JP3159309B2 - 映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置 - Google Patents
映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段 F作用 G実施例(第1図〜第8図) (G1)映像信号符号化方法の原理(第1図〜第3図) (G2)実施例の構成 (G2−1)映像信号伝送システム、送信部(第4図
〜第6図) (G2−2)適応予測データ形成回路部(第5図〜第
7図) (G2−3)受信部(第6図及び第8図) (G3)実施例の動作、効果(第5図及び第6図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置
に関し、特に動画映像信号を伝送する場合に適用して好
適なものである。
〜第6図) (G2−2)適応予測データ形成回路部(第5図〜第
7図) (G2−3)受信部(第6図及び第8図) (G3)実施例の動作、効果(第5図及び第6図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置
に関し、特に動画映像信号を伝送する場合に適用して好
適なものである。
B発明の概要 本発明は、フレーム内符号化された第1のフレームの
後に、当該第1のフレームから動きベクトル及び差分デ
ータによる予測符号化処理を用いてフレーム間符号化さ
れた複数の第2のフレームを形成すると共に、第1及び
第2のフレーム間、並びに複数の第2のフレーム間に、
動きベクトル及び差分データによつて表示され、かつ前
予測、後予測又は両方向予測された予測符号化画素を有
する第3及び第4のフレームを形成する。
後に、当該第1のフレームから動きベクトル及び差分デ
ータによる予測符号化処理を用いてフレーム間符号化さ
れた複数の第2のフレームを形成すると共に、第1及び
第2のフレーム間、並びに複数の第2のフレーム間に、
動きベクトル及び差分データによつて表示され、かつ前
予測、後予測又は両方向予測された予測符号化画素を有
する第3及び第4のフレームを形成する。
C従来の技術 従来、例えばテレビ会議システム、テレビ電話システ
ムなどのように動画映像でなる映像信号を遠隔地に伝送
するいわゆる動画映像信号システムにおいては、伝送路
の伝送容量を効率良く利用することにより有意情報の伝
送効率を高める方法として、順次続くフレーム画像の全
部を伝送せずに、所定のフレームを間引くようないわゆ
るフレーム落し処理をして受信装置側に伝送し、受信装
置側において、送信装置側から当該フレーム落しされた
フレームの映像信号に代えて伝送されて来る動きベクト
ルを用いて送信装置側においてフレーム落し処理された
フレーム画像をその前後のフレーム画像情報に基づいて
補間演算をすることにより再現する手法が提案されてい
る(特開昭60−28392号公報)。
ムなどのように動画映像でなる映像信号を遠隔地に伝送
するいわゆる動画映像信号システムにおいては、伝送路
の伝送容量を効率良く利用することにより有意情報の伝
送効率を高める方法として、順次続くフレーム画像の全
部を伝送せずに、所定のフレームを間引くようないわゆ
るフレーム落し処理をして受信装置側に伝送し、受信装
置側において、送信装置側から当該フレーム落しされた
フレームの映像信号に代えて伝送されて来る動きベクト
ルを用いて送信装置側においてフレーム落し処理された
フレーム画像をその前後のフレーム画像情報に基づいて
補間演算をすることにより再現する手法が提案されてい
る(特開昭60−28392号公報)。
D発明が解決しようとする問題点 この手法によれば理論上フレーム落し処理されたフレ
ーム画像情報を伝送することに代え、その情報量より小
さい情報量の動きベクトル情報を伝送するだけで済む
分、動画映像の有意情報を効率良く伝送できると考えら
れる。
ーム画像情報を伝送することに代え、その情報量より小
さい情報量の動きベクトル情報を伝送するだけで済む
分、動画映像の有意情報を効率良く伝送できると考えら
れる。
ところが実際上送信装置においてフレーム落し処理を
実行する際に形成する動きベクトル情報として必ずしも
正確な動きベクトルデータを形成することができないた
め、受信装置側において補間演算によつて形成されたフ
レーム画像の内容が実用上見苦しい程度に劣化するおそ
れがある。
実行する際に形成する動きベクトル情報として必ずしも
正確な動きベクトルデータを形成することができないた
め、受信装置側において補間演算によつて形成されたフ
レーム画像の内容が実用上見苦しい程度に劣化するおそ
れがある。
因に実用上送信装置において動画映像情報を得る場
合、伝送しようとする映像信号を例えば1ラインについ
て8画素×8ライン分の画素情報を伝送単位ブロツクと
して伝送情報を符号化するような方法を採用した場合、
当該伝送単位ブロツクについての動きベクトルが不正確
であれば、受信装置側において補間演算によつて形成さ
れたフレーム画像の内容が伝送単位ブロツクごとにばら
ばらになるような現象が生じ、実用上見苦しい低画質の
画像しか再現できなくなる。
合、伝送しようとする映像信号を例えば1ラインについ
て8画素×8ライン分の画素情報を伝送単位ブロツクと
して伝送情報を符号化するような方法を採用した場合、
当該伝送単位ブロツクについての動きベクトルが不正確
であれば、受信装置側において補間演算によつて形成さ
れたフレーム画像の内容が伝送単位ブロツクごとにばら
ばらになるような現象が生じ、実用上見苦しい低画質の
画像しか再現できなくなる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、圧縮符
号化された映像信号を高い品質で再生することができる
映像信号符号化方法及び装置を提案しようとするもので
ある。
号化された映像信号を高い品質で再生することができる
映像信号符号化方法及び装置を提案しようとするもので
ある。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、デイ
ジタル映像信号を符号化する映像信号符号化方法におい
て、最初の第1のフレーム(F1X)はフレーム内符号化
により符号化されるフレームによつて構成し、その後の
複数の第2のフレーム(F3X、F5X)は、フレーム内符号
化されるフレームから少なくとも動きベクトルと差分デ
ータとによつて表される、フレーム間予測符号化により
符号化されるフレームによつて構成し、フレーム内符号
化された第1のフレーム(F1X)と、フレーム間予測符
号化された第2のフレーム(F3X)との間に、少なく
とも前のフレーム内符号化される第1のフレームからの
差分データ及び動きベクトルにより予測符号化される画
素、少なくとも次のフレーム間予測符号化される第2
のフレームからの差分データ及び動きベクトルにより予
測符号化された画素、少なくとも前のフレーム内符号
化される第1のフレームからの差分データ及び動きベク
トルと、次のフレーム間予測符号化される第2のフレー
ムからの差分データ及び動きベクトルとにより予測符号
化される画素、ないしの画素から選択された画素か
らなるフレームとして予測符号化された第3のフレーム
(F2X)を設け、フレーム間予測符号化された第2のフ
レーム(F3X、F5X)相互間に、少なくとも前のフレー
ム間予測符号化される第2のフレームからの差分データ
及び動きベクトルにより予測符号化される画素、少な
くとも次のフレーム間予測符号化される第2のフレーム
からの差分データ及び動きベクトルにより予測符号化さ
れる画素、少なくとも前のフレーム間予測符号化され
る第2のフレームからの差分データ及び動きベクトルと
次のフレーム間予測符号化される第2のフレームからの
差分データ及び動きベクトルとにより予測符号化された
画素、ないしの画素から選択された画素からなるフ
レームとして予測符号化された第4のフレーム(F4X)
を設けるようにする。
ジタル映像信号を符号化する映像信号符号化方法におい
て、最初の第1のフレーム(F1X)はフレーム内符号化
により符号化されるフレームによつて構成し、その後の
複数の第2のフレーム(F3X、F5X)は、フレーム内符号
化されるフレームから少なくとも動きベクトルと差分デ
ータとによつて表される、フレーム間予測符号化により
符号化されるフレームによつて構成し、フレーム内符号
化された第1のフレーム(F1X)と、フレーム間予測符
号化された第2のフレーム(F3X)との間に、少なく
とも前のフレーム内符号化される第1のフレームからの
差分データ及び動きベクトルにより予測符号化される画
素、少なくとも次のフレーム間予測符号化される第2
のフレームからの差分データ及び動きベクトルにより予
測符号化された画素、少なくとも前のフレーム内符号
化される第1のフレームからの差分データ及び動きベク
トルと、次のフレーム間予測符号化される第2のフレー
ムからの差分データ及び動きベクトルとにより予測符号
化される画素、ないしの画素から選択された画素か
らなるフレームとして予測符号化された第3のフレーム
(F2X)を設け、フレーム間予測符号化された第2のフ
レーム(F3X、F5X)相互間に、少なくとも前のフレー
ム間予測符号化される第2のフレームからの差分データ
及び動きベクトルにより予測符号化される画素、少な
くとも次のフレーム間予測符号化される第2のフレーム
からの差分データ及び動きベクトルにより予測符号化さ
れる画素、少なくとも前のフレーム間予測符号化され
る第2のフレームからの差分データ及び動きベクトルと
次のフレーム間予測符号化される第2のフレームからの
差分データ及び動きベクトルとにより予測符号化された
画素、ないしの画素から選択された画素からなるフ
レームとして予測符号化された第4のフレーム(F4X)
を設けるようにする。
F作用 フレーム内符号化された第1のフレームF1の後に、当
該第1のフレームF1X動きベクトル及び差分データによ
り予測符号化処理を用いてフレーム間予測符号化された
複数の第2のフレームF3、F5……を形成すると共に、第
1及び第2のフレーム間、並びに複数の第2のフレーム
間に、動きベクトル及び差分データによつて表され、か
つ前予測、後予測又は両方予測された予測符号化画素を
有する第3及び第4のフレームF4X、F6X……を形成する
ことにより、実用上画質の改善度が大きい符号化映像デ
ータを得ることができる。
該第1のフレームF1X動きベクトル及び差分データによ
り予測符号化処理を用いてフレーム間予測符号化された
複数の第2のフレームF3、F5……を形成すると共に、第
1及び第2のフレーム間、並びに複数の第2のフレーム
間に、動きベクトル及び差分データによつて表され、か
つ前予測、後予測又は両方予測された予測符号化画素を
有する第3及び第4のフレームF4X、F6X……を形成する
ことにより、実用上画質の改善度が大きい符号化映像デ
ータを得ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)映像信号符号化方法の原理 本発明におる映像信号符号化方法を動画信号伝送シス
テムに適用した場合、第1図に示すような手法で、補間
フレームの画像情報を送信装置において形成して受信装
置側に伝送する。
テムに適用した場合、第1図に示すような手法で、補間
フレームの画像情報を送信装置において形成して受信装
置側に伝送する。
すなわち第1図(A)に示すように、伝送しようとす
る動画映像信号VDの第0、第1、第2、第3……番目の
フレームのフレームデータF0、F1、F2、F3……におい
て、順次フレーム間に動きベクトルx0、x1、x2、x3……
でそれぞれ表されるような画像の変化があつた場合、送
信装置は所定フレーム数(例えば1フレーム)置きのフ
レーム、すなわち第2、第4……番目のフレームを補間
フレームに指定して補間フレーム処理を実行することに
より、第1図(B)に示すような補間フレームデータF2
X、F4X……を形成し、当該補間フレームデータF2X、F4X
……を、残る非補間フレーム、すなわち第1、第3、第
5……番目のフレームデータF1、F3、F5……に対応する
非補間フレームデータF1X、F3X、F5X……と、動きベク
トルx0、x1、x2、x3……のデータと共に、伝送データDA
TAとして受信装置側に伝送する。
る動画映像信号VDの第0、第1、第2、第3……番目の
フレームのフレームデータF0、F1、F2、F3……におい
て、順次フレーム間に動きベクトルx0、x1、x2、x3……
でそれぞれ表されるような画像の変化があつた場合、送
信装置は所定フレーム数(例えば1フレーム)置きのフ
レーム、すなわち第2、第4……番目のフレームを補間
フレームに指定して補間フレーム処理を実行することに
より、第1図(B)に示すような補間フレームデータF2
X、F4X……を形成し、当該補間フレームデータF2X、F4X
……を、残る非補間フレーム、すなわち第1、第3、第
5……番目のフレームデータF1、F3、F5……に対応する
非補間フレームデータF1X、F3X、F5X……と、動きベク
トルx0、x1、x2、x3……のデータと共に、伝送データDA
TAとして受信装置側に伝送する。
ここで伝送データDATAは、第2図及び第3図に示すよ
うに高能率符号化処理された画像データで構成される。
うに高能率符号化処理された画像データで構成される。
この高能率符号化は、例えば第2図(A)に示すよう
に、時点t=tx1、t2、t3……において動画の画像PC1、
PC2、PC3……をデイジタル符号化して受信装置に伝送処
理する際に、映像信号が自己相関性が大きい特徴をもつ
ている点を利用して伝送処理すべきデイジタルデータを
圧縮することにより伝送効率を高めるような工夫をする
もので、フレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処
理を実行する。
に、時点t=tx1、t2、t3……において動画の画像PC1、
PC2、PC3……をデイジタル符号化して受信装置に伝送処
理する際に、映像信号が自己相関性が大きい特徴をもつ
ている点を利用して伝送処理すべきデイジタルデータを
圧縮することにより伝送効率を高めるような工夫をする
もので、フレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処
理を実行する。
フレーム内符号化処理は、第2図(A)に示すよう
に、画像PC1、PC2、PC3……を例えば水平走査線方向に
沿つて1次元的又は2次元的に隣合う画素データ間の差
分を求めるような圧縮処理を実行し、かくして各画素PC
1、PC2、PC3……について圧縮されたビツト数の伝送フ
レーム画像データを形成する。
に、画像PC1、PC2、PC3……を例えば水平走査線方向に
沿つて1次元的又は2次元的に隣合う画素データ間の差
分を求めるような圧縮処理を実行し、かくして各画素PC
1、PC2、PC3……について圧縮されたビツト数の伝送フ
レーム画像データを形成する。
またフレーム間符号化処理は、第2図(B)に示すよ
うに、順次隣合う画像PC1及びPC2、PC2及びPC3……間の
偏差を表す画像PC12、PC23……を求め、これを画像の動
きを表す動きベクトルデータx0、x1、x2、x3……と、順
次隣合う画像間の差分データとして、時点t=t1におけ
る初期画像PC1の画像データ(フレーム内符号化データ
でなる)と共に受信装置側に伝送する。
うに、順次隣合う画像PC1及びPC2、PC2及びPC3……間の
偏差を表す画像PC12、PC23……を求め、これを画像の動
きを表す動きベクトルデータx0、x1、x2、x3……と、順
次隣合う画像間の差分データとして、時点t=t1におけ
る初期画像PC1の画像データ(フレーム内符号化データ
でなる)と共に受信装置側に伝送する。
かくして画像PC1、PC2、PC3……の全ての画素データ
を伝送する場合と比較して映像信号を一段とビツト数が
少ないデイジタルデータに高能率符号化して伝送するこ
とができる。
を伝送する場合と比較して映像信号を一段とビツト数が
少ないデイジタルデータに高能率符号化して伝送するこ
とができる。
この実施例の場合の動画信号伝送システムは、伝送し
ようとする画像データを第3図に示すように、所定のフ
レーム数(例えば10フレーム)分ずつ1ブロツクとして
区画し、当該ブロツクデータ……BL(N−1)、BLN、B
L(N+1)……を順次高能率符号化処理をした後、そ
の順序で送信装置から伝送路に送出する。
ようとする画像データを第3図に示すように、所定のフ
レーム数(例えば10フレーム)分ずつ1ブロツクとして
区画し、当該ブロツクデータ……BL(N−1)、BLN、B
L(N+1)……を順次高能率符号化処理をした後、そ
の順序で送信装置から伝送路に送出する。
ブロツクデータBLN(N=……N−1、N、N+1…
…)はそれぞれ、第1フレームデータD1としてフレーム
内符号化処理データを有し、続く第2〜第10フレームデ
ータD2〜D10としてフレーム間符号化処理データを有す
る。
…)はそれぞれ、第1フレームデータD1としてフレーム
内符号化処理データを有し、続く第2〜第10フレームデ
ータD2〜D10としてフレーム間符号化処理データを有す
る。
ここでフレーム内符号化処理は第2図(A)について
上述したように、1フレーム分の画像を形成する全ての
画素についての差分データでなり、受信装置は当該1フ
レーム分の差分データを順次加算処理することにより1
枚の画像を表すフレーム画像データを再現する。
上述したように、1フレーム分の画像を形成する全ての
画素についての差分データでなり、受信装置は当該1フ
レーム分の差分データを順次加算処理することにより1
枚の画像を表すフレーム画像データを再現する。
これに対してフレーム間符号化データでなる第2〜第
10フレームデータD2〜D10は、第2図(B)について上
述したように、順次続くフレーム画像のうち、変化が生
じた画素についてだけ当該フレーム間画像間の差分を表
す動きベクトルデータ及び差分データに変換される。
10フレームデータD2〜D10は、第2図(B)について上
述したように、順次続くフレーム画像のうち、変化が生
じた画素についてだけ当該フレーム間画像間の差分を表
す動きベクトルデータ及び差分データに変換される。
かくして実際上第1フレームデータD1は1フレーム分
の全ての画素の差分を表すデータを構成することにより
比較的圧縮効率が低い(従つて大量のビツト数をもつ)
伝送データを構成するのに対して、第2〜第10のフレー
ムデータD2〜D10は画像データ間の動きだけを表す比較
的圧縮効率が高い(従つて少量のビツト数をもつ)伝送
データを構成することになる。
の全ての画素の差分を表すデータを構成することにより
比較的圧縮効率が低い(従つて大量のビツト数をもつ)
伝送データを構成するのに対して、第2〜第10のフレー
ムデータD2〜D10は画像データ間の動きだけを表す比較
的圧縮効率が高い(従つて少量のビツト数をもつ)伝送
データを構成することになる。
動画信号伝送システムの送信装置は、第1図(A)に
示す動画映像信号VDを高能率符号化処理することにより
伝送データDATAを形成する際に、第1番目の伝送非補間
フレームデータF1Xをフレーム内符号化データとして形
成すると共に、第3、第5……番目の伝送非補間フレー
ムデータF3X、F5X……をフレーム間符号化データ(動き
ベクトルデータ(x1+x2)、(x3+x4)……と画像偏差
データとを有する)によつて形成し、さらにかかる構成
の伝送非補間フレームデータ間に伝送補間フレームデー
タF2X、F4X……を必要に応じてアダプテイブに加えて、
全体として10フレーム分の伝送フレームデータによつて
ブロツクデータ……BLN(N=……N−1、N、N+1
……)を構成する。
示す動画映像信号VDを高能率符号化処理することにより
伝送データDATAを形成する際に、第1番目の伝送非補間
フレームデータF1Xをフレーム内符号化データとして形
成すると共に、第3、第5……番目の伝送非補間フレー
ムデータF3X、F5X……をフレーム間符号化データ(動き
ベクトルデータ(x1+x2)、(x3+x4)……と画像偏差
データとを有する)によつて形成し、さらにかかる構成
の伝送非補間フレームデータ間に伝送補間フレームデー
タF2X、F4X……を必要に応じてアダプテイブに加えて、
全体として10フレーム分の伝送フレームデータによつて
ブロツクデータ……BLN(N=……N−1、N、N+1
……)を構成する。
ここで送信装置は、伝送補間フレームデータF2X、F4X
……として、動画映像信号VDを構成する順次続くフレー
ムデータF0、F1、F2、F3……間の画像情報の変化を表す
