小さい場
合においても、精度良く弱糸を検出することができる。
これに対して、スラプキャッチャー10で弱糸を測定す
ると、正常な結束糸Yの太さの変動が微妙に変化するだ
けなので、弱糸を検出することができない。
【0051】図9では巻取パッケージPに綾落ちが発生
したときを、図10では巻取パッケージPに棒巻きが、
発生したときのテンションセンサ7の測定結果を示すも
のである。両図において、テンションセンサ7で測定す
ると、巻取パッケージPに綾落ちや棒巻きが発生した部
分の張力低下が顕著になることから、巻取パッケージP
の綾落ちや棒巻きを検出できる。なお、図9では綾落ち
が2回発生し、図10では棒巻きが3回発生している。
【0052】また、図8乃至図10において、テンショ
ンセンサ7で結束糸Yの弱糸、巻取パッケージPの綾落
ち、棒巻きの測定結果を比較すると、各欠陥(弱糸、綾
落ち、棒巻き)における測定結果に著しい差異があるこ
とが確認される。すなわち、結束糸Yに発生する弱糸の
測定結果は、結束糸Yの張力低下が著しく、その振幅が
短いく且つ振幅時間が長い特徴を有する。また、巻取パ
ッケージPの綾落ちの測定結果は、結束糸Yの張力が瞬
間的に著しく低下して再び元に戻る特徴を有する。、更
に、巻取パッケージPの棒巻きの測定結果は、張力が低
下し、その振幅が大きく且つ振幅時間も長い特徴を有す
る。
【0053】このように、各欠陥(弱糸、綾落ち及び棒
巻き)の測定結果に基づいて、上記評価部51に記憶さ
れる張力基準値の各データを設定すれば、結束糸Yに発
生する弱糸、巻取パッケージPに発生する綾落ち、棒巻
きの別を、結束糸Yの張力を測定することのみをもっ
て、確実に評価することができる。
【0054】尚、結束糸Yに発生するスラブ、太糸及び
細糸の張力変動を測定して、評価部51の張力基準値の
データとして記憶させるようにすれば、テンションセン
サ7の測定結果に基づいて結束糸Yのスラブ、太糸及び
細糸を同時に評価、検出することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】このように本発明によれば、請求項1〜
3の紡績装置によれば、糸に発生する弱糸等の欠陥によ
り変動する糸の張力を張力検出部で測定して、この測定
結果に基づいて糸の欠陥の有無を検出するようにしてい
るので、特に、弱糸等の糸の欠陥を精度を良く検出する
ことができ、生産される糸の品質を向上させることが可
能となる。また、張力検出部で糸の張力を測定するとと
もに、太さ検出部で糸の太さを測定することで、太さの
変動のある糸の欠陥と太さ変動としてあらわれにくい糸
の欠陥を区分して、更に精度良く糸の欠陥を検出でき、
生産される糸の更なる品質向上を図れる。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】紡績装置を示す模式斜視図である。
【図2】紡績装置を示す正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】張力検出部を構成するテンションセンサの構成
を示す断面図である。
【図5】張力検出部を構成するテンションセンサの構成
を示す正面図である。
【図6】テンションセンサの評価部と紡績コントローラ
を示す模式図である。
【図7】紡績装置の変形例を示す模式斜視図である。
【図8】テンションセンサとスラブキャッチャーとで結
束糸の弱糸を測定した結果を示すグラフ図である。
【図9】巻取パッケージに綾落ちが発生した場合のテン
ションセンサの測定結果を示すグラフ図である。
【図10】巻取パッケージに棒巻きが発生した場合のテ
ンションセンサの測定結果を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 紡績装置 5 紡績部 7 テンションセンサ 8 張力検出部 10 スラブキャッチャー 11 巻取部 S スライバ(繊維束) Y 結束糸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される繊維束に撚りを施して糸とす
    る紡績部と、この紡績部からの糸を送出するデリベリロ
    ーラと、このデリベリローラで送出された糸を巻き取る
    巻取部とを備えてなる紡績装置であって、 前記糸の太さを測定して糸の太さの欠陥を検出する太さ
    検出部と、前記糸の張力を測定して糸の撚りの欠陥を検
    出する張力検出部とが設けられ、 前記紡績部は、供給される繊維束に旋回気流を作用させ
    撚りを施す空気紡績ノズルを有する形式であり、前記張
    力検出部は、屈曲状態にした糸の張力の合力を検出する
    形式であって、前記デリベリローラの下流側に設けられ
    ている、紡績装置。
  2. 【請求項2】 供給される繊維束に撚りを施して糸とす
    る紡績部と、この紡績部からの糸を送出するデリベリロ
    ーラと、このデリベリローラで送出された糸を巻き取る
    巻取部とを備えてなる紡績装置であって、 前記糸の太さを測定して糸の欠陥を検出する太さ検出部
    と、前記糸の張力を測定して糸の欠陥を検出する張力検
    出部と、張力検出部からの信号を処理して弱糸欠陥信号
    を出力し、太さ検出部からの信号を処理して太糸欠陥信
    号又は細糸欠陥信号を出力する評価部とが設けられ、 前記紡績部は、供給される繊維束に旋回気流を作用させ
    撚りを施す空気紡績ノズルを有する形式であり、前記張
    力検出部は、屈曲状態にした糸の張力の合力を検出する
    形式であって、前記デリベリローラの下流側に設けられ
    ている、紡績装置。
  3. 【請求項3】 供給される繊維束に撚りを施して糸とす
    る紡績部と、この紡績部からの糸を送出するデリベリロ
    ーラと、このデリベリローラで送出された糸を巻き取る
    巻取部とを備えてなる紡績装置であって、 前記糸の太さを測定して糸の太さの欠陥を検出する太さ
    検出部と、前記糸の張力を測定して糸の撚りの欠陥を検
    出する張力検出部と、張力検出部からの信号を処理して
    弱糸欠陥信号を出力し、太さ検出部からの信号を処理し
    て太糸欠陥信号又は細糸欠陥信号を出力する評価部とが
    設けられ、 前記紡績部は、供給される繊維束に旋回気流を作用させ
    撚りを施す空気紡績ノ ズルと、互いに軸方向を交差して
    接触状態に軸支された一対のローラよりなり、空気紡績
    ノズルから送出された繊維束に、空気紡績ノズルによる
    旋回気流と反対方向の撚りを施す仮撚装置とを有してお
    り、 前記張力検出部は、屈曲状態にした糸の張力の合力を検
    出する形式であって、前記仮撚装置と前記デリベリロー
    ラとの間に設けられている、紡績装置。
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