JPH06507455A - 紡糸機紡糸単位におけるスプールの直径を確認するための方法および装置 - Google Patents
紡糸機紡糸単位におけるスプールの直径を確認するための方法および装置Info
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- JPH06507455A JPH06507455A JP5508143A JP50814393A JPH06507455A JP H06507455 A JPH06507455 A JP H06507455A JP 5508143 A JP5508143 A JP 5508143A JP 50814393 A JP50814393 A JP 50814393A JP H06507455 A JPH06507455 A JP H06507455A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
紡糸様紡糸単位におけるスプールの直径を確認するための方法および装置
本発明は、既知の太さのスライバが一定の速度で供給され、これから糸を形成し
、スライバ供給速度に対して一定割合の排出速度で糸が排出され、これに対して
一定の巻回速度で糸がスプールに巻回されるべき紡糸機番紡糸部分において、こ
のスプールの直径を確認するための方法およびこれを実施するための装置に関す
る。
スプール直径を確認するため、スプール周面に対して可変的接触をもたらすこと
は公知である。この可変的接触は、所望の時点において、変化するスプール直径
を確認するための機械的方法である。これに関連して、連続的にもしくは非連続
的にスプール周面に接触する機械的センサを使用するのが一般的である。
実際上経験されるように、正確な機能をもたらすための前提条件は、常に硬く巻
回された糸のスプールが形成されることであるが、これには制約がある。軟かく
巻回されたスプールの場合には、可変的接触の中断により、スプール直径のため
に形成されるべきスプール周面上の信号を歪曲する。このような事態は、糸切れ
後の糸束端を初回で検出する期待可能性を減少させ、あるいはスプールの交換を
不正確ならしめる結果を招来する。スキャナ(西独特許出願公開3827345
号公報)によるスプール直径の機械的走査は、従来技術における欠点を克服し得
ない。
非接触センサの使用により糸巻口スプールの直径を検出する第2の解決法があり
得る。光学的センサは、表面の機械的接触を必要とせずに、スプールの変化する
直径を連続的に検出する。しかしながら、光学的スキャナ(西独特許出願公開3
617151号公報第3図)は、塵埃、繊維その他の粉体により光学的素子が汚
染され、その結果得られた信号に変造をもたらす欠点を有する。
従来技術における第3の方法(米国特許3877309号)は、排出ローラもし
くは巻回ローラの回転数を検出し、これに基づいて糸の長さおよびその径を確認
する。
しかしながら、この解決方法はスプール周面に対し糸受領装置を移動させ適当位
置にもたらすためには使用され得ない。実際的条件下における影響ファクターを
考慮せず、従って糸巻同体周面と糸受領装置の間の一定の間隔が維持されないか
らである。この影響ファクターは、またスプール交換開始時点を確認する場合に
不正確性をもたらすべきものでもある。
このような影響ファクターは、例えば
種々の硬さの、場合により収縮する押圧ローラ(これは排出ローラに可変的なス
リップをもたらす)、および不均斉に摩耗した摩擦ローラ上の被覆ゴム(巻回緊
張力に変動をもたらす)である。
多様な紡糸可能材料ならびに多様な紡糸パラメータ(糸の太さ、巻回緊張力)の
結果として、種々に異なる糸の太さおよび糸巻同体の硬さが常態となる。これは
スプール直径を検出するセンサを使用する場合に(らべて、センサに依らないス
プール直径の確認を不正確ならしめる。
そこで本発明の課題は、上述した欠点を回避克服し、スプールの直接走査をする
ことな(簡単な態様でそれぞれのスプール直径を確認できる方法および装置を提
供することである。
この課題は、所定の条件(糸の太さ、巻回緊張力)下において、一定のスプール
直径に対応する糸の長さが経験的に確認され、
この紡糸単位においてあり得る紡糸操業中断を考慮して、形成された糸の長さが
測定され、
巻回速度の排出速度に対する商から巻回緊張力が確認され、
次いで確認された糸の太さと確認された巻回緊張力が、一定のスプール直径に対
して経験的に確認された糸の長さに基づいた糸の太さおよび巻回緊張力と比較さ
れ、ここで生ずる偏差が、実際のスプール直径の確認の際に糸の長さに対する補
正ファクターとして用いられることを特徴とする方法により解決される。
糸の長さの経験的確認は、参照値の形成に役立つ。これにより糸の長さは、スプ
ールを形成しながら、スプールに給送される糸の直接走査により計測され得る。