動きベクトルデータx0、x1、x2、x3……に基づいて所定
の複数の演算方式によつて伝送補間フレームデータF2
X、F4X……を補間演算により復号化し(これにより再現
された画像を予測フレーム画像と呼ぶ)、当該予測フレ
ーム画像のうち最も誤差が小さいものを最適な伝送補間
演算データとして選択して受信装置側に伝送する。
……として、動画映像信号VDを構成する順次続くフレー
ムデータF0、F1、F2、F3……間の画像情報の変化を表す
動きベクトルデータx0、x1、x2、x3……に基づいて所定
の複数の演算方式によつて伝送補間フレームデータF2
X、F4X……を補間演算により復号化し(これにより再現
された画像を予測フレーム画像と呼ぶ)、当該予測フレ
ーム画像のうち最も誤差が小さいものを最適な伝送補間
演算データとして選択して受信装置側に伝送する。
すなわち第1に、第K番目(K=2、4……)のフレ
ーム(これを現フレームと呼ぶ)の補間フレームデータ
FKに対応する伝送補間フレームデータFKXを求める場
合、送信装置は第1の補間演算処理手法SP1として次式 FKX=FKINTRA ……(1) のように、当該K番目の補間フレームデータFKについて
のフレーム内符号化データFKINTRAを伝送補間フレーム
データFKXとして演算する。
ーム(これを現フレームと呼ぶ)の補間フレームデータ
FKに対応する伝送補間フレームデータFKXを求める場
合、送信装置は第1の補間演算処理手法SP1として次式 FKX=FKINTRA ……(1) のように、当該K番目の補間フレームデータFKについて
のフレーム内符号化データFKINTRAを伝送補間フレーム
データFKXとして演算する。
第2に、送信装置は、第2の補間演算処理手法SP2と
して次式 FKX=F(K+1)INTER =F(K+1)〔−xK〕 ……(2) のように、第K番目の現フレームデータFKに対して、次
フレームデータF(K+1)との間のフレーム間符号化
データF(K+1)INTERを伝送補間フレームデータFKX
として求める。このときフレーム間符号化データF(K
+1)INTERは、現フレームデータFK及び次フレームデ
ータF(K+1)間の動きベクトルデータ〔−xK〕と、
次フレームデータF(K+1)を動きベクトルデータ
〔−xK〕の分だけ前に戻すように動かしたフレーム画像
及び伝送しようとする現フレーム画像間の偏差を表す画
像データとでなるデータF(K+1)〔−xK〕によつて
表すことができる。
して次式 FKX=F(K+1)INTER =F(K+1)〔−xK〕 ……(2) のように、第K番目の現フレームデータFKに対して、次
フレームデータF(K+1)との間のフレーム間符号化
データF(K+1)INTERを伝送補間フレームデータFKX
として求める。このときフレーム間符号化データF(K
+1)INTERは、現フレームデータFK及び次フレームデ
ータF(K+1)間の動きベクトルデータ〔−xK〕と、
次フレームデータF(K+1)を動きベクトルデータ
〔−xK〕の分だけ前に戻すように動かしたフレーム画像
及び伝送しようとする現フレーム画像間の偏差を表す画
像データとでなるデータF(K+1)〔−xK〕によつて
表すことができる。
第3に、送信装置は、第3の補間演算処理手法SP3と
して次式 FKX=F(K−1)INTER =F(K−1)〔xK-1〕 ……(3) のように、前フレームデータF(K−1)及び現フレー
ムデータFK間のフレーム間符号化データF(K−1)
INTERでなる伝送補間フレームデータFKXを求める。この
フレーム間符号化データF(K−1)INTERは、前フレ
ームデータF(K−1)及び現フレームデータFK間の動
きベクトルデータ〔xK-1〕と、前フレームデータF(K
−1)を動きベクトルデータ〔xK-1〕の分だけ動かした
フレーム画像及び伝送しようとする現フレーム画像間の
偏差を表す画像データとでなるデータF(K−1)〔x
K-1〕によつて表すことができる。
して次式 FKX=F(K−1)INTER =F(K−1)〔xK-1〕 ……(3) のように、前フレームデータF(K−1)及び現フレー
ムデータFK間のフレーム間符号化データF(K−1)
INTERでなる伝送補間フレームデータFKXを求める。この
フレーム間符号化データF(K−1)INTERは、前フレ
ームデータF(K−1)及び現フレームデータFK間の動
きベクトルデータ〔xK-1〕と、前フレームデータF(K
−1)を動きベクトルデータ〔xK-1〕の分だけ動かした
フレーム画像及び伝送しようとする現フレーム画像間の
偏差を表す画像データとでなるデータF(K−1)〔x
K-1〕によつて表すことができる。
第4に、送信装置は、第4の補間演算処理手法SP4と
して次式 のように、現フレームと次フレームとの間のフレーム間
符号化データF(K+1)INTERと、現フレームと前フ
レームとの間のフレーム間符号化データF(K−1)
INTERとの平均値を伝送補間フレームデータFKXとして求
める。この伝送補間フレームデータFKXは、それぞれ
(2)式及び(3)式について上述したように、次フレ
ームデータF(K+1)に基づいて再現した現フレーム
についての偏差データ及びその動きベクトル〔−xK〕
と、前フレームデータF(K−1)に基づいて再現した
現フレームについての偏差データ及びその動きベクトル
〔xK-1〕とによつて表すことができる。
して次式 のように、現フレームと次フレームとの間のフレーム間
符号化データF(K+1)INTERと、現フレームと前フ
レームとの間のフレーム間符号化データF(K−1)
INTERとの平均値を伝送補間フレームデータFKXとして求
める。この伝送補間フレームデータFKXは、それぞれ
(2)式及び(3)式について上述したように、次フレ
ームデータF(K+1)に基づいて再現した現フレーム
についての偏差データ及びその動きベクトル〔−xK〕
と、前フレームデータF(K−1)に基づいて再現した
現フレームについての偏差データ及びその動きベクトル
〔xK-1〕とによつて表すことができる。
送信装置は(1)式〜(4)式の補間演算処理手法SP
1〜SP4によつて求めることができた伝送補間フレームデ
ータF2Xのうち、伝送しようとする現フレームデータと
の間の偏差が最も小さいデータを選択してこれを伝送デ
ータDATAを構成する伝送補間フレームデータFKXとして
受信装置側に伝送する。
1〜SP4によつて求めることができた伝送補間フレームデ
ータF2Xのうち、伝送しようとする現フレームデータと
の間の偏差が最も小さいデータを選択してこれを伝送デ
ータDATAを構成する伝送補間フレームデータFKXとして
受信装置側に伝送する。
このような手法によつて映像信号を高能率符号化すれ
ば、伝送補間フレームデータFKXを求める際に、(1)
式〜(4)式の補間演算処理ステツプによつて得た演算
結果のうち最も誤差が小さい補間フレームデータを伝送
データDATAとして選定することにより、動きベクトル
x0、x1、x2……の演算が不適切なために誤差が異常に大
きくなつたときでもアダプテイブに最適な伝送補間フレ
ームデータを選択して伝送でき、これにより、受信装置
において補間フレームのフレーム画像を再現する際に、
そのフレーム画像の画質を一段と向上させることができ
る。
ば、伝送補間フレームデータFKXを求める際に、(1)
式〜(4)式の補間演算処理ステツプによつて得た演算
結果のうち最も誤差が小さい補間フレームデータを伝送
データDATAとして選定することにより、動きベクトル
x0、x1、x2……の演算が不適切なために誤差が異常に大
きくなつたときでもアダプテイブに最適な伝送補間フレ
ームデータを選択して伝送でき、これにより、受信装置
において補間フレームのフレーム画像を再現する際に、
そのフレーム画像の画質を一段と向上させることができ
る。
(G2)実施例の構成 (G2−1)画像信号伝送システム、送信部 第4図は上述の画像信号符号化方法を適用してなる画
像信号伝送システムを示し、送信部11に入力された動画
映像入力信号VDINを高能率符号化してなる伝送データDA
TAに変換して送信回路部12から伝送路13を介して受信回
路部14に伝送し、受信回路部14において得た受信データ
DATAXを受信部15において動画出力映像信号VDOUTに変換
する。
像信号伝送システムを示し、送信部11に入力された動画
映像入力信号VDINを高能率符号化してなる伝送データDA
TAに変換して送信回路部12から伝送路13を介して受信回
路部14に伝送し、受信回路部14において得た受信データ
DATAXを受信部15において動画出力映像信号VDOUTに変換
する。
送信部11は動画映像入力信号VDINを画像データ入力部
21に受け、第5図に示すように、動画映像入力信号VDIN
を構成する輝度信号Y並びに色信号CR及びCBをアナログ
/デイジタル変換回路22並びに23及び24を介して片フイ
ールド落し回路25並びに片フイールドライン間引き回路
26に与えることにより動画を構成する画像データPICを
形成し、これを時間軸変換回路27を介して画像データ入
力部21(第4図)の出力として画像データ符号化回路部
31に送出する。
21に受け、第5図に示すように、動画映像入力信号VDIN
を構成する輝度信号Y並びに色信号CR及びCBをアナログ
/デイジタル変換回路22並びに23及び24を介して片フイ
ールド落し回路25並びに片フイールドライン間引き回路
26に与えることにより動画を構成する画像データPICを
形成し、これを時間軸変換回路27を介して画像データ入
力部21(第4図)の出力として画像データ符号化回路部
31に送出する。
画像データ符号化回路部31は、第5図に示すように、
画像データPICをフレームメモリ構成のプレフイルタ32
に取り込んだ後、単位ブロツク化回路33において8画素
(水平方向に)×8ライン(垂直方向に)分の画素デー
タでなる伝送単位ブロツクデータずつ読み出して当該伝
送単位ブロツクデータをフレーム入力データS1としてデ
ータ選択回路34、フレームメモリ構成の補間フレーム入
力メモリ35及び動きベクトル検出回路36に与える。
画像データPICをフレームメモリ構成のプレフイルタ32
に取り込んだ後、単位ブロツク化回路33において8画素
(水平方向に)×8ライン(垂直方向に)分の画素デー
タでなる伝送単位ブロツクデータずつ読み出して当該伝
送単位ブロツクデータをフレーム入力データS1としてデ
ータ選択回路34、フレームメモリ構成の補間フレーム入
力メモリ35及び動きベクトル検出回路36に与える。
この実施例の場合、データ選択回路34の選択入力端SE
L及び補間フレーム入力メモリ35のライトイネーブル入
力端WRT1には、別途システムコントローラから送出され
るフレームモード指定信号S2が与えられる。これにより
第6図に示すように、フレーム入力データS1(第6図
(A))が、時点t10、t11、t12、t13、t14、t15、t16
……において、順次第0、第1、第2、第3、第4、第
5、第6……番目のフレームデータF0、F1、F2、F3、F
4、F5、F6……となつているタイミングにおいて、フレ
ームモード指定信号S2(第6図(B))が順次、補間フ
レーム符号化モードデータINTPL、フレーム内符号化モ
ードデータINTRA、補間フレーム符号化モードデータINT
PL、フレーム間符号化モードデータINTER、補間フレー
ム符号化モードデータINTPL、フレーム間符号化モード
データINTER、補間フレーム符号化モードデータINTPL…
…を供給する。
L及び補間フレーム入力メモリ35のライトイネーブル入
力端WRT1には、別途システムコントローラから送出され
るフレームモード指定信号S2が与えられる。これにより
第6図に示すように、フレーム入力データS1(第6図
(A))が、時点t10、t11、t12、t13、t14、t15、t16
……において、順次第0、第1、第2、第3、第4、第
5、第6……番目のフレームデータF0、F1、F2、F3、F
4、F5、F6……となつているタイミングにおいて、フレ
ームモード指定信号S2(第6図(B))が順次、補間フ
レーム符号化モードデータINTPL、フレーム内符号化モ
ードデータINTRA、補間フレーム符号化モードデータINT
PL、フレーム間符号化モードデータINTER、補間フレー
ム符号化モードデータINTPL、フレーム間符号化モード
データINTER、補間フレーム符号化モードデータINTPL…
…を供給する。
補間フレーム入力メモリ35は、フレームモード指定信
号S2が補間フレーム符号化モード指定データINTPLにな
つている補間フレーム符号化モード区間TPLの間、ライ
ンイネーブル入力端WRT1を書込み動作状態(すなわちオ
ン動作状態)に制御することにより(第6図(C))、
第6図(D)に示すように、当該補間フレーム符号化モ
ード区間TPL、すなわち時点t10〜t11、t12〜t13、t14〜
t15、t16〜t17……のタイミングで到来しているフレー
ム入力データS1(第6図(A))の内容、すなわち第
0、第2、第4、第6……番目のフレームデータF0、F
2、F4、F6……を内部に取り込み、これに続く区間、す
なわち時点t11〜t12、t13〜t14、t15〜t16……の間当該
取り込んだフレームデータF0、F2、F4、F6……を保持す
るようになされている。
号S2が補間フレーム符号化モード指定データINTPLにな
つている補間フレーム符号化モード区間TPLの間、ライ
ンイネーブル入力端WRT1を書込み動作状態(すなわちオ
ン動作状態)に制御することにより(第6図(C))、
第6図(D)に示すように、当該補間フレーム符号化モ
ード区間TPL、すなわち時点t10〜t11、t12〜t13、t14〜
t15、t16〜t17……のタイミングで到来しているフレー
ム入力データS1(第6図(A))の内容、すなわち第
0、第2、第4、第6……番目のフレームデータF0、F
2、F4、F6……を内部に取り込み、これに続く区間、す
なわち時点t11〜t12、t13〜t14、t15〜t16……の間当該
取り込んだフレームデータF0、F2、F4、F6……を保持す
るようになされている。
かくして補間フレーム入力メモリ35は、補間フレーム
符号化モード区間TPLにおいて取り込んだ第0、第2、
第4、第6……番目のフレームデータを、続く2フレー
ム区間の間繰り返し補間フレームデータS3(第6図
(D))としてデータ選択回路34の第2入力端A2に送出
できるようになされている。
符号化モード区間TPLにおいて取り込んだ第0、第2、
第4、第6……番目のフレームデータを、続く2フレー
ム区間の間繰り返し補間フレームデータS3(第6図
(D))としてデータ選択回路34の第2入力端A2に送出
できるようになされている。
データ選択回路34は、フレームモード指定信号S2が補
間フレーム符号化モードデータINTPLになつているタイ
ミングt10〜t11、t12〜t13、t14〜t15、t16〜t17……で
第2の入力端A2を選択することにより(第6図(E)に
おいて符号(A2)によつて示す)、第2の入力端A2に与
えられている補間フレームデータS3(第6図(D))の
データ(F−1)、(F0)、(F2)、(F4)……を第6
図(E)に示すように、現フレーム入力データS4として
出力する(第6図(E))。これと共にデータ選択回路
34は当該補間フレーム符号化モード区間TPLに続くフレ
ーム内符号化モード区間TRA及びフレーム間符号化モー
ド区間TERのタイミングt11〜t12、t13〜t14、t15〜t16
……において、フレーム内符号化モード指定データINTR
A、及びフレーム間符号化モード指定データINTERが与え
られたとき(第6図(B))、第1入力端A1(第6図
(E)において符号(A1)で示す)に与えられているフ
レーム入力データS1のデータ(F1)、(F3)、(F5)、
……を、第6図(E)に示すように、現フレーム入力デ
ータS4として送出する。
間フレーム符号化モードデータINTPLになつているタイ
ミングt10〜t11、t12〜t13、t14〜t15、t16〜t17……で
第2の入力端A2を選択することにより(第6図(E)に
おいて符号(A2)によつて示す)、第2の入力端A2に与
えられている補間フレームデータS3(第6図(D))の
データ(F−1)、(F0)、(F2)、(F4)……を第6
図(E)に示すように、現フレーム入力データS4として
出力する(第6図(E))。これと共にデータ選択回路
34は当該補間フレーム符号化モード区間TPLに続くフレ
ーム内符号化モード区間TRA及びフレーム間符号化モー
ド区間TERのタイミングt11〜t12、t13〜t14、t15〜t16
……において、フレーム内符号化モード指定データINTR
A、及びフレーム間符号化モード指定データINTERが与え
られたとき(第6図(B))、第1入力端A1(第6図
(E)において符号(A1)で示す)に与えられているフ
レーム入力データS1のデータ(F1)、(F3)、(F5)、
……を、第6図(E)に示すように、現フレーム入力デ
ータS4として送出する。
この結果現フレーム入力データS4はフレーム入力デー
タS1(第6図(A))のうち、非補間フレームのフレー
ムデータF1、F3、F5……が到来するタイミングで当該非
補間フレームのフレームデータF1、F3、F5……を現フレ
ーム入力データS4として送出すると共に、続く補間フレ
ームに相当するフレームデータF2、F4、F6……が到来す
るタイミングにおいて前前フレームのフレームデータF
0、F2、F4……を現フレーム入力データS4として送出す
る。
タS1(第6図(A))のうち、非補間フレームのフレー
ムデータF1、F3、F5……が到来するタイミングで当該非
補間フレームのフレームデータF1、F3、F5……を現フレ
ーム入力データS4として送出すると共に、続く補間フレ
ームに相当するフレームデータF2、F4、F6……が到来す
るタイミングにおいて前前フレームのフレームデータF
0、F2、F4……を現フレーム入力データS4として送出す
る。
この結果データ選択回路34は、非補間フレームから順
次続く3フレーム分のフレームデータの組(F1、F2、F
3)、(F3、F4、F5)、(F5、F6、F7)……のデータに
ついて、非補間フレームのフレームデータ(F1、F3)、
(F3、F5)、(F5、F7)……を順次現フレーム入力デー
タF4として乗り込んだ後、対応する補間フレームのフレ
ームデータF2、F4、F6……を取り込むことにより、当該
3つのフレームデータ(F1、F3、F2)、(F3、F5、F
4)、(F5、F7、F6)……のうち、非補間フレームデー
タ(F1、F3)、(F3、F5)、(F5、F7)……に基づいて
補間フレームのフレームデータF2、F4、F6……を予測演
算した後、当該予測演算結果を、現フレーム入力データ
S4として現実に伝送しようとする補間フレームデータF
2、F4、F6……と、適応予測データ形成回路部41(第4
図)において比較できるようになされている。
次続く3フレーム分のフレームデータの組(F1、F2、F
3)、(F3、F4、F5)、(F5、F6、F7)……のデータに
ついて、非補間フレームのフレームデータ(F1、F3)、
(F3、F5)、(F5、F7)……を順次現フレーム入力デー
タF4として乗り込んだ後、対応する補間フレームのフレ
ームデータF2、F4、F6……を取り込むことにより、当該
3つのフレームデータ(F1、F3、F2)、(F3、F5、F
4)、(F5、F7、F6)……のうち、非補間フレームデー
タ(F1、F3)、(F3、F5)、(F5、F7)……に基づいて
補間フレームのフレームデータF2、F4、F6……を予測演
算した後、当該予測演算結果を、現フレーム入力データ
S4として現実に伝送しようとする補間フレームデータF
2、F4、F6……と、適応予測データ形成回路部41(第4
図)において比較できるようになされている。
第4図において、現フレーム入力データS4は動きベク
トルデータと共に予測入力データS5を構成するデータと
して画像データ符号化回路部31から適応予測データ形成
回路部41に供給され、適応予測データ形成回路部41にお
いて予測演算された予測画像データでなる適応予測演算
結果データS6を画像データ符号化回路31にフイードバツ
クすることにより、画像データ符号化回路31において現
フレーム入力データS4の画像データと予測画像データと
の偏差を表す画像データを伝送データDATAの一部として
受信部15に伝送し得るようになされている。
トルデータと共に予測入力データS5を構成するデータと
して画像データ符号化回路部31から適応予測データ形成
回路部41に供給され、適応予測データ形成回路部41にお
