JP3157713B2 - シリカ系吹付材 - Google Patents
シリカ系吹付材Info
- Publication number
- JP3157713B2 JP3157713B2 JP12495496A JP12495496A JP3157713B2 JP 3157713 B2 JP3157713 B2 JP 3157713B2 JP 12495496 A JP12495496 A JP 12495496A JP 12495496 A JP12495496 A JP 12495496A JP 3157713 B2 JP3157713 B2 JP 3157713B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- raw material
- silica
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00034—Physico-chemical characteristics of the mixtures
- C04B2111/00146—Sprayable or pumpable mixtures
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00482—Coating or impregnation materials
- C04B2111/00551—Refractory coatings, e.g. for tamping
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンディッシュの
被覆材に関し、更に詳しくはシリカ系吹付材並びにジル
コン・シリカ系吹付材よりなるタンディッシュ被覆材に
関する。
被覆材に関し、更に詳しくはシリカ系吹付材並びにジル
コン・シリカ系吹付材よりなるタンディッシュ被覆材に
関する。
【0002】
【従来の技術・課題】従来、アルミナ、マグネシア等の
介在物を嫌う鋼種のタンディッシュの被覆材としてシリ
カボードが使用されていた。例えば、特公昭62−32150
号公報には、耐火物原料に仮焼処理を施さない石灰石、
苦灰石の1種以上を2〜20重量%添加したことを特徴
とするタンディッシュ用耐火断熱板が開示されている。
しかし、シリカボードのような耐火断熱板は製造コスト
が高く、また、タンディッシュへの施工に時間を要する
等の問題点がある。
介在物を嫌う鋼種のタンディッシュの被覆材としてシリ
カボードが使用されていた。例えば、特公昭62−32150
号公報には、耐火物原料に仮焼処理を施さない石灰石、
苦灰石の1種以上を2〜20重量%添加したことを特徴
とするタンディッシュ用耐火断熱板が開示されている。
しかし、シリカボードのような耐火断熱板は製造コスト
が高く、また、タンディッシュへの施工に時間を要する
等の問題点がある。
【0003】そこで、タンディッシュ被覆材を吹付材と
することが試みられている。例えば、特開昭62−27378
号公報には、溶融金属容器内張材の吹付施工において、
95重量%以上の10mm篩下かつ200メッシュ以下
が5重量%以上の粒度を有するシリカ系耐火物を骨材と
し、炭素含有量15重量%以上の無機炭素質物質を含
み、無機・有機繊維質物質の少なくとも1種を5重量%
までと、さらに無機結合剤を固型換算で1〜10重量%
含む混合物が1〜10kg/cm2の空気圧で圧送さ
れ、元圧0.5〜5kg/cm2で供給される25重量%
以内の水とノズル部で混合・放出して被施工部に吹付被
覆することを特徴とするシリカ系耐火物の吹付施工方法
が開示されている。しかし、該公報において使用されて
いる吹付材は粒度が粗くリバウンドロスが多いこと、及
び昇熱中に炭素が酸化され炭素の効果を充分に発揮でき
ないために好ましいものとは言えない。
することが試みられている。例えば、特開昭62−27378
号公報には、溶融金属容器内張材の吹付施工において、
95重量%以上の10mm篩下かつ200メッシュ以下
が5重量%以上の粒度を有するシリカ系耐火物を骨材と
し、炭素含有量15重量%以上の無機炭素質物質を含
み、無機・有機繊維質物質の少なくとも1種を5重量%
までと、さらに無機結合剤を固型換算で1〜10重量%
含む混合物が1〜10kg/cm2の空気圧で圧送さ
れ、元圧0.5〜5kg/cm2で供給される25重量%
以内の水とノズル部で混合・放出して被施工部に吹付被
覆することを特徴とするシリカ系耐火物の吹付施工方法
が開示されている。しかし、該公報において使用されて
いる吹付材は粒度が粗くリバウンドロスが多いこと、及
び昇熱中に炭素が酸化され炭素の効果を充分に発揮でき
ないために好ましいものとは言えない。
【0004】従って、本発明の目的は、タンディッシュ
被覆材として好適なシリカ系吹付材を提供することにあ
る。
被覆材として好適なシリカ系吹付材を提供することにあ
る。
【0005】更に、本発明の他の目的は、タンディッシ
ュ被覆材として耐食性に優れたジルコン・シリカ系吹付
材を提供することにある。
ュ被覆材として耐食性に優れたジルコン・シリカ系吹付
材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のタンディ
ッシュ被覆材は、石英ガラス40〜80重量%及び天然
シリカ原料20〜60重量%よりなる骨材部100重量
部に、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を
外掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7
重量部配合してなるシリカ系吹付材よりなることを特徴
とする(以下、第1発明という)。