当然ながら、スプールの形成後に、すなわちこれが設定値に達した後に、スプー
ルから巻戻される糸の長さを適当な、従来慣用の方法で計測し得る。
これは同じ長さの糸を紡糸する場合に適用される。何らかの歪曲を招来するべき
影響を考慮する限り、同じ量の糸が巻回されるべきであるからである。この場合
、紡糸作業の中断、例えば糸切れは、糸の長さを確認する際に考慮されねばなら
ない。例えば排出ローラの回転を測定しくその直径を考慮して)、これから実際
の糸長さを算出(紡糸作業の中断などを考慮して)することにより、紡糸された
糸の長さを確認する。スプールの直径は糸の太さに依存するから、これは紡糸さ
れるスライバの太さならびに遅延、すなわち、スライバ供給速度対糸排出速度の
商から確認され得る。スプール直径はさらにスプールが固く巻回されているか否
か、すなわちそのための巻回緊張力、巻回速度対排出速度の商から確認される。
次いで、参照値として与えられた糸の太さおよび参照値として与えられた巻回緊
張力を、後に実際的に測定された対応数値と比較する。この比較により得られる
偏差から、補正値が形成され、これは実際のスプール寸法の確認の際に考慮され
、一定のスプール直径に対応する参照糸長さとの対比で、糸長さの延長もしくは
縮小が導かれる。
対応する補正を行うコンピュータには、参照値の入力によりあらかじめプログラ
ムが組まれており、補正が正しい最終値をもたらすことに留意され度い。
ことに円錐状スプールを形成する場合の不正確性を排除するため、一定の法線に
関連するスプール直径が参照値として使用されるべきことを考慮されるべきであ
る。
排出ローラ対の押圧ローラは、長期間にわたる操業により摩耗する可能性がある
、スプール駆動用巻回ローラの場合にはこれがさらに甚だしくなる。
この理由から、本発明方法の有利な実施態様においては、所定の時間が経過する
ごとに、一定のスプール直径に対する実際上の糸長さを再検査し、実際の糸の長
さの、補正ファクターが考慮されるべき理論的糸長さからの偏倚により補正ファ
クターを調整する。このようにしてときどき中間的にもたらされる摩耗が考慮さ
れ、スプール直径に影響を及ぼすべき駆動部材の摩耗にかかわらず、スプール直
径が比較的小さい公差の範囲内において、一定に保持され得る。
糸長さの測定は、原則的に任意のスプール直径で行われることができ、これはこ
とに参照値確認の場合にも該当する。後に行われるスプール直径の再検査の場合
には、満杯スプールの好ましい直径を、上記の一定スプール直径として選択する
だけで充分である。
例えばロータ紡糸機もしくは摩擦紡糸機における場合のように糸の撚りが機械的
に付与されるときは、糸の撚りが糸を硬くしもしくは軟らかくするので、本発明
方法のさらに遊離な実施態様では、紡糸部材の回転数対排出ローラ回転速度の商
から、糸の一定長さ当たりの撚り数が確認され、所定の参照値からの偏差が、実
際のスプール直径を確認する際の補正ファクターとして考慮される。
所定の参照値は、コンピュータのプログラミングの際にすでに付与されており、
従ってこの既知の参照値と比較が可能である。糸の撚り数の測定は、従って糸太
さの確認に対して追加的に行われ得る。前述したように実際の糸の太さは、糸に
おける撚りには余り関係がないからである。
紡糸ロータの場合、この紡糸部材の回転数は、糸にもたらされる撚りの単位時間
当たりの数に正確に対応する。
しかしながら、摩擦紡糸の場合、その直径は糸の直径ないし太さの何倍かであっ
て、その撚りは、少な(とも摩擦紡糸部材の周縁における糸の転勤によりもたら
され、摩擦紡糸部材の回転数に対し、糸にはこの数に比して著しく大きい数の撚
りがもたらされる。これは長さ単位当たりの糸の撚り数を確認する場合に考慮さ
れねばならない。従って、回転する紡糸部材の周縁面から、この上で転動し、形
成されつつある糸への回転伝導が行われるべき本発明装置らおいて、糸の単位長
さ当たりの撚り数確認のためには、紡糸部材と糸の間の回転伝導挙動が考慮され
る必要がある。
糸の撚りが空気力学的にもたらされる紡糸方法の場合、糸の撚り、従ってまた糸
の硬さは、糸に作用するために導入される圧搾空気の圧力に依存する。このこと
は、個々の繊維が転動する糸末端にからみ付く空気力学的オーブンエンド紡糸法
。スライバが細分スライバに分割され、偽値撚転され、散開され再びからみ合う
繊維末端が偽値撚転位置に固定される空気力学的紡糸方法ぼうし法にも適用され
る。
空気力学的紡糸方法に対して、本発明方法の好ましい実施態様においては、糸の
撚りをもたらすため紡糸部材中に導入される圧搾空気の圧力が測定され、所定の
参照値との偏差が、実際のスプール直径確認の際に補正ファクターとして考慮さ
れる。
しかしながら、圧搾空気圧力は、糸の撚り数、従って糸の硬さに正比例しない。
紡糸部材に給送される圧搾空気用の給送溝腔の寸法、紡糸部材の中央走行路に対