いて予測演算された予測画像データでなる適応予測演算
結果データS6を画像データ符号化回路31にフイードバツ
クすることにより、画像データ符号化回路31において現
フレーム入力データS4の画像データと予測画像データと
の偏差を表す画像データを伝送データDATAの一部として
受信部15に伝送し得るようになされている。
かかる機能を実現するため画像データ符号化回路部31
は第5図に示すように、データ選択回路34から出力され
る現フレーム入力データS4を減算回路42に加算入力とし
て供給すると共に、適応予測データ形成回路部41の適応
予測演算結果データS6の一部として得られる予測フレー
ムデータS8を減算回路42に減算入力として供給する。
は第5図に示すように、データ選択回路34から出力され
る現フレーム入力データS4を減算回路42に加算入力とし
て供給すると共に、適応予測データ形成回路部41の適応
予測演算結果データS6の一部として得られる予測フレー
ムデータS8を減算回路42に減算入力として供給する。
かくして減算回路42は、現フレーム入力データS4に対
して予測フレームデータS8を補正信号として補正した画
像データを伝送フレームデータS9としてデイスクリート
コサイン変換回路43に入力する。
して予測フレームデータS8を補正信号として補正した画
像データを伝送フレームデータS9としてデイスクリート
コサイン変換回路43に入力する。
デイスクリートコサイン変換回路43は、減算回路42の
加算入力端に与えられている現フレーム入力データS4の
各フレームデータに対して、減算入力端に与えられる予
測フレームデータS8のデータが0のとき、デイスクリー
トコサイン変換回路43は当該伝送フレームデータS9をフ
レーム内符号化モードで高能率符号化処理してなる変換
出力データS10を量子化回路44に送出する。
加算入力端に与えられている現フレーム入力データS4の
各フレームデータに対して、減算入力端に与えられる予
測フレームデータS8のデータが0のとき、デイスクリー
トコサイン変換回路43は当該伝送フレームデータS9をフ
レーム内符号化モードで高能率符号化処理してなる変換
出力データS10を量子化回路44に送出する。
これに対して予測フレームデータS8として現フレーム
入力データS4のフレームデータに対応するフレームデー
タが与えられたとき、デイスクリートコサイン変換回路
43はフレーム間符号化モード又は補間フレーム符号化モ
ードで高能率符号化処理をしてなる変換出力データS10
を量子化回路44に供給する。
入力データS4のフレームデータに対応するフレームデー
タが与えられたとき、デイスクリートコサイン変換回路
43はフレーム間符号化モード又は補間フレーム符号化モ
ードで高能率符号化処理をしてなる変換出力データS10
を量子化回路44に供給する。
この結果量子化回路44は、変換出力データS10を、デ
ータ発生量計算回路45から与えられる量子化制御データ
S11に対応する値の量子化ステツプで量子化し、当該量
子化データS12をランレングスハフマン符号化回路45に
おいて伝送に好適な符号データを有する伝送符号化デー
タS13に符号化した後、伝送データ合成回路46を通じて
伝送バツフア回路部51(第4図)のバツフアメモリ52
(第5図)に書き込む。
ータ発生量計算回路45から与えられる量子化制御データ
S11に対応する値の量子化ステツプで量子化し、当該量
子化データS12をランレングスハフマン符号化回路45に
おいて伝送に好適な符号データを有する伝送符号化デー
タS13に符号化した後、伝送データ合成回路46を通じて
伝送バツフア回路部51(第4図)のバツフアメモリ52
(第5図)に書き込む。
伝送バツフア回路部51は、伝送データDATAとして、送
信回路部12、伝送路13及び受信回路部14を通じて伝送で
きる許容伝送量に相当するデータ量のデータを所定の伝
送速度でバツフアメモリ52から読み出して伝送して行く
ことにより、送信部11において形成されたデータを確実
に送信部15に伝送し得るようになされている。
信回路部12、伝送路13及び受信回路部14を通じて伝送で
きる許容伝送量に相当するデータ量のデータを所定の伝
送速度でバツフアメモリ52から読み出して伝送して行く
ことにより、送信部11において形成されたデータを確実
に送信部15に伝送し得るようになされている。
これに対して送信部11において発生されたデータ量が
伝送データDATAの伝送量と比較して過大又は過小になつ
たとき、データ発生量計算回路45はこれを検出して量子
化回路44において用いられる量子化ステツプ値を制御す
ることにより、バツフアメモリ52内のデータがオーバフ
ローしないように制御し、かくして送信部11において伝
送しようとして形成された全てのデータを過不足なくバ
ツフアメモリ52に取り込ませることができるようになさ
れている。
伝送データDATAの伝送量と比較して過大又は過小になつ
たとき、データ発生量計算回路45はこれを検出して量子
化回路44において用いられる量子化ステツプ値を制御す
ることにより、バツフアメモリ52内のデータがオーバフ
ローしないように制御し、かくして送信部11において伝
送しようとして形成された全てのデータを過不足なくバ
ツフアメモリ52に取り込ませることができるようになさ
れている。
適応予測データ形成回路部41は、伝送しようとする動
画映像信号VD(第1図)のうち、補間フレームデータF
2、F4、……について、動きベクトルの精度に応じて、
動きベクトルが正しければ当該正しい動きベクトルを伝
送することによりこの分伝送データを圧縮するのに対し
て、動きベクトルが不正確な場合には、当該不正確な動
きベクトルの誤差に相当する偏差データをアダプテイブ
に伝送できるような適応予測演算結果データS6(第4
図)を以下に述べる構成によつて形成する。
画映像信号VD(第1図)のうち、補間フレームデータF
2、F4、……について、動きベクトルの精度に応じて、
動きベクトルが正しければ当該正しい動きベクトルを伝
送することによりこの分伝送データを圧縮するのに対し
て、動きベクトルが不正確な場合には、当該不正確な動
きベクトルの誤差に相当する偏差データをアダプテイブ
に伝送できるような適応予測演算結果データS6(第4
図)を以下に述べる構成によつて形成する。
(G2−2)適応予測データ形成回路部 適応予測データ形成回路部41は第5図に示すように、
量子化回路部44から送出される量子化データS12を逆量
子化回路55において逆量子化した後、デイスクリートコ
サイン逆変換回路56において逆変換することにより量子
化回路44において量子化された量子化データS12をラン
レングスハフマン符号化回路45に送出する前に一旦画像
データに復号化して加算回路57を介して現フレーム復号
化データS15として適応予測回路58に供給する。
量子化回路部44から送出される量子化データS12を逆量
子化回路55において逆量子化した後、デイスクリートコ
サイン逆変換回路56において逆変換することにより量子
化回路44において量子化された量子化データS12をラン
レングスハフマン符号化回路45に送出する前に一旦画像
データに復号化して加算回路57を介して現フレーム復号
化データS15として適応予測回路58に供給する。
適応予測回路58は、当該現フレーム復号化データS15
に基づいて動きベクトル検出回路36から供給される動き
ベクトルデータS16に応じて現フレーム復号化データS15
が表す現フレーム復号化画像を動きベクトルデータS16
分だけ動かしてフレーム画像、又は元に戻したフレーム
画像を表す予測フレームデータS8を発生する。
に基づいて動きベクトル検出回路36から供給される動き
ベクトルデータS16に応じて現フレーム復号化データS15
が表す現フレーム復号化画像を動きベクトルデータS16
分だけ動かしてフレーム画像、又は元に戻したフレーム
画像を表す予測フレームデータS8を発生する。
適応予測回路58は第7図に示すように、現フレーム復
号化データS15を前フレームメモリ61に書き込んで行く
ようになされ、その際に、それまで前フレームメモリ61
に保持していた画像データを前フレーム復号化データS2
1として前前フレームメモリ62に転送するようになされ
ている。このとき前前フレームメモリ62は、それまで保
持していた画像データを前前フレーム復号化データS22
として送出する。
号化データS15を前フレームメモリ61に書き込んで行く
ようになされ、その際に、それまで前フレームメモリ61
に保持していた画像データを前フレーム復号化データS2
1として前前フレームメモリ62に転送するようになされ
ている。このとき前前フレームメモリ62は、それまで保
持していた画像データを前前フレーム復号化データS22
として送出する。
このようにして前フレームメモリ61及び前前フレーム
メモリ62は、現フレームについての画像データを量子化
しているタイミングにおいて、当該現フレームに対して
1フレーム分前のタイミングで量子化された前フレーム
データを復号化してなる前フレーム復号化データS21
と、2フレーム分前のタイミングで量子化された前前フ
レームデータを復号化してなる前前フレーム復号化デー
タS22とを得ることができ、この前フレーム復号化デー
タS21及び前前フレーム復号化データS22をそれぞれ動き
補正データ形成回路63及び64に供給する。
メモリ62は、現フレームについての画像データを量子化
しているタイミングにおいて、当該現フレームに対して
1フレーム分前のタイミングで量子化された前フレーム
データを復号化してなる前フレーム復号化データS21
と、2フレーム分前のタイミングで量子化された前前フ
レームデータを復号化してなる前前フレーム復号化デー
タS22とを得ることができ、この前フレーム復号化デー
タS21及び前前フレーム復号化データS22をそれぞれ動き
補正データ形成回路63及び64に供給する。
動き補正データ形成回路63及び64はそれぞれ動きベク
トル計算回路65から得られる補正動きベクトルデータS2
3及びS24によつて制御されるリード可変メモリ63A及び6
4A、並びに線形補間回路63B及び64Bで構成され、前フレ
ーム復号化データS21及び前前フレーム復号化データS22
の画素データのうち、補正動きベクトルデータS23及びS
24によつて表される補正動きベクトルの分だけ動かして
なるフレーム画像データを前/次フレーム動き補正デー
タS25及び前フレーム動き補正データS26として予測フレ
ームデータ形成回路66に供給する。
トル計算回路65から得られる補正動きベクトルデータS2
3及びS24によつて制御されるリード可変メモリ63A及び6
4A、並びに線形補間回路63B及び64Bで構成され、前フレ
ーム復号化データS21及び前前フレーム復号化データS22
の画素データのうち、補正動きベクトルデータS23及びS
24によつて表される補正動きベクトルの分だけ動かして
なるフレーム画像データを前/次フレーム動き補正デー
タS25及び前フレーム動き補正データS26として予測フレ
ームデータ形成回路66に供給する。
ここで現フレーム復号化データS15は、第5図及び第
6図に示すように、画像データ符号化回路部31のデータ
選択回路34から送出される現フレーム入力データS4(第
6図(E))として順次フレームデータ……F1、F0、F
3、F2、F5、F4……が送出されるごとに、第6図(F)
に示すように、当該フレームデータに対応するフレーム
復号化データ……F1U、F0U、F3U、F2U、F5U、F4U……
を、加算回路57(第5図)を通じて得て、前フレームメ
モリ61(第7図)に供給する。
6図に示すように、画像データ符号化回路部31のデータ
選択回路34から送出される現フレーム入力データS4(第
6図(E))として順次フレームデータ……F1、F0、F
3、F2、F5、F4……が送出されるごとに、第6図(F)
に示すように、当該フレームデータに対応するフレーム
復号化データ……F1U、F0U、F3U、F2U、F5U、F4U……
を、加算回路57(第5図)を通じて得て、前フレームメ
モリ61(第7図)に供給する。
ここで前フレームメモリ61のライトイネーブル入力端
WRT2にはフレームモード指定信号S2(第6図(B))が
与えられ、第6図(G)に示すように、フレームモード
指定信号S2(第6図(B))がフレーム内符号化モード
データINTRA又はフレーム間符号化モードデータINTERに
なつたタイミングで書込動作(すなわちオン動作)する
ようになされ、これにより前フレームメモリ61の前フレ
ーム復号化データS21として、第6図(H)に示すよう
に、前フレームメモリ61が書込動作状態(オン動作状
態)になつたフレーム区間の次のフレーム区間において
当該書き込まれた前フレーム符号化データを出力すると
共に、この出力状態を前フレームメモリ61が次のフレー
ム区間においてライトデイスイネーブル状態(すなわち
オフ動作状態)になることにより維持するようになされ
ている。
WRT2にはフレームモード指定信号S2(第6図(B))が
与えられ、第6図(G)に示すように、フレームモード
指定信号S2(第6図(B))がフレーム内符号化モード
データINTRA又はフレーム間符号化モードデータINTERに
なつたタイミングで書込動作(すなわちオン動作)する
ようになされ、これにより前フレームメモリ61の前フレ
ーム復号化データS21として、第6図(H)に示すよう
に、前フレームメモリ61が書込動作状態(オン動作状
態)になつたフレーム区間の次のフレーム区間において
当該書き込まれた前フレーム符号化データを出力すると
共に、この出力状態を前フレームメモリ61が次のフレー
ム区間においてライトデイスイネーブル状態(すなわち
オフ動作状態)になることにより維持するようになされ
ている。
この結果前フレーム復号化データS21は、フレーム入
力データS1としてフレームデータF2〜F3、F4〜F5、F6〜
F7が到来している2フレーム間のタイミングにおいて
(第6図(A))、順次……第1、第3、第5……のフ
レームデータF1、F3、F5……に対応するフレーム復号化
データ……F1U、F3U、F5U……(第6図(H))を順次
送出する。
力データS1としてフレームデータF2〜F3、F4〜F5、F6〜
F7が到来している2フレーム間のタイミングにおいて
(第6図(A))、順次……第1、第3、第5……のフ
レームデータF1、F3、F5……に対応するフレーム復号化
データ……F1U、F3U、F5U……(第6図(H))を順次
送出する。
同様にして前前フレームメモリ62は、フレームモード
指定信号S2をライトイネーブル端WRT3に受けてフレーム
モード指定信号S2がフレーム内符号化モードデータINTR
A又はフレーム間符号化モードデータINTERになつたとき
(第6図(B))、第6図(I)に示すように、ライト
イネーブル状態(すなわちオン動作状態)に制御され、
このとき前フレームメモリ61から送出されている前フレ
ーム復号化データS21(第6図(H))を内部に取り込
む。
指定信号S2をライトイネーブル端WRT3に受けてフレーム
モード指定信号S2がフレーム内符号化モードデータINTR
A又はフレーム間符号化モードデータINTERになつたとき
(第6図(B))、第6図(I)に示すように、ライト
イネーブル状態(すなわちオン動作状態)に制御され、
このとき前フレームメモリ61から送出されている前フレ
ーム復号化データS21(第6図(H))を内部に取り込
む。
かくして第6図(J)に示すように、前前フレームメ
モリ62は、フレーム入力データS1(第6図(A))とし
て……第4、第5、第6……のフレームデータ……F4、
F5、F6……が到来したタイミングにおいて、フレーム復
号化データ……F1U、F1U、F3U……でなる前前復号化デ
ータS22(第6図(J))を送出する状態に制御され
る。
モリ62は、フレーム入力データS1(第6図(A))とし
て……第4、第5、第6……のフレームデータ……F4、
F5、F6……が到来したタイミングにおいて、フレーム復
号化データ……F1U、F1U、F3U……でなる前前復号化デ
ータS22(第6図(J))を送出する状態に制御され
る。
このような動作をする結果現フレーム入力データS4
(第6図(E))として補間フレームデータ……F2、F
4、F6……が到来するタイミングにおいて前フレーム復
号化データS21(第6図(H))及び前前フレーム復号
化データS22(第6図(J))として、当該補間フレー
ムデータ……F2、F4、F6……を基準として次のフレーム
及び前のフレームのフレーム復号化データ……F3U及びF
1U、F5U及びF3U、F7U及びF5U……が発生され、この次の
フレーム及び前のフレームのフレーム復号化データと、
これに関連する補正動きベクトルデータS23(第6図
(L))及びS24(第6図(M))とによつて前/次フ
レーム動き補正データS25及び前フレーム動き補正デー
タS26を発生させる。
(第6図(E))として補間フレームデータ……F2、F
4、F6……が到来するタイミングにおいて前フレーム復
号化データS21(第6図(H))及び前前フレーム復号
化データS22(第6図(J))として、当該補間フレー
ムデータ……F2、F4、F6……を基準として次のフレーム
及び前のフレームのフレーム復号化データ……F3U及びF
1U、F5U及びF3U、F7U及びF5U……が発生され、この次の
フレーム及び前のフレームのフレーム復号化データと、
これに関連する補正動きベクトルデータS23(第6図
(L))及びS24(第6図(M))とによつて前/次フ
レーム動き補正データS25及び前フレーム動き補正デー
タS26を発生させる。
補正動きベクトルデータS23(第6図(L))及びS24
(第6図(M))は、動きベクトル計算回路65において
動きベクトル検出回路36(第5図)から与えられる動き
ベクトルデータS16に基づいて計算される。
(第6図(M))は、動きベクトル計算回路65において
動きベクトル検出回路36(第5図)から与えられる動き
ベクトルデータS16に基づいて計算される。
動きベクトル計算回路65は第7図に示すように、動き
ベクトルデータS16(……x0、x1、x2、x3……でなる)
を入力回路71を通じて1フレーム遅延メモリでなる遅延
回路72及び73に順次書き込み遅延回路72及び73に書き込
まれた動きベクトルデータを、フレームモード指定信号
S2(第6図(B))が補間フレーム符号化モードデータ
INTPLになる補間フレーム符号化モード区間TPLごとに、
1フレームメモリ構成の動きベクトル検出回路74及び75
に転送する。
ベクトルデータS16(……x0、x1、x2、x3……でなる)
を入力回路71を通じて1フレーム遅延メモリでなる遅延
回路72及び73に順次書き込み遅延回路72及び73に書き込
まれた動きベクトルデータを、フレームモード指定信号
S2(第6図(B))が補間フレーム符号化モードデータ
INTPLになる補間フレーム符号化モード区間TPLごとに、
1フレームメモリ構成の動きベクトル検出回路74及び75
に転送する。
これにより、フレーム入力データS1(第6図(A))
として第K番目(K=……1、2、……)のフレームデ
ータFKが到来するタイミングにおいて当該K番目のフレ
ームを基準にして現フレーム及び前フレームからの画像
データの動きを表す動きベクトルデータxK及びxK-1を遅
延回路72及び73から動きベクトル検出回路74及び75へ送
出すると共に(第6図(K1)及び(K2))、補間フレー
ム符号化モード区間TPLにおいて動きベクトル検出回路7
4及び75に転送したK番目及びK−1番目の動きベクト
ルデータxK、及びxK-1を続く2フレーム区間の間動きベ
クトル検出回路74及び75から送出し続ける(第6図(K
3)及び(K4))。
として第K番目(K=……1、2、……)のフレームデ
ータFKが到来するタイミングにおいて当該K番目のフレ
ームを基準にして現フレーム及び前フレームからの画像
データの動きを表す動きベクトルデータxK及びxK-1を遅
延回路72及び73から動きベクトル検出回路74及び75へ送
出すると共に(第6図(K1)及び(K2))、補間フレー
ム符号化モード区間TPLにおいて動きベクトル検出回路7
4及び75に転送したK番目及びK−1番目の動きベクト
ルデータxK、及びxK-1を続く2フレーム区間の間動きベ
クトル検出回路74及び75から送出し続ける(第6図(K
3)及び(K4))。
この結果、フレーム入力データS1(第6図(A))と
して補間フレーム符号化モード区間TPLにおいてK番目
のフレームデータFKが到来したとき、回路72、73、74、
