JP3157623B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/308—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
- B41J25/3082—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the print head carriage, e.g. for rotation around a guide bar or using a rotatable eccentric bearing
-
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
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- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクを記録媒体に吐出
して記録を行うインクジェット記録装置に関し、更に詳
しくは記録ヘッドのインク吐出面に当接するためのキャ
ップ部材を有するインクジェット記録装置に関する。
して記録を行うインクジェット記録装置に関し、更に詳
しくは記録ヘッドのインク吐出面に当接するためのキャ
ップ部材を有するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおけるパソコンやワー
プロ、ファクシミリ等の普及に伴い、これらの機器の出
力機として種々の記録装置が開発されている。その中で
もインクジェット記録装置は小型にして記録騒音が低い
ため、広く用いられている。
プロ、ファクシミリ等の普及に伴い、これらの機器の出
力機として種々の記録装置が開発されている。その中で
もインクジェット記録装置は小型にして記録騒音が低い
ため、広く用いられている。
【0003】上記インクジェット記録装置においては、
記録ヘッドのインク吐出口に紙屑やほこり等が付着した
り、インクの水分が蒸発して増粘したりして、ノズルが
目詰まりしてインク吐出不良が生ずるおそれがある。そ
こで、非記録時において、上記記録ヘッドのインク吐出
面にキャップ部材を装着して密閉し、該キャップ部材を
介してインク吐出口よりインクを吸引して回復処理を行
うための回復手段が設けられており、インク吐出動作の
正常化を維持している。
記録ヘッドのインク吐出口に紙屑やほこり等が付着した
り、インクの水分が蒸発して増粘したりして、ノズルが
目詰まりしてインク吐出不良が生ずるおそれがある。そ
こで、非記録時において、上記記録ヘッドのインク吐出
面にキャップ部材を装着して密閉し、該キャップ部材を
介してインク吐出口よりインクを吸引して回復処理を行
うための回復手段が設けられており、インク吐出動作の
正常化を維持している。
【0004】上記回復手段を装備したインクジェット記
録装置の一例を図11乃至図13を参照して説明する。図11
はインクジェット記録装置の斜視図、図12は回復手段の
断面図、図13は回復手段の正面図である。図11におい
て、50は記録ヘッドであって、キャリッジ51に搭載され
ている。上記キャリッジ51は、記録媒体52に対して平行
に配置されたキャリッジ軸53a,53bに摺動自在に装着
されており、図示しないキャリッジモータを駆動するこ
とによってキャリッジ軸53a,53b上を往復移動するも
のである。54は回復手段であるキャップであって、記録
ヘッド50が対向する位置に移動してきた時に、インク吐
出面に密着し、回復動作終了と共にインク吐出面より離
間するように駆動される。上記キャップ54は、後方に配
置されたカム55の回転に応じて背面側が押されて前進或
いは後退するように構成されている。
録装置の一例を図11乃至図13を参照して説明する。図11
はインクジェット記録装置の斜視図、図12は回復手段の
断面図、図13は回復手段の正面図である。図11におい
て、50は記録ヘッドであって、キャリッジ51に搭載され
ている。上記キャリッジ51は、記録媒体52に対して平行
に配置されたキャリッジ軸53a,53bに摺動自在に装着
されており、図示しないキャリッジモータを駆動するこ
とによってキャリッジ軸53a,53b上を往復移動するも
のである。54は回復手段であるキャップであって、記録
ヘッド50が対向する位置に移動してきた時に、インク吐
出面に密着し、回復動作終了と共にインク吐出面より離
間するように駆動される。上記キャップ54は、後方に配
置されたカム55の回転に応じて背面側が押されて前進或
いは後退するように構成されている。
【0005】上記キャップ54は、図12に示すように、キ
ャップホルダー56に保持されており、該キャップホルダ
ー56はホルダー57によって保持されている。上記キャッ
プホルダー56の裏面側(図12右側)には、ピン状の突起
58がホルダー57の仕切壁を貫通するように取り付けられ
ている。上記突起58の周囲であって、キャップホルダー
56とホルダー57との間にはコイルバネ59が嵌め入まれて
いる。このコイルバネ59は、一端がホルダー57の仕切壁
に当接しており、他端はキャップ54の表面(図12左側)
が記録ヘッド50のインク吐出面に適度な圧力で接触でき
るようにキャップホルダー56を付勢している。また上記
突起58の後端には、キャップ54の前進を規制するEリン
グ60が取り付けられている。
ャップホルダー56に保持されており、該キャップホルダ
ー56はホルダー57によって保持されている。上記キャッ
プホルダー56の裏面側(図12右側)には、ピン状の突起
58がホルダー57の仕切壁を貫通するように取り付けられ
ている。上記突起58の周囲であって、キャップホルダー
56とホルダー57との間にはコイルバネ59が嵌め入まれて
いる。このコイルバネ59は、一端がホルダー57の仕切壁
に当接しており、他端はキャップ54の表面(図12左側)
が記録ヘッド50のインク吐出面に適度な圧力で接触でき
るようにキャップホルダー56を付勢している。また上記
突起58の後端には、キャップ54の前進を規制するEリン
グ60が取り付けられている。
【0006】上記ホルダー57の上面にはダボ部57aが設
けられており、フラットカム61のダボ部61aとの間には
コイルバネ62が張設されており、フラットカム61のカム
面61bがダボ部57aに当接するように構成されている。
上記ホルダー57はスライダー63上に装着されており、該
スライダー63のアーム部63aに記録ヘッド50の一部が当
接して、スライダー63がキャリッジ51と共に図11の左方
向に移動する。このとき、ホルダー57のダボ部57aがフ
ラットカム61のカム面61bに当接して移動するため、ホ
ルダー57が前方即ち記録ヘッド50方向に移動し、キャッ
プ54が記録ヘッド50のインク吐出面を密封して保護し、
吸引回復動作を行う。
けられており、フラットカム61のダボ部61aとの間には
コイルバネ62が張設されており、フラットカム61のカム
面61bがダボ部57aに当接するように構成されている。
上記ホルダー57はスライダー63上に装着されており、該
スライダー63のアーム部63aに記録ヘッド50の一部が当
接して、スライダー63がキャリッジ51と共に図11の左方
向に移動する。このとき、ホルダー57のダボ部57aがフ
ラットカム61のカム面61bに当接して移動するため、ホ