する給送溝腔の位置およびその紡糸部材長さ方向軸線に対する傾斜は、紡糸部材
中の圧搾空気圧力に多少の差はあれ著しく影響し、従って圧力に対応して多少の
差はあれ糸の太さは大きな影響を受ける。紡糸部材の種々の幾何学的形態により
空気圧力に及ぼされる種々の影響の程度は、紡糸部材の他の幾何学的形態を有す
る他の紡糸部材との交換に際し、実際のスプール直径を確認する場合に考慮され
る。この場合の補正ファクターの大きさは、あらかじめ経験的に確認され、次い
で必要の場合にはさらに実験することなく、補正ファクターに対応する標識が入
力位置に設定され、あるいは表中の対応する値が取り上げられ、数値として入力
される。
スプール直径に影響を及ぼすべき他のファクターは、紡糸するために待機してい
る繊維材料の特性である。天然繊維の場合、これは合成繊維にくらべて原則的に
著しく弾力性があり、豊満である。この場合にも、コンピュータ入力の際に参照
値を形成する。さらにスプール直径に影響する繊維材料の特性は、あらためて紡
糸する際に、実際のスプール直径確認のための補正ファクターとして考慮される
。
瞬間的なスプール直径の確認が種々の観点から重要であって、例えば補正ファク
ターを考慮して確認された所定スプール直径に達したときに、スプール交換開始
のための信号を生起させるのが好ましい。
スプール直径の確認は、他方において糸切れの修復と関連して極めて重要である
。本発明において、糸切れに関連して確認されたスプール直径が、信号固有量と
して受領装置駆動手段に調整値確認のために供与され、受領装置は、形成されつ
つあるスプール周面から一定の間隔を置いた位置にもたらされる。
また受領装置としてその駆動手段において摩耗が生起することがあり得るが、こ
れは各紡糸単位において糸受領装置に傷害をもたらす可能性がある。従って、こ
れが個々の紡糸単位において生起した場合、本発明方法においては、糸受領装置
のスプール外周面までの間隔において生ずる遊びが、補正ファクターとして考慮
される。
このような遊びは摩耗の結果として時間と共に変化する。このような遊びの変化
を補償するため、本発明の好ましい実施態様においては、このような遊びを所定
の時間的間隔を置いて再検査し、変化がある場合、対応する補正ファクターが修
正される。
現在のスプール直径を確認するための本発明方法を実施するため、スライバ供給
装置、排出装置および巻回装置に、それぞれの回転速度を確認する回転数受領装
置を配設し、これらを一定のスプール直径に対応する糸の長さを入力し得る共通
の制御装置と接続し、この糸の長さがスライバ供給装置、排出装置および巻回装
置の確認された回転数を基礎として算出される補正ファクターの形態で補正され
得るようになされる。
それぞれのスプール直径を確認する際に糸の撚りを考慮するため、本発明による
装置の好ましい実施態様においては、糸を形成するため紡糸部材が回転せしめら
れるが、この紡糸部材もしくはその駆動部材に、その回転数を計測する計測素子
を配設し、あるいは調整可能とし、これが補正ファクターをもたらすための制御
装置に接続されている。
本発明において紡糸部材が回転することは前提条件ではない。紡糸部材が回転し
ない形態のものであって、紡糸のため空気渦流が回転され、これが接線方向部材
による圧搾空気供給することにより回転状態に維持される場合にも本発明は使用
され得る。この場合オープンエンド紡糸部材ないし単なる紡糸部材が問題であっ
て、これに糸形成のためスライバが供給され、糸に偽値撚転が付与される。この
ような場合、本発明において形成された糸が排出される糸形成圏に開口している
圧搾空気給送開口が設けられ、これに圧搾空気導管、圧搾空気発生源が接続され
ており、その中間に空気圧に応じて信号をもたらす信号発生装置が配設され、こ
れは補正ファクターを形成するため制御装置に接続されている。この制御装置は
、スプール交換装置と接続され、これにより所定のスプール容量が達成されたと
き、満杯スプールを空のスプールと交換される。
なお制御装置は、糸受領装置の駆動手段と接続され、形成されつつあるスプール
周面と一定の間隔を置いた個所まで糸受領装置を移動させ得るようにするのが好
ましい。制御装置において参照値に追加して種々の補正値が入力され得るので、
糸受領装置は形成されつつあるスプールの周面に対して一定間隔を置いて、紡糸
再開に必要な糸の末端を受領するのに最適な個所に常にもたらされ得る。
補正ファクターは必ずしも常に自動的計測形成されるのでな(、各種公差のよう
に一部分は経験的に確認されねばならない補正ファクターもあるので、補正ファ
クターの手作業入力のための入力装置が制御装置に配備される。
この場合、入力装置をいくつかの部分に分割し、スプール直径に影響を及ぼす繊
維材料特性の入力、それぞれの紡糸単位ごとに糸受領装置をスプールに近接させ
る場合の間隔における遊びが入力など個別的に行えるようにするのが好ましい。
各紡糸単位に固有の入力装置を設ける必要がないようにするため、本発明装置の
好ましい実施態様において、制御装置はそれぞれ紡糸単位ごとに別個のメモリを
有し、入力装置がそれぞれ選択的にこれらと接続され得るようになされる。
本発明において「補正ファクター」と称されるのは、制御装置に入力された数値
の基本的設定値を変更するためのすべての数値を意味する。理論的糸長さ、どこ
かに在る遊び、搬送部材ないし伝導部材の摩耗などを考慮するか否かの役割は果
さない。
時間的に正確なスプール交換の調整および糸受領装置の調整のために、スプール
直径は信号固有容量として必要である。以下においてスプール直径の確認に至る
までの、すなわち上述した過程の制御に最終的に使用される入力量である信号固
有容量を得るまでの技術的情況を説明する。
前述したように、本発明方法および装置は簡単かつ確実な態様で、接触を必要と
することなく、種々の摩耗を含めて種々の情況変更に適応して、紡糸処理の間の
種々の課題に対して本質的な意味を有する、それぞれの時点における現在のスプ
ール直径を正確に確認することを可能ならしめる。すなわち時間的に正確なスプ
ール交換が可能ならしめられ、また円錐形スプールの場合にも糸継ぎに必要な糸
長さが、スプール直径の認識によりその認識がない場合に(らべて極めて正確に
確認され得る。さらにまたスプールからの正確な糸束端を受領するために、スプ
ール直径が認識されており、これにより糸受領ノズルがスプールに対して正確に
移動、定置せしめられ、スプールに傷害を与えることなくノズルをスプール局面
にできるだけ近接させることは極めて重要である。
本発明方法による課題解決態様は、オープンエンド紡糸機の機械的撚糸にも、ま
たスライバ処理を空気力学的に行う紡糸機の空気力学的撚糸にも適用可能である
。本発明は、例えばロータ紡糸、摩擦紡糸あるいはさらに静電機紡糸のような、
オープンエンド紡糸原理により作動する紡糸装置に必要であるのみならず、空気
力学的撚糸をもたらす偽値撚り紡糸の場合にも使用され得る。
本発明方法ならびに装置は、経済的に有利に実現され得る。原則的にすべての被
駆動部材が中央駆動手段を有し、それぞれに回転数計測手段が配設され得るから
である。従ってまた、本発明装置は、すでに存在するボア子機に同様の処理単位
を低コストで付設することができる。
以下において本発明を図示の実施態様に関連してさらに具体的に説明する。
図1はロータ紡糸ないし空気運動量モーメント紡糸の場合にスプール直径を確認
するため本発明により信号を確認し、処理するフローシート、
図2はロータ紡糸機における、本発明による紡糸単位の一部断面側面図、
図3は偽値撚り紡糸機の、本発明による紡糸単位の部分的平面、横断面図である
。
ことにロータ紡糸機が実際的に使用されているので、以下においてロータ紡糸機
により本発明の第1実施例を具体的に説明する。
図2は本発明を理解するために必要不可欠な単位として、このようなロータ紡糸
機における処理単位ないし紡糸単位を示す横断面である。ただし図面を簡潔なら
しめるため、紡糸ないし糸継ぎに必要な部材の図示は省略されている。
ロータ紡糸機における紡糸装置lは、供給装置2、解繊装置t3および紡糸ロー
タとして構成された紡糸部材4を有する。紡糸装置lは、これに続いてさらに排
出装置5および巻回装置6を有する。
供給装置2は駆動回転せしめられる供給ローラ2oおよび協働作用する供給架台
21を具備する。これらに対して容器に収納されたスライバBが供給される。供
給ローラ20は、慣用の態様で多数の紡糸単位にわたって延びており、適当な位
置、例えば紡糸機駆動末端において、供給ローラ20の回転数を検知するセンサ
23が配置されている。
解繊装置3は、ケーシング31内に配置された解繊ローラ30を具備し、これか
ら紡糸ロータ4まで繊維供給導管40が延びており、供給装置に給送されたスラ
イバBから、回転する解繊ローラ30を経て排出される繊維Fを紡糸ロータ4に
給送し、ここで糸Gの先端と糸継ぎされる。
糸Gは、図示されていないケーシング内に配設された紡糸ロータ14から糸排出
導管41経て、排出装置5により排出される糸排出装置5は、慣用の態様で多数
の紡糸単位にわたって延びている排出ローラ50と各紡糸単位ごとの圧接ローラ
51とから成る。
糸Gは排出装置5を経て巻回装置6に給送され、慣用の態様で多数の紡糸単位に
わたって延びているスプールローラ60と、各紡糸単位ごとの対向当接ローラ6
1との間に指向される。ローラ61は2本の揺動アームの間に回転可能に保持さ
れている。糸Gの走行路を変向するため、巻回装置6には糸変向案内部材63が
設けられている。
供給装置2と同様に、紡糸ロータ4、排出装置5、巻回装置6にも、それぞれセ
ンサ42.52.64が配設されている。センサ42は、紡糸ロータ自体、ある
いはそのシャフト43もしくはその駆動手段(例えば図示されていない、ロータ
回転数割合を一定にするワッシャー)を走査する。センサ52.64は、多数の
紡糸単位にわたって延びている排出ローラ50、巻回ローラ6oを走査する。セ
ンサ23と同様にこれら両センサは適当な位置、例えば多数の紡糸単位から成る
紡糸機の駆動装置端部に配設される。
センサ23.42.52.64は、導線24.44.52.65により制御装置
7に接続されている。これは種々の事象、例えば空のスリーブと満杯のスプール
との交換、紡糸様停止もしくは糸切れ後の糸継ぎを制御する。
この制御装置7は導線74により入力装置7oと接続されており、この装置70
はまた後に詳述する調整装置71.72.73とされている。
上述したオープンエンド紡糸機において、慣用のセンサ23.42.52.64
により4種類の異なる回転数が検出される。すなわち供給ローラ2oの回転数(
センサ23)、紡糸ロータ4の回転数(センサ42)、排出ローラ50の回転数
(センサ52)、巻回ローラ6oの回転数(センサ64)である。
さらに太さ測定センサ25により、導入されたスライバBの太さが確認される。
センサ25は導線26により制御装置7に接続されている。
キーボードを介して、あるいは回転可能調整ノブ(調整装置71から74)によ
り、手作業で巻回量に影響を及ぼす各種定数を入力する。この定数としては、例
えば糸の太さに影響を及ぼす材料定数が挙げられる。この材料定数は処理される
べき材料の多様性に由来するものであって、例えば綿、合成樹脂の弾性、太さな
どである。
センサ23.25.42.52.64を経て入来する信号の検出に関連して、こ
れはさらに処理するために給送される。
糸の長さの確認と関連する3段の基本的処理レベルがある。第ルベルにおいて、
信号検出器SE2 (図1)が、給送されるスライバBの本数(センサ25)、
供給ローラ20の回転数(センサ23)、排出ローラ5oの回転数(センサ52
)を検出する。
糸の太さは、スライバBの本数と、供給ローラ回転速度対排出ローラ回転速度の
商との積Pとして認識し得る。
糸の太さに影響する種々の材料の特性(ことに繊維太さ)は、既知の材料パラメ
ータであり、これは同様に糸太さ用信号形成の際に信号の固有の大きさとして考
慮される。
この材料パラメータは手作業でキーボードにより、あるいは入力装置70の調整
装置71により紡糸単位ごとに別個のメモリーに入力され、これに入力装置7o
が選択的に配置される。これに例えば数字キーボードが設けられ、これにより所
望の紡糸単位が調整される。
スプール61の巻回硬さの基準である巻回緊張力確認の出発点は、排出ローラ5
0の回転数(センサ52)および巻回ローラ60の回転数(センサ64)である
。信号検出装置SELを経て与えられる信号は、処理された巻回ローラ60の回
転速度対排出ローラ50の回転速度の商Q1になされる。この商のための信号の
固有の大きさが巻回緊張力を形成する。
糸の巻回を確認するための出発点は、紡糸ロータ4の回転数(センサ42)およ
び排出ローラ50の回転数(センサ52)の信号検出装置SE3 (図1)にお
ける検出である、紡糸ロータ4の回転速度の排出ローラ50の回転速度に対する
商を算出する算出装置Q2は、糸の巻回を表わす信号の固有の大きさSK3を確
認する。
オーブンエンド紡糸機の当初操作で、糸太さSK2、巻回緊張力SKIおよび糸
の撚りSK3のための信号固有量が確認される。これら信号に対する影響ファク
タをさらに低゛減させるめために、これに相当する補正値が確認される。この補
正値は、後に任意の時点で確認される糸太さ、巻回緊張力、糸の撚りを、一定の
スプール直径に対して当初操作の状態に基礎を置いたそれぞれの数置と対比され
る参照法により与えられ、この偏差値が糸の長さ用の補正ファクターとして実際
上のスプール直径の確認に際して基礎になされる。参照法により得られる巻回緊
張力KFI、糸の太さKF2、糸の撚り、KF3の補正値は、糸の長さ5K−G
Lの確認用に結合される。
場合により生じ得る各紡糸単位の紡糸中断を考慮して、形成された糸の長さが確
認される。
糸の長さに関する信号固有量が、補正ファクターの形成に関して検査される。糸
の長さKF−GLに対する補正ファクターの形成により、これが後に行われるス
プール直径の確認の際に考慮される。
このようにして補正され得るスプール直径は、時間的に精確なスプール交換の調
整Sあるいは糸受領装置66(図2)の調整Sのための信号固有量5K−5Dと
して、スプール周面に対して使用され、スプール交換用のスプール設定値が導線
73を経て調整装置73を経て入力される。
糸受領装置66は、図2において破線で示されており、紡糸機長手方向において
走向可能の保守装置に配置されている吸引装置として構成されている。吸引ノズ
ルはスプール61から離れている休止位置から、その開口がスプール61周面か
ら所定の間隔を保持する作用位置まで旋回可能であって、糸切れと同時にスプー
ル61が逆回転することにより、ここに在る糸の末端を吸引する。この間隔が余
りに大き過ぎると、スプール周面に作用する吸引力が糸Gを受領するには弱きに
過ぎ、また間隔が余りに小さ過ぎると、吸引ノズル開口がスプール61に少なく
とも部分的に当接し、この部分もしくは巻回されている糸Gが傷害される虞れが
ある。糸受領装置66の吸引ノズルは、連結装置67を介して駆動装置68と連
結されており、これによりノズルはスプール61に対して所定の位置まで移動せ
しめられる。駆動装置68には、例えばバッファーとシュート(図示せず)を設
け、バッファーは導線69を介して調整装置7によりスプールの大きさに対応し
て調整される。なお、吸引ノズルの他方端は減圧空気発生源と接続されている。
糸受領装置66の場所法めにより定常的な間隔で作用するように、時々スプール
周面に対する調整を行う。補正値のキーボード手作業入力(調整装置、導線74
a)により、制御の補正が行われ得る。
本発明による方法、装置は、本発明の範囲内において多様に変更され得る。例え
ばそれぞれの部分をその均等物ないし均等状態あるいは他の組合わせで代替し得
る。
具体的に調整装置71.72.73を空間的に相違する他の位置に配置し、入力
装置70を分割してこれらを別個に配置し、さらには入力装置を回転ノブによる
アナログ値入力用に形成するなどである。
前述したように本発明は機械的に運動量モーメントを付与する紡糸機械に限定さ
れるものではない。スライバBを糸Gに仕上げる他のあらゆる形式の紡糸機に使
用される。このような紡糸機としては、例えば巻付は紡糸機、すなわち、まず芯
糸を形成し、その周囲に包囲糸を巻付ける紡糸機が挙げられる。この場合、包囲
糸の太さ、糸の長さ単位当たり巻付は数ならびに芯糸の周囲に包囲糸を巻付ける
緊張力が考慮されるべきことは当然である。
これに対応するセンサおよび/あるいは調整装置が設けられねばならない。
紡糸部材、例えば紡糸ロータ4が形成された糸Gに次々にもたらす撚りを有する
場合、紡糸部材の回転数から直接もたらされる糸の撚りは極めて弱い。紡糸ロー
タ4の場合、撚り数はロータ回転数により直接的に与えられる。
摩擦紡糸部材の場合、糸の撚りの範囲は、回転せしめられている摩擦紡糸部材の
直径と考慮されるべき糸の間の割合である。このような場合、紡糸部材回転数と
排出速度からもたらされる商ないし割合を計算する場合、上述した直径割合装置
のスリット91下の下流に接続されている撚糸ノズル92から成る。インジェク
タノズル90と撚糸ノズル92は、それぞれ圧搾空気供給開口900.920を
有し、これらはノズル90.92をそれぞれ包囲するように設けられた環状導溝
901.921に接続され、各ノズル90.92の軸線方向溝腔902.922
に対して接線方向に開口している。
別個の環状導溝901,921に接続されている導管903.923は共通導管
93に接続され、これは加圧空気源に接続されている。導管93には圧力計95
が設けられており、これは導線96を経て調整装置7に接続される。
この調整装置7は、さらに導線84.86を経て、梳整装置8の導入口および排
出口に在るセンサ85.83に接続されている。さらに導線26.53.65を
経て、センサ25.52.64が接続されており、図2の実施態様で説明したよ
うに、スライバB1排出ローラ50゜巻回ローラ60がこれらにより走査される
。
さらに導線74.74 a、 74 b、 74 cを経て、調整装置7は、入
力装置70に接続され、その調整装置71(導線74b)に処理される材料の調
整を、調整装置72(導線74a)は糸受領装置66(図2)用の補正ファクタ
の調整を、調整装置73(導線74)は満杯スプール61用所望設定値の調整を
、調整装置76(導線74c)はインジェクタノズル90および撚糸ノズルがさ
らに考慮に入れられねばならない。換言すれば、糸の長さ単位に対する糸の撚り
を確認するために、形成されつつある糸に紡糸部材周囲で撚りを付与する場合に
は、撚り付与の割合が考慮されねばならない。
前述したように本発明方法は、糸の撚りが空気力学的にもたらされる紡糸機にも
適用され得る。この種の紡糸機が図3に示されている。この場合、装置8として
、ローラ対80.81.82を具備する梳整装置が機能し、給送されるスライバ
Bをほぐしながら、紡糸部材9に供給して糸を形成する。
紡糸部材9は、図示の実施態様では、第1ノズル、インジェクタノズル90,9
2から成る紡糸部材9の幾何学的形態を考慮するための補正値の調整をそれぞれ
行う。
圧力計92は導管93、従って紡糸圏に開口する圧力空気開口900.920内
に在る加圧空気の圧力を計測する。この紡糸圏は、本実施態様においては、イン