75から動きベクトル検出データxK、xK-1、xK-2、xK-3が
送出される状態になる。またフレーム間符号化モード区
間TERにおいてK番目のフレームデータFKが到来したと
き回路72、73、74、75から動きベクトル検出データxK、
xK-1、xK-1、xK-2が送出される状態になる。
して補間フレーム符号化モード区間TPLにおいてK番目
のフレームデータFKが到来したとき、回路72、73、74、
75から動きベクトル検出データxK、xK-1、xK-2、xK-3が
送出される状態になる。またフレーム間符号化モード区
間TERにおいてK番目のフレームデータFKが到来したと
き回路72、73、74、75から動きベクトル検出データxK、
xK-1、xK-1、xK-2が送出される状態になる。
例えばフレーム入力データS1(第6図(A))として
第1組のフレームデータ、すなわち第1〜第3フレーム
データF1〜F3が到来している区間のうち、現フレームと
してK=2番目のフレームデータF2が到来している補間
フレーム符号化モード区間TPLにおいて(換言すれば、
現フレーム入力データS4(第6図(E))として第0フ
レームデータF0が到来しているフレーム区間におい
て)、動きベクトル検出回路74は動きベクトル検出デー
タxK-2として動きベクトルデータx0を送出すると共に、
動きベクトル検出回路75は動きベクトル検出データxK-3
として動きベクトルデータx-1を送出する状態になる。
第1組のフレームデータ、すなわち第1〜第3フレーム
データF1〜F3が到来している区間のうち、現フレームと
してK=2番目のフレームデータF2が到来している補間
フレーム符号化モード区間TPLにおいて(換言すれば、
現フレーム入力データS4(第6図(E))として第0フ
レームデータF0が到来しているフレーム区間におい
て)、動きベクトル検出回路74は動きベクトル検出デー
タxK-2として動きベクトルデータx0を送出すると共に、
動きベクトル検出回路75は動きベクトル検出データxK-3
として動きベクトルデータx-1を送出する状態になる。
このようにして第1組のフレームデータF1〜F3が到来
している区間のうち補間フレーム符号化モード区間TPL
のタイミングにおいては、現フレーム入力データS4(第
6図(E))が第0フレームデータF0を適応予測回路58
に供給している状態にあり、また動きベクトル計算回路
56は適応予測回路58に対して現フレーム入力データS4と
して供給している補間フレームすなわち第0フレームデ
ータF0の前後のフレームデータF(−1)(第6図
(J))及びF1(第6図(H))に対する動きベクトル
データx0及びx-1(第6図(K3)及び(K4)))を発生
し得る状態になる。
している区間のうち補間フレーム符号化モード区間TPL
のタイミングにおいては、現フレーム入力データS4(第
6図(E))が第0フレームデータF0を適応予測回路58
に供給している状態にあり、また動きベクトル計算回路
56は適応予測回路58に対して現フレーム入力データS4と
して供給している補間フレームすなわち第0フレームデ
ータF0の前後のフレームデータF(−1)(第6図
(J))及びF1(第6図(H))に対する動きベクトル
データx0及びx-1(第6図(K3)及び(K4)))を発生
し得る状態になる。
これに対して1フレーム前のフレーム間符号化モード
区間TRAにおいて現フレームとしてK=1番目のフレー
ムデータF1が到来する(第6図(A))と、動きベクト
ル検出回路74は前フレームに対応する動きベクトル検出
データxK-1として動きベクトルデータx0を送出すると共
に(第6図(K3))、動きベクトル検出回路75は前前フ
レームに対応するベクトル検出データxK-2として動きベ
クトルデータx-1を送出する状態になる(第6図(K
4))。
区間TRAにおいて現フレームとしてK=1番目のフレー
ムデータF1が到来する(第6図(A))と、動きベクト
ル検出回路74は前フレームに対応する動きベクトル検出
データxK-1として動きベクトルデータx0を送出すると共
に(第6図(K3))、動きベクトル検出回路75は前前フ
レームに対応するベクトル検出データxK-2として動きベ
クトルデータx-1を送出する状態になる(第6図(K
4))。
また1フレーム後のフレーム間符号化モード区間TER
に入つて現フレームとしてK=3番目のフレームデータ
F3が到来する(第6図(A))と、動きベクトル検出回
路74は前フレームに対応する動きベクトル検出データx
K-1として動きベクトルデータx2を送出すると共に(第
6図(K3))、動きベクトル検出回路75は前前フレーム
に対応するベクトル検出データxK-2として動きベクトル
データx1を送出する状態になる(第6図(K4))。
に入つて現フレームとしてK=3番目のフレームデータ
F3が到来する(第6図(A))と、動きベクトル検出回
路74は前フレームに対応する動きベクトル検出データx
K-1として動きベクトルデータx2を送出すると共に(第
6図(K3))、動きベクトル検出回路75は前前フレーム
に対応するベクトル検出データxK-2として動きベクトル
データx1を送出する状態になる(第6図(K4))。
以下同様にして順次続く1組のフレームデータ、すな
わち第3〜第5フレームデータF3〜F5、第5〜第7フレ
ームデータF5〜F7……の補間フレーム符号化モード区間
TPLのタイミングにおいても、現フレーム入力データS4
のフレームデータF2、F4……の前及び次フレームデータ
F1及びF3、F3及びF5……についての動きベクトルデータ
(x2、x1)、(x4、x3)……が動きベクトル検出回路7
4、75において発生される。
わち第3〜第5フレームデータF3〜F5、第5〜第7フレ
ームデータF5〜F7……の補間フレーム符号化モード区間
TPLのタイミングにおいても、現フレーム入力データS4
のフレームデータF2、F4……の前及び次フレームデータ
F1及びF3、F3及びF5……についての動きベクトルデータ
(x2、x1)、(x4、x3)……が動きベクトル検出回路7
4、75において発生される。
これに加えて動きベクトル検出回路74、75は、その前
フレームのフレーム間符号化モード区間TERの状態にあ
るとき、現フレームデータF3、F5……の前及び前前フレ
ーム(F2、F1)、(F4、F3)……についての動きベクト
ルデータ(x2、x1)、(x4、x3)……を発生すると共
に、次フレームのフレーム間符号モード区間TERの状態
にあるとき、現フレームデータF5、F7……の前及び前前
フレーム(F4、F3)、(F6、F5)……についての動きベ
クトルデータ(x4、x3)、(x6、x5)……を発生する。
フレームのフレーム間符号化モード区間TERの状態にあ
るとき、現フレームデータF3、F5……の前及び前前フレ
ーム(F2、F1)、(F4、F3)……についての動きベクト
ルデータ(x2、x1)、(x4、x3)……を発生すると共
に、次フレームのフレーム間符号モード区間TERの状態
にあるとき、現フレームデータF5、F7……の前及び前前
フレーム(F4、F3)、(F6、F5)……についての動きベ
クトルデータ(x4、x3)、(x6、x5)……を発生する。
動きベクトル計算回路65はフレームモード指定信号S2
が補間モード指定データINTPL(第6図(B))の状態
にあるとき、当該K番目の補間フレームFKを基準にして
3フレーム前のフレームデータF(K−3)の動きベク
トルデータxK-3(すなわち動きベクトル検出回路75の出
力データ)をデータ選択回路76の入力端A11を通じて補
正動きベクトルデータS24(第6図(M))として前前
フレーム復号化データS22が与えられる動き補正データ
形成回路64に供給する。
が補間モード指定データINTPL(第6図(B))の状態
にあるとき、当該K番目の補間フレームFKを基準にして
3フレーム前のフレームデータF(K−3)の動きベク
トルデータxK-3(すなわち動きベクトル検出回路75の出
力データ)をデータ選択回路76の入力端A11を通じて補
正動きベクトルデータS24(第6図(M))として前前
フレーム復号化データS22が与えられる動き補正データ
形成回路64に供給する。
これと同時に動きベクトル計算回路65はフレームモー
ド指定信号S2が補間モード指定データINTPL(第6図
(B))の状態にあるとき、当該K番目の補間フレーム
FKを基準にして2フレーム前のフレームデータF(K−
2)の動きベクトルデータxK-2(すなわち動きベクトル
検出回路74の出力データ)を極性反転回路77において反
転した後データ選択回路78の入力端A21を通じて補正動
きベクトルデータS23(第6図(L))として前フレー
ム復号化データS21が与えられる動き補正データ形成回
路63に、フレーム画像の動きを元に戻すような動きを表
す動きベクトルデータ−xK-2として供給する。
ド指定信号S2が補間モード指定データINTPL(第6図
(B))の状態にあるとき、当該K番目の補間フレーム
FKを基準にして2フレーム前のフレームデータF(K−
2)の動きベクトルデータxK-2(すなわち動きベクトル
検出回路74の出力データ)を極性反転回路77において反
転した後データ選択回路78の入力端A21を通じて補正動
きベクトルデータS23(第6図(L))として前フレー
ム復号化データS21が与えられる動き補正データ形成回
路63に、フレーム画像の動きを元に戻すような動きを表
す動きベクトルデータ−xK-2として供給する。
かくしてフレームモード指定信号S2が補間フレーム符
号化モード区間TPLのタイミングになつたとき、K−3
番目のフレームデータF(K−3)Uでなる前前フレー
ム復号化データS22(第6図(J))のフレーム画像デ
ータから動きベクトルデータxK-3の分だけ動いたフレー
ム画像データ、すなわちK−2番目のフレーム画像デー
タが、予測補間フレーム画像データを表す前フレーム動
き補正データS26として動き補正データ形成回路64から
送出される。
号化モード区間TPLのタイミングになつたとき、K−3
番目のフレームデータF(K−3)Uでなる前前フレー
ム復号化データS22(第6図(J))のフレーム画像デ
ータから動きベクトルデータxK-3の分だけ動いたフレー
ム画像データ、すなわちK−2番目のフレーム画像デー
タが、予測補間フレーム画像データを表す前フレーム動
き補正データS26として動き補正データ形成回路64から
送出される。
これと同時にK−1番目のフレーム画像データでなる
前フレーム復号化データS21(第6図(H))のフレー
ム画像データから動きベクトルデータ−xK-2の分だけ戻
したフレーム画像データ、すなわちK−2番目のフレー
ム画像データが、前/次フレーム動き補正データS25と
して動き補正データ形成回路63から送出される。
前フレーム復号化データS21(第6図(H))のフレー
ム画像データから動きベクトルデータ−xK-2の分だけ戻
したフレーム画像データ、すなわちK−2番目のフレー
ム画像データが、前/次フレーム動き補正データS25と
して動き補正データ形成回路63から送出される。
例えばフレーム入力データS1(第6図(A))として
K=4番目のフレームデータF4が到来しているタイミン
グの補間符号化モード区間TPL(従つて現フレーム入力
データS4(第6図(E)としてK−2=2番目のフレー
ムデータF2が到来しているタイミング)においては、動
きベクトル計算回路65はK−2=2番目の補間フレーム
データF2を中心としてその次フレームでなるK−1=3
番目の非補間フレームデータF3からフレームデータF2に
戻すような動きベクトルデータ−x2を補正動きベクトル
データS23として送出すると共に(第6図(L))、前
フレームデータでなるK−3=1番目の非補間フレーム
データF1からフレームデータF2に動かすような動きベク
トルx1を補正動きベクトルデータS24として送出する
(第6図(L))。
K=4番目のフレームデータF4が到来しているタイミン
グの補間符号化モード区間TPL(従つて現フレーム入力
データS4(第6図(E)としてK−2=2番目のフレー
ムデータF2が到来しているタイミング)においては、動
きベクトル計算回路65はK−2=2番目の補間フレーム
データF2を中心としてその次フレームでなるK−1=3
番目の非補間フレームデータF3からフレームデータF2に
戻すような動きベクトルデータ−x2を補正動きベクトル
データS23として送出すると共に(第6図(L))、前
フレームデータでなるK−3=1番目の非補間フレーム
データF1からフレームデータF2に動かすような動きベク
トルx1を補正動きベクトルデータS24として送出する
(第6図(L))。
同様にして、フレーム入力データS1(第6図(A))
としてK=6番目のフレームデータF6が到来しているタ
イミングにおいて、動きベクトル計算回路65は補正動き
ベクトルデータS23及びS24として動きベクトルデータ−
x4及びx3を送出し、以下その他の補間モード区間におい
ても同様な動作をする。
としてK=6番目のフレームデータF6が到来しているタ
イミングにおいて、動きベクトル計算回路65は補正動き
ベクトルデータS23及びS24として動きベクトルデータ−
x4及びx3を送出し、以下その他の補間モード区間におい
ても同様な動作をする。
これに加えて動きベクトル計算回路65は、フレームモ
ード指定信号S2がフレーム間符号化モードデータINTER
であるとき、動きベクトルデータxK-2及びxK-1を加算回
路79において加算してデータ選択回路78の入力端A22を
通じて補正動きベクトルデータS23として動き補正デー
タ形成回路63に供給する。
ード指定信号S2がフレーム間符号化モードデータINTER
であるとき、動きベクトルデータxK-2及びxK-1を加算回
路79において加算してデータ選択回路78の入力端A22を
通じて補正動きベクトルデータS23として動き補正デー
タ形成回路63に供給する。
ここで、フレームモード指定信号S2がK番目のフレー
ム間符号化モードデータINTERであるタイミングにおい
て、現フレーム入力データS4(第6図(E))は補間フ
レームに続くK番目の非補間フレームデータFKが到来し
ていることを表しているのに対して、前フレーム復号化
データS21(第6図(H))は補間フレームのフレーム
データF(K−2)をそのまま維持した状態にある。
ム間符号化モードデータINTERであるタイミングにおい
て、現フレーム入力データS4(第6図(E))は補間フ
レームに続くK番目の非補間フレームデータFKが到来し
ていることを表しているのに対して、前フレーム復号化
データS21(第6図(H))は補間フレームのフレーム
データF(K−2)をそのまま維持した状態にある。
そこで動き補正データ形成回路63は、当該2フレーム
前の非補間フレームデータF(K−2)に基づいて、フ
レーム画像を次の非補間フレーム(すなわち2フレーム
後のフレーム)の画像データにまで動かすことに相当す
る動きベクトルデータxK-2xK-1が動き補正データ形成回
路63に供給されることにより、結局前の非補間フレーム
データF(K−2)に基づいて次の非補間フレームデー
タFKを予測演算させる。
前の非補間フレームデータF(K−2)に基づいて、フ
レーム画像を次の非補間フレーム(すなわち2フレーム
後のフレーム)の画像データにまで動かすことに相当す
る動きベクトルデータxK-2xK-1が動き補正データ形成回
路63に供給されることにより、結局前の非補間フレーム
データF(K−2)に基づいて次の非補間フレームデー
タFKを予測演算させる。
例えばK=3番目のフレームデータF3がフレーム入力
データS1として到来しているタイミングにおいて、前フ
レーム復号化データS21(第6図(H))はK−2=1
番目のフレーム復号化データF1Uになつており、このフ
レーム復号化データF1Uに基づいてK=3番目のフレー
ム間符号化画像データF3を動きベクトルデータx1+x
2(第6図(L))によつて予測する。
データS1として到来しているタイミングにおいて、前フ
レーム復号化データS21(第6図(H))はK−2=1
番目のフレーム復号化データF1Uになつており、このフ
レーム復号化データF1Uに基づいてK=3番目のフレー
ム間符号化画像データF3を動きベクトルデータx1+x
2(第6図(L))によつて予測する。
K=5番目のフレームデータF5のタイミングにおいて
も同様にして、K−2=3番目の前フレーム復号化デー
タ(第6図(H))に基づいてK=5番目のフレーム間
符号化画像データを動きベクトルデータx3+x4(第6図
(L)によつて予測する。
も同様にして、K−2=3番目の前フレーム復号化デー
タ(第6図(H))に基づいてK=5番目のフレーム間
符号化画像データを動きベクトルデータx3+x4(第6図
(L)によつて予測する。
以下同様にしてフレーム間符号化モード区間における
非補間フレームデータについても同じように予測するよ
うになされている。
非補間フレームデータについても同じように予測するよ
うになされている。
予測フレームデータ形成回路66は前/次フレーム動き
補正データS25及び前フレーム動き補正データS26を用い
て現フレーム入力データS4との偏差が最も小さい画像デ
ータを予測フレームデータS8として形成するもので、第
1にフレームモード指定信号S2がフレーム内符号化デー
タINTRAであるとき、第2に補間フレーム符号化モード
データINTPLであるとき、及び第3にフレーム間符号化
モードデータINTERであるときの3つの場合について、
それぞれ予測フレームデータS8を形成する。
補正データS25及び前フレーム動き補正データS26を用い
て現フレーム入力データS4との偏差が最も小さい画像デ
ータを予測フレームデータS8として形成するもので、第
1にフレームモード指定信号S2がフレーム内符号化デー
タINTRAであるとき、第2に補間フレーム符号化モード
データINTPLであるとき、及び第3にフレーム間符号化
モードデータINTERであるときの3つの場合について、
それぞれ予測フレームデータS8を形成する。
予測フレームデータ形成回路66はフレームモード指定
信号ベクトルS2によつてデータ選択動作をするデータ選
択回路81を有し、フレームモード指定信号S2がフレーム
内符号化モードデータINTRA(第6図(B))になつた
とき選択入力端A31を通じて「0」画像データS31を予測
フレームデータS8として適応予測回路58から減算回路42
(第5図)に送出する。
信号ベクトルS2によつてデータ選択動作をするデータ選
択回路81を有し、フレームモード指定信号S2がフレーム
内符号化モードデータINTRA(第6図(B))になつた
とき選択入力端A31を通じて「0」画像データS31を予測
フレームデータS8として適応予測回路58から減算回路42
(第5図)に送出する。
「0」画像データS31は画像情報を含まない空白画像
を表すデータでなり、従つて減算回路42(第5図)はデ
ータ選択回路34から到来する現フレーム入力データS4を
そのまま伝送フレームデータS9としてデイスクリートコ
サイン変換回路43に送出し、これによりその変換出力デ
ータS10としてフレーム内符号化データを送出する状態
になる。
を表すデータでなり、従つて減算回路42(第5図)はデ
ータ選択回路34から到来する現フレーム入力データS4を
そのまま伝送フレームデータS9としてデイスクリートコ
サイン変換回路43に送出し、これによりその変換出力デ
ータS10としてフレーム内符号化データを送出する状態
になる。
またフレームモード指定信号S2がフレーム間符号化モ
ード指定データINTER(第6図(B))になつたとき、
データ選択回路81はフレーム間符号化用データ選択回路
82から与えられるフレーム間符号化画像データS32を選
択入力端A32を通じて予測フレームデータS8として減算
回路42(第5図)に送出する。
ード指定データINTER(第6図(B))になつたとき、
データ選択回路81はフレーム間符号化用データ選択回路
82から与えられるフレーム間符号化画像データS32を選
択入力端A32を通じて予測フレームデータS8として減算
回路42(第5図)に送出する。
フレーム間符号化用データ選択回路82は2入力選択回
路で構成され、その第1の選択入力端A41に「0」画像
データS31が与えられると共に、第2の選択入力端A42に
動き補正データ形成回路63の前/次フレーム動き補正デ
ータS25が与えられ、第1の最小補正データ優先回路83
がフレーム内偏差検出回路84及び第1の動き偏差検出回
路85の検出出力データS33及びS34を受けて最小値となる
側の検出出力データを選択する選択制御信号S35をフレ