ルダー57が前方即ち記録ヘッド50方向に移動し、キャッ
プ54が記録ヘッド50のインク吐出面を密封して保護し、
吸引回復動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記インクジ
ェット記録装置にあっては、回復手段にキャップの押圧
手段を設けることによって、キャップ54を記録ヘッド50
のインク吐出面に移動させるためのスライド機構と、キ
ャップ50をインク吐出面に押圧するための押圧手段を設
ける必要があった。これは上記シリアル型のインクジェ
ット記録装置のみならずフルラインタイプのインクジェ
ット記録装置においても同様である。
ェット記録装置にあっては、回復手段にキャップの押圧
手段を設けることによって、キャップ54を記録ヘッド50
のインク吐出面に移動させるためのスライド機構と、キ
ャップ50をインク吐出面に押圧するための押圧手段を設
ける必要があった。これは上記シリアル型のインクジェ
ット記録装置のみならずフルラインタイプのインクジェ
ット記録装置においても同様である。
【0008】この結果、回復手段の構成が複雑化して、
部品点数の増加による生産コストが高くなり、更には回
復手段のサイズが小さいために組立性が低下するおそれ
があった。
部品点数の増加による生産コストが高くなり、更には回
復手段のサイズが小さいために組立性が低下するおそれ
があった。
【0009】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、回復手段の構成を簡略
化して、低コストで組立性を向上させたインクジェット
記録装置を提供することにある。
あり、その目的とするところは、回復手段の構成を簡略
化して、低コストで組立性を向上させたインクジェット
記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、インクを吐出する記録
ヘッドを用いてプラテンに支持された記録媒体に記録を
行うインクジェット記録装置において、前記記録ヘッド
を記録媒体の搬送方向と異なる方向に移動させるための
キャリッジと、前記記録ヘッドのインク吐出面に当接す
るためのキャップ部材と、前記キャリッジを回転可能に
支持するとともに、記録媒体に記録を行う記録領域と前
記記録領域外であって前記キャップ部材が前記吐出面に
当接するキャッピング位置とに前記キャリッジが移動す
るのを案内するガイド軸と、前記キャリッジの移動領域
にわたって設けられた案内部と前記キャリッジに配され
た弾性部材とを備え、前記記録領域において前記弾性部
材が前記案内部に付勢することにより前記プラテンに対
する前記キャリッジの位置を規制する規制手段と、を有
し、前記キャッピング位置において前記弾性部材が前記
案内部に付勢するこ とにより前記キャリッジを前記ガイ
ド軸を中心に前記キャップ部材の方向に回転させ、前記
吐出面を前記キャップ部材と当接させることを特徴とす
る。
の本発明に係る代表的な構成は、インクを吐出する記録
ヘッドを用いてプラテンに支持された記録媒体に記録を
行うインクジェット記録装置において、前記記録ヘッド
を記録媒体の搬送方向と異なる方向に移動させるための
キャリッジと、前記記録ヘッドのインク吐出面に当接す
るためのキャップ部材と、前記キャリッジを回転可能に
支持するとともに、記録媒体に記録を行う記録領域と前
記記録領域外であって前記キャップ部材が前記吐出面に
当接するキャッピング位置とに前記キャリッジが移動す
るのを案内するガイド軸と、前記キャリッジの移動領域
にわたって設けられた案内部と前記キャリッジに配され
た弾性部材とを備え、前記記録領域において前記弾性部
材が前記案内部に付勢することにより前記プラテンに対
する前記キャリッジの位置を規制する規制手段と、を有
し、前記キャッピング位置において前記弾性部材が前記
案内部に付勢するこ とにより前記キャリッジを前記ガイ
ド軸を中心に前記キャップ部材の方向に回転させ、前記
吐出面を前記キャップ部材と当接させることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】前記構成にあっては、キャリッジの移動領域に
わたって設けられた案内部とキャリッジに配された弾性
部材とを備え、記録領域においてプラテンに対するキャ
リッジの位置を規制する規制手段を有し、キャッピング
位置において弾性部材が案内部に付勢することによりキ
ャリッジをガイド軸を中心にキャップ部材の方向に回転
させ、記録ヘッドの吐出面をキャップ部材と当接させる
ようにしたため、回復手段の構成を簡略化して、部品点
数を省略することができ、低コストで組立性を向上させ
たインクジェット記録装置を提供できる。
わたって設けられた案内部とキャリッジに配された弾性
部材とを備え、記録領域においてプラテンに対するキャ
リッジの位置を規制する規制手段を有し、キャッピング
位置において弾性部材が案内部に付勢することによりキ
ャリッジをガイド軸を中心にキャップ部材の方向に回転
させ、記録ヘッドの吐出面をキャップ部材と当接させる
ようにしたため、回復手段の構成を簡略化して、部品点
数を省略することができ、低コストで組立性を向上させ
たインクジェット記録装置を提供できる。
【0012】
【実施例】〔第一実施例〕 次に本発明の第一実施例に係るインクジェット記録装置
について図1及び図2を参照して説明する。尚、図1は
キャリッジに設けた押圧手段の構成を示す断面説明図、
図2はインクジェット記録装置の斜視説明図、図3はイ
ンクジェット記録装置の断面説明図である。
について図1及び図2を参照して説明する。尚、図1は
キャリッジに設けた押圧手段の構成を示す断面説明図、
図2はインクジェット記録装置の斜視説明図、図3はイ
ンクジェット記録装置の断面説明図である。
【0013】(全体構成) まず装置の全体構成について説明すると、この装置は記
録媒体(紙、布、OHPシート等)1を搬送手段2で搬
送し、この記録媒体1に対してキャリッジ3に搭載した
記録ヘッド4を往復移動させると共に、画像信号に応じ
てインクを吐出して記録を行うものである。そして記録
後の記録媒体1を所定の排出部へ排出し、記録ヘッド4
は回復系5において回復させるように構成している。以
下、前記各部の構成について図1乃至図3を参照して順
次説明する。
録媒体(紙、布、OHPシート等)1を搬送手段2で搬
送し、この記録媒体1に対してキャリッジ3に搭載した
記録ヘッド4を往復移動させると共に、画像信号に応じ
てインクを吐出して記録を行うものである。そして記録
後の記録媒体1を所定の排出部へ排出し、記録ヘッド4
は回復系5において回復させるように構成している。以
下、前記各部の構成について図1乃至図3を参照して順
次説明する。
【0014】(搬送手段) 図3において、搬送手段2は記録媒体1を記録位置IP
へ搬送し、且つ記録後の記録媒体1を排出部へ排出する
ものである。この装置ではASF(オート・シート・フ
ィーダー)での自動給送と、手差し給送とを可能として
いる。
へ搬送し、且つ記録後の記録媒体1を排出部へ排出する
ものである。この装置ではASF(オート・シート・フ
ィーダー)での自動給送と、手差し給送とを可能として
いる。
【0015】ASF給送は、図2に示す装置本体6に取
り付けたASF2aに記録媒体1をセットし、この記録
媒体1を搬送ローラ2b及びこれに圧接して従動回転す
るピンチローラ2cとでニップし、前記搬送ローラ2b
を駆動回転することによって搬送力を付与する。尚、前
記搬送ローラ2bには搬送モータ2dの駆動力がギヤ列
2eを介して伝達される。
り付けたASF2aに記録媒体1をセットし、この記録
媒体1を搬送ローラ2b及びこれに圧接して従動回転す
るピンチローラ2cとでニップし、前記搬送ローラ2b
を駆動回転することによって搬送力を付与する。尚、前
記搬送ローラ2bには搬送モータ2dの駆動力がギヤ列
2eを介して伝達される。
【0016】また記録後の記録媒体1は排出ローラ2f
及びこれに圧接して従動回転する拍車2gによって排出
部へと排出される。
及びこれに圧接して従動回転する拍車2gによって排出
部へと排出される。
【0017】一方、手差し給送は手差し口2hから一枚
ずつ手差し、これを搬送ローラ2b及び排出ローラ2f
の駆動によって直線的に搬送するものである。
ずつ手差し、これを搬送ローラ2b及び排出ローラ2f
の駆動によって直線的に搬送するものである。
【0018】尚、記録ヘッド4による記録位置及び記録
位置よりも記録媒体の搬送方向下流側に、記録媒体2の
裏面を支持するための支持部材であるプラテン2iが設
けられている。
位置よりも記録媒体の搬送方向下流側に、記録媒体2の
裏面を支持するための支持部材であるプラテン2iが設
けられている。
【0019】(キャリッジ) 図2において、キャリッジ3は記録ヘッド4を搭載して
往復移動させる記録ヘッド移動手段であって、2本のガ
イド軸3a,3bが記録媒体1の搬送方向に対して直交
する方向に架設されており、このガイド軸3a,3bに
キャリッジ3が摺動自在に取り付けられている。
往復移動させる記録ヘッド移動手段であって、2本のガ
イド軸3a,3bが記録媒体1の搬送方向に対して直交
する方向に架設されており、このガイド軸3a,3bに
キャリッジ3が摺動自在に取り付けられている。
【0020】案内部材(案内軸)としてのガイド軸3a
の両端近傍には駆動プーリ3c1及び従動プーリ3c2が取
り付けられ、両プーリ3c1,3c2間にはキャリッジ3と
係止したタイミングベルト3dが架け渡され、テンショ
ンバネ3eによって張架されている。また駆動プーリ3
c1にはキャリッジモータ3fが連結しており、このモー
タ3fの正逆駆動によってキャリッジ3がガイド軸3
a,3bに沿って往復移動する。
の両端近傍には駆動プーリ3c1及び従動プーリ3c2が取
り付けられ、両プーリ3c1,3c2間にはキャリッジ3と
係止したタイミングベルト3dが架け渡され、テンショ
ンバネ3eによって張架されている。また駆動プーリ3
c1にはキャリッジモータ3fが連結しており、このモー
タ3fの正逆駆動によってキャリッジ3がガイド軸3
a,3bに沿って往復移動する。
【0021】(記録ヘッド) 記録ヘッド4は搬送手段2によって搬送された記録媒体
1にインクを吐出して像を記録するものであり、この装
置にあってはインク液滴を吐出して記録するインクジェ
ット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド4は
微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の
一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある
液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネル
ギー発生手段を備えている。
1にインクを吐出して像を記録するものであり、この装
置にあってはインク液滴を吐出して記録するインクジェ
ット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド4は
微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の
一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある
液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネル
ギー発生手段を備えている。
【0022】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0023】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0024】(回復手段) 回復手段5は記録後の記録ヘッド4の目詰まり等を防止
するものであり、記録ヘッド4のインク吐出不良を防止
するキャッピング機構であり、弾性体であるゴム等で作
られたキャップ部材としてのキャップ5aを記録ヘッド
4のインク吐出面に圧接し、前記吐出口からの水分蒸発
等を防止する。更に前記回復手段5はキャッピングを行
った後、キャップ内をポンプ等により負圧にしてインク
を吐出口内の増粘したインクを吸引して吐出を良好にす
る機能を備えている。上記回復手段5により、記録ヘッ
ド4内のインクの粘度が上昇するのを防止し、インクの
吐出速度が遅くなることや、ノズルの目詰まり等を防止
するものである。
するものであり、記録ヘッド4のインク吐出不良を防止
するキャッピング機構であり、弾性体であるゴム等で作
られたキャップ部材としてのキャップ5aを記録ヘッド
4のインク吐出面に圧接し、前記吐出口からの水分蒸発
等を防止する。更に前記回復手段5はキャッピングを行
った後、キャップ内をポンプ等により負圧にしてインク
を吐出口内の増粘したインクを吸引して吐出を良好にす
る機能を備えている。上記回復手段5により、記録ヘッ
ド4内のインクの粘度が上昇するのを防止し、インクの
吐出速度が遅くなることや、ノズルの目詰まり等を防止
するものである。
【0025】(押圧手段) 図1に示すように、前記キャリッジ3のガイド軸3bの
近傍に設けられた穴には摺動部材7が図の左右方向にス
ライド可能に挿通している。この摺動部材7はピン状の
形をしているスライド部7bと、半球状の形をしてその
球面が案内部としてのシャーシ8と圧接しながら摺動す
る摺動部7aとを有している。上記スライド部7bの周
囲であってキャリッジ3と摺動部7aとの間には付勢部
材(弾性部材)としてのバネ9が嵌め込まれており、摺
動部7aをシャーシ8に圧接させ、規制手段を構成して
いる。尚、上記摺動部7aは、シャーシ8上を転がりな
がら回転するコロ形状のものであっても良く、常にシャ
ーシ8に接するものであればこれらに限定されない。
近傍に設けられた穴には摺動部材7が図の左右方向にス
ライド可能に挿通している。この摺動部材7はピン状の
形をしているスライド部7bと、半球状の形をしてその
球面が案内部としてのシャーシ8と圧接しながら摺動す
る摺動部7aとを有している。上記スライド部7bの周
囲であってキャリッジ3と摺動部7aとの間には付勢部
材(弾性部材)としてのバネ9が嵌め込まれており、摺
動部7aをシャーシ8に圧接させ、規制手段を構成して
いる。尚、上記摺動部7aは、シャーシ8上を転がりな
がら回転するコロ形状のものであっても良く、常にシャ
ーシ8に接するものであればこれらに限定されない。
【0026】また上記スライド部7bは、キャリッジ3
に形成された穴に遊嵌されているので、バネ9の押圧力
によってキャリッジ3は矢印B方向に付勢される。また
キャップ5aと記録ヘッド4のインク吐出面が対向する
位置にあるとき、該インク吐出面をキャップ5aに押圧
するために、キャリッジ3をガイド軸3aを中心に矢印
A方向に回転させてインク吐出面をキャップ5aに圧接
させる必要がある。そこで、軸部材としてのガイド軸3
bは、図2の右側で軸径が細くなっている。
に形成された穴に遊嵌されているので、バネ9の押圧力
によってキャリッジ3は矢印B方向に付勢される。また
キャップ5aと記録ヘッド4のインク吐出面が対向する
位置にあるとき、該インク吐出面をキャップ5aに押圧
するために、キャリッジ3をガイド軸3aを中心に矢印
A方向に回転させてインク吐出面をキャップ5aに圧接
させる必要がある。そこで、軸部材としてのガイド軸3
bは、図2の右側で軸径が細くなっている。
【0027】(キャリッジの移動動作) 次に前記キャリッジ3の移動動作について説明すると、
キャリッジ3は駆動プーリ3c1及び従動プーリ3c2に張
設されたタイミングベルト3dに連結されており、キャ
リッジモータ3fを駆動することによって、ガイド軸3
a,3bに沿って往復移動する。そして、画像情報に応
じて記録ヘッド4のインク吐出口からインクを吐出させ
て記録媒体1に画像を記録する。記録終了後、キャリッ
ジ3は図2の回復手段5側に移動し、記録ヘッド4のイ
ンク吐出面とキャップ5aが対向する位置(以下『キャ
ッピング位置』と言う)で移動を停止させる。この状態
でインク吐出面をキャップ5aにより完全に密封するに
は微小の隙間もあってはならず、キャップ5aに圧力を
加えて完全な密封状態を作ることが必要である。
キャリッジ3は駆動プーリ3c1及び従動プーリ3c2に張
設されたタイミングベルト3dに連結されており、キャ
リッジモータ3fを駆動することによって、ガイド軸3
a,3bに沿って往復移動する。そして、画像情報に応
じて記録ヘッド4のインク吐出口からインクを吐出させ
て記録媒体1に画像を記録する。記録終了後、キャリッ
ジ3は図2の回復手段5側に移動し、記録ヘッド4のイ
ンク吐出面とキャップ5aが対向する位置(以下『キャ
ッピング位置』と言う)で移動を停止させる。この状態
でインク吐出面をキャップ5aにより完全に密封するに
は微小の隙間もあってはならず、キャップ5aに圧力を
加えて完全な密封状態を作ることが必要である。
【0028】そこで、図1に示すように、キャリッジ3
と摺動部材7との間に嵌め込んだバネ9によってキャリ
ッジ3を矢印B方向に押圧し、図2に示すキャッピング
位置においてガイド軸3bの軸径を細くすることによっ
て、キャリッジ3をガイド軸3aを中心に矢印A方向に
回転させてインク吐出面をキャップ5aに圧接させる。
これによって、インク吐出面は、キャップ5aにより密
封状態となる。
と摺動部材7との間に嵌め込んだバネ9によってキャリ
ッジ3を矢印B方向に押圧し、図2に示すキャッピング
位置においてガイド軸3bの軸径を細くすることによっ
て、キャリッジ3をガイド軸3aを中心に矢印A方向に
回転させてインク吐出面をキャップ5aに圧接させる。
これによって、インク吐出面は、キャップ5aにより密
封状態となる。
【0029】上記構成によれば、キャップ5を記録ヘッ
ド4のインク吐出面に圧接するための押圧手段を回復手
段5に設けなくてもよいため、回復手段5の構成が簡略
化して組立性が向上し、装置本体と共に小型化を促進す
ることができ、また部品点数の削減によりコストを削減
することができる。
ド4のインク吐出面に圧接するための押圧手段を回復手
段5に設けなくてもよいため、回復手段5の構成が簡略
化して組立性が向上し、装置本体と共に小型化を促進す
ることができ、また部品点数の削減によりコストを削減
することができる。
【0030】〔第二実施例〕 次に前記第一実施例に示すインクジェット装置の他例に
ついて図4及び図5を参照して説明する。インクジェッ
ト装置の概略構成は、前記第一実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
ついて図4及び図5を参照して説明する。インクジェッ
ト装置の概略構成は、前記第一実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
【0031】本実施例は、キャリッジ3を、ガイド軸3
bの代わりにシャーシ8の一部を断面コ字状に折り曲げ
て形成した板状の案内部としてのガイドレール8aに沿
って往復移動するように構成したものである。図4にお
いて、キャリッジ3の上面には、断面コ字状のガイド部
材3gが取付けられており、該ガイド部材3gのガイド
レール8aに対向する壁面にはキャリッジ摺動部3hが
形成されており、ガイドレール8aに圧接しながら摺動
する。また上記ガイド部材3gには、摺動部材7が図の
左右方向にスライド可能に挿通している。この摺動部材
7はピン状の形をしているスライド部7bと、半球状の
形をしてその球面がガイドレール8aと圧接しながら摺
動する摺動部7aとを有している。上記スライド部7b
の周囲であってガイド部材3gと摺動部7aとの間には
バネ9が嵌め込まれており、摺動部7aをガイドレール
8aに圧接させている。よって、キャリッジ3は、ガイ
ドレール8aを摺動部7aとキャリッジ摺動部3hとで
挟持しながら左右に移動するものである。
bの代わりにシャーシ8の一部を断面コ字状に折り曲げ
て形成した板状の案内部としてのガイドレール8aに沿
って往復移動するように構成したものである。図4にお
いて、キャリッジ3の上面には、断面コ字状のガイド部
材3gが取付けられており、該ガイド部材3gのガイド
レール8aに対向する壁面にはキャリッジ摺動部3hが
形成されており、ガイドレール8aに圧接しながら摺動
する。また上記ガイド部材3gには、摺動部材7が図の
左右方向にスライド可能に挿通している。この摺動部材
7はピン状の形をしているスライド部7bと、半球状の
形をしてその球面がガイドレール8aと圧接しながら摺
動する摺動部7aとを有している。上記スライド部7b
の周囲であってガイド部材3gと摺動部7aとの間には
バネ9が嵌め込まれており、摺動部7aをガイドレール
8aに圧接させている。よって、キャリッジ3は、ガイ
ドレール8aを摺動部7aとキャリッジ摺動部3hとで
挟持しながら左右に移動するものである。
【0032】また図5に示すように、上記ガイドレール
8aは、右側のキャッピンク位置において、前方に折り
曲げられている。よって、キャリッジ3はキャッピンク
位置移動すると、キャリッジ摺動部3hはガイドレール
8aとは接することがなくなり、ガイド部材3gと摺動
部材7との間に嵌め込んだバネ9によってキャリッジ3
を矢印B方向に押圧し、図5に示すキャッピング位置
で、ガイドレール8aを前方に迫り出すように折り曲げ
ることによって、キャリッジ3をガイド軸3aを中心に
矢印A方向に回転させてインク吐出面をキャップ5aに
圧接させる。
8aは、右側のキャッピンク位置において、前方に折り
曲げられている。よって、キャリッジ3はキャッピンク
位置移動すると、キャリッジ摺動部3hはガイドレール
8aとは接することがなくなり、ガイド部材3gと摺動
部材7との間に嵌め込んだバネ9によってキャリッジ3
を矢印B方向に押圧し、図5に示すキャッピング位置
で、ガイドレール8aを前方に迫り出すように折り曲げ
ることによって、キャリッジ3をガイド軸3aを中心に
矢印A方向に回転させてインク吐出面をキャップ5aに
圧接させる。
【0033】上記構成においては、キャリッジ3のガイ
ドを板金等の板材で行うことになるが、ガイドレール8
aの板厚の公差,長手方向における板厚のばらつき等に
より、キャリッジ3は往復移動中に、図4の左右方向に
がたつくおそれがある。しかし、前述したガイド部材3
gと摺動部材7との間に嵌め込んだバネ9によって摺動
部7aをガイドレール8aに圧接させてキャリッジ3を
常にガイドレール8aに押し付けると共にがたつきを吸
収することができるので、キャリッジ3の安定した往復
動作を行うことができる。尚、ガイドレール8aは、シ
ャーシ8と一体で無くてもよい。
ドを板金等の板材で行うことになるが、ガイドレール8
aの板厚の公差,長手方向における板厚のばらつき等に
より、キャリッジ3は往復移動中に、図4の左右方向に
がたつくおそれがある。しかし、前述したガイド部材3
gと摺動部材7との間に嵌め込んだバネ9によって摺動
部7aをガイドレール8aに圧接させてキャリッジ3を
常にガイドレール8aに押し付けると共にがたつきを吸
収することができるので、キャリッジ3の安定した往復
動作を行うことができる。尚、ガイドレール8aは、シ
ャーシ8と一体で無くてもよい。
【0034】〔第三実施例〕 次に前記第一実施例に示すインクジェット装置の他例に
ついて図6及び図7を参照して説明する。インクジェッ
ト装置の概略構成は、前記第一実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
尚、図7は図6に示すキャリッジを上側からみた平面図
である
ついて図6及び図7を参照して説明する。インクジェッ
ト装置の概略構成は、前記第一実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
尚、図7は図6に示すキャリッジを上側からみた平面図
である
【0035】本実施例は、第二実施例と同様にキャリッ
ジ3をシャーシ8の一部をコ字状に折り曲げて形成した
板状のガイドレール8aに沿って往復移動するようにす
る他に、記録ヘッド4のインク吐出面と記録媒体1との
間隔(以下『紙間』と言う)を変更できるように構成し
たものである。以下、その構成について説明する。
ジ3をシャーシ8の一部をコ字状に折り曲げて形成した
板状のガイドレール8aに沿って往復移動するようにす
る他に、記録ヘッド4のインク吐出面と記録媒体1との
間隔(以下『紙間』と言う)を変更できるように構成し
たものである。以下、その構成について説明する。
【0036】図6及び図7において、キャリッジ3の上
面には、ガイド部材3iが取付けられており、該ガイド
部材3i上には軸10aが設けられており、該軸10aには
ギャップ調整カム10が回転自在に取り付けられている。
上記ギャップ調整カム10は軸10aに対して偏心で取り付
けられており、また該ギャップ調整カム10の下側にはカ
ムギヤ10bが一体的に取り付けられている。更に上記ガ
イド部材3i上には軸11aを中心に調整レバー11が回転
自在に取り付けられており、該調整レバー11の円弧面に
形成されたレバーギヤ11bはカムギヤ10bに噛合してい
る。上記調整レバー11は、裏面側に凹部が形成されてお
り、ガイド部材3i上面に形成されたクリック12に係合
することにより調整レバー11の位置を固定するように構
成されている。上記ギャップ調整カム10、調整レバー1
1、クリック12により、前述の紙間を変更できる調整手
段を構成している。
面には、ガイド部材3iが取付けられており、該ガイド
部材3i上には軸10aが設けられており、該軸10aには
ギャップ調整カム10が回転自在に取り付けられている。
上記ギャップ調整カム10は軸10aに対して偏心で取り付
けられており、また該ギャップ調整カム10の下側にはカ
ムギヤ10bが一体的に取り付けられている。更に上記ガ
イド部材3i上には軸11aを中心に調整レバー11が回転
自在に取り付けられており、該調整レバー11の円弧面に
形成されたレバーギヤ11bはカムギヤ10bに噛合してい
る。上記調整レバー11は、裏面側に凹部が形成されてお
り、ガイド部材3i上面に形成されたクリック12に係合
することにより調整レバー11の位置を固定するように構
成されている。上記ギャップ調整カム10、調整レバー1
1、クリック12により、前述の紙間を変更できる調整手
段を構成している。
【0037】また上記ガイド部材3iの起立面3jに
は、摺動部材7が図6の左右方向にスライド可能に挿通
している。この摺動部材7はピン状の形をしているスラ
イド部7bと、半球状の形をしてその球面がガイドレー
ル8aと圧接しながら摺動する摺動部7aとを有してい
る。上記スライド部7bの周囲であって起立面3jと摺
動部7aとの間にはバネ9が嵌め込まれており、摺動部
7aをガイドレール8aに圧接させている。
は、摺動部材7が図6の左右方向にスライド可能に挿通
している。この摺動部材7はピン状の形をしているスラ
イド部7bと、半球状の形をしてその球面がガイドレー
ル8aと圧接しながら摺動する摺動部7aとを有してい
る。上記スライド部7bの周囲であって起立面3jと摺
動部7aとの間にはバネ9が嵌め込まれており、摺動部
7aをガイドレール8aに圧接させている。
【0038】上記構成において、調整レバー11を図7の
矢印方向に回すと、レバーギヤ11bはカムギヤ10bに噛
合しているため、ギャップ調整カム10は軸10aを中心に
時計回り方向に回転する。上記ギャップ調整カム10は、
偏心しているため、軸10aを中心とするギャップ調整カ
ム10の半径が変化して図6に示すように、最大半径とな
るとガイドレール8aを矢印B方向に押圧して、摺動部
材7を介してキャリッジ3をガイド軸3aを中心に矢印
A方向に回転させる。その結果、記録ヘッド4のインク
吐出面が下方に傾き、紙間を狭くすることができる。ま
た上記調整レバー11を図7の矢印方向と反対方向に回す
と、インク吐出面は上方に傾き、記録ヘッド4と記録媒
体1との間隔を広くすることができる。これによって、
厚さが異なる多くの種類の記録媒体1を搬送して記録す
ることが可能となり、汎用性を向上させることができ
る。
矢印方向に回すと、レバーギヤ11bはカムギヤ10bに噛
合しているため、ギャップ調整カム10は軸10aを中心に
時計回り方向に回転する。上記ギャップ調整カム10は、
偏心しているため、軸10aを中心とするギャップ調整カ
ム10の半径が変化して図6に示すように、最大半径とな
るとガイドレール8aを矢印B方向に押圧して、摺動部
材7を介してキャリッジ3をガイド軸3aを中心に矢印
A方向に回転させる。その結果、記録ヘッド4のインク
吐出面が下方に傾き、紙間を狭くすることができる。ま
た上記調整レバー11を図7の矢印方向と反対方向に回す
と、インク吐出面は上方に傾き、記録ヘッド4と記録媒
体1との間隔を広くすることができる。これによって、
厚さが異なる多くの種類の記録媒体1を搬送して記録す
ることが可能となり、汎用性を向上させることができ
る。
【0039】また上記ギャップ調整カム10の径10Wと、
シャーシ8とガイドレール8aの隙間8Wが同一になれ
ば、キャリッジ3はガイド軸3aに沿って安定した状態
(がたつきがない状態)で往復移動する。しかし、上記
ギャップ調整カム10はシャーシ8のガイドレール8aに
対して摺動可能でなくてはならず、どうしてもギャップ
調整カム10とガイドレール8aまたはシャーシ8との間
に微小な隙間を生じてしまう。またガイドレール8aの
板厚の公差,長手方向における板厚のばらつき等によ