ッシュ被覆材は、石英ガラス40〜80重量%及び天然
シリカ原料20〜60重量%よりなる骨材部100重量
部に、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を
外掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7
重量部配合してなるシリカ系吹付材よりなることを特徴
とする(以下、第1発明という)。
【0007】更に、本発明のタンディッシュ被覆材は、
ジルコン60〜90重量%及び天然シリカ原料10〜4
0重量%よりなる骨材部100重量部に、粘土質原料を
外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外掛で0.5〜4重
量部及びバインダーを外掛で1〜7重量部配合してなる
ジルコン・シリカ系吹付材よりなることを特徴とする
(以下、第2発明という)。
ジルコン60〜90重量%及び天然シリカ原料10〜4
0重量%よりなる骨材部100重量部に、粘土質原料を
外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外掛で0.5〜4重
量部及びバインダーを外掛で1〜7重量部配合してなる
ジルコン・シリカ系吹付材よりなることを特徴とする
(以下、第2発明という)。
【0008】
【発明の実施の形態】第1発明に係るシリカ系吹付材
は、石英ガラス40〜80重量%及び天然シリカ原料2
0〜60重量%よりなる骨材部100重量部に対し、粘
土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外掛で
0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重量部
の配合割合を有するものである。
は、石英ガラス40〜80重量%及び天然シリカ原料2
0〜60重量%よりなる骨材部100重量部に対し、粘
土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外掛で
0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重量部
の配合割合を有するものである。
【0009】第1発明のシリカ系吹付材は、骨材部に石
英ガラスと天然シリカ原料を併用するところに特徴があ
る。石英は、550〜600℃でα石英からβ石英に転
移し、それ以上の温度では負の膨張性を示し、1300
℃以上でβ2トリジマイト及びβクリストバライトに転
移するものであるが、石英ガラスの膨張係数は極めて小
さいという特徴がある。ここで、骨材部に天然シリカ原
料のみを使用した吹付材は、天然シリカ原料が石英ガラ
スに比べて安価であることから、コスト的には有利であ
るが、550〜600℃の温度帯で異常膨張による剥離
を生じ、実用に供することはできない。しかし、天然シ
リカ原料と石英ガラスを併用することにより、異常膨張
の絶対値を小さくすることができ、それによって吹付施
工体の剥離を防止することができる。
英ガラスと天然シリカ原料を併用するところに特徴があ
る。石英は、550〜600℃でα石英からβ石英に転
移し、それ以上の温度では負の膨張性を示し、1300
℃以上でβ2トリジマイト及びβクリストバライトに転
移するものであるが、石英ガラスの膨張係数は極めて小
さいという特徴がある。ここで、骨材部に天然シリカ原
料のみを使用した吹付材は、天然シリカ原料が石英ガラ
スに比べて安価であることから、コスト的には有利であ
るが、550〜600℃の温度帯で異常膨張による剥離
を生じ、実用に供することはできない。しかし、天然シ
リカ原料と石英ガラスを併用することにより、異常膨張
の絶対値を小さくすることができ、それによって吹付施
工体の剥離を防止することができる。
【0010】従って、第1発明において、骨材部として
石英ガラス40〜80重量%と、天然シリカ原料20〜
60重量%とを併用することが必須となる。ここで、石
英ガラスの配合量が40重量%未満すなわち天然シリカ
原料の配合量が60重量%を超えると、550〜600
℃の温度帯での剥離や亀裂の発生を抑制することができ
ないために好ましくない。また、石英ガラスの配合量が
80重量%を超えるすなわち天然シリカ原料の配合量が
20重量%未満であると、石英ガラスの配合量の増加に
よる600〜1300℃の温度帯での負の膨張により、
タンディッシュ母材との膨張差が大きくなることと、焼
成収縮による亀裂が発生することがあるために好ましく
ない。
石英ガラス40〜80重量%と、天然シリカ原料20〜
60重量%とを併用することが必須となる。ここで、石
英ガラスの配合量が40重量%未満すなわち天然シリカ
原料の配合量が60重量%を超えると、550〜600
℃の温度帯での剥離や亀裂の発生を抑制することができ
ないために好ましくない。また、石英ガラスの配合量が
80重量%を超えるすなわち天然シリカ原料の配合量が
20重量%未満であると、石英ガラスの配合量の増加に
よる600〜1300℃の温度帯での負の膨張により、
タンディッシュ母材との膨張差が大きくなることと、焼
成収縮による亀裂が発生することがあるために好ましく
ない。
【0011】なお、天然シリカ原料としては、例えば珪
砂、珪石等の主鉱物が石英であるものを用いることがで
きる。
砂、珪石等の主鉱物が石英であるものを用いることがで
きる。
【0012】第1発明のシリカ系吹付材においては、石
英ガラス40〜80重量%と、天然シリカ原料20〜6
0重量%とからなる骨材部100重量部に、更に、粘土
質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外掛で0.