ーム間符号化用データ選択回路82に供給するようになさ
れている。
路で構成され、その第1の選択入力端A41に「0」画像
データS31が与えられると共に、第2の選択入力端A42に
動き補正データ形成回路63の前/次フレーム動き補正デ
ータS25が与えられ、第1の最小補正データ優先回路83
がフレーム内偏差検出回路84及び第1の動き偏差検出回
路85の検出出力データS33及びS34を受けて最小値となる
側の検出出力データを選択する選択制御信号S35をフレ
ーム間符号化用データ選択回路82に供給するようになさ
れている。
フレーム内偏差検出回路84は現フレーム入力データS4
を受ける伝送単位ブロツク平均値回路86を有し、現フレ
ーム入力データS4の画素データに基づいて伝送単位ブロ
ツクの画素データの平均値を求めてこれを基準データS3
6として比較回路87において現フレーム入力データS4と
比較し、かくして現フレーム入力データS4の画素データ
の値と、当該画素データの周囲の画像データの平均値と
の偏差(この偏差は伝送すべき画像データと、フレーム
内符号化データによつて伝送しようとする画像データと
の誤差を表している)を、検出出力データS33として最
小補正優先回路83に与える。
を受ける伝送単位ブロツク平均値回路86を有し、現フレ
ーム入力データS4の画素データに基づいて伝送単位ブロ
ツクの画素データの平均値を求めてこれを基準データS3
6として比較回路87において現フレーム入力データS4と
比較し、かくして現フレーム入力データS4の画素データ
の値と、当該画素データの周囲の画像データの平均値と
の偏差(この偏差は伝送すべき画像データと、フレーム
内符号化データによつて伝送しようとする画像データと
の誤差を表している)を、検出出力データS33として最
小補正優先回路83に与える。
これによりフレーム内偏差検出回路84は現在伝送すべ
きフレームデータと、フレーム内符号化データを復号化
してなる予測フレームデータとの間の誤差を表す検出出
力データS33を、第1の最小補正データ優先回路83に与
えることができる。
きフレームデータと、フレーム内符号化データを復号化
してなる予測フレームデータとの間の誤差を表す検出出
力データS33を、第1の最小補正データ優先回路83に与
えることができる。
また第1の動き偏差検出回路85は動き補正データ形成
回路63の前/次フレーム動き補正データS25を基準デー
タとして比較回路91に与えることにより現フレーム入力
データS4の画素データと比較し、その偏差を表す偏差デ
ータS41を絶対値総和回路92において積算し、当該積算
結果を検出出力データS34として送出するようになされ
ている。
回路63の前/次フレーム動き補正データS25を基準デー
タとして比較回路91に与えることにより現フレーム入力
データS4の画素データと比較し、その偏差を表す偏差デ
ータS41を絶対値総和回路92において積算し、当該積算
結果を検出出力データS34として送出するようになされ
ている。
ここでデータ選択回路81において入力端A32が選択さ
れるフレームモードはフレーム間符号化モードINTERの
区間(第6図(B))であるので、現フレーム入力デー
タS4の当該フレーム間符号化モードにおける内容は非補
間フレームのフレームデータF3、F5……(第6図
(E))になつている。これに対して動き補正データ形
成回路63は、前フレームメモリ61の前フレーム復号化デ
ータS21によつて与えられている非補間フレームのフレ
ーム復号化データF1U、F3U……(第6図(H))に基づ
いて、これを補正動きベクトルデータ(x1+x2)、(x3
+x4)……によつて動かして得られるフレームデータF
3、F5……を送出する状態になつている。
れるフレームモードはフレーム間符号化モードINTERの
区間(第6図(B))であるので、現フレーム入力デー
タS4の当該フレーム間符号化モードにおける内容は非補
間フレームのフレームデータF3、F5……(第6図
(E))になつている。これに対して動き補正データ形
成回路63は、前フレームメモリ61の前フレーム復号化デ
ータS21によつて与えられている非補間フレームのフレ
ーム復号化データF1U、F3U……(第6図(H))に基づ
いて、これを補正動きベクトルデータ(x1+x2)、(x3
+x4)……によつて動かして得られるフレームデータF
3、F5……を送出する状態になつている。
そこで第1の動き偏差検出回路85の比較回路91は、現
フレーム入力データS4のフレームデータF3、F5……と、
前フレーム復号化データS21のフレーム復号化データF1
U、F3U……に基づいて予測されたフレームデータF3、F5
……との偏差(この偏差は、伝送すべき画像データと、
動きベクトルデータ(x1+x2)、(x3+x4)……によつ
て伝送しようとする画像データとの誤差を表している)
を、偏差データS41として絶対値総和回路92に入力する
状態になつている。
フレーム入力データS4のフレームデータF3、F5……と、
前フレーム復号化データS21のフレーム復号化データF1
U、F3U……に基づいて予測されたフレームデータF3、F5
……との偏差(この偏差は、伝送すべき画像データと、
動きベクトルデータ(x1+x2)、(x3+x4)……によつ
て伝送しようとする画像データとの誤差を表している)
を、偏差データS41として絶対値総和回路92に入力する
状態になつている。
このようにフレーム間符号化モード区間TERのタイミ
ングにおいて第1の最小補正データ優先回路83は、フレ
ーム内偏差検出回路84の検出出力データS33及び第1の
動き偏差検出回路85の検出出力データS34のうち誤差が
最小となる検出出力データを選択し、第1の動き偏差検
出回路85の検出出力データS34の方が小さいとき前/次
フレーム動き補正データS25をフレーム間符号化用デー
タ選択回路82を通じてフレーム間符号化画像データS32
としてデータ選択回路81に供給し、これにより予測フレ
ームデータS8として非補間フレームについて動きベクト
ルに基づいて予測したフレームデータF1、F3……として
送出する。
ングにおいて第1の最小補正データ優先回路83は、フレ
ーム内偏差検出回路84の検出出力データS33及び第1の
動き偏差検出回路85の検出出力データS34のうち誤差が
最小となる検出出力データを選択し、第1の動き偏差検
出回路85の検出出力データS34の方が小さいとき前/次
フレーム動き補正データS25をフレーム間符号化用デー
タ選択回路82を通じてフレーム間符号化画像データS32
としてデータ選択回路81に供給し、これにより予測フレ
ームデータS8として非補間フレームについて動きベクト
ルに基づいて予測したフレームデータF1、F3……として
送出する。
この結果減算回路42(第5図)の出力端から伝送フレ
ームデータS9として非補間フレームF1、F3……の偏差デ
ータをデイスクリートコサイン変換回路43に送出し、こ
れにより非補間フレームの画像データ、すなわち第3、
第5、第7……番目のフレームデータF3、F5、F7……を
フレーム間符号化方式のデータとして伝送バツフア回路
部51に供給する。
ームデータS9として非補間フレームF1、F3……の偏差デ
ータをデイスクリートコサイン変換回路43に送出し、こ
れにより非補間フレームの画像データ、すなわち第3、
第5、第7……番目のフレームデータF3、F5、F7……を
フレーム間符号化方式のデータとして伝送バツフア回路
部51に供給する。
次に予測フレームデータ形成回路66は、フレームモー
ド指定信号S2が補間フレーム符号化モードデータINTPL
(第6図(B))になつたとき、データ選択回路81の入
力端A31から補間フレーム符号化データ選択回路95にお
いて得られる補間フレーム符号化画像データS45を予測
フレームデータS8として減算回路42(第5図)に送出す
る。
ド指定信号S2が補間フレーム符号化モードデータINTPL
(第6図(B))になつたとき、データ選択回路81の入
力端A31から補間フレーム符号化データ選択回路95にお
いて得られる補間フレーム符号化画像データS45を予測
フレームデータS8として減算回路42(第5図)に送出す
る。
補間フレーム符号化データ選択回路95の第1、第2及
び第4の入力端A51、A52及びA54には、それぞれ「0」
画像データS31、前/次フレーム動き補正データS25及び
前フレーム動き補正データS26が与えられる。これと共
に補間フレーム符号化データ選択回路95の第3の入力端
A53には、前/次フレーム動き補正データS25及び前フレ
ーム動き補正データS26を平均値演算回路96の加算回路9
7において加算した後1/2割算回路98において割算してな
る平均値動き補正データS46が与えられる。
び第4の入力端A51、A52及びA54には、それぞれ「0」
画像データS31、前/次フレーム動き補正データS25及び
前フレーム動き補正データS26が与えられる。これと共
に補間フレーム符号化データ選択回路95の第3の入力端
A53には、前/次フレーム動き補正データS25及び前フレ
ーム動き補正データS26を平均値演算回路96の加算回路9
7において加算した後1/2割算回路98において割算してな
る平均値動き補正データS46が与えられる。
補間フレーム符号化データ選択回路95は第2の最小補
正データ選択回路99において形成される選択制御信号S4
7によつて入力端A51〜A54のデータの1つを選択し、か
くして補間フレーム符号化モード区間TPLのタイミング
において、最も高画質な補間画像を受信部側において再
現できるような画像データをアダプテイブに選定できる
ようになされている。
正データ選択回路99において形成される選択制御信号S4
7によつて入力端A51〜A54のデータの1つを選択し、か
くして補間フレーム符号化モード区間TPLのタイミング
において、最も高画質な補間画像を受信部側において再
現できるような画像データをアダプテイブに選定できる
ようになされている。
第1に、第2の最小補正データ選択回路99は、第1の
選択条件入力としてフレーム内偏差検出回路84の検出出
力データS33を受け、これにより検出出力データS33が最
小値になつたとき、この状態は補間フレームデータとし
てフレーム内復号化方式のデータ以外のデータを伝送し
た場合にはフレーム内復号化方式のデータより誤差が大
きいデータしか送信側で発生できない状態にあると判断
して、選択制御信号S47によつて補間フレーム符号化デ
ータ選択回路95において入力端A51に与えられる「0」
画像データS31を選択させてこれを予測フレームデータS
8として減算回路42に送出されるようにする。
選択条件入力としてフレーム内偏差検出回路84の検出出
力データS33を受け、これにより検出出力データS33が最
小値になつたとき、この状態は補間フレームデータとし
てフレーム内復号化方式のデータ以外のデータを伝送し
た場合にはフレーム内復号化方式のデータより誤差が大
きいデータしか送信側で発生できない状態にあると判断
して、選択制御信号S47によつて補間フレーム符号化デ
ータ選択回路95において入力端A51に与えられる「0」
画像データS31を選択させてこれを予測フレームデータS
8として減算回路42に送出されるようにする。
このときデイスクリートコサイン変換回路43はフレー
ム内復号化方式のデータでなる変換出力データS10を送
出し、これを補間フレームのフレームデータF2、F4……
に対応する画像データとして受信側へ伝送させる。
ム内復号化方式のデータでなる変換出力データS10を送
出し、これを補間フレームのフレームデータF2、F4……
に対応する画像データとして受信側へ伝送させる。
第2に、第2の最小補正データ選択回路99は、第1の
動き偏差検出回路85の検出出力データS34を受けること
により、この検出出力データS34が他の入力データと比
較して最小となつたとき、この状態は補間フレームのフ
レームデータF2、F4……として次フレーム画像データと
の間の動きベクトルデータが受信側で最も高画質の画像
を再現できる(すなわち最も高い精度の)データである
と判断して、選択制御信号S47によつて第2の入力端A52
に与えられている前/次フレーム動き補正データS25を
予測フレームデータS8として減算回路42(第5図)に送
出する。
動き偏差検出回路85の検出出力データS34を受けること
により、この検出出力データS34が他の入力データと比
較して最小となつたとき、この状態は補間フレームのフ
レームデータF2、F4……として次フレーム画像データと
の間の動きベクトルデータが受信側で最も高画質の画像
を再現できる(すなわち最も高い精度の)データである
と判断して、選択制御信号S47によつて第2の入力端A52
に与えられている前/次フレーム動き補正データS25を
予測フレームデータS8として減算回路42(第5図)に送
出する。
因に補間フレーム符号化モード区間TPLにおいては第
6図に示すように、フレーム入力データS1(第6図
(A))がK番目のフレームデータFKのタイミングにお
いて、動きベクトル計算回路65のデータ選択回路78は動
きベクトルデータxK-2を送出している(第6図(L))
状態にあると共に、現フレーム入力データS4(第6図
(E))はK−2番目のフレームデータF(K−2)に
なつていると同時に、前フレーム復号化データS21(第
6図(H))はK−1番目のフレームデータF(K−
1)になつている。その結果、動き補正データ形成回路
63は前/次フレーム動き補正データS25として、次フレ
ームデータF(K−1)に基づいてこれを動きベクトル
データ−xK-2だけ戻した画像を表すフレームデータF
(K−2)(従つて現フレーム入力データS4と同様にK
−2番目のフレーム)を復号化して出力することにな
る。
6図に示すように、フレーム入力データS1(第6図
(A))がK番目のフレームデータFKのタイミングにお
いて、動きベクトル計算回路65のデータ選択回路78は動
きベクトルデータxK-2を送出している(第6図(L))
状態にあると共に、現フレーム入力データS4(第6図
(E))はK−2番目のフレームデータF(K−2)に
なつていると同時に、前フレーム復号化データS21(第
6図(H))はK−1番目のフレームデータF(K−
1)になつている。その結果、動き補正データ形成回路
63は前/次フレーム動き補正データS25として、次フレ
ームデータF(K−1)に基づいてこれを動きベクトル
データ−xK-2だけ戻した画像を表すフレームデータF
(K−2)(従つて現フレーム入力データS4と同様にK
−2番目のフレーム)を復号化して出力することにな
る。
従つて第1の動き偏差検出回路85から得られる検出出
力データS34の値が「0」であれば、このことは受信側
に伝送しようとする動きベクトルデータに基づいて動き
補正データ形成回路63によつて形成された予測画像デー
タが当該動きベクトルに置き換えられた現フレーム入力
データS4の画像データと一致していることを意味する。
このとき予測フレームデータ形成回路66は、当該予測画
像データを予測フレームデータS8として減算回路42(第
5図)に供給できることにより、伝送フレームデータS9
の内容は0となるから、デイスクリートコサイン変換回
路43は変換出力データS10として実際上伝送することが
必要な誤差データをもたないことになり、かくして伝送
データ合成回路46は当該補間フレームの画像データとし
て動きベクトルデータだけをバツフアメモリ52に送出す
るだけで済み、この分伝送データ量を減縮し得ることに
なる。
力データS34の値が「0」であれば、このことは受信側
に伝送しようとする動きベクトルデータに基づいて動き
補正データ形成回路63によつて形成された予測画像デー
タが当該動きベクトルに置き換えられた現フレーム入力
データS4の画像データと一致していることを意味する。
このとき予測フレームデータ形成回路66は、当該予測画
像データを予測フレームデータS8として減算回路42(第
5図)に供給できることにより、伝送フレームデータS9
の内容は0となるから、デイスクリートコサイン変換回
路43は変換出力データS10として実際上伝送することが
必要な誤差データをもたないことになり、かくして伝送
データ合成回路46は当該補間フレームの画像データとし
て動きベクトルデータだけをバツフアメモリ52に送出す
るだけで済み、この分伝送データ量を減縮し得ることに
なる。
そして当該伝送された動きベクトルデータ−xK-2は、
この動きベクトルデータ−xK-2に基づいて予測した画像
データが伝送しようとする現フレーム入力データS4と一
致したことを送信部11において確認したものであること
により、受信側の補間演算により再現される画像データ
として確実に高画質のものが得られることになる。
この動きベクトルデータ−xK-2に基づいて予測した画像
データが伝送しようとする現フレーム入力データS4と一
致したことを送信部11において確認したものであること
により、受信側の補間演算により再現される画像データ
として確実に高画質のものが得られることになる。
これに対して前/次フレーム動き補正データS25と現
フレーム入力データS4との間に偏差がある場合には、こ
のことは実際上動きベクトルに誤差が含まれていること
を意味しており、このとき予測フレームデータ形成回路
66は、当該誤差を含んだ画像データを予測フレームデー
タS8として減算回路42(第5図)に送出することによ
り、当該誤差の分の画像データが伝送フレームデータS9
としてデイスクリートコサイン変換回路43に供給され、
従つて伝送データ合成回路46は当該誤差に相当する画像
データを動きベクトルデータと共に受信側に伝送するこ
とになる。
フレーム入力データS4との間に偏差がある場合には、こ
のことは実際上動きベクトルに誤差が含まれていること
を意味しており、このとき予測フレームデータ形成回路
66は、当該誤差を含んだ画像データを予測フレームデー
タS8として減算回路42(第5図)に送出することによ
り、当該誤差の分の画像データが伝送フレームデータS9
としてデイスクリートコサイン変換回路43に供給され、
従つて伝送データ合成回路46は当該誤差に相当する画像
データを動きベクトルデータと共に受信側に伝送するこ
とになる。
この結果動きベクトルに誤差があつたときこれを補正
する画像データを受信部15側に伝送できることにより、
結局この場合も高画質な画像データを受信部15側で再現
できることになる。
する画像データを受信部15側に伝送できることにより、
結局この場合も高画質な画像データを受信部15側で再現
できることになる。
第3に、第2の最小補正選択回路99は、第2動き偏差
検出回路101から得られる検出出力データS50を受けて当
該検出出力データS50が最小のとき選択制御信号S47によ
つて補間フレーム符号化データ選択回路95の第4の入力
端A54に動き補正データ形成回路64から与え得られる前
フレーム動き補正データS26を予測フレームデータS8と
して減算回路42(第5図)に送出させる。
検出回路101から得られる検出出力データS50を受けて当
該検出出力データS50が最小のとき選択制御信号S47によ
つて補間フレーム符号化データ選択回路95の第4の入力
端A54に動き補正データ形成回路64から与え得られる前
フレーム動き補正データS26を予測フレームデータS8と
して減算回路42(第5図)に送出させる。
第2の動き偏差検出回路101は、前フレーム動き補正
データS26を比較回路102において現フレーム入力データ
S4と比較して偏差データS51を得、これを絶対値総和回
路103において絶対値総和演算処理することにより検出
出力データS50を得るようになされている。
データS26を比較回路102において現フレーム入力データ
S4と比較して偏差データS51を得、これを絶対値総和回
路103において絶対値総和演算処理することにより検出
出力データS50を得るようになされている。
かくして第2の最小補正データ選択回路99は、第2の
動き偏差検出回路101の検出出力データS50が他の入力デ
ータと比較して最小となつたとき、この状態は現在補間
フレームのフレームデータF2、F4……の画像データの代
わりに伝送しようとしている前フレームとの間の動きベ
クトルデータが受信部15側で最も高画質の画像を再現で
きる最も高い精度のデータであると判断して、選択制御
信号S47によつて第4の入力端A54に与えられている前フ
レーム動き補正データS26を予測フレームデータS8とし
て減算回路42(第5図)に送出する。
動き偏差検出回路101の検出出力データS50が他の入力デ
ータと比較して最小となつたとき、この状態は現在補間
フレームのフレームデータF2、F4……の画像データの代