り、キャリッジ3は往復移動中に、図6の左右方向にが
たつくおそれがある。しかし、前述した起立面3jと摺
動部材7との間に嵌め込んだバネ9によって、摺動部7
aをガイドレール8aに圧接させてキャリッジ3を常に
ガイドレール8aに押し付けると共にがたつきを吸収す
ることができるので、紙間を調整してもキャリッジ3の
安定した往復動作を行うことができる。
シャーシ8とガイドレール8aの隙間8Wが同一になれ
ば、キャリッジ3はガイド軸3aに沿って安定した状態
(がたつきがない状態)で往復移動する。しかし、上記
ギャップ調整カム10はシャーシ8のガイドレール8aに
対して摺動可能でなくてはならず、どうしてもギャップ
調整カム10とガイドレール8aまたはシャーシ8との間
に微小な隙間を生じてしまう。またガイドレール8aの
板厚の公差,長手方向における板厚のばらつき等によ
り、キャリッジ3は往復移動中に、図6の左右方向にが
たつくおそれがある。しかし、前述した起立面3jと摺
動部材7との間に嵌め込んだバネ9によって、摺動部7
aをガイドレール8aに圧接させてキャリッジ3を常に
ガイドレール8aに押し付けると共にがたつきを吸収す
ることができるので、紙間を調整してもキャリッジ3の
安定した往復動作を行うことができる。
【0040】〔第四実施例〕 次に前記第一実施例に示すインクジェット装置の他例に
ついて図8乃至図10を参照して説明する。インクジェッ
ト装置の概略構成は、前記第一実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
尚、図9及び図10は図8に示すキャリッジを上側からみ
た平面図である
ついて図8乃至図10を参照して説明する。インクジェッ
ト装置の概略構成は、前記第一実施例と同様であるの
で、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
尚、図9及び図10は図8に示すキャリッジを上側からみ
た平面図である
【0041】本実施例は、第三実施例の他例に係るもの
であり、第三実施例と同様に記録ヘッド4のインク吐出
面と記録媒体1との間隔(以下『紙間』と言う)を調整
可能に構成したものである。以下、その構成について説
明する。
であり、第三実施例と同様に記録ヘッド4のインク吐出
面と記録媒体1との間隔(以下『紙間』と言う)を調整
可能に構成したものである。以下、その構成について説
明する。
【0042】図8及び図9において、キャリッジ3の上
面には、軸13aを中心に調整レバー13が図9の矢印C方
向に回転自在に取り付けられている。この調整レバー13
と同軸に三角柱状の調整レバーカム13bが取り付けられ
ており、該調整レバーカム13bは常にガイドレール8a
に当接しながら、調整レバー13の動きと共に回転するも
のである。上記調整レバー13の停止位置によって、軸13
aから調整レバーカム13b周面までの距離が変化してキ
ャリッジ3が図9の矢印D方向に移動する。
面には、軸13aを中心に調整レバー13が図9の矢印C方
向に回転自在に取り付けられている。この調整レバー13
と同軸に三角柱状の調整レバーカム13bが取り付けられ
ており、該調整レバーカム13bは常にガイドレール8a
に当接しながら、調整レバー13の動きと共に回転するも
のである。上記調整レバー13の停止位置によって、軸13
aから調整レバーカム13b周面までの距離が変化してキ
ャリッジ3が図9の矢印D方向に移動する。
【0043】14は圧接コロであって、ガイドレール8a
に圧接してキャリッジ3の移動と共にレール上を転が
る。15は圧接レバーであって、キャリッジ3の上面に設
けられた圧接レバー軸15aを中心に回転自在に取り付け
られている。上記圧接レバー15の一端には上記圧接コロ
14が回転自在に保持されている。また上記圧接レバー15
の他端には突起15bが設けられており、この突起15bと
キャリッジ3の上面に設けられた突起3kとの間には、
圧接バネ16が張設されており、圧接コロ14を常にガイド
レール8aに圧接するように圧接レバー15を付勢してい
る。
に圧接してキャリッジ3の移動と共にレール上を転が
る。15は圧接レバーであって、キャリッジ3の上面に設
けられた圧接レバー軸15aを中心に回転自在に取り付け
られている。上記圧接レバー15の一端には上記圧接コロ
14が回転自在に保持されている。また上記圧接レバー15
の他端には突起15bが設けられており、この突起15bと
キャリッジ3の上面に設けられた突起3kとの間には、
圧接バネ16が張設されており、圧接コロ14を常にガイド
レール8aに圧接するように圧接レバー15を付勢してい
る。
【0044】尚、前記調整レバー13上に設けた突起13c
と圧接レバー軸15aとの間にはクリックバネ17が設けら
れており、調整レバー13を図9若しくは図10に示す位置
に保持するものである。また上記調整レバー13には、図
9に示すように、円弧状の長穴13dが形成されており、
該長穴13dの端部が圧接レバー軸15aに係止する範囲で
調整レバー13は回転することができる。上記調整レバー
13、圧接コロ14、圧接レバー15、圧接バネ16、クリック
バネ17により、前述の紙間を調整する調整手段を構成し
ている。
と圧接レバー軸15aとの間にはクリックバネ17が設けら
れており、調整レバー13を図9若しくは図10に示す位置
に保持するものである。また上記調整レバー13には、図
9に示すように、円弧状の長穴13dが形成されており、
該長穴13dの端部が圧接レバー軸15aに係止する範囲で
調整レバー13は回転することができる。上記調整レバー
13、圧接コロ14、圧接レバー15、圧接バネ16、クリック
バネ17により、前述の紙間を調整する調整手段を構成し
ている。
【0045】上記構成において、図9に示すように調整
レバー13を長穴13dが圧接レバー軸15aに係止する位置
まで反時計回り方向に回転させると、軸13aと調整レバ
ーカム13bの周面との距離が最大となり、キャリッジ3
は図8に示す矢印X方向に移動し、ガイド軸3aを中心
に時計回り方向に僅かに回転するので、紙間は広くな
る。
レバー13を長穴13dが圧接レバー軸15aに係止する位置
まで反時計回り方向に回転させると、軸13aと調整レバ
ーカム13bの周面との距離が最大となり、キャリッジ3
は図8に示す矢印X方向に移動し、ガイド軸3aを中心
に時計回り方向に僅かに回転するので、紙間は広くな
る。
【0046】次に図10に示すように調整レバー13を圧接
レバー軸15aが長穴13dに係止する位置まで時計回り方
向に回転させると、軸13aと調整レバーカム13bの周面
との距離が最小となり、キャリッジ3は図8に示す矢印
Y方向に移動し、ガイド軸3aを中心に反時計回り方向
に僅かに回転するので、紙間は狭くなる。
レバー軸15aが長穴13dに係止する位置まで時計回り方
向に回転させると、軸13aと調整レバーカム13bの周面
との距離が最小となり、キャリッジ3は図8に示す矢印
Y方向に移動し、ガイド軸3aを中心に反時計回り方向
に僅かに回転するので、紙間は狭くなる。
【0047】上記構成によっても、前記第三実施例と同
様な効果を得ることができる。
様な効果を得ることができる。
【0048】〔第五実施例〕 前述した各実施例では記録手段としてインクジェット記
録方式を用いたが、記録信号に応じて電気熱変換体に通
電し、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギ
ーにより、インクに生ずる膜沸騰を利用してインクに生
ずる気泡の成長,収縮により、インクを吐出口より吐出
して記録を行うように構成すると更に好ましい。
録方式を用いたが、記録信号に応じて電気熱変換体に通
電し、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギ
ーにより、インクに生ずる膜沸騰を利用してインクに生
ずる気泡の成長,収縮により、インクを吐出口より吐出
して記録を行うように構成すると更に好ましい。
【0049】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0050】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。
【0051】尚、前記熱作用面の温度上昇率に関する発
明の米国特許第 4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことが出来る。
明の米国特許第 4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことが出来る。
【0052】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0053】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0054】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用出来る。
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用出来る。
【0055】そのような記録ヘッドとしては、複数記録
ヘッドの組合せによって、その長さを満たす構成や、一
体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいず
れでも良い。
ヘッドの組合せによって、その長さを満たす構成や、一
体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいず
れでも良い。
【0056】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
【0057】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定出来るので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定出来るので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
【0058】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0059】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0060】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0061】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明は前述したように、キャリッジの
移動領域にわたって設けられた案内部とキャリッジに配
された弾性部材とを備え、記録領域においてプラテンに
対するキャリッジの位置を規制する規制手段を有し、キ
ャッピング位置において弾性部材が案内部に付勢するこ
とによりキャリッジをガイド軸を中心にキャップ部材の
方向に回転させ、記録ヘッドの吐出面をキャップ部材と
当接させるように構成したため、キャップ部材を記録ヘ
ッドのインク吐出面に圧接するための押圧手段を回復手
段に設けなくてもよく、回復手段の構成が簡略化して組
立性が向上し、装置本体と共に小型化を促進することが
でき、また部品点数の削減によりコストを削減すること
ができる。
移動領域にわたって設けられた案内部とキャリッジに配
された弾性部材とを備え、記録領域においてプラテンに
対するキャリッジの位置を規制する規制手段を有し、キ
ャッピング位置において弾性部材が案内部に付勢するこ
とによりキャリッジをガイド軸を中心にキャップ部材の
方向に回転させ、記録ヘッドの吐出面をキャップ部材と
当接させるように構成したため、キャップ部材を記録ヘ
ッドのインク吐出面に圧接するための押圧手段を回復手
段に設けなくてもよく、回復手段の構成が簡略化して組
立性が向上し、装置本体と共に小型化を促進することが
でき、また部品点数の削減によりコストを削減すること
ができる。
【0063】また、前記付勢によって、キャリッジの往
復移動中のがたつきを吸収させることができ安定した移
動動作を行うことができ、従って記録手段と記録媒体と
の間隔を調整する機構を装備して、装置の汎用性を高め
ることが可能となる。
復移動中のがたつきを吸収させることができ安定した移
動動作を行うことができ、従って記録手段と記録媒体と
の間隔を調整する機構を装備して、装置の汎用性を高め
ることが可能となる。
【図1】第一実施例に係るキャリッジに設けた押圧手段
の構成を示す断面説明図である。
の構成を示す断面説明図である。
【図2】第一実施例に係るインクジェット記録装置の斜
視説明図である。
視説明図である。
【図3】インクジェット記録装置の断面説明図である。
【図4】第二実施例に係るキャリッジに設けた押圧手段
の構成を示す断面説明図である。
の構成を示す断面説明図である。
【図5】第二実施例に係るインクジェット記録装置の斜
視説明図である。
視説明図である。
【図6】第三実施例に係るキャリッジに設けた押圧手段
の構成を示す断面説明図である。
の構成を示す断面説明図である。
【図7】図6に示すキャリッジを上側からみた平面図で
ある。
ある。
【図8】第四実施例に係るキャリッジに設けた押圧手段
の構成を示す断面説明図である。
の構成を示す断面説明図である。
【図9】押圧手段の動作を示す平面図である。
【図10】押圧手段の動作を示す平面図である。
【図11】従来のインクジェット記録装置の斜視説明図
である。
である。
【図12】従来の回復手段の断面説明図である。
【図13】従来の回復手段の正面説明図である。
1…記録媒体 2…搬送手段 2a…ASF 2b…搬送ローラ 2c…ピンチローラ 2d…搬送モータ 2e…ギヤ列 2f…排出ローラ 2g…拍車 2h…手差し口 2i…プラテン 3…キャリッジ 3a,3b…ガイド軸 3c1…駆動プーリ 3c2…従動プーリ 3d…タイミングベルト 3e…テンションバネ 3f…キャリッジモータ 3g,3i…ガイド部材 3h…キャリッジ摺動部 3j…起立面 3k,13c,15b…突起 4…記録ヘッド 5…回復手段 5a…キャップ 6…装置本体 7…摺動部材 7a…摺動部 7b…スライド部 8…シャーシ 8a…ガイドレール 9…バネ 10…ギャップ調整カム 10a,11a,13a…軸 10b…カムギヤ 11,13…調整レバー 11b…レバーギヤ 12…クリック 13b…調整レバーカム 13d…長穴 14…圧接コロ 15…圧接レバー 15a…圧接レバー軸 16…圧接バネ 17…クリックバネ
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 広行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木下 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野島 隆司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 谷黒 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川上 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−203659(JP,A) 特開 平2−30575(JP,A) 特開 平2−32882(JP,A) 特開 平2−32881(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/165 B41J 2/18 B41J 2/185 B41J 25/308
Claims (7)
- 【請求項1】 インクを吐出する記録ヘッドを用いてプ
ラテンに支持された記録媒体に記録を行うインクジェッ
ト記録装置において、 前記記録ヘッドを記録媒体の搬送方向と異なる方向に移
動させるためのキャリッジと、 前記記録ヘッドのインク吐出面に当接するためのキャッ
プ部材と、前記キャリッジを回転可能に支持するとともに、記録媒
体に記録を行う記録領域と前記記録領域外であって前記
キャップ部材が前記吐出面に当接するキャッピング位置
とに前記キャリッジが移動するのを案内するガイド軸
と、 前記キャリッジの移動領域にわたって設けられた案内部
と前記キャリッジに配された弾性部材とを備え、前記記
録領域において前記弾性部材が前記案内部に付勢するこ
とにより前記プラテンに対する前記キャリッジの位置を
規制する規制手段と、 を有し、 前記キャッピング位置において前記弾性部材が前記案内
部に付勢することにより前記キャリッジを前記ガイド軸
を中心に前記キャップ部材の方向に回転させ、前記吐出
面を前記キャップ部材と当接させる ことを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記案内部は前記キャリッジの移動を案
内する軸部材を有し、前記キャッピング位置における該
軸部材の軸径は前記記録領域における該軸部材の軸径よ
りも小さいことを特徴とする請求項1に記載のインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項3】 前記案内部は板状のガイドレールであ
り、該ガイドレールは前記キャッピング位置において折
り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載のイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記キャリッジは、前記吐出面と前記記
録媒体との間隔を調整する調整手段を有することを特徴
とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記調整手段は、前記キャリッジに配さ
れた軸に対して偏心したカム部材を有し、該カム部材を
前記軸を中心に回転させることにより前記間隔を調整す
ることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記
録装置。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インク吐出用の熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは、前記電気熱変換体に
よって印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる
膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを
特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28711692A JP3157623B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | インクジェット記録装置 |
EP93115790A EP0591844B1 (en) | 1992-10-02 | 1993-09-30 | A recovery mechanism and an ink jet recording apparatus with said recovery mechanism |
ES93115790T ES2111682T3 (es) | 1992-10-02 | 1993-09-30 | Mecanismo de recuperacion y aparato para la impresion por chorro de tinta con dicho mecanismo de recuperacion. |
DE69316819T DE69316819T2 (de) | 1992-10-02 | 1993-09-30 | Regeneriermechanismus und ein Tintenstrahlgerät mit diesem Mechanismus |
AT93115790T ATE162979T1 (de) | 1992-10-02 | 1993-09-30 | Regeneriermechanismus und ein tintenstrahlgerät mit diesem mechanismus |
US08/725,379 US5751301A (en) | 1992-10-02 | 1996-10-03 | Ink jet recording apparatus having ink jet head moving structure for gap spacing and recovery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28711692A JP3157623B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115067A JPH06115067A (ja) | 1994-04-26 |
JP3157623B2 true JP3157623B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17713273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28711692A Expired - Fee Related JP3157623B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | インクジェット記録装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5751301A (ja) |
EP (1) | EP0591844B1 (ja) |
JP (1) | JP3157623B2 (ja) |
AT (1) | ATE162979T1 (ja) |
DE (1) | DE69316819T2 (ja) |
ES (1) | ES2111682T3 (ja) |
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