ジェクタノズル90および撚糸ノズル92の両軸線方向溝腔902および922
により形成される。圧力計95は、従って紡糸部材9に在る空気圧を検出し、対
応する信号を調整装置7に出力する。これは有効空気圧を保証する信号発生器(
圧力計)、導管93あるいは圧搾空気発生源94に直接配置され得る。
実際のスプール直径を確認するため、調整装置7には、センサ25.85.83
.52.64から生起する信号のほかに、圧力計95からの信号も伝送され、調
整装置7に参照値として記憶されている数値と対比せしめられる。圧圧計95か
ら生起せしめられる信号が設定値から偏倚する場合には、スプール直径確認用数
値を調整するための対応する補正ファクターが形成される。
センサ85.83から生起せしめられる信号から、スライバBの遅延が確認され
ると、センサ52で生起する信号により補正されることができる。
この調整用の参照値のみが入力装置70における調整装置73に示される場合に
は、入力装置70におけるすべてが、追加的調整装置により調整され、これより
入力装置70あるいはその一部が、調整装置7の一体的構成部分となり得る。
紡糸部材9が全体的あるいはインジェクタノズル90もしくは撚糸ノズル92が
、圧搾空気給送開口900および/あるいは920の寸法および/あるいは配置
もしくは方向に関して交換されると、当然のことながら圧搾空気の糸Gに対する
作用も変化し、撚糸状態も変化する。
この点もスプール寸法の産出のために考慮されねばならない。これにより糸の太
さ、従って糸の横断面積も変化するからである。
従って実験により、問題となる紡糸部材におけるこれらの影響を確認し、補正フ
ァクターの形態において把握される。これは調整装置7において記憶され、その
後調整装置76により、読出されるか、あるいは表に記入されて、必要の際に入
力装置80(調整装置76)に入力され得る。
円錐体状スプールの場合、参照値として特定の円錐母線が利用される。原則とし
てこのために任意の円錐母線が利用され得るが、外周面で駆動されるスプール6
1の場合、駆動が行われる延長部分の直径を選択することがこれに役立つ。
繊維材料を給送するローラあるいはこれを駆動するローラは摩耗するので、スプ
ール直径の好ましい設定値と実際のスプール直径との間に、経時的に差違が生ず
る。この偏差値を容認し得る範囲内に維持するため、偏差が生じたか否か、これ
がどの程度であるかを、あらかじめ定められた時間的間隔でときどき検査される
。場合によっては、図示されていない入力装置70内の調整装置により、補正フ
ァクターが入力される。
設定値決定のためには、原則的に任意のスプール直径でよいが、バラつきは比較
的僅少であるので、比較的長い糸長さが選定された場合には、一定の糸長さ用に
設定されるべきスプールの大きさの決定は、満杯のスプール61を参照するのが
好ましい。
国際調査報告
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 SE)、
C3,JP、 US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.既知の太さのスライバが一定の速度で給送され、これを紡糸して糸とし、ス ライバ給送速度に対して一定の割合に維持される排出速度でこの糸が排出され、 これに対して一定の巻回速度でこの糸がスプール上に巻回される、紡糸機の紡糸 単位において、このスプールの直径を確認する方法であって、 所定の条件(糸の太さ、巻回緊張力)下において、一定のスプール直径に対応す る糸の長さが経験的に確認され、 この紡糸単位においてあり得る紡糸操業中断を考慮して、形成された糸の長さが 測定され、 巻回速度の排出速度に対する商から巻回緊張力が確認され、 次いで確認された糸の太さと確認された巻回緊張力が、一定のスプール直径に対 して経験的に確認された糸の長さに基づいた糸の太さおよび巻回緊張力と比較さ れ、ここで生ずる偏差が、実際のスプール直径の確認の際に糸の長さに対する補 正ファクターとして用いられることを特徴とする方法。 2.請求項1による方法であって、円錐形スプールの場合に、一定の円錐法線に 関連させたスプール直径が参照値として用いられることを特徴とする方法。 3.請求項1あるいは2による方法であって、所定の時間的間隔で一定のスプー ル直径に対する実際の糸の長さを再検査し、この実際の糸の長さが、補正ファク ターが考慮されている期待されるべき理論的な糸の長さから偏倚している場合に は、この補正ファクターが通告されることを特徴とする方法。 4.請求項1から3のいずれかによる方法であって、完全に巻回されているスプ ールの望ましい直径が、一定のスプール直径として選択されることを特徴とする 方法。 5.請求項1から4のいずれかによる方法であって、紡糸部材回転数の排出速度 に対する商から、糸の長さ単位当たりの撚り数が確認され、その所定参照値から の偏差が、実際上のスプール直径の確認の際に補正ファクターとして考慮される ことを特徴とする方法。 6.請求項5による方法であって、回転している紡糸部材の周囲からその上で転 勤する形成中の糸への回転の伝導の際、糸の単位長さ当たりの撚りを確認するた め、紡糸部材と糸の間の回転伝導の割合が確認されることを特徴とする方法。 7.請求項1から4の、糸の撚りが空気的に形成される場合の方法において、糸 の撚りに影響を与え、紡糸部材中に作用する空気圧力が測定され、その所定の参 照値からの偏差が、実際上のスプールの直径を確認する際に考慮されることを特 徴とする方法。 8.請求項5による方法であって、相達する幾何学的形態の紡糸部材と交換する 際に、紡糸部材の所定の幾何学的形態からの偏差が、実際上のスプールの直径を 確認する場合に考慮されることを特徴とする方法。 9.請求項1から8のいずれかによる方法であって、スプール直径に影響する繊 維材料特性が、実際上のスプールの直径を確認するための補正ファクターとして 考慮されることを特徴とする方法。 10.請求項1から9による方法であって、補正ファクターを考慮して確認され た所定のスプール直径の達成に応じて、スプール交換開始のための信号が解除さ れることを特徴とする方法。 11.請求項1から10のいずれかによる方法であって、糸切れを阻止するため 、確認されたスプール直径が、設定値確認のための信号固有量として糸受領装置 駆動に供与され、この糸受領装置糸形成中のスプール周面に対して一定の間隔を 置くように移動せしめらることを特徴とする方法。 12.請求項11による方法であって、各紡糸単位において、スプール周面に対 する糸受領装置の間隔にもたらされる遊びが補正ファクターとして考慮されるこ とを特徴とする方法。 13.請求項11あるいは12による方法であって、各紡糸単位において、スプ ール周面に対する糸受領装置の間隔にもたらされる遊びが、所定の時間的で再検 査され、このスプールを交換する際に対応する補正ファクターとして報告される ことを特徴とする方法。 14.それぞれ1個の紡糸部材、調整可能のスライバ供給装置、調整可能の排出 装置および調整可能の巻回装置を具備する紡糸機紡糸単位において、請求項1か ら13のいずれかの方法を実施するための、スプール直径を確認するための装置 であって、スライバ供給装置(2、8)、排出装置(5)および巻回装置(6) に、それぞれの回転速度を確認する回転数受領装置(23、85、83、52、 64)が配設され、これらが一定のスプール直径に対応する糸の長さを入力し得 る共通制御装置70に接続され、これがスライバ供給装置(2、8)、排出装置 (5)および巻回装置(6)の確認された回転数が算出され、これを基礎とする 補正ファクターの形態で補正され得ることを特徴とする装置。 15.請求項14による装置であって、紡糸部材(4、3)あるいはその駆動部 材に回転数を計測する計測部材(42)が配設され、これが補正ファクターを形 成する制御装置(7)に接続されていることを特徴とする装置。 16.紡糸部材(9)が、形成された糸(G)を軸線方向に排出し、少なくとも 1個の紡糸圏中に開口している圧搾空気排出開口(900、920)を具備し、 この開口で終結する圧搾空気導管(93)、圧搾空気を生起させる圧搾空気発生 源(94)および圧搾空気圧力を一定に維持する信号発生器(95)が配設され ており、この信号発生器が補正ファクターを生起させるために制御装置(7)と 接続されていることを特徴とする装置。 17.請求項14から16のいずれかによる装置であって、制御装置(7)がス プール交換装置と接続されていることを特徴とする装置。 18.請求項14から17のいずれかによる装置であって、制御装置(7)が糸 受領装置(66)の駆動装置(68)と制御的に接続されており、これにより受 領装置が糸形成中のスプール(61)の周面に対して一定の間隔を置いた位置ま でもたらされ得ることを特徴とする装置。 19.請求項14から18のいずれかによる装置であって、手作業で補正ファク ターを入力するための入力装置(70)が制御装置(7)に配属されていること を特徴とする装置。 20.請求項19による装置であって、入力装置(70)が複数個の入力装置部 分に分割されており、これらによりスプール直径に影響をおよぼす繊維材料特性 の入力および糸受領装置(66)をスプール(61)にもたらす際に各紡糸単位 にもたらされる遊びの入力が行われることを特徴とする装置。 21.請求項14から20のいずれかによる装置であって、各紡糸単位ごとに制 御装置(7)がそれぞれのメモリを有し、これらが入力装置(70)にそれぞれ 選択的に配設されていることを特徴とする装置。
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