わりに伝送しようとしている前フレームとの間の動きベ
クトルデータが受信部15側で最も高画質の画像を再現で
きる最も高い精度のデータであると判断して、選択制御
信号S47によつて第4の入力端A54に与えられている前フ
レーム動き補正データS26を予測フレームデータS8とし
て減算回路42(第5図)に送出する。
因に前述のように補間フレーム符号化モード区間TPL
においては第6図に示すように、フレーム入力データS1
(第6図(A))がK番目のフレームデータFKのタイミ
ングにおいて、動きベクトル計算回路65のデータ選択回
路76は動きベクトルデータxK-3を送出している(第6図
(M))状態にあると共に、現フレーム入力データS4
(第6図(E))はK−2番目のフレームデータF(K
−2)であると同時に、前前フレーム復号化データS22
(第6図(J))はK−3番目のフレームデータF(K
−3)である。その結果動き補正データ形成回路64は前
フレーム動き補正データS26として前前フレームデータ
F(K−3)に基づいてこれを動きベクトルデータxK-3
だけ動かしたフレームデータF(K−2)、従つて現フ
レーム入力データS4と同様にK−2番目のフレームを復
号化して出力することになる。
においては第6図に示すように、フレーム入力データS1
(第6図(A))がK番目のフレームデータFKのタイミ
ングにおいて、動きベクトル計算回路65のデータ選択回
路76は動きベクトルデータxK-3を送出している(第6図
(M))状態にあると共に、現フレーム入力データS4
(第6図(E))はK−2番目のフレームデータF(K
−2)であると同時に、前前フレーム復号化データS22
(第6図(J))はK−3番目のフレームデータF(K
−3)である。その結果動き補正データ形成回路64は前
フレーム動き補正データS26として前前フレームデータ
F(K−3)に基づいてこれを動きベクトルデータxK-3
だけ動かしたフレームデータF(K−2)、従つて現フ
レーム入力データS4と同様にK−2番目のフレームを復
号化して出力することになる。
従つて第2の動き偏差検出回路101から得られる検出
出力データS50が「0」であれば、このことは受信部15
側に伝送しようとする動きベクトルデータxK-3に基づい
て動き補正データ形成回路64によつて形成された予測デ
ータが当該動きベクトルに置き換えられた現フレーム入
力データS4の画像データと一致していることを意味し、
このとき当該予測データを予測フレームデータS8として
減算回路42(第5図)に供給できることにより伝送フレ
ームデータS9の内容は0となるから、デイスクリートコ
サイン変換回路43は変換出力データS10として実際上伝
送することが必要な誤差データをもたないことになり、
かくして伝送データ合成回路46は、当該補間フレームの
画像データとして動きベクトルデータxK-3だけをバツフ
アメモリ52に伝送するだけで済み、この分伝送データ量
を減縮し得ることになる。
出力データS50が「0」であれば、このことは受信部15
側に伝送しようとする動きベクトルデータxK-3に基づい
て動き補正データ形成回路64によつて形成された予測デ
ータが当該動きベクトルに置き換えられた現フレーム入
力データS4の画像データと一致していることを意味し、
このとき当該予測データを予測フレームデータS8として
減算回路42(第5図)に供給できることにより伝送フレ
ームデータS9の内容は0となるから、デイスクリートコ
サイン変換回路43は変換出力データS10として実際上伝
送することが必要な誤差データをもたないことになり、
かくして伝送データ合成回路46は、当該補間フレームの
画像データとして動きベクトルデータxK-3だけをバツフ
アメモリ52に伝送するだけで済み、この分伝送データ量
を減縮し得ることになる。
そして当該伝送された動きベクトルデータxK-3は、こ
の動きベクトルデータxK-3に基づいて予測した画像デー
タが伝送しようとする現フレーム入力データS4と一致し
たことを送信部11側で確認したものであることにより、
それに基づいて受信部15側の補間演算により再現される
画像データとしては高画質のものが得られることにな
る。
の動きベクトルデータxK-3に基づいて予測した画像デー
タが伝送しようとする現フレーム入力データS4と一致し
たことを送信部11側で確認したものであることにより、
それに基づいて受信部15側の補間演算により再現される
画像データとしては高画質のものが得られることにな
る。
これに対して前フレーム動き補正データS26と現フレ
ーム入力データS4との間に偏差がある場合には、このこ
とは実際上動きベクトルデータxK-3に誤差が含まれてい
ることを意味しており、このとき当該誤差を含んだ画像
データが予測フレームデータS8として減算回路42に送出
されることにより、当該誤差の分の画像データだけが伝
送フレームデータS9としてデイスクリートコサイン変換
回路43に供給され、従つて伝送データ合成回路46は当該
誤差に相当する画像データを動きベクトルデータと共に
受信部15側に伝送することになる。
ーム入力データS4との間に偏差がある場合には、このこ
とは実際上動きベクトルデータxK-3に誤差が含まれてい
ることを意味しており、このとき当該誤差を含んだ画像
データが予測フレームデータS8として減算回路42に送出
されることにより、当該誤差の分の画像データだけが伝
送フレームデータS9としてデイスクリートコサイン変換
回路43に供給され、従つて伝送データ合成回路46は当該
誤差に相当する画像データを動きベクトルデータと共に
受信部15側に伝送することになる。
この結果動きベクトルxK-3に誤差があつたときこれを
補正する画像データを受信側に伝送できることにより結
局高画質な画像データを受信側で再現できることにな
る。
補正する画像データを受信側に伝送できることにより結
局高画質な画像データを受信側で再現できることにな
る。
第4に、第2の最小補正データ選択回路99は第3の動
き偏差検出回路105から得られる検出出力データS55を受
けて当該検出出力データS55が最小のとき選択制御信号S
47によつて補間フレーム符号化データ選択回路95の第3
の入力端A53に平均値演算回路96から与えられる平均値
動き補正データS46を予測フレームデータS8として減算
回路42(第5図)に送出する。
き偏差検出回路105から得られる検出出力データS55を受
けて当該検出出力データS55が最小のとき選択制御信号S
47によつて補間フレーム符号化データ選択回路95の第3
の入力端A53に平均値演算回路96から与えられる平均値
動き補正データS46を予測フレームデータS8として減算
回路42(第5図)に送出する。
第3の動き偏差検出回路105は、平均値動き補正デー
タS46を比較回路106において比較して得た偏差データS5
6を絶対値総和回路107において絶対値総和演算処理する
ことにより検出出力データS55を得るようになされてい
る。
タS46を比較回路106において比較して得た偏差データS5
6を絶対値総和回路107において絶対値総和演算処理する
ことにより検出出力データS55を得るようになされてい
る。
かくして第2の最小補正データ選択回路99は、第3の
動き偏差検出回路105の検出出力データS55が他の入力デ
ータと比較して最小となつたとき、この状態は現在補間
フレームのフレームデータF2、F4……の画像データの代
わりに伝送しようとしている次フレーム及び前フレーム
との間の動きベクトルデータ(−x2、x1)、(−x4、
x3)……が受信側で最も高画質の画像を再現できる最も
高い精度のデータであると判断して、選択制御信号S47
によつて第3の入力端A53に与えられている平均値動き
補正データS46を予測フレームデータS8として減算回路4
2(第5図)に送出させる。
動き偏差検出回路105の検出出力データS55が他の入力デ
ータと比較して最小となつたとき、この状態は現在補間
フレームのフレームデータF2、F4……の画像データの代
わりに伝送しようとしている次フレーム及び前フレーム
との間の動きベクトルデータ(−x2、x1)、(−x4、
x3)……が受信側で最も高画質の画像を再現できる最も
高い精度のデータであると判断して、選択制御信号S47
によつて第3の入力端A53に与えられている平均値動き
補正データS46を予測フレームデータS8として減算回路4
2(第5図)に送出させる。
因に補間フレーム符号化モード区間TPLにおいては第
6図について上述したように、フレーム入力データS1
(第6図(A))がK番目のフレームデータFKのタイミ
ングにおいて、動きベクトルデータ計算回路65のデータ
選択回路78及び76は、動きベクトルデータ−xK-2及びx
K-3を送出している(第6図(L)及び(M))状態に
あると共に、現フレーム入力データS4(第6図(E))
がK−2番目のフレームデータF(K−2)であると同
時に、前フレーム復号化データS21(第6図(H))及
び前前フレーム復号化データS22(第6図(J))はそ
れぞれK−1番目のフレームデータF(K−1)U及び
K−3番目のフレームデータF(K−3)Uである。そ
の結果動き補正データ形成回路63は前/次フレーム動き
補正データS25として、K−2番目のフレームデータF
(K−2)を基準として次フレーム復号化データF(K
−1)Uに基づいてこれを動きベクトルデータ−xK-2だ
け戻したフレーム復号化データF(K−2)U(従つて
現フレーム入力データS4と同様にK−2番目の基準フレ
ーム)に復号化して出力することになるのに対して、動
き補正データ形成回路64は前フレーム動き補正データS2
6として、前フレーム復号化データF(K−3)Uに基
づいてこれを動きベクトルデータxK-3だけ動かしたフレ
ーム復号化データF(K−2)U(従つて現フレーム入
力データS4と同様にK−2番目の基準フレーム)を復号
化して出力することになる。
6図について上述したように、フレーム入力データS1
(第6図(A))がK番目のフレームデータFKのタイミ
ングにおいて、動きベクトルデータ計算回路65のデータ
選択回路78及び76は、動きベクトルデータ−xK-2及びx
K-3を送出している(第6図(L)及び(M))状態に
あると共に、現フレーム入力データS4(第6図(E))
がK−2番目のフレームデータF(K−2)であると同
時に、前フレーム復号化データS21(第6図(H))及
び前前フレーム復号化データS22(第6図(J))はそ
れぞれK−1番目のフレームデータF(K−1)U及び
K−3番目のフレームデータF(K−3)Uである。そ
の結果動き補正データ形成回路63は前/次フレーム動き
補正データS25として、K−2番目のフレームデータF
(K−2)を基準として次フレーム復号化データF(K
−1)Uに基づいてこれを動きベクトルデータ−xK-2だ
け戻したフレーム復号化データF(K−2)U(従つて
現フレーム入力データS4と同様にK−2番目の基準フレ
ーム)に復号化して出力することになるのに対して、動
き補正データ形成回路64は前フレーム動き補正データS2
6として、前フレーム復号化データF(K−3)Uに基
づいてこれを動きベクトルデータxK-3だけ動かしたフレ
ーム復号化データF(K−2)U(従つて現フレーム入
力データS4と同様にK−2番目の基準フレーム)を復号
化して出力することになる。
従つて平均値演算回路96から得られる平均値動き補正
データS46の内容は、次フレーム復号化データF(K−
1)Uに基づいて予測した予測フレームデータと、前フ
レームデータF(K−3)Uに基づいて予測したフレー
ムデータの平均値でなる補間画像とを予測画像データと
して形成したことになる。
データS46の内容は、次フレーム復号化データF(K−
1)Uに基づいて予測した予測フレームデータと、前フ
レームデータF(K−3)Uに基づいて予測したフレー
ムデータの平均値でなる補間画像とを予測画像データと
して形成したことになる。
ここで第3の動き偏差検出回路105から得られる検出
出力データS55の値が「0」であれば、このことは受信
側に伝送しようとする動きベクトルデータxK-2及びxK-3
に基づいて動き補正データ形成回路63及び64によつて形
成された予測画像データの平均値でなる予測補間画像デ
ータが当該動きベクトルによつて表された現フレーム入
力データS4の画像データと一致していることを意味し、
このとき当該予測画像データを予測フレームデータS8と
して減算回路42(第5図)に供給できることにより、伝
送フレームデータS9の内容は0となるから、デイスクリ
ートコサイン変換回路43は変換出力データS10として実
際上伝送することが必要な誤差データをもたないことに
なり、かくして伝送データ合成回路46は当該補間フレー
ムの画像データとして動きベクトルxK-2及びxK-3だけを
バツフアメモリ52に送出するだけで済み、この分伝送デ
ータ量を減縮し得ることになる。
出力データS55の値が「0」であれば、このことは受信
側に伝送しようとする動きベクトルデータxK-2及びxK-3
に基づいて動き補正データ形成回路63及び64によつて形
成された予測画像データの平均値でなる予測補間画像デ
ータが当該動きベクトルによつて表された現フレーム入
力データS4の画像データと一致していることを意味し、
このとき当該予測画像データを予測フレームデータS8と
して減算回路42(第5図)に供給できることにより、伝
送フレームデータS9の内容は0となるから、デイスクリ
ートコサイン変換回路43は変換出力データS10として実
際上伝送することが必要な誤差データをもたないことに
なり、かくして伝送データ合成回路46は当該補間フレー
ムの画像データとして動きベクトルxK-2及びxK-3だけを
バツフアメモリ52に送出するだけで済み、この分伝送デ
ータ量を減縮し得ることになる。
そして当該伝送された動きベクトルデータ−xK-2及び
xK-3は、この動きベクトル−xK-2及びxK-3に基づいて予
測した画像データが伝送しようとする現フレーム入力デ
ータS4と一致したことを確認したものであることによ
り、それに基づいて受信側の補間演算により再現される
画像データとしては高画質のものが得られることにな
る。
xK-3は、この動きベクトル−xK-2及びxK-3に基づいて予
測した画像データが伝送しようとする現フレーム入力デ
ータS4と一致したことを確認したものであることによ
り、それに基づいて受信側の補間演算により再現される
画像データとしては高画質のものが得られることにな
る。
これに対して平均値動き補正データS46と現フレーム
入力データS4との間に偏差がある場合には、このことは
実際上動きベクトルに誤差が含まれていることを意味し
ており、このとき当該誤差を含んだ画像データが予測フ
レームデータS8として減算回路42に送出されることによ
り、当該誤差の分の画像データが伝送フレームデータS9
としてデイスクリートコサイン変換回路43に供給され、
従つて伝送データ合成回路46は当該誤差に相当する画像
データを動きベクトルデータと共に受信側に伝送するこ
とになる。
入力データS4との間に偏差がある場合には、このことは
実際上動きベクトルに誤差が含まれていることを意味し
ており、このとき当該誤差を含んだ画像データが予測フ
レームデータS8として減算回路42に送出されることによ
り、当該誤差の分の画像データが伝送フレームデータS9
としてデイスクリートコサイン変換回路43に供給され、
従つて伝送データ合成回路46は当該誤差に相当する画像
データを動きベクトルデータと共に受信側に伝送するこ
とになる。
この結果動きベクトルに誤差があつたときこれを補正
する画像データを受信側に伝送できることにより、結局
高画質な画像データを受信側で再現できることになる。
する画像データを受信側に伝送できることにより、結局
高画質な画像データを受信側で再現できることになる。
かくして予測フレームデータ形成回路66は、補間フレ
ーム符号化モード区間TPLにおいてK番目のフレームデ
ータFKがフレーム入力データS1(第6図(A))として
与えられたとき、予測フレームデータS8として第6図
(N)に示すように「0」画像データ、又はK−1番目
のフレームデータF(K−1)に基づいて動きベクトル
データ(−xK-2)によつて復号化したフレームデータF
(K−2)〔F(K−1)〕、又はK−3番目のフレー
ムデータF(K−3)に基づいて動きベクトルデータ−
xK-3によつて復号化したフレームデータF(K−2)
〔F(K−3)〕、又はK−1番目及びK−3番目のフ
レームデータF(K−1)及び(K−3)に基づいて復
号化したフレームデータの平均値のフレームデータF
(K−2)〔F(K−1)、F(K−3)〕のいずれか
1つをアダプテイブに選択して送出する。
ーム符号化モード区間TPLにおいてK番目のフレームデ
ータFKがフレーム入力データS1(第6図(A))として
与えられたとき、予測フレームデータS8として第6図
(N)に示すように「0」画像データ、又はK−1番目
のフレームデータF(K−1)に基づいて動きベクトル
データ(−xK-2)によつて復号化したフレームデータF
(K−2)〔F(K−1)〕、又はK−3番目のフレー
ムデータF(K−3)に基づいて動きベクトルデータ−
xK-3によつて復号化したフレームデータF(K−2)
〔F(K−3)〕、又はK−1番目及びK−3番目のフ
レームデータF(K−1)及び(K−3)に基づいて復
号化したフレームデータの平均値のフレームデータF
(K−2)〔F(K−1)、F(K−3)〕のいずれか
1つをアダプテイブに選択して送出する。
また予測フレームデータ形成回路66は、フレーム間符
号化モード区間TERにおいてK番目のフレームデータFK
がフレーム入力データS1(第6図(A))として与えら
れたとき、予測フレームデータS8として第6図(N)に
示すように、「0」画像データ、又はK−2番目のフレ
ームデータF(K−2)に基づいて動きベクトルデータ
(xK-2+xK-1)によつて復号化したフレームデータFK
〔F(K−2)〕のいずれか1つをアダプテイブに選択
して送出する。
号化モード区間TERにおいてK番目のフレームデータFK
がフレーム入力データS1(第6図(A))として与えら
れたとき、予測フレームデータS8として第6図(N)に
示すように、「0」画像データ、又はK−2番目のフレ
ームデータF(K−2)に基づいて動きベクトルデータ
(xK-2+xK-1)によつて復号化したフレームデータFK
〔F(K−2)〕のいずれか1つをアダプテイブに選択
して送出する。
さらに予測フレームデータ形成回路は、フレーム内符
号化モード区間TRAにおいてK番目のフレームデータFK
がフレーム入力データS1(第6図(A))として与えら
れたとき、予測フレームデータS8として第6図(N)に
示すように、「0」画像データを送出する。
号化モード区間TRAにおいてK番目のフレームデータFK
がフレーム入力データS1(第6図(A))として与えら
れたとき、予測フレームデータS8として第6図(N)に
示すように、「0」画像データを送出する。
(G2−3)受信部 受信部15は第8図に示すように、受信回路部14の出力
端に得られる受信データDATAXを画像データ符号化回路
部110のバツフアメモリ121に取り込んだ後、ヘツダ分離
回路122においてヘツダデータDHDを分離して順次ランレ
ングスハフマン逆符号化回路123、逆量子化回路124及び
デイスクリートコサイン逆変換回路125においてそれぞ
れ逆変換することにより、受信フレームデータS51を加
算回路126に供給することにより、選択予測回路127にお
いて得られる選択予測データS52と加算される。
端に得られる受信データDATAXを画像データ符号化回路
部110のバツフアメモリ121に取り込んだ後、ヘツダ分離
回路122においてヘツダデータDHDを分離して順次ランレ
ングスハフマン逆符号化回路123、逆量子化回路124及び
デイスクリートコサイン逆変換回路125においてそれぞ
れ逆変換することにより、受信フレームデータS51を加
算回路126に供給することにより、選択予測回路127にお
いて得られる選択予測データS52と加算される。
選択予測回路127は加算回路126の加算出力S53を受け
てヘツダ分離回路122において分離されたヘツダデータD
HDによつて受信側から指定された予測変換情報を判知
し、この予測変換情報に基づいて選択予測データS52を
形成することにより、高能率符号化された伝送データを
復号化する。
てヘツダ分離回路122において分離されたヘツダデータD
HDによつて受信側から指定された予測変換情報を判知
し、この予測変換情報に基づいて選択予測データS52を