5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重量部の配
合する。
英ガラス40〜80重量%と、天然シリカ原料20〜6
0重量%とからなる骨材部100重量部に、更に、粘土
質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外掛で0.
5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重量部の配
合する。
【0013】該粘土質原料としては例えば木節粘土、水
ヒ粘土、ボールクレー、ベントナイト等を使用すること
ができる。粘土質原料の配合量は、骨材部100重量部
に対して0〜5重量部の範囲内である。ここで、粘土質
原料は接着率向上のために添加しているものであるが必
ずしも必要ではない。なお、粘土質原料の配合量が5重
量部を超えると、Al2O3の含有量が増え、鋼品質上好
ましくない。
ヒ粘土、ボールクレー、ベントナイト等を使用すること
ができる。粘土質原料の配合量は、骨材部100重量部
に対して0〜5重量部の範囲内である。ここで、粘土質
原料は接着率向上のために添加しているものであるが必
ずしも必要ではない。なお、粘土質原料の配合量が5重
量部を超えると、Al2O3の含有量が増え、鋼品質上好
ましくない。
【0014】該繊維質原料としては例えば岩綿、硝子
綿、鉱滓綿等の無機繊維、パルプ、紙片、ビニロン、テ
トロン等の有機繊維等を使用することができる。繊維質
原料の配合量は、骨材部100重量部に対して0.5〜
4重量部の範囲内である。ここで、繊維質原料の配合量
が0.5重量部未満であると、剥離、爆裂等が生ずるこ
とがあるために好ましくなく、また、4重量部を超える
と耐食性が低下するために好ましくない。
綿、鉱滓綿等の無機繊維、パルプ、紙片、ビニロン、テ
トロン等の有機繊維等を使用することができる。繊維質
原料の配合量は、骨材部100重量部に対して0.5〜
4重量部の範囲内である。ここで、繊維質原料の配合量
が0.5重量部未満であると、剥離、爆裂等が生ずるこ
とがあるために好ましくなく、また、4重量部を超える
と耐食性が低下するために好ましくない。
【0015】該バインダーとしては例えばリン酸塩、珪
酸塩、セメント等の公知のものを使用することができ
る。バインダーの配合量は、骨材部100重量部に対し
て1〜7重量部の範囲内である。ここで、バインダーの
配合量が1重量部未満であると充分な接着力が得られな
いために好ましくなく、また、7重量部を超えると耐食
性が低下するために好ましくない。
酸塩、セメント等の公知のものを使用することができ
る。バインダーの配合量は、骨材部100重量部に対し
て1〜7重量部の範囲内である。ここで、バインダーの
配合量が1重量部未満であると充分な接着力が得られな
いために好ましくなく、また、7重量部を超えると耐食
性が低下するために好ましくない。
【0016】なお、上述のような配合割合を有する第1
発明のシリカ系吹付材は、慣用、公知の吹付施工方法に
より施工することができることは勿論である。
発明のシリカ系吹付材は、慣用、公知の吹付施工方法に
より施工することができることは勿論である。
【0017】次に、第2発明に係るジルコン・シリカ系
吹付材は、ジルコン60〜90重量%及び天然シリカ原
料10〜40重量%よりなる骨材部100重量部に対
し、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外
掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重
量部の配合割合を有するものである。
吹付材は、ジルコン60〜90重量%及び天然シリカ原
料10〜40重量%よりなる骨材部100重量部に対
し、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外
掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重
量部の配合割合を有するものである。
【0018】第2発明のジルコン・シリカ系吹付材は、
骨材部にジルコンと天然シリカ原料を併用するところに
特徴がある。石英は、550〜600℃でα石英からβ
石英に転移し、それ以上の温度では負の膨張性を示し、
1300℃以上でβ2トリジマイト及びβクリストバラ
イトに転移する。これに対してジルコンの膨張係数は、
上述の石英ガラスと同様に極めて小さいという特徴があ
る。すなわち、天然シリカ原料とジルコンを併用するこ
とにより、異常膨張の絶対値を小さくすることができ、
それによって吹付施工体の剥離を防止することができ
る。
骨材部にジルコンと天然シリカ原料を併用するところに
特徴がある。石英は、550〜600℃でα石英からβ
石英に転移し、それ以上の温度では負の膨張性を示し、
1300℃以上でβ2トリジマイト及びβクリストバラ
イトに転移する。これに対してジルコンの膨張係数は、
上述の石英ガラスと同様に極めて小さいという特徴があ
る。すなわち、天然シリカ原料とジルコンを併用するこ
とにより、異常膨張の絶対値を小さくすることができ、
それによって吹付施工体の剥離を防止することができ
る。
【0019】従って、第2発明において、骨材部として
ジルコン60〜90重量%と、天然シリカ原料10〜4
0重量%とを併用することが必須となる。ここで、ジル
コンの配合量が60重量%未満すなわち天然シリカ原料
の配合量が40重量%を超えると、550〜600℃の
温度帯での剥離や亀裂の発生を抑制することができない
ために好ましくない。また、ジルコンの配合量が90重
量%を超えるすなわち天然シリカ原料の配合量が10重
量%未満であると、タンディッシュ母材との膨張差が大
きくなり、焼成収縮による亀裂が発生することがあるた
めに好ましくない。
ジルコン60〜90重量%と、天然シリカ原料10〜4
0重量%とを併用することが必須となる。ここで、ジル
コンの配合量が60重量%未満すなわち天然シリカ原料
の配合量が40重量%を超えると、550〜600℃の
温度帯での剥離や亀裂の発生を抑制することができない
ために好ましくない。また、ジルコンの配合量が90重
量%を超えるすなわち天然シリカ原料の配合量が10重
量%未満であると、タンディッシュ母材との膨張差が大
きくなり、焼成収縮による亀裂が発生することがあるた
めに好ましくない。
【0020】なお、第2発明において使用可能な天然シ
リカ原料は、上述の第1発明と同様である。
リカ原料は、上述の第1発明と同様である。
【0021】第2発明のジルコン・シリカ系吹付材にお
いては、ジルコン60〜90重量%と、天然シリカ原料
10〜40重量%とからなる骨材部100重量部に、更
に、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外
掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重
量部の配合する。
いては、ジルコン60〜90重量%と、天然シリカ原料
10〜40重量%とからなる骨材部100重量部に、更
に、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外
掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重
量部の配合する。
【0022】なお、粘土質原料、繊維質原料並びにバイ
ンダーは、上記第1発明のシリカ系吹付材と同様であ
る。
ンダーは、上記第1発明のシリカ系吹付材と同様であ
る。
【0023】
実施例1 以下の表1に記載する配合割合にて、本発明の第1発明
のシリカ系吹付材を調製し、各種試験に供した。
のシリカ系吹付材を調製し、各種試験に供した。
【0024】
【表1】
【0025】表1中、耐食性指数は、1550℃、3時
間の侵食試験により測定したものであり、本発明品1を
100とした指数で示す。
間の侵食試験により測定したものであり、本発明品1を
100とした指数で示す。
【0026】また、550〜600℃及び1200℃加
熱時の状況は、試験パネルに吹付け施工した後、所定の
温度に昇温して目視により観察したものである。
熱時の状況は、試験パネルに吹付け施工した後、所定の
温度に昇温して目視により観察したものである。
【0027】また、実使用後の状況は、地金差し、剥離
の有無、解体性等を目視により観察したものである。
の有無、解体性等を目視により観察したものである。
【0028】実施例2 以下の表2に記載する配合割合にて、本発明の第2発明
のジルコン・シリカ系吹付材を調製し、各種試験に供し
た。
のジルコン・シリカ系吹付材を調製し、各種試験に供し
た。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】本発明の第1発明のタンディッシュ被覆
材によれば、ボードの場合に比較し施工時間が大幅に短
縮されるという効果が得られる。また、本発明の第2発
明のタンディッシュ被覆材によれば、第1発明のタンデ
ィッシュ被覆材より耐食性が向上するという効果が得ら
れる。
材によれば、ボードの場合に比較し施工時間が大幅に短
縮されるという効果が得られる。また、本発明の第2発
明のタンディッシュ被覆材によれば、第1発明のタンデ
ィッシュ被覆材より耐食性が向上するという効果が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 徹 兵庫県明石市和坂1−14−6 (72)発明者 前田 昌宏 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 竹内 宏行 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 濱崎 佳久 岡山県岡山市浜野4−8−21 (72)発明者 角村 尚紀 岡山県岡山市東花尻130−10 (56)参考文献 特開 昭50−38713(JP,A) 特開 昭61−146771(JP,A) 特開 昭62−27378(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 35/66
Claims (4)
- 【請求項1】 石英ガラス40〜80重量%及び天然シ
リカ原料20〜60重量%よりなる骨材部100重量部
に、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外
掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重
量部配合してなるシリカ系吹付材よりなることを特徴と
するタンディッシュ被覆材。 - 【請求項2】 天然シリカ原料が珪砂及び/または珪石
である、請求項1記載のタンディッシュ被覆材。 - 【請求項3】 ジルコン60〜90重量%及び天然シリ
カ原料10〜40重量%よりなる骨材部100重量部
に、粘土質原料を外掛で0〜5重量部、繊維質原料を外
掛で0.5〜4重量部及びバインダーを外掛で1〜7重
量部配合してなるジルコン・シリカ系吹付材よりなるこ
とを特徴とするタンディッシュ被覆材。 - 【請求項4】 天然シリカ原料が珪砂及び/または珪石
である、請求項3記載のタンディッシュ被覆材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12495496A JP3157713B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | シリカ系吹付材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12495496A JP3157713B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | シリカ系吹付材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09309771A JPH09309771A (ja) | 1997-12-02 |
JP3157713B2 true JP3157713B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=14898332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12495496A Expired - Fee Related JP3157713B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | シリカ系吹付材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157713B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5763569B2 (ja) * | 2012-02-13 | 2015-08-12 | 日本特殊炉材株式会社 | 珪石質キャスタブル耐火物及び珪石質プレキャストブロック耐火物 |
JP6385798B2 (ja) * | 2014-11-05 | 2018-09-05 | 公立大学法人大阪市立大学 | 断熱管の製造方法、断熱膜の製造方法、断熱管及び断熱膜 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12495496A patent/JP3157713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09309771A (ja) | 1997-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4039344A (en) | Alumina-chrome refractory composition | |
JPH04198064A (ja) | 塩基性質不定形耐火物 | |
JPH0420871B2 (ja) | ||
US5602063A (en) | Lightweight sprayable tundish lining composition | |
JP3157713B2 (ja) | シリカ系吹付材 | |
US3540897A (en) | Gunnable refractory | |
JPS61295276A (ja) | 耐磨耗耐火組成物 | |
TW202019858A (zh) | 熱用乾式噴塗材料及熱乾式噴塗施工方法 | |
CN1093448C (zh) | 连铸中间包用镁质涂料及其生产工艺 | |
US3998648A (en) | Monolithic refractories | |
GB2155461A (en) | Refractory lining | |
JP3009816B2 (ja) | 耐酸化処理した非酸化物系溶射材とそれを混合した溶射材混合物 | |
CA2277188A1 (en) | Bonded aggregate composition and binders for the same | |
JPH042543B2 (ja) | ||
US3201501A (en) | Method of in situ fabrication of a monolith refractory lining | |
CA1043533A (en) | Ingot mould base plates | |
JP3343809B2 (ja) | 吹付け耐火物 | |
JP3080941B1 (ja) | 断熱吹付プラスチック耐火物 | |
US3290160A (en) | Method of in situ fabrication of a monolith refractory lining or the like | |
GB2093013A (en) | Process for the manufacture of ceramic fibre containing granular heat-resistant or refractory materials | |
JPS61132568A (ja) | 乾式吹付け用タンデツシユコ−テイング材 | |
JPH0948676A (ja) | 吹付用不定形耐火物 | |
JPH09165272A (ja) | 工業窯炉補修用の吹付材 | |
JPS6395168A (ja) | 工業窯炉補修用吹付材 | |
WO1996027567A1 (fr) | Composition refractaire pour gunitage |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |