JP3152155B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
レバー式コネクタInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
に関する。
特開平7−230850号公報に掲載されたものが知ら
れている。以下、図6及び図7に基づいてその説明をす
る。コネクタハウジング1には、レバー2が回動可能に
取り付けられ、そのレバー2の一対のアーム部3,3に
は、レバー2を回動させた際にコネクタハウジング1の
突部8と当接して撓められる可撓片4が設けられてい
る。
ウジング6とを嵌合させるには、レバー2を回動させ、
アーム部3のカム溝3Aによって相手側コネクタハウジ
ング6の突起部7を誘導して行う。そして、両コネクタ
ハウジング1,6が完全に嵌合した状態となると、レバ
ー3のロック5がコネクタハウジング1の受け部1Aと
係合する。このレバー2の回動動作の際、可撓片4は突
部8に当接して撓められ、レバー2を反対方向(両コネ
クタハウジングを離間させる方向)に押し戻す力が蓄え
られる(図7参照)。両コネクタハウジング1,6が半
嵌合状態であるに拘らずレバー2の回動操作が止められ
てしまうと、この蓄えられた力によりレバー2が押し戻
されて半嵌合であることを検知できるようになってい
る。
たレバー式コネクタでは、可撓片4をレバー2の回動軸
からオフセット(図7符号F)させた位置に設けてあ
り、そのために、撓められた可撓片4に対する突部8か
らの抗力の向き(図7矢印A方向)が、レバー2におけ
るモーメントの偶力の作用方向(図7矢印B方向)と一
致せず、力の伝達効率が悪くなる。その結果、相手側コ
ネクタハウジングの押し戻し力が有効に得られない、と
いう問題があった。
で、半嵌合状態を確実に検知できるレバー式コネクタの
提供を目的とする。
に係る発明は、一対のアーム部と、このアーム部同士を
接続する回動操作部とからなるレバーが、コネクタハウ
ジングを跨ぐようにして回動可能に取付けられ、このレ
バーの回動操作によって雌雄両コネクタハウジングを嵌
合状態に至らせるレバー式コネクタにおいて、前記アー
ム部には撓み変形可能な片持ち可撓片が形成され、両コ
ネクタハウジングを嵌合させる方向にレバーが回動操作
されたときには、前記片持ち可撓片は、レバーが設けら
れていない側のコネクタハウジングの対向部に配された
突部に当接することで、両コネクタハウジングを離間さ
せる方向に付勢可能となっているとともに、前記片持ち
可撓片における前記突部との当接部分は、前記レバーの
回動中心を中心とする円のほぼ径方向に沿うように形成
されていることを特徴とするレバー式コネクタである。
は、前記片持ち可撓片は、アーム部における回動中心寄
りの位置を始端とし、ここからレバーの回動中心を中心
とする円の径方向を横切るように延び、前記レバーが設
けられていない側のコネクタハウジングの対向部に配さ
れた突部との当接部分のみが前記径方向にほぼ沿うよう
に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレバ
ー式コネクタである。
合させる方向に回動操作すると、片持ち可撓片が相手側
コネクタハウジングの突部に当接して徐々に撓み変形し
てゆく。この間に、片持ち可撓片はレバーを押し戻す力
が徐々に蓄えられてゆくが、請求項1の発明によれば、
片持ち可撓片が突部と当接する部分は、レバーの回動中
心に対してほぼ放射方向へ延びているため、突部から片
持ち可撓片が受ける力の方向は、レバーを回動させるた
めに使われる力の方向とほぼ一致する。従って、片持ち
可撓片に蓄えられた力を、半嵌合検知のためにレバーを
押し戻す力に効率よく使うことができる。
がレバーの回動中心から径方向に延出するのではなく、
基部側はレバーの回動中心付近から径方向を横切るよう
にアーム部から延出させ、突部との当接部分のみ屈曲さ
せるようにしたため、片持ち可撓片の長さを長く設定し
易く、その分、片持ち可撓片に過大な力が作用するのを
回避できる。
いし図4に基づいて説明する。図1において符号10は
レバー式コネクタであって、内部に複数の雌端子金具を
収容可能な雌コネクタハウジング20に、その幅方向に
跨ぐようにして門形状のレバー30が取り付けられ、こ
のレバー30の回動操作によって雌端子金具と接続可能
な雄端子金具を内部に収容する雄コネクタハウジング1
1と軽い操作力でもって嵌合できるようになっている。
一部のみが示されている)には、そのフード部13の両
側壁に円柱状のカム受け突部14がそれぞれ側方に突き
出るように形成されている。
には、それぞれ側方に突出する支持軸21と、その支持
軸21に対して嵌合方向後方の上面寄りに同様に側方に
突出する突部25とが設けられ、支持軸21にはレバー
30が取り付けられている。
動操作部32にて架橋して全体が門形状をなしている。
アーム部31に形成された軸受孔33に支持軸21が嵌
合され、上述したように雌コネクタハウジング20に対
して回動可能となっている。また、回動操作部32の中
央には、可撓性ロック34が備えられ、雌コネクタハウ
ジング20の上面の後端部に設けられた係合部22と係
合可能となっている。
溝35が形成されている。カム溝35は、その一端を軸
受孔33付近に有し、他端がアーム部31の外周面に開
口する突部進入口35Aとなっている。そして、突部進
入口35Aをカム受け突部14と対面させてカム溝35
内へ取り込み、その状態でレバー30を回動させると、
カム溝35に沿ってカム受け突部14が誘導され、可撓
性ロック34が係合部22に係止する位置に至ると両コ
ネクタハウジング11,20が完全に嵌合状態となる。
また、可撓性ロック34の係合を外し、レバー30を逆
方向に回転させると、両コネクタハウジング11,20
が離脱される。
ム溝35と反対側に、内方及び側方へと開放する空間3
6が形成されている。この空間36は、軸受孔33の付
近から、カム溝35と概ね並行するように延び、その内
分には、内部周面36Aに沿うようにして片持ち梁状の
押し戻し片40(本発明に係る「片持ち可撓片」に相当
する)が設けられている。押し戻し片40は、内部周面
36Aにおけるレバー30の回動中心寄りの位置を固定
端とし、ここからその回動中心を中心とする円の径方向
(例えば、図2に示す符号Lの方向)を横切るように延
び、その先端部41のみを上記した径方向に沿わすよう
に外側に屈曲させてある。
20,11を嵌合させる方向にレバー30を回動させる
と、可撓性ロック34が係合部22と係止する前段階
で、突部25と当接する。そこから更にレバー30を回
動させると、可撓性ロック片34と係合部22とが係止
するに至る間で、押し戻し片40は突部25に押されて
撓められ、レバー30を反対方向に押し戻す力が蓄えら
れる。このように、押し戻し片40は、当接のために必
要な先端部41のみを回動中心を中心とする円の径方向
に向け、その他全体を径方向を横切る方向に延ばしてあ
るため、レバー30を回動させた際の干渉領域をアーム
部31の干渉領域から大きく広げる必要がない。従っ
て、比較的大きな押し戻し片を備えながらもレバー式コ
ネクタ全体を小型に製作できるという効果を奏する。
円の径方向に延びているため、突部25から受ける力の
方向がレバー30を回動させる力の方向と一致し、押し
戻し片30に蓄えられた力が、レバー30を押し戻す力
に効率よく使われるという効果があり、その上、次のよ
うな効果もある。その効果を、図4に基づき、先端部4
1を径方向に延ばしていない場合と比較しながら、説明
すると以下のようである。図4には、押し戻し片40に
おける突部25と対面する側の面のみを抽出して描いて
ある。また、レバー30を回動させて押し戻し片40が
撓められる状態を、突部25をレバー30に対して相対
的に回動させて表してある。
の状態(同図において符号X1)からレバー30を回動
させると、同図符号X2で示すように、押し戻し片40
はレバー30の回動角度(同図符号D1)とほぼ同じ角
度(同図符号D2)で撓められる。これに対し、同図符
号Y2で示すように、押し戻し片の先端部を屈曲させて
ない場合は、突部25が押し戻し片に沿って移動し、撓
ませる方向に押す量が小さいため、同図符号D3に示す
ようにレバー30の回動角度D2より小さい角度(同図
符号D3)しか撓められない。
式コネクタ10の雌雄の両コネクタ同士を接続するに
は、レバー30のカム溝35に雄コネクタハウジング1
1のカム受け突部14を導入してレバー30を回動させ
る。すると、その回動途中で押し戻し片40の先端部4
1が突部25と当接する(図2参照)。この状態から更
にレバー30を回動させると、押し戻し片40はその自
由端を突部25に真っ直ぐ押されて撓められ、レバー3
0を反対方向に回動させる力を蓄えられ、コネクタハウ
ジング11,20同士が完全に嵌合する状態に至ると、
可撓性ロック34と係合部22とが係合し、レバー30
が反対方向に戻らないようになる。
が半嵌合状態の場合には、以下のようになる。コネクタ
ハウジング11,20が半嵌合の状態では、レバー30
は回動途中となる。ここで、問題となるのが、可撓性ロ
ック34が係合部22と係合する直前で、半嵌合状態で
ある旨を検知し難い姿勢のままとなってしまうことであ
る。しかし、本実施形態では、レバー30を回動して両
コネクタハウジング11,20を嵌合していく過程で、
押し戻し片40は、先端部41を突部25によって真っ
直ぐ押され、十分撓められて大きな反力を蓄えることが
でき、更に、その反力を効率よくレバー30を押し戻す
力に変換できる。これにより、可撓性ロック34が係合
部22に係止していない状態で、作業者が回動操作を止
めても、押し戻し片40の反力によってレバー30が、
図2の状態まで押し戻され、これをもって作業者は半嵌
合であることを検知することができる。
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
基部側はレバー30の回動中心を中心とする円の径方向
に直線的に延ばしてあるが、図5に示すように、山形に
屈曲させたものや、或いは、渦巻き状に湾曲させたもの
であってもよい。
解斜視図である。
である。
る。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一対のアーム部と、このアーム部同士を
接続する回動操作部とからなるレバーが、コネクタハウ
ジングを跨ぐようにして回動可能に取付けられ、このレ
バーの回動操作によって雌雄両コネクタハウジングを嵌
合状態に至らせるレバー式コネクタにおいて、 前記アーム部には撓み変形可能な片持ち可撓片が形成さ
れ、両コネクタハウジングを嵌合させる方向にレバーが
回動操作されたときには、前記片持ち可撓片は、レバー
が設けられていない側のコネクタハウジングの対向部に
配された突部に当接することで、両コネクタハウジング
を離間させる方向に付勢可能となっているとともに、前
記片持ち可撓片における前記突部との当接部分は、前記
レバーの回動中心を中心とする円のほぼ径方向に沿うよ
うに形成されていることを特徴とするレバー式コネク
タ。 - 【請求項2】 前記片持ち可撓片は、アーム部における
回動中心寄りの位置を始端とし、ここからレバーの回動
中心を中心とする円の径方向を横切るように延び、前記
レバーが設けられていない側のコネクタハウジングの対
向部に配された突部との当接部分のみが前記径方向にほ
ぼ沿うように形成されていることを特徴とする請求項1
記載のレバー式コネクタ。
Priority Applications (5)
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