形成することにより、高能率符号化された伝送データを
復号化する。
この実施例の場合、ヘツダデータDHDは予測変換情報
としてフレームモードデータと、予測モードデータと、
動きベクトルデータと、量子化幅データとを含んでな
る。
としてフレームモードデータと、予測モードデータと、
動きベクトルデータと、量子化幅データとを含んでな
る。
フレームモードデータは、各フレームの伝送データを
送信部11において符号化する際に用いられた符号化方式
を表すもので、フレーム内符号化モード、フレーム間符
号化モード及び補間フレーム符号化モードの種別を表
す。
送信部11において符号化する際に用いられた符号化方式
を表すもので、フレーム内符号化モード、フレーム間符
号化モード及び補間フレーム符号化モードの種別を表
す。
また予測モードデータは、フレーム内符号化モードで
符号化されるフレームを除く他のフレーム、すなわちフ
レーム間符号化モード及び補間フレーム符号化モードで
符号化されるフレームについて、送信部11の適応予測デ
ータ形成回路部41においてアダプテイブに最適であると
予測された画像データの種別を表す。
符号化されるフレームを除く他のフレーム、すなわちフ
レーム間符号化モード及び補間フレーム符号化モードで
符号化されるフレームについて、送信部11の適応予測デ
ータ形成回路部41においてアダプテイブに最適であると
予測された画像データの種別を表す。
因に補間フレーム符号化モード区間TPL(第6図)の
区間の場合予測モードデータは、補間フレーム符号化デ
ータ選択回路95が「0」画像データS31を選定したか、
前/次フレーム動き補正データS25を選定したか、前フ
レーム動き補正データS26を選定したか、又は平均値動
き補正データS46を選定したかの別を表すデータで構成
される。
区間の場合予測モードデータは、補間フレーム符号化デ
ータ選択回路95が「0」画像データS31を選定したか、
前/次フレーム動き補正データS25を選定したか、前フ
レーム動き補正データS26を選定したか、又は平均値動
き補正データS46を選定したかの別を表すデータで構成
される。
またフレーム間符号化モード区間TER(第6図)のフ
レームデータを伝送する場合予測モードデータは、フレ
ーム間符号化用データ選択回路82において、「0」画像
データS31を選定したか、又は前/次フレーム動き補正
データS25を選定したかの別を表すデータで構成され
る。
レームデータを伝送する場合予測モードデータは、フレ
ーム間符号化用データ選択回路82において、「0」画像
データS31を選定したか、又は前/次フレーム動き補正
データS25を選定したかの別を表すデータで構成され
る。
動きベクトルデータは、補間フレーム符号化モード区
間TPL及びフレーム間符号化モード区間TERのフレームデ
ータを伝送する際に、画像データがフレーム間において
動く場合に、当該動きベクトルでなる。
間TPL及びフレーム間符号化モード区間TERのフレームデ
ータを伝送する際に、画像データがフレーム間において
動く場合に、当該動きベクトルでなる。
量子化幅データは、送信部11の量子化回路44において
量子化する際に用いられた符号化幅を表すデータでな
る。
量子化する際に用いられた符号化幅を表すデータでな
る。
かくして選択予測回路127はデイスクリートコサイン
逆変換回路125から加算回路126の出力端に得られる画像
データについて、当該画像データが送信部11において符
号化された際に用いられた諸条件を、ヘツダデータDHD
によつて表される予測変換情報に基づいて判知し、この
予測変換情報を用いて符号化される前の画像データに復
号化し、これを選択予測データS25として加算回路126に
供給することにより、その後次々と到来する偏差データ
でなる画像データを復号化して加算回路126の出力端に
加算出力S53として得る。
逆変換回路125から加算回路126の出力端に得られる画像
データについて、当該画像データが送信部11において符
号化された際に用いられた諸条件を、ヘツダデータDHD
によつて表される予測変換情報に基づいて判知し、この
予測変換情報を用いて符号化される前の画像データに復
号化し、これを選択予測データS25として加算回路126に
供給することにより、その後次々と到来する偏差データ
でなる画像データを復号化して加算回路126の出力端に
加算出力S53として得る。
この加算出力S53は逆単位ブロツク化回路128において
逆単位ブロツク化処理を実行し、これにより送信部の単
位ブロツク化回路33(第5図)の入力端に得られる画像
データと同じ信号形式の画像データを再現して受信デー
タ出力部111の時間軸変換回路131に送出する。
逆単位ブロツク化処理を実行し、これにより送信部の単
位ブロツク化回路33(第5図)の入力端に得られる画像
データと同じ信号形式の画像データを再現して受信デー
タ出力部111の時間軸変換回路131に送出する。
時間軸変換回路131は、逆単位ブロツク化回路128から
与えられた画像データを所定のクロツク信号CLに基づい
て時間軸変換することにより輝度信号SY1及びクロマ信
号SCLを再現してそれぞれ片フイールド補間回路132及び
片フイールドライン補間回路133において補間演算を実
行した後、デイジタル/アナログ変換回路134、135、13
6においてアナログ信号に変換することにより、輝度信
号YX並びにクロマ信号CRX及びCBXでなる動画出力信号VD
OUTを受信データ出力部111の出力信号として送出する。
与えられた画像データを所定のクロツク信号CLに基づい
て時間軸変換することにより輝度信号SY1及びクロマ信
号SCLを再現してそれぞれ片フイールド補間回路132及び
片フイールドライン補間回路133において補間演算を実
行した後、デイジタル/アナログ変換回路134、135、13
6においてアナログ信号に変換することにより、輝度信
号YX並びにクロマ信号CRX及びCBXでなる動画出力信号VD
OUTを受信データ出力部111の出力信号として送出する。
(G3)実施例の動作、効果 以上の構成において、送信部11に入力された動画映像
入力信号VDINが画像データ入力部21から画像データPIC
として画像データ符号化回路部31に与えられると、画像
データ符号化回路部31はこれを第0、第1、第2、第
3、第4……番目のフレームデータF0、F1、F2、F3、F4
……の順序で配列させると共に、フレームモード指定信
号S2(第6図(B))の指定に従つて、第1のフレーム
データF1をフレーム内符号化モードで高能率符号化した
後、1フレーム置きのフレームデータ、すなわち第2、
第4、第6……のフレームデータF2、F4、F6……を補間
フレーム符号化モードで符号化すると共に、当該補間フ
レーム符号化モードの間にある1フレーム置きのフレー
ムデータ、すなわち第3、第5、第7……のフレームデ
ータF3、F5、F7……をフレーム間符号化モードで高能率
符号化処理を実行する。
入力信号VDINが画像データ入力部21から画像データPIC
として画像データ符号化回路部31に与えられると、画像
データ符号化回路部31はこれを第0、第1、第2、第
3、第4……番目のフレームデータF0、F1、F2、F3、F4
……の順序で配列させると共に、フレームモード指定信
号S2(第6図(B))の指定に従つて、第1のフレーム
データF1をフレーム内符号化モードで高能率符号化した
後、1フレーム置きのフレームデータ、すなわち第2、
第4、第6……のフレームデータF2、F4、F6……を補間
フレーム符号化モードで符号化すると共に、当該補間フ
レーム符号化モードの間にある1フレーム置きのフレー
ムデータ、すなわち第3、第5、第7……のフレームデ
ータF3、F5、F7……をフレーム間符号化モードで高能率
符号化処理を実行する。
すなわちフレーム入力データF1(第6図(A))は、
データ選択回路34及び補間フレーム入力メモリ35によつ
てその1つおきのフレームデータF1、F3、F5……以外の
フレームデータF0、F2、F4、F6を2フレーム分ずらせる
ことにより第1、第0、第3、第2、第5……のフレー
ムデータF1、F0、F3、F2、F5を配列させてなる現フレー
ム入力データS4を得て減算回路42に与えると共に適応予
測データ形成回路41の適応予測回路58に与えて受信部に
伝送しようとするフレームデータを適応予測データ形成
回路41において復号化し、各フレームごとに受信側にお
いて最も高画質な画像を再現できると考えられる予測画
像データを選定して当該予測画像データに対応する伝送
データを受信側に伝送する。
データ選択回路34及び補間フレーム入力メモリ35によつ
てその1つおきのフレームデータF1、F3、F5……以外の
フレームデータF0、F2、F4、F6を2フレーム分ずらせる
ことにより第1、第0、第3、第2、第5……のフレー
ムデータF1、F0、F3、F2、F5を配列させてなる現フレー
ム入力データS4を得て減算回路42に与えると共に適応予
測データ形成回路41の適応予測回路58に与えて受信部に
伝送しようとするフレームデータを適応予測データ形成
回路41において復号化し、各フレームごとに受信側にお
いて最も高画質な画像を再現できると考えられる予測画
像データを選定して当該予測画像データに対応する伝送
データを受信側に伝送する。
すなわち画像データ符号化回路部31は現フレーム入力
データS4を減算回路42からデイスクリートコサイン変換
回路43、量子化回路44において変換された量子化データ
S12を逆量子化回路55、デイスクリートコサイン逆変換
回路56、加算回路57を通じて現フレーム復号化データS1
5(第6図(F))として適応予測回路58に供給する。
データS4を減算回路42からデイスクリートコサイン変換
回路43、量子化回路44において変換された量子化データ
S12を逆量子化回路55、デイスクリートコサイン逆変換
回路56、加算回路57を通じて現フレーム復号化データS1
5(第6図(F))として適応予測回路58に供給する。
適応予測回路58はこの現フレーム復号化データS15を
前フレームメモリ61及び前前フレームメモリ62に2フレ
ーム区間ずつ記憶させることにより保存し、前フレーム
復号化データS21(第6図(H))及び前前フレーム復
号化データS22(第6図(J))を発生させ、これによ
り動きベクトル計算回路65において時々刻々得られる動
きベクトルデータとの関係に基づいて各種の予測画像デ
ータをフレームごとに形成し、この予測画像データのう
ち最適な画像データを予測フレームデータS8として減算
回路42に供給することにより、現フレーム入力データS4
と、動きベクトルデータによつて復号化された予測画像
データとの偏差を表す画像データを動きベクトルデータ
と組み合わせて受信側に伝送できるようにする。
前フレームメモリ61及び前前フレームメモリ62に2フレ
ーム区間ずつ記憶させることにより保存し、前フレーム
復号化データS21(第6図(H))及び前前フレーム復
号化データS22(第6図(J))を発生させ、これによ
り動きベクトル計算回路65において時々刻々得られる動
きベクトルデータとの関係に基づいて各種の予測画像デ
ータをフレームごとに形成し、この予測画像データのう
ち最適な画像データを予測フレームデータS8として減算
回路42に供給することにより、現フレーム入力データS4
と、動きベクトルデータによつて復号化された予測画像
データとの偏差を表す画像データを動きベクトルデータ
と組み合わせて受信側に伝送できるようにする。
まずフレーム入力データS1(第6図(A))として第
1のフレームデータF1が到来するフレーム内符号化モー
ド区間TRAのタイミングにおいて、予測フレームデータ
形成回路66(第7図)のデータ選択回路81が第1の入力
端A31の「0」画像データS31を選択してこれを予測フレ
ームデータ(第6図(N))として送出することによ
り、減算回路42は現フレーム入力データS4として到来し
ている第1のフレームデータF1をそのまま伝送フレーム
データS9に送出する状態になり、このとき送信部はフレ
ーム内符号化データでなる伝送データDATAを受信部側に
伝送する。
1のフレームデータF1が到来するフレーム内符号化モー
ド区間TRAのタイミングにおいて、予測フレームデータ
形成回路66(第7図)のデータ選択回路81が第1の入力
端A31の「0」画像データS31を選択してこれを予測フレ
ームデータ(第6図(N))として送出することによ
り、減算回路42は現フレーム入力データS4として到来し
ている第1のフレームデータF1をそのまま伝送フレーム
データS9に送出する状態になり、このとき送信部はフレ
ーム内符号化データでなる伝送データDATAを受信部側に
伝送する。
続いてフレーム入力データS1が第2番目のフレームデ
ータF2になる補間フレーム符号化モード区間TPLになる
と、予測フレームデータ形成回路66(第7図)のデータ
選択回路81が入力端A31から補間フレーム符号化選択回
路95の補間フレーム符号化画像データS45を予測フレー
ムデータS8として出力する選択状態になる。
ータF2になる補間フレーム符号化モード区間TPLになる
と、予測フレームデータ形成回路66(第7図)のデータ
選択回路81が入力端A31から補間フレーム符号化選択回
路95の補間フレーム符号化画像データS45を予測フレー
ムデータS8として出力する選択状態になる。
このタイミングにおいては現フレーム入力データS4
(第6図(E))として第0番目のフレームデータF0が
得られ、かつ前フレームメモリ61の前フレーム復号化デ
ータS21(第6図(H))としてフレームデータF1Uを出
力している状態にある。これと共に動きベクトル計算回
路65は補正動きベクトルデータS23(第6図(L))と
して動きベクトルデータ−x0をデータ選択回路78の入力
端A21を介して送出している状態になる。
(第6図(E))として第0番目のフレームデータF0が
得られ、かつ前フレームメモリ61の前フレーム復号化デ
ータS21(第6図(H))としてフレームデータF1Uを出
力している状態にある。これと共に動きベクトル計算回
路65は補正動きベクトルデータS23(第6図(L))と
して動きベクトルデータ−x0をデータ選択回路78の入力
端A21を介して送出している状態になる。
このとき前前フレームメモリ62には−1番目のフレー
ムデータF(−1)Uが入つているので、結局予測フレ
ームデータ形成回路66の補間フレーム復号化データ選択
回路95には、「0」画像データS31と、動きベクトルデ
ータ−x0によつて復号化されたフレームデータF0〔F1〕
でなる前/次フレーム動き補正データS25と動きベクト
ルデータx-1によつて復号化されたフレームデータF0
〔F(−1)〕でなる前フレーム動き補正データS26
と、これらのフレームデータF0〔F1〕及びF0〔F(−
1)〕の平均値でなる平均値動き補正データS46とが入
力され、そのうち最も誤差が小さいフレームデータが最
小補正データ選択回路99によつて選択されかくして予測
フレームデータ形成回路66は当該選択されたフレームデ
ータを予測フレームデータS8として送出する。
ムデータF(−1)Uが入つているので、結局予測フレ
ームデータ形成回路66の補間フレーム復号化データ選択
回路95には、「0」画像データS31と、動きベクトルデ
ータ−x0によつて復号化されたフレームデータF0〔F1〕
でなる前/次フレーム動き補正データS25と動きベクト
ルデータx-1によつて復号化されたフレームデータF0
〔F(−1)〕でなる前フレーム動き補正データS26
と、これらのフレームデータF0〔F1〕及びF0〔F(−
1)〕の平均値でなる平均値動き補正データS46とが入
力され、そのうち最も誤差が小さいフレームデータが最
小補正データ選択回路99によつて選択されかくして予測
フレームデータ形成回路66は当該選択されたフレームデ
ータを予測フレームデータS8として送出する。
この結果送信部11は、予測フレームデータS8として選
択されたフレームデータ及び現フレーム入力データS4の
誤差を表す伝送フレームデータS9を減算回路42において
得て、この誤差データを、予測フレームデータS8として
当該選択されたフレームデータを発生する際に用いられ
た動きベクトルデータ及び選択されたフレームデータの
種別を表す予測モードデータを予測変換情報として含む
ヘツダデータDHDと共に、伝送データDATAとして受信側
に送出する。
択されたフレームデータ及び現フレーム入力データS4の
誤差を表す伝送フレームデータS9を減算回路42において
得て、この誤差データを、予測フレームデータS8として
当該選択されたフレームデータを発生する際に用いられ
た動きベクトルデータ及び選択されたフレームデータの
種別を表す予測モードデータを予測変換情報として含む
ヘツダデータDHDと共に、伝送データDATAとして受信側
に送出する。
これに続いてフレーム入力データS1が第3のフレーム
データF3(第6図(A))を送出するフレーム間符号化
モード期間TERになると、当該3番目のフレームデータF
3が現フレーム入力データS4(第6図(E))として取
り込まれると同時に、前フレームメモリ61の前フレーム
復号化データS21(第6図(H))が1番目のフレーム
データF1Uを送出する状態を維持する。これに対して動
きベクトル計算回路65は補正動きベクトルデータS23
(第6図(K))として動きベクトルデータx1及びx2の
和、すなわち(x1+x2)をデータ選択回路78の入力端A2
2から送出する状態になる。
データF3(第6図(A))を送出するフレーム間符号化
モード期間TERになると、当該3番目のフレームデータF
3が現フレーム入力データS4(第6図(E))として取
り込まれると同時に、前フレームメモリ61の前フレーム
復号化データS21(第6図(H))が1番目のフレーム
データF1Uを送出する状態を維持する。これに対して動
きベクトル計算回路65は補正動きベクトルデータS23
(第6図(K))として動きベクトルデータx1及びx2の
和、すなわち(x1+x2)をデータ選択回路78の入力端A2
2から送出する状態になる。
従つて動き補正データ形成回路63は前フレーム復号化
データS21の1番目のフレームデータF1Uに基づいて、そ
の画像を動きベクトルデータ(x1+x2)だけ動かすこと
により、3番目のフレームデータを表す予測画像データ
F3〔F1〕を前/次フレーム動き補正データS25として出
力する。
データS21の1番目のフレームデータF1Uに基づいて、そ
の画像を動きベクトルデータ(x1+x2)だけ動かすこと
により、3番目のフレームデータを表す予測画像データ
F3〔F1〕を前/次フレーム動き補正データS25として出
力する。
ところがこのタイミングにおいてデータ選択回路81は
入力端A32からフレーム間符号化用データ選択回路82に
与えられている「0」画像データS31又は予測画像デー
タF3〔F1〕を予測フレームデータS8(第6図(N))と
して送出する状態になる。
入力端A32からフレーム間符号化用データ選択回路82に
与えられている「0」画像データS31又は予測画像デー
タF3〔F1〕を予測フレームデータS8(第6図(N))と
して送出する状態になる。
この状態において動きベクトルデータ(x1+x2)の誤
差が大きくなければ、予測画像データF3〔F1〕と現フレ
ーム入力データS4の3番目のフレームデータF3との偏差
が十分に小さいか又は0になるので、これが第1の最小
補正データ優先回路83において選択されて予測フレーム
データS8として減算回路42に与えられる。
差が大きくなければ、予測画像データF3〔F1〕と現フレ
ーム入力データS4の3番目のフレームデータF3との偏差
が十分に小さいか又は0になるので、これが第1の最小
補正データ優先回路83において選択されて予測フレーム
データS8として減算回路42に与えられる。
かくして減算回路42から得られた誤差データが、動き
ベクトルデータ(x1+x2)と、予測フレームデータS8と
して予測画像データF3〔F1〕が選択されたことを表す予
測モードデータとを予測変換情報として含むヘツダデー
タDHDと共に、送信部11から受信側に送出される。
ベクトルデータ(x1+x2)と、予測フレームデータS8と
して予測画像データF3〔F1〕が選択されたことを表す予
測モードデータとを予測変換情報として含むヘツダデー
タDHDと共に、送信部11から受信側に送出される。
ここで動きベクトルデータ(x1+x2)の誤差が無視で
きない程度に大きくなれば、これを第1の最小補正デー
タ優先回路83が検出することにより予測フレームデータ
S8として「0」画像データが用いられることにより、送
信部11から受信側に伝送される画像データはフレーム内
符号化データに切り換えられる。
きない程度に大きくなれば、これを第1の最小補正デー
タ優先回路83が検出することにより予測フレームデータ
S8として「0」画像データが用いられることにより、送
信部11から受信側に伝送される画像データはフレーム内
符号化データに切り換えられる。
これにより受信部15は高画質の画像を再現できること
になる。
になる。
続いてフレーム入力データS1(第6図(A))が4番
目のフレームデータF4になると、このとき現フレーム入
力データS4(第6図(E))として2番目のフレームデ
ータF2が取り込まれると同時に、前フレームメモリ61の
前フレーム復号化データS21(第6図(H))が3番目
のフレームデータF3Uを送出し、かつ前前フレームメモ
リ62の前前フレーム復号化データS22(第6図(J))
が1番目のフレームデータF1Uを送出する状態になる。
目のフレームデータF4になると、このとき現フレーム入
力データS4(第6図(E))として2番目のフレームデ
ータF2が取り込まれると同時に、前フレームメモリ61の
前フレーム復号化データS21(第6図(H))が3番目
のフレームデータF3Uを送出し、かつ前前フレームメモ
リ62の前前フレーム復号化データS22(第6図(J))
が1番目のフレームデータF1Uを送出する状態になる。
これと同時に動きベクトル計算回路65は、補正動きベ
クトルデータS23(第6図(L))として動きベクトル
データ−x2をデータ選択回路78の入力端A21から送出す
ると共に、補正動作ベクトルデータS24(第6図
(M))として動きベクトルデータx1をデータ選択回路
76から送出する状態になる。
クトルデータS23(第6図(L))として動きベクトル
データ−x2をデータ選択回路78の入力端A21から送出す
ると共に、補正動作ベクトルデータS24(第6図
(M))として動きベクトルデータx1をデータ選択回路
76から送出する状態になる。
この結果動き補正データ形成回路63は前フレーム復号
化データS21の3番目のフレームデータF3Uに基づいてこ
れを動きベクトルデータ−x2だけもとに戻すことにより
得られる2番目のフレームデータF2〔F3〕を前/次フレ
ーム動き補正データS25として送出することにより、こ
れを予測フレームデータS8(第6図(N))として送出
し得る状態になる。
化データS21の3番目のフレームデータF3Uに基づいてこ
れを動きベクトルデータ−x2だけもとに戻すことにより
得られる2番目のフレームデータF2〔F3〕を前/次フレ
ーム動き補正データS25として送出することにより、こ
れを予測フレームデータS8(第6図(N))として送出
し得る状態になる。
これと同時に動き補正データ形成回路64は前前フレー
ム復号化データS22の1番目のフレームデータF1Uに基づ
いて、これを動きベクトルデータx1だけ動かすことによ
り2番目のフレームデータF2〔F1〕を前フレーム動き補
正データS26として送出することにより予測フレームデ
ータS8(第6図(N))として供給できる状態になる。
ム復号化データS22の1番目のフレームデータF1Uに基づ
いて、これを動きベクトルデータx1だけ動かすことによ
り2番目のフレームデータF2〔F1〕を前フレーム動き補
正データS26として送出することにより予測フレームデ
ータS8(第6図(N))として供給できる状態になる。
これと同時に平均値演算回路96は、前/次フレーム動
き補正データS25と画像データF2〔F3〕と、前フレーム
動き補正データS26の予測画像データF2〔F1〕との平均
値でなる予測画像データF2〔F3、F1〕でなる平均値動き
補正データS46を予測フレームデータS8(第6図
(N))として供給し得る状態になる。
き補正データS25と画像データF2〔F3〕と、前フレーム
動き補正データS26の予測画像データF2〔F1〕との平均
値でなる予測画像データF2〔F3、F1〕でなる平均値動き
補正データS46を予測フレームデータS8(第6図
(N))として供給し得る状態になる。
かくして(第6図(N))に示すように、補間フレー
ム符号化データ選択回路95には、「0」画像データS31
と、3番目のフレームデータF3及び動きベクトルデータ
−x2によつて予測される予測画像データF2〔F3〕と、1
番目の画像データF1及び動きベクトルデータx1によつて
予測される予測画像データF2〔F1〕と、これらの予測画
像データF2〔F3〕及びF2〔F1〕から平均値演算すること
により得られる予測画像データF2〔F3、F1〕とが供給さ
れることにより、そのうち最も誤差が小さいものを第2
の最小補正データ選択回路99によつて選択させる。
ム符号化データ選択回路95には、「0」画像データS31
と、3番目のフレームデータF3及び動きベクトルデータ
−x2によつて予測される予測画像データF2〔F3〕と、1
番目の画像データF1及び動きベクトルデータx1によつて
予測される予測画像データF2〔F1〕と、これらの予測画
像データF2〔F3〕及びF2〔F1〕から平均値演算すること
により得られる予測画像データF2〔F3、F1〕とが供給さ
れることにより、そのうち最も誤差が小さいものを第2
の最小補正データ選択回路99によつて選択させる。
このとき第2の最小補正データ選択回路99が3番目の
フレームF3から予測した予測画像データF2〔F3〕と現フ
レーム入力データS4の2番目のフレームデータF2との誤
差が最も小さいと判断すれば予測フレームデータ形成回
路66は当該予測画像データF2〔F3〕を予測フレームデー
タS8として送出する。これにより、減算回路42において
当該誤差に相当する補正データを伝送フレームデータS9
として得ることができることにより、結局送信部11は当
該誤差を表す画像データを、動き補正ベクトルデータ−
x2及び3番目のフレームデータに基づいて得たものであ
ることを表す予測モードデータを予測変換情報として含
んでなるヘツダデータDHDと共に受信部15側へ伝送する
ことができる。
フレームF3から予測した予測画像データF2〔F3〕と現フ
レーム入力データS4の2番目のフレームデータF2との誤
差が最も小さいと判断すれば予測フレームデータ形成回
路66は当該予測画像データF2〔F3〕を予測フレームデー
タS8として送出する。これにより、減算回路42において
当該誤差に相当する補正データを伝送フレームデータS9
として得ることができることにより、結局送信部11は当
該誤差を表す画像データを、動き補正ベクトルデータ−
x2及び3番目のフレームデータに基づいて得たものであ
ることを表す予測モードデータを予測変換情報として含
んでなるヘツダデータDHDと共に受信部15側へ伝送する
ことができる。
かくして受信部15は2番目のフレーム画像を3番目の
フレーム画像との間の動きベクトルデータ−x2によつて
再現することができる。
フレーム画像との間の動きベクトルデータ−x2によつて
再現することができる。
これに対して第2の最小補正データ選択回路99が予測
画像データF2〔F1〕と現フレーム入力データS2の2番目
のフレームデータF2との偏差が最小であると判断したと
きには、予測フレームデータ形成回路66は当該予測画像
データF2〔F1〕を予測フレームデータS8として減算回路
42に供給することにより、送信部11は、当該予測画像デ
ータF2〔F1〕と現フレーム入力データS4の2番目のフレ
ームデータF2との誤差を表す画像データを、動きベクト
ルデータx1及び1番目のフレームデータF1から得たもの
であることを表す予測モードデータを予測変換情報とし
て含んでなるヘツダデータDHDと共に、受信部15側に伝
送する。
画像データF2〔F1〕と現フレーム入力データS2の2番目
のフレームデータF2との偏差が最小であると判断したと
きには、予測フレームデータ形成回路66は当該予測画像
データF2〔F1〕を予測フレームデータS8として減算回路
42に供給することにより、送信部11は、当該予測画像デ
ータF2〔F1〕と現フレーム入力データS4の2番目のフレ
ームデータF2との誤差を表す画像データを、動きベクト
ルデータx1及び1番目のフレームデータF1から得たもの
であることを表す予測モードデータを予測変換情報とし
て含んでなるヘツダデータDHDと共に、受信部15側に伝
送する。
これにより受信部15は第1番目のフレームデータに基
づいてこれを動きベクトルデータx1だけ動かして第2番
目のフレームデータを再現することができる。
づいてこれを動きベクトルデータx1だけ動かして第2番
目のフレームデータを再現することができる。
さらに第2の最小補正データ選択回路99が平均値演算
回路96から得られる平均値動き補正データS46が最小値
であると判断したとき、予測フレームデータ形成回路66
は予測画像データF2〔F3、F1〕を予測フレームデータS8
として送出することにより、送信部11は1番目及び2番
目のフレームデータF1及びF3から動きベクトルデータ−
x2及びx1だけ動かして得られた2番目のフレームデータ
に関する予測画像データの平均値と、現フレーム入力デ
ータS4の2番目のフレームデータF2との誤差を表す画像
データを、動きベクトルデータx2及びx1と平均値データ
であることを表す予測モードデータを予測変換情報とし
て含むヘツダデータDHDと共に受信部15側に伝送する。
回路96から得られる平均値動き補正データS46が最小値
であると判断したとき、予測フレームデータ形成回路66
は予測画像データF2〔F3、F1〕を予測フレームデータS8
として送出することにより、送信部11は1番目及び2番
目のフレームデータF1及びF3から動きベクトルデータ−
x2及びx1だけ動かして得られた2番目のフレームデータ
に関する予測画像データの平均値と、現フレーム入力デ
ータS4の2番目のフレームデータF2との誤差を表す画像
データを、動きベクトルデータx2及びx1と平均値データ
であることを表す予測モードデータを予測変換情報とし
て含むヘツダデータDHDと共に受信部15側に伝送する。
このとき受信部15は、3番目及び1番目のフレームデ
ータF3及びF1から動きベクトルデータ−x2及びx1だけ動
かすことにより得られる2番目のフレームデータの平均
値を補間演算することにより、2番目のフレームデータ
を得ることができる。
ータF3及びF1から動きベクトルデータ−x2及びx1だけ動
かすことにより得られる2番目のフレームデータの平均
値を補間演算することにより、2番目のフレームデータ
を得ることができる。
このようにして受信部15はアダプテイブに選択されて
伝送されて来る伝送データに基づいて画像データを再現
することができるが、かくするにつき送信部11において
最も誤差が小さいことを確認して画像データを伝送して
いることに基づいて、受信部15は高画質なフレーム画像
を再現することができる。
伝送されて来る伝送データに基づいて画像データを再現
することができるが、かくするにつき送信部11において
最も誤差が小さいことを確認して画像データを伝送して
いることに基づいて、受信部15は高画質なフレーム画像
を再現することができる。
以下同様にしてフレーム入力データS1(第6図
(A))が5番目、7番目……のフレームデータF5、F7
……になるフレーム間符号化モード区間TERになると、
3番目のフレームデータF3について上述したと同様の動
作をすると共に、6番目、8番目……のフレームデータ
F6、F8……になる補間フレーム符号化モード区間TPLに
なると4番目のフレームデータF4について上述したと同
様のデータ伝送処理を実行する。
(A))が5番目、7番目……のフレームデータF5、F7
……になるフレーム間符号化モード区間TERになると、
3番目のフレームデータF3について上述したと同様の動
作をすると共に、6番目、8番目……のフレームデータ
F6、F8……になる補間フレーム符号化モード区間TPLに
なると4番目のフレームデータF4について上述したと同
様のデータ伝送処理を実行する。
以上の構成によれば、補間フレーム符号化モード区間
TPL及びフレーム間符号化モード区間TERにおいて、送信
部11が受信側に伝送する伝送データに基づいて複数の予
測画像データを形成し、当該予測画像データと現フレー
ム入力データとの誤差が最小の予測画像データに基づい
て伝送データDATAを形成するようにしたことにより、受
信部15側において常に高画質のフレーム画像を再現する
ことができる。
TPL及びフレーム間符号化モード区間TERにおいて、送信
部11が受信側に伝送する伝送データに基づいて複数の予
測画像データを形成し、当該予測画像データと現フレー
ム入力データとの誤差が最小の予測画像データに基づい
て伝送データDATAを形成するようにしたことにより、受
信部15側において常に高画質のフレーム画像を再現する
ことができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、フレーム内符号化され
た第1のフレームの後に、当該第1のフレームから動き
ベクトル及び差分データによる予測符号化処理を用いて
フレーム間予測符号化された複数の第2のフレームを形
成すると共に、第1及び第2のフレーム間、並びに複数
の第2のフレーム間に、動きベクトル及び差分データに
よつて表され、かつ前予測、後予測又は両方向予測され
た予測符号化画素を有する第3及び第4のフレームを形
成することにより、実用上画質の改善度が大きい符号化
映像データを得ることができる。
た第1のフレームの後に、当該第1のフレームから動き
ベクトル及び差分データによる予測符号化処理を用いて
フレーム間予測符号化された複数の第2のフレームを形
成すると共に、第1及び第2のフレーム間、並びに複数
の第2のフレーム間に、動きベクトル及び差分データに
よつて表され、かつ前予測、後予測又は両方向予測され
た予測符号化画素を有する第3及び第4のフレームを形
成することにより、実用上画質の改善度が大きい符号化
映像データを得ることができる。
第1図は映像信号符号化方法の原理を示す略線図、第2
図及び第3図は高能率符号化手法及びその画像データの
説明に供する略線図、第4図は画像信号伝送システムの
全体構成を示すブロツク図、第5図は第4図の送信部11
の詳細構成を示すブロツク図、第6図は第5図の適応予
測データ形成回路41における予測画像データの復号化手
法の説明に供するタイムチヤート、第7図は第5図の適
応予測回路58の詳細構成を示すブロツク図、第8図は第
4図の受信部15の詳細構成を示すブロツク図である。 11……送信部、15……受信部、21……画像データ入力
部、31……画像データ符号化回路部、33……単位ブロツ
ク化回路、34……データ選択回路、36……動きベクトル
検出回路、41……適応予測データ形成回路、42……減算
回路、51……伝送バツフア回路部、52……バツフアメモ
リ、58……適応予測回路、61……前フレームメモリ、62
……前前フレームメモリ、63、64……動き補正データ形
成回路、65……動きベクトル計算回路、66……予測フレ
ームデータ形成回路。
図及び第3図は高能率符号化手法及びその画像データの
説明に供する略線図、第4図は画像信号伝送システムの
全体構成を示すブロツク図、第5図は第4図の送信部11
の詳細構成を示すブロツク図、第6図は第5図の適応予
測データ形成回路41における予測画像データの復号化手
法の説明に供するタイムチヤート、第7図は第5図の適
応予測回路58の詳細構成を示すブロツク図、第8図は第
4図の受信部15の詳細構成を示すブロツク図である。 11……送信部、15……受信部、21……画像データ入力
部、31……画像データ符号化回路部、33……単位ブロツ
ク化回路、34……データ選択回路、36……動きベクトル
検出回路、41……適応予測データ形成回路、42……減算
回路、51……伝送バツフア回路部、52……バツフアメモ
リ、58……適応予測回路、61……前フレームメモリ、62
……前前フレームメモリ、63、64……動き補正データ形
成回路、65……動きベクトル計算回路、66……予測フレ
ームデータ形成回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−82219(JP,A) 特開 昭59−123383(JP,A) 1989年テレビジョン学会全国大会講演 予稿集,19−20「蓄積系メディアに適し た前後フレーム適応予測符号化方式」 p.485−486,平成元年7月19日発行
Claims (2)
- 【請求項1】デイジタル映像信号を符号化する映像信号
符号化方法において、 最初の第1のフレーム(F1X)はフレーム内符号化によ
り符号化されるフレームによつて構成し、 その後の複数の第2のフレーム(F3X、F5X)は、上記フ
レーム内符号化されるフレームから少なくとも動きベク
トルと差分データとによつて表される、フレーム間予測
符号化により符号化されるフレームによつて構成し、 上記フレーム内符号化された上記第1のフレーム(F1
X)と、上記フレーム間予測符号化された上記第2のフ
レーム(F3X)との間に、 少なくとも前のフレーム内符号化される上記第1のフ
レームからの差分データ及び動きベクトルにより予測符
号化される画素、 少なくとも次のフレーム間予測符号化される上記第2
のフレームからの差分データ及び動きベクトルにより予
測符号化された画素、 少なくとも上記前のフレーム内符号化される上記第1
のフレームからの差分データ及び動きベクトルと、上記
次のフレーム間予測符号化される上記第2のフレームか
らの差分データ及び動きベクトルとにより予測符号化さ
れる画素、 上記ないしの画素から選択された画素からなるフレ
ームとして予測符号化された第3のフレーム(F2X)を
設け、 上記フレーム間予測符号化された上記第2のフレーム
(F3X、F5X)相互間に、 少なくとも前のフレーム間予測符号化される第2のフ
レームからの差分データ及び動きベクトルにより予測符
号化される画素、 少なくとも次のフレーム間予測符号化される第2のフ
レームからの差分データ及び動きベクトルにより予測符
号化される画素、 少なくとも上記前のフレーム間予測符号化される第2
のフレームからの差分データ及び動きベクトルと上記次
のフレーム間予測符号化される第2のフレームからの差
分データ及び動きベクトルとにより予測符号化された画
素、 上記ないしの画素から選択された画素からなるフレ
ームとして予測符号化された第4のフレーム(F4X)を
設けた ことを特徴とする映像信号符号化方法。 - 【請求項2】デイジタル映像信号を符号化する映像信号
符号化装置において、 最初の第1のフレーム(F1X)をフレーム内符号化によ
り符号化されるフレームによつて構成する手段と、 その後の複数の第2のフレーム(F3X、F5X)を、上記フ
レーム内符号化されるフレームから少なくとも動きベク
トルと差分データとによつて表される、フレーム間予測
符号化により符号化されるフレームによつて構成する手
段と、 上記フレーム内符号化された上記第1のフレーム(F1
X)と、上記フレーム間予測符号化された上記第2のフ
レーム(F3X)との間に、 少なくとも前のフレーム内符号化される上記第1のフ
レームからの差分データ及び動きベクトルにより予測符
号化される画素、 少なくとも次のフレーム間予測符号化される上記第2
のフレームからの差分データ及び動きベクトルにより予
測符号化された画素、 少なくとも上記前のフレーム内符号化される上記第1
のフレームからの差分データ及び動きベクトルと、上記
次のフレーム間予測符号化される上記第2のフレームか
らの差分データ及び動きベクトルとにより予測符号化さ
れる画素、 上記ないしの画素から選択された画素からなるフレ
ームとして予測符号化された第3のフレーム(F2X)を
形成する手段と、 上記フレーム間予測符号化された上記第2のフレーム
(F3X、F5X)相互間に、 少なくとも前のフレーム間予測符号化される第2のフ
レームからの差分データ及び動きベクトルにより予測符
号化される画素、 少なくとも次のフレーム間予測符号化される第2のフ
レームからの差分データ及び動きベクトルにより予測符
号化される画素、 少なくとも上記前のフレーム間予測符号化される第2
のフレームからの差分データ及び動きベクトルと上記次
のフレーム間予測符号化される第2のフレームからの差
分データ及び動きベクトルとにより予測符号化された画
素、 上記ないしの画素から選択された画素からなるフレ
ームとして予測符号化された第4のフレーム(F4X)を
形成する手段と を具えることを特徴とする映像信号符号化装置